JPH0899419A - 多色記録装置 - Google Patents

多色記録装置

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JPH0899419A
JPH0899419A JP23718594A JP23718594A JPH0899419A JP H0899419 A JPH0899419 A JP H0899419A JP 23718594 A JP23718594 A JP 23718594A JP 23718594 A JP23718594 A JP 23718594A JP H0899419 A JPH0899419 A JP H0899419A
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JP
Japan
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paper
recording
recording paper
thermal head
platen roller
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Application number
JP23718594A
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English (en)
Inventor
Seiji Hibino
清司 日比野
Etsuji Shimizu
悦司 清水
Koji Mabuchi
宏司 馬▲淵▼
Satoshi Kuwabara
聡史 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印写領域を拡大できるようにした多色記録装
置の提供を目的とする。 【構成】 プラテンローラ1及び各ピンチローラ2a・
2bが導電性ゴムで構成され、これらの間に流す微弱電
流を検出する電流センサがらなるエンドセンサ6a及び
/又は給紙センサ6bによる記録紙先端の検出に基づい
て印写領域を記録紙3の先端近傍から後端近傍の間に拡
大できるようにする。又、ピンチローラ2a・2bをス
プライン軸状に形成して、記録紙3を確実にプラテンロ
ーラ1とピンチローラ2a・2bとの間に挟み込むよう
にすると共に、装置の小型化及びコンパクト化を図る。
更に、サーマルヘッド5の両側に滑性部材21を接合し
てインクシートの摺動抵抗を減少させ、装置の小型化及
びコンパクト化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多色記録装置に係り、
特に印写領域を拡げることができるようにした多色記録
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多色記録装置は、インクシートを加熱
し、インクを記録紙に転写する方式(インクシート方式
又は転写方式)のものと、感熱紙を加熱して発色させる
方式(感熱紙方式)のものとに大別され、複写機、ファ
クシミリ、プリンタ、ワードプロセッサなどに用いられ
ている。
【0003】インクシート方式の多色記録装置、即ち、
多色熱転写記録装置は、例えば図6の構成図に示すよう
に、プラテンローラ101と、これの周方向に適当な間
隔を置いてプラテンローラ101に圧接される1対のピ
ンチローラ102a・102bと、両ピンチローラ10
2a・102b間でプラテンローラ101に記録紙10
3及びインクシート104を介して接離されるサーマル
ヘッド105と、サーマルヘッド105の排紙側で記録
紙103の先端を光学的に検出する給紙センサ106b
と、サーマルヘッド105の給紙側で記録紙103の後
端を光学的に検出するエンドセンサ106aと、画像信
号、給紙センサ106b及びエンドセンサ106aの出
力を入力してプラテンローラ101を回転駆動するプラ
テン駆動機構107、サーマルヘッド105をプラテン
ローラ101に向かって進退駆動するヘッド圧接離間機
構108、サーマルヘッド105の発熱抵抗体を駆動す
る印写駆動用IC109、インクシート104を進退駆
動するインクシート駆動装置110a・110bの動作
を制御する記録動作制御部111とを備える。
【0004】図7の構成図に示すように、上記サーマル
ヘッド105は、端面型サーマルヘッドと呼ばれ、フィ
ルムヘッド支持体112と、その表面に固定されたフィ
ルムヘッド113とを備える。
【0005】フィルムヘッド113は図8の展開断面模
式図に示すように、支持層114、放熱層115、保温
層116、発熱抵抗体217及び電極118a・118
bを備え、支持層114はポリイミドなどの可撓性を有
する合成樹脂で作られ、放熱層115は例えば銅のよう
に熱伝導率が高い金属で支持層の上にめっき、箔接着な
どによって形成される。
【0006】又、保温層116は例えばポリイミド等の
耐熱性及び電気絶縁性を有し、熱伝導率が低い合成樹脂
で作られ、発熱抵抗体117は例えば薄膜あるいは厚膜
技術により保温層116の上に列をなすように形成さ
れ、電極118a・118bは各発熱抵抗体117の両
側に形成される。
【0007】各発熱抵抗体117の一方側に形成される
電極118aは供給側(あるいは帰路側)の共通電極と
して互いに電気的に接続され、他方側に形成される帰路
側(あるいは供給側)の電極118bは各発熱抵抗体1
17ごとに互いに電気的に独立させて形成され、図5に
示す印写駆動用IC109を介在させて画像信号に従っ
て印写駆動用IC109が各発熱抵抗体117の電流を
個別に制御するようにしている。
【0008】なお、各発熱抵抗体117の上には酸化を
