JPH089901A - 長期保存可能な可食性ゼラチンゲル - Google Patents
長期保存可能な可食性ゼラチンゲルInfo
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- JPH089901A JPH089901A JP6153809A JP15380994A JPH089901A JP H089901 A JPH089901 A JP H089901A JP 6153809 A JP6153809 A JP 6153809A JP 15380994 A JP15380994 A JP 15380994A JP H089901 A JPH089901 A JP H089901A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】長期保存可能な可食性ゼラチンゲル、及び前記
可食性ゲルを使用した吸湿性粉末密封用ゲル容器と吸湿
性粉末入り食品を提供すること。 【構成】小さな糖成分:大きな糖成分=65重量%:3
5重量%から85重量%:15重量%(糖成分を100
重量%として)、ゼラチンの添加濃度が6重量%から1
6重量%(ゲル全量を100重量%として)、酸の添加
濃度が0.6重量%から1.8重量%(ゲル全量を10
0重量%として)、及び可食性ゼラチンの固形分濃度が
80から88重量%(ゲル全量を100重量%として)
であることを特徴とする可食性ゼラチンゲル。該ゲルを
使用した吸湿性粉末密封用ゲル容器、及びこれを使用し
たゲル食品。
可食性ゲルを使用した吸湿性粉末密封用ゲル容器と吸湿
性粉末入り食品を提供すること。 【構成】小さな糖成分:大きな糖成分=65重量%:3
5重量%から85重量%:15重量%(糖成分を100
重量%として)、ゼラチンの添加濃度が6重量%から1
6重量%(ゲル全量を100重量%として)、酸の添加
濃度が0.6重量%から1.8重量%(ゲル全量を10
0重量%として)、及び可食性ゼラチンの固形分濃度が
80から88重量%(ゲル全量を100重量%として)
であることを特徴とする可食性ゼラチンゲル。該ゲルを
使用した吸湿性粉末密封用ゲル容器、及びこれを使用し
たゲル食品。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可食性のゼラチンゲル
に関する。特に、本発明は、シュガーレスグミキャンデ
ィー等の低カロリーで、虫歯になりにくい可食性ゼラチ
ンゲルであって、長期保存が可能なゲルに関する。ま
た、本発明は、該可食性ゼラチンゲルを用いた食品に関
する。
に関する。特に、本発明は、シュガーレスグミキャンデ
ィー等の低カロリーで、虫歯になりにくい可食性ゼラチ
ンゲルであって、長期保存が可能なゲルに関する。ま
た、本発明は、該可食性ゼラチンゲルを用いた食品に関
する。
【0002】
【従来の技術】シュガーレスグミキャンディーのような
可食性のゼラチンゲルを使用した食品は、低カロリー
で、虫歯になりにくいばかりでなく、その食感の楽しみ
からも人気のある商品である。このような食品は、味
覚、食感等の観点からその品質を維持することが重要な
課題となっている。例えば、上記のシュガーレスグミキ
ャンディーのような低カロリー食品は、種々の糖、特に
糖アルコールを原料とし、またゲル化剤としてゼラチン
を使用しているため、離水や再結晶化が品質の維持に大
きく影響する。ここで、離水とはゲルの内部の水分がゲ
ル表面に出てくる現象であり、離漿又はシネレシスとい
われるものである。従来のゲル食品は、賞味期限は通常
6カ月であり、これ以後では離水や再結晶化を起こし品
質の低下を招き、商品価値がなくなる。また、これより
長期間の賞味期間が表示されている商品でも、実際には
離水が発生したり、結晶化を起こしたりしており本来の
ゲルテクスチャーとは異なった商品となる場合があり、
問題となっている。
可食性のゼラチンゲルを使用した食品は、低カロリー
で、虫歯になりにくいばかりでなく、その食感の楽しみ
からも人気のある商品である。このような食品は、味
覚、食感等の観点からその品質を維持することが重要な
課題となっている。例えば、上記のシュガーレスグミキ
ャンディーのような低カロリー食品は、種々の糖、特に
糖アルコールを原料とし、またゲル化剤としてゼラチン
を使用しているため、離水や再結晶化が品質の維持に大
きく影響する。ここで、離水とはゲルの内部の水分がゲ
ル表面に出てくる現象であり、離漿又はシネレシスとい
われるものである。従来のゲル食品は、賞味期限は通常
6カ月であり、これ以後では離水や再結晶化を起こし品
質の低下を招き、商品価値がなくなる。また、これより
長期間の賞味期間が表示されている商品でも、実際には
離水が発生したり、結晶化を起こしたりしており本来の
ゲルテクスチャーとは異なった商品となる場合があり、
問題となっている。
【0003】一方、可食性ゲルを検討した従来例として
は、以下のものがある。例えば、特開昭62−259,
551には、凍結下でアイスデザートや冷菓を製造する
ための非結晶性ゼリーが開示されている。この発明で
は、ハイメトキシペクチンとブドウ糖、果糖、蔗糖、麦
芽糖、乳糖、又はソルビット等の分子量350以下の糖
と、マルトース系オリゴ糖のような分子量350以上の
糖を使用し、これに更に酸を加えブリックス60〜70
度において、低温で不凍性のゼリー状ゲルを得ている。
この発明は、分子量による氷点降下によって非結晶性ゲ
ルを得ることを特徴としている。
は、以下のものがある。例えば、特開昭62−259,
551には、凍結下でアイスデザートや冷菓を製造する
ための非結晶性ゼリーが開示されている。この発明で
は、ハイメトキシペクチンとブドウ糖、果糖、蔗糖、麦
芽糖、乳糖、又はソルビット等の分子量350以下の糖
と、マルトース系オリゴ糖のような分子量350以上の
糖を使用し、これに更に酸を加えブリックス60〜70
度において、低温で不凍性のゼリー状ゲルを得ている。
この発明は、分子量による氷点降下によって非結晶性ゲ
ルを得ることを特徴としている。
【0004】また、特開昭63−276,451には、
糖アルコールを50重量%以上含有させ、更にゼラチ
ン、酸味料を加えることによって低温で、長時間流動性
を有するゲルが開示されている。この発明では、長時間
流動性を保持することにより、加工特性を改善すること
を目的としている。このため、原料としてソルビット又
はマルチトールを単独で57から79重量%用いてお
り、他の3糖以上のオリゴ糖や多糖は用いていない。
糖アルコールを50重量%以上含有させ、更にゼラチ
