JPH10111917A - 携帯型音声情報記録再生装置 - Google Patents

携帯型音声情報記録再生装置

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JPH10111917A
JPH10111917A JP8264802A JP26480296A JPH10111917A JP H10111917 A JPH10111917 A JP H10111917A JP 8264802 A JP8264802 A JP 8264802A JP 26480296 A JP26480296 A JP 26480296A JP H10111917 A JPH10111917 A JP H10111917A
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memory card
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JP8264802A
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Inventor
Masatoshi Tobiuchi
正敏 飛内
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手で持ちやすく、操作も容易な携帯型音声情報
記録再生装置を提供すること。 【解決手段】この携帯型音声情報記録再生装置は、本体
の正面部1aにスピーカ開口孔2,LCD表示部3,E
LASE/FORMAT釦4等を、背面部1fにメモリ
カード着脱部用蓋23を、上面部1bにマイクロホン用
開口孔10,LED11等を、右側面部1dに録音釦1
4等の操作釦を、左側面部1dにSCVA釦19等を、
また、下面部1cに電池蓋13をそれぞれ配設し、装置
外装体である本体1の正面部面積をできるだけ小さくま
とめ、片手でホールドしやすく、また、操作釦も操作が
やり易い位置に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯型音声情報記録再
生装置、詳しくは、着脱可能なメモリカードに音声をデ
ジタル化して記録し、また、前記メモリカードに記録さ
れた音声をアナログ化して再生する携帯型音声情報記録
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音声信号をデジタルデータに変換
し、書き換え可能な固体メモリである記録媒体としての
メモリカ−ドに記録し、上記記メモリカードに記録され
た音声をアナログ化して再生する携帯型音声情報記録再
生装置(以下、デジタルレコーダと記載する)が実用化
されている。そのデジタルレコーダとして、USP5,
491,774号に開示されたものは、上記記録媒体と
してのメモリカードが本体に着脱自在となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
USP5,491,774号で開示されたデジタルレコ
ーダーの場合、メモリカードが外装体となる本体の側面
から着脱される構造になっており、本体としては、その
厚さは薄いものの、本体の正面部、または、背面部の表
面積が大きく、必ずしも手で持ちやすい形状ではなかっ
た。さらに、正面部にメインの操作ボタンが配置されて
おり、本体を手で持って操作する状態で上記操作ボタン
が必ずしも操作しやすいようにレイアウトされていなか
った。
【0004】本発明の携帯型音声情報記録再生装置は、
上述の不具合を解決するためになされたものであり、そ
の目的の1つは、正面部並びに背面部の面積を小さくし
て、手で持ちやすい形状の携帯型音声情報記録再生装置
を提供することである。また、他の1つの目的は、手に
持って操作することが容易で録音ミスも少ない携帯型音
声情報記録再生装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
携帯型音声情報記録再生装置は、着脱可能なメモリカー
ドに音声をデジタル化して記録し、また、前記メモリカ
ードに記録された音声をアナログ化して再生する携帯型
音声情報記録再生装置であって、正面部に配置したスピ