防止するための耐酸化層119と、摩耗を防止するため
の耐摩耗層120とが順に積層される。又、フィルムヘ
ッド113の表面側には必要に応じて補強部材125が
設けられる。
【0009】この従来の多色記録装置において、記録紙
103は、図7に示すように、給紙カセット121から
給紙ローラ122によって取り出され、ピンチローラ1
02aによってプラテンローラ101に圧接された後、
サーマルヘッド105の上下動、インクシート104の
搬送、ガイドの案内作用などによって、サーマルヘッド
105とプラテンローラ101との間に送り込まれ、更
に、別のピンチローラ102bとプラテンローラ101
との間に搬送されてプラテンローラ101と2つのピン
チローラ102a・102bとによってグリップされ
る。
【0010】記録紙103の給紙は、記録紙103の先
端がピンチローラ102bの更に排紙側に配置された給
紙センサ118bに記録紙103の先端が検知されるま
で行われ、そこで記録紙103が停止されることにより
終了する。
【0011】この後、上記サーマルヘッド105がヘッ
ド圧接離間機構108によってプラテンローラ101側
に進出駆動され、サーマルヘッド105とプラテンロー
ラ101との間に重ねて挿入されたインクシート104
及び記録紙103をプラテンローラ101に押しつける
ようにしている。
【0012】インクシート104としては、フィルム状
の基材にイエロー、マゼンタ、シアンの3色あるいはこ
れに黒色を加えた4色の多色のインクを面順次に塗布し
たものが用いられる。
【0013】各色のインクは、常温では固化して流動す
るおそれはないが、電極118a・118b間に電圧を
印加し、発熱抵抗体117に通電して発熱させてインク
シート104を加熱すると溶融し、記録紙103に転写
される。
【0014】インクの転写と並行してプラテンローラ1
01とピンチローラ102a・102bとによって記録
紙103が搬送され、この記録紙103の搬送に同期し
てインクシート104を図示しないインクシート駆動機
構によって搬送することにより、記録紙103への1色
目の印写が行われる。
【0015】1色目の印写時の記録紙103の搬送は、
給紙側のピンチローラ102aとプラテンローラ101
との間から記録紙103が外れないように、給紙側のピ
ンチローラ102aの給紙側に配置されたエンドセンサ
118aが記録紙103の後端を検出するまで行われ、
そこで記録紙103が停止される。
【0016】1色目の印写が終わると、サーマルヘッド
105は後退してプラテンローラ101から離間し、記
録紙103及びインクシート104の圧接が解除され
る。この後、記録紙103はプラテンローラ101及び
ピンチローラ102a・102bによって1色目印写時
に搬送された距離分だけ逆送され、この逆送を行う間に
インクシート104の2色目のインクの頭出しが行われ
る。
【0017】更にこの後、同様の手順で2色目以降の印
写が順次行われ、全ての色の印写が行われることにより
フルカラーの画像が得られる。
【0018】所定の色数の印写が終わり、サーマルヘッ
ド105が後退してプラテンローラ101から離間し、
記録紙103及びインクシート104の圧接が解除され
た後、記録紙103はプラテンローラ101及びピンチ
ローラ102a・102bによって排紙側へ搬送され、
排紙ローラ123aと排紙ピンチローラ123bによっ
て排出され、印写動作が終了される。なお、符号124
はコネクタを示す。
【0019】感熱紙方式の多色記録装置、即ち、多色感
熱記録装置の場合には、記録紙103として多色感熱紙
が用いられ、上記インクシート104及びインクシート
駆動装置110a・110bは不要になる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】この従来の多色熱転写
記録装置においては、印写中にプラテンローラ101及
びピンチローラ102a・102bによる記録紙103
のグリップを保持するために、記録紙103の先端側の
給紙センサ106bとサーマルヘッド105の発熱抵抗
体117との間の部分では印写が行えず、又、記録紙1
03の後端側のエンドセンサ106aとサーマルヘッド
105の発熱抵抗体117との間の部分でも印写ができ
ない。
【0021】このように記録紙に対する印写領域が狭く
なると、印写可能が情報量が少なくなり、所望の画像を
全部印写することができなかったり、補間処理による情
報量増加ができないために見栄えが悪くなったり、又、
全ての情報を印写するために記録紙の頁数を増やさねば
ならなかったりする等の問題がある。
【0022】本発明は、上記の事情を鑑みてなされたも
のであり、その目的は、印写可能領域を拡大できるよう
にした多色記録装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明に係る多色記録装
置は、プラテンローラと、これの周方向に適当な間隔を
置いてプラテンローラに圧接される1対のピンチローラ
と、両ピンチローラ間でプラテンローラに記録紙或いは
記録紙及びインクシートを介して接離されるサーマルヘ
ッドと、サーマルヘッドの排紙側で記録紙の先端を検出
する給紙センサ及びサーマルヘッドの給紙側で記録紙の
後端を検出するエンドセンサの一方または両方と、給紙
センサ及び/又はエンドセンサの出力を入力してプラテ
ンローラ及びサーマルヘッドの動作を制御する記録動作
制御部とを備える多色記録装置を前提として、上記の目
的を達成するため、次のような手段を講じている。即
ち、本発明の第1の多色記録装置は、上記プラテンロー
ラ及び各ピンチローラが表面に導電性を有するもので構
