JPH09102031A - 円形物の画像読取装置 - Google Patents

円形物の画像読取装置

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JPH09102031A
JPH09102031A JP28436095A JP28436095A JPH09102031A JP H09102031 A JPH09102031 A JP H09102031A JP 28436095 A JP28436095 A JP 28436095A JP 28436095 A JP28436095 A JP 28436095A JP H09102031 A JPH09102031 A JP H09102031A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 硬貨やゲームコイン等、円形物の搬送速度の
変動の影響、及び搬送速度の設定を変更したときの影響
を受けにくく、コンパクトにユニット化した円形物の画
像読取装置を提供する。 【解決手段】 円形物30に照明光を照射する照明手段
2と;画像読取装置1内を光軸が通る位置に配置され、
照明手段2の発光波長とは異なる発光波長の発光手段3
A及びこの発光手段3Aの照射光を受光するための受光
手段3Bから成り、円形物30の画像読取タイミングを
検知するための画像読取タイミング検知手段3と;発光
手段3Aの発光波長を吸収するフィルタ9と;照明手段
2で照明された円形物30の反射光による画像をフィル
タ9を通して読取る画像読取手段4と;を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬貨やゲームコイ
ン等の円形物に照明光を照射して、その反射光を受光し
て画像を読取る装置に関するものであり、例えば、画像
処理による硬貨判別等に利用可能な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の円形物(以下、硬貨を例と
する)の画像読取装置の一例を示す断面構造図で、図9
は図8の画像読取装置本体部の平面図を示している。従
来、硬貨識別装置等において硬貨の反射光による画像を
読取る装置は、図8に示すように、硬貨30は搬送ベル
ト5と搬送路6に挟まれた状態で、搬送路6を滑りなが
ら搬送ベルト5で搬送され、後述するタイミングセンサ
23A,23Bの間を通過して画像読取装置21の本体
上面部に搬送されるようになっている。画像読取装置2
1の硬貨の読取窓部に設けられたガラス板7の下方に
は、硬貨表面からの反射光を捉えるレンズ8と、硬貨画
像を読取るライン型CCD24とが配置され、ガラス板
7の斜め下方には、硬貨表面を照明するための照明用L
ED22が、図9に示すように、搬送路6の上方から見
て硬貨搬送方向Aに対して垂直方向に直線状に配置され
ている。
【0003】硬貨画像の読取開始を検知するタイミング
センサ23は、画像読取装置21の外部に配置され、タ
イミングセンサ23、画像読取装置21の順に硬貨30
が搬送されるようになっている。図8において、タイミ
ングセンサ23は上方を発光側のセンサ23A、下方を
受光側のセンサ23Bとし、タイミングセンサ23と照
明用LED22は、同じ発光波長であり、ともに赤色発
光ダイオードを使用している。
【0004】このような構成において、1枚の硬貨の画
像を読取る際の従来の制御例を、図10のフローチャー
トに沿って説明する。先ず、硬貨表面を照明する照明用
LED22を硬貨の搬送前に点灯しておき、硬貨の搬送
を開始する。次に、搬送されて来る硬貨30がタイミン
グセンサ23を遮光するまで待ち(ステップS71)、
遮光を検知した時点で、硬貨搬送速度に応じて予め設定
されている、硬貨画像読取り開始を指示するタイマをセ
ットする(ステップS72)。次に、そのタイマがタイ
ムアップすると同時に硬貨30の画像をライン型CCD
24で1ライン分読取り(ステップS73,S74)、
読取った1ライン分の画像データをメモリに格納する
(ステップS75)。
【0005】続いて、予め設定されているサンプリング
回数分(256回)の読取りを行なったか否かを判断し
(ステップS76)、行なっていなければ次のラインの
硬貨データを読取り(ステップS74)、行なっていれ
ば硬貨画像の読取りを終了する。このようにして硬貨1
枚分の画像読取りが終了し、硬貨30が搬送されて来る
毎にステップS71からステップS76を繰り返す。そ
