JPH09101347A - 半導体装置 - Google Patents
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- JPH09101347A JPH09101347A JP7258785A JP25878595A JPH09101347A JP H09101347 A JPH09101347 A JP H09101347A JP 7258785 A JP7258785 A JP 7258785A JP 25878595 A JP25878595 A JP 25878595A JP H09101347 A JPH09101347 A JP H09101347A
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Abstract
路のリーク電流を個別に検出することができる半導体装
置を提供することである。 【解決手段】 この半導体装置1は、内部回路a1〜a
5、スイッチS1〜S5、基準電流発生回路17、出力
回路19およびリーク電流取出回路21を含む。複数の
内部回路a1〜a5に対応して複数のスイッチS1〜S
5が設けられているため、リーク電流の検出を希望する
内部回路に対応するスイッチのみをオンにすることがで
きる。このため、リーク電流の検出を希望する内部回路
におけるリーク電流IL1のみを取出すことができる。こ
のリーク電流IL1に応じた電流IL2と基準電流発生回路
17からの基準電流IR2とを比較ノードNCにおいて、
比較し、その比較結果を出力回路19を介してリーク電
流の検出結果としてテスタ3に出力する。
Description
に、内部回路の電流消費状態(リーク電流)をモニタす
る必要のある半導体装置に関する。
路)を示す概略ブロック図である。
は、複数の内部回路a1〜a5、電源電圧VCCを供給
するためのVCCピンおよび接地電位GNDを供給する
ためのGNDピンを含む。内部回路a1〜a5は、VC
CピンとGNDピンから動作電圧の供給を受けている。
内部回路a1〜a5は、主に、半導体装置1の動作制御
を司る回路であり、CMOSで構成されるロジックや、
アナログ回路などである。
(リーク電流)、特に、待機時の消費電流(リーク電
流)を測定しようとした場合、半導体装置1の外部のテ
スタ3により、VCCピンとGNDピンとの間に流れる
電流を測定することで消費電流(リーク電流)を検出す
る。
体装置1では、測定可能な消費電流(リーク電流)は内
部回路a1〜a5全体での消費電流(リーク電流)が測
定されることであり、内部回路a1〜a5のうちどの部
分で電流が消費されているかの検出が困難である。すな
わち、チップ内部全体の消費電流(リーク電流)しか測
定できないため、電流のリーク箇所の探究が困難である
という問題点があった。
特に、半導体メモリはその集積度の向上とともにチップ
面積が大きくなる傾向にあり、また、動作機能が向上す
ることにより内部回路の規模も大きくなっている。この
ために、チップが異常な過大電流を示したときに、その
リーク場所を探究する際に時間がかかり、効率が落ちる
という問題点があった。
るためになされたもので、チップを破壊することなく、
各内部回路に基づく異常なリーク電流を検出することの
できる半導体装置を提供することを目的とする。
係る半導体装置は、情報を記憶するためのメモリセルを
複数有するメモリセルアレイを備え、そのメモリセルを
指定するためのアドレスが外部から入力される半導体装
置であって、アドレスを受ける複数のアドレスピンと、
第1のノードと第2のノードとの間に、並列に設けられ
る複数の内部回路と、複数の内部回路に対応して設けら
れ、第1のノードと第2のノードとの間の対応する内部
回路を介する電流経路を遮断するための複数のスイッチ
ング手段と、複数のアドレスピンのうちの所定数のアド
レスピンから入力される所定数のビット数を有するビッ
ト信号に基づき複数のスイッチング手段のオン/オフを
制御する制御手段とを備えている。
1のノードと第2のノードとの間の電流経路を遮断する
ことなく、すべての内部回路についてのリーク電流を測
定する。次に、複数の内部回路のうち、リーク電流の検
出を希望する内部回路の電流経路を、ビット信号に基づ
き、対応するスイッチング手段により遮断する。そし
て、電流経路が遮断された内部回路以外の内部回路のリ
ーク電流を測定する。内部回路全体のリーク電流の値か
ら、電流経路が遮断された内部回路以外の内部回路のリ
ーク電流を除いたものが電流経路が遮断された内部回路
のリーク電流になる。
では、複数のスイッチング手段のオン/オフを制御する
ことにより、複数の内部回路のうちの各内部回路につい
て、非破壊でリーク電流の検出ができる。このことは、
半導体装置の選別や不良解析に有効になる。
は、アドレスピンからビット信号を入力しているため、
ビット信号を入力するための専用のピンを設ける必要が
なく、半導体装置のピン数の増加を防止できる。
は、ビット信号に基づいて、スイッチング手段のオン/
オフを制御しているため、ビット信号が入力されるアド
レスピンの数(ビット数)より多いスイッチング手段を
制御でき、スイッチング手段を制御するためのピン数の
増加を防止できる。
は、外部からの複数の制御信号により、その動作が制御
される半導体装置であって、複数の制御信号を受ける複
数の制御ピンと、第1のノードと第2のノードとの間に
並列に設けられる複数の内部回路と、複数の内部回路に
対応して設けられ、第1のノードと第2のノードとの間
の対応する内部回路を介する電流経路を遮断するための
複数のスイッチング手段と、複数の制御ピンのうちの所
定数の制御ピンから入力される所定数のビット数を有す
るビット信号に基づき、複数のスイッチング手段のオン
/オフを制御する制御手段とを備える。
1のノードと第2のノードとの間の電流経路を遮断せず
に、内部回路全体のリーク電流を測定する。次に、複数
の内部回路のうち、リーク電流の検出を希望する内部回
路の電流経路を、ビット信号に基づき、対応するスイッ
チング手段により遮断する。そして、電流経路が遮断さ
れた内部回路以外の内部回路のリーク電流を測定する。
内部回路全体のリーク電流の値から、電流経路が遮断さ
れた内部回路以外の内部回路のリーク電流を除いたもの
が、電流経路が遮断された内部回路のリーク電流にな
る。
は、複数の内部回路に対応して設けられた複数のスイッ
チング手段のオン/オフを制御することにより、複数の
内部回路のうちの各内部回路について、非破壊でリーク
電流の検出ができる。このことは、半導体装置の選別や
不良解析に有効になる。
体装置では、制御ピンからビット信号を入力しているた
め、ビット信号を入力するための専用ピンを設ける必要
がなく、ピン数の増加を防止できる。
体装置では、ビット信号によりスイッチング手段のオン
/オフを制御しているため、ビット信号が入力される制
御ピンの数(ビット数)より多いスイッチング手段の制
御が可能となり、スイッチング手段を制御するためのピ
ン数の増加を防止できる。
は、第1のノードと第2のノードとの間に並列に設けら
れる複数の内部回路と、複数の内部回路に対応して設け
られ、複数のスイッチング信号に応じて、第1のノード
と第2のノードとの間の対応する内部回路を介する電流
経路を遮断する複数のスイッチング手段と、待機時に第
2のノードに流れる、遮断されていない電流経路のリー
ク電流に応じた電流を取出すためのリーク電流取出手段
と、リーク電流に応じた電流と比較するための基準電流
を発生する基準電流発生手段と、リーク電流に応じた電
流と基準電流とを比較ノードにおいて比較し、その比較
結果をリーク電流の検出結果として出力する出力手段と
を備えている。
数の内部回路のうち、リーク電流の検出を希望する内部
回路以外の内部回路の電流経路を、対応するスイッチン
グ手段により遮断する。このため、第2のノードには、
リーク電流の検出を望む内部回路に基づくリーク電流が
流れ込むことになる。この第2のノードに流れ込んだリ
ーク電流に応じた電流と基準電流とを比較して、基準電
流よりもリーク電流の方が大きいときには、電流経路の
遮断されていない内部回路に基づくリーク電流が異常と
いうことになる。また、基準電流とリーク電流とが同じ
大きさのときには、その基準電流の大きさがリーク電流
の大きさということになる。
では、対応するスイッチング手段により、リーク電流の
検出を希望する内部回路を選択できるため、複数の内部
回路のうちの各内部回路について、非破壊でリーク電流
の検出ができる。このことは、半導体装置の選別や不良
解析に有効になる。
は、第1のノードと第2のノードとの間に並列に設けら
れる複数の内部回路と、複数の内部回路に対応して設け
られる複数のリーク検出手段とを備え、各リーク検出手
段は、待機時において、対応する内部回路のリーク電流
を検出する。
数の内部回路に対応して複数のリーク検出手段が設けら
れているため、各内部回路について、非破壊でリーク電
流の検出ができる。このことは、半導体装置の完成品の
選別や不良解析に有効である。
は、複数の内部回路に対応して複数のリーク検出手段が
設けられているため、複数の内部回路に対して、リーク
電流の測定を同時に行なうことができ、試験時間の短縮
化を図ることができる。
は、複数の内部回路に対応して設けられ、複数のスイッ
チング信号に応じて、第1のノードと第2のノードとの
間の対応する内部回路を介する電流経路を遮断する複数
のスイッチング手段をさらに備えることもできる。
時にリーク電流を測定することもできるし、各内部回路
について別々にリーク電流を測定することもできる。
は、複数のリーク検出手段からの複数の検出結果を保持
する保持手段と、保持手段に保持された複数の検出結果
を選択して、外部に順次出力する外部出力手段をさらに
備えることもできる。
ピンを1つ設ければよく、内部回路の数に対応して検出
結果を出力するためのピンを複数設ける場合に比し、出
力ピンを少なくすることができる。
は、複数のリーク検出手段からの複数の検出結果を保持
する保持手段と、保持手段に保持された複数の検出結果
を同時に外部に出力する外部出力手段とをさらに備える
こともできる。
検出結果を、順次出力する場合に比べ、検出結果を出力
する時間を少なくすることができる。
ク電流検出モードでない動作モードで使用するピンから
