JPH09102205A - 車両用灯具の呼吸部材 - Google Patents

車両用灯具の呼吸部材

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Publication number
JPH09102205A
JPH09102205A JP7260288A JP26028895A JPH09102205A JP H09102205 A JPH09102205 A JP H09102205A JP 7260288 A JP7260288 A JP 7260288A JP 26028895 A JP26028895 A JP 26028895A JP H09102205 A JPH09102205 A JP H09102205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
breathing
breathing member
lamp
diameter portion
bent
Prior art date
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Pending
Application number
JP7260288A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Uehara
邦夫 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP7260288A priority Critical patent/JPH09102205A/ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の方向に屈曲させることができ、しか
も、屈曲部をつぶすことなく小さく屈曲させることので
きる呼吸部材を提供することにある。 【解決手段】 灯室を形成するハウジング21に設けた
呼吸孔28に一端を接続し他端を大気に開放して灯室2
3内と大気とを連通させる可撓性のパイプ本体30から
なる車両用灯具の呼吸部材31であって、パイプ本体3
0に、大径部30aと小径部30bとを所定間隔毎に交互
に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用灯具の灯
室内と大気とを連通して、レンズやリフレクターに発生
する曇りを除去するための呼吸部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図6に示す車両用灯具が知ら
れている。図6において、1は灯室(図示せず)を形成す
るとともに前面が開口されたハウジング、2はハウジン
グの前面に設けられたアウターレンズである。灯室内に
はバルブ3と図示しないリフレクターとが配置されてい
る。ハウジング1には、図示しない呼吸孔が設けられて
おり、この呼吸孔に接続管5が接続された状態に一体形
成され、この接続管5および呼吸孔を介して灯室内と大
気とが連通されている。
【0003】接続管5には屈曲した呼吸部材6の一端が
接続され、呼吸部材6の他端が大気に開放されている。
そして、呼吸部材6および接続管5を介して大気と灯室
内が連通されている。
【0004】接続管5に屈曲した呼吸部材6を接続する
のは、バルブ3の点灯による温度差によってレンズやリ
フレクターに生じる曇りを除去するとともに、外部から
塵埃や水等が灯室内へ侵入するのを防止するためであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、呼吸部材
6は、外部から塵埃や水等が灯室内へ侵入するのを防止
するために屈曲している必要がある。しかし、その屈曲
のしかたは灯具の大きさや形状によって異なる。
【0006】このため、呼吸部材6は複数のパイプ部材
6a,6b,6cを組み合わせて接着剤で接続することによ
り構成し、このパイプ部材6a,6b,6cの組み合せによ
り、種々の灯具に合わせて屈曲を形成している。
【0007】しかしながら、パイプ部材6a,6b,6cの
種類に限りがあるので、汎用性に欠ける問題があり、ま
た、呼吸部材6の部品点数が多くなり、さらにパイプ部
材6a〜6cを接着剤で接続するため、高価なものになる
等の多くの問題があった。
【0008】そこで、図7に示すように、可撓性を有す
る樹脂で形成して任意の方向に屈曲可能にした呼吸部材
7が提案されている。しかし、呼吸部材7を図8に示す
ように折り曲げた場合、肉厚が厚いと屈曲径R1が大き
くなり、灯具のレイアウトに合わせて屈曲させることが
できないという問題がある。
【0009】また、図9に示すように、肉厚を薄くした
呼吸部材8が提案されているが、図10に示すように、
呼吸部材8を屈曲させた場合、その屈曲径R2は小さく
なるが、その屈曲部の内側8bがつぶれた状態となって
パイプ孔8aを塞いでしまうという問題が生じる。
【0010】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、任意の方向に屈曲させることがで
き、しかも、屈曲部をつぶすことなく小さく屈曲させる
ことのできる呼吸部材を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、灯室を形成するハウジングに設けた呼吸
孔に一端を接続し他端を大気に開放して灯室内と大気と
を連通させる可撓性のパイプ本体からなる車両用灯具の
呼吸部材であって、前記パイプ本体に、大径部と小径部
とを所定間隔毎に交互に形成したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる車両用灯
具の呼吸部材の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】図1において、21は前面が開口された車
両用灯具20のハウジングで、このハウジング21の前
面開口を覆うようにレンズ22が取り付けられている。
そして、ハウジング21とレンズ22とによって灯室2
3が形成され、この灯室23内にはリフレクター24と
図示しないバルブとが配置されている。
【0014】リフレクター24の上部がボールジョイン
ト25を介してハウジング21の後壁部26に取り付け
