JP2000060894A - レーザ治療装置 - Google Patents

レーザ治療装置

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JP2000060894A
JP2000060894A JP10239098A JP23909898A JP2000060894A JP 2000060894 A JP2000060894 A JP 2000060894A JP 10239098 A JP10239098 A JP 10239098A JP 23909898 A JP23909898 A JP 23909898A JP 2000060894 A JP2000060894 A JP 2000060894A
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energy density
irradiation
energy
beam diameter
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Hideo Mukai
秀雄 迎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ照射条件の設定によって変化する照射
エネルギ密度を容易に把握する。 【解決手段】 治療用のレーザ光を患者の患部上に照射
するレーザ治療装置において、レーザ光の出力エネルギ
を可変設定する出力エネルギ設定手段と、患部上でのレ
ーザ光のビーム径を可変設定するビーム径設定手段と、
設定された出力エネルギ及びビーム径に基づいて患部上
でのレーザ光のエネルギ密度を求めるエネルギ密度算出
手段と、求められたエネルギ密度を表示するエネルギ密
度表示手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を照射し
て患者の患部(治療部位)を治療するレーザ治療装置に
関する。
【0002】
【従来技術】レーザ光の波長の違いによる波長特性を利
用し、眼科治療や形成外科治療などの様々な治療に使用
されるレーザ治療装置が知られている。
【0003】この種の装置においては、治療目的に応じ
て所望する治療効果が得られるように、患部に照射する
レーザ光の照射条件を予め設定する。従来、レーザ光の
照射条件としては、患部上でのレーザ光のビーム径(以
下、照射ビーム径という)、出力されるエネルギ量やエ
ネルギ密度(以下、出力エネルギという)、照射時間等
を設定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レーザ治療
を行う場合、その治療内容によってはレーザ照射時の患
部上でのエネルギ密度(以下、照射エネルギ密度とい
う)も重要なパラメータとなることがある。照射エネル
ギ密度を知るためには、設定した照射ビーム径及び出力
エネルギから手計算によって割り出すことも可能である
が、患部の状態に応じてレーザ照射条件である照射ビー
ム径や出力エネルギを変えた場合には、その都度照射エ
ネルギ密度を把握するには手間がかかり、正確さに欠け
ていた。また、このように手計算によって求めた照射エ
ネルギ密度を所望する値にすることも容易ではなかっ
た。
【0005】本発明は上記問題点を鑑み、レーザ照射条
件の設定によって変化する照射エネルギ密度を容易に把
握することができるレーザ治療装置を提供することを技
術課題とする。
【0006】また、所望する照射エネルギ密度を容易に
調整でき、適切な治療が行えるレーザ治療装置を提供す
ることを技術課題とする。
【0007】
【課題解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
【0008】(1) 治療用のレーザ光を患者の患部上
に照射するレーザ治療装置において、レーザ光の出力エ
ネルギを可変設定する出力エネルギ設定手段と、患部上
でのレーザ光のビーム径を可変設定するビーム径設定手
段と、設定された出力エネルギ及びビーム径に基づいて
患部上でのレーザ光のエネルギ密度を求めるエネルギ密
度算出手段と、求められたエネルギ密度を表示するエネ
ルギ密度表示手段と、を有することを特徴とする。
【0009】(2) 治療用のレーザ光を患者の患部上
に照射するレーザ治療装置において、患部上でのレーザ
光のエネルギ密度を可変設定するエネルギ密度設定手段
と、該エネルギ密度設定手段によって設定されたエネル
ギ密度を表示するエネルギ密度表示手段と、を有するこ
とを特徴とする。
【0010】(3) (2)のレーザ治療装置は、さら