検出結果を外部に出力することもできる。
出モードでない動作モードで使用するピンから出力でき
るため、検出結果を出力するための専用のピンを設ける
必要がなく、半導体装置全体のピンの数を少なくするこ
とができる。
は、内部電源電圧を供給する内部電源電圧供給線と、内
部電源電圧の供給を受ける内部電源電圧供給対象部と、
内部電源電圧供給対象部に接続され、待機時において、
内部電源電圧供給対象部を介して流れるリーク電流を検
出するためのリーク検出手段とを備える。
では、内部電源電圧供給対象部に対応してリーク検出手
段が設けられているため、内部電源電圧供給対象部自体
のリーク電流を検出でき、半導体装置全体の中からリー
ク電流の発生箇所を特定することができる。
は、第1のノードと第2のノードとの間に設けられる内
部回路と、半導体装置の待機時において、内部回路のリ
ーク電流を検出するリーク検出手段とを備え、リーク検
出手段は、第2のノードと内部回路との間のリーク電流
を検出する際に、第1のノードと内部回路との間の電流
経路を遮断する遮断手段と、基準電流を発生し、その基
準電流が現れるノードが第2のノードと内部回路との間
の電流経路に接続される基準電流発生手段とを含み、リ
ーク検出手段は、基準電流が現れるノードからの出力に
基づき、リーク電流を検出する。
ーク電流の検出を希望する経路(第2のノードと内部回
路との間の電流経路)でない他の経路(第1のノードと
内部回路との間の電流経路)を遮断する。そして、基準
電流が現れるノードからの出力に基づき、リーク電流を
検出する。ここで、第2のノードが接地電位を有し、第
1のノードが所定の電位を有するノードであるとする。
接地電位を有する第2のノードと内部回路との間の電流
経路にリークがある場合は、基準電流発生手段の基準電
流は接地電位を有する第2のノードに流れることにな
る。このため、基準電流が現れるノードからは、基準電
流発生手段が発生する基準電流よりも小さい電流が出力
されることになる。第1のノードと内部回路との間にリ
ークがない場合には基準電流が現れる出力ノードから
は、基準電流が出力されることになる。
では、リーク電流の検出を希望する内部回路に対応し
て、リーク検出手段を設けて、リーク電流を検出するた
め、半導体装置全体の中で、どの内部回路でリークが発
生しているかを特定できる。
は、内部電源電圧を発生する内部電源電圧発生手段と、
内部電源電圧の供給を受ける内部電源電圧供給対象部
と、内部電源電圧供給対象部に接続され、待機時に、リ
ーク電流を検出するためのリーク検出手段とを備える。
ーク電流の検出を希望する内部電源電圧供給対象部にリ
ーク検出手段が接続されており、半導体装置のどの部分
でリークが発生しているかを特定できる。
部電源電圧供給対象部との間に設けられるスイッチング
手段をさらに備えることもできる。このスイッチング手
段は、リーク電流検出モードに入るときは、オフにな
り、内部電源電圧発生手段と内部電源電圧供給対象部と
の電圧供給経路を遮断する。
内部電源電圧発生手段の動作による電流の増加を防止で
き、リーク電流検出の障害を除去できる。
は、内部電源電圧を供給するための内部電源電圧供給線
と、内部電源電圧の供給を受ける内部電源電圧供給対象
部と、内部電源電圧供給対象部に接続される半導体基板
と、半導体基板に接続され、内部電源電圧供給対象部と
半導体基板との間に流れるリーク電流を検出するリーク
検出手段とを備えている。
ーク電流の検出を希望する要素間(内部電源電圧供給対
象部と半導体基板との間)に対応して、リーク検出手段
を設けているため、半導体装置のどの要素間でリークが
発生しているかを特定できる。
は、リーク電流の検出の対象となる複数のリーク電流検
出対象回路と、複数のリーク電流検出対象回路に対応し
て設けられ、対応したリーク電流検出対象回路のリーク
電流の検出を行なう複数のリーク検出手段とを備えてい
る。
数のリーク電流検出対象回路に対応して複数のリーク検
出手段を設けているため、各リーク電流検出対象回路の
リーク電流の検出ができ、どのリーク電流検出対象回路
でリークが発生しているかを非破壊で特定できる。
に、リーク電流検出対象回路への内部電源電圧の供給経
路を遮断するスイッチング手段をさらに備えることもで
きる。
く、内部電源電圧を発生する内部電源電圧発生手段の動
作による電流の増加を防止でき、リーク電流検出の障害
を除去できる。
ついて図面を参照しながら説明する。
形態1による半導体装置を示す概略ブロック図である。
体装置1は、内部回路a1〜a5、スイッチS1〜S
5、スイッチ制御ピンP1〜P5、VCCピンおよびG
NDピンを備える。
有する第1のノードN1と接地電位GNDを有する第2
のノードN2との間に、スイッチS1〜S5を介して接
続される。スイッチS1〜S5は、PMOSトランジス
タである。スイッチS1のゲートは対応するスイッチ制
御ピンP1に接続され、そのオン/オフはスイッチ制御
ピンP1からのスイッチ信号により制御される。なお、
他のスイッチS2〜S5についても同様である。
することを考える。まず、スイッチS1〜S5をすべて
オンにして、内部回路a1〜a5全体のリーク電流をテ
スタ3で測定する。次に、内部回路a1〜a5を順次オ
フにしていき、リーク電流値をテスタ3にて測定する。
詳しく説明する。
を測定する方法を説明するための図である。
〜S5をすべてオンにしているときの全体のリーク電流
は矢印RAで示される値になる。内部回路a1に対応す
るS1のスイッチをオフにすると、トータルのリーク電
流RAから内部回路a1のリーク電流(矢印Ra1で示
す部分)を差し引いたリーク電流(矢印Rb1で示す部
分)がテスタ3にて測定される。
をオンにして、内部回路a2に対応するスイッチS2を
オフにするとトータルのリーク電流RAから内部回路b
1のリーク電流(矢印Ra2で示す部分)を差し引いた
リーク電流(矢印Rb2で示す部分)が、テスタ3にて
測定される。
を繰り返せば、トータルのリーク電流RAから、各内部
回路a1〜a5のリーク電流を差し引いたリーク電流
(Rb1〜Rb5)を観測することができる。このた
め、トータルのリーク電流RAから、内部回路a1〜a
5のうちの1つの内部回路に対応するスイッチをオフに
したときのリーク電流を差し引くことで、そのオフにし
たスイッチに対応する内部回路のリーク電流が検出でき
る。
a5のリーク電流の値を、本来起こるべきリーク電流値
(異常と判断されないリーク電流値)と比較すれば、ど
の内部回路a1〜a5が異常なリーク電流を有している
かが判明する。
装置では、複数の内部回路a1〜a5に対応して複数の
スイッチS1〜S5を設け、個々にそのオン/オフを制
御できる。このため、トータルのリーク電流RAと、内
部回路a1〜a5のうちの1つの内部回路をオフにした
ときのリーク電流とをテスタ3にて計測できるため、そ
の差からそのオフにした内部回路のリーク電流を検出で
きる。このため、各内部回路による異常なリーク電流を
チップ非破壊にて探究することができる。このことは、
半導体装置の完成品の選別や不良解析に有効となる。
5を電源線側(VCC線側)に挿入したが、接地線側
(GND線側)に挿入してもよい。また、各内部回路a
1〜a5中のさらに細かい部分(回路の途中)にスイッ
チS1〜S5を設けてもよい。
源電位VCCを供給するVCCピンと接地電位GNDを
供給するGNDピンから動作電圧の供給を受けている。
内部回路a1〜a5は、主に、半導体装置1の動作制御
を司る回路である。たとえば、CMOSで構成されるロ
ジックや、アナログ回路などが含まれる。
形態2による半導体装置を示す概略ブロック図である。
体装置1は、内部回路a1〜a5、スイッチS1〜S
5、制御回路5、テストパッド(後述するテスト信号T
Sを受けるパッド)TS、ビットパッド(後述するテス
トビットを受けるパッド)T1〜T3、VCCピンおよ
びGNDピンを含む。なお、図1と同様の部分について
は同一の参照符号を付しその説明を適宜省略する。
VCCピンより供給される電源線とがPMOSトランジ
スタで構成されたスイッチS1〜S5を介して接続され
ている点は、図1の半導体装置1と同様である。また、
スイッチS1〜S5のゲートノードが個別に制御される
ようになっている点も図1の半導体装置1と同様であ
る。
S5のゲートが、外部からスイッチ制御ピンP1〜P5
を介して入力されるスイッチ信号により制御されている
のに対し、実施の形態2による半導体装置1では、外部
よりテストパッドTSを介して入力されるテスト信号T
Sと、外部より3つのビットパッドT1〜T3を介して
入力される3つのテストビットT1〜T3(以下、3つ
のテストビットT1〜T3を、1組として、「テストビ
ット信号」と呼ぶ場合もある)により制御される点で相
違する。以下、詳細に説明する。
ドに入るための信号である。すなわち、各内部回路a1
〜a5のリーク電流を測定するときに、入力されるテス
トビット信号T1〜T1が示す情報(どのスイッチS1
〜S5を選択するかを表わす情報)を変換してスイッチ
S1〜S5に信号として伝達できるように、制御回路5
の機能を活性化する信号である。制御回路5は、このよ
うなテスト信号TSを受けて、入力されるテストビット
信号T1〜T3の情報に基づき、スイッチS1〜S5の
うち、1個のスイッチをオフにするような信号を発生す
る。
S5が5個配置されているため、このスイッチS1〜S
5のオン/オフを制御するために必要なテストビット信
号T1〜T3は3ビットでよい。ここで、一般的に、テ
ストビット信号のビット数BNとスイッチの数との関係
は次式で表わされる。
スイッチのオン/オフを制御することができる。なお、
各内部回路のリーク電流の測定方法については実施の形
態1(図1)と同様である。
細を示す回路図の一例である。図4を参照して、制御回
路5は、インバータ7〜11およびAND回路AN1〜
AN5を含む。内部回路a1〜a5全体のリーク電流を
測定するときには、「L」レベルのテスト信号TSが入
力される。これにより、AND回路AN1〜AN5から
は、「L」レベルのスイッチ信号Da1〜Da5が出力
される。
のスイッチ信号Da1〜Da5を受け、すべてオンにな
る。なお、スイッチ信号Da1は、スイッチS1に、ス
イッチ信号Da2はスイッチS2に、スイッチ信号Da
