JP3668449B2 - 透明容器等の充填液中の異物検出装置 - Google Patents

透明容器等の充填液中の異物検出装置 Download PDF

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    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/90Investigating the presence of flaws or contamination in a container or its contents
    • G01N21/9018Dirt detection in containers
    • G01N21/9027Dirt detection in containers in containers after filling

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、透明容器等の充填液体中の異物検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
透明容器(例えばガラス瓶やプラスチック容器)等の充填液としては、飲料水や清涼飲料水等の食品、注射液や栄養剤などの医療関連液体等がある。こうした透明容器は、搬送ライン上で、形状や品質の自動検査、合格品に対する液体注入及び注入液の容量の自動検査、ラベルの貼り付け及びその貼り付け状態の自動検査等が次々になされる。更に、これらの検査以外に、液体内に異物が混入していないか否かの異物自動検査がある。異物には、有害なものや、有害ではないが混入していては困るものや、混入していてもよくそのまま合格品として扱えるもの等、種々である。
こうした異物は、撮像カメラで撮像して画像処理により高速で自動検査で検出するやり方を取ることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
異物には黒色系の異物が多いが白色系の異物もある。黒色系の異物は光の透過を利用して撮像化しやすく、白色系の異物は、光の反射を利用して撮像化しやすいという特徴がある。
しかし、充填液中には、どの様な異物が混入しているかわからず、透過光のみ又は反射光のみを利用した撮像ではこれらすべての異物を検出することができないことから、すべての異物を同時に検出可能な検出機の要求が大きい。
また、充填液中に混入した異物の種類を特定したいという要求が大きい。
そこで、出願人は、先に透過と反射との両者を利用する異物検出装置を出願した(特願2001−71642号)。この先願は、検査対象とする透明容器の後方に第1の照射源を設け、容器の手前斜め方向に第2の照射源を設け、第1の照射源からの透過光と第2の照射源からの反射光とを撮影するようにしたものである。然るに、照射源を別々の位置に設置することの難点を持つ。
【0004】
本発明の目的は、第1、第2の光源設置の簡素化をはかる異物検出装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、透明容器の充填液中の異物を検出する異物検出装置において、
透明容器の前方に配置した撮像手段と、
透明容器の後方に設けられて、撮像手段の光軸に一致する光軸を有し、第1の照射光を第1のタイミングで透明容器に照射する第1の照射源と、
第1の照射源に近接して設けられ、撮像手段の光軸と異なる光軸を有し、第1の照射光と異なる方向から第2の照射光を第2のタイミングで透明容器に照射する第2の照射源と、
第1のタイミングで照射された透明容器からの第1の照射光による透過光路上の透過光及び第2のタイミングで照射された透明容器からの第2の照射光による乱反射光の、撮像手段による第1、第2の撮像画像に基づいて充填液体中の異物を検出する検出手段と、を備えると共に、
第1の照射源は、透明容器の長手方向の照射野相当の長さを有する線状光源とし、透明容器を挟んで撮像手段の撮像面と反対側であって且つ透明容器のレンズ効果による焦点位置に、その長手面が撮像面に平行で且つ撮像面の光軸に一致する光軸となるように線状光源を配置したものとし、
第2の照射源は、透明容器の長手方向の照射野相当の長さを有する線状光源とし、透明容器を挟んで撮像手段の撮像面と反対側であって且つ透明容器のレンズ効果による焦点位置及び第1の照射源である線状光源に隣り合う位置に、その長手面が撮像面に平行で且つ撮像面の光軸に一致しない光軸を有するように線状光源を配置したものとする透明容器の充填液中の異物検出装置を開示する。
【0006】
更に本発明は、透明容器の充填液中の異物を検出する異物検出装置において、
透明容器の前方に配置された第1の撮像手段と、
