JPH0899779A - エレベータの待ち時間表示装置 - Google Patents
エレベータの待ち時間表示装置Info
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- JPH0899779A JPH0899779A JP7177118A JP17711895A JPH0899779A JP H0899779 A JPH0899779 A JP H0899779A JP 7177118 A JP7177118 A JP 7177118A JP 17711895 A JP17711895 A JP 17711895A JP H0899779 A JPH0899779 A JP H0899779A
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- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B3/00—Applications of devices for indicating or signalling operating conditions of elevators
Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 最終呼出し割当てを群制御に用いて高い効率
を達成できるエレベータの待ち時間表示装置を提供。 【解決手段】 階の待ち時間表示装置(5) は、階呼出し
ボタン(6) を押した時からその呼出しがリセットされる
時まで作動する。待ち時間表示装置(5) は、待ち時間の
長さの等級と待ち時間の長さの等級の減少の速度とに関
する情報を群制御装置(1) から受信し、これを待ち時間
表示装置(5) に用いて、表示された待ち時間を減少させ
る。
を達成できるエレベータの待ち時間表示装置を提供。 【解決手段】 階の待ち時間表示装置(5) は、階呼出し
ボタン(6) を押した時からその呼出しがリセットされる
時まで作動する。待ち時間表示装置(5) は、待ち時間の
長さの等級と待ち時間の長さの等級の減少の速度とに関
する情報を群制御装置(1) から受信し、これを待ち時間
表示装置(5) に用いて、表示された待ち時間を減少させ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの待ち
時間表示装置に関するものであり、２つ以上のエレベー
タを含むエレベータ群の各階に設置される待ち時間表示
装置におけるシステムであって、群制御装置および階装
置を含み、後者は制御装置および待ち時間表示装置およ
び階呼出しボタンを含む。
時間表示装置に関するものであり、２つ以上のエレベー
タを含むエレベータ群の各階に設置される待ち時間表示
装置におけるシステムであって、群制御装置および階装
置を含み、後者は制御装置および待ち時間表示装置およ
び階呼出しボタンを含む。
【０００２】
【従来の技術】階呼出しが群内のエレベータの１つに最
終的に割り当てられるようにしたエレベータ群では、エ
レベータの到着について乗客に知らせる待ち時間表示装
置は比較的容易に実現できることが知られている。階呼
出しをエレベータに遅い段階で発信する呼出し割当てシ
ステムでは、群性能が改善されるが、待ち時間の表示に
関して困難を伴う。すなわち、その群が最後の時点で、
例えば新規の階呼出しが発生した時に、階呼出しを発し
ている乗客に本来、供しようとしているエレベータとは
別のを送るように決定することが起こり得る。この場
合、待ち時間の長さも乗客が待っている間に変化する。
終的に割り当てられるようにしたエレベータ群では、エ
レベータの到着について乗客に知らせる待ち時間表示装
置は比較的容易に実現できることが知られている。階呼
出しをエレベータに遅い段階で発信する呼出し割当てシ
ステムでは、群性能が改善されるが、待ち時間の表示に
関して困難を伴う。すなわち、その群が最後の時点で、
例えば新規の階呼出しが発生した時に、階呼出しを発し
ている乗客に本来、供しようとしているエレベータとは
別のを送るように決定することが起こり得る。この場
合、待ち時間の長さも乗客が待っている間に変化する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】早期呼出し割当てを用
いる群制御システムでは、呼出しボタンが押されるとす
ぐにエレベータがその呼出しに予約される。このような
システムでは、直ちに乗客に、どのエレベータが何時使
えるかを知らせることができる。これらのエレベータ間
で新規の呼出しだけを割り当てる必要があるので、それ
らに必要な計算量は妥当な範囲内である。他方、こうし