られおり、このボールジョイント25によりリフレクタ
ー24は上下方向および左右方向に傾動可能となってい
る。
【0015】リフレクター24の下部には、アジャスト
スクリュー27のネジ27aが螺合しており、このアジ
ャストスクリュー27はハウジング21の後壁部26に
回転可能に保持されている。このアジャストスクリュー
27を回転させることによりリフレクター24がボール
ジョイント25のボール部25aを支点にして上下方向
に傾動する。
【0016】また、リフレクター24は、図示しないア
ジャストスクリューによって左右方向に傾動するように
なっている。
【0017】ハウジング20の後壁部26には呼吸孔2
8が設けられており、後壁部26の外側に接続管29が
一体形成されており、呼吸孔28と接続管29内とが連
通している。接続管29には可撓性を有するゴム性のパ
イプ本体30からなる呼吸部材31の一端36が接続さ
れており、この呼吸部材31,接続管29および呼吸孔
28を介して大気と灯室23とが連通されている。
【0018】呼吸部材31のパイプ本体30には、図2
(a)(b)に示すように、外径の大きい大径部30aと外径
の小さい小径部30bとが所定間隔毎に交互に形成され
ており、大径部30aの肉厚が厚く、小径部30bの肉厚
が薄く形成されている。そして、パイプ本体30は任意
の方向に屈曲可能となっている。
【0019】後壁部26の外側面26aには、図3に示
すように複数のリブ32〜35が一体形成され、このリ
ブ32〜35には図4に示すように切欠32a〜35aが
形成されている。切欠32a〜35aの径Lはパイプ本体
30の小径部30bの外径とほぼ同一に設定され、パイ
プ本体30の小径部30bが切欠32a〜35aに嵌入さ
れるようになっている。
【0020】呼吸部材31を灯具に取り付けるには、先
ず、呼吸部材31の一端36を接続管29に接続する
(図2(a)参照)。そして、図3および図5に示すよう
に、パイプ本体30を屈曲させるとともに小径部30b
をリブ32〜35の切欠32a〜35aに嵌入させる。こ
れにより、パイプ本体30がリブ32〜35に固定保持
されて呼吸部材31は灯具に取り付けられることとな
る。パイプ本体30の他端37は大気に開放させておく
ので、呼吸部材31,接続管28および呼吸孔27を介
して大気とハウジング20内とが連通される。
【0021】このように、パイプ本体30は、大径部3
0aと小径部30bとを交互に形成したので任意の方向に
屈曲させることができ、しかも、小径部30bにより屈
曲径Rを小さくして屈曲させることができるとともに、
屈曲部30Aの小径部30bがつぶれてしまうことが大
径部30aにより防止され、パイプ孔30cを塞いでしま
うことが防止される。
【0022】したがって、車両用灯具のどのようなレイ
アウトであっても、そのレイアウトに合わせてパイプ本
体30を屈曲させて呼吸部材31を灯具に取り付けるこ
とができる。
【0023】また、リブ32〜35の切欠32a〜35a
にパイプ本体30の小径部30bを嵌入するだけで、パ
イプ本体30を所定方向に屈曲させて固定することがで
きるので、その取り付け作業は簡単なものとなる。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、パイプ本体に大径部
と小径部とを交互に形成したので、パイプ本体を任意の
方向に屈曲させることができ、しかも、小径部により屈
曲径を小さくして屈曲させることができるとともに、屈
曲部の小径部がつぶれてしまうことが大径部により防止
され、パイプ孔を塞いでしまうことを防止することがで
きる。このため、車両用灯具のどのようなレイアウトで
あっても、そのレイアウトに合わせてパイプ本体を屈曲
させて呼吸部材を車両用灯具に取り付けることができ
る。また、パイプ本体の小径部をリブに嵌入するだけ
で、パイプ本体を所定方向に屈曲させて固定することが
できるので、その取り付け作業は簡単なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる車両用灯具の構成を示した断
面図である。
【図2】図1の車両用灯具に取り付けられる呼吸部材を
示したものであり、(a)が呼吸部材の断面図、(b)が呼吸
部材の正面図である。
【図3】呼吸部材を車両用灯具に取り付けた状態を示し
た説明図である。
【図4】呼吸部材をリブに固定保持させる説明図であ
る。
【図5】呼吸部材を屈曲させた状態を示した説明図であ
る。
【図6】従来の呼吸部材を説明するための車両用灯具を
示した説明図である。
【図7】従来の呼吸部材を示したものであり、(a)は呼
吸部材の断面図、(b)は呼吸部材の正面図である。
【図8】図7の呼吸部材を屈曲させた状態を示した正面
図である。
【図9】従来の呼吸部材を示したものであり、(a)は呼
吸部材の断面図、(b)は呼吸部材の正面図である。
【図10】図9の呼吸部材を屈曲させた状態を示した正
面図であり、車両用灯具を示した説明図である。
【符号の説明】
21 ハウジング 23 灯室 28 呼吸孔 30 パイプ本体 30a 大径部 30b 小径部 31 呼吸部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】灯室を形成するハウジングに設けた呼吸孔
    に一端を接続し他端を大気に開放して灯室内と大気とを
    連通させる可撓性のパイプ本体からなる車両用灯具の呼
    吸部材であって、 前記パイプ本体に、大径部と小径部とを所定間隔毎に交
    互に形成したことを特徴とする車両用灯具の呼吸部材。
  2. 【請求項2】前記ハウジングに設けられたリブに前記小
    径部が嵌入されてパイプ本体が固定されることを特徴と
    する請求項1の車両用灯具の呼吸部材。
JP7260288A 1995-10-06 1995-10-06 車両用灯具の呼吸部材 Pending JPH09102205A (ja)

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JPH09102205A true JPH09102205A (ja) 1997-04-15

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