ン、酸味料を加えることによって低温で、長時間流動性
を有するゲルが開示されている。この発明では、長時間
流動性を保持することにより、加工特性を改善すること
を目的としている。このため、原料としてソルビット又
はマルチトールを単独で57から79重量%用いてお
り、他の3糖以上のオリゴ糖や多糖は用いていない。
【0005】このように、可食性ゲルの非結晶性や流動
性を検討した例はあるが、糖アルコールの組成を検討
し、長期間保存が可能なシュガーレス可食性ゼラチンゲ
ルを提供した例はない。
性を検討した例はあるが、糖アルコールの組成を検討
し、長期間保存が可能なシュガーレス可食性ゼラチンゲ
ルを提供した例はない。
【0006】更に、可食性ゲルを用いたグミキャンディ
ー等に清涼感を付与するものとして吸湿性の粉末、例え
ば重曹を添加したり、炭酸ガスを含有させたりする場合
がある。従来では、特開昭63−160,559にある
ように低メトキシペクチンのゲルに炭酸ガスを含有させ
たものや特開平3−183,443に開示されているよ
うな、グミキャンディーの生地に炭酸水素ナトリウムを
加えるものが知られているが、これらは炭酸ガスや炭酸
水素ナトリウムをゲル溶液に加えるものであるため、消
費者に与えるインパクトが弱く、楽しみも少なかった。
ー等に清涼感を付与するものとして吸湿性の粉末、例え
ば重曹を添加したり、炭酸ガスを含有させたりする場合
がある。従来では、特開昭63−160,559にある
ように低メトキシペクチンのゲルに炭酸ガスを含有させ
たものや特開平3−183,443に開示されているよ
うな、グミキャンディーの生地に炭酸水素ナトリウムを
加えるものが知られているが、これらは炭酸ガスや炭酸
水素ナトリウムをゲル溶液に加えるものであるため、消
費者に与えるインパクトが弱く、楽しみも少なかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたもので、その第一の目的は、長期間保
存可能なシュガーレス可食性ゼラチンゲルを提供するこ
とである。また、本発明は、前記シュガーレス可食性ゼ
ラチンゲルを使用した吸湿性粉末密封用ゲル容器とこれ
を使用した吸湿性粉末入りゲル食品を提供することであ
る。
に鑑みてなされたもので、その第一の目的は、長期間保
存可能なシュガーレス可食性ゼラチンゲルを提供するこ
とである。また、本発明は、前記シュガーレス可食性ゼ
ラチンゲルを使用した吸湿性粉末密封用ゲル容器とこれ
を使用した吸湿性粉末入りゲル食品を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の
(1)から(5)に示す本発明によって達成される。 (1)糖アルコールに、ゼラチン及び酸を加えて調製さ
れる可食性ゼラチンゲルにおいて、前記糖アルコール
が、単糖及び/又は2糖の小さな糖成分と、3糖以上の
大きな糖成分とからなり、該小さな糖成分と該大きな糖
成分との比が、糖アルコールの全量を100重量%とし
た場合、該小さな糖成分:大きな糖成分=65重量%:
35重量%から85重量%:15重量%であり、ゼラチ
ンの添加濃度が、ゲル全量を100重量%とした場合、
6重量%から16重量%の範囲であり、且つ酸の添加濃
度が、ゲル全量を100重量%とした場合、0.6重量
%から1.8重量%であり、更に可食性ゼラチンの固形
分濃度が、ゲル全量を100重量%とした場合、80か
ら88重量%であることを特徴とする可食性ゼラチンゲ
ル。
(1)から(5)に示す本発明によって達成される。 (1)糖アルコールに、ゼラチン及び酸を加えて調製さ
れる可食性ゼラチンゲルにおいて、前記糖アルコール
が、単糖及び/又は2糖の小さな糖成分と、3糖以上の
大きな糖成分とからなり、該小さな糖成分と該大きな糖
成分との比が、糖アルコールの全量を100重量%とし
た場合、該小さな糖成分:大きな糖成分=65重量%:
35重量%から85重量%:15重量%であり、ゼラチ
ンの添加濃度が、ゲル全量を100重量%とした場合、
6重量%から16重量%の範囲であり、且つ酸の添加濃
度が、ゲル全量を100重量%とした場合、0.6重量
%から1.8重量%であり、更に可食性ゼラチンの固形
分濃度が、ゲル全量を100重量%とした場合、80か
ら88重量%であることを特徴とする可食性ゼラチンゲ
ル。
【0009】(2)上記(1)に記載の可食性ゼラチン
ゲルであって、前記酸がアジピン酸、クエン酸、グルコ
ノデルタラクトン、グルコン酸、DL−酒石酸より成る
群から選択されることを特徴とする可食性ゼラチンゲ
ル。
ゲルであって、前記酸がアジピン酸、クエン酸、グルコ
ノデルタラクトン、グルコン酸、DL−酒石酸より成る
群から選択されることを特徴とする可食性ゼラチンゲ
ル。
【0010】(3)上記(1)又は(2)に記載の可食
性ゼラチンゲルをモールドすることによって形成される
吸湿性粉末密封用ゲル容器。 (4)上記(3)に記載の吸湿性粉末密封用ゲル容器に
吸湿性粉末を密封した吸湿性粉末入りゲル食品。
性ゼラチンゲルをモールドすることによって形成される
吸湿性粉末密封用ゲル容器。 (4)上記(3)に記載の吸湿性粉末密封用ゲル容器に
吸湿性粉末を密封した吸湿性粉末入りゲル食品。
【0011】(5)上記4に記載の吸湿性粉末入りゲル
食品であって、前記吸湿性粉末が、ステビア抽出物、微
結晶セルロース、植物蛋白加水分解物、粉末トマト、食
塩、果糖、炭酸水素ナトリウム、クエン酸カルシウム、
5’−グアニル酸二ナトリウムより成る群から選択され
ることを特徴とする吸湿性粉末入ゼラチンゲル食品。
食品であって、前記吸湿性粉末が、ステビア抽出物、微
結晶セルロース、植物蛋白加水分解物、粉末トマト、食
塩、果糖、炭酸水素ナトリウム、クエン酸カルシウム、
5’−グアニル酸二ナトリウムより成る群から選択され
ることを特徴とする吸湿性粉末入ゼラチンゲル食品。
【0012】以下に本発明を詳細に説明する。本発明の
第一の側面は、糖アルコール、ゼラチン、酸、香料等を
含有する可食性ゼラチンゲルである。以下に、該可食性
ゼラチンゲルについて説明する。
第一の側面は、糖アルコール、ゼラチン、酸、香料等を
含有する可食性ゼラチンゲルである。以下に、該可食性
ゼラチンゲルについて説明する。
【0013】本発明の可食性ゼラチンゲルは、その成分
に糖アルコールを含有する。糖アルコールは、単糖及び
/又は2糖の小さな糖の成分(以下小さな糖成分とい
う)と、3糖以上の大きな糖の成分(以下大きな糖成分
という)に分けられ、これら2種類の成分を適宜組み合
わせる。
に糖アルコールを含有する。糖アルコールは、単糖及び