ーカー用開口部と、前記正面部と相対する面である背面
部に配置したメモリカード着脱部とを具備する。上記携
帯型音声情報記録再生装置においては、外装体となる本
体の背面部に設けられたメモリカ−ド着脱部にてメモリ
カ−ドを着脱し、本体の正面部の開口部側に設けられた
スピーカより音声が出力される。
【0006】本発明の請求項2記載の携帯型音声情報記
録再生装置は、着脱可能なメモリカードに音声をデジタ
ル化して記録し、また、前記メモリカードに記録された
音声をアナログ化して再生する携帯型音声情報記録再生
装置であって、正面部に配置した液晶表示部と、前記正
面部と相対する面である背面部に配置したメモリカード
着脱部とを具備する。上記携帯型音声情報記録再生装置
においては、外装体の本体の正面部に設けられた液晶表
示部にて各情報が表示され、本体の背面部に設けられた
メモリカ−ド着脱部にてメモリカ−ドが着脱される。
【0007】本発明の請求項3記載の携帯型音声情報記
録再生装置は、請求項1、または、請求項2記載の携帯
型音声情報記録再生装置において、前記正面部と前記背
面部とに略直角である4つの側面部の1つの面に、メイ
ンの操作ボタンを配置する。携帯型音声情報記録再生装
置においては、4つの側面部のうちの1つに配設された
メインの操作ボタンによりメインの操作がなされる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施の
形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態
を示す携帯型音声情報記録再生装置であるデジタルレコ
ーダの正面部側から見た斜視図である。図2は、上記デ
ジタルレコーダを背面部側から見た斜視図であり、図3
は、上記デジタルレコーダにメモリカ−ドを装着してい
るときの状態を示す図である。また、図4は、上記デジ
タルレコーダを片手でホールドして操作している状態を
正面部側から見た斜視図である。
【0009】本実施の形態のデジタルレコーダにおいて
は、図1,図2に示すように装置の外装体となる本体1
に正面部1aと、その正面部1aに相対する裏面側の背
面部1fと、上記正面部1aおよび背面部1fと略直交
する4つの側面部としての上面部1bと下面部1cと右
側面部1dと左側面部1eとが形成されており、上記各
面には後述するように操作ボタン,スピーカ開口部,マ
イク開口部,表示部,メモリカ−ド着脱部,電池蓋等の
各操作,機能部材がそれぞれの操作,観察等に適切な位
置にそれぞれ配設されている。
【0010】まず、上記デジタルレコーダの本体1の正
面部1aに配設される各操作,機能部材について説明す
る。上記正面部1aには図1に示すようにスピーカー用
開口部であるスピーカー用開口孔2と、液晶表示部であ
るLCD表示部3と、ERASE/FORMATボタン
4と、UP/SETボタン5と、DOWN/SELEC
Tボタン6と、MENUボタン7とが配設されている。
【0011】上記スピーカー用開口孔2は、その内部に
スピーカが配置されており、再生時の音声やアラーム音
等が出力される。上記LCD表示部3には、一連の音声
記録データであるレターの順次の番号であるレター番
号、リアルタイムカウンター、残り時間、現在日時、動
作モード、または、各種警告等が表示される。
【0012】上記ERASE/FORMATボタン4
は、記録データの消去、または、メモリカ−ドのフォー
マットを行うための操作スイッチボタンである。すなわ
ち、記録された1つのレターを消去する場合は、まず、
後述する早送りボタン18や早戻しボタン17を操作し
て、メモリカ−ド上の現在処理位置を消去したいレター
上に移動させる。次に、ERASE/FORMATボタ
ン4を2秒未満の間だけ押して、LCD表示部3上に表
示されるそのレターのレター番号を点滅させる。ここ
で、4秒以内に再度ERASE/FORMATボタン4
を押すと、レターの消去が開始される。
【0013】なお、レター番号が点滅しているときに、
ERASE/FORMATボタン4以外のボタンが押さ
れた場合や4秒以内にERASE/FORMATボタン
4が押されない場合は、レターの消去処理がキャンセル
される。なお、レターの消去処理中はLCD表示部3で