3はスイッチS2に、スイッチ信号Da4はスイッチS
4に、スイッチ信号Da5はスイッチS5に入力され
る。
うとするときには、「H」レベルのテスト信号TSをA
ND回路AN1〜AN5に入力にする。そして、リーク
電流の検出を希望する内部回路に対応するスイッチをオ
フにするようなテストビット信号T1〜T3を入力す
る。たとえば、内部回路a5に対応するスイッチS5を
オフにしたいときには、T1=1、T2=1、T3=0
のテストビット信号を入力する。そうすると、「H」レ
ベルのスイッチ信号DA5が出力され、スイッチS5が
オフになる。
のリーク電流と、リーク電流の検出を希望する内部回路
以外の内部回路のリーク電流とを測定し、その差を求め
ることにより、リーク電流の検出を希望する内部回路の
リーク電流を測定していた。しかし、図3において、リ
ーク電流の検出を希望する内部回路に対応するスイッチ
のみをオンにし、他の内部回路に対応するスイッチをす
べてオフにすることにより、リーク電流の検出を希望す
る内部回路のリーク電流を測定できる。この場合の制御
回路5について詳しく説明する。
路図の他の例である。図5を参照して、制御回路5は、
インバータ7〜11,IN1〜IN5およびAND回路
AN1〜AN5,BN1〜BN5を含む。
れるスイッチ以外のスイッチがオン状態になるのに対し
て、図5の制御回路では、スイッチ信号で選択されるス
イッチのみがオン状態になるものである。すなわち、各
内部回路のリーク電流を検出しようとするときには、
「H」レベルのテスト信号TSを入力するとともに、リ
ーク電流の検出を希望する内部回路に対応するスイッチ
がオンになるようなテストビット信号T1〜T3を入力
する。なお、スイッチ信号Da1〜Da5は、図4の場
合と同様に、それぞれスイッチS1〜S5に対応する。
装置1では、複数の内部回路a1〜a5に対応して複数
のスイッチS1〜S5を設け、そのスイッチのオン/オ
フをテスト信号TSおよびテストビット信号T1〜T3
により制御しているため、各内部回路についてのリーク
電流をチップ非破壊にて検出できる。すなわち、複数の
内部回路があっても、異常なリーク電流が生じている1
つの内部回路を特定することができる。このことは、半
導体装置の完成品の選別や不良解析に有効となる。
の数と同じ数のスイッチ制御ピン(パッド)が必要にな
るのに対し、実施の形態2の半導体装置1では、スイッ
チのオン/オフをテスト信号TSおよびテストビット信
号T1〜T3により制御しているため、スイッチの数と
同じ数のテストパッドおよびビットパッドが不要とな
り、スイッチのオン/オフを制御するために必要な信号
を入力するためのパッド数(ピン数)を大幅に削減する
ことができる。
の信号を入力するためのパッド数(ピン数)を大幅に削
減できるという効果は、スイッチの数が増加するほど顕
著になる。たとえば、図1のようにスイッチの数に対応
してスイッチ制御ピンを設けるとすると、8個のスイッ
チがある場合には8個のスイッチ制御信号ピンが必要と
なるのに対し、実施の形態2の半導体装置1では、8個
のスイッチを制御するためには、1つのテストパッドお
よび3つのビットパッドを設けるだけでよく、テストパ
ッドおよびビットパッドの数を変えることなく、最大8
個のまでのスイッチを制御することができる。
置について説明する。実施の形態2の変更例における半
導体装置は、図3の半導体装置において、テストパッド
TSおよびビットパッドT1,T2,T3の代わりに、
アドレスピンA0,A1,A2,A3を設けたものであ
る。このアドレスピンは、図示しないメモリセルアレイ
のアドレスを指定するためのアドレス信号を入力するた
めのピンである。すなわち、実施の形態2では、スイッ
チS1〜S5を制御するための信号を入力する専用のパ
ッドTS,T1〜T3を設けているのに対し、その変更
例ではスイッチS1〜S5を制御するための信号をアド
レスピンA0〜A3から入力する点で相違する。なお、
リーク電流の検出方法については、実施の形態2による
半導体装置1と同様である。以下、実施の形態1で用い
た図3の半導体装置1を、実施の形態2の変更例による
半導体装置として説明を行なう。ここで、半導体装置1
が、ダイナミックランダムアクセスメモリ(以下、「D
RAM」という)の場合について説明する。
体装置の動作の説明をするためのタイミング図である。
ストローブ信号/RASと列アドレスストローブ信号/
CASという制御信号が存在する。DRAMが通常動作
(読み書き動作等)を行なう際には、行アドレスストロ
ーブ信号/RASが「L」レベルに変化して活性化され
た後に、列アドレスストローブ信号CASが「L」レベ
ルに変化して活性化され、通常動作を行なう。しかし、
この関係を逆にすることで、新たなモードを設定するこ
とが可能であり、この手法はDRAMの/CAS before /R
ASリフレッシュ(以下、「CBRリフレッシュ」とい
う)としてよく用いられている。
号/CASが時刻t1 に「L」レベルに変化して、その
後、時刻t2 に行アドレスストローブ信号/RASが
「L」レベルに変化している。このような、行アドレス
ストローブ信号RASと列アドレスストローブ信号/C
ASの遷移のタイミングが上述したCBRリフレッシュ
のタイミングである。
さらに、ある特定のピン(たとえば、アドレスピンA
0)を電源電位VCCよりもかなり高い値の電位(以
下、「スーパーVIH」という)に設定することで新たな
モードに入る手法がある。実施の形態2の変更例では、
このようなCBRタイミング+スーパーVIHを用いて、
リーク電流検出モードに入るものである。なお、変更例
では、スーパーVIHは、アドレスピンA0から入力にさ
れる。この場合に、残りのアドレスピンA1〜A3をテ
ストビット信号を入力するためのピンに割り当てる。
される、スイッチS1〜S5を制御するためのテストビ
ットT1を制御回路5に伝達するための回路を示す概略
ブロック図である。
装置1が、通常の動作を行なうときには、アドレスピン
A1から入力されたアドレス信号は、アドレスバッファ
13を介して、内部アドレス信号として出力される。C
BRタイミング+スーパーV IHになったときに、リーク
電流検出モードに入るためのテスト信号TSが作成さ
れ、このテスト信号TSをマルチプレクサ15が受け
る。このテスト信号TSに応じて、マルチプレクサ15
は、アドレスピンA1から入力された、スイッチS1〜
S5を制御するためのテストビットT1を制御回路5へ
伝達する。
1と同様に、図4の制御回路および図5の制御回路を用
いることができる。
は、スイッチS1〜S5のオン/オフを制御するための
テストビット信号A1〜A3を、アドレスピンA0〜A
3から入力している。さらに、外部からテスト信号TS
を入力する必要がない。このため、実施の形態1のよう
に、リーク電流を検出するための専用のパッド(TS,
T1〜T3)を設ける必要がなく、パッド数(ピン数)
の増加なくリーク電流検出のための回路を内蔵させるこ
とができる。
は、スイッチS1〜S5を制御するための信号(テスト
信号TS、テストビット信号T1〜T3)を入力るため
のピン(パッド)を専用に設けているか、通常使用する
ピン(パッド)を用いているかの相違しかない。このた
め、実施の形態2の変更例は実施の形態2と同様の効果
を奏する。
タイミング+スーパーVIHを用いてリーク電流検出モー
ドに入ったが、リーク電流検出モードに入るためのテス
ト信号TSを入力するための専用のピン(パッド)を備
えることもできる。この場合にも、上述した実施の形態
2の変更例と同様の効果を奏する。
チS1〜S5を制御するためのテストビット信号は、ア
ドレスピンA1〜A3から入力したが、リーク電流検出
モード以外の半導体装置1の動作(読み書き動作等)を
制御するための制御信号を入力する制御信号パッド(ピ
ン)から入力してもよい。この場合にも、上述した実施
の形態2の変更例と同様の効果を奏する。
形態3による半導体装置を示す概略ブロック図である。
体装置1は、内部回路a1〜a5、スイッチS1〜S
5、スイッチ制御ピンP1〜P5、VCCピン、GND
ピン、基準電位発生回路17、出力回路(出力バッフ
ァ)19およびリーク電流取出回路21を含む。
ジスタ23,25を含む。リーク電流取出回路21は、
NMOSトランジスタ27,29,31を含む。なお、
図1と同様の部分については同一の参照符号を付し、そ
の説明を適宜省略する。
ドN1と第2のノードN2との間に、複数のスイッチS
1〜S5を介して並列に接続される。リーク電流取出回
路21の、接続手段としてのNMOSトランジスタ27
は、第2のノードN2と第3のノードN3との間に接続
され、そのゲートにテスト信号TSを受ける。
ンジスタ31とNMOSトランジスタ29は、カレント
ミラー回路を構成するように接続される。NMOSトラ
ンジスタ29は、第2のノードN2と第3のノードN3
との間に接続される。NMOSトランジスタ31は、比
較ノードNCと第3のノードN3との間に接続される。
スタ23とPMOSトランジスタ25とはカレントミラ
ー回路を構成するように接続される。PMOSトランジ
スタ25は、第1のノードN1と比較ノードNCとの間
に接続される。PMOSトランジスタ23は、第1のノ
ードN1と、電流を引抜くためのパッドBP(以下、
「基準電流制御パッドBP」という)との間に接続され
る。
ク電流の検出結果を出力するためのパッドOP(以下、
「出力パッドOP」という)との間に接続される。
1は、リーク電流が異常であるか否かの判定をチップ内
部で行なうことを目的としている。リーク電流検出モー
ドではない通常動作時においては、NMOSトランジス
タ27のゲートには「H」レベルのテスト信号TSが入
力されるため、電流は、NMOSトランジスタ27を介
して流れている。
流を測定する際、テスト信号TSを「L」レベルにして
NMOSトランジスタ27をオフにする。こうすること
により、第2のノードN2に流れるリーク電流はダイオ
ード接続されたNMOSトランジスタ29を介して流れ
る。ここで、NMOSトランジスタ31とNMOSトラ
ンジスタ29はカレントミラー回路を構成しているた
め、NMOSトランジスタ31には、NMOSトランジ
スタ29を介して流れるリーク電流IL1に応じた電流I
L2(以下、便宜上、単に、「リーク電流IL2」と呼ぶこ