/又は2糖の小さな糖の成分(以下小さな糖成分とい
う)と、3糖以上の大きな糖の成分(以下大きな糖成分
という)に分けられ、これら2種類の成分を適宜組み合
わせる。
【0014】本発明において、小さな糖の成分として使
用されうる糖アルコールは、単糖としては、ソルビトー
ル、マンニトール、キシリトール、エリスリトール等が
あり、このうちソルビトール及びキシリトールが好まし
く、ソルビトールが特に好ましい。また、2糖として
は、マルチトール、ラクチトール、パラチニット等があ
り、マルチトール及びパラチニットが好ましく、マルチ
トールが特に好ましい。
用されうる糖アルコールは、単糖としては、ソルビトー
ル、マンニトール、キシリトール、エリスリトール等が
あり、このうちソルビトール及びキシリトールが好まし
く、ソルビトールが特に好ましい。また、2糖として
は、マルチトール、ラクチトール、パラチニット等があ
り、マルチトール及びパラチニットが好ましく、マルチ
トールが特に好ましい。
【0015】また、大きな糖成分には、イソマルトオリ
ゴ糖、マルトトリイトールがあり、マルトトリイトール
が好ましい。ここで、小さな糖成分である単糖と2糖
は、それぞれ単独で使用してもよく、又これらの混合物
を使用してもよい。更に本発明では、上記の小さな糖成
分と大きな糖成分を適宜混合しても良いが、単糖から多
糖までの混合物である還元澱粉糖化合物(例えば東和化
成工業株式会社製POシリーズ等)を用いることもでき
る。また、上記糖成分と還元澱粉糖化合物を適宜混合し
て使用してもよい。
ゴ糖、マルトトリイトールがあり、マルトトリイトール
が好ましい。ここで、小さな糖成分である単糖と2糖
は、それぞれ単独で使用してもよく、又これらの混合物
を使用してもよい。更に本発明では、上記の小さな糖成
分と大きな糖成分を適宜混合しても良いが、単糖から多
糖までの混合物である還元澱粉糖化合物(例えば東和化
成工業株式会社製POシリーズ等)を用いることもでき
る。また、上記糖成分と還元澱粉糖化合物を適宜混合し
て使用してもよい。
【0016】上記の小さな糖成分と大きな糖成分の割合
は、糖アルコールの全量を100重量%とした場合、小
さな糖成分が65から85重量%、好ましくは75から
85重量%、特に好ましくは80から85重量%であ
り、大きな糖成分が15から35重量%、好ましくは1
5から25重量%、特に好ましくは15から20重量%
である。
は、糖アルコールの全量を100重量%とした場合、小
さな糖成分が65から85重量%、好ましくは75から
85重量%、特に好ましくは80から85重量%であ
り、大きな糖成分が15から35重量%、好ましくは1
5から25重量%、特に好ましくは15から20重量%
である。
【0017】本発明では上記糖アルコール以外の成分と
してゼラチンを含有する。ゼラチンは、豚皮又は牛骨の
主要成分であるコラーゲンを原料とし、酸又はアルカリ
で抽出した後、不純物を除去して得られる。原料や抽出
条件によってブルームの異なるゼラチンを得ることがで
きる。一般に酸処理ゼラチンは、堅くて歯切れの良いゼ
ラチンゲルとなり、アルカリ処理では柔らかくて弾力の
あるゼラチンゲルとなる傾向がある。ここで、ブルーム
とは、日本工業規格JIS K6503で規定されるゼ
リー強度を表わす値であり、ゲルの特性を表わすもので
ある。ブルームの値が大きいほど硬いゲルである。通常
菓子類には、200から350ブルーム程度のゼラチン
ゲルが使用される。本発明では、酸処理及びアルカリ処
理ゼラチンの両方を使用することができるが、堅くて歯
切れの良い酸処理ゼラチンが好ましい。
してゼラチンを含有する。ゼラチンは、豚皮又は牛骨の
主要成分であるコラーゲンを原料とし、酸又はアルカリ
で抽出した後、不純物を除去して得られる。原料や抽出
条件によってブルームの異なるゼラチンを得ることがで
きる。一般に酸処理ゼラチンは、堅くて歯切れの良いゼ
ラチンゲルとなり、アルカリ処理では柔らかくて弾力の
あるゼラチンゲルとなる傾向がある。ここで、ブルーム
とは、日本工業規格JIS K6503で規定されるゼ
リー強度を表わす値であり、ゲルの特性を表わすもので
ある。ブルームの値が大きいほど硬いゲルである。通常
菓子類には、200から350ブルーム程度のゼラチン
ゲルが使用される。本発明では、酸処理及びアルカリ処
理ゼラチンの両方を使用することができるが、堅くて歯
切れの良い酸処理ゼラチンが好ましい。
【0018】本発明で使用しうるゼラチンは、ゲルの添
加濃度によって異なるが、100ブルームから350ブ
ルームであることが好ましく、200ブルームから31
0ブルームが特に好ましい。ゼラチンの具体例として
は、(株)ニッピ製「YTW−12」(ブルーム約30
0)、新田ゼラチン(株)「AP−100」(ブルーム
約100)、新田ゼラチン(株)「G−0092E」
(ブルーム約300)等がある。
加濃度によって異なるが、100ブルームから350ブ
ルームであることが好ましく、200ブルームから31
0ブルームが特に好ましい。ゼラチンの具体例として
は、(株)ニッピ製「YTW−12」(ブルーム約30
0)、新田ゼラチン(株)「AP−100」(ブルーム
約100)、新田ゼラチン(株)「G−0092E」
(ブルーム約300)等がある。
【0019】ゼラチンは、上記糖アルコールに加えられ
るが、この添加濃度は、可食性ゼラチンゲルの全量を1
00重量%とした場合、6から16重量%であり、好ま
しくは7から9重量%、特に好ましくは7から8重量%
である。
るが、この添加濃度は、可食性ゼラチンゲルの全量を1
00重量%とした場合、6から16重量%であり、好ま
しくは7から9重量%、特に好ましくは7から8重量%
である。
【0020】更に本発明の可食性ゼラチンゲルは、酸を
必須成分とする。酸は、ゲル中の水をより安定化し、離
水等の発生を防ぐ働きをする。本発明で使用しうる酸の
種類には、アジピン酸、クエン酸、グルコノデルタラク
トン、グルコン酸、DL−酒石酸等がある。本発明にお
いては、味質と価格を考慮してクエン酸が好適である。
酸の添加濃度は、ゲル化前のpHに依存するが、可食性
ゼラチンゲルの全量を100重量%とした場合、0.6
から1.8重量%であり、好ましくは0.8から1.4
重量%、特に好ましくは1.0から1.2重量%であ
る。
必須成分とする。酸は、ゲル中の水をより安定化し、離
水等の発生を防ぐ働きをする。本発明で使用しうる酸の
種類には、アジピン酸、クエン酸、グルコノデルタラク
トン、グルコン酸、DL−酒石酸等がある。本発明にお
いては、味質と価格を考慮してクエン酸が好適である。