成され、上記プラテンローラの表面と各ピンチローラの
表面との間に電流を流す手段が設けられ、上記給紙セン
サがプラテンローラの表面と排紙側のピンチローラの表
面との間に流れる電流センサで構成され、上記エンドセ
ンサがプラテンローラの表面と給紙側のピンチローラの
表面との間に流れる電流センサで構成され、上記記録動
作制御部が給紙センサ又はエンドセンサによる記録紙先
端の検出以後、サーマルヘッドに印写動作を行わせるよ
うに構成されたものであることを特徴とする。
【0024】又、本発明の第2の多色記録装置は、本発
明の第1の多色記録装置において、上記各ピンチローラ
がスプライン軸状に形成されたことを特徴とする。更
に、本発明の第3の多色記録装置は、本発明の第1又は
第2の多色記録装置において、上記サーマルヘッドの給
紙側と排紙側との両側に接合される表面滑性を有する滑
性部材を備え、両側の滑性部材の先端部の表面とサーマ
ルヘッドの先端面とが円滑に連続する凸曲面に形成され
ることを特徴とする。
【0025】又更に、本発明の第4の多色記録装置は、
本発明の第1ないし第3のいずれか1つの多色記録装置
において、上記記録動作制御部が、給紙センサによる記
録紙先端の検出時に給紙動作を停止させ、その位置から
各色の印写動作を開始させた後、記録紙の後端がプラテ
ンローラとサーマルヘッドとの間に到達する時までに印
写動作を停止させるように構成されたものであることを
特徴とする。
【0026】加えて、本発明の第5の多色記録装置は、
本発明の第1ないし第3のいずれか1つの多色記録装置
において、上記記録動作制御部が、エンドセンサによる
記録紙先端の検出後、記録紙の先端がプラテンローラと
サーマルヘッドとの間に到達した時に給紙動作を停止さ
せ、その位置から1色目の印写動作を開始させた後、記
録紙の後端がプラテンローラとサーマルヘッドとの間に
到達する時までに印写動作を停止させるように構成され
たものであることを特徴とする。
【0027】
【作用】給紙時に、記録紙の先端が給紙側ピンチローラ
とプラテンローラとの間に送りこまれると、ピンチロー
ラとプラテンローラとが記録紙によって絶縁され、プラ
テンローラの表面と給紙側ピンチローラの表面との間に
流れる電流が遮断される。この電流の遮断をエンドセン
サで検出することにより記録紙の先端が給紙側プラテン
ローラに達したことが検出される。
【0028】エンドセンサによって記録紙の先端が検出
されると、その位置からサーマルヘッドに達するまで、
或いは、サーマルヘッドの排紙側に所定量移動した位置
に達するまでの記録紙の搬送量を割り出し、その検出以
後の記録紙の搬送量が割り出された搬送量になると、記
録紙の先端部がサーマルヘッドとプラテンローラとの間
に挟み込まれているので、印写できるようになる。
【0029】従って、エンドセンサによって記録紙先端
を検出した後、記録紙を所定量搬送した時に搬送を終了
させ、引き続き印写動作を開始させることにより、記録
紙の先端近傍から印写を開始することができる。
【0030】記録紙のサイズと印写開始位置から記録紙
の後端がサーマルヘッドとプラテンローラとの間から排
紙側に外れる搬送量を割り出すことができ、印写開始
後、割り出された搬送量以内の所定の搬送量だけ記録紙
が搬送された時に印写動作を終了させることにより、記
録紙の後端部がサーマルヘッドとプラテンローラとの間
に挟み込まれたまま記録紙を停止させることができるの
で、印写停止位置から印写開始位置への記録紙の逆送が
できる。
【0031】逆送は記録紙が印写開始位置に戻されるま
で行われ、記録紙が印写開始位置まで戻されたか否か
は、印写動作中の搬送量と同じだけ逆搬送されたか否か
を判定することにより判定される。
【0032】インクシート方式の場合には、各色の印写
終了後に記録紙の逆送の開始とともにインクシートの逆
送が開始され、次の色の印写開前に次の印写色の頭出し
が行われる。
【0033】このようにエンドセンサが記録紙先端を検
出したことを基準にして記録紙の搬送量及び逆搬送量を
制御する場合には、記録紙の先端近傍から後端近傍まで
のほぼ全面にわたって印写することができる。
【0034】ところで、記録紙の後端が給紙側ピンチロ
ーラとプラテンローラとの間よりも排紙側に移動する
と、給紙側ピンチローラとプラテンローラとが直接に接
触するようになり、給紙側ピンチローラとプラテンロー
ラの表面との間に電流が流れる。この電流の回復を電流
センサからなるエンドセンサで検出することにより記録
紙の後端が給紙側ピンチローラを通過したことが検出さ
れる。
【0035】記録紙のサイズ或いは電流センサからなる
エンドセンサによる後端検出から割り出された印写終了
位置まで記録紙が搬送された時に印写動作を終了させる
代わりに、電流センサからなるエンドセンサが記録紙の
後端を検出した時に、印写動作を停止する場合には、給
紙側ピンチローラとサーマルヘッドとの間の記録紙の後
端部が印写不能領域となるが、給紙側プラテンローラよ
りも更に給紙側に配置された光学的に検知するエンドセ
ンサからサーマルヘッドとの間の記録紙の後端部が印写
不能領域となる従来の多色記録装置に比べると、記録紙
後端の印写不能領域が狭くなる。
【0036】また、給紙時に、記録紙の先端が給紙側ピ
ンチローラとプラテンローラとの間、サーマルヘッドと
プラテンローラとの間を順に通って、更に、排紙側ピン
チローラとプラテンローラとの間に送り込まれるとピン
チローラとプラテンローラとが記録紙によって絶縁さ
れ、電流センサからなる給紙センサがプラテンローラの
表面と排紙側ピンチローラの表面との間に流れる電流が
遮断されるので、この電流の遮断を電流センサからなる
給紙センサで検出することにより記録紙の先端が排紙側
