JP2001126102A - 刻印読取り装置 - Google Patents

刻印読取り装置

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JP2001126102A JP30952199A JP30952199A JP2001126102A JP 2001126102 A JP2001126102 A JP 2001126102A JP 30952199 A JP30952199 A JP 30952199A JP 30952199 A JP30952199 A JP 30952199A JP 2001126102 A JP2001126102 A JP 2001126102A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、更なる小型化の要求を満足させる
ようにした刻印読取り装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 本発明による刻印読取り装置1は、読取
部位12cに配置された読取対象物20の刻印を読み取
る刻印読取り装置1において、読取面12bに対向して
配置させて、読取対象物20を撮像する撮像手段37
と、読取部位12cの周囲で環状に配置させて、外方に
向けて光を出射する複数の光源15と、各光源15の周
囲に配置させて、各光源15から出射した光を読取対象
物20に向けて反射させる環状の反射鏡16と、読取部
位12cと各光源15との間で、光源15から読取部位
12cに直接向かう光を遮る位置に設けられた傘部41
と、隣接する光源15間の漏れ光を遮る位置に設けられ
たスカート部42とを有する遮光部材40とを備えた構
成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刻印読取り装置に
係り、特に、硬貨、メダル或いはカード等に形成した刻
印を読み取るための刻印読取り装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術として、特
開平9−282512号公報がある。この公報に記載さ
れた刻印読取り装置は、環状に配列したLEDから外方
に向けて出射させた光を、リング状の反射鏡で一旦反射
させ、この反射光で硬貨を照らし出すよう構成されてい
る。すなわち、読取り対象物である硬貨は間接照明によ
って、CCDで撮像されることになる。従って、照明ム
ラを低減させることができ、これによって、硬貨等の刻
印を鮮明に撮像させることが可能となった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の刻印読取り装置には、次のような課題が存在し
ている。すなわち、このような刻印読取り装置であって
も、小型化を更に推し進めていく場合、リング状に整列
させたLEDの配列径を小さくする必要がある。これに
よって、各LEDが、互いに近づくことになる。その結
果、図7に示すように、LED100,102から出射
した光のうちの直接光により、透明板103或いは読取
り対象物の表面を介して虚像105を写し出してしまう
場合がある。また、図8に示すように、LED100か
ら出射した光は、反射鏡101に反射した後、隣接する
LED100間を通過するようにして対向側のLED1
02に達する場合がある。このときにも、LED102
の背面で反射した光が、透明板103や読取り対象物の
表面を介して虚像105を写し出してしまう場合もあ
る。すなわち、このような状態で硬貨106を撮像する
と、CCD上の画像に各LEDの各光が写し出されるこ
とになり、高品位な画像を得難く、このことが、装置の
更なる小型化を推進させる上で問題であった。
【0004】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたもので、特に、更なる小型化の要求を満足させる
ようにした刻印読取り装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
刻印読取り装置は、読取部位に配置された読取対象物の
刻印を読み取る刻印読取り装置において、読取面に対向
して配置させて、読取対象物を撮像する撮像手段と、読
取部位の周囲で環状に配置させて、外方に向けて光を出
射する複数の光源と、各光源の周囲に配置させて、各光
源から出射した光を読取対象物に向けて反射させる環状
の反射鏡と、読取部位と各光源との間で、光源から読取