酸の添加濃度は、ゲル化前のpHに依存するが、可食性
ゼラチンゲルの全量を100重量%とした場合、0.6
から1.8重量%であり、好ましくは0.8から1.4
重量%、特に好ましくは1.0から1.2重量%であ
る。
【0021】本発明では、上記の成分の他、固形成分と
して香料・色素等を含有していてもよい。ビタミン、ミ
ネラル、食物繊維等をさらに添加してもよい。本発明に
おいて、全固形分濃度は、可食性ゼラチンゲルの全量を
100重量%とした場合、80から88重量%であり、
好ましくは80から84重量%、特に好ましくは81か
ら83重量%である。
して香料・色素等を含有していてもよい。ビタミン、ミ
ネラル、食物繊維等をさらに添加してもよい。本発明に
おいて、全固形分濃度は、可食性ゼラチンゲルの全量を
100重量%とした場合、80から88重量%であり、
好ましくは80から84重量%、特に好ましくは81か
ら83重量%である。
【0022】本発明では、全固形分濃度(糖アルコー
ル、ゼラチン、酸、香料等)の濃度を特定することによ
り長期間保存可能で、安全性が飛躍的に増加した可食性
ゼラチンゲルを得ることができる。
ル、ゼラチン、酸、香料等)の濃度を特定することによ
り長期間保存可能で、安全性が飛躍的に増加した可食性
ゼラチンゲルを得ることができる。
【0023】本発明の第二の側面は、上記可食性ゼラチ
ンゲルを使用した吸湿性粉末密封用ゲル容器及びこれを
使用した吸湿性粉末入りゲル食品である。上記のよう
に、本発明の可食性ゼラチンゲルは保存安定性が高く、
離水も発生しないことから吸湿性の高い粉末を密封する
ことができるゲル容器(以下では、吸湿性粉末密封用ゲ
ル容器という)及び該密封用ゲル容器を用いた吸湿性粉
末密封食品(以下では吸湿性粉末入りゲル食品という)
を提供することが可能となる。
ンゲルを使用した吸湿性粉末密封用ゲル容器及びこれを
使用した吸湿性粉末入りゲル食品である。上記のよう
に、本発明の可食性ゼラチンゲルは保存安定性が高く、
離水も発生しないことから吸湿性の高い粉末を密封する
ことができるゲル容器(以下では、吸湿性粉末密封用ゲ
ル容器という)及び該密封用ゲル容器を用いた吸湿性粉
末密封食品(以下では吸湿性粉末入りゲル食品という)
を提供することが可能となる。
【0024】まず吸湿性粉末密封用ゲル容器について説
明する。吸湿性粉末密封用ゲル容器は、一例を示せば、
図1及び図2に示す型1及び2によって形成される。図
1は型1及び2の平面図であり、図2は型1及び2のA
−A断面図である。ここで、図1及び2は例示であり、
本発明を制限するものではない。
明する。吸湿性粉末密封用ゲル容器は、一例を示せば、
図1及び図2に示す型1及び2によって形成される。図
1は型1及び2の平面図であり、図2は型1及び2のA
−A断面図である。ここで、図1及び2は例示であり、
本発明を制限するものではない。
【0025】図1及び図2において、型1は吸湿性粉末
密封用ゲル容器の本体部分を形成するためのものであ
り、円筒状の空隙部14と、円柱状の凸部15を有す
る。該空隙部に本発明の可食性ゼラチンゲル溶液を流し
込む。また、該凸部15は、吸湿性粉末密封用ゲル容器
において、吸湿性粉末を収容する空間になる。一方、型
2は吸湿性粉末密封用ゲル容器の蓋の部分を形成するた
めのものであり、円柱状の凹部18を有する。ここで、
図1及び2に示されているように、型1及び型2におい
て円筒状の空隙の一壁面10の直径、円柱状の凸部の壁
面12の直径(即ち凸部15の直径)及び円柱状の凹部
の壁面16の直径は、それぞれa、b及びdの寸法であ
る。また型1において、凸部15の高さは、前記壁面1
0よりもcだけ低くなっている。この高さの差cが吸湿
性粉末密封用ゲル容器本体の底部の厚みになる。更に型
2において前記壁面16は高さeを有する。この高さe
は、吸湿性粉末密封用ゲル容器の蓋の厚みに相当する。
これらa、b、c、d及びeの寸法を適宜調節すること
によって吸湿性粉末密封用ゲル容器の厚みを調節し、食
品を作成したときの食感等を種々変化させることができ
る。
密封用ゲル容器の本体部分を形成するためのものであ
り、円筒状の空隙部14と、円柱状の凸部15を有す
る。該空隙部に本発明の可食性ゼラチンゲル溶液を流し
込む。また、該凸部15は、吸湿性粉末密封用ゲル容器
において、吸湿性粉末を収容する空間になる。一方、型
2は吸湿性粉末密封用ゲル容器の蓋の部分を形成するた
めのものであり、円柱状の凹部18を有する。ここで、
図1及び2に示されているように、型1及び型2におい
て円筒状の空隙の一壁面10の直径、円柱状の凸部の壁
面12の直径(即ち凸部15の直径)及び円柱状の凹部
の壁面16の直径は、それぞれa、b及びdの寸法であ
る。また型1において、凸部15の高さは、前記壁面1
0よりもcだけ低くなっている。この高さの差cが吸湿
性粉末密封用ゲル容器本体の底部の厚みになる。更に型
2において前記壁面16は高さeを有する。この高さe
は、吸湿性粉末密封用ゲル容器の蓋の厚みに相当する。
これらa、b、c、d及びeの寸法を適宜調節すること
によって吸湿性粉末密封用ゲル容器の厚みを調節し、食
品を作成したときの食感等を種々変化させることができ
る。
【0026】型1及び2のa、b、c、d及びeの寸法
は、所望の吸湿性粉末密封用ゲル容器に依存する。食品
であることを考慮すれば、各寸法は、型1では、aが1
5から25mm、bが5から15mm、cが2から7m
mであることが好ましく、特に好ましくは、型1では、
aが18から22mm、bが10から14mm、cが4
から5mmである。一方、型2では、寸法dが、型1の
寸法aに一致するようにし、eの寸法は、吸湿性粉末密
封用ゲル容器の厚みに合わせて調節する。eの好ましい
寸法は、3から6mmであり、特に好ましくは3から5
mmである。
は、所望の吸湿性粉末密封用ゲル容器に依存する。食品
であることを考慮すれば、各寸法は、型1では、aが1
5から25mm、bが5から15mm、cが2から7m
mであることが好ましく、特に好ましくは、型1では、
aが18から22mm、bが10から14mm、cが4
から5mmである。一方、型2では、寸法dが、型1の
寸法aに一致するようにし、eの寸法は、吸湿性粉末密
封用ゲル容器の厚みに合わせて調節する。eの好ましい
寸法は、3から6mmであり、特に好ましくは3から5
mmである。
【0027】上記型1及び2の材質は特に限定されない
が、アルミ、テフロン、又はスターチ等を使用すること
ができる。本発明では、テフロン及びアルミが好まし
く、アルミがもっとも好ましい。型には、ゲルの取り出