とにする)が流れることになる。
Sトランジスタ25とはカレントミラー回路を構成する
ため、テスタ3により引抜いている定電流IR1に応じた
電流IR2(以下、「基準電流IR2」という)を、PMO
Sトランジスタ25に取出すことができる。
Sトランジスタ25からの基準電流IR2の供給能力と、
NMOSトランジスタ31のリーク電流IL2の引抜き能
力とを比較する。すなわち、基準電流IR2の値よりも、
リーク電流IL2の値の方が大きければ、比較ノードNC
の電位は「L」レベル側に振れる事になりリーク電流I
L1が大きいことになる。基準電流IR2の値よりもリーク
電流IL2の値の方がより小さければ、比較ノードNCの
電位は「H」レベル側に振れることになり、リーク電流
が小さいことになる。
結果を、インバータなどの増幅器からなる出力回路19
で増幅した後、テスタ3に取出すことにより、リーク電
流I L1を検出する。なお、たとえば、内部回路a1のリ
ーク電流を検出したい場合には、スイッチS1のみをオ
ンにし、他のスイッチS2〜S5をオフにすればよい。
すなわち、リーク電流を検出したい内部回路に対応する
スイッチのみをオンにすることで、スイッチがオンにな
った内部回路のリーク電流を検出できる。
は、実施の形態1と同様に、スイッチ制御ピンP1〜P
5から入力されるスイッチ信号によって行なう。ここ
で、検出すべきリーク電流の測定値、すなわち、リーク
電流IL1が異常であるか否かを判断するための基準とな
る電流(基準電流IR2)の値はテスタ3により外部から
引抜く定電流IR1の値を変更することで可変できる。
装置1では、複数の内部回路a1〜a5に対応して複数
のスイッチS1〜S5を設けているため、そのスイッチ
S1〜S5のオン/オフをスイッチ信号P1〜P5で制
御することにより、リーク電流の検出を希望する内部回
路のみを選択できる。このため、各内部回路による異常
なリーク電流をチップ非破壊にて探究することができ
る。すなわち、異常なリーク電流を起こしている内部回
路(不良の発生場所)を特定できるようになる。このこ
とは、半導体装置の完成品の選別や不良解析に有効とな
る。
ードNCの電位レベルが、「L」レベルから「H」レベ
ルに変化するときの、基準電流IR2を見れば、リーク電
流I L2の大きさがわかる。比較ノードNCの電位レベル
が「H」レベルから「L」レベルに変化するときの基準
電流IR2を見ることによっても、リーク電流IL2を測定
することができる。このようにした場合でも、上記した
と同様の効果を奏する。
イッチ制御ピンP1〜P5から入力されるスイッチ信号
により行なっているが、実施の形態2で説明したよう
に、制御回路5を設け、テストパッドTSからのテスト
信号TSおよびビットパッドT1〜T3からのテストビ
ット信号T1〜T3を用いてスイッチS1〜S5のオン
/オフの制御を行なうこともできる。この場合にも、実
施の形態2と同様の効果を奏するとともに、上記したと
同様の効果を奏する。
ように、制御回路5を設け、アドレスピンA1〜A3か
ら入力されるテストビット信号T1〜T3によりスイッ
チS1〜S5のオン/オフを制御することもできる。こ
の場合にも、実施の形態2の変更例と同様の効果を奏す
るとともに、上記したと同様の効果を奏する。
体装置は、リーク電流が異常であるか否かの判定をチッ
プ内部で行なうことを目的とし、さらに、定電流源を内
蔵することを目的としている。
体装置を示す概略ブロック図である。
体装置は、内部回路a1〜a5、スイッチS1〜S5、
スイッチ制御ピンP1〜P5、VCCピン、基準電流制
御パッドBP、出力パッドOP、GNDピン、リーク電
流取出回路21、基準電流発生回路17および出力回路
19を含む。
ジスタ33,35,37およびNMOSトランジスタ3
9,41,43を含む。リーク電流取出回路21は、N
MOSトランジスタ27,29,31を含む。なお、図
8と同様の部分については同一の参照符号を付しその説
明を適宜省略する。
スタ33,35,37は、カレントミラー回路を構成す
る。基準電流発生回路17のNMOSトランジスタ4
3,41はカレントミラー回路を構成する。PMOSト
ランジスタ33と、NMOSトランジスタ43は、第1
のノードN1と第3のノードN3との間に直列に接続さ
れる。PMOSトランジスタ35とNMOSトランジス
タ39,41は第1のノードN1と第3のノードN3と
の間に直列に接続される。PMOSトランジスタ37
は、第1のノードN1と比較ノードNCとの間に接続さ
れる。
体装置1と異なるのは、基準電流発生回路17である。
したがって、リーク電流IL1に応じた電流IL2を取出し
て、基準電流IR2と比較し、その比較結果を出力回路1
9により増幅してテスタ3にリーク電流の検出結果とし
て取出す点は実施の形態3と同様である。すなわち、リ
ーク電流の検出方法については、実施の形態3と同様で
あり、基準電流IR2の発生の仕方が異なるだけである。
なお、PMOSトランジスタ37に相当するのが図8の
PMOSトランジスタ25である。
引抜く定電流IR1の大きさを変えることにより基準電流
IR2を可変していたのに対し、図9の基準電流発生回路
17は、PMOSトランジスタ39に印加する電圧を変
え、そこに流れる電流IR1を変化させることにより基準
電流IR2を可変している点が相違する。
定電流源を持たないのに対し、図9の基準電位発生回路
17は定電流源(PMOSトランジスタ33,35から
なるカレントミラーおよびNMOSトランジスタ43,
41からなるカレントミラーで構成される定電流発生回
路)を内蔵している点で相違する。この定電流発生回路
から発生される定電流IR1の値は、抵抗として用いてい
るNMOSトランジスタ39のゲート電位を、外部から
変化させることで変えることができる。この定電流IR1
の値に応じて、基準電流IR2が変化する。
装置1は基準電流IR2の大きさの調整の仕方が実施の形
態3による半導体装置と異なるだけである。このため、
実施の形態4の半導体装置においても、実施の形態3の
半導体装置と同様の効果を奏する。
形態5による半導体装置を示す概略ブロック図である。
導体装置1は、テスト対象回路47、基準電流発生回路
17、制御回路45、テストパッドTSおよびビットパ
ッドT1〜T3を含む。基準電流発生回路17は、NM
OSトランジスタ49,51,53,55,57,5
9、PMOSトランジスタ61,63および抵抗素子6
5を含む。なお、図3および図8と同様の部分には、同
一の参照符号を付して、その説明を適宜省略する。
トミラー回路を構成する。NMOSトランジスタ55,
57,59はカレントミラー回路を構成する。PMOS
トランジスタ61、NMOSトランジスタ55および抵
抗素子65は、電源電位VCCを有するノードNAと接
地電位を有するノードNBとの間に直列に接続される。
NMOSトランジスタ49,51,53は、NMOSト
ランジスタ55に並列に接続される。
トランジスタ57は電源電位VCCを有するノードND
と接地電位を有するノードNEとの間に直列に接続され
る。NMOSトランジスタ49,51,53は、そのゲ
ートに制御回路5からの基準電流制御信号を受ける。
示すような、第1のノードN1と第2のノードN2との
間に、複数のスイッチS1〜S5を介して、並列に接続
される複数の内部回路a1〜a5および第2のノードN
2と第3のノードN3との間に接続されるNMOSトラ
ンジスタ27を含んでいる。
チS1〜S5のゲートは、制御回路5からのスイッチ信
号を受け、スイッチS1〜S5のオン/オフは、実施の
形態2で説明したと同様にして制御回路5からのスイッ
チ信号により制御される。半導体装置1の通常動作時
は、テスト対象回路のNMOSトランジスタ27のゲー
トには、「H」レベルのテスト信号TSが入力され、電
流はNMOSトランジスタ27を介して流れることにな
る。ここで、通常動作時には、ノードNAとノードNB
との間の電流経路またはノードNDとノードNEとの間
の電流経路を遮断する必要がある。
を検出する際には、NMOSトランジスタ27のゲート
に「L」レベルのテスト信号TSを入力し、NMOSト
ランジスタ27をオフにする。ここで、テスト対象回路
47において、図8または図9に示すような第2のノー
ドN2と図10の比較ノードNCとが接続されているた
め、リーク電流IL1は、比較ノードNCに流れ込む。
回路47からのリーク電流IL1の供給能力と基準電流I
R2の引抜き能力とを比較し、その比較結果を出力回路1
9により増幅し出力パッドOPを介して、外部の図示し
ないテスタにリーク電流の検出結果として取出す。
値の方が大きいときには、比較ノードNCの電位は
「H」レベル側に振れることになり、リーク電流が大き
いことを示す。基準電位IR2の値よりもリーク電流IL1
の値の方が小さいときには、比較ノードNCの電位は
「L」レベル側に振れることになり、リーク電流が小さ
いことを示す。
の測定を希望する内部回路に対応するスイッチはオン状
態となっている。すなわち、リーク電流の測定を希望す
る内部回路に対応するスイッチのみをオンにし、それ以
外の内部回路に対応するスイッチはオフにしておく。
すなわち、リーク電流が異常であるか否かを判断するた
めの基準となる電流の値(基準電流IR2の値)は、NM
OSトランジスタ49,51,53のオン/オフを制御
回路5からの基準電流制御信号により制御することによ
り可変できる。この基準電流IR2の大きさの制御につい
て詳しく説明する。
オン/オフを制御して、NMOSトランジスタ55に流
れる定電流IR1の大きさを制御する。こうすることによ
り、定電流IR1の大きさに応じて、基準電流IR2の大き
さが変わることになる。すなわち、NMOSトランジス
タ49〜53のうち、オンまたはオフになっている数を
変えることにより、定電流IR1の大きさは変わる。さら
に、それぞれ能力が異なるNMOSトランジスタ49〜
53を設けることにより、オンにするNMOSトランジ
スタを変えることによっても、定電流IR1の大きさを変
えることができる。なお、NMOS49,51,53の
ゲートに入力される基準電流制御信号は、図4および図
5のスイッチ信号Da1〜Da5に対応するものであ
り、図4および図5のスイッチ信号Da1〜Da5と同