てなされた決定は、したがって、システムが後にその呼
出しにもっと適しているエレベータを発見した場合で
も、変更できない。これは、そのエレベータ群の効率を
低下させることになる。したがって、この種の群制御装
置は、予測を用いて待ち時間を最少限にする。これらの
制御装置は、建物内のエレベータトラヒックについての
情報を収集し、それをそのシステムで受信する新規の呼
出しを予測するための基礎として用いる。しかし、予測
は必ずしもうまく行かない。このため、多くの制御装置
は既に割り当てられている呼出しを他のエレベータへ転
送する機能を有している。この場合、システムは、本来
割り当てられているエレベータと新規のもっと早いエレ
ベータの両方をその呼出しに供するために送る。換言す
れば、２つのエレベータを同じ呼出しに供するように到
着させることがあるが、これは能力の無駄になる。
いる群制御システムでは、呼出しボタンが押されるとす
ぐにエレベータがその呼出しに予約される。このような
システムでは、直ちに乗客に、どのエレベータが何時使
えるかを知らせることができる。これらのエレベータ間
で新規の呼出しだけを割り当てる必要があるので、それ
らに必要な計算量は妥当な範囲内である。他方、こうし
てなされた決定は、したがって、システムが後にその呼
出しにもっと適しているエレベータを発見した場合で
も、変更できない。これは、そのエレベータ群の効率を
低下させることになる。したがって、この種の群制御装
置は、予測を用いて待ち時間を最少限にする。これらの
制御装置は、建物内のエレベータトラヒックについての
情報を収集し、それをそのシステムで受信する新規の呼
出しを予測するための基礎として用いる。しかし、予測
は必ずしもうまく行かない。このため、多くの制御装置
は既に割り当てられている呼出しを他のエレベータへ転
送する機能を有している。この場合、システムは、本来
割り当てられているエレベータと新規のもっと早いエレ
ベータの両方をその呼出しに供するために送る。換言す
れば、２つのエレベータを同じ呼出しに供するように到
着させることがあるが、これは能力の無駄になる。
【０００４】最終呼出し割当てを採用している群制御シ
ステムでは、各呼出しは、群内のエレベータの間で、新
規の呼出しが登録される毎に、割り当て直される。換言
すれば、すべての階呼出しは、エレベータシステムの状
態について最新の情報を用いて、割り当て直される。あ
るエレベータに関して実際の停止決定をできる限り遅く
行なうならば、その群の状態に関して入手可能なすべて
の情報を用いることによって、良好な制御決定を行なう
ことができる。しかし、この作動原理によれば、群制御
システムは、最後の時点で、例えば、新規の階呼出しが
複数発生した時に、１つの階呼出しを他のエレベータへ
転送することを決定できる。この場合、当該階で待って
いる乗客は、利用可能となる時間については、エレベー
タが実際に減速を始めてその階に止まるまでは知ること
ができないのが欠点である。いくつかの制御システム
は、いわゆる先行発信を用いるが、これは、呼出しを一
義的に割り当て、停止信号をエレベータの減速点到達前
に発信することを意味する。他方、早い段階で最終の割
当て決定を行なうと、エレベータ群の効率を低減させる
恐れがある。なぜならば、その呼出しに供するのにより
適していたであろうエレベータを、最終決定をした後
は、考慮に入れることができないからである。これらの
主だった種類のエレベータ群制御のうち、最終呼出し割
当ては群の効率が良好になるが、待ち時間の表示に関し
ては、表示された待ち時間が突然変わることがあるた
め、やはり問題である。
ステムでは、各呼出しは、群内のエレベータの間で、新
規の呼出しが登録される毎に、割り当て直される。換言
すれば、すべての階呼出しは、エレベータシステムの状
態について最新の情報を用いて、割り当て直される。あ
るエレベータに関して実際の停止決定をできる限り遅く
行なうならば、その群の状態に関して入手可能なすべて
の情報を用いることによって、良好な制御決定を行なう
ことができる。しかし、この作動原理によれば、群制御
システムは、最後の時点で、例えば、新規の階呼出しが
複数発生した時に、１つの階呼出しを他のエレベータへ
転送することを決定できる。この場合、当該階で待って
いる乗客は、利用可能となる時間については、エレベー
タが実際に減速を始めてその階に止まるまでは知ること
ができないのが欠点である。いくつかの制御システム
は、いわゆる先行発信を用いるが、これは、呼出しを一
義的に割り当て、停止信号をエレベータの減速点到達前
に発信することを意味する。他方、早い段階で最終の割
当て決定を行なうと、エレベータ群の効率を低減させる