しを容易にするため食用油脂等を塗布することが好まし
い。
が、アルミ、テフロン、又はスターチ等を使用すること
ができる。本発明では、テフロン及びアルミが好まし
く、アルミがもっとも好ましい。型には、ゲルの取り出
しを容易にするため食用油脂等を塗布することが好まし
い。
【0028】吸湿性粉末密封用ゲル容器は、上記の型1
及び2に本発明の可食性ゼラチンゲル溶液を流し込みモ
ールドすることによって形成される。具体的には、上記
型1及び2の壁面10から13及び型2の壁面16及び
17に食用ワックスを塗り、本発明の可食性ゼラチンゲ
ル溶液を流し込み、モールドする。20℃から25℃の
温度範囲で、12時間から24時間放置した後、型から
取り出し吸湿性粉末密封用ゲル容器を得る。型1及び2
から得られる吸湿性粉末密封用ゲル容器は、それぞれ図
3に示されるような断面形状を有する容器本体21と蓋
22となる。
及び2に本発明の可食性ゼラチンゲル溶液を流し込みモ
ールドすることによって形成される。具体的には、上記
型1及び2の壁面10から13及び型2の壁面16及び
17に食用ワックスを塗り、本発明の可食性ゼラチンゲ
ル溶液を流し込み、モールドする。20℃から25℃の
温度範囲で、12時間から24時間放置した後、型から
取り出し吸湿性粉末密封用ゲル容器を得る。型1及び2
から得られる吸湿性粉末密封用ゲル容器は、それぞれ図
3に示されるような断面形状を有する容器本体21と蓋
22となる。
【0029】次に吸湿性粉末入りゲル食品について説明
する。上記のように形成された吸湿性粉末密封用ゲル容
器の本体21の空隙23に吸湿性粉末を詰め、蓋22で
密封することにより、吸湿性粉末入りゲル食品を得るこ
とができる。ここで、本体21と蓋22の接着は、水、
水蒸気若しくはゼラチン水溶液等の食用接着素材を使用
する。吸湿性粉末31を吸湿性粉末密封用ゲル容器本体
21に収容し、蓋22を接着して密封した、吸湿性粉末
入ゲル食品の断面を概略図として図4に示した。このよ
うに、本発明の吸湿性粉末入ゲル食品は、中心部に吸湿
性粉末を密封した食品である。従って、ゲル生地に発泡
剤等を含有させた食品と異なり、食したときのインパク
ト、楽しみ等を増大することができる。
する。上記のように形成された吸湿性粉末密封用ゲル容
器の本体21の空隙23に吸湿性粉末を詰め、蓋22で
密封することにより、吸湿性粉末入りゲル食品を得るこ
とができる。ここで、本体21と蓋22の接着は、水、
水蒸気若しくはゼラチン水溶液等の食用接着素材を使用
する。吸湿性粉末31を吸湿性粉末密封用ゲル容器本体
21に収容し、蓋22を接着して密封した、吸湿性粉末
入ゲル食品の断面を概略図として図4に示した。このよ
うに、本発明の吸湿性粉末入ゲル食品は、中心部に吸湿
性粉末を密封した食品である。従って、ゲル生地に発泡
剤等を含有させた食品と異なり、食したときのインパク
ト、楽しみ等を増大することができる。
【0030】本発明の吸湿性粉末入り食品には種々の吸
湿性粉末を使用しうる。例えば、ステビア抽出物、微結
晶セルロース等の天然添加物、植物蛋白加水分解物(hy
drolyzed Vegetabele[plant] protein, HV[P]P)粉末ト
マト、食塩、果糖等の天然食料品、炭酸水素ナトリウム
(重曹)(膨張剤)、クエン酸カルシウム(強化剤)、
5’−グアニル酸二ナトリウム(呈味剤)等の食品添加
物を挙げることができる。本発明の好ましい吸湿性粉末
は、炭酸水素ナトリウム(重曹)若しくはクエン酸カル
シウムであり、特に好ましくは炭酸水素ナトリウム(重
曹)である。本発明では、上記の添加物以外にも種々の
添加物、例えば、ビタミン、ミネラル、又は糖アルコー
ル以外の糖成分を加えることもできる。
湿性粉末を使用しうる。例えば、ステビア抽出物、微結
晶セルロース等の天然添加物、植物蛋白加水分解物(hy
drolyzed Vegetabele[plant] protein, HV[P]P)粉末ト
マト、食塩、果糖等の天然食料品、炭酸水素ナトリウム
(重曹)(膨張剤)、クエン酸カルシウム(強化剤)、
5’−グアニル酸二ナトリウム(呈味剤)等の食品添加
物を挙げることができる。本発明の好ましい吸湿性粉末
は、炭酸水素ナトリウム(重曹)若しくはクエン酸カル
シウムであり、特に好ましくは炭酸水素ナトリウム(重
曹)である。本発明では、上記の添加物以外にも種々の
添加物、例えば、ビタミン、ミネラル、又は糖アルコー
ル以外の糖成分を加えることもできる。
【0031】上記の例では円筒状の吸湿性粉末密封用ゲ
ル容器とその容器に吸湿性粉末を密封した食品を示した
が、該ゲル容器の形状は、食品の種類、食感等に応じて
適宜変更することができる。その場合、型1及び2の壁
面10及び17を該当する形状にしてモールドすればよ
い。この食品の形状と、本発明の可食性ゼラチンゲルを
組み合わせて、種々の食感、楽しみを有する食品を得る
ことが可能になる。
ル容器とその容器に吸湿性粉末を密封した食品を示した
が、該ゲル容器の形状は、食品の種類、食感等に応じて
適宜変更することができる。その場合、型1及び2の壁
面10及び17を該当する形状にしてモールドすればよ
い。この食品の形状と、本発明の可食性ゼラチンゲルを
組み合わせて、種々の食感、楽しみを有する食品を得る
ことが可能になる。
【0032】
【実施例】以下に本発明を実施例を基に更に詳細に説明
する。 実施例1 鍋でマルチトール(アマルティ(登録商標);東和化成
工業(株)製)70重量部、還元水飴(PO−60(登
録商標);東和化成工業(株))30重量部を混合し
た。この混合物は、単糖と2糖の合計が約85重量%、
3糖以上の糖の合計が15重量%である糖アルコール混
合物である。この糖アルコール溶液を81.4重量部と
なるように鍋で煮詰めた。この溶液にクエン酸1重量
部、その他色素、香料等(クチナシ色素、グリーンアッ
プルフレーバー)を合わせて2重量部添加し、その後溶
液の温度を70℃まで冷却した。この溶液とは別に調製
した、温度60℃のゼラチン(ブルーム300)の45
%溶液15.6重量部を先に調製した糖アルコール溶液
に加え、混合物のゼラチン濃度を7重量%に合わせた。
これによって固形分濃度を82重量%に調製したゲル溶
液100重量部を得た。次に、得られたゲル溶液をドー
ム形状のテフロン型を用いてモールドした。一昼夜放置
した後、テフロン型から取り出した。このものに食用ワ
ックスを塗り、凸版印刷(株)製のポリプロピレンとア
ルミ蒸着ポリエステルの張り合わせ無地包材料に入れ、
更にピロー包装して、温度20℃、相対湿度60%の環