様に、ビットパッドT1〜T3から入力されるテストビ
ット信号によりコントロールされる。すなわち、実施の
形態2の図3で説明したように、制御回路5はテストビ
ット信号T1〜T3をデコードして、所定レベルの基準
電流制御信号を発生することになる。
体装置1では、テスト対象回路47に、複数の図示しな
い内部回路a1〜a5に対応して、複数のスイッチS1
〜S5を設け、その複数のスイッチS1〜S5のオン/
オフを個々に制御することにより、リーク電流の検出を
希望する内部回路に対応するスイッチのみをオンにする
ことができ、個々の内部回路のリーク電流の検出が可能
になる。すなわち、個々の内部回路について、異常なリ
ーク電流をチップ非破壊にて探究することができる。こ
のことは、半導体装置の完成品の選別や不良解析に有効
となる。
の内部回路のリーク電流の検出結果を同時に出力できる
半導体装置について説明する。
導体装置を示す概略ブロック図である。
導体装置は、内部回路a1〜a2およびリーク検出回路
L1〜L3を含む。
有する第1のノードN1と接地電位GNDを有する第2
のノードN2との間に並列に接続される。そして、各内
部回路a1〜a2に対応して、リーク検出回路L1〜L
3が、接地電位GNDを有する第2のノードの側に設け
られる。
図1の内部回路a1〜a5と同様である。リーク電流を
検出して、リーク電流の検出結果E1〜E3を出力する
リーク検出回路L1〜L3は、たとえば、図8の基準電
流発生回路17、出力回路19およびリーク電流取出回
路21を備えたものでもよく、リーク電流の検出方法に
ついては、実施の形態3(図8)で説明したのと同様で
ある。また、リーク検出回路L1〜L3は、図9の基準
電流発生回路17、出力回路19およびリーク電流取出
回路21を設けていてもよい。この場合のリーク電流の
検出の方法は、実施の形態4(図9)で説明したのと同
様である。
L3の詳細を示す回路図である。図12を参照して、リ
ーク検出回路は、基準電流発生回路17、出力回路19
およびリーク電流取出回路21を含む。基準電流発生回
路は、PMOSトランジスタ67,69および定電流源
79を含む。リーク電流取出回路21は、NMOSトラ
ンジスタ71,73,75,76およびインバータ77
を含む。
トミラー回路を構成する。PMOSトランジスタ69と
NMOSトランジスタ71は、電源電位VCCを有する
ノードと接地電位GNDを有する第2のノードとの間に
直列に接続される。出力回路19は比較ノードNCにそ
の入力ノードが接続される。NMOSトランジスタ7
1,75はカレントミラー回路を構成する。
ンジスタ75とは第3のノードN3と第2のノードN2
との間に直列に接続される。NMOSトランジスタ76
は、第3のノードN3と第2のノードN2との間に接続
される。NMOSトランジスタ73は、インバータ77
を介してそのゲートにテスト信号/TSを受ける。NM
OSトランジスタ76は、そのゲートにテスト信号/T
Sを受ける。図12のリーク検出回路が、たとえば、図
11のリーク検出回路L1であるとしたならば、図12
の第3のノードN3と図11の第3のノードN3とが接
続されることになる。
時においては、テスト信号/TSが「H」レベルに設定
されるため、NMOSトランジスタ73がオフになり、
NMOSトランジスタ76がオンになる。このため、N
MOSトランジスタ76を介して電流が流れることにな
る。すなわち、第3のノードN3と第2のノードN2と
が接続されることになる。
を検出する際には、テスト信号/TSが「L」レベルに
設定されるため、NMOSトランジスタ73がオンにな
り、NMOSトランジスタ76がオフになる。このた
め、リーク電流IL1は、NMOSトランジスタ73を介
して流れることになる。そしてNMOSトランジスタ7
1,75はカレントミラー回路を構成するため、リーク
電流IL1に応じた電流I L2がNMOSトランジスタ71
を介して流れることになる。
きさに応じた基準電流IR がPMOSトランジスタ69
を介して流れることになる。そして、比較ノードNCに
おいて、PMOSトランジスタ69の基準電流IR の供
給能力と、NMOSトランジスタ71のリーク電流に応
じた電流IL2の引抜き能力とを比較し、その比較結果
を、出力回路19により増幅して、リーク電流の検出結
果Eとして出力する。
応じた電流IL2の値よりも大きいときには、比較ノード
NCの電位が「H」レベル側に振れることになり、リー
ク電流が小さいことになる。基準電流IR の値がリーク
電流に応じた電流IL2の値より小さいときには、比較ノ
ードNCの電位が「L」レベル側に振れることになり、
リーク電流が大きいことになる。
き、比較ノードNCの電位が「H」レベルから「L」レ
ベルに変わるとき、または、比較ノードNCの電位が
「L」レベルから「H」レベルに変わるときの基準電流
IR の大きさを見ることにより、リーク電流に応じた電
流IL2を測定できる。
なわち、リーク電流が異常であるか否かを判断するため
の基準となる電流の値(基準電流IR の値)は、基準電
流発生源79からの定電流を変更することで可変でき
る。ここで、定電流を発生する定電流源79は、チップ
内部に設けているが、この定電流は、チップ外部から与
えてもよい。
E1〜E3を、外部に出力するための外部出力回路を示
す概略ブロック図である。
スタ95、セレクタ97、出力バッファ99、および出
力ピン101を含む。図11のリーク検出回路L1〜L
3から、同時にリーク電流検出結果E1〜E3が出力さ
れた場合には、レジスタ95にリーク電流検出結果E1
〜E3が一旦格納される。
出力する。選択して出力されたリーク電流検出結果は出
力バッファ99および出力ピン101を介して外部に出
力される。なお、出力ピン101は、リーク電流検出結
果の出力のための専用のピンであってもよいし、半導体
装置が通常動作時に使用しているピン(たとえば、読出
データ出力ピンなど)であってもよい。
L3から出力されるリーク電流の検出結果E1〜E3を
外部に出力するための外部出力回路の他の例を示す概略
ブロック図である。 図14を参照して、外部出力回路
は、レジスタ95、出力バッファ103,105,10
7および出力ピン109,111,113を含む。図1
1のリーク検出回路L1〜L3から出力されたリーク電
流検出結果E1〜E3は、一旦レジスタ95に格納され
る。そして、リーク電流検出結果E1〜E3は、対応す
る出力バッファ103〜107および対応する出力ピン
109〜113を介して外部に同時に出力される。な
お、出力ピン109〜113は、図13の出力ピン10
1と同様である。
L3から出力されるリーク電流検出結果E1〜E2を外
部に出力するための外部出力回路のさらに他の例を示す
概略ブロック図である。
スタ95、AND回路105、出力バッファ99および
出力ピン101を含む。図15を参照して、図11のリ
ーク検出回路L1〜L3から出力されたリーク電流検出
結果E1〜E3は、レジスタ95に一旦格納される。そ
して、AND回路105によって、リーク電流検出結果
E1〜E3の論理をとる。すなわち、リーク電流検出結
果E1〜E3のうち、1つでも「L」レベルになってい
ると、AND回路105は、「L」レベルの信号を出力
する。すなわち、リーク電流検出結果E1〜E3のうち
1つが「L」レベルにあるということは、図12の比較
ノードNCが「L」レベルにあることになり、異常なリ
ーク電流が発生していることになる。
すべて「H」レベルにあるときは、AND回路105
は、「H」レベルの信号を出力することになる。すなわ
ち、リーク電流検出結果E1〜E3が、すべて「H」レ
ベルにあるということは、図12の比較ノードNCの電
位が「H」レベルにあることになり、異常なリーク電流
でないことを示す。AND回路105からの出力は、出
力バッファ99および出力ピン101を介して外部に出
力される。なお出力ピン101については、図13の出
力ピン101と同様である。
リーク電流検出結果E1〜E3の論理をとって、基準電
流IR を超えるリーク電流の有無を判断し、その判断結
果を外部に出力する。
装置では、複数の内部回路a1〜a3に対応して複数の
リーク検出回路L1〜L3を設けており、各内部回路の
リーク電流を個々に検出することができる。すなわち、
各内部回路による異常なリーク電流をチップ非破壊にて
探究することができる。このため、異常なリーク電流が
発生している内部回路の特定(不良の発生場所の特定)
が可能となる。このことは、半導体装置の完成品の選別
や不良解析に有効となる。
回路a1〜a3について、同時に行なうことができるの
で、試験時間の短縮化を図ることができる。
とにより、複数のリーク電流検出結果がある場合でも、
出力ピンは1つでよく、リーク電流検出結果の数に応じ
て出力ピンが設けられている場合に比し、出力ピンの数
を少なくすることができる。
には、複数のリーク電流検出結果を同時に出力できるた
め、出力するための時間が少なくてすむ。
には、図13の外部出力回路を設けた場合と同様の効果
を奏する。
〜a3との間に、実施の形態1〜5と同様なスイッチを
設けることにより、そのスイッチのオン/オフを実施の
形態1〜5と同様に制御することもでき、この場合に
は、各リーク検出回路L1〜L3の活性/非活性が別々
に制御できる。
は、リーク検出回路L1〜L3を、内部回路a1〜a3
と接地電位GNDを有する第2のノードN2との間に設
けているのに対し、実施の形態7による半導体装置で
は、内部回路a1〜a3と電源電位VCCを有する第1
のノードN1との間にリーク検出回路L1〜L3を設け
ている点で相違する。
を示す概略ブロック図である。図16を参照して、実施
の形態7による半導体装置は、内部回路a1〜a3およ
びリーク検出回路L1〜L3を含む。なお、図11と同
様の部分については同一の参照符号を付し、その説明を
適宜省略する。
有する第1のノードN1と接地電位GNDを有する第2
のノードN2との間に並列に接続される。そして、内部
回路a1〜a3に対応して、内部回路a1〜a3と電源
電位VCCを有する第1のノードN1との間にリーク検
出回路L1〜L3が設けられる。
L3の詳細を示す回路図である。図17を参照して、リ
ーク検出回路は、基準電流発生回路17、出力回路19
およびリーク電流取出回路21を含む。基準電流発生回
