JPH0910173A - 内視鏡の照明装置 - Google Patents
内視鏡の照明装置Info
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- JPH0910173A JPH0910173A JP7164951A JP16495195A JPH0910173A JP H0910173 A JPH0910173 A JP H0910173A JP 7164951 A JP7164951 A JP 7164951A JP 16495195 A JP16495195 A JP 16495195A JP H0910173 A JPH0910173 A JP H0910173A
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Abstract
昇を抑制して、熱に弱い周辺部材の劣化を防止すること
ができる内視鏡の照明装置を提供することを目的とす
る。 【構成】ライトガイド9の入射端面9aの周囲にあって
光源ランプ32から放射された光線が当たる少なくとも
一部の部材18,28の受光面Aを鏡面に形成した。
Description
ドで伝達するようにした内視鏡の照明装置に関する。
照明する照明光を伝達するためのライトガイドの入射端
面に対向して光源ランプを配置して、光源ランプから放
射された光線束をライトガイドの入射端面付近に収束さ
せるようにしている。
発光源はある程度の大きさを有しているから、光源ラン
プから放射された光線束はライトガイドの入射端面の周
囲の部材にも当たることになる。
いる部品などライトガイドの入端面周辺の部材は、強度
や耐熱等の必要性から金属部品が用いられるので、その
ような金属部品が照明光の照射を受けて発熱をする。
て伝えられる熱によって、その周辺に装着されている防
水シール用のOリングや、集光レンズを固定している接
着剤等が劣化して、水漏れや部品脱落等の故障が起きる
原因になっていた。
の周囲の部材の温度上昇を抑制して、熱に弱い周辺部材
の劣化を防止することができる内視鏡の照明装置を提供
することを目的とする。
め、本発明の内視鏡の照明装置は、被写体を照明する照
明光を伝達するためのライトガイドの入射端面に対向し
て光源ランプを配置して、上記光源ランプから放射され
た光線束を上記ライトガイドの入射端面付近に収束させ
るようにした内視鏡の照明装置において、上記ライトガ
イドの入射端面の周囲にあって上記光源ランプから放射
された光線が当たる少なくとも一部の部材の受光面を鏡
面に形成したことを特徴とし、上記部材が金属製であっ
てもよい。
束を上記ライトガイドの入射端面付近に収束させるため
の反射鏡が設けられていて、上記鏡面で反射された光線
がさらに上記反射鏡で反射されて上記ライトガイドの入
射端面に入射するようにしてもよい。
って発熱して発光するフィラメントであり、上記鏡面で
反射された光線が上記フィラメントに照射されるように
してもよい。
内視鏡の操作部2部分の側面図、図4は背面図であり、
操作部2の下端部には、可撓管によって外装された挿入
部1の基端が連結されている。
2aであり、その握り部2aと挿入部1との間に、鉗子
挿入口部4が斜め前方に向けて突出して設けられてい
る。3は、気密に構成された内視鏡の内部の圧力を調整
するための圧力調整弁である。
部5には、挿入部1内に挿通された鉗子チャンネル(図
示せず)を通して吸引操作を行うための吸引操作弁6
と、挿入部1の先端部分に形成された湾曲部(図示せ
ず)を遠隔的に屈曲操作するための湾曲操作レバー7と
が前面と後面に配置され、接眼部8が上面に突設されて
いる。
照明用ライトガイドファイババンドル9は、入射端部9
aが操作機構部5内に配置されていて、挿入部1内と操
作部2の握り部2a内を通って、射出端部は挿入部1の
先端に配置されている。
に対して照明光を供給するための照明光供給ユニット3
0が、操作機構部5の側面部分に着脱自在に取り付けら
れている。
ト30には、ライトガイドファイババンドル9に供給す
るための照明光を放射する光源ランプ32と、その光源
ランプ32を点灯させるための電源である電池100等
が内蔵されている。電池100としては、乾電池または
充電可能なニッケルカドミウム電池等どのような電池を
用いてもよい。
端部に着脱自在に取り付けられたキャップ部50を外す
ことにより交換自在であり、電池100に代えて、交流
/直流アダプタ等を接続することもできる。
0との接続部付近を示しており、操作部2の操作機構部
5部分を外装する本体ケース11は、電気絶縁性のプラ
スチック製である。
吸引操作弁6は、本体ケース11に穿設された別々の孔
に嵌挿されて、各部分で水密にシールされている。軸受
筒12と吸引操作弁6の基部は、各々操作部2内の金属
製フレーム13に固定されている。
口には、電気絶縁性のプラスチックからなる蓋体15が
嵌め込まれ、その嵌合面にはシール用のOリング16が
装着されていて、隙間から操作部2の内部に水が侵入し
ないようになっている。
部には、両者の相対的回転を規制するための回転止め2
1が形成されている。なお、Oリング16は装着される
ことによって潰されるが、図には潰される前の自然状態
の断面が示されている(以下、同じ)。
中心軸位置には、基部が操作部2内の金属フレーム13
に固定された支持筒17が配置されている。そして、支
持筒17にネジ止め連結された金属製のライトガイド取
付筒18が、外方に向けて支持筒17の突端から突出し
ている。
は、ライトガイドファイババンドル9の入射端部9aが
ネジ止め固定されており、ライトガイド取付筒18の突
端部分には、ライトガイドファイババンドル9の入射端
面9aに対向して凸メニスカスレンズ20が水密に接合
されている。
2に着脱される照明光供給ユニット30を受ける(接続
する)ための例えばステンレス鋼製のユニット受け口金
27が、外方に向けて突出するように嵌め込まれてお
り、支持筒17に螺合する金属製の締め環28によっ
て、内方に押し付けられて固定されている。また、各部
材間の嵌合部にはシール用のOリングが装着されてい