恐れがある。なぜならば、その呼出しに供するのにより
適していたであろうエレベータを、最終決定をした後
は、考慮に入れることができないからである。これらの
主だった種類のエレベータ群制御のうち、最終呼出し割
当ては群の効率が良好になるが、待ち時間の表示に関し
ては、表示された待ち時間が突然変わることがあるた
め、やはり問題である。
【０００５】本発明は、上述の欠点を解消することを目
的とする。
的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明により提供される
エレベータの待ち時間表示装置では、階の待ち時間表示
装置は、階呼出しボタンを押した時から呼出しがリセッ
トされる時まで動作し、待ち時間表示装置は、群制御装
置から待ち時間の長さの等級および待ち時間の長さの等
級の減少速度、または待ち時間表示装置により用いら
れ、表示された待ち時間を減少させる減少時間に関する
情報を受信することを特徴としている。本発明の他の好
ましい実施例は、他の請求項に示す構成要件を特徴とし
ている。
エレベータの待ち時間表示装置では、階の待ち時間表示
装置は、階呼出しボタンを押した時から呼出しがリセッ
トされる時まで動作し、待ち時間表示装置は、群制御装
置から待ち時間の長さの等級および待ち時間の長さの等
級の減少速度、または待ち時間表示装置により用いら
れ、表示された待ち時間を減少させる減少時間に関する
情報を受信することを特徴としている。本発明の他の好
ましい実施例は、他の請求項に示す構成要件を特徴とし
ている。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して、例を挙
げて本発明を説明する。
げて本発明を説明する。
【０００８】図１は、最終呼出し割当てを採用した群制
御システム１において急激に変化する待ち時間の表示装
置５の問題に対する本発明の解決策を示すブロック図で
ある。本発明の解決策は、待ち時間の等級分けとインテ
リジェントな待ち時間表示装置５とからなっている。群
制御装置１は建物内のある位置、代表的にはエレベータ
機械室内に置かれている。建物の各階には少なくとも１
つの階装置２が設けられている。その階装置２に接続し
て、またはその中に組み込まれて、階呼出しボタン６が
あり、これによってシステムには様々な階から呼出しが
与えられる。群制御システム１と階装置２との間では、
ケーブル７を介してメッセージが伝送される。換言すれ
ば、いくつかの階装置２がケーブル７に接続されている
が、そのうちの１つだけが図１に示されている。各階装
置２から群制御装置１への接続は直列インターフェイス
３を介して形成されている。各階装置２の機能は制御装
置４によって制御される。階装置２において、数字５は
待ち時間表示５の一例を示すが、これには待ち時間がバ
ーとして表示される。矢印は走行方向を示す。
御システム１において急激に変化する待ち時間の表示装
置５の問題に対する本発明の解決策を示すブロック図で
ある。本発明の解決策は、待ち時間の等級分けとインテ
リジェントな待ち時間表示装置５とからなっている。群
制御装置１は建物内のある位置、代表的にはエレベータ
機械室内に置かれている。建物の各階には少なくとも１
つの階装置２が設けられている。その階装置２に接続し
て、またはその中に組み込まれて、階呼出しボタン６が
あり、これによってシステムには様々な階から呼出しが
与えられる。群制御システム１と階装置２との間では、
ケーブル７を介してメッセージが伝送される。換言すれ
ば、いくつかの階装置２がケーブル７に接続されている
が、そのうちの１つだけが図１に示されている。各階装
置２から群制御装置１への接続は直列インターフェイス
３を介して形成されている。各階装置２の機能は制御装
置４によって制御される。階装置２において、数字５は
待ち時間表示５の一例を示すが、これには待ち時間がバ
ーとして表示される。矢印は走行方向を示す。
【０００９】階にある待ち時間表示装置５は、階呼出し
ボタン６を押した時からその呼出しがリセットされる時
まで作動する。群制御装置１は、待ち時間表示装置５を
メッセージによって制御する。待ち時間表示装置５は２
つの部分からなり、そのうちの１つは上昇呼出しの、他
方は下降呼出しの待ち時間を示す。待ち時間表示装置５
は、階呼出しボタンとともに同じ装置内に組み込まれる
か、あるいはその階の異なる場所に別個に設置される。
待ち時間表示装置５はまた、階呼出しボタンとは別個
の、それ自身の制御装置と直列インターフェイスを有す
る独立な装置にすることもできる。階呼出しを受ける
と、群制御装置１は待ち時間表示装置５へ待ち時間の長