境下に保存し、経時的に外観の変化を調査した。一方、
糖アルコールを使用した市販品についても同様の条件下
で調査した。その結果、市販品では、製造日から換算し
て2から3カ月後には再結晶化を起こしていたが、本発
明品は18カ月保存しても再結晶化を起こしておらず、
ゲル製品のテクスチャーに変化がなかった。
する。 実施例1 鍋でマルチトール(アマルティ(登録商標);東和化成
工業(株)製)70重量部、還元水飴(PO−60(登
録商標);東和化成工業(株))30重量部を混合し
た。この混合物は、単糖と2糖の合計が約85重量%、
3糖以上の糖の合計が15重量%である糖アルコール混
合物である。この糖アルコール溶液を81.4重量部と
なるように鍋で煮詰めた。この溶液にクエン酸1重量
部、その他色素、香料等(クチナシ色素、グリーンアッ
プルフレーバー)を合わせて2重量部添加し、その後溶
液の温度を70℃まで冷却した。この溶液とは別に調製
した、温度60℃のゼラチン(ブルーム300)の45
%溶液15.6重量部を先に調製した糖アルコール溶液
に加え、混合物のゼラチン濃度を7重量%に合わせた。
これによって固形分濃度を82重量%に調製したゲル溶
液100重量部を得た。次に、得られたゲル溶液をドー
ム形状のテフロン型を用いてモールドした。一昼夜放置
した後、テフロン型から取り出した。このものに食用ワ
ックスを塗り、凸版印刷(株)製のポリプロピレンとア
ルミ蒸着ポリエステルの張り合わせ無地包材料に入れ、
更にピロー包装して、温度20℃、相対湿度60%の環
境下に保存し、経時的に外観の変化を調査した。一方、
糖アルコールを使用した市販品についても同様の条件下
で調査した。その結果、市販品では、製造日から換算し
て2から3カ月後には再結晶化を起こしていたが、本発
明品は18カ月保存しても再結晶化を起こしておらず、
ゲル製品のテクスチャーに変化がなかった。
【0033】実施例2 糖アルコールとして還元水飴(PO−60(登録商
標);東和化成工業(株))70重量部、ソルビトール
30重量部を混合した。この混合物は、単糖と2糖の合
計が約80重量%、3糖以上の糖の合計が約20重量%
である糖アルコール混合物である。この糖アルコール溶
液を81.4重量部に煮詰め実施例1と同様にゲルを作
成し、調査した。本発明品は18カ月間保存しても再結
晶化しておらず、テクスチャーに変化はなかった。
標);東和化成工業(株))70重量部、ソルビトール
30重量部を混合した。この混合物は、単糖と2糖の合
計が約80重量%、3糖以上の糖の合計が約20重量%
である糖アルコール混合物である。この糖アルコール溶
液を81.4重量部に煮詰め実施例1と同様にゲルを作
成し、調査した。本発明品は18カ月間保存しても再結
晶化しておらず、テクスチャーに変化はなかった。
【0034】実施例3 糖アルコールとしてソルビトール47重量部、還元水飴
(PO−20(登録商標);東和化成工業(株))33
重量部、マルチトール(アマルティー(登録商標))2
0重量部を混合した。この混合物は、単糖と2糖の合計
が約75重量%、3糖以上の糖の合計が約25重量%で
ある糖アルコール混合物である。この糖アルコール溶液
を81.4重量部に煮詰め実施例1と同様にゲルを作成
し、調査した。本発明品は12カ月間保存しても再結晶
化しておらず、テクスチャーに変化はなかった。
(PO−20(登録商標);東和化成工業(株))33
重量部、マルチトール(アマルティー(登録商標))2
0重量部を混合した。この混合物は、単糖と2糖の合計
が約75重量%、3糖以上の糖の合計が約25重量%で
ある糖アルコール混合物である。この糖アルコール溶液
を81.4重量部に煮詰め実施例1と同様にゲルを作成
し、調査した。本発明品は12カ月間保存しても再結晶
化しておらず、テクスチャーに変化はなかった。
【0035】実施例4 糖アルコールとしてマルチトール(アマルティー(登録
商標))60重量部、及び還元水飴(PO−20(登録
商標);東和化成工業(株))40重量部を混合した。
この混合物は、単糖と2糖の合計が約70重量%、3糖
以上の糖の合計が約30重量%である糖アルコール混合
物である。この糖アルコール溶液を81.4重量部に煮
詰め実施例1と同様にゲルを作成し、調査した。本発明
品は12カ月間保存しても再結晶化しておらず、テクス
チャーに変化はなかった。
商標))60重量部、及び還元水飴(PO−20(登録
商標);東和化成工業(株))40重量部を混合した。
この混合物は、単糖と2糖の合計が約70重量%、3糖
以上の糖の合計が約30重量%である糖アルコール混合
物である。この糖アルコール溶液を81.4重量部に煮
詰め実施例1と同様にゲルを作成し、調査した。本発明
品は12カ月間保存しても再結晶化しておらず、テクス
チャーに変化はなかった。
【0036】実施例5 糖アルコールとしてマルチトール(アマルティー(登録
商標))52重量部、及び還元水飴(PO−20(登録
商標);東和化成工業(株))48重量部を混合した。
この混合物は、単糖と2糖の合計が約65重量%、3糖
以上の糖の合計が約35重量%である糖アルコール混合
物である。この糖アルコール溶液を81.4重量部に煮
詰め実施例1と同様にゲルを作成し、調査した。本発明
品は12カ月間保存しても再結晶化しておらず、テクス
チャーに変化はなかった。
商標))52重量部、及び還元水飴(PO−20(登録
商標);東和化成工業(株))48重量部を混合した。
この混合物は、単糖と2糖の合計が約65重量%、3糖
以上の糖の合計が約35重量%である糖アルコール混合
物である。この糖アルコール溶液を81.4重量部に煮
詰め実施例1と同様にゲルを作成し、調査した。本発明
品は12カ月間保存しても再結晶化しておらず、テクス
チャーに変化はなかった。
【0037】実施例6 糖アルコールとしてソルビトール94重量部、及び還元
水飴(PO−20(登録商標);東和化成工業(株))
6重量部を混合した。この混合物は、単糖と2糖の合計
が約95重量%、3糖以上の糖の合計が約5重量%であ
る糖アルコール混合物である。この糖アルコール溶液を
81.4重量部に煮詰め実施例1と同様にゲルを作成
し、調査した。本品は14日間保存すると再結晶化を起
こしていた。
水飴(PO−20(登録商標);東和化成工業(株))
6重量部を混合した。この混合物は、単糖と2糖の合計
が約95重量%、3糖以上の糖の合計が約5重量%であ
る糖アルコール混合物である。この糖アルコール溶液を
81.4重量部に煮詰め実施例1と同様にゲルを作成
し、調査した。本品は14日間保存すると再結晶化を起