に、患部上でのレーザ光のビーム径を可変設定するビー
ム径設定手段と、設定されたエネルギ密度及びビーム径
に基づいてレーザ光の出力エネルギを決定する出力エネ
ルギ決定手段と、決定された出力エネルギのレーザ照射
を行うように指示する指示手段と、を有することを特徴
とする。
【0011】(4) (3)のレーザ治療装置におい
て、前記指示手段は決定された出力エネルギとなるよう
にレーザ照射を制御する制御手段であることを特徴とす
る。
【0012】(5) (3)のレーザ治療装置は、さら
に、レーザ光の出力エネルギを可変設定する出力エネル
ギ設定手段を有し、前記指示手段は該出力エネルギ設定
手段によってレーザ光の出力エネルギを可変設定するた
めの値を表示する出力エネルギ表示手段であることを特
徴とする。
【0013】(6) (1)または(5)のレーザ治療
装置において、前記出力エネルギ設定手段は出力される
エネルギ量またはエネルギ密度を可変設定することを特
徴とする。
【0014】(7) (1)または(3)のレーザ治療
装置において、前記ビーム径設定手段はレーザ光を患部
に照射するレーザ照射手段に設けられ、該レーザ照射手
段はビーム径を変化させるためにレーザ光の光軸上を移
動可能に配置された光学素子と該光学素子の移動量を検
出する移動量検出手段とを備え、患部上でのレーザ光の
ビーム径は該移動量検出手段による検出結果に基づいて
得られることを特徴とする。
【0015】(8) (7)のレーザ治療装置は、さら
に、前記移動量検出手段からの出力信号に基づいて前記
レーザ照射手段に異常があるか否かを判断する判断手段
と、該判断手段によって異常があると判断された場合に
はレーザ照射を停止する停止手段と、異常がある旨を術
者に警告する警告手段と、を有することを特徴とする。
【0016】(9) (7)のレーザ照射装置におい
て、前記レーザ照射手段は術者が把持するハンドピース
であることを特徴とする。
【0017】(10) (1)〜(9)のいずれかのレ
ーザ治療装置は、形成外科治療用または眼科治療用であ
ることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】<実施形態1>以下、図面に基づ
いて本発明の実施形態を説明する。なお、実施形態1で
は、脱毛、毛細血管拡張症治療、色素斑治療等を目的と
した形成外科用のレーザ治療装置について説明する。図
1は実施形態1のレーザ治療装置の外観略図、図2は光
学系及び制御系の要部図である。
【0019】1はレーザ装置本体であり、内部には治療
用レーザ光源10、エイミング光源11、導光光学系1
2、制御部13等が収納されている。本形態の装置で
は、治療用レーザ光源10には755nmの波長のパル
スレーザ光を出射するアレクサンドライトレーザ(Alex
andrite laser)光源を、エイミング光源11には赤色
光束を出射する半導体レーザ光源を使用している。2は
レーザ装置本体1から出射された治療用レーザ光及びエ
イミング光をハンドピース3まで導光するためのファイ
バである。4はレーザ照射条件等の各種設定条件を入力
するためのコントロールパネル、5はケーブル、6はレ
ーザ照射のトリガ信号を発振させるためのフットスイッ
チである。
【0020】図3はハンドピース3の横断面図である。
ファイバ2によって導光された治療用レーザ光及びエイ
ミング光は、ハンドピース3の筐体内部でその光軸上を
移動可能に配置されたレンズ30と、固定配置された集
光レンズ31とを介して、レーザ照射端32から出射さ
れる。レーザ照射端32には、患部の組織に当接させる
ための2本の当接ピンを持つ先端ブロック35が取り付
けられている。レンズ30はスイッチ33によって移動
することができ、レンズ30によって集光される照射ビ
ーム径がレンズ30の移動位置によってφ3mm〜φ1
0mmの範囲で連続可変するように、先端ブロック35
の当接ピンの長さが設計されている。レンズ30の移動
量はポテンショメータ34によって検出され、ポテンシ
ョメータ34は検出したレンズ30の移動量に基づいて
出力を変化させる。制御部13はケーブル5を介して送
られたポテンショメータ34からの出力を読み取り、照
射ビーム径を求める。
【0021】図4はコントロールパネル4の正面図であ
る。40は装置の電源を投入するキースイッチである。
41は出力エネルギ設定スイッチであり、本形態ではレ
ーザ装置本体1から出力されるエネルギ量(単位:J=
ジュール)を設定する(出力されるエネルギ密度(単
位:J/cm2=ジュール・パー・平方センチメート