る。
8との間には、ユニット受け口金27と締め環28が接
触しないように、電気絶縁性のプラスチックからなる筒
状の絶縁筒29が介装されており、それによって、ユニ
ット受け口金27と締め環28との間が電気的に絶縁さ
れている。
付して示されているように、ライトガイドファイババン
ドル9の入射端面9aの周辺にあって、凸メニスカスレ
ンズ20の周囲に露出する金属部品である締め環28と
ライトガイド取付筒18の表面は、共に、いわゆる鏡面
に形成されている。鏡面は、バフ仕上げ等によって形成
することができるが、その他の仕上げでもよく、表面が
鏡面になるメッキ等を施してもよい。
部材間の嵌合部には、シール用のOリングが装着されて
いて、操作部2は、全ての部分において外部から水が侵
入しない水密構造に構成されている。挿入部1が同様に
水密構造に形成されていることは勿論である。
っ直ぐな筒状に形成されていて、操作部2との接続部に
近いランプ室部30aと、操作部2との接続部から離れ
た側の電池室部30bとに分かれており、図1にはラン
プ室部30aの全体が示されている。
性)のよい例えばステンレス鋼や耐薬表面処理を施した
金属又はプラスチック等からなる外側ケース31bによ
って形成されていて、その内側に、導電性のよい例えば
銅又はリン青銅のような銅合金等からなる筒状の内側ケ
ース31aが内接して配置されている。
界部分において、光源ランプ32が着脱自在に差し込ん
で取り付けられたランプソケット33は、幾つかの部品
を介して内側ケース31aに固定されている。その固定
部分の構造については後述する。
ングステン製のフィラメント32aを用いており、通電
量に応じてフィラメント32aの発熱温度が上昇し、そ
れによって発光量が増加する。
ランプ室ケース35aは、強度のある例えばステンレス
鋼によって形成されていて、外側ケース31bに連結固
定されている。
との間の回転は、ランプ室ケース35aに突設された回
転規制ピン37が外側ケース31bに形成された溝36
に係合することによって規制されている。
ケース35aに固定された固定環38が、ランプ室ケー
ス35aの外周に嵌装されて外側ケース31bと螺合す
る押さえ環35bと外側ケース31bとの間に挟み付け
られて、ランプ室ケース35aと外側ケース31bとの
軸方向の固定が行われている。39は、ランプ室ケース
35aと外側ケース31bとの接続部をシールするため
のOリングである。
源ランプ32から放射された照明光をライトガイドファ
イババンドル9の入射端面に向けて収束させるための反
射鏡34が、光源ランプ32を囲むように接着固定され
ている。
明なカバーガラス49が金属製の押さえナット40によ
って固定されている。カバーガラス49の外周面にはシ
ール剤が塗布されていて、外部からランプ室ケース35
a内に水が侵入しないように封止されている。
ユニット受け口金27の内周面に形成された雌ネジと螺
合する雄ネジが形成されており、その両ネジを結合させ
ることにより照明光供給ユニット30が操作部2に連結
された状態になる。
明光が、反射鏡34で反射されたあと、カバーガラス4
9及び凸メニスカスレンズ20を通過して、ライトガイ
ドファイババンドル9の入射端面9aに収束、入射す
る。
り外側に照射された光線束は、ライトガイドファイババ
ンドル9の入射端面9aに向かわずに、締め環28とラ
イトガイド取付筒18の露出部表面(A部)に照射され
る。
付筒18の表面(A部)は鏡面に形成されているので、
そこに照射された光線は大半が吸収されずに反射され、
その光線に含まれる熱線である赤外線も大半が反射され
る。
ライトガイド取付筒18は、照明光線を受光してもさほ
ど温度が上昇しないので、ライトガイド取付筒18と締
め環28との間及び締め環28と絶縁筒29との間に装
着されている防水シール用のOリングや、凸メニスカス
レンズ20をライトガイド取付筒18に固定している接
着剤などの、熱による劣化が抑制される。
ース35aとのネジ結合を解くことにより、照明光供給
ユニット30が操作部2から取り外される。41は、照
明光供給ユニット30が操作部2に接続された状態のと
きに、ランプ室ケース35aとユニット受け口金27と
の嵌合部をシールするためのOリングである。
電極は、ソケット33内に挿入されてその後方の接続ピ
ン42a,42bに電気的に接続されている。各接続ピ
ン42a,42bの基端は、絶縁板44を間に挟んで配
置された二つの電極板43a,43bに分かれて固定さ
れている。
プラス電極が常時接触しており、もう一方の電極板43
bには、良導電性金属からなる押さえ筒46を介して、
内側ケース31aが電気的に接続されている。
45で囲まれて、内側ケース31aに螺合された押さえ
ナット47によって、ソケット33と共にまとめて内側
ケース31aに押圧固定されている。
実施例を示しており、判りやすくするために、本発明の
適用される部分だけ断面に斜線を施し、その他の断面部
分に斜線を付すことは省略してある。
ライトガイド取付筒18の周囲にある締め環28の露出
表面を鏡面に形成するだけでなく、反射鏡34から凸メ
ニスカスレンズ20の周囲に照射された光線を再び反射
鏡34に向けて反射してライトガイドファイババンドル
9の入射端面9aに入射させる反射曲面(B部)を、締
め環28と押さえナット40とで形成してある。その反
射曲面(B部)は鏡面に形成されている。
プ32から凸メニスカスレンズ20の周囲に照射された
光線が、反射曲面(B部)で反射されて最終的にライト
ガイドファイババンドル9に入射するので、内視鏡の照
明光が明るくなる効果も得ることができる。
反射鏡34から凸メニスカスレンズ20の周囲に照射さ
れた光線を光源ランプ32のフィラメント32aに向け
て反射する反射曲面(C部)を、締め環28に形成して
ある。その反射曲面(C部)は鏡面に形成されている。
プ32から凸メニスカスレンズ20の周囲に照射された
光線が、反射曲面(C部)で反射されて、フィラメント
32aの発熱温度を上昇させ、その結果、フィラメント
32aの発光量が増加してライトガイドファイババンド