こしていた。
【0038】実施例7 還元水飴(PO−40(登録商標);東和化成工業
(株))100重量部、従って単糖と2糖の合計が約5
4重量%、3糖以上の糖の合計が約46重量%である糖
アルコールを81.4重量部に煮詰め実施例1と同様に
ゲルを作成し、調査した。本品は、ゲルを調製した時点
ですでに柔らかかった。また、14日間保存すると、表
面に離水が発生していた。
(株))100重量部、従って単糖と2糖の合計が約5
4重量%、3糖以上の糖の合計が約46重量%である糖
アルコールを81.4重量部に煮詰め実施例1と同様に
ゲルを作成し、調査した。本品は、ゲルを調製した時点
ですでに柔らかかった。また、14日間保存すると、表
面に離水が発生していた。
【0039】実施例8 糖アルコールとして還元水飴(PO−60(登録商
標);東和化成工業(株))70重量部、及びソルビト
ール30重量部を混合した。この混合物は、単糖と2糖
の合計が約80重量%、3糖以上の糖の合計が約20重
量%である糖アルコール混合物である。この糖アルコー
ル溶液を81.4重量部に煮詰め実施例1と同様にゲル
を作成し、固形分濃度75重量%のゲルを得た。得られ
たゲルは柔らかく、7日間保存すると離水が発生してい
た。
標);東和化成工業(株))70重量部、及びソルビト
ール30重量部を混合した。この混合物は、単糖と2糖
の合計が約80重量%、3糖以上の糖の合計が約20重
量%である糖アルコール混合物である。この糖アルコー
ル溶液を81.4重量部に煮詰め実施例1と同様にゲル
を作成し、固形分濃度75重量%のゲルを得た。得られ
たゲルは柔らかく、7日間保存すると離水が発生してい
た。
【0040】また、上記の糖アルコール混合物は、固形
分濃度が88重量%を越え、90重量%に達すると、煮
詰めに時間がかかり、煮詰め液の粘度も高くなるので、
一般には、ゼラチン溶液を混合することが困難になる。
分濃度が88重量%を越え、90重量%に達すると、煮
詰めに時間がかかり、煮詰め液の粘度も高くなるので、
一般には、ゼラチン溶液を混合することが困難になる。
【0041】実施例9 糖アルコールとして還元水飴(PO−60(登録商
標);東和化成工業(株))70重量部、及びソルビト
ール30重量部を混合した。この混合物は、単糖と2糖
の合計が約80重量%、3糖以上の糖の合計が約20重
量%である糖アルコール混合物である。この糖アルコー
ル溶液を65.9重量部に煮詰め、ゼラチン(ブルーム
100)の45%溶液31.1重量部を加え、ゼラチン
濃度を14重量%に合わせ、その他は、実施例1と同様
にゲルを作成した。得られたゲルを調査したところ、1
2カ月保存しても再結晶化しておらず製品のテクスチャ
ーに変化はなかった。
標);東和化成工業(株))70重量部、及びソルビト
ール30重量部を混合した。この混合物は、単糖と2糖
の合計が約80重量%、3糖以上の糖の合計が約20重
量%である糖アルコール混合物である。この糖アルコー
ル溶液を65.9重量部に煮詰め、ゼラチン(ブルーム
100)の45%溶液31.1重量部を加え、ゼラチン
濃度を14重量%に合わせ、その他は、実施例1と同様
にゲルを作成した。得られたゲルを調査したところ、1
2カ月保存しても再結晶化しておらず製品のテクスチャ
ーに変化はなかった。
【0042】本実施例の結果から、添加するゼラチンの
ブルームによって、ゼラチンの添加濃度に幅が生じるこ
とがわかる。シュガーレスのゲルとしては、ブルーム3
00程度のゼラチンで、最低6重量%は添加する必要が
ある。上記実施例1から9の結果を表1にまとめて示し
た。
ブルームによって、ゼラチンの添加濃度に幅が生じるこ
とがわかる。シュガーレスのゲルとしては、ブルーム3
00程度のゼラチンで、最低6重量%は添加する必要が
ある。上記実施例1から9の結果を表1にまとめて示し
た。
【0043】
【表1】
【0044】実施例10 以下に本発明のゲルを使用した吸湿性粉末入りゼラチン
ゲル食品の製造例を示す。
ゲル食品の製造例を示す。
【0045】図1及び図2に示したような形状を有する
アルミ型1及び2を用意した。該アルミ型1及び2は、
a=20mm、b=10mm、c=3mm、d=20m
m、e=5mmの各寸法を有している。このような型1
及び2の壁面10から13及び型2の壁面16及び17
に食用ワックスを塗布し、実施例1と同様に調製された
本発明の可食性ゼラチンゲル溶液を流し込み、モールド
した。20℃、相対湿度40%の環境下で、7日間放置
した後、型から取り出し吸湿性粉末密封用ゲル容器の本
体及び蓋を得た。容器本体は、外径20mm、高さ8m
mの円筒形状の容器であり、内部に、直径10mm、高
さ5mmの空隙を有している。また容器の蓋は、外径2
0mm高さ5mmの円筒形をしている。
アルミ型1及び2を用意した。該アルミ型1及び2は、
a=20mm、b=10mm、c=3mm、d=20m
m、e=5mmの各寸法を有している。このような型1
及び2の壁面10から13及び型2の壁面16及び17
に食用ワックスを塗布し、実施例1と同様に調製された
本発明の可食性ゼラチンゲル溶液を流し込み、モールド
した。20℃、相対湿度40%の環境下で、7日間放置
した後、型から取り出し吸湿性粉末密封用ゲル容器の本
体及び蓋を得た。容器本体は、外径20mm、高さ8m
mの円筒形状の容器であり、内部に、直径10mm、高
さ5mmの空隙を有している。また容器の蓋は、外径2
0mm高さ5mmの円筒形をしている。
【0046】次に、この容器本体内部の空隙に、重曹
0.1重量部、ミント粉末0.1重量部、エリスリトー
ル0.1重量部、及びビタミンB1 0.001重量部を
混合した吸湿性粉末混合物を入れ、蓋をかぶせ、水で該
容器本体と蓋を接着し、20℃、相対湿度40%の環境
下に7日間放置し、発泡性ゲル食品を調製した。得られ
た食品は、離水や再結晶化を起こさず、保存安定性がよ
かった。従って、長期間美味しさ、食感等を良好に保つ
ことができた。更に炭酸が口中に広がるためインパク
ト、楽しみのある食品であった。
0.1重量部、ミント粉末0.1重量部、エリスリトー
ル0.1重量部、及びビタミンB1 0.001重量部を
混合した吸湿性粉末混合物を入れ、蓋をかぶせ、水で該
容器本体と蓋を接着し、20℃、相対湿度40%の環境
下に7日間放置し、発泡性ゲル食品を調製した。得られ
た食品は、離水や再結晶化を起こさず、保存安定性がよ
かった。従って、長期間美味しさ、食感等を良好に保つ
ことができた。更に炭酸が口中に広がるためインパク