「ERASE」という文字が点滅し、消去が完了すると
「OK」という文字が表示がされる。
【0014】また、全レターを消去する場合は、停止中
にERASE/FORMATボタン4を2秒間以上4秒
間未満の間、押し続けて、LCD表示部3に「ERAS
E」という文字を表示させ、さらに、「ALL」という
文字を点滅させる。このとき、4秒以内に再度ERAS
E/FORMATボタン4を押すと、全レターの消去が
開始される。
【0015】なお、「ALL」という文字が点滅してい
るときに、ERASE/FORMATボタン4以外のボ
タンが押された場合や4秒以内にERASE/FORM
ATボタン4が押されない場合は、全レターの消去処理
がキャンセルされる。なお、全レターの消去処理中は、
LCD表示部3に消去中のレター番号を順次表示し、全
レターの消去が完了された時点で「OK」という文字が
表示される。もし、全レターの消去の途中で停止ボタン
が押されると、その時に消去中のレターが消去し終わっ
た時点で全レターの消去処理が中止される。
【0016】また、メモリカードをフォーマットする場
合は、停止中にERASE/FORMATボタン4を4
秒間以上押し続けると、フォーマットモードに入り、
「YES」という文字が点滅する。このときに、ERA
SE/FORMATボタン4を再度押すと、メモリカー
ドのフォーマットが開始される。
【0017】上記UP/SETボタン5,DOWN/S
ELECTボタン6は、再生処理中に、このUP/SE
Tボタン5、または、DOWN/SELECTボタン6
を押圧操作することによって、音量を調節することがで
きる。
【0018】上記MENUボタン7は、このMENUボ
タン7を押す度に、挿入録音モード、マイク感度または
誤消去防止の設定の変更を行えるモードになる。また、
MENUボタン7を2秒間以上押し続けると時計の設定
変更を行うことができる。
【0019】すなわち、MENUボタン7を1回押す
と、挿入録音モードの選択が可能になる。この状態で、
DOWN/SELECTボタン6を押すと、「INSE
RT」という文字とアイコンが点灯し、そこで、UP/
SETボタン5を押すと挿入録音が可能な状態に設定さ
れる。
【0020】また、MENUボタン7を2回押すと、マ
イク感度の選択が可能になる。この状態で、DOWN/
SELECTボタン6を押すと「DICT」という文字
とアイコンが点灯し、そこで、UP/SETボタン5を
押すと口述録音に最適なマイク感度に設定される。一
方、DOWN/SELECTボタン6を押して「CON
F」という文字が表示されているときに、UP/SET
ボタン5を押すと会議録音等に最適な感度となる高感度
に設定される。
【0021】更に、MENUボタン7を3回押すと、レ
ター単位での誤消去防止設定モードになる。この状態
で、DOWN/SELECTボタン6を押すと「LOC
K」という文字とマークが点灯し、この状態で、UP/
SETボタン5を押すと選択されたレターに誤消去防止
が設定される。また、「LOCK」という文字が表示さ
れているときに、UP/SETボタン5を押すと誤消去
防止が設定されているレターの誤消去防止設定が解除さ
れる。
【0022】次に、上記デジタルレコーダの本体1の上
面部1bに配設される各操作,機能部材について説明す
る。上記上面部1bには図1に示すようにインデックス
ボタン8と、イヤホンジャック9と、マイクロホン用開
口部であるマイクロホン用開口孔10と、発光素子であ
るLED11と、マイクロホンジャック12とが配設さ
れている。
【0023】上記インデックスボタン8を録音中または
録音ポーズ中に押すことによって、LED11が点滅し
てインデックスマークがメモリ上に記録される。また、
再生中に該インデックスボタン8を押すと、同じレター
内で、次にインデックスマークが記録されている位置ま
でスキップして再生を行う。なお、同じレター内にイン
デックスマークが記録されていない場合は、そのまま、
再生が継続される。
【0024】また、早送り中に該インデックスボタン8
を押すと、同じレター内の次に記録されている位置まで
スキップして停止する。なお、同じレター内にインデッ
クスマークが記録されいない場合は、そのまま、早送り
