JPH0898766A - 蓋の開閉装置 - Google Patents

蓋の開閉装置

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JPH0898766A
JPH0898766A JP7171193A JP17119395A JPH0898766A JP H0898766 A JPH0898766 A JP H0898766A JP 7171193 A JP7171193 A JP 7171193A JP 17119395 A JP17119395 A JP 17119395A JP H0898766 A JPH0898766 A JP H0898766A
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lid
drive arm
operation button
closing device
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シャムロイ エリック
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カルティニィ ミッシェル
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    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/08Pressure-cookers; Lids or locking devices specially adapted therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
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    • A47J27/08Pressure-cookers; Lids or locking devices specially adapted therefor
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋を容器本体に固定すると共にこの固定状態
を解除し得る蓋の開閉装置を提供する。 【解決手段】 駆動アーム20a, 20bによって蓋1
の上に半径方向に移動可能に装着された締付け片15
a, 15bの開閉を操作する装置であって、締付け片1
5a, 15bは、蓋1を容器本体2に固定することによ
って圧力容器、例えば調理用の圧力容器を気密に閉じる
ようにしたものにおいて、蓋1の上をほぼ半径方向に一
定の行程に沿って移動可能に装着された解除操作ボタン
56を備え、この解除操作ボタン56はその移動時に、
駆動アーム20a, 20bに作用するように案内されて
駆動アーム20a, 20bおよび締付け片15a, 15
bの半径方向の移動を操作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、調理
容器、好ましくは圧力鍋を構成するために蓋を容器本体
に固定し、この固定状態を解除する装置の技術分野に属
し、締付け片の移動を操作することによって固定を確実
にする装置であって、駆動アームにより蓋の上に半径方
向に移動可能に装着された締付け片の開閉を操作するこ
とにより、この締付け片が蓋を容器本体に確実に固定し
て内部を封止するようにした開閉装置に関する。
【0002】なお、本明細書の記述は、本件特許出願の
優先権の基礎たるフランス国特許出願第9408585
号(1994年7月6日出願)の明細書および図面の記
載に基づくものであって、このフランス国特許出願を参
照することによって、当該フランス国特許出願の明細書
および図面の記載内容が本明細書の一部分を構成するも
のとする。
【0003】
【従来の技術】蓋に半径方向に移動可能に装着された締
付け片を有する固定あるいは固定解除装置を利用した調
理用の圧力容器は、WO−92/03080などで既に
知られている。上記締付け片は2個からなり、圧力容器
の回転対称軸に対して直径方向に一直線状に並ぶように
配置され、締付け片の閉位置において容器本体の周縁を
締め付けることにより、圧力容器を気密に塞ぐようにし
ている。逆に、締付け片が固定解除位置において、蓋を
外して圧力容器を開けることが可能となっている。締付
け片の移動操作は、操作手段により、具体的には、蓋の
中央位置に軸方向に移動可能に装着された開閉用ボタン
を介して行われる。この操作手段は、係合面を備え、こ
の係合面は開閉用ボタンが移動したとき、締付け片に連
動する傾斜カム面に作用することにより、締付け片を半
径方向に移動させるようにしている。
【0004】従って、この種の操作装置は、公知の方法
によれば、軸方向の移動を半径方向の移動に変換するこ
とにより、締付け片が開位置と閉位置との間を半径方向
に移動するようになっている。この種の装置は、特に、
蓋と容器本体との間の相対的位置を、例えば、回転方向
の割り出し位置決めなどによって正確に設定する必要が
ない点で、調理用の圧力容器を閉位置に固定する装置の
改善に積極的に貢献していることは確かである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の装置においては、特に半径方向に移動可能な一連の部