この第1の撮像手段とは異なる位置に配置された第2の撮像手段と、
透明容器の後方に設けられて、第1の撮像手段の光軸に一致する光軸を有し、第1の照射光を透明容器に照射する第1の照射源と、
第1の照射源に近接して設けられ、第1の撮像手段の光軸と異なる光軸を有し、第1の照射光と異なる光軸方向及び異なる色の第2の照射光を透明容器に照射する第2の照射源と、
透明容器からの第1の照射光の透過光路上であって第2の照射光の反射光路上に設けられて、第1の照射光による透過光を直進させて、第1の撮像手段に導き、第2の照射光による乱反射光を色分離して第2の撮像手段に導く色分離用ミラーと、
第1、第2の撮像手段の撮像画像を画像処理して充填液体中の異物をそれぞれ検出する画像処理手段と、を備えると共に、
第1の照射源は、透明容器の長手方向の照射野相当の長さを有する線状光源とし、透明容器を挟んで撮像手段の撮像面と反対側であって且つ透明容器のレンズ効果による焦点位置に、その長手面が撮像面に平行で且つ撮像面の光軸に一致する光軸となるように線状光源を配置したものとし、
第2の照射源は、透明容器の長手方向の照射野相当の長さを有する線状光源とし、透明容器を挟んで撮像手段の撮像面と反対側であって且つ透明容器のレンズ効果による焦点位置及び第1の照射源である線状光源に隣り合う位置に、その長手面が撮像面に平行で且つ撮像面の光軸と一致しない光軸を有するように線状光源を配置したものとする、透明容器の充填液中の異物検出装置を開示する。
【0007】
更に本発明は、透明容器の充填液中の異物を検出する異物検出装置において、
透明容器の前方に配置された第1の撮像手段と、
この第1の撮像手段とは異なる位置に配置された第2の撮像手段と、
透明容器の後方に設けられて、第1の撮像手段の光軸と一致する光軸を有し、第1の照射光を透明容器に照射する第1の照射源と、
第1の照射源に近接して設けられ、第1の撮像手段の光軸と異なる光軸を有し、第1の照射光と異なる方向及び異なる色の第2の照射光を透明容器に照射する第2の照射源と、
透明容器からの第1の照射光の透過光路上であって第2の照射光の反射光路上に設けられて、光路分離をはかるハーフミラーと、
ハーフミラーの直進光路に設けられて、第1の照射光による透過光を分別し、第1の撮像手段に導く第1のフィルタと、
ハーフミラーの別光路上に設けられて第2の照射光に対する乱反射光を分別し、第2の撮像手段に導く第2のフィルタと、
第1、第2の撮像手段の撮像画像を画像処理して充填液中の異物を検出する画像処理手段と、を備えると共に、
第1の照射源は、透明容器の長手方向の照射野相当の長さを有する線状光源とし、透明容器を挟んで第1の撮像手段の撮像面と反対側であって且つ透明容器等のレンズ効果による焦点位置に、その長手面が撮像面に平行で且つ撮像面の光軸に一致する光軸となるように線状光源を配置したものとし、
第2の照射源は、透明容器の長手方向の照射野相当の長さを有する線状光源とし、透明容器を挟んで第1の撮像手段の撮像面と反対側であって且つ透明容器のレンズ効果による焦点位置及び第1の照射源である線状光源に隣り合う位置に、その長手面が撮像面に平行で且つ撮像面の光軸に一致しない光軸を有するように線状光源を配置したものとする、透明容器の充填液中の異物検出装置を開示する。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の異物検査装置は、例えば、アンプル瓶やバイアル瓶等のガラス容器やペットボトル等の被検体を次々に搬送する衛生管理された搬送ラインに設置され、次々に高速で異物検査を行う。図1は、本発明の異物検査装置の実施の形態を示す図である。異物検査装置は、搬送ライン上を次々に通る被検体2の内部液体2A中の異物を自動検査するものであって、検査用センサ1、照明3、画像処理装置4、より成る。被検体2は、内部に栄養剤液体や注射液や清涼飲料水などの液体を充填した円筒状透明容器であり、具体的にはアンプル瓶やバイアル瓶、プラスチックボトル等である。内部液体2A中の異物としては、容器加工中の加工粉や液体製造中に混入する粉末等であり、黒色や白色状のものなど多様である。
【0009】
検査用センサ1は、例えばCCDカメラ部1Aとその結像レンズ部1Bとから成る。照明3は、同一色の、第1の照明3Aと第2の照明3B、3Cとから成る。その形状は例えば円筒容器長手方向の長さを照射視としてカバーできるような線状光源とする。第1の照明3Aは、被検体2を挟んでカメラ1のレンズ撮像面中心が対向するような位置関係であって且つレンズ効果による焦点位置に配置する。これによって、第1の照明3Aからの第1の光は、被検体2を透過してそのまま撮像面に入射する。第2の照明3B、3Cは、上記撮像面と対向関係にないような配置位置であって且つレンズ効果による焦点位置をとる。従って、この第2の光は、被検体2を透過して、撮像面以外の方向に突き抜ける。第2の照明3B、3Cはどちらか一方のみでもよい。以下では照明3Bのみを機能させる例で説明する。