ピンチローラに達したことが検出される。
【0037】この給紙センサによって記録紙先端が検出
された時には、記録紙はサーマルヘッドとプラテンロー
ラとの間にあるので、電流センサからなるエンドセンサ
による記録紙先端の検出を基準にせずに、この電流セン
サからなる給紙センサによる記録紙先端の検出を基準に
して即時に給紙を停止し、引き続き印写動作を開始する
ことができる。
【0038】そして、記録紙のサイズから印写開始後に
記録紙後端がサーマルヘッドとプラテンローラとの間に
達するまでの搬送量を割り出し、割り出された搬送量以
内の所定の搬送量まで記録紙が搬送された時に印写動作
を停止すると、記録紙がサーマルヘッドとプラテンロー
ラとの間に挟まれたまま停止され、この後に記録紙を次
の色の印写に備えて印写開始位置まで逆搬送することが
できる。
【0039】この場合には、排紙側ピンチローラとサー
マルヘッドとの間の記録紙先端部が印写不能領域となる
が、排紙側プラテンローラよりも更に排紙側に配置され
た光学的に検知する給紙センサからサーマルヘッドとの
間の記録紙の先端部が印写不能領域となる従来の多色記
録装置に比べると、記録紙先端の印写不能領域が狭くな
る。
【0040】この印写終了の位置をこのような数値制御
に頼らずに、エンドセンサによって記録紙の後端を検出
した時に印写動作を終了させるようにしてもよく、この
場合には、給紙側ピンチローラとサーマルヘッドとの間
の記録紙の後端部が印写不能領域となるが、給紙側ピン
チローラよりも更に給紙側に配置された光学的に検知す
るエンドセンサからサーマルヘッドとの間の記録紙の後
端部が印写不能領域となる従来の多色記録装置に比べる
と、記録紙後端の印写不能領域が狭くなる。
【0041】本発明の第2の多色記録装置によれば、サ
ーマルヘッド側から排紙側ピンチローラに送り込まれる
記録紙の先端、或いは、サーマルヘッド側から給紙側ピ
ンチローラに送りこまれる記録紙の後端がプラテンロー
ラの表面から浮きあがる場合でも、この記録紙の先端又
は後端をピンチローラの表面に形成されたスプライン溝
の中に噛み込ませて確実にピンチローラとプラテンロー
ラとの間に挟み込むことができる。
【0042】従って、サーマルヘッドと各ピンチローラ
との間で用紙を案内するガイドを省略して、サーマルヘ
ッドと両ピンチローラとの距離を短くし、装置の小型化
及びコンパクト化を図ることができる。
【0043】又、本発明に係る第3の多色記録装置によ
れば、サーマルヘッドの両側でインクフィルムが滑性部
材に接触するので、インクフィルムの送り及び逆送りに
対する摺動抵抗が小さくなり、インクシートがサーマル
ヘッド及び滑性部材と接触する角度範囲を大きくしてイ
ンクシートを滑性部材と急角度で接触させることがで
き、インクシート駆動装置及び両ピンチローラをサーマ
ルヘッドに近付けて、装置の小型化及びコンパクト化を
図ることができる。
【0044】更に、本発明に係る第4の多色記録装置に
よれば、記録紙の後端がプラテンローラとサーマルヘッ
ドとの間に到達する時まで印写動作を行えるので、記録
紙の後端近傍まで印写することができ、記録紙の後端側
の印写不能領域をほとんど無くすことができる。又、各
色の印写終了時の記録紙の後端は印写開始時の記録紙の
位置を基準にして数値制御することができるので、エン
ドセンサを省略することができる。
【0045】加えて、本発明に係る第5の多色記録装置
によれば、記録紙の先端がプラテンローラとサーマルヘ
ッドとの間に到達した位置から記録紙の後端がプラテン
ローラとサーマルヘッドとの間に到達する時まで印写動
作を行えるので、記録紙の先端近傍から後端近傍まで印
写することができ、記録紙の先端側及び後端側の印写不
能領域をほとんど無くすことができる。又、各色の印写
終了時の記録紙の後端は印写開始時の記録紙の位置を基
準にして数値制御することができるので、給紙センサを
省略することができる。
【0046】
【実施例】本発明の一実施例に係る多色感熱記録装置を
図面に基づいて具体的に説明すれば、以下の通りであ
る。
【0047】図1の原理図に示すように、本発明の一実
施例に係る多色感熱記録装置は、プラテンローラ1と、
これの周方向に適当な間隔を置いてプラテンローラ1に
圧接される1対のピンチローラ2a・2bと、両ピンチ
ローラ2a・2b間でプラテンローラ1に記録紙3及び
インクシート4を介して接離されるサーマルヘッド5
と、サーマルヘッド5の排紙側で記録紙3の先端を検出
する給紙センサ6bと、サーマルヘッド5の給紙側で記
録紙3の後端を検出するエンドセンサ6aと、記録動作
制御部11とを備える。
【0048】この記録動作制御部11は、画像信号、給
紙センサ6bの出力及びエンドセンサ6aの出力を入力
してプラテンローラ1を正転・逆転両方向に駆動するプ
ラテン駆動機構7、サーマルヘッド5をプラテンローラ
1に向かって進退させるヘッド圧接離間機構8、印写駆
動用IC9及びインクシート駆動装置10a・10bの
動作を制御する。
【0049】上記プラテンローラ1及び各ピンチローラ
2a・2bは表面に導電性を与えるために導電性ゴムで
作られ、電流供給手段11aからプラテンローラ1に微
弱源流を供給する。
【0050】上記給紙センサ6bは、プラテンローラ1
から排紙側ピンチローラ2bを経て電流供給手段11a
に接続される帰路11cに流れる電流を検出する電流セ
ンサで構成され、上記エンドセンサは、プラテンローラ
1から給紙側ピンチローラ2aを経て電流供給手段11
aに接続される帰路11bに流れる電流を検出する電流
センサで構成される。
【0051】電流供給手段11aからプラテンローラ1