が継続される。
【0025】さらに、早戻し中にインデックスボタン8
を押すと、同じレター内の直前に記録されている位置ま
でスキップして停止される。なお、同じレター内にイン
デックスマークが記録されていない場合は、そのまま早
戻しが継続される。上述のようにインデックスボタン8
を操作することによって、インデックス信号の記録、検
出が行われ、重要な部分の高速頭出しが可能になる。
【0026】上記イヤホンジャック9にイヤホンを録音
時に差し込むと、モニタの音量固定で実際に録音してい
る内容がイヤホンを介して確認できる。また、該イヤホ
ンジャック9にイヤホンを再生時に差し込むと、イヤホ
ンから再生音を聞くことができる。このとき、スピーカ
からの発音はない。
【0027】上記マイクロホン用開口孔10からは音声
を入力することができる。また、上記マイクロホンジャ
ック12には、マイクを差し込むことにより、マイクか
ら音声を入力することができる。さらに、上記LED1
1は、録音時に点灯したり、録音待機状態時等に点滅し
たりする。
【0028】次に、上記デジタルレコーダの本体1の右
側面部1dに配設される各操作,機能部材について説明
する。上記右側面部1dには図1に示すようにメインの
操作ボタンとしての録音ボタン14と、停止ボタン15
と、再生ボタン16と、早戻しボタン17と、早送りボ
タン18とが配設されている。
【0029】上記録音ボタン14を停止状態で押すと、
LED11が点灯して現在位置から録音を開始する。ま
た、録音中にこの録音ボタン14を押すと、録音ポーズ
(REC−PAUSE)状態になる。この録音ポーズ状
態で録音ボタンを押すと、録音が再開される。なお、録
音ポーズ状態が3分間続くと節電状態になり、現在日時
の表示に切り替わる。更に、再生中に録音ボタン14を
押すと、LED11が点灯して、そこから上書き録音が
開始される。
【0030】上記停止ボタン15を再生中に押すと、再
生ポーズ(PLAY−PAUSE)状態になる。また、
録音中に停止ボタン15を押すと録音ポーズ状態にな
る。更に、録音ポーズ状態で停止ボタン15を押すと、
録音中のレターが終了して停止状態になる。また、早送
りまたは早戻し中に停止ボタン15を押すと、現在位置
で停止状態になる。
【0031】上記再生ボタン16を停止状態で押すと、
現在位置から再生を行う。また、再生中に再生ボタン1
6を1秒未満の間押すと、再生ポーズ状態になる。この
再生ポーズ状態で再生ボタン16を押すと、再生が再開
される。なお、上記再生ポーズ状態が3分間続くと節電
状態になり、現在日時の表示に切り替わる。
【0032】更に、再生中に再生ボタン16を1秒以上
押し続けると、1.5倍速の早聞き再生となる。そし
て、再度、再生ボタン16を1秒以上押し続けると、通
常の再生速度に戻る。なお、再生状態は、レターの終端
まで来ると自動的に停止する。その後、再生ボタン16
を押すと次のレターの再生が開始されるが、再終端の場
合は警告アラームが鳴る。
【0033】上記早戻しボタン17を停止状態で押す
と、現在位置が早戻しされる。また、再生状態で早戻し
ボタン17を押すと、押している間、レビュー(RE
V)状態になり、スピーカー用開口孔より音を出しなが
ら、例えば、再生時の約2倍から10倍の速さで早戻し
される。なお、録音状態で早戻しボタン17を押すと、
レビュー状態となるが、そのレビュー速度は2倍速に固
定されている。そして、早戻しボタン17から手を離す
と通常の再生状態に戻り、レターの終端になると自動的
に停止する。
【0034】更に、早戻し中に早戻しボタン17を押す
と、そのレターの先端に逆スキップして停止する。そし
て、逆スキップして停止した後2秒以内に、再度、早戻
しボタン17を押すと、更に1つ前のレターの先端にス
キップして停止する。
【0035】上記早送りボタン18を停止状態で押す
と、現在位置が早送りされる。また、再生状態で早送り
ボタン18を押すと、押している間、キュー(CUE)
状態になり、スピーカー用開口孔2より音を出しなが
ら、例えば、再生時の約2倍から10倍の速さで早送り
される。そして、早送りボタン18から手を離すと通常
の再生状態に戻り、レターの終端になると自動的に停止
する。