さの等級を知らせる。待ち時間表示装置５はこの待ち時
間の長さの等級を比例形式で表示する。
ボタン６を押した時からその呼出しがリセットされる時
まで作動する。群制御装置１は、待ち時間表示装置５を
メッセージによって制御する。待ち時間表示装置５は２
つの部分からなり、そのうちの１つは上昇呼出しの、他
方は下降呼出しの待ち時間を示す。待ち時間表示装置５
は、階呼出しボタンとともに同じ装置内に組み込まれる
か、あるいはその階の異なる場所に別個に設置される。
待ち時間表示装置５はまた、階呼出しボタンとは別個
の、それ自身の制御装置と直列インターフェイスを有す
る独立な装置にすることもできる。階呼出しを受ける
と、群制御装置１は待ち時間表示装置５へ待ち時間の長
さの等級を知らせる。待ち時間表示装置５はこの待ち時
間の長さの等級を比例形式で表示する。
【００１０】図２において、待ち時間表示装置５は、待
ち時間を一定の速度で減少しながら、すなわち新規のメ
ッセージを受け取るごとに待ち時間を減少方向で次の等
級に（つまりゼロに下がる方へ）減少させながら、表示
する。この待ち時間の減少はそこで、次の下方等級につ
いての新規のメッセージを受信するまで停止する。待ち
時間を次の下方等級へ減少させる命令を次の下方待ち時
間等級への減少の完了前に群制御装置１から受信する
と、その群により伝送された待ち時間がその減少表示に
上書きされる。図２は、３つの長さの等級に分割された
待ち時間を示す。１番目は、長い待ち時間８であり、第
２番目は、待ち時間表示５がある時間後の待ち時間９に
減少している場合である。３番目は、通常の待ち時間10
であり、最後のもの11は短い待ち時間である。図２にお
いて、待ち時間は、エレベータが接近しつつあることを
示すバーとして表示される。待ち時間表示装置５は、例
えばバー、砂時計、針付の時計として、または半円形と
して実現することができる。
ち時間を一定の速度で減少しながら、すなわち新規のメ
ッセージを受け取るごとに待ち時間を減少方向で次の等
級に（つまりゼロに下がる方へ）減少させながら、表示
する。この待ち時間の減少はそこで、次の下方等級につ
いての新規のメッセージを受信するまで停止する。待ち
時間を次の下方等級へ減少させる命令を次の下方待ち時
間等級への減少の完了前に群制御装置１から受信する
と、その群により伝送された待ち時間がその減少表示に
上書きされる。図２は、３つの長さの等級に分割された
待ち時間を示す。１番目は、長い待ち時間８であり、第
２番目は、待ち時間表示５がある時間後の待ち時間９に
減少している場合である。３番目は、通常の待ち時間10
であり、最後のもの11は短い待ち時間である。図２にお
いて、待ち時間は、エレベータが接近しつつあることを
示すバーとして表示される。待ち時間表示装置５は、例
えばバー、砂時計、針付の時計として、または半円形と
して実現することができる。
【００１１】図３は、階呼出しボタン６と待ち時間表示
装置５とが階に設けられた同じケーシングに配置されて
いる実施例を示す。待ち時間はバー13および14を用いて
表示するが、その長さは、エレベータがこれ以内に到着
するという時間を示す。矢印15および16は、供される階
呼出しの方向を示す。
装置５とが階に設けられた同じケーシングに配置されて
いる実施例を示す。待ち時間はバー13および14を用いて
表示するが、その長さは、エレベータがこれ以内に到着
するという時間を示す。矢印15および16は、供される階
呼出しの方向を示す。
【００１２】この表示は、例えば次のように制御され
る。 1)待ち時間の長さの等級に加えて、群制御システム１は
また、待ち時間表示装置５が待ち時間を減少させるのに
用いる減少時間を待ち時間表示装置５に知らせる。 2)群制御装置１は、待ち時間の長さの等級に関する情報
を比例初期値、比例最終値および減少時間の形で待ち時
間表示装置５へ送る。例えば、初期値100%、最終値60%
および減少時間５秒である。 3)上述したような減少時間の代わりに、減少速度を用い
る。例えば、毎秒3%である。
る。 1)待ち時間の長さの等級に加えて、群制御システム１は
また、待ち時間表示装置５が待ち時間を減少させるのに
用いる減少時間を待ち時間表示装置５に知らせる。 2)群制御装置１は、待ち時間の長さの等級に関する情報
を比例初期値、比例最終値および減少時間の形で待ち時
間表示装置５へ送る。例えば、初期値100%、最終値60%
および減少時間５秒である。 3)上述したような減少時間の代わりに、減少速度を用い
る。例えば、毎秒3%である。
【００１３】待ち時間の長さの等級への分割、減少時間
および減少速度は、例えば次のようにして得られる。 a)待ち時間の長さの等級への分割と減少時間、またはそ