部位に直接向かう光を遮る位置に設けられた遮光部とを
備えたことを特徴とする。
【0006】この刻印読取り装置は、図7に示すような
光源の映り込みを回避するためのものであり、この映り
込み対策として、読取部位と各光源との間で、光源から
読取部位に直接向かう光を遮る位置に遮光部を設けた。
その結果、反射鏡で反射した間接光によって読取対象物
を適切に照らし出すことができ、直接光による光源の映
り込みを適切に回避させることができ、刻印のエッジ部
分の反射光を撮像手段に効率良く取り込むことができ、
コントラストの極めて高い画像が得られる。しかも、光
源の映り込みが起きるくらいに環状に並べられた光源の
配列径を小さくするような小型化をも可能にするもので
ある。
【0007】請求項2に係る本発明の刻印読取り装置
は、読取部位に配置された読取対象物の刻印を読み取る
刻印読取り装置において、読取面に対向して配置させ
て、読取対象物を撮像する撮像手段と、読取部位の周囲
で環状に配置させて、外方に向けて光を出射する複数の
光源と、各光源の周囲に配置させて、各光源から出射し
た光を読取対象物に向けて反射させる環状の反射鏡と、
隣接する光源間の漏れ光を遮る位置に設けられた遮光部
とを備えたことを特徴とする。
【0008】この刻印読取り装置は、図8に示すような
光源の映り込みを回避するためのものであり、この映り
込み対策として、隣接する光源間の漏れ光を遮る位置に
遮光部を設けた。その結果、反射鏡で反射した間接光に
よって読取対象物を適切に照らし出すことができ、漏れ
光による光源の映り込みを適切に回避させ、これによっ
て、刻印のエッジ部分の反射光を撮像手段に効率良く取
り込むことができ、コントラストの極めて高い画像が得
られる。しかも、径方向に対向する光源の間隔を、映り
込みが起きるくらに狭めるような小型化をも可能にする
ものである。
【0009】請求項3に係る本発明の刻印読取り装置
は、読取部位に配置された読取対象物の刻印を読み取る
刻印読取り装置において、読取面に対向して配置させ
て、読取対象物を撮像する撮像手段と、読取部位の周囲
で環状に配置させて、外方に向けて光を出射する複数の
光源と、各光源の周囲に配置させて、各光源から出射し
た光を読取対象物に向けて反射させる環状の反射鏡と、
読取部位と各光源との間で、光源から読取部位に直接向
かう光を遮る位置に設けられた傘部と、隣接する光源間
の漏れ光を遮る位置に設けられたスカート部とを有する
遮光部材とを備えたことを特徴とする。
【0010】この刻印読取り装置は、図7及び図8に示
すような光源の映り込みを同時に回避させるためのもの
であり、この映り込み対策として、読取部位と各光源と
の間で、光源から読取部位に直接向かう光を遮る位置に
設けられた傘部と、隣接する光源間の漏れ光を遮る位置
に設けられたスカート部とを有する遮光部材を採用す
る。その結果、反射鏡で反射した間接光によって読取対
象物を適切に照らし出すことができ、直接光や漏れ光に
よる光源の映り込みを適切に回避させ、これによって、
刻印のエッジ部分の反射光を撮像手段に効率良く取り込
むことができるため、コントラストの極めて高い画像が
得られる。しかも、環状に並べられた光源の配列径を、
映り込みが起きるくらに小さくしたような場合でも、適
切な小型化が図られる。
【0011】請求項4に係る刻印読取り装置において、
遮光部材は、断面L字状のリング体として形成されると
共に、光源の読取部位側に位置して傘部を形成する第1
のリング状遮光部と、光源の背面側に位置してスカート
部を形成する第2のリング状遮光部とを有すると好まし
い。このような構成を採用した場合、遮光部材を樹脂等
で一体に形成させることができ、様々な大きさの装置に
適応できる極めて汎用性の高い遮光部材が実現される。
【0012】請求項5に係る刻印読取り装置において、
遮光部材のスカート部には、光源を配置させるベース板
の撮像開口部の縁部に係合するフック部が外方に向けて
突出して設けられると好ましい。このような構成を採用
した場合、装置に遮光部材をワンタッチで装着すること
ができ、装置の組立て作業性の向上に寄与するものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による刻
印読取り装置の好適な一実施形態について詳細に説明す
る。
【0014】図1に示すように、刻印読取り装置1は、
樹脂からなる直方体形状の筺体10を有しており、この