ル)を設定するようにしてもよい)。設定された出力エ
ネルギは表示部42に表示される。43はスイッチ33
によって設定された照射ビーム径を表示する表示部であ
る。44は照射エネルギ密度(単位:J/cm2)を表
示する表示部である。45は装置のシステム状態の異常
を術者に警告するためのメッセージ群であり、メッセー
ジ左のランプが点灯することによって警告を行う。
【0022】次に、以上のような構成を備えるレーザ治
療装置において、その動作について説明する。
【0023】術者はキースイッチ40をONの位置に回
して装置に電源を投入した後、レーザ照射モード(SING
LE/1Hz)及びパルス幅を設定し、スイッチ41によっ
て出力エネルギを可変設定する。設定された出力エネル
ギの値は表示部42に表示される。続いてハンドピース
3の先端ブロック35が備える当接ピンを患部の組織に
当接させ、ハンドピース3に設けられたスイッチ33を
操作することによって照射ビーム径を可変設定する。患
部の大きさに応じた照射ビーム径の設定は、レーザ照射
端32から出射されて患部上に照射されるエイミング光
を観察しながら、術者が把持するハンドピース3の手元
のスイッチ33によって容易に変更できる。
【0024】制御部13は、ハンドピース3のレンズ3
0の移動量を検出するポテンショメータ34からの出力
信号に基づいて設定された照射ビーム径を求めて、その
値を表示部43に表示する。同時に、照射ビーム径とス
イッチ41によって設定された出力エネルギの値とから
照射エネルギ密度を算出し、表示部44にその値を表示
する。これにより、術者はレーザ照射条件である照射ビ
ーム径及び出力エネルギの設定によって変化する照射エ
ネルギ密度を一目で即座に把握することができる。この
照射エネルギ密度が容易に分かることにより、特に形成
外科治療においてはレーザ照射条件の設定に対する治療
効果の確認等に役立てることができる。また、治療目的
に応じた照射エネルギ密度が分かっており、所望する照
射エネルギ密度が表示されなかった場合は、スイッチ4
1による出力エネルギの調整またはハンドピース3のス
イッチ33による照射ビーム径の拡大/縮小の調整を行
って、所望する照射エネルギ密度になるようにする。
【0025】術者は、表示部44に表示された照射エネ
ルギ密度の確認をしたら(または照射エネルギ密度の表
示が所望する値になったら)、キースイッチ40をST
ARTの位置に回して治療用レーザ光を照射できる状態
にする。その後、フットスイッチ6によってトリガ信号
を発振させて治療用レーザ光を照射させてレーザ治療を
行う。
【0026】なお、制御部13はポテンショメータ34
からの出力信号に異常(ケーブルの断線や未接続、ポテ
ンショメータ34の断線やショートなど)があった場合
は、照射ビーム径を設定する機構に何らかの異常がある
と判断し、治療用レーザ光を出射しないようにインター
ロックをかけ(例えば、導光光学系12に図示なき安全
シャッタを挿入した状態にする)、表示部45または図
示なき音声発生器等によって異常がある旨を術者に警告
する。これにより、ハンドピース3の異常を容易に発見
することができ、また、ハンドピース3が異常のままレ
ーザ照射をすることがない。
【0027】以上説明した形態では治療用レーザ光源に
アレクサンドライトレーザ光源を使用したが、Nd:Y
AGレーザ光源やCO2レーザ光源など、形成外科用の
様々なレーザ光源を使用できる。
【0028】<実施形態2>図5は実施形態2の装置が
持つコントロールパネル400の正面図である。それ以
外の構成については、基本的に実施形態1と同様な構成
であるので、図1〜図3のものを引用してその説明は省
略する。
【0029】410は出力エネルギ設定スイッチであ
り、設定された出力エネルギは表示部420に表示され
る。430は照射エネルギ密度を設定するエネルギ密度
設定スイッチであり、設定された照射エネルギ密度は表
示部440に表示される。450は設定された照射ビー
ム径及び照射エネルギ密度によって得られる出力エネル
ギを表示する表示部である。
【0030】実施形態2の装置では、レーザ照射条件と
して出力エネルギを可変設定できる他、照射エネルギ密
度を予め可変設定できるようになっている。術者はハン
ドピース3のスイッチ33によって照射ビーム径を可変
設定する。また、スイッチ430によって所望する照射
エネルギ密度を可変設定する。制御部13は設定された
照射ビーム径及び照射エネルギ密度から出力エネルギを
求め、その値を表示部450に表示する。そして、術者