【0036】更に、早送り中に早送りボタン18を押す
と、次のレターの先端にスキップして停止する。そし
て、スキップして停止した後2秒以内に、再度、早送り
ボタン18を押すと、更に、次のレターの先端にスキッ
プして停止する。
【0037】次に、上記デジタルレコーダの本体1の左
側面部1e(図1の正面部1aからみて左側面部)に配
設される操作、機能部材について説明する。上記左側面
部1eには図2に示すようにSCVAスイッチ19と、
RATEスイッチ20と、HOLDスイッチ21と、パ
ワージャック22とが配設されている。
【0038】上記SCVAスイッチ19をオンにして録
音ボタン14を押すと、無音圧縮機能付きの音声起動録
音(SVCA)状態になる。そこで、音声がマイクロホ
ン用開口孔10から入力されると、自動的に録音が始ま
り、音声入力がなくなると3秒後に録音待機状態にな
る。録音起動中はLED11が点灯し、待機中は点滅す
る。なお、録音起動中であっても無音圧縮機能が働いて
いるので、通常の録音に比べ更にデータの圧縮率が上が
り、メモリーの節約が可能になる。また、音声起動録音
(SVCA)中に、UP/SETボタン5とDOWN/
SELECTボタン6により録音の起動レベルを調整で
きるので、その場の環境に合った適切な起動レベルが設
定できる。
【0039】上記RATEスイッチ20を切り換えるこ
とにより、2種類のデータ圧縮レートのスタンダードモ
ード、または、ロングモードのどちらかのモードを設定
することができる。例えば、2Mバイトのメモリカード
(フラッシュメモリカード)を使用した場合、上記スタ
ンダードモードでは約16分、上記ロングモードで約3
5分の連続録音が可能になる。
【0040】上記HOLDスイッチ21をオンに設定す
ると、現在のモードを維持し、それ以降、本体1の各操
作ボタンの操作を受け付けなくなる。このようにHOL
Dスイッチ21をオンすることにより、例えば、装置を
鞄等に入れて持ち運ぶときに操作ボタンが不用意に押さ
れても操作による機能は働かず、便利である。
【0041】上記パワージャック22は、ACアダプタ
を使用する場合、ACアダプタを家庭用電源のコンセン
トに差し込み、そのパワープラグ部をこのパワージャッ
ク22に接続することによって、ACアダプタが使用で
きる。
【0042】次に、上記デジタルレコーダの本体1の背
面部1e(図1の正面部1aからみて背面部)に配設さ
れるメモリカ−ド30(図3参照)の着脱部のための開
閉可能なカード蓋23について説明する(図2参照)。
メモリカードを装着する場合、カード蓋23の帯状凸部
23aに指を置き、押し上げるとクリックが外れて、カ
ード蓋23が開く。カード蓋23の開放状態で図3の装
着状態を示す斜視図のようにメモリカード30の接点露
出部を下にして、電極側からカードトレー24に挿入す
る。メモリカード30はトレーの底に当たるまで押し込
む。その後、カード蓋23を軽く押し、ロックが掛かる
まで確実に閉じると、メモリカード30はメモリカード
着脱部に確実に装着される。
【0043】未フォーマットのメモリカード30が装着
されると、自動的にフォーマットモードに入り、ERA
SE/FORMATボタン4を押すと、メモリカード3
0のフォーマットが開始される。なお、フォーマットが
異なるメモリカードが装着された場合、「ERROR」
という文字がLCD表示部3に表示されるので、メモリ
カードを交換するか、メモリカードのフォーマットをや
り直すことになる。
【0044】次に、上記デジタルレコーダの下面部1c
に配設される開閉可能な電池蓋13(図2参照)につい
て説明する。上記電池蓋13のローレット部に親指を置
き、矢印方向に軽く押しぎみにスライドさせると、電池
蓋13を開けることができる。そして、適用する電池、
例えば、単3型乾電池2本を入れた後、電池蓋を閉じる
と、電池装填状態となる。
【0045】上述したように本デジタルレコーダは、装
置全体として片手で持ちやすく、操作しやすい形状にな
っている。すなわち、図4のホールド状態の図に示すよ
うにマイクロホン用開口孔10が配置されている上面部
を上とし、電池蓋13がある下面部1cを下として右手
でホールドすると、側面部には、上から下に向かって順