の後、硬貨30が搬送路6上から無くなれば搬送を停止
し、照明用LED22を消灯するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の硬貨画像の読取装置では、ライン型CCDの上方を
硬貨が通過する時、硬貨の搬送速度が画像読取中に変動
した場合は読取った画像が歪んだものになるという問題
があった。また、設定されている搬送速度より実際の搬
送速度が速い場合、或いは遅い場合は、ライン型CCD
の上方を硬貨が通過するタイミングがずれ、読取った硬
貨画像が欠けたりするという問題があった。また、硬貨
の搬送速度を変更する場合は、タイミングセンサを硬貨
が遮光したときにセットする画像読取り開始のタイマ値
も変更しなければならず、更に画像読取タイミング等の
プログラム変更もしなければならなかった。また、タイ
ミングセンサが画像読取装置の外部にあるため、タイミ
ングセンサの取り付け位置の場所を搬送路上に確保しな
ければならなかった。
【0007】本発明は上述のような事情から成されたも
のであり、本発明の目的は、硬貨やゲームコイン等、円
形物の搬送速度の変動の影響、及び搬送速度の設定を変
更したときの影響を受けにくく、コンパクトにユニット
化した円形物の画像読取装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、円形物の表面
に照明光を照射し、前記円形物からの反射光による画像
を読取り、画像データをメモリ手段に記憶させるように
した円形物の画像読取装置に関するものであり、本発明
の上記目的は、前記円形物に照明光を照射する照明手段
と;画像読取領域内を光軸が通る位置に配置され、前記
照明手段の発光波長とは異なる発光波長の発光手段及び
この発光手段の照射光を受光するための受光手段から成
り、前記円形物の画像読取タイミングを検知するための
画像読取タイミング検知手段と;前記発光手段の発光波
長を吸収するフィルタと;前記照明手段で照明された前
記円形物の反射光による画像を前記フィルタを通して読
取る画像読取手段と;を具備することによって達成され
る。
【0009】或いは、前記円形物に照明光を照射する照
明手段と;画像読取領域内を光軸が通る位置に配置さ
れ、前記照明手段の発光波長とは異なる発光波長の発光
手段及びこの発光手段の照射光を受光するための受光手
段から成り、前記円形物の画像読取タイミングを検知す
るための画像読取タイミング検知手段と;前記照明手段
で照明された前記円形物の反射光による画像を読取る画
像読取手段であって、前記照明手段の発光波長のみを読
取る画像読取手段と;を具備することによって達成され
る。また、前記画像読取タイミング検知手段は、前記画
像読取領域内で前記円形物の移動先端部が遮光したタイ
ミング時に前記画像読取領域内に前記円形物の全体が存
在し、前記タイミングで前記画像読取領域が読取られる
位置に設置されていることよって達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像読取装置の
一例を図8に対応させて示す断面構造図であり、図2は
図1の画像読取装置1の内部をX−X線矢印方向から見
た図である。先ず、図8に示した従来装置とは異なる機
器構成について説明する。硬貨表面を照明するための照
明用LED2は、本実施形態では、近赤外の発光ダイオ
ードを複数使用し、搬送路6の下方にリング状に配置し
ている。照明用LED2の発光波長は、タイミングセン
サ3の受光側センサ3Bが反応しない発光波長であれば
良い。タイミングセンサ3は、硬貨画像を読取るタイミ
ングを検知するためのセンサで、画像読取領域内を光軸
が通る位置に配置されており、発光側のセンサ3Aは赤
色の発光ダイオード、受光側のセンサ3Bはフォトトラ
ンジスタを使用している。発光側のタイミングセンサ3
Aの波長は、照明用LED2の発光波長と異なる波長で
あれば良い。
【0011】画像読取手段であるCCD4は、エリア型
のCCDであり、硬貨画像と共に画像読取領域10(図
2の点線の円内)を含む256×256画素のデータ
を、硬貨がタイミングセンサ3を遮光した時に読取るよ
うになっている。尚、画像読取領域10以外のデータは
全て“0”にしてメモリに格納される。フィルタ9は照
明用LED2以外の光をカットするために用い、実施形
態の例では発光側タイミングセンサ3Aの発光波長を吸
収するものを使用している。