れらのうちの１つを事前に設定する。 b)次の情報から自動的に算出する。すなわち、エレベー
タの数、階数、階の高さ、エレベータの速度およびエレ
ベータの加速度である。 c)統計的履歴で累積した待ち時間情報から自動的に算出
する。
および減少速度は、例えば次のようにして得られる。 a)待ち時間の長さの等級への分割と減少時間、またはそ
れらのうちの１つを事前に設定する。 b)次の情報から自動的に算出する。すなわち、エレベー
タの数、階数、階の高さ、エレベータの速度およびエレ
ベータの加速度である。 c)統計的履歴で累積した待ち時間情報から自動的に算出
する。
【００１４】待ち時間表示装置５には、「インテリジェ
ント」機能を実現するデータ処理装置と記憶装置が設け
られている。これは、待ち時間表示装置をインテリジェ
ント階装置２に接続することによって可能になる。情報
をメッセージの形で、待ち時間表示装置５と群制御装置
１との間に設けられている直列通信リンクを介して伝送
する。
ント」機能を実現するデータ処理装置と記憶装置が設け
られている。これは、待ち時間表示装置をインテリジェ
ント階装置２に接続することによって可能になる。情報
をメッセージの形で、待ち時間表示装置５と群制御装置
１との間に設けられている直列通信リンクを介して伝送
する。
【００１５】本発明の様々な実施例は、上述の例に限定
されず、これらは特許請求の範囲の記載内で改変するこ
とができることは、当業者には明らかである。
されず、これらは特許請求の範囲の記載内で改変するこ
とができることは、当業者には明らかである。
【００１６】
【発明の効果】本発明により達成される利点には次のも
のが含まれる。 − 最終呼出し割当てを群制御に用いて高い効率を達成
することができる。 − 表示された時間が突然変わることのない待ち時間表
示装置を得られる。 − 明瞭な表示。 − 待ち時間の等級と待ち時間の減少速度とを調節し
て、建物とエレベータ群の容量に合わせることができ
る。 − 汎用に適している。 − インテリジェントボタンおよび表示の技術を利用す
る優れた機会を提供する。
のが含まれる。 − 最終呼出し割当てを群制御に用いて高い効率を達成
することができる。 − 表示された時間が突然変わることのない待ち時間表
示装置を得られる。 − 明瞭な表示。 − 待ち時間の等級と待ち時間の減少速度とを調節し
て、建物とエレベータ群の容量に合わせることができ
る。 − 汎用に適している。 − インテリジェントボタンおよび表示の技術を利用す
る優れた機会を提供する。
【図１】本発明のシステムをブロック図で示した図であ
る。
る。
【図２】待ち時間を３つの長さの等級に分割した表示装
置を示す図である。
置を示す図である。
【図３】階呼出しボタンと待ち時間表示装置とを示す図
である。
である。
１ 群制御装置 ２ 階装置 ４ 制御装置 ５ 待ち時間表示装置 ６ 階呼出しボタン
Claims (8)
- 【請求項１】 ２つ以上のエレベータを含むエレベータ
群の各階に設置される待ち時間表示装置におけるシステ
ムであって、群制御装置および階装置を含み、後者は制
御装置および待ち時間表示装置および階呼出しボタンを
含むシステムにおいて、 − 階の待ち時間表示装置は、前記階呼出しボタンを押
した時から呼出しがリセットされる時まで動作し、 − 該待ち時間表示装置は、前記群制御装置から待ち時
間の長さの等級および該待ち時間の長さの等級の減少速
度、または該待ち時間表示装置により用いられ、表示さ
れた待ち時間を減少させる減少時間に関する情報を受信
することを特徴とするエレベータの待ち時間表示装置シ
ステム。 - 【請求項２】 請求項１に記載のシステムにおいて、前
記群制御装置は、前記待ち時間の長さの等級についての
情報を比例値の形で該待ち時間表示装置へ送ることを特
徴とするエレベータの待ち時間表示装置システム。 - 【請求項３】 請求項１に記載のシステムにおいて、前
記待ち時間の長さの等級への分割および／または減少時
間は事前に設定されることを特徴とするエレベータの待
ち時間表示装置システム。 - 【請求項４】 請求項３に記載のシステムにおいて、前
記待ち時間の長さの等級への分割および／または減少時
間は、前記群内のエレベータ数、階数、階の高さ、エレ
ベータの速度およびエレベータの加速度から算出される
ことを特徴とするエレベータの待ち時間表示装置システ
ム。 - 【請求項５】 請求項４に記載のシステムにおいて、前
記待ち時間の長さの等級への分割および減少時間は、統
計的履歴で累積された待ち時間情報から算出されること
を特徴とするエレベータの待ち時間表示装置システム。 - 【請求項６】 請求項５に記載のシステムにおいて、該