【0010】
第1の光は撮像面に入射するが、液体中に異物があれば、その異物のシルエット(影)もそのまま入射する。一方、第2の光にあっては透過光は入射しないため異物のシルエットも入射しない。第2の光の場合には、異物で乱反射が起こり、この乱反射光が撮像面に入射するだけとなる。かくして、第1の照明3AをあるタイミングでONしてレンズ部1Bを通して透過光を撮像し、第2の照明3B、3Cを別タイミングでONしてレンズ部1Bを通して乱反射光を撮像する。かかるそれぞれの撮像画像を、画像処理部4が受け取り、別々に処理して異物の検査を行う。検査には、異物の有無、大きさ、種別等があり、それぞれの異物検出プログラムによって実現する。このように第1の照明3AのONと第2の照明3BのONとは別時刻タイミングで行って、別々に撮像し、別々に処理する。
【0011】
第1の照明3Aと第2の照明3Bとを同一色の例としたが、別色にする例もある。例えば第1の照明3Aの光を赤色光、第2の照明3B(3Cも同じ)の光を青色光とする如き例である。この場合、1つのセンサ1のみの例にあっては、カラーカメラを使用し、同時撮像するが色成分により分離した2つの映像を得る。また、センサカメラ3を2つ設けて、一方を赤色用、他方を青色用として同時撮像を行う如き例もある。例えば特願2001−71642号の図1や図2のカメラ配置例及び光学系を採用すればよい。
【0012】
図2(イ)は、照明3の具体例を示す。照明3はライトガイドと称せられるものを使用した。ライトガイドとは、光源の光を光ファイバで引回し、検査個所に自在に持ってゆき、照明として利用するものであり、使い勝手が良いものである。かかる照明3はライトガイドヘッド30、照明光源32、照明ヘッド33、ファイバ34、から成る。照明光源32は、ストロボ、ハロゲンライト又はレーザ等の光源であり、この発生光をファイバ34でライトガイドヘッド30まで導く。ライトガイドヘッド30は照明ヘッド33で支持固定する。照明ヘッド33の全面には光シャッタ31を設けた。
【0013】
ライトガイド部30の前面は、図2(ロ)に示すように3つの縦形線状光放出面30A、30B(30C)を持つ。放射面30Aは図1の照明3Aに相当し、放出面30B(30C)は図1の照明3B(3C)に相当する。これによって、この光放出面30A、30B(30C)から縦形線状光が放出する。
【0014】
光シャッタ31は、光放出面30A、30B(30C)の放出光の選択に使う。面30Aを選択する時には、その光進行方向の面を開き、面30B(30C)を選択する時にはその光進行方向の面を開くように制御を受ける。シャッタ切り替えは機械式であってもよく、電子的な切り替えであってもよい。
【0015】
図2の照明3にあって、シャッタ31の代わりに色つきフィルタ35を設ける例もある。これを図2(ハ)に示す。3つの色つきフィルタ35A、35B、35Cを線状放出面30A、30B(30C)に対応するようにシャッタ31の代わりに設けておく。色付きフィルタ35Aは例えば赤色、色付きフィルタ35B(35C)は青色である。従って、線状放出面30Aからの光は、色付きフィルタ35Aを通ることで赤色光となり、線状放出面30B(30C)からの光は、色付きフィルタ35B(35C)を通ることで青色光となる。
【0016】
この赤色光、青色光を同時放出する場合、色つきフィルタ35A、35B(35C)の選択的使用は不要である。
【0017】
図3、図4により異物の撮映を説明する。図3が透過光撮映例、図4が反射光撮映例を示す。図3、図4にあって、照明3は、円筒状容器(被検体)2のレンズ効果による焦点位置に配置してある。レンズ効果とは、平行光を円筒状容器2に照射した場合、円筒状容器2そのものがあたかもレンズの如き作用をし、焦点を結ぶ現象を指す。その焦点位置に照明3を配置したのである。
【0018】
図3(イ)で、照明3Aからの放出光は、図の矢印の如き光路を通り検査センサ1に向かう。被検体2の充填液体中は異物5が存在し、これが黒色又は光非透過異物であればこの異物はシルエットとなり、黒色映像として結像する。これを図3(ロ)に示す。図3(ロ)で、2Aは蓋、2Bは液体の充填されていれない非液体空間である。更に、2Cは線状放出面3Aの映像である。
【0019】
図4(イ)は、照明3Cを光源とする例である。照明3Cはその平行光が検査センサ1に向かわないように配置されているため、図4(イ)の如くなる。液体中に反射性の例えば白色異物5があれば、光はこの異物5で乱反射を起こし、検査センサ1に向かう乱反射光は、このセンサ1で撮影できる。図4(ロ)がその映像であり、5が異物映像、2Bが非液体空間、2Dが照明3Cの線状放出面の映像である。