【0012】以下、本発明の実施形態を詳細に説明す
る。図1に示すように、硬貨30は搬送ベルト5と搬送
路6に挟まれた状態で、搬送路6を滑りながら搬送ベル
ト5で搬送され、画像読取装置1内の搬送路中央部を通
過するように、図示しない寄せ機構で制御されるように
なっている。搬送路6の下方には、硬貨表面を斜め下方
から照明するための複数の照明用LED2がリング状に
配置され、その下方には、硬貨表面からの反射光を捉え
るレンズ8と、硬貨画像を読取るエリア型CCD4とが
配置されている。硬貨画像の読取開始を検知するタイミ
ングセンサ3(3A及び3B)は、画像読取領域10内
で、硬貨30の移動先端部が遮光したタイミング時に画
像読取領域10内に硬貨30の全体が存在し、そのタイ
ミングで画像読取領域10が読取られる位置に設置され
ている。
【0013】タイミングセンサ3は、上方を発光側、下
方を受光側とし、照明用LED2とは異なる発光波長の
赤色発光ダイオードを使用し、照明用LED2は近赤外
線発光ダイオードを使用している。硬貨画像を読取るに
は、近赤外線の波長を画像として読取れば良いので、図
1の例ではレンズ8とエリア型CCD4との間にフィル
タ9を設け、タイミングセンサ3の赤色波長を除去する
ようにしている。
【0014】図4は、本発明に用いるタイミングセンサ
3及び照明用LED2の波長の特性と、フィルタ処理後
の画像検出領域を示しており、縦軸がLEDの相対発光
強度(%)とCCD4の相対感度(%)、横軸が波長λ
(nm)で、2Sが照明用LED2の発光波長の特性、
3Sがタイミングセンサ3の発光波長の特性、9Sがフ
ィルタ(バンドパスフィルタ;ナローバンドを用いたフ
ィルタ)9により除去する光の波長の特性、4SがCC
D4の感度の特性をそれぞれ示している。照明用LED
2により硬貨の表面を照明光を照射した際、その反射光
は、フィルタ9によりタイミングセンサ3の赤色波長が
除去され、図4の斜線に示す部分が画像検出領域DIと
なる。即ち、照明用LED2による反射光のみ検出され
て、硬貨の画像がCCD4に読取られる。このようにす
ることで、タイミングセンサの残像や画像読取り時のタ
イミングセンサの散乱光に影響されない画像読取りが行
なえる。尚、フィルタ9は、照明用LED2以外の発光
波長を吸収するものであれば良く、バンドパスフィルタ
の代わりに可視光フィルタ(コールドミラーフィルタ)
等を用いても良い。
【0015】以上のように、実施形態では、硬貨に照明
光を照射する照明手段の具体例を複数の照明用LED2
をリング状にしたものとし、硬貨画像の読取りタイミン
グを検知するための発光手段の具体例を発光側タイミン
グセンサ3Aとし、受光手段の具体例を受光側タイミン
グセンサ3Bとしている。また、発光手段の発光波長を
吸収するフィルタの具体例をバンドパスフィルタ(又は
可視光フィルタ)9とし、画像読取手段の具体例をエリ
ア型CCD4としている。
【0016】上述のような構成において、1枚の硬貨の
画像を読取る際の制御例を図3のフローチャートに沿っ
て説明する。先ず、硬貨の搬送を開始する。次に、画像
読取装置1の中央に寄せられて搬送されて来る硬貨30
がタイミングセンサ3を遮光するまで待ち(ステップS
31)、遮光を検知した時点で照明用LED2を点灯す
る(ステップS32)。続いて、遮光を検知した直後に
画像の読取りを開始し、照明用LED2が点灯している
間に、エリア型CCD4で硬貨30の画像を読取る。こ
のとき、搬送路幅より広い領域を画像読取領域としてい
ることと、タイミングセンサ3と画像読取領域10との
位置関係から、硬貨画像が欠けたりすることはない。画
像読取領域10は円形なので、その領域を含む正方形の
領域の読取りを行なっている。但し、画像読取領域10
以外の領域はCCD4で読取ることができないので、画
像データをメモリに格納する際は、画像データ“0”と
して格納する(ステップS33)。
【0017】続いて、硬貨照明用LED2を消灯する。
尚、照明用LED2の点灯時間は150〜300μs程
度で、硬貨30の搬送速度は1000mm/s程度であ
る(ステップS34)。次に、読取った画像データをメ
モリに格納し(ステップS35)、硬貨画像の読取りを
終了する。このようにして硬貨1枚分の画像読取りが終
了し、硬貨30が搬送されて来る毎にステップS31か
らステップS35を繰り返す。その後、硬貨30が搬送
路6上から無くなれば、硬貨の搬送を停止する。
【0018】尚、上述した実施形態の例では硬貨を例と
