JPH09102189A - 録音・再生機能付きコンパクトカセット - Google Patents

録音・再生機能付きコンパクトカセット

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Publication number
JPH09102189A
JPH09102189A JP7278353A JP27835395A JPH09102189A JP H09102189 A JPH09102189 A JP H09102189A JP 7278353 A JP7278353 A JP 7278353A JP 27835395 A JP27835395 A JP 27835395A JP H09102189 A JPH09102189 A JP H09102189A
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JP
Japan
Prior art keywords
recording
cassette
voice information
switch
reproducing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7278353A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Saito
慎矢 斉藤
Yukihiro Asami
行弘 浅見
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MEDIA ROBOTEITSUKUSU KK
Original Assignee
MEDIA ROBOTEITSUKUSU KK
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Publication date
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Publication of JPH09102189A publication Critical patent/JPH09102189A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】録音装置を必要とせずコンパクトカセット単独
で随時録音することができ、録音チャンスを失うことが
無くなるとともに、利用範囲に無限の可能性を秘めた録
音・再生機能付きコンパクトカセットを提供すること。 【解決手段】カセット本体1には電源2と、音声情報を
入力するマイク3と、該マイク3を介して入力された音
声情報を記憶するメモリ4と、該メモリ4から出力され
る音声情報を出力する磁気ヘッド5と、録音スイッチ6
を作動させた時にマイク3に入力された音声情報を上記
メモリ4に記憶させるとともに、再生スイッチ7を作動
させた時にメモリ4に記憶されている音声情報を再生す
る制御手段8とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カセットテープデ
ッキに装填するコンパクトカセットに録音・再生機能を
備えた録音・再生機能付きコンパクトカセットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、音声情報を録音・再生する媒体
としてコンパクトカセットが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンパクトカセットに音声情報を録音するためにはラジ
カセやテープレコーダ等の録音装置が必要であった。そ
のため、出先や旅先で録音する場合は録音装置を予め準
備しなければならないし、予定外に録音をするような場
合には録音装置を簡単に入手することができず、せっか
くの録音チャンスを失うことがあった。
【0004】本発明は、上記問題点を解消し、録音装置
を必要とせずコンパクトカセット単独で録音することが
でき、録音チャンスを失うことが無くなるとともに、利
用範囲に無限の可能性を秘めた録音・再生機能付きコン
パクトカセットを提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る録音・再生機能付きコンパクトカセッ
トは、カセットテープデッキに着脱自在な録音・再生機
能付きコンパクトカセットであって、以下の要件を備え
たことを特徴とする。 (イ) カセット本体には電源と、音声情報を入力するマイ
クと、該マイクを介して入力された音声情報を記憶する
メモリと、該メモリから出力される音声情報を出力する
磁気ヘッドと、録音スイッチを作動させた時にマイクに
入力された音声情報を上記記憶手段に記憶させるととも
に、再生スイッチを作動させた時に記憶手段に記憶され
ている音声情報を再生する制御手段と、回転自在に配置
されたリールとを備えたこと (ロ) 上記電源は録音スイッチ又は再生スイッチを作動さ
せた時に回路に電圧を供給するように設けられているこ
と (ハ) 上記カセット本体を上記カセットテープデッキに装
填した時、上記磁気ヘッドは上記カセットテープデッキ
の磁気ヘッドに当接するように設けられていること なお、上記再生スイッチは、上記リールの回転に連動し
て作動するように設けてもよい。
【0006】また、上記カセット本体には、消去防止の
ライトプロテクト機構を備えることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について説明する。
【0008】図1は録音・再生機能付きコンパクトカセ
ット(以下、カセットという)の断面図を示し、このカ
セットのカセット本体1は一般に使用されているテープ
カセットと同一形状に形成されている。
【0009】カセット本体1の内部には電源2と、音声
情報を入力するマイク3と、該マイク3を介して入力さ
れた音声情報を記憶するメモリ4と、該メモリ4から出
力される音声情報を出力する磁気ヘッド5と、録音スイ