路17は、定電流源79およびカレントミラー回路を構
成するNMOSトランジスタ81,83を含む。リーク
電流取出回路21は、PMOSトランジスタ89,9
1、インバータ93およびカレントミラー回路を構成す
るPMOSトランジスタ85,87を含む。
ンジスタ83とは、第1のノードN1と接地電位GND
を有するノードとの間に直列に接続される。出力回路1
9の入力ノードは、比較ノードNCに接続される。PM
OSトランジスタ87とPMOSトランジスタ89と
は、第1のノードN1と第3のノードN3との間に接続
される。
ドN1と第3のノードN3との間に接続される。PMO
Sトランジスタ89は、そのゲートに、インバータ93
を介して、テスト信号TSを受ける。PMOSトランジ
スタ91は、そのゲートに、テスト信号TSを受ける。
なお、図17のリーク検出回路が図16のリーク検出回
路L1とした場合は、図16の第3のノードN3と図1
7の第3のノードN3とが接続されることになる。
の通常動作時には、テスト信号TSが「L」レベルに設
定され、PMOSトランジスタ89がオフし、PMOS
トランジスタ91がオンになる。すなわち、電流はPM
OSトランジスタ91を介して流れることになる。
する際には、「H」レベルに、テスト信号TSが設定さ
れ、PMOSトランジスタ89がオンになり、PMOS
トランジスタ91がオフになる。すなわち、リーク電流
IL1は、PMOSトランジスタ87を介して流れること
になる。そして、PMOSトランジスタ85,87はカ
レントミラー回路を構成するため、リーク電流IL1に応
じた電流IL2を取出すことができる。
準電流IR がNMOSトランジスタ83を介して流れ
る。比較ノードNCにおいて、PMOSトランジスタ8
5のリーク電流に応じた電流IL2の供給能力とNMOS
トランジスタ83の基準電流I R の引抜き能力とを比較
し、その比較結果を出力回路19で増幅して、リーク電
流検出結果Eとして出力する。すなわち、リーク電流に
応じた電流IL2の値が基準電流IR の値よりも大きいと
きには、比較ノードNCの電位が「H」レベル側に振れ
ることになり、リーク電流が大きいことを示す。リーク
電流に応じた電流IL2の値が、基準電流IR より小さい
ときには、比較ノードNCの電位は「L」レベルにな
り、リーク電流が小さいことを示す。
なわち、異常なリーク電流か否かを判断するための基準
となる電流の値(基準電流IR の値)は、定電流源79
からの定電流の大きさを変更することにより可変でき
る。ここで、定電流源79はチップ内部に設けたが、基
準電流IR の電流の大きさを決定する定電流は、外部か
ら与えてもよい。
装置では、複数の内部回路a1〜a3に対応して複数の
リーク検出回路L1〜L3を設けているため、各内部回
路のリーク電流を検出することができる。すなわち、個
々の内部回路による異常なリーク電流をチップ非破壊に
て探究することができる。このため、異常なリーク電流
を発生している内部回路(不良の発生場所)を特定する
ことができる。このことは、半導体装置の完成品の選別
や不良解析に有効となる。
路a1〜a3について、同時に行なうことができるので
試験の時間の短縮化を図ることができる。
部に出力するための外部出力回路としては、図13、図
14または図15の外部出力回路を用いることができ
る。この場合にも、図13、図14または図15それぞ
れの効果を有する。
よる半導体装置と実施の形態6による半導体装置とで
は、リーク検出回路を接続する場所が電源電位VCC側
か、接地電位GND側かの違いだけであるため、実施の
形態7による半導体装置は実施の形態6の半導体装置と
同様の効果を奏する。
が備える個別回路たとえば、インバータ回路などにおけ
るリーク電流の検出ができる半導体装置について説明す
る。
導体装置の詳細を示す回路図である。図18を参照し
て、実施の形態8による半導体装置は、内部回路117
およびリーク検出回路119を含む。内部回路117
は、PMOSトランジスタ121およびNMOSトラン
ジスタ123からなるインバータ回路である。リーク検
出回路119は、PMOSトランジスタ125,12
7,129および定電流源131を含む。
ランジスタ127,129および定電流131は、基準
電流発生回路を構成する。
びNMOSトランジスタ123は、第1のノードN1と
第2のノードN2との間に直列に接続される。PMOS
トランジスタ127,129からなるカレントミラー回
路からの基準電流IR が現れるノードNO1は、PMO
Sトランジスタ121とNMOS123からなるインバ
ータの出力ノードNO2と接続される。すなわち、カレ
ントミラー回路のスレーブとしてのPMOSトランジス
タ127のドレイン(ノードNO1)と、インバータ1
17の出力ノードNO2とが接続されることになる。P
MOSトランジスタ125のゲートには、テスト信号T
Sが入力される。
おいて、内部回路117としてのCMOSインバータの
リーク電流を検出するためのものである。ここで、半導
体装置の待機時には、内部回路117としてのインバー
タの入力が「L」レベルの状態になっている。
タの入力は「L」レベルであるため、その出力は「H」
レベルとなるが、NMOSトランジスタ123にリーク
電流が存在すると、そのインバータの出力は正確に
「H」レベルとはならずに誤動作する可能性がある。こ
のため、以下のようにしてリーク電流を検出する。
常の内部回路117としてのインバータへの電源電位V
CCの供給経路を断つ。すなわち、「H」レベルのテス
ト信号TSを入力して、PMOSトランジスタ125を
オフにする。そして、定電流源131からの定電流源で
PMOSトランジスタ127,129からなるカレント
ミラー回路を駆動させ、PMOSトランジスタ127に
基準電流IR を発生させる。ここで、基準電流IR が現
れるノードNO1において、NMOSトランジスタ12
3の電流引抜き能力とPMOSトランジスタ127の基
準電流IR の供給能力を比較する。NMOSトランジス
タ123にリーク電流があった場合には、基準電流IR
が現れるノードNO1からの出力レベルが変化する。す
なわち、NMOSトランジスタ123にリーク電流がな
い場合には、基準電流IR が現れるノードNO1から
は、基準電流IR そのものが出力されることになるが、
NMOSトランジスタ123にリーク電流があった場合
には、基準電流IR が現れるノードNO1からは、基準
電流IR そのものより小さい電流が出力されることにな
る。
リーク電流が、基準電流IR よりも大きければ、基準電
流IR が現れるノードNO1からの出力レベルは「L」
レベルになる。NMOSトランジスタ123からのリー
ク電流が基準電流IR よりも小さければ、基準電流IR
が現れるノードNO1からの出力レベルは「H」レベル
になる。
装置では、内部回路(インバータ回路117)に対応し
て、リーク検出回路を設けているため、複数の内部回路
が存在しても、各内部回路についてリーク電流を検出す
ることができる。すなわち、各内部回路による異常なリ
ーク電流をチップ非破壊にて探究でき、リーク電流の発
生している回路(不良が発生している場所)を特定でき
る。このことは、半導体装置の完成品の選別や不良解析
に有効となる。
待機時において、内部回路117としてのインバータの
入力が「H」レベルである場合にもリーク電流の検出が
可能となる。この場合には、PMOSトランジスタ12
5を、第1のノードN1と内部回路117との間に設け
る代わりに、NMOSトランジスタを第2のノードN2
と内部回路117との間に設ける。そして、PMOSト
ランジスタ127,129からなるカレントミラー回路
の代わりに、2つのNMOSトランジスタからなるカレ
ントミラー回路を設け、そのカレントミラー回路からの
基準電流IR が現れるノードを、内部回路117として
のインバータの出力ノードNO2に接続する。すなわ
ち、カレントミラー回路のスレーブとしてのNMOSト
ランジスタのドレインと内部回路117としてのインバ
ータの出力ノードNO2とが接続されることになる。
測定する際には、第2のノードN2と内部回路117と
の間に設けたNMOSトランジスタをオフにする。そし
て、この場合には、PMOSトランジスタ121の電流
供給能力と、2つのNMOSトランジスタで構成される
カレントミラー回路の基準電流IR の引抜き能力とを比
較することになる。
効果を奏する。 (実施の形態9)実施の形態9では、半導体装置、たと
えば、DRAMにおいて発生する異常リーク電流を検出
するための回路構成について説明する。
レートとストレージノード1という電極の間の薄い酸化
膜からなる誘電体膜に蓄積される電荷を蓄積情報として
用いる。このとき、通常のDRAMは、セルプレートを
ビット線振幅の1/2の電位、電源電位または接地電位
に設定する。ここで、もし、セルプレートとストレージ
ノードとの間にショート箇所が存在すると、メモリセル
のデータが破壊されるのみでなく、セルプレートからの
電流流出が発生し、1/2VCC発生回路が動作して、
DRAMの待機時の消費電流を増加させてしまう。ま
た、この増加した電流は製品としての価値を損なうとと
もに、異常リーク電流探究の障害となる。実施の形態9
はこのような問題点を解決するためになされたものであ
る。
導体装置としてのDRAMを示す概略ブロック図であ
る。
RAMは、1/2VCC発生回路133、第1スイッチ
135、セルプレート137、ストレージノード13
9、リーク検出回路147、電源149、第2スイッチ
151およびP型ウェル(基板)145を含む。P型ウ
ェル145は、N型拡散層141およびP型拡散層14
3を含む。
ッチ135を介してセルプレート137と接続される。
セルプレート137にリーク検出回路147が接続され
る。電源149は、第2スイッチ151を介してP型拡
散層143と接続されるる。
検出する際には、第1スイッチ135をオフにし、1/
2VCC発生回路133からセルプレート137に供給
されるビット線振幅の1/2の電位を遮断する。こうす
ることで、セルプレート137とストレージノード13
9とのショートを原因とした1/2VCC発生回路13
3の動作による電流の増加が防止でき、リーク電流検出
の障害を除去することができる。
/2VCC発生回路133からのパスを遮断した後、第