に、メインの操作部材である録音ボタン14、停止ボタ
ン15、再生ボタン16、早戻しボタン17、早送りボ
タン18が位置し、親指で操作しやすい状態になる。
【0046】上記録音ボタン14と停止ボタン15は、
口述者が頻繁に使用するため、上述のように親指で押し
やすいように側面部の比較的上の方に配置し、その形状
は横長で他の操作ボタンより大きくなっている。
【0047】特に、上記停止ボタン15には、2個の凸
部15aが設けられており、その近傍の本体部にも1個
の凸部1gが設けられていて、ボタンの位置をいちいち
目で見て確認しなくても、あるいは、目の不自由な人で
も基準となる停止ボタン15の位置が容易に分かるよう
になっている。なお、上記凸部の数は任意で良い。
【0048】また、ERASE/FORMATボタン4
は、誤って簡単に押されないように、正面部の面より少
し凹んだ位置に配置されている。また、マイクロホン用
開口孔10とLED11が上面部に配置されているた
め、口述者は、マイクロホンに向かって喋りながらLE
D11を見ることができ、喋った言葉が録音されている
かLED11によって常に確認することができる。
【0049】なお、右側面部1dに配設される録音ボタ
ン14等のメインの操作ボタンや正面部1aに配設され
るボタンは、全て押しボタン形式とし、左側面部1eに
配設されるHOLDスイッチ21等のスイッチは、全て
スライド式のスイッチ形式とし、それぞれの機能に適し
た操作が行えるようになっている。
【0050】さらに、本デジタルレコーダは、その外装
となる本体1の正面部1a並びに背面部1fの面積を小
さくし、見た目にも小さく、持ち易くなっている。ま
た、手に持った状態での操作がやり易く、録音ミスの発
生を防止でき、メモリカード30の着脱や電池交換も容
易である。
【0051】(付記)上述の本発明の実施の形態に基づ
いて、以下に示す構成を有する携帯型音声情報記録再生
装置を提案することができる。すなわち、 (1) 着脱可能なメモリカードに音声をデジタル化し
て記録し、また、前記メモリカードに記録された音声を
アナログ化して再生する携帯型音声情報記録再生装置で
あって、正面部に配置したスピーカー用開口部と、前記
正面部と相対する面である背面部に配置したメモリカー
ド着脱部と、を具備することを特徴とする携帯型音声情
報記録再生装置。上記携帯型音声情報記録再生装置によ
ると、上記スピーカ用開口部と上記メモリカ−ド着脱部
とを相対する正面部と背面部に配置することによって、
正面部並びに背面部が有効に利用でき、その面積を小さ
くすることができ、手で持ち易い形状にすることができ
る。
【0052】(2) 着脱可能なメモリカードに音声を
デジタル化して記録し、また、前記メモリカードに記録
された音声をアナログ化して再生する携帯型音声情報記
録再生装置であって、正面部に配置した液晶表示部と、
前記正面部と相対する面である背面部に配置したメモリ
カード着脱部と、を具備することを特徴とする携帯型音
声情報記録再生装置。上記携帯型音声情報記録再生装置
によると、上記液晶表示部と上記メモリカ−ド着脱部と
を相対する正面部と背面部に配置することによって、正
面部並びに背面部が有効に利用でき、その面積を小さく
することができ、手で持ち易い形状にすることができ
る。
【0053】(3) 前記正面部と前記背面部とに略直
角である4つの側面部の1つの面に、メインの操作ボタ
ンを配置したことを特徴とする付記(1)、または、付
記(2)記載の携帯型音声情報記録再生装置。上記携帯
型音声情報記録再生装置によると、操作頻度の高い上記
メインの操作ボタンを手でホールドした状態で操作し易
く、使い勝手がよくなる。
【0054】(4) 前記正面部と前記背面部とに略直
角である4つの側面部の1つの面に、電池蓋を配置した
ことを特徴とする付記(1)乃至付記(3)記載の携帯
型音声情報記録再生装置。上記携帯型音声情報記録再生
装置によると、上記側面部に電池蓋を配置することによ
って、電池の交換がやり易く、また、外装体表面を有効
に利用できるので、装置の小型化が可能になる。
【0055】(5) 前記正面部と前記背面部とに略直
角である4つの側面部の1つの面に、マイクロホン用開
口部を配置したことを特徴とする付記(1)乃至付記