待ち時間表示装置は、データ処理装置および記憶装置を
前記階装置に配置して有していることを特徴とするエレ
ベータの待ち時間表示装置システム。 - 【請求項７】 請求項６に記載のシステムにおいて、該
待ち時間表示装置は、前記群制御装置に直列通信リンク
を介して接続されていることを特徴とするエレベータの
待ち時間表示装置システム。 - 【請求項８】 請求項１ないし７のいずれかに記載のシ
ステムにおいて、該待ち時間表示装置は２つの部分から
なり、そのうちの一方は上昇呼出しの待ち時間を、他方
は下降呼出しの待ち時間を表示することを特徴とするエ
レベータの待ち時間表示装置システム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FI943331A FI111936B (fi) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | Hissin odotusaikanäyttö |
| FI943331 | 1994-07-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0899779A true JPH0899779A (ja) | 1996-04-16 |
| JP3672974B2 JP3672974B2 (ja) | 2005-07-20 |
Family
ID=8541093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17711895A Expired - Fee Related JP3672974B2 (ja) | 1994-07-13 | 1995-07-13 | エレベータの待ち時間表示装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5789715A (ja) |
| EP (1) | EP0692446B1 (ja) |
| JP (1) | JP3672974B2 (ja) |
| CN (1) | CN1068561C (ja) |
| DE (1) | DE69517366T2 (ja) |
| FI (1) | FI111936B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006327694A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Ohe Electric Corp | 方向表示器及び方向表示システム |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6550587B1 (en) * | 2000-06-16 | 2003-04-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Operating board for elevator |
| ES2281559T3 (es) * | 2002-11-26 | 2007-10-01 | Thyssenkrupp Elevator Ag | Procedimiento para el control de una instalacion de ascensor, asi como instalacion de ascensor para realizar el procedimiento. |
| US7475757B2 (en) * | 2003-06-23 | 2009-01-13 | Otis Elevator Company | Elevator dispatching with balanced passenger perception of waiting |
| JP2006001742A (ja) | 2004-06-18 | 2006-01-05 | Inventio Ag | 乗客にエレベータ設備について知らせる装置と方法 |
| EP1621505B1 (de) * | 2004-06-18 | 2020-09-16 | Inventio AG | Vorrichtung und Verfahren zum Informieren von Passagieren einer Aufzugsanlage |
| JP2007191263A (ja) | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Otis Elevator Co | エレベータ表示装置 |
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