筺体10の下面に円形状の開口窓11が設けられてい
る。また、この開口窓11にはサファイアガラス等で形
成された透明板12が嵌め込まれ、読取対象物(例えば
500円硬貨)20は、この透明板12の下面(外面)
と一致させた読取面12b上の読取部位12cに配置さ
れて撮像される。そして、筺体10の下方には、透明板
12上まで読取対象物20を搬送させるための搬送装置
30が設けられている。
【0015】この搬送装置30は、読取対象物20の搬
送方向Aに延在する無端ベルト31と、この無端ベルト
31を循環駆動させるための一対のプーリ32,33
と、刻印読取り装置1の下面に隣接して搬送方向Aに延
びる搬送テーブル34とを有している。従って、図示し
ないモータでプーリ33を回転させることによって、無
端ベルト31を駆動させ、読取対象物20を透明板12
の読取部位12c上まで自動搬送させることができる。
【0016】また、筺体10の内部において、透明板1
2の上面(内面)と近接した位置には照明部14が設け
られている。この照明部14は、透明板12の読取部位
12cの周囲に環状に配置させて、外方に向けて発散光
を出射する複数の光源15(例えば面実装タイプのLE
D又はリードタイプのLED)と、各光源15の周囲に
配置させて、各光源15からの照射光を透明板12上の
読取対象物20に向けて反射させる環状の反射鏡16と
を有している。このような照明部14によって間接照明
を達成させている。すなわち、光源15から出た光は、
反射鏡16で一旦反射させた後、読取対象物20を裏面
側から照らし出すことになる(図3の一点鎖線参照)。
【0017】さらに、筺体10の内部において、透明板
12の上方位置には、撮像手段としてのCCDカメラ3
7と、透明板12に向けて光を出射させる投光素子(例
えばLED)38とが設けられている。また、透明板1
2の下方において、透明板12を介して投光素子38と
対向する位置には、投光素子38から出射した光を受光
する受光素子39が設けられている。そして、投光素子
38と受光素子39との協働によって読取対象物20の
通過を検出するセンサが構成され、このセンサを用いる
ことで読取対象物20がCCDカメラ37の下方に到達
したか否かを判断することができる。
【0018】この受光素子39からの硬貨検出信号は光
源15及びCCDカメラ37に付与され、この信号によ
って光源15及びCCDカメラ37が作動を開始する。
なお、各光源15からは極めて短時間だけ光が出射され
るので、CCDカメラ37では、搬送中の読取対象物2
0の一瞬を捕らえた静止画像が撮像される。
【0019】図2及び図3に示すように、各光源15は
回路基板(ベース板)18上に環状に固定されている。
この回路基板18は、筺体10内に設けられた支持フレ
ーム19の下端に固定されて、透明板12に対して平行
に配置させると共に、中央に円形の撮像用の開口部18
aを有している。また、各光源15は、回路基板18の
下面で等間隔で且つ環状に配列されると共に、外方に向
けて放射状に発散光を出射する。更に、各光源15の周
囲に環状の反射鏡16が配置され、この反射鏡16は、
筺体10の内壁面10aに固着させるように取り付けら
れている。
【0020】ここで、刻印読取り装置1の小型化を推し
進めていくと、リング状に整列させた光源15の配列径
が小さくなる。これにより、各光源15の虚像105が
読取部位12c内に映り込み、読取り対象物20と重な
り合った像としてCCDカメラ37に撮像される。その
結果、図7及び図8に示すような光源の映り込みが発生
することが見い出された。
【0021】このような映り込み対策として、図2〜図
6に示すように、透明板12と各光源15との間で、光
源15から透明板12に直接向かう光を遮る位置に第1
の遮光部41を配置させ、更には、隣接する光源15間
の漏れ光を遮る位置に第2の遮光部42を配置させる。
【0022】具体的にこの装置1は、透明板12に向か
う光を制限して、不適切な映り込みを回避させるための
遮光部材40を有している。この遮光部材40は、前述
した第1の遮光部41と第2の遮光部42とを同時に満
足させるPET製の一体成形物である。すなわち、図4
〜図6に示すように、遮光部材40は、断面L字状のリ
ング体として形成されている。更に、遮光部材40の第
1の遮光部41は、光源15の発光側から迫り出すよう
に、光源15の下面15aに載るようにして透明板12
側に配置させ、透光板12に対して平行に延在する傘部