(4)記載の携帯型音声情報記録再生装置。上記携帯型
音声情報記録再生装置によると、上記側面部にマイクロ
ホン用開口部を配置したので、装置を手でホールドした
状態でマイクロホンが使いやすくなる。
【0056】(6)前記マイクロホン用開口部を配置し
た面と同じ面に、LEDを配置したことを特徴とする付
記(5)記載の携帯型音声情報記録再生装置。上記携帯
型音声情報記録再生装置によると、マイクロホン用開口
部を配置した面と同じ面に、LEDを配置することによ
って、マイクロホンを使用しているときにLEDの点灯
状態を観察しやすい。
【0057】
【発明の効果】上述したように、本発明の請求項1記載
の携帯型音声情報記録再生装置によると、スピーカ用開
口部とメモリカ−ド着脱部とを相対する正面部と背面部
に配置することによって、正面部並びに背面部を有効に
利用して、その面積を小さくすることができ、手で持ち
易い形状とすることができる。
【0058】また、本発明の請求項2記載の携帯型音声
情報記録再生装置によると、液晶表示部とメモリカ−ド
着脱部とを相対する正面部と背面部に配置することによ
って、正面部並びに背面部を有効に利用して、その面積
を小さくすることができ、手で持ち易い形状とすること
ができる。
【0059】また、本発明の請求項3記載の携帯型音声
情報記録再生装置によると、例えば、録音、再生、停
止、早戻し、早送りといったメインの操作を指示するボ
タン類が側面部に配置されているので手に持った状態で
の操作がしやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す携帯型音声情報記
録再生装置であるデジタルレコーダを正面側からみた斜
視図。
【図2】図1のデジタルレコーダを背面側から見た斜視
図。
【図3】図1のデジタルレコーダにメモリカ−ドを装着
している状態の斜視図。
【図4】図1のデジタルレコーダを手でホールドして操
作している状態の斜視図。
【符号の説明】
1a ……正面部 1b ……上面部(側面部) 1c ……下面部(側面部) 1d ……右側面部(側面部) 1e ……左側面部(側面部) 1f ……背面部 2 ……スピーカ開口孔(スピーカ開口部) 3 ……LCD表示部(液晶表示部) 14 ……録音ボタン(メインの操作ボタン) 15 ……停止ボタン(メインの操作ボタン) 16 ……再生ボタン(メインの操作ボタン) 17 ……早戻しボタン(メインの操作ボタン) 18 ……早送りボタン(メインの操作ボタン) 23 ……カード蓋(メモリカード着脱部) 30 ……メモリカード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱可能なメモリカードに音声をデジタ
    ル化して記録し、また、前記メモリカードに記録された
    音声をアナログ化して再生する携帯型音声情報記録再生
    装置であって、 正面部に配置したスピーカー用開口部と、 前記正面部と相対する面である背面部に配置したメモリ
    カード着脱部と、を具備することを特徴とする携帯型音
    声情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】着脱可能なメモリカードに音声をデジタル
    化して記録し、また、前記メモリカードに記録された音
    声をアナログ化して再生する携帯型音声情報記録再生装
    置であって、 正面部に配置した液晶表示部と、 前記正面部と相対する面である背面部に配置したメモリ
    カード着脱部と、を具備することを特徴とする携帯型音
    声情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記正面部と前記背面部とに略直角である
    4つの側面部の1つの面に、メインの操作ボタンを配置
    したことを特徴とする請求項1、または、請求項2記載
    の携帯型音声情報記録再生装置。
JP8264802A 1996-10-04 1996-10-04 携帯型音声情報記録再生装置 Pending JPH10111917A (ja)

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