【0020】
図5は、特願2001−71642号の図1に対応しており、色分離による同時透過・反射による異物検査装置の実施態様を示す図である。この異物検査装置は、2つの検査センサ10、11、色分離ミラー12を持ち、赤色照明3Aと青色照明3Bとを同時ONにするやり方を採用する。色分離ミラー12は、赤色分離光を検査センサ10に送り、青色分離光を検査センサ11に送る。
【0021】
かかる構成によれば、照明3A、3Bとが同時ONとなることで赤色光は検査センサ10へと入射し、青色光は検査センサ11へと入射し、シルエットとなる黒色異物1等があれば検査センサ10で映像化され、乱反射性の白色異物1等であれば、検査センサ11で映像化される。この場合、乱反射性の異物映像も検査センサ10に入射しそうであるが、色分離フィルタで青色は阻止されるため、センサ10への入射はなく映像化されない。
【0022】
また特願2001−71642号の図2に対応した例を図6に示す。図で40Aがハーフミラー、41Aが赤フィルタ、42Aが青フィルタである。
【0023】
異物検査は、通常、特別に設けた検査ライン上で行う。検査ライン上には、異なる複数の位置毎にセンサ(カメラ)をそれぞれ設置しておき、各センサで自己の視野内に入ってくる被検体を撮像する。被検体の撮映前に、被検体の回転・停止を行わせて、液体だけを回転させておき、これを撮映するやり方をとることが多い。検査ライン上には次々に被検体が搬入してくるので、センサでは高速撮映が必要となる。高速撮映には、照明3A、3Bの同時照射、そして同時撮映が好ましい。これが図5、図6の例である。
【0024】
図7は、図2が単一光源であるのに対し、3個の光源40、41、42である場合を示す。そして、それに対応して、照明ヘッド43、44、45を持たせた。図2の単一光源では3つの光放出面からは必ず同時に光を放出するが、3個の光源では、別々に放出制御ができる。従って、例えば、40をON→41(及び又は42)をON→……の如く制御、そして検査を行う。
【0025】
ここで、黒色異物、白色異物を説明する。黒色異物としては、例えばガラス成形時の金型や加工機械の粉末等である。一方、白色異物は例えば容器や液体の中の有効成分であって液体内部に充分にとけ込まない固形成分等である。またグレー色異物は黒色異物と白色異物との中間色としての異物である。これらの異物の中でどれが排除すべきか(有害を含む)を事前に定めておく。例えば黒色異物は排除すべきであり、白色異物は排除すべきでなく、中間色異物は黒色異物の一種と見なして排除すべきであるとかの定めや、全異物は排除の対象とするとかの定めである。排除とは、容器毎に行うものとし、不良品としてガラス容器自体を選別し、ライン外に排除する。
【0026】
画像処理装置4は、2つのカメラの撮像画像を取り込み、それぞれ毎に閾値を利用して異物検出を行う。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、第1、第2の照射源を被検体の後方に近接して設けて、これを被検体後に設置したことで、乱反射光と透過光とを利用して同時又は別々に透明容器内充填液の異物を検出でき、また異物の区分までも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図である。
【図2】本発明のライトガイドによる照明例を示す図である。
【図3】本発明の透過光の説明図である。
【図4】本発明の乱反射光の説明図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示す図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す図である。
【図7】ライトガイドの他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 検査用センサ(カメラ)
2 被検体
3 照明
4 画像処理装置

Claims (5)

  1. 透明容器の充填液中の異物を検出する異物検出装置において、
    透明容器の前方に配置した撮像手段と、
    透明容器の後方に設けられて、撮像手段の光軸に一致する光軸を有し、第1の照射光を第1のタイミングで透明容器に照射する第1の照射源と、
    第1の照射源に近接して設けられ、撮像手段の光軸と異なる光軸を有し、第1の照射光と異なる方向から第2の照射光を第2のタイミングで透明容器に照射する第2の照射源と、
    第1のタイミングで照射された透明容器からの第1の照射光による透過光路上の透過光及び第2のタイミングで照射された透明容器からの第2の照射光による乱反射光の、撮像手段による第1、第2の撮像画像に基づいて充填液体中の異物を検出する検出手段と、を備えると共に、