して説明したが、ゲームコイン等の円形物にも本発明を
適用することができる。また、タイミングセンサ3の光
の波長を除去する手段としては、フィルタ9を使用せ
ず、硬貨を照明する照明手段2の発光波長のみを感知し
て読取るエリア型CCDを使用するようにしても良い。
あるいは、画像読取手段に2次元ディジタルフィルタを
備え、エリア型CCDで読取った画像のA/D変換後の
画像データを2次元ディジタルフィルタ(ディジタル回
路)によりフイルタリングし、メモリ手段に格納するよ
うに構成しても良い。但し、2次元ディジタルフィルタ
を用いる場合、乗算器の個数が多い等の欠点がある。ま
た、エリア型CCDをカラー化すれば、硬貨の色合い等
をみることができ、汚損貨等も判定できるようになる。
【0019】
【実施例】次に、本発明に用いるタイミングセンサの配
置エリアについて、具体的な実施例を示して説明する。
図5は、タイミングセンサの配置可能エリアの第1の実
施例を示しており、硬貨の寄せ機構の制御により、硬貨
が搬送方向Aから画像読取領域10の中央(搬送路6
(搬送路幅W)の中央)を通過するように構成されてい
る場合の例を示している。タイミングセンサ3は、同図
の斜線部で示すように、識別の対象となる最大径の硬貨
30A及び最小径の硬貨30Bがタイミングセンサ
を遮光するときに、画像読取領域10内にそれぞれの硬
貨全体が入る位置に配置すれば良い。
【0020】即ち、上記の構成の場合、図5に示すよう
に、搬送路6の中央部Cを通る最大径の硬貨30A
後端部が画像読取領域10に内接する位置に硬貨30A
を配置し、搬送路6の中央部Cを通る最小径の硬貨3
0Bの前端部が画像読取領域10に内接する位置に硬
貨30Bを配置したとき、最小径の硬貨30Bの領
域において、最大径の硬貨30Aと最小径の硬貨30
とが重ならない領域がタイミングセンサの配置可能
エリア11となる。そして、この配置可能エリア11を
タイミングセンサ3の光軸が通り、画像読取領域10か
らレンズ8への光路を除く部分にタイミングセンサ3が
設置される。
【0021】図6は、タイミングセンサの配置可能エリ
アの第2の実施例を示しており、硬貨の寄せ機構の制御
により、硬貨が搬送方向Aから搬送路6の一方に寄せら
れて画像読取領域10を通過するように構成されている
場合の例を示している。このような構成の場合、図6に
示すように、搬送路6の側壁(寄せられた側)に接する
最大径の硬貨30Aの後端部が画像読取領域10に内
接する位置に硬貨30Aを配置し、搬送路6の側壁に
接する最小径の硬貨30Bの前端部が画像読取領域1
0に内接する位置に硬貨30Bを配置したとき、最小
径の硬貨30Bの領域において、最大径の硬貨30A
と最小径の硬貨30Bとが重ならない領域(斜線部
の垂直方向の空間部)がタイミングセンサの配置可能エ
リア11となる。
【0022】図7は、タイミングセンサの配置可能エリ
アの第3の実施例を示しており、硬貨の寄せ機構がない
構成の場合、即ち搬送路の全ての部分を通過する場合の
例を示している。このような構成の場合、図7に示すよ
うに、搬送路6の一方の側壁に接する最小径の硬貨30
の前端部が画像読取領域10に内接する位置に硬貨
30Bを配置し、搬送路6の他方の側壁に接する最小
径の硬貨30Bの前端部が画像読取領域10に内接す
る位置に硬貨30Bを配置したとき、両者が重なる領
域において、次に示す配置不能領域を除いた部分(斜線
部の垂直方向の空間部)がタイミングセンサの配置可能
エリア11となる。図7において、搬送路6の一方の側
壁に接する最大径の硬貨30Aの後端部が画像読取領
域10に内接する位置に硬貨30Aを配置し、搬送路
6の他方の側壁に接する最大径の硬貨30Aの後端部
が画像読取領域10に内接する位置に硬貨30Aを配
置したとき、両者の領域が配置不能領域となる。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の円形物
の画像読取装置によれば、硬貨表面を照明する複数の照
明用LEDとタイミングセンサの発光波長が異なるよう
にし、タイミングセンサの発光波長を吸収するフィルタ
を用いるので、タイミングセンサを画像読取領域内に設
けても、タイミングセンサによる硬貨画像への影響がな
く、硬貨画像読取装置をコンパクトにしてユニット化す
ることができる。また、タイミングセンサを画像読取領
域内に設けるので、タイミングセンサを硬貨が遮光した
直後に照明用LEDを点灯して、硬貨画像をエリア型C