に微弱源流を供給すると、プラテンローラ1に各ピンチ
ローラ2a・2bが直接に接触している場合には、各帰
路11b・11cに電流が流れるが、プラテンローラ1
とピンチローラ2a・2bとの間に記録紙3が挟まれる
と、プラテンローラ1とピンチローラ2a・2bとの間
で記録紙3によって電流が遮断される。
【0052】図2の構成図に示すように、給紙カセット
22から給紙ローラ23により取り出された記録紙3は
図示しないガイドに案内されて、給紙側ピンチローラ2
aとプラテンローラ1との間に送り込まれる。
【0053】ここで、給紙側ピンチローラ2aは図2、
図4の作用説明図及び図5の作用説明図に示すように、
スプライン軸状に形成されているので、記録紙3の先端
が給紙側ピンチローラ2a及びプラテンローラ1の共通
接線から多少外れ、プラテンローラ1の表面から浮き上
がっていても、記録紙3の先端がピンチローラ2aのス
プライン溝に引っ掛かり、確実にプラテンローラ1とピ
ンチローラ2aとの間に挟み込まれる。
【0054】プラテンローラ1とピンチローラ2aとの
間を通過した記録紙3の先端は、ヘッド圧接離間機構8
によるサーマルヘッド5の昇降、インクシート駆動装置
10bによるインクシート搬送によってサーマルヘッド
5とプラテンローラ1との間に進み、更に、排紙側排紙
側ピンチローラ2bとプラテンローラ1との間に送り込
まれる。
【0055】排紙側ピンチローラ2bは図2、図4及び
図5に示すように、スプライン軸状に形成されているの
で、記録紙3の先端がピンチローラ2b及びプラテンロ
ーラ1の共通接線から多少外れ、プラテンローラ1の表
面から浮き上がっていても、記録紙3の先端がピンチロ
ーラ2bのスプライン溝に引っ掛かり、確実にプラテン
ローラ1とピンチローラ2aとの間に挟み込まれる。
【0056】記録紙3が排紙側ピンチローラ2bとプラ
テンローラ1との間に挟まれる前は帰路11cには電流
が流れており、記録紙3が排紙側ピンチローラ2bとプ
ラテンローラ1との間に挟まれると帰路11cの電流は
遮断される。
【0057】従って、この帰路11cの電流の遮断を検
出することにより記録紙3が排紙側ピンチローラ2bま
で送り込まれたことが検出され、この検出によって記録
動作制御部11がプラテン駆動機構7を停止させて給紙
動作を停止する。
【0058】記録動作制御部11は、同時にヘッド圧接
離間機構8を作動させてサーマルヘッド5をインクシー
ト4及び記録紙3の上からプラテンローラ1に押しつ
け、これにより、インクシート4と記録紙3とを密着さ
せる。
【0059】この後、記録動作制御部11は、プラテン
駆動機構7を作動させて一定の速度で記録紙3を給紙方
向に搬送すると共に、インクシート駆動機構10bを作
動させてインクシート4を記録紙3と同じ方向に搬送し
ながら、印写駆動用IC9を画像信号に従って作動さ
せ、第1色の印写を実行させる。
【0060】記録紙3が給紙側ピンチローラ2aとプラ
テンローラ1との間に送り込まれた後は、給紙側ピンチ
ローラ2aとプラテンローラ1との間には記録紙3が挟
まれているので、帰路11bの電流は遮断されている
が、記録紙3の後端が給紙側ピンチローラ2aよりも排
紙側に移動すると、給紙側ピンチローラ2aとプラテン
ローラ1とが直接に接触し、帰路11bに電流が流れ
る。
【0061】従って、この帰路11bの電流復帰を検出
することにより、記録紙3の後端が給紙側ピンチローラ
2aよりも排紙側に移動したことが検出され、この検出
によって記録動作制御部11がプラテン駆動機構7を停
止させて記録紙搬送動作を停止すると共に、インクシー
ト駆動機構10bを作動させてインクシート4を停止さ
せ、又、ヘッド圧接離間機構8を逆作動させてサーマル
ヘッド5をプラテンローラ1から離間し、インクシート
4と記録紙3とのプラテンローラ1への圧接を解除する
こともできる。
【0062】しかしながら、この実施例では、記録紙3
の後端側の印写不能領域をより狭くするため、記録動作
制御部11が記録紙3のサイズから印写開始後、記録紙
3の後端がサーマルヘッド5とプラテンローラ1との間
を通過するまでの搬送量を割り出し、1色目の印写開始
からの記録紙3の搬送量をカウントし、割り出された搬
送量よりもわずかに少ない所定の搬送量まで記録紙3が
搬送された時に記録紙3及びインクシート4の搬送を停
止し、サーマルヘッド5をプラテンローラ1から離間さ
せるようにしている。
【0063】印写開始後の記録紙3の搬送量は、割り出
された搬送量よりもわずかに少ない所定の搬送量である
ので、印写終了時には、記録紙3の後端部がサーマルヘ
ッド5とプラテンローラ1との間に有る状態で記録紙3
が停止される。
【0064】この後、上記記録動作制御部11はプラテ
ン駆動機構7を逆作動させて記録紙3を逆送すると共
に、インクシート駆動機構10aを作動させてインクシ
ート4を印写動作時の送り量と同じだけ逆送し、次の色
の頭出しを行う。
【0065】逆送時には、記録紙3の後端は記録紙3の
腰(剛性)があるため図4に示すように給紙側ピンチロ
ーラ2aとプラテンローラ1との共通接線から外れ、プ
ラテンローラ1の表面から浮き上がっているが、給紙側
ピンチローラ2aはスプライン軸状に形成されているの
で、記録紙3の後端がピンチローラ2a及びプラテンロ
ーラ1の共通接線から多少外れていても、記録紙3の後
端がピンチローラ2aのスプライン溝に引っ掛かり、確
実にプラテンローラ2aとピンチローラ1との間に挟み
込まれる。
【0066】記録紙3の逆送は逆送の開始からカウント
され、印写開始から印写終了までの記録紙3の搬送量と
同じだけ逆送された時に終了する。
【0067】この後、記録動作制御部11は次の色の頭