2スイッチ151をオンにして電源149からのパスを
作る。すなわち、電源149により、P型拡散層143
に電源電位を与え、ストレージノード139からセルプ
レート137へ電流が流れるようにする。こうすること
で、電源149からリーク検出回路147までの電流経
路ができたことになる。
検出回路147を活性化させ、セルプレート137とス
トレージノード139との間のリーク電流を検出する。
なお、リーク電流検出回路147としては、実施の形態
6〜8で用いたリーク検出回路を用いることができる。
さらに、リーク検出回路147では、実施の形態1〜5
で説明したリーク電流の検出方法およびそのリーク電流
の検出方法を実施するための回路を用いることもでき
る。
装置としてのDRAMでは、リーク電流を検出する際に
は、1/2VCC発生回路133からの電圧の供給経路
を第1スイッチ135により遮断する。このため、セル
プレート137とストレージノード139との間のショ
ートに基づく1/2VCC発生回路133の動作を原因
とした、セルプレート137への電流の増加を防止で
き、異常なリーク電流探究の障害を除去できる。
(セルプレート137)に直接リーク検出回路147を
接続しているため、半導体装置全体の中から、不良の発
生場所(異常なリーク電流の発生場所)を特定すること
ができる。これにより、異常なリーク電流を示すチップ
に関しては検査段階で除去することができる。
37とストレージノード139とのリーク電流を計測し
たが、ワード線とセルプレートとの間のリーク電流も上
記したと同様にして検出することができる。すなわち、
ワード線とセルプレートとの間にリーク検出回路を配置
する。さらに、セルプレートとビット線との間のリーク
電流も上記したと同様に検出することができる。すなわ
ち、メモリセルキャパシタを構成するセルプレートとビ
ット線の位置する拡散層を介してその位置する基板(ウ
ェル)との間にリーク検出回路を配置する。さらに、ワ
ード線とビット線との間のリーク電流も上記したと同様
にして検出することができる。これらの場合にも、図1
9と同様の効果を奏する。
施の形態10による半導体装置としてのDRAMを示す
概略ブロック図である。
DRAMは、ビット線153、電源149、スイッチ1
55、P型ウェル145およびリーク検出回路147を
含む。P型ウェル145は、N型拡散層141を含む。
型拡散層141に接続される。電源149は、スイッチ
155を介してビット線153に接続される。リーク検
出回路147は、P型ウェル145に接続される。
リーク検出回路147と同様である。また、電源149
は、図19の電源149に対応し、スイッチ155は、
図19の第2スイッチ151に対応する。
る際には、スイッチ155をオンにし、電源149から
の電源電位をビット線153に供給する。そして、電源
149からリーク検出回路147までの電流経路を作
る。このようにした後リーク電流検出回路147にてビ
ット線153とN型拡散層141との間のリーク電流を
測定する。また、この場合には、ビット線153に供給
される、電源電位VCCの1/2の電位の供給を、停止
して測定することもできるし、1/2VCCの電位の供
給を停止しなくてもよい。また、スイッチ155をオフ
の状態で、ビット線153に1/2VCCの電位を供給
したままでもリーク電流を検出できる。
導体装置としてのDRAMでは、希望する場所(ビット
線153とN型拡散層141との間)のリーク電流を検
出することができるため、半導体装置全体の中から、異
常なリーク電流を発生している場所(不良の発生場所)
を特定することができる。
型拡散141との間のリーク電流を検出したが、上述し
たと同様にして、昇圧電源線とN型拡散層141との間
のリーク電流を検出することもできる。すなわち、図2
0のビット線153の代わりに、昇圧電源線を用いて、
上記したと同様にして、リーク検出回路147によりリ
ーク電流を検出する。
体装置としてのDRAMにおいては、複数のメモリセル
を有するメモリアレイを複数のサブメモリアレイに分割
する。そして、複数のサブメモリアレイに対応して複数
のリーク検出回路を設け、複数のリーク検出回路をサブ
メモリアレイごとに制御できるようにしたものである。
たとえば、図19のような回路構成をチップ上に展開
し、複数のサブメモリアレイで制御するような場合であ
る。
置としてのDRAMを示す概略ブロック図である。
半導体装置(DRAM)1は、サブメモリアレイM1〜
M4、リーク検出回路L1〜L4、活性/非活性制御回
路161、出力制御回路163、スイッチ159および
1/2VCC発生回路157を含む。
159はオンとなり、1/2VCC発生回路157か
ら、ビット線振幅の1/2の電位がサブメモリアレイM
1〜M4に供給される。
59をオフにし、1/2VCC発生回路157からの電
圧供給経路を遮断する。このスイッチ159は、リーク
電流検出モードに入ることを示すテスト信号TSに応じ
てオフにされる。
号TSにより、デコード動作を開始する。すなわち、活
性/非活性制御回路161は、リーク検出回路L1〜L
4の活性/非活性に関する情報を有するテストビット信
号T1〜T3をデコードし、リーク検出回路L1〜L4
を活性化または非活性化させる信号を出力する。そして
活性/非活性制御回路161からの信号に基づきリーク
検出回路L1〜L4が個別に活性化または非活性化され
る。
果は出力制御回路163により外部へ出力される。
19のリーク検出回路147を用いることができる。ま
た、出力制御回路163は、図13,図14または図1
5の外部出力回路を用いることができる。活性/非活性
制御回路161は、図4または図5の制御回路を用いる
ことができる。すなわち、活性/非活性制御回路161
は、図3の制御回路5と同様である。
1〜T3を用いて活性/非活性制御回路161によりリ
ーク検出回路L1〜L4を選択する方法は、実施の形態
2で、テスト信号TSおよびテストビット信号T1〜T
3を用いて制御回路5によりスイッチS1〜S5のオン
/オフを制御した場合と同様である。
体装置としてのDRAMでは、複数のサブメモリアレイ
M1〜M4に対応して複数のリーク検出回路L1〜L4
が設けられており、個々のサブメモリアレイのリーク電
流を検出することができる。このため、どのサブメモリ
アレイにおいて異常なリーク電流が発生しているかが非
破壊で判別可能なため、異常電流の解析が容易になる。
すなわち、複数のサブメモリアレイの中から異常なリー
ク電流を発生しているサブメモリアレイを特定できる。
は、4つのサブメモリアレイM1〜M4のリーク電流を
同時に検出することもできるし、別々に検出するともで
きる。そして、図21においては、メモリアレイを4つ
のサブメモリアレイに分割しているが、この分割数はい
くつでもかまわない。
す概略ブロック図である。
法を説明するための図である。
す概略ブロック図である。
ある。
例である。
装置の動作を説明するためのタイミング図である。
装置において、アドレスピンから入力されるテストビッ
トを制御回路に伝達するための回路を示す概略ブロック
図である。
す概略ブロック図である。
す概略ブロック図である。
示す概略ブロック図である。
示す概略ブロック図である。
図である。
めの外部出力回路を示す概略ブロック図である。
するための他の外部出力回路を示す概略ブロック図であ
る。
するためのさらに他の外部出力回路を示す概略ブロック
図である。
示す概略ブロック図である。
図である。
示す概略ブロック図である。
(DRAM)を示す概略ブロック図である。
(DRAM)を示す概略ブロック図である。
(DRAM)を示す概略ブロック図である。
ある。
1,77,93 インバータ、13 アドレスバッフ
ァ、15 マルチプレクサ、17 基準電流発生回路、
19 出力回路、21 リーク電流取出回路、23,2
5,33〜37,61,63,67,69,85〜9
1,121,125〜129 PMOSトランジスタ、
27〜31,39〜43,49〜59,71〜76,8
1,83,123 NMOSトランジスタ、47 テス
ト対象回路、65 抵抗素子、79,131 定電流
源、95 レジスタ、97 セレクタ、99,103〜
107 出力バッファ、101,109〜113 出力
ピン、115 AND回路、117内部回路、119,
147 リーク検出回路、133,157 1/2VC
C発生回路、135 第1スイッチ、137 セルプレ
ート、139 ストレージノード、141 N型拡散
層、143 P型拡散層、145 P型ウェル(基
板)、149 電源、151 第2スイッチ、153
ビット線、155,159スイッチ、161 活性/非
活性制御回路、163 出力制御回路、S1〜S5 ス
イッチ、P1〜P5 スイッチ制御ピン、a1〜a5
内部回路、A0〜A3アドレスピン、AN1〜AN5,
BN1〜BN5 AND回路、IN1〜IN5 インバ
ータ、L1〜L4 リーク検出回路、M1〜M4 サブ
メモリアレイ、TS テストパッド、T1〜T3 ビッ
トパッド。
Claims (36)
- 【請求項1】 情報を記憶するためのメモリセルを複数
有するメモリセルアレイを備え、そのメモリセルを指定
するためのアドレスが外部から入力される半導体装置で
あって、 前記アドレスを受ける複数のアドレスピンと、 第1のノードと第2のノードとの間に、並列に設けられ
る複数の内部回路と、 前記複数の内部回路に対応して設けられ、前記第1のノ
ードと前記第2のノードとの間の対応する内部回路を介
する電流経路を遮断するための複数のスイッチング手段
と、 前記複数のアドレスピンのうちの所定数のアドレスピン
から入力される前記所定数のビット数を有するビット信
号に基づき前記複数のスイッチング手段のオン/オフを
制御する制御手段とを備えた、半導体装置。 - 【請求項2】 外部からの複数の制御信号により、その
動作が制御される半導体装置であって、 前記複数の制御信号を受ける複数の制御ピンと、 第1のノードと第2のノードとの間に並列に設けられる
複数の内部回路と、 前記複数の内部回路に対応して設けられ、前記第1のノ
ードと前記第2のノードとの間の対応する前記内部回路
を介する電流経路を遮断するための複数のスイッチング
手段と、 前記複数の制御ピンのうちの所定数の制御ピンから入力