ル9に入射する照明光が明るくなる効果も得ることがで
きる。
のではなく、例えばライトガイド取付筒18や締め環2
8は金属製でなくてもよく、また反射曲面(B部及びC
部)は必ずしも曲面でなくても、上述の効果を生じる反
射斜面などであってもよい。
明光供給ユニットを操作部に取り付けたいわゆる簡易型
内視鏡に限らず、それ以外の各種内視鏡用照明装置に適
用することができる。
面の周囲にある部材の受光面を鏡面に形成したことによ
り、その部材の温度上昇を抑制して、熱に弱い周辺部材
の劣化を防止することができ、それによって水漏れや部
品脱落等の事故を未然に防止することができる。その部
材が金属のように熱伝導性のよい材質の場合には、特に
その効果が高い。
イトガイドの入射端面に入射するようにすれば、ライト
ガイドに入射する光線量を増加させて照明光を明るくす
ることもできる。
のフィラメントに照射されるようにすれば、フィラメン
トの発熱温度を上昇させてその発光量を増加させ、それ
によってライトガイドに入射する光線量を増加させて照
明光を明るくすることもできる。
の照明光線束入射部分の側面断面図である。
の斜視図である。
の照明光線束入射部分の側面断面図である。
の照明光線束入射部分の側面断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】被写体を照明する照明光を伝達するための
ライトガイドの入射端面に対向して光源ランプを配置し
て、上記光源ランプから放射された光線束を上記ライト
ガイドの入射端面付近に収束させるようにした内視鏡の
照明装置において、 上記ライトガイドの入射端面の周囲にあって上記光源ラ
ンプから放射された光線が当たる少なくとも一部の部材
の受光面を鏡面に形成したことを特徴とする内視鏡の照
明装置。 - 【請求項2】上記部材が金属製である請求項1記載の内
視鏡の照明装置。 - 【請求項3】上記光源ランプから放射された光線束を上
記ライトガイドの入射端面付近に収束させるための反射
鏡が設けられていて、上記鏡面で反射された光線がさら
に上記反射鏡で反射されて上記ライトガイドの入射端面
に入射する請求項1又は2記載の内視鏡の照明装置。 - 【請求項4】上記光源ランプの光源が、通電によって発
熱して発光するフィラメントであり、上記鏡面で反射さ
れた光線が上記フィラメントに照射される請求項1、2
又は3記載の内視鏡の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16495195A JP3523374B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 内視鏡の照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0910173A true JPH0910173A (ja) | 1997-01-14 |
JP3523374B2 JP3523374B2 (ja) | 2004-04-26 |
Family
ID=15802968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16495195A Expired - Fee Related JP3523374B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 内視鏡の照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3523374B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0864897A2 (en) * | 1997-02-27 | 1998-09-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Light source device, illuminating system and image projecting apparatus |
JP2001083434A (ja) * | 1999-09-09 | 2001-03-30 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP16495195A patent/JP3523374B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP0864897A2 (en) * | 1997-02-27 | 1998-09-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Light source device, illuminating system and image projecting apparatus |
EP0864897A3 (en) * | 1997-02-27 | 1998-10-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Light source device, illuminating system and image projecting apparatus |
US6231193B1 (en) | 1997-02-27 | 2001-05-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Light source device, illuminating system and image projecting apparatus |
JP2001083434A (ja) * | 1999-09-09 | 2001-03-30 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
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---|---|
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