出しが行われたことを確認してから次の色の印写動作を
開始する。
【0068】このようにして、所要数の色の印写動作が
終了すると、記録動作制御部11がプラテン駆動機構7
を停止させて記録紙搬送動作を停止すると共に、インク
シート駆動機構10bを停止させてインクシート4を停
止させ、又、ヘッド圧接離間機構8を逆作動させてサー
マルヘッド5をプラテンローラ1から離間し、インクシ
ート4と記録紙3とのプラテンローラ1への圧接を解除
する。
【0069】そして、この後、記録動作制御部11がプ
ラテン駆動機構7を作動させて、記録済みの記録紙3を
排紙側に送り出し、排紙ローラ24a及び排紙ピンチロ
ーラ24bによって記録紙紙3が機外に排出される。
【0070】この多色感熱記録装置によれば、記録紙3
の先端が排紙側ピンチローラ2bとプラテンローラ1と
の間に挟まれる位置から各色の印写動作が開始され、そ
の後端がサーマルヘッド5とプラテンローラ1との間か
ら外れない限界の位置で各色の印写動作が終了される。
【0071】従って、排紙側ピンチローラ2bとサーマ
ルヘッド5との間の記録紙3の先端部が印写不能領域と
なるが、排紙側ピンチローラ2bよりも更に排紙側に配
置された給紙センサによって記録紙3の先端が検出され
る従来例に比べると記録紙先端側の印写不能領域が狭く
なるので、印写領域が拡大される。
【0072】又、記録紙3の後端がサーマルヘッド5と
プラテンローラ1との間から外れない限界の位置で各色
の印写動作が終了されるので、記録紙3の後端側の印字
不能領域をほとんどなくすことができ、給紙側ピンチロ
ーラ2aよりも更に給紙側に配置されたエンドセンサに
よって記録紙3の先端が検出される位置から各色の印写
動作が開始される従来例に比べて、大幅に記録紙後端側
で印写領域を拡大することができる。
【0073】又、この実施例では、排紙側ピンチローラ
2bをスプライン軸状に形成しているので、サーマルヘ
ッド5側から排紙側ピンチローラ2bに送り込まれる記
録紙3の先端がプラテンローラ1の表面から浮き上がっ
ても、この記録紙3の先端をピンチローラ2b・2aの
表面に形成されたスプライン溝の中に噛み込ませて確実
にピンチローラ2bとプラテンローラ1との間に挟み込
むことができる。従って、サーマルヘッド5と排紙側ピ
ンチローラ2bとの間で用紙を案内するガイドを省略し
て、装置の小型化及びコンパクト化を図ることができ
る。
【0074】更に、上記サーマルヘッド5は、図2に示
すように、フィルムヘッド支持体12と、その表面に固
定されたフィルムヘッド13とを備え、図3に示すよう
に、フィルムヘッド13は支持層14、放熱層15、保
温層16、発熱抵抗体17及び電極18a・18bを備
え、支持層14はポリイミドなどの可撓性を有する合成
樹脂で作られ、放熱層15は例えば銅のように熱伝導率
が高い金属で支持層の上にめっき、箔接着などによって
形成される。
【0075】又、保温層16は例えばポリイミド等の耐
熱性及び電気絶縁性を有し、熱伝導率が低い合成樹脂で
作られ、発熱抵抗体17は例えば薄膜あるいは厚膜技術
により保温層16の上に列をなすように形成され、電極
18a・18bは例えば薄膜あるいは厚膜技術により各
発熱抵抗体17の両側に形成される。各発熱抵抗体17
の一方側に形成される電極18aは供給側共通電極とし
て互いに電気的に接続され、他方側に形成される帰路側
の電極18bは各発熱抵抗体17ごとに互いに電気的に
独立させて印写駆動用IC9に接続され、印写駆動用I
C9が各発熱抵抗体17の電流を個別に制御するように
している。
【0076】なお、各発熱抵抗体17の上には酸化を防
止するための耐酸化層19と、摩耗を防止するための耐
摩耗層20とが順に積層される。
【0077】このサーマルヘッド5の下部の給紙側と排
紙側との両側に表面滑性を有する滑性部材21が接合さ
れ、これら両側の滑性部材21の先端部の表面とサーマ
ルヘッド5の先端面とが円滑に連続する凸曲面に形成さ
れる。
【0078】滑性部材21に表面滑性を与える方法とし
ては、滑性部材21全体を例えば四フッ化エチレン(テ
フロン)などの表面滑性を有する合成樹脂で構成するこ
とも可能であるが、この実施例では、部品コストを安価
にするために、例えばポリイミド等の耐熱性を有する合
成樹脂の表面を四フッ化エチレン(テフロン)でコーデ
ィングしたものを用いている。
【0079】ここで、サーマルヘッド5の表面は、印写
処理を行うために、少なくとも発熱抵抗体17が形成さ
れている範囲を滑性部材21の間で露出させてあること
が必要である。
【0080】このように、サーマルヘッド5の両側に滑
性部材21を接合すると、インクシート4が滑性部材2
1及びこれらの間に露出するサーマルヘッド5の部分と
にわたって形成された円滑に連続する凸曲面に沿って搬
送あるいは逆送されることになり、搬送距離或いは逆搬
送距離に対する搬送抵抗が低くなる。
【0081】従って、インクシート4がサーマルヘッド
5及び滑性部材21と接触する角度範囲を大きくしてイ
ンクシート4を滑性部材21と急角度で接触させること
ができ、これにより、インクシート駆動装置10a・1
0b及び両ピンチローラ2a・2bをサーマルヘッド5
に近付けて、装置を一層小型化できると共に、一層コン
パクトにすることかできる。
【0082】そして、上記のように印字可能領域を拡大
することにより、1面の記録紙に多量の情報を記録する
ことができるので、従来は全部を印写きなかった所望の
画像を全部印写したり、補間処理による情報量増加によ
って見栄えを良くしたり、又、全ての情報を印写するた
めに記録紙の頁数を少なくしたりすることができるので
ある。
【0083】なお、図2において、符号25はコネクタ