される前記所定数のビット数を有するビット信号に基づ
き、前記複数のスイッチング手段のオン/オフを制御す
る制御手段とを備えた、半導体装置。 - 【請求項3】 第1のノードと第2のノードとの間に並
列に設けられる複数の内部回路と、 前記複数の内部回路に対応して設けられ、複数のスイッ
チング信号に応じて、前記第1のノードと前記第2のノ
ードとの間の対応する内部回路を介する電流経路を遮断
する複数のスイッチング手段と、 待機時において、前記第2のノードに流れる、遮断され
ていない前記電流経路のリーク電流に応じた電流を取出
すためのリーク電流取出手段と、 前記リーク電流に応じた電流と比較するための基準電流
を発生する基準電流発生手段と、 前記リーク電流に応じた電流と前記基準電流とを比較ノ
ードにおいて比較し、その比較結果を前記リーク電流の
検出結果として出力する出力手段とを備えた、半導体装
置。 - 【請求項4】 前記リーク電流取出手段は、 前記リーク電流に応じた電流を取出すときは、テスト信
号に応じて、前記第2のノードと、電源電位を有する第
3のノードとを切り離し、前記リーク電流に応じた電流
を取出さないときは、前記テスト信号に応じて、前記第
2のノードと前記第3のノードとを接続する接続手段を
含む、請求項3に記載の半導体装置。 - 【請求項5】 前記リーク電流取出手段は、 前記リーク電流に応じた電流を前記比較ノードに取出す
ための第1のカレントミラー手段を含む、請求項3に記
載の半導体装置。 - 【請求項6】 前記基準電流発生手段は、 外部へ引抜く電流に応じた前記基準電流を発生する第2
のカレントミラー手段を含む、請求項3に記載の半導体
装置。 - 【請求項7】 前記基準電流発生手段は、 外部から印加される電圧に応じた前記基準電流を発生す
る第3のカレントミラー手段を含む、請求項3に記載の
半導体装置。 - 【請求項8】 前記基準電流発生手段は、 複数の基準電流制御信号に応じた前記基準電流を発生す
る第4のカレントミラー手段を含む、請求項3に記載の
半導体装置。 - 【請求項9】 前記第4のカレントミラー手段は、 マスタとなるトランジスタと、 前記マスタとなるトランジスタに流れる電流量を調節す
るためのトランジスタと、 前記電流量を調節するトランジスタに、並列に接続され
る複数のトランジスタとを含み、 前記複数のトランジスタは、前記複数の基準電流制御信
号により、そのオン/オフが制御され、 前記第4のカレントミラー手段は、前記電流量を調節す
るトランジスタに流れる電流に応じた前記基準電流を発
生する、請求項8に記載の半導体装置。 - 【請求項10】 前記基準電流発生手段は、 前記複数の基準電流制御信号を発生する基準電流制御手
段をさらに含み、 前記基準電流制御手段は、外部からの所定のビット数を
有するビット信号に応じて、前記複数の基準電流制御信
号を発生する、請求項9に記載の半導体装置。 - 【請求項11】 外部からの所定のビット数を有するビ
ット信号に応じて、前記複数のスイッチング信号を発生
する制御手段をさらに備えた、請求項3に記載の半導体
装置。 - 【請求項12】 第1のノードと第2のノードとの間に
並列に設けられる複数の内部回路と、 前記複数の内部回路に対応して設けられる複数のリーク
検出手段とを備え、 前記各リーク検出手段は、待機時において、対応する前
記内部回路のリーク電流を検出する、半導体装置。 - 【請求項13】 前記リーク検出手段は、 前記リーク電流に応じた電流を取出すためのリーク電流
取出手段と、 前記リーク電流に応じた電流と比較するための基準電流
を発生する基準電流発生手段と、 前記リーク電流に応じた電流と前記基準電流とを比較ノ
ードにおいて比較し、その比較結果を前記リーク電流の
検出結果として出力する出力手段とを含む、請求項12
に記載の半導体装置。 - 【請求項14】 前記複数の内部回路に対応して設けら
れ、複数のスイッチング信号に応じて、前記第1のノー
ドと前記第2のノードとの間の対応する内部回路を介す
る電流経路を遮断する複数のスイッチング手段をさらに
備えた、請求項12に記載の半導体装置。 - 【請求項15】 前記複数のリーク検出手段からの複数
の検出結果を保持する保持手段と、 前記保持手段に保持された前記複数の検出結果を選択し
て外部に順次出力する外部出力手段とをさらに備えた、
請求項12に記載の半導体装置。 - 【請求項16】 前記複数のリーク検出手段からの複数
の検出結果を保持する保持手段と、 前記保持手段に保持された前記複数の検出結果を同時に
外部に出力する外部出力手段とをさらに備えた、請求項
12に記載の半導体装置。 - 【請求項17】 前記複数のリーク検出手段からの複数
の検出結果を保持する保持手段と、 前記複数の検出結果の論理をとって前記基準電流を超え
るリーク電流の有無を判断し、その判断結果を外部に出
力する外部出力手段とをさらに備えた、請求項13に記
載の半導体装置。 - 【請求項18】 前記外部出力手段は、リーク電流検出
モードでない動作モードで使用するピンから前記検出結
果を外部に出力する、請求項15または16に記載の半
導体装置。 - 【請求項19】 前記外部出力手段は、リーク電流検出
モードでない動作モードで使用するピンから前記判断結
果を出力する、請求項17に記載の半導体装置。 - 【請求項20】 内部電源電圧を供給する内部電源電圧
供給線と、 前記内部電源電圧の供給を受ける内部電源電圧供給対象
部と、 前記内部電源電圧供給対象部に接続され、待機時におい
て、前記内部電源電圧供給対象部を介して流れるリーク
電流を検出するためのリーク検出手段とを備えた、半導
体装置。 - 【請求項21】 前記内部電源電圧は、昇圧電源電圧で
あり、 前記内部電源電圧供給対象部は、前記半導体装置の内部
回路であり、 前記リーク電流は、接地に向かって流れる、請求項20
に記載の半導体装置。 - 【請求項22】 半導体装置であって、 第1のノードと第2のノードとの間に設けられる内部回
路と、 前記半導体装置の待機時において、前記内部回路のリー
ク電流を検出するリーク検出手段とを備え、 前記リーク検出手段は、 前記第2のノードと前記内部回路との間の前記リーク電
流を検出する際に、前記第1のノードと前記内部回路と
の間の電流経路を遮断する遮断手段と、 基準電流を発生し、その基準電流が現れるノードが、前
記第2のノードと前記内部回路との間の電流経路に接続
される基準電流発生手段とを含み、 前記リーク検出手段は、前記基準電流が現れるノードか
らの出力に基づき、前記リーク電流を検出する、半導体
装置。 - 【請求項23】 前記内部回路は、インバータであり、 前記遮断手段は、前記第1のノードと前記インバータと
の間に接続され、リーク電流検出モードに入るためのテ
スト信号により、そのオン/オフが制御されるトランジ
スタであり、 前記基準電流発生手段は、前記基準電流を発生するカレ
ントミラー手段であり、 前記第2のノードと前記内部回路との間の電流経路にあ
る前記インバータの出力ノードと前記カレントミラー手
段からの前記基準電流が現れるノードとが接続される、
請求項22に記載の半導体装置。 - 【請求項24】 内部電源電圧を発生する内部電源電圧
発生手段と、 前記内部電源電圧の供給を受ける内部電源電圧供給対象
部と、 前記内部電源電圧供給対象部に接続され、待機時に前記
リーク電流を検出するためのリーク検出手段とを備え
た、半導体装置。 - 【請求項25】 前記内部電源電圧発生手段と、前記内
部電源電圧供給対象部との間に設けられるスイッチング
手段をさらに備え、 前記スイッチング手段は、リーク電流検出モードに入る
ときは、オフになり、前記内部電源電圧供給対象部への
前記内部電源電圧の供給が停止する、請求項24に記載
の半導体装置。 - 【請求項26】 前記内部電源電圧供給対象部は、情報
を記憶するメモリセルキャパシタを構成するセルプレー
トであり、 前記リーク電流は、前記セルプレートと、ストレージノ
ードとの間のリーク電流である、請求項24または25
に記載の半導体装置。 - 【請求項27】 前記内部電源電圧供給対象部は、情報
を記憶するメモリセルキャパシタを構成するセルプレー
トであり、 前記リーク電流は、前記セルプレートと、ビット線との
間のリーク電流である、請求項24または25に記載の
半導体装置。 - 【請求項28】 前記内部電源電圧供給対象部は、情報
を記憶するメモリセルキャパシタを構成するセルプレー
トであり、 前記リーク電流は、前記セルプレートと、ワード線との
間のリーク電流である、請求項24または25に記載の
半導体装置。 - 【請求項29】 内部電源電圧を供給する内部電源電圧
供給線と、 前記内部電源電圧の供給を受ける内部電源電圧供給対象
部と、 前記内部電源電圧供給対象部に接続される半導体基板
と、 前記半導体基板に接続され、前記内部電源電圧供給対象
部と前記半導体基板との間に流れるリーク電流を検出す
るリーク検出手段とを備えた、半導体装置。 - 【請求項30】 前記内部電源電圧供給対象部は、ビッ
ト線である、請求項29に記載の半導体装置。 - 【請求項31】 前記内部電源電圧は、昇圧電源電圧で
ある、請求項29に記載の半導体装置。 - 【請求項32】 リーク電流の検出の対象となる複数の
リーク電流検出対象回路と、 前記複数のリーク電流検出対象回路に対応して設けら
れ、待機時に、対応した前記リーク電流検出対象回路の
リーク電流の検出を行なう複数のリーク検出手段とを備
えた、半導体装置。 - 【請求項33】 前記リーク電流検出対象回路に、内部
電源電圧を供給する内部電源電圧発生手段と、前記リー
ク電流を検出するときに、前記内部電源電圧の供給を停
止させるスイッチング手段とをさらに備えた、請求項3
2に記載の半導体装置。 - 【請求項34】 前記複数のリーク検出手段の活性/非
活性を制御する、活性/非活性制御手段をさらに備え
た、請求項32に記載の半導体装置。 - 【請求項35】 前記複数のリーク検出手段からの検出
結果の外部への出力を制御する出力制御手段をさらに備
えた、請求項32に記載の半導体装置。 - 【請求項36】 前記内部電源電圧供給対象回路は、複
数の情報を記憶するメモリセルアレイである、請求項3
2から35のいずれか1項に記載の半導体装置。
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