が表示部450に表示された値になるようにスイッチ4
10によって出力エネルギを可変設定する。制御部13
は、スイッチ410による設定に基づいて治療用レーザ
光源10を駆動制御する。これにより、所望する照射エ
ネルギ密度になるようなレーザ照射が行われるようにな
る。
【0031】なお、実施形態2の装置の場合は、スイッ
チ410による出力エネルギの設定を行うことなく、レ
ーザ照射を自動的に制御させることもできる。すなわ
ち、制御部13はスイッチ33によって設定された照射
ビーム径とスイッチ430によって設定された照射エネ
ルギ密度とから出力エネルギを求め、求めた出力エネル
ギになるようにレーザ光源10を駆動制御する。このよ
うに構成する場合は、スイッチ410及び表示部420
はなくてもよい(さらに表示部450もなくてもよ
い)。
【0032】以上のように実施形態2の装置は、レーザ
照射条件として照射エネルギ密度を所望する値で行いた
い場合に、その設定を効率的に行うことができるので都
合が良い。
【0033】<実施形態3>本発明は先に説明した実施
形態1、2のように形成外科用のレーザ治療装置に限定
されるものではなく、アルゴンレーザ光源、クリプトン
レーザ光源、Nd:YAGレーザ光源等を使用した眼科
用のレーザ治療装置においても適用できる。
【0034】図6は本発明を眼科用のレーザ治療装置に
応用した実施形態3の装置の外観略図である。ここで
は、眼科用レーザ治療装置としてアルゴンレーザ光凝固
装置を実施形態としている。
【0035】50は治療用レーザ光源、エイミング光
源、導光光学系等を収納するレーザ装置本体である。5
1は治療用レーザ光の照射条件等を設定入力するための
コントロールパネルである。52はレーザ照射光学系7
0、照明光学系80、観察光学系90等を備えるスリッ
トランプデリバリである。53は治療用レーザ光及びエ
イミング光をスリットランプデリバリ52まで導光する
ためのファイバである。54はケーブル、55はレーザ
照射のトリガ信号を発振させるためのフットスイッチで
ある。56はスリットランプデリバリ52を載置するた
めの架台である。
【0036】60はコントロールパネル51に設けられ
た出力エネルギ設定ノブであり、設定された出力エネル
ギは表示部61に表示される。62は設定された照射ビ
ーム径を表示する表示部である。63は照射エネルギ密
度を表示する表示部である。64はスリットランプデリ
バリ52に設けられたビーム径設定ノブであり、本形態
では照射ビーム径を75〜990μmの範囲で可変設定
することができる。設定された照射ビーム径の値は前述
した表示部62とスリットランプデリバリ52に設けら
れた表示部65に表示される。
【0037】図7は実施形態3の装置の光学系要部図で
あり、Eaは患者眼、CLはレーザ照射用のコンタクト
レンズ、Ebは術者眼である。装置本体50から出射さ
れた治療用レーザ光及びエイミング光はファイバ53を
介してスリットランプデリバリ52のレーザ照射光学系
70に導光される。71は照射ビーム径を変化させるた
めの変倍レンズ系であり、ノブ64によってレンズ71
aがレーザ光軸上を移動する。レンズ71aの移動量は
ポテンショメータ72によって検出され、ケーブル54
を介して図示なき制御部に送られる。制御部は検出され
た移動量に基づいて照射ビーム径を求める。そして、求
められた照射ビーム径とノブ60によって設定された出
力エネルギとに基づいて照射エネルギ密度が求められ、
その値が表示部63に表示される。これにより、術者は
照射エネルギ密度を目視確認することができ、また、容
易に調整することができる。
【0038】なお、実施形態2と同様に照射エネルギ密
度を予め可変設定できるようにし、それに応じて出力エ
ネルギを調整するようにしても良い。
【0039】以上説明した実施形態1〜3では、照射ビ
ーム径を変更するためのレンズの移動量はポテンショメ
ータによって検出するものとしたが、これに限るもので
はなく、周知の検出手段を用いることができることは言
うまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レーザ照射条件の設定によって変化する照射エネルギ密
度を容易に把握することができる。また、所望する照射
エネルギ密度を容易に調整できるので、適切な治療を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のレーザ治療装置の外観略図であ
る。
【図2】実施形態1のレーザ治療装置の光学系及び制御
系要部図である。
【図3】実施形態1のハンドピースの横断面図である。