を示す。
【0084】上記の一実施例においては、記録紙3の先
端が排紙側ピンチローラ2bとプラテンローラ1との間
に挟まれる位置から印写が開始されるようにしているの
で、記録紙3の先端側には後端側よりも広い印写不能領
域が残されている。
【0085】しかしながら、給紙時に記録紙3の先端が
給紙側ピンチローラ2aとプラテンローラ1との間に挟
まれることにより帰路11bの電流が遮断されることを
エンドセンサ6aで検出し、この検出に基づいて記録紙
3の先端がサーマルヘッド5とプラテンローラ1との間
に到達するまで、あるいは、記録紙3の先端がサーマル
ヘッド5とプラテンローラ1との間から所定量排紙側に
送り出されるまでの搬送量をカウントし、記録紙3の先
端がサーマルヘッド5とプラテンローラ1との間、ある
いは、記録紙3の先端がサーマルヘッド5よりも所定量
排紙側に送り出された位置に到達した時に記録紙3の給
紙を停止し、この位置から印写を開始させることも可能
であり、この場合には、記録紙3の先端の近傍から印写
することか可能になり、記録紙3の先端側の印写不能領
域をほとんどなくすことができるようになる。
【0086】また、上記の一実施例は本発明をインクシ
ート方式の多色年転写記録装置に適用した場合を例にと
って説明したが、本発明はインクシート方式のみならず
感熱紙方式の多色感熱記録装置にも適用できる。
【0087】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の多色感
熱記録装置は、上記プラテンローラ及び各ピンチローラ
が表面に導電性を有するもので構成され、上記プラテン
ローラの表面と各ピンチローラの表面との間に電流を流
す手段が設けられ、上記給紙センサがプラテンローラの
表面と排紙側のピンチローラの表面との間に流れる電流
センサで構成され、上記エンドセンサがプラテンローラ
の表面と給紙側のピンチローラの表面との間に流れる電
流センサで構成され、上記記録動作制御部が給紙センサ
又はエンドセンサによる記録紙先端の検出後にサーマル
ヘッドに印写動作を行わせるように構成されたものであ
る。
【0088】これにより、記録紙の先端側の印字不能領
域を殆どなくすことができ、記録紙のほぼ全面にわたっ
て印字可能領域が拡大され、従来よりも多量の情報を記
録でき、情報量が多い画像を全部印写したり、情報の補
間処理などによって見栄えを良くしたり、又、全ての情
報を記録するのに要する記録紙の頁数を少なくすること
ができる。
【0089】本発明の第2の多色記録装置は、本発明の
第1の多色記録装置において、上記各ピンチローラがス
プライン軸状に形成されたことを特徴とする。これによ
り、サーマルヘッド側から排紙側ピンチローラに送り込
まれる記録紙の先端、或いは、サーマルヘッド側から給
紙側ピンチローラに送りこまれる記録紙の後端がプラテ
ンローラの表面から浮きあがる場合でも、この記録紙の
先端又は後端をピンチローラの表面に形成されたスプラ
イン溝の中に噛み込ませて確実にピンチローラとプラテ
ンローラとの間に挟み込むことができる。
【0090】その結果、サーマルヘッドと各ピンチロー
ラとの間で用紙を案内するガイドを省略して、サーマル
ヘッドと両ピンチローラとの距離を短くし、装置の小型
化及びコンパクト化を図ることができる。
【0091】本発明の第3の多色記録装置は、本発明の
第1又は第2の多色記録装置において、上記サーマルヘ
ッドの給紙側と排紙側との両側に接合される表面滑性を
有する滑性部材を備え、両側の滑性部材の先端部の表面
とサーマルヘッドの先端面とが円滑に連続する凸曲面に
形成されることを特徴とする。
【0092】これにより、インクフィルムの送り及び逆
送りに対する摺動抵抗が小さくなり、インクシートがサ
ーマルヘッド及び滑性部材と接触する角度範囲を大きく
してインクシートを滑性部材と急角度で接触させること
ができ、インクシート駆動装置及び両ピンチローラをサ
ーマルヘッドに近付けて装置の小型化及びコンパクト化
を図ることができる。
【0093】本発明の第4の多色記録装置は、本発明の
第1ないし第3のいずれか1つの多色記録装置におい
て、上記記録動作制御部が、給紙センサによる記録紙先
端の検出時に給紙給紙動作を停止させ、その位置から各
色の印写動作を開始させた後、記録紙の後端がプラテン
ローラとサーマルヘッドとの間に到達する時までに印写
動作を停止させるように構成されたものであることを特
徴とする。
【0094】従って、記録紙の後端がプラテンローラと
サーマルヘッドとの間に到達する時まで印写動作を行え
るので、記録紙の後端近傍まで印写して記録紙の後端側
の印写不能領域をほとんど無くすことができ、印字可能
領域を更に一層拡大することができ、更に一層情報量が
多い画像を全部印写したり、情報の補間処理などによっ
て見栄えを更に一層良くしたり、又、全ての情報を記録
するのに要する記録紙の頁数を更に大幅に少なくするこ
とができる。
【0095】又、各色の印写終了時の記録紙の後端は印
写開始時の記録紙の位置を基準にして数値制御すること
ができるので、エンドセンサを省略することができる。
本発明の第5の多色記録装置は、本発明に係る第1ない
し第3のいずれか1つの多色記録装置において、上記記
録動作制御部が、エンドセンサによる記録紙先端の検出
後、記録紙の先端がプラテンローラとサーマルヘッドと
の間に到達した時に給紙動作を停止させ、その位置から
1色目の印写動作を開始させた後、記録紙の後端がプラ
テンローラとサーマルヘッドとの間に到達する時までに
印写動作を停止させるように構成されたものであること
を特徴とする。
【0096】従って、記録紙の先端がプラテンローラと