    第1の照射源は、透明容器の長手方向の照射野相当の長さを有する線状光源とし、透明容器を挟んで撮像手段の撮像面と反対側であって且つ透明容器のレンズ効果による焦点位置に、その長手面が撮像面に平行で且つ撮像面の光軸に一致する光軸となるように線状光源を配置したものとし、
    第2の照射源は、透明容器の長手方向の照射野相当の長さを有する線状光源とし、透明容器を挟んで撮像手段の撮像面と反対側であって且つ透明容器のレンズ効果による焦点位置及び第1の照射源である線状光源に隣り合う位置に、その長手面が撮像面に平行で且つ撮像面の光軸に一致しない光軸を有するように線状光源を配置したものとする透明容器の充填液中の異物検出装置。
  2. 透明容器の充填液中の異物を検出する異物検出装置において、
    透明容器の前方に配置された第1の撮像手段と、
    この第1の撮像手段とは異なる位置に配置された第2の撮像手段と、
    透明容器の後方に設けられて、第1の撮像手段の光軸に一致する光軸を有し、第1の照射光を透明容器に照射する第1の照射源と、
    第1の照射源に近接して設けられ、第1の撮像手段の光軸と異なる光軸を有し、第1の照射光と異なる光軸方向及び異なる色の第2の照射光を透明容器に照射する第2の照射源と、
    透明容器からの第1の照射光の透過光路上であって第2の照射光の反射光路上に設けられて、第1の照射光による透過光を直進させて、第1の撮像手段に導き、第2の照射光による乱反射光を色分離して第2の撮像手段に導く色分離用ミラーと、
    第1、第2の撮像手段の撮像画像を画像処理して充填液体中の異物をそれぞれ検出する画像処理手段と、を備えると共に、
    第1の照射源は、透明容器の長手方向の照射野相当の長さを有する線状光源とし、透明容器を挟んで撮像手段の撮像面と反対側であって且つ透明容器のレンズ効果による焦点位置に、その長手面が撮像面に平行で且つ撮像面の光軸に一致する光軸となるように線状光源を配置したものとし、
    第2の照射源は、透明容器の長手方向の照射野相当の長さを有する線状光源とし、透明容器を挟んで撮像手段の撮像面と反対側であって且つ透明容器のレンズ効果による焦点位置及び第1の照射源である線状光源に隣り合う位置に、その長手面が撮像面に平行で且つ撮像面の光軸と一致しない光軸を有するように線状光源を配置したものとする、透明容器の充填液中の異物検出装置。
  3. 透明容器の充填液中の異物を検出する異物検出装置において、
    透明容器の前方に配置された第1の撮像手段と、
    この第1の撮像手段とは異なる位置に配置された第2の撮像手段と、
    透明容器の後方に設けられて、第1の撮像手段の光軸と一致する光軸を有し、第1の照射光を透明容器に照射する第1の照射源と、
    第1の照射源に近接して設けられ、第1の撮像手段の光軸と異なる光軸を有し、第1の照射光と異なる方向及び異なる色の第2の照射光を透明容器に照射する第2の照射源と、
    透明容器からの第1の照射光の透過光路上であって第2の照射光の反射光路上に設けられて、光路分離をはかるハーフミラーと、
    ハーフミラーの直進光路に設けられて、第1の照射光による透過光を分別し、第1の撮像手段に導く第1のフィルタと、
    ハーフミラーの別光路上に設けられて第2の照射光に対する乱反射光を分別し、第2の撮像手段に導く第2のフィルタと、
    第1、第2の撮像手段の撮像画像を画像処理して充填液中の異物を検出する画像処理手段と、を備えると共に、
    第1の照射源は、透明容器の長手方向の照射野相当の長さを有する線状光源とし、透明容器を挟んで第1の撮像手段の撮像面と反対側であって且つ透明容器等のレンズ効果による焦点位置に、その長手面が撮像面に平行で且つ撮像面の光軸に一致する光軸となるように線状光源を配置したものとし、
    第2の照射源は、透明容器の長手方向の照射野相当の長さを有する線状光源とし、透明容器を挟んで第1の撮像手段の撮像面と反対側であって且つ透明容器のレンズ効果による焦点位置及び第1の照射源である線状光源に隣り合う位置に、その長手面が撮像面に平行で且つ撮像面の光軸に一致しない光軸を有するように線状光源を配置したものとする、透明容器の充填液中の異物検出装置。
  4. 上記第2の照射源は、第1の照射源たる線状光源の両側に線状光源を配置したものとする請求項1〜3のいずれかの異物検査装置。
  5. 上記第1、第2の照射源は、ライトガイドとする請求項1〜4のいずれかの異物検査装置。
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