ト、楽しみのある食品であった。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、通常6カ月程度である
賞味期間を12カ月以上、中には18カ月に渡るほどに
大幅に延長することが可能である。このような長期間安
定して品質を保持できるため、商品の流通や、品質管理
の面での改善を図ることができる。また、本発明の可食
性ゼラチンゲルは、シュガーレスのものであるので、低
カロリーであり、しかも虫歯を気にすることなく食すこ
とができる。
賞味期間を12カ月以上、中には18カ月に渡るほどに
大幅に延長することが可能である。このような長期間安
定して品質を保持できるため、商品の流通や、品質管理
の面での改善を図ることができる。また、本発明の可食
性ゼラチンゲルは、シュガーレスのものであるので、低
カロリーであり、しかも虫歯を気にすることなく食すこ
とができる。
【0048】本発明の吸湿性粉末密封用ゲル容器は、本
発明の可食性ゼラチンゲルを使用しているので吸湿性を
気にすることなく、重曹のような熱や水に反応性のある
発泡性粉末、糖、ミネラル、ビタミン等を該容器に密封
することができる。本発明の吸湿性粉末密封用ゲル容器
を使用した吸湿性粉末入りゲル食品は、上記のような発
泡剤等を含有するため、消費者に食感等に由来するイン
パクトや楽しみを与えることができる。また、低カロリ
ーで美味しい食品を提供することも可能である。
発明の可食性ゼラチンゲルを使用しているので吸湿性を
気にすることなく、重曹のような熱や水に反応性のある
発泡性粉末、糖、ミネラル、ビタミン等を該容器に密封
することができる。本発明の吸湿性粉末密封用ゲル容器
を使用した吸湿性粉末入りゲル食品は、上記のような発
泡剤等を含有するため、消費者に食感等に由来するイン
パクトや楽しみを与えることができる。また、低カロリ
ーで美味しい食品を提供することも可能である。
【図1】 図1は、本発明の吸湿性粉末密封用ゲル容器
を調製するための型の一例の平面図である。
を調製するための型の一例の平面図である。
【図2】 図2は、本発明の吸湿性粉末密封用ゲル容器
を調製するための型の一例の断面図である。
を調製するための型の一例の断面図である。
【図3】 図3は、図1及び2に示された型で製造され
た吸湿性粉末密封用ゲル容器の断面図である。
た吸湿性粉末密封用ゲル容器の断面図である。
【図4】 図4は、吸湿性粉末を収容した吸湿性粉末入
りゲル食品の断面図である。
りゲル食品の断面図である。
1…型1;2…型2;10、11、12、13、16、
17…壁面;14、18…凹部;15…凸部;a…壁面
10の直径;b…壁面12の直径(凸部15の直径);
c…凸部15と壁面10との高さの差(吸湿性粉末密封
用ゲル容器本体の底部の厚み);d…壁面16の直径;
e…壁面16の高さ。
17…壁面;14、18…凹部;15…凸部;a…壁面
10の直径;b…壁面12の直径(凸部15の直径);
c…凸部15と壁面10との高さの差(吸湿性粉末密封
用ゲル容器本体の底部の厚み);d…壁面16の直径;
e…壁面16の高さ。
Claims (5)
- 【請求項1】 糖アルコールに、ゼラチン及び酸を加え
て調製される可食性ゼラチンゲルにおいて、前記糖アル
コールが、単糖及び/又は2糖の小さな糖成分と、3糖
以上の大きな糖成分とからなり、該小さな糖成分と該大
きな糖成分との比が、糖アルコールの全量を100重量
%とした場合、該小さな糖成分:大きな糖成分=65重
量%:35重量%から85重量%:15重量%であり、
ゼラチンの添加濃度が、ゲル全量を100重量%とした
場合、6重量%から16重量%の範囲であり、且つ酸の
添加濃度が、ゲル全量を100重量%とした場合、0.
6重量%から1.8重量%であり、更に可食性ゼラチン
の固形分濃度が、ゲル全量を100重量%とした場合、
80から88重量%であることを特徴とする可食性ゼラ
チンゲル。 - 【請求項2】 請求項1に記載の可食性ゼラチンゲルで
あって、前記酸がアジピン酸、クエン酸、グルコノデル
タラクトン、グルコン酸、DL−酒石酸より成る群から
選択されることを特徴とする可食性ゼラチンゲル。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の可食性ゼラチン
ゲルをモールドすることによって形成される吸湿性粉末
密封用ゲル容器。 - 【請求項4】 請求項3に記載の吸湿性粉末密封用ゲル
容器に吸湿性粉末を密封した吸湿性粉末入りゲル食品。 - 【請求項5】 請求項4に記載の吸湿性粉末入りゲル食
品であって、前記吸湿性粉末が、ステビア抽出物、微結
晶セルロース、植物蛋白加水分解物、粉末トマト、食
塩、果糖、炭酸水素ナトリウム、クエン酸カルシウム、
5’−グアニル酸二ナトリウムより成る群から選択され
ることを特徴とする吸湿性粉末入ゼラチンゲル食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6153809A JPH089901A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 長期保存可能な可食性ゼラチンゲル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6153809A JPH089901A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 長期保存可能な可食性ゼラチンゲル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH089901A true JPH089901A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15570589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6153809A Pending JPH089901A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 長期保存可能な可食性ゼラチンゲル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH089901A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-07-05 JP JP6153809A patent/JPH089901A/ja active Pending
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