サーマルヘッドとの間に到達した位置から記録紙の後端
がプラテンローラとサーマルヘッドとの間に到達する時
まで印写動作を行えるので、記録紙の先端近傍から後端
近傍までほぼ全面にわたって印写することができ、更に
一層情報量が多い画像を全部印写したり、情報の補間処
理などによって見栄えを更に一層良くしたり、又、全て
の情報を記録するのに要する記録紙の頁数を更に大幅に
少なくすることができる。
【0097】又、各色の印写終了時の記録紙の位置は印
写開始時の記録紙の位置を基準にして数値制御すること
ができるので、給紙センサを省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例に係る多色熱転写記録装置の
構成図である。
【図3】本発明の一実施例のフィルムヘッドの展開断面
模式図である。
【図4】本発明の一実施例の排紙側ピンチローラの作用
説明図である。
【図5】本発明の一実施例の給紙側ピンチローラの作用
説明図である。
【図6】従来例の原理図である。
【図7】従来例の構成図である。
【図8】従来例のフィルムヘッドの展開断面模式図であ
る。
【符号の説明】
1 プラテンローラ 2a・2b ピンチローラ 3 記録紙 4 インクシート 5 サーマルヘッド 6a エンドセンサ 6b 給紙センサ 11 記録動作制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 13/076 (72)発明者 桑原 聡史 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンローラと、これの周方向に適当
    な間隔を置いてプラテンローラに圧接される1対のピン
    チローラと、両ピンチローラ間でプラテンローラに記録
    紙或いは記録紙及びインクシートを介して接離されるサ
    ーマルヘッドと、サーマルヘッドの排紙側で記録紙の先
    端を検出する給紙センサ及びサーマルヘッドの給紙側で
    記録紙の後端を検出するエンドセンサの一方又は両方
    と、給紙センサ及び/又はエンドセンサの出力を入力し
    てプラテンローラ及びサーマルヘッドの動作を制御する
    記録動作制御部とを備える多色記録装置において、 上記プラテンローラ及び各ピンチローラが表面に導電性
    を有するもので構成され、上記プラテンローラの表面と
    各ピンチローラの表面との間に電流を流す手段が設けら
    れ、上記給紙センサがプラテンローラの表面と排紙側の
    ピンチローラの表面との間に流れる電流センサで構成さ
    れ、上記エンドセンサがプラテンローラの表面と給紙側
    のピンチローラの表面との間に流れる電流センサで構成
    され、上記記録動作制御部が給紙センサ又はエンドセン
    サによる記録紙先端の検出以後、サーマルヘッドに印写
    動作を行わせるように構成されたものであることを特徴
    とする多色記録装置。
  2. 【請求項2】 上記各ピンチローラがスプライン軸状に
    形成されたことを特徴とする請求項1に記載の多色記録
    装置。
  3. 【請求項3】 上記サーマルヘッドの給紙側と排紙側と
    の両側に接合される表面滑性を有する滑性部材を備え、
    両側の滑性部材の先端部の表面とサーマルヘッドの先端
    面とが円滑に連続する凸曲面に形成されることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の多色記録装置。
  4. 【請求項4】 上記記録動作制御部が、給紙センサによ
    る記録紙先端の検出時に給紙動作を停止させ、その位置
    から各色の印写動作を開始させた後、記録紙の後端がプ
    ラテンローラとサーマルヘッドとの間に到達する時まで
    に印写動作を停止させるように構成されたものであるこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    の多色記録装置。
  5. 【請求項5】 上記記録動作制御部が、エンドセンサに
    よる記録紙先端の検出後、記録紙の先端がプラテンロー
    ラとサーマルヘッドとの間に到達した時に給紙動作を停
    止させ、その位置から1色目の印写動作を開始させた
    後、記録紙の後端がプラテンローラとサーマルヘッドと
    の間に到達する時までに印写動作を停止させるように構
    成されたものであることを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれか1項に記載の多色記録装置。
JP23718594A 1994-09-30 1994-09-30 多色記録装置 Pending JPH0899419A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6050184A (en) * 1997-03-25 2000-04-18 Tohoku Ricoh Co., Ltd. Thermal master making device and thermal recording device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6050184A (en) * 1997-03-25 2000-04-18 Tohoku Ricoh Co., Ltd. Thermal master making device and thermal recording device

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