として形成されている。また、第2の遮光部42は、光
源15の背面15b側に位置するスカート部として形成
されている。
【0023】従って、傘部41の迫り出し部分によっ
て、光源15から透明板12に直接向かう光を遮ること
ができ、スカート部42によって、隣接する光源15間
の漏れ光を遮ることができる。その結果、反射鏡16で
反射した間接光によって読取対象物20を適切に照らし
出すことができ、直接光や漏れ光による光源15の映り
込みを適切に回避させることができる。そして、刻印の
エッジ部分の反射光をCCDカメラ(撮像手段)37に
効率良く取り込むことができ、コントラストの極めて高
い画像が得られる。しかも、環状に並べられた光源15
の配列径を小さくするような小型化を可能にする。
【0024】更に、遮光部材40のスカート部42に
は、光源15を配置させるための回路基板18の撮像開
口部18aの縁部に係合させる3個のフック部44が設
けられている。各フック部44は、スカート部42の外
周面から外方に向けて突出するように設けられ、断面三
角形の引掛け片として形成されている。従って、撮像開
口部18aに遮光部材40のスカート部42を透明板1
2側から差し込み、フック部44を開口部18aの縁部
に引っ掛けるようにすることで、遮光部材40をワンタ
ッチで装着することができ、装置1の組立て作業性を向
上させている。そして、前述した遮光部材40の構成
は、様々な大きさの装置1に適合し易い形状でもある
【0025】なお、ここで利用されている光源15は、
赤外線(950nm)を主成分とする光であるから、遮
光部材40は、この種の光を透過させない材料(例えば
合成樹脂)で形成されている。
【0026】本発明の刻印読取り装置1は、前述した実
施形態に限定されるものではない。例えば、図4に示し
た遮光部材40のようなリング体に構成せずとも、読取
部位12cと各光源15との間において、光源15から
読取部位12cに直接向かう光を個別的に遮断するよう
にしてもよい。例えば、各光源15毎に第1の遮光部4
1を配置させてもよく、更には、光源15自体が第1の
遮光部41をもつようにしてもよい。また、隣接する光
源15間の漏れ光を個別的に遮断するようにしてもよ
い。例えば、各隙間毎に個別的なスカート部を設けても
よく、更には、光源15自体が第2の遮光部42をもつ
ようにしてもよい。
【0027】また、前述したように、読取部位12cに
透明板12を配置させた場合は言うに及ばず、透明板1
2の無い場合において、読取り対象物20の表面を介し
て虚像を写し出してしまうような場合でも前述した遮光
部が有効に機能することは言うまでもない。なお、読取
対象物20としては、硬貨に限られず、メダル或いはカ
ード等であってもよいことは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】本発明による刻印読取り装置は、以上の
ように構成されているため、次のような効果を得る。
【0029】読取部位に配置された読取対象物の刻印を
読み取る刻印読取り装置において、読取面に対向して配
置させて、読取対象物を撮像する撮像手段と、読取部位
の周囲で環状に配置させて、外方に向けて光を出射する
複数の光源と、各光源の周囲に配置させて、各光源から
出射した光を読取対象物に向けて反射させる環状の反射
鏡と、読取部位と各光源との間で、光源から読取部位に
直接向かう光を遮る位置に設けられた遮光部とを備えた
ことにより、装置自体の更なる小型化の要求に応えるこ
とができる。
【0030】また、隣接する光源間の漏れ光を遮る位置
に遮光部を設けることによっても前述と同様の効果を奏
する。
【0031】また、読取部位に配置された読取対象物の
刻印を読み取る刻印読取り装置において、読取面に対向
して配置させて、読取対象物を撮像する撮像手段と、読
取部位の周囲で環状に配置させて、外方に向けて光を出
射する複数の光源と、各光源の周囲に配置させて、各光
源から出射した光を読取対象物に向けて反射させる環状
の反射鏡と、読取部位と各光源との間で、光源から読取
部位に直接向かう光を遮る位置に設けられた傘部と、隣
接する光源間の漏れ光を遮る位置に設けられたスカート
部とを有する遮光部材とを備えたことにより、装置自体
の更なる小型化の要求に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る刻印読取り装置の一実施形態を示
す斜視図である。