ッチ6を作動させた時にマイク3に入力された音声情報
を上記メモリ4に記憶させるとともに、再生スイッチ7
を作動させた時にメモリ4に記憶されている音声情報を
再生して磁気ヘッド5に再生信号を送出する制御手段8
とが配置され、略中央にはカセットテープデッキの駆動
軸に係合するリール9、10が回転自在に配置されてい
る。
【0010】図2はカセットを構成するブロック図で、
符号2は電源、3はマイク、4はメモリ、5は磁気ヘッ
ド、6は録音スイッチ、7は再生スイッチ、8は制御手
段をそれぞれ示し、録音再生回路を構成している。
【0011】なお、上記メモリ4と制御手段8とは音声
録音再生LSI(以下、録再LSIという)20で実現
することができる。この録再LSI20は録音スイッチ
6が作動している間にマイク3が検出したアナログの音
声情報をデジタルの音声データに変換してメモリ4に記
憶し、再生スイッチ7が作動した時メモリ4に記憶した
音声データをアナログの音声情報として再生し磁気ヘッ
ド5に送出するように設けられている。
【0012】電源2は、ボタン電池又はリチウム電池で
構成され、この電源2は録音スイッチ6又は再生スイッ
チ7を作動させた時に上記録音再生回路に電圧を供給す
るように設けられている。
【0013】マイク3は、コンデンサマイク3で構成さ
れ、録再LSI20のMIC端子に接続されている。こ
のマイク3はカセット本体1の上面内側に配置されて音
声情報を検出するように設けられている。検出した音声
情報は録音スイッチ6が押されている間だけメモリ4に
書き込まれる。但し、メモリ容量以上の時間録音スイッ
チ6を押しても、メモリ容量を越えた音声情報は記憶さ
れることは無い。
【0014】磁気ヘッド5は後述の録再LSI20の出
力端子AOに接続され、カセット本体1の前面に形成さ
れた開口部11に対応する位置に配置されるとともにス
プリング2で前方に付勢されてカセットテープレコーダ
等の再生装置にセットした時、再生装置側の読み取りヘ
ッドに密着するように設けられている。この磁気ヘッド
5は、図3に示すように再生信号により磁界を発生し、
発生した磁界で再生装置の読み取りヘッド22に読取信
号として音声情報と同じ波形の電圧を誘起するように設
けられている。
【0015】録音スイッチ6は、2極双投の押しボタン
型マイクロスイッチで構成され、録再LSI20のRE
C端子に接続されている。この録音スイッチ6がONす
ると、接点6aがコンタクトして電源2の電圧を録音再
生回路に供給するとともに、接点6bがコンタクトして
制御回路8に音声情報の入力を指示し、制御回路8がマ
イク3に入力された音声情報をメモリ4に書き込むよう
に設けられている。
【0016】再生スイッチ7は、2極双投のレバー型マ
イクロスイッチで構成され、録再LSI20のPLAY
端子に接続されている。この再生スイッチ7がONする
と、接点7aがコンタクトして電源2の電圧が録音再生
回路に供給されるとともに、接点7bがコンタクトして
制御回路8に音声情報の出力を指示し、制御回路8がメ
モリ4に記憶されている音声情報を再生し、磁気ヘッド
に送出するように設けられている。
【0017】なお、再生スイッチ7はレバー7aが後述
のリール9に形成されたカム14に係合するように配置
され、リール9が回転するとレバー7aがカム14に押
されてONするように設けられている。
【0018】リール9、10はカセット本体1内に回転
可能に配置されるとともに、図4(a)に示すようにリ
ール9、10の内側面に突出して係合片9a、10aが
形成され、カセット本体1の上面と下面とに形成された
開口部から露出して再生装置のドライブの駆動軸16に
係合するように設けられている。上記リール9及び10
の下面にはそれぞれ歯車17、18が連接され、この歯
車17、18に噛合する中間歯車19が配置され、リー
ル9、10の何れかのリールが駆動軸16に係合して回
転すると、図4(b)に示すようにカム14が再生スイ
ッチ7をONできるように設けられている。
【0019】なお、録再LSI20のモニタ端子MON
には録音表示用のLED21が接続され、録音スイッチ
6が作動している間、録音表示用のLED21が点灯す
るように設けられている。
【0020】また、タイマ回路を備えメモリ4の容量に
近い音声データを記憶する時間を設定し、設定した時間
に近くなった時はタイマ回路からの信号でLED21を
消灯又は点滅させて、使用者に記憶量の限界が近いこと
を教えるようにしてもよい。さらに、カセット本体1の
表面及びパッケージ(図示せず)には録音可能な時間を
表示しておけばよい。
【0021】次に、上述のように構成されたカセットの
作動態様について説明する。
【0022】使用者は、先ず録音スイッチ6を押す。録
音スイッチ6が押されると電源2から録音再生回路に電
圧が供給され録再LSI20は録音イネーブルになり、
録音表示LED21が点灯する。使用者はLED21の
点灯を確認して、マイク3に向かってメッセージを吹き
込むとメッセージ(音声情報)は録再LSI20のメモ
リ4に記憶される。
【0023】メッセージの記憶されたカセットをラジカ
セ等の再生装置に装填すると、装填されたカセットのリ
ール9、10はドライブ装置の駆動軸16に係合した状
態になるので、再生装置の再生用ボタン(図示せず)を
押すとドライブ装置の駆動軸16が回転し、該駆動軸1
6に係合したリール9又は10が回転する。リールが回
転するとリール9に形成されたカム14が再生スイッチ
7のレバー7aを押し、再生スイッチ7がONして、録
再LSI20のメモリ4に記憶されている音声情報が再
生され、再生信号が磁気ヘッド5に送出される。
【0024】上記磁気ヘッド5に送出された再生信号
は、再生装置の読み取りヘッド22に誘起され再生装置
内で増幅されて音声情報としてスピーカから出力するこ
とができる。
【0025】上述のように、カセット単独で音声情報を
記録することができるので、記録したい現場に録音装置