CDで読取ることができ、硬貨の搬送速度、または、搬
送速度の変動に影響されず、硬貨画像を安定して読取る
ことができる。さらに、硬貨の搬送速度に影響されない
ので、硬貨処理装置の硬貨識別ユニットとして使用する
ときに、画像読取タイミング等のプログラム変更が一切
無く、そのまま使用することができるといった効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の円形物の画像読取装置の一例を示す断
面構造図である。
【図2】図1の画像読取装置内部をX−X線矢印方向か
ら見た図である。
【図3】本発明装置の動作例を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明に用いるタイミングセンサ及び照明用L
EDの波長の特性と、フィルタ処理後の画像検出領域を
示す図である。
【図5】本発明に用いるタイミングセンサの配置可能エ
リアの第1の実施例を示す図である。
【図6】本発明に用いるタイミングセンサの配置可能エ
リアの第2の実施例を示す図である。
【図7】本発明に用いるタイミングセンサの配置可能エ
リアの第3の実施例を示す図である。
【図8】従来の円形物の画像読取装置の一例を示す断面
構造図である。
【図9】図8の画像読取装置本体部の平面図である。
【図10】従来装置の動作例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1,21 画像読取装置 2,22 照明手段(照明用LED) 3,23 タイミングセンサ 3A,23A 発光手段(発光側タイミングセンサ) 3B,23B 受光手段(受光側タイミングセンサ) 4,24 画像読取手段(エリア型CCD,ライン型C
CD) 5 搬送ベルト 6 搬送路 7 ガラス板 8 レンズ 9 フィルタ 10 画像読取領域 11 タイミングセンサの配置可能エリア 30 硬貨

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形物の表面に照明光を照射し、前記円
    形物からの反射光による画像を読取り、画像データをメ
    モリ手段に記憶させるようにした円形物の画像読取装置
    において、前記円形物に照明光を照射する照明手段と;
    画像読取領域内を光軸が通る位置に配置され、前記照明
    手段の発光波長とは異なる発光波長の発光手段及びこの
    発光手段の照射光を受光するための受光手段から成り、
    前記円形物の画像読取タイミングを検知するための画像
    読取タイミング検知手段と;前記発光手段の発光波長を
    吸収するフィルタと;前記照明手段で照明された前記円
    形物の反射光による画像を前記フィルタを通して読取る
    画像読取手段と;を具備したことを特徴とする円形物の
    画像読取装置。
  2. 【請求項2】 円形物の表面に照明光を照射し、前記円
    形物からの反射光による画像を読取り、画像データをメ
    モリ手段に記憶させるようにした円形物の画像読取装置
    において、前記円形物に照明光を照射する照明手段と;
    画像読取領域内を光軸が通る位置に配置され、前記照明
    手段の発光波長とは異なる発光波長の発光手段及びこの
    発光手段の照射光を受光するための受光手段から成り、
    前記円形物の画像読取タイミングを検知するための画像
    読取タイミング検知手段と;前記照明手段で照明された
    前記円形物の反射光による画像を読取る画像読取手段で
    あって、前記照明手段の発光波長のみを読取る画像読取
    手段と;を具備したことを特徴とする円形物の画像読取
    装置。
  3. 【請求項3】 前記画像読取タイミング検知手段は、前
    記画像読取領域内で前記円形物の移動先端部が遮光した
    タイミング時に前記画像読取領域内に前記円形物の全体
    が存在し、前記タイミングで前記画像読取領域が読取ら
    れる位置に設置されている請求項1又は請求項2に記載
    の円形物の画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102837852A (zh) * 2011-06-23 2012-12-26 世高株式会社 包装体的检查装置
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