【図4】実施形態1のコントロールパネルの正面図であ
る。
【図5】実施形態2のコントロールパネルの正面図であ
る。
【図6】実施形態3のレーザ治療装置の外観略図であ
る。
【図7】実施形態3のレーザ治療装置の光学系要部図で
ある。
【符号の説明】
3 ハンドピース 4 コントロールパネル 30 レンズ 34 ポテンショメータ 52 スリットランプデリバリ 71 変倍レンズ系

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 治療用のレーザ光を患者の患部上に照射
    するレーザ治療装置において、レーザ光の出力エネルギ
    を可変設定する出力エネルギ設定手段と、患部上でのレ
    ーザ光のビーム径を可変設定するビーム径設定手段と、
    設定された出力エネルギ及びビーム径に基づいて患部上
    でのレーザ光のエネルギ密度を求めるエネルギ密度算出
    手段と、求められたエネルギ密度を表示するエネルギ密
    度表示手段と、を有することを特徴とするレーザ治療装
    置。
  2. 【請求項2】 治療用のレーザ光を患者の患部上に照射
    するレーザ治療装置において、患部上でのレーザ光のエ
    ネルギ密度を可変設定するエネルギ密度設定手段と、該
    エネルギ密度設定手段によって設定されたエネルギ密度
    を表示するエネルギ密度表示手段と、を有することを特
    徴とするレーザ治療装置。
  3. 【請求項3】 請求項2のレーザ治療装置は、さらに、
    患部上でのレーザ光のビーム径を可変設定するビーム径
    設定手段と、設定されたエネルギ密度及びビーム径に基
    づいてレーザ光の出力エネルギを決定する出力エネルギ
    決定手段と、決定された出力エネルギのレーザ照射を行
    うように指示する指示手段と、を有することを特徴とす
    るレーザ治療装置。
  4. 【請求項4】 請求項3のレーザ治療装置において、前
    記指示手段は決定された出力エネルギとなるようにレー
    ザ照射を制御する制御手段であることを特徴とするレー
    ザ治療装置。
  5. 【請求項5】 請求項3のレーザ治療装置は、さらに、
    レーザ光の出力エネルギを可変設定する出力エネルギ設
    定手段を有し、前記指示手段は該出力エネルギ設定手段
    によってレーザ光の出力エネルギを可変設定するための
    値を表示する出力エネルギ表示手段であることを特徴と
    するレーザ治療装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または5のレーザ治療装置にお
    いて、前記出力エネルギ設定手段は出力されるエネルギ
    量またはエネルギ密度を可変設定することを特徴とする
    レーザ治療装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または3のレーザ治療装置にお
    いて、前記ビーム径設定手段はレーザ光を患部に照射す
    るレーザ照射手段に設けられ、該レーザ照射手段はビー
    ム径を変化させるためにレーザ光の光軸上を移動可能に
    配置された光学素子と該光学素子の移動量を検出する移
    動量検出手段とを備え、患部上でのレーザ光のビーム径
    は該移動量検出手段による検出結果に基づいて得られる
    ことを特徴とするレーザ治療装置。
  8. 【請求項8】 請求項7のレーザ治療装置は、さらに、
    前記移動量検出手段からの出力信号に基づいて前記レー
    ザ照射手段に異常があるか否かを判断する判断手段と、
    該判断手段によって異常があると判断された場合にはレ
    ーザ照射を停止する停止手段と、異常がある旨を術者に
    警告する警告手段と、を有することを特徴とするレーザ
    治療装置。
  9. 【請求項9】 請求項7のレーザ照射装置において、前
    記レーザ照射手段は術者が把持するハンドピースである
    ことを特徴とするレーザ治療装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかのレーザ治療
    装置は、形成外科治療用または眼科治療用であることを
    特徴とするレーザ治療装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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