が無くても簡単に音声情報を記録することができ、旅先
でのメッセージを絵はがき代わりに送ったり、フィルム
を買うような感覚で使い捨てカメラが普及したように価
格を低く設定することによりカセットを買う感覚で録音
機能を備えたカセットを購入することができ、その利用
範囲に無限の可能性を期待することができる。
【0026】また、録音、再生時にのみ電源を使用する
ので、電池の消耗を抑えることができランニングコスト
の低減を図ることができる。
【0027】次に、消去防止用のライトプロテクト機構
について説明する。
【0028】図5に示すようにカセット本体1の上カバ
ー1aには開口部25が形成され、この開口部25の両
側面の下部には挟持溝26、26が形成され、この挟持
溝26にはスライド部材27が前後方向に摺動可能に配
置されている。このスライド部材27は可撓性を有する
合成樹脂製で平面視略凸状に形成され、後端部27aの
両側部が上記挟持溝26に挟持され、先端部27bは厚
肉部28が形成されるとともに上下方向に撓むように形
成されている。上記スライド部材27の後端部27aを
上記開口部25の前方に移動させた時は先端部27bは
上カバー1a内に収容され、開口部25の後方に移動さ
せた時は先端部27bが露出するように設けられてい
る。なお、上記開口部25の下方には録音スイッチ6が
配置されている。
【0029】上述のようにライトプロテクト機構は構成
されているので、図6(a)に示すようにスライド部材
27を開口部25の前方に移動させた時はスライド部材
27が開口部25を塞いで後端部27aの下方に位置し
た録音スイッチ6を作動させることができないが、図6
(b)に示すようにスライド部材27を開口部25の後
方に移動させた時は、先端部27bが露出する。この先
端部27bの下方には録音スイッチ6が位置しているの
で、先端部27bを下方に押すと撓んで厚肉部8が録音
スイッチ6のボタン6aを押し下げてONにすることが
できる。
【0030】このことにより、スライド部材で開口部を
塞いでおくことにより過って録音スイッチが押されるこ
とが無く、せっかく録音した音声情報が消去することが
無くなり、例えば声の便りとして郵送するような場合に
他の物品に押されて録音スイッチがONするようなこと
が無くなり、安心して送ることができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、録音装置を必
要とせずコンパクトカセット単独で録音することのでき
るので、伝言、メモ、出先や旅先でのメッセージ等を簡
単に録音することができるとともに、テープレコーダ等
の録音装置を一々運ぶ必要が無いし、緊急時には使い捨
てカメラを買うようにカセットを買うことができるので
利用範囲に無限の可能性を持ったカセットを提供するこ
とができる。
【0032】請求項2の発明によれば、再生時には一般
のカセットと同一の操作で再生することができるので、
特別な操作を必要とせず取扱に優れたカセットを提供す
ることができる。
【0033】請求項3の発明によれば、録音済の音声情
報を過って消去することが無くなるので、取扱に特別な
注意を払う必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る録音・再生機能付きコンパクトカ
セットの構成を示す斜視図
【図2】上記カセットの回路構成を示すブロック図
【図3】再生ヘッドと読み取りヘッドとの関係を示す説
明図
【図4】(a)(b)は再生スイッチの作動態様を説明
する要部断面図
【図5】ライトプロテクト機構を説明する斜視図
【図6】ライトプロテクト機構の作動態様を示す要部断
面図及び平面図
【符号の説明】
1 カセット本体 2 電源 3 マイク 4 メモリ 5 磁気ヘッド 6 録音スイッチ 7 再生スイッチ 8 制御手段 9リール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットテープデッキに着脱自在な録音
    ・再生機能付きコンパクトカセットであって、以下の要
    件を備えたことを特徴とする録音・再生機能付きコンパ
    クトカセット。 (イ) カセット本体には電源と、音声情報を入力するマイ
    クと、該マイクを介して入力された音声情報を記憶する
    メモリと、該メモリから出力される音声情報を出力する
    磁気ヘッドと、録音スイッチを作動させた時にマイクに
    入力された音声情報を上記記憶手段に記憶させるととも
    に、再生スイッチを作動させた時に記憶手段に記憶され
    ている音声情報を再生する制御手段と、回転自在に配置
    されたリールとを備えたこと (ロ) 上記電源は録音スイッチ又は再生スイッチを作動さ
    せた時に回路に電圧を供給するように設けられているこ
    と (ハ) 上記カセット本体を上記カセットテープデッキに装
    填した時、上記磁気ヘッドは上記カセットテープデッキ
    の磁気ヘッドに当接するように設けられていること
  2. 【請求項2】 前記再生スイッチは、前記リールの回転
    に連動して作動するように設けたことを特徴とする請求
    項1記載の録音・再生機能付きコンパクトカセット。
  3. 【請求項3】 前記カセット本体には、消去防止のライ
    トプロテクト機構を備えたことを特徴とする請求項1又
    は2記載の録音・再生機能付きコンパクトカセット。
JP7278353A 1995-10-02 1995-10-02 録音・再生機能付きコンパクトカセット Pending JPH09102189A (ja)

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JPH09102189A true JPH09102189A (ja) 1997-04-15

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