【図2】図1に示した刻印読取り装置の断面図である。
【図3】図1に示した刻印読取り装置の要部拡大平面図
である。
【図4】本発明に係る刻印読取り装置に適用させる遮光
部材の一実施形態を示す斜視図である。
【図5】図4に示した遮光部材のV−V線に沿う断面図
である。
【図6】装置に遮光部材を装着させた状態を示す要部拡
大断面図である。
【図7】従来の刻印読取り装置を示す断面図である。
【図8】従来の刻印読取り装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1…刻印読取り装置、12…透明板、12b…読取面、
12c…読取部位、15…光源、15b…光源の背面、
16…反射鏡、18…回路基板(ベース板)、18a…
撮像開口部、20…読取対象物、37…CCDカメラ
(撮像手段)、40…遮光部材、41…第1の遮光部
(傘部)、42…第2の遮光部(スカート部)、44…
フック部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取部位に配置された読取対象物の刻印
    を読み取る刻印読取り装置において、 前記読取面に対向して配置させて、前記読取対象物を撮
    像する撮像手段と、 前記読取部位の周囲で環状に配置させて、外方に向けて
    光を出射する複数の光源と、 前記各光源の周囲に配置させて、前記各光源から出射し
    た光を前記読取対象物に向けて反射させる環状の反射鏡
    と、 前記読取部位と前記各光源との間で、前記光源から前記
    読取部位に直接向かう光を遮る位置に設けられた遮光部
    とを備えたことを特徴とする刻印読取り装置。
  2. 【請求項2】 読取部位に配置された読取対象物の刻印
    を読み取る刻印読取り装置において、 前記読取面に対向して配置させて、前記読取対象物を撮
    像する撮像手段と、 前記読取部位の周囲で環状に配置させて、外方に向けて
    光を出射する複数の光源と、 前記各光源の周囲に配置させて、前記各光源から出射し
    た光を前記読取対象物に向けて反射させる環状の反射鏡
    と、 隣接する前記光源間の漏れ光を遮る位置に設けられた遮
    光部とを備えたことを特徴とする刻印読取り装置。
  3. 【請求項3】 読取部位に配置された読取対象物の刻印
    を読み取る刻印読取り装置において、 前記読取面に対向して配置させて、前記読取対象物を撮
    像する撮像手段と、 前記読取部位の周囲で環状に配置させて、外方に向けて
    光を出射する複数の光源と、 前記各光源の周囲に配置させて、前記各光源から出射し
    た光を前記読取対象物に向けて反射させる環状の反射鏡
    と、 前記読取部位と前記各光源との間で、前記光源から前記
    読取部位に直接向かう光を遮る位置に設けられた傘部
    と、隣接する前記光源間の漏れ光を遮る位置に設けられ
    たスカート部とを有する遮光部材とを備えたことを特徴
    とする刻印読取り装置。
  4. 【請求項4】 前記遮光部材は、断面L字状のリング体
    として形成されると共に、前記光源の前記読取部位側に
    位置して前記傘部を形成する第1のリング状遮光部と、
    前記光源の前記背面側に位置して前記スカート部を形成
    する第2のリング状遮光部とを有したことを特徴とする
    請求項3記載の刻印読取り装置。
  5. 【請求項5】 前記遮光部材のスカート部には、前記光
    源を配置させるベース板の撮像開口部の縁部に係合する
    フック部が外方に向けて突出して設けられたことを特徴
    とする請求項3又は4記載の刻印読取り装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011086169A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Nidec Copal Corp 撮像装置
JP2012212222A (ja) * 2011-03-30 2012-11-01 Fujifilm Corp 被写体識別装置、及び硬貨識別装置
JP5119335B2 (ja) * 2008-09-22 2013-01-16 富士通フロンテック株式会社 紙幣入金処理ユニット、および紙幣入金処理ユニットに脱着可能な投入・返却ユニット

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