品を利用して締付け片の移動制御を相対的に行っている
ことが明らかである。既に提案されている構成による
と、平行移動と回転といったような運動の組合せが必要
であるため、大きな摩耗が発生する危険があり、製造コ
ストが嵩む上に開閉動作の信頼性が望み得るものとはな
っていないという問題がある。
【0006】さらに注目すべきことは、従来の操作機構
では、部品が相対的に移動するので、使用者側に相対的
に大きな操作負担が課されることである。
【0007】さらに明らかなことは、WO−92/03
080に記載された従来の装置では、締付け片の移動操
作装置を利用しているものの、使用上の安全性と人間工
学面の配慮が最適化されていないことである。事実、締
付け片の開閉を操作するために蓋の中央位置に設けられ
た開閉用ボタンに頼ると、開閉用ボタンを押し込んで締
付け片を半径方向に移動させ、締付け片の開閉を同時に
制御することになるので、これは人間工学面では煩わし
く、安全性の面では危険を伴うことになる。
【0008】このことから明らかなように、締付け片を
開き、あるいは閉じるという2つの相反機能を得るため
に操作を同一方向に行うと、使用者は、押し込み操作
と、その結果生じる締付け片の開閉との間の異なる関連
性を、自然にしかも本能的に覚えておくことが困難とな
る。この場合、同じ操作を行っても、得られる結果は異
なることになる。また、開閉用ボタンは圧力容器および
蓋のつまみとしての働きもするので、使用者は圧力下に
置かれた圧力容器をつまみをもって持ち運ぶ可能性があ
り、前述したように記憶が困難であるために、使用者が
開閉用ボタンを誤って操作すると、蓋が開いてしまうと
いう可能性が生ずることになる。
【0009】
【発明の目的】本発明の目的は、容器を持ち運ぶときに
操作の安全性を向上させた締付け片の開閉のための新規
な蓋の開閉装置を提供することにある。
【0010】本発明の別の目的は、蓋の閉操作と開操作
とが別々な操作によって行われるように区別した蓋の開
閉装置を提供することにある。
【0011】本発明のさらに別の目的は、操作装置全体
の人間工学面を向上させた蓋の開閉装置を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による蓋の開閉装
置は、駆動アームにより蓋の上に半径方向に移動可能に
装着され、容器本体に対して前記蓋を一体的に固定する
ための締付け片を有する蓋の開閉装置において、前記蓋
の上にほぼ半径方向に所定量移動可能に装着されると共
に前記駆動アームに係合して前記駆動アームの前記半径
方向の移動を操作し得る操作手段を設けたことを特徴と
するものである。
【0013】ここで、前記操作手段は、前記駆動アーム
に係合して前記駆動アームを径方向外側および径方向内
側に移動させるものであることが好ましく、前記蓋の上
に前記容器本体の軸方向に移動可能に装着されて前記駆
動アームを径方向内側に移動させる固定操作ボタンと連
動するように設けることも可能である。この場合、前記
操作手段は、前記駆動アームを固定解除位置に保持する
固定解除保持手段を有し、前記固定操作ボタンは、この
固定解除保持手段の作動を操作する解放手段を有するも
のであっても良い。
【0014】また、前記操作手段は、手動にて操作され
る解除操作ボタンを有し、この解除操作ボタンは、カム
機構を介して前記駆動アームと係合し、前記駆動アーム
を引き離すように作用することが望ましく、前記固定解
除保持手段は、前記カム機構のカム面に設けられ、かつ
前記駆動アームと一体の爪部が係止し得る切欠き部を有
することが有効である。そして、前記固定操作ボタン
は、その押し込み操作によって前記駆動アームを移動す
るようにその軸方向に移動可能であることが好ましく、
前記解放手段は、前記固定操作ボタンの軸方向移動に伴
って前記解除操作ボタンに作用し得る作動フィンガ部を
有するものであっても良い。さらに、前記操作手段およ
び前記固定操作ボタンを前記蓋の中央部に装着すること
により、蓋のつまみ部を構成することが可能である。
【0015】従って、蓋を容器本体に置く場合、締付け
片を開き、解除操作ボタンを半径方向に作動させる。こ
れにより、カム機構のカム面に爪部が案内されて駆動ア
ームが締付け片と共に相互に離れて行く。解除操作ボタ
ンが容器本体の半径方向に平行移動すると、2つの締付
け片が同じく半径方向、つまり、解除操作ボタンの移動
方向と直交する方向に平行移動し、締付け片は固定解除
位置に達し、容器本体に対して蓋を着脱することが可能
となる。
【0016】容器本体に対して蓋を固定する場合、固定
操作ボタンを押し下げることにより、この固定操作ボタ
ンが軸方向に移動し、解除操作ボタンは径方向外側に徐
々に後退する。この移動の途中で、爪部はまず切欠き部
から解放され、次に、締付け片が相互に近付くように、
固定位置へ向かって徐々に移動する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明による蓋の開閉装置を調理
用の圧力容器に応用した一実施例について、図1〜図4
を参照しながら詳細に説明する。
【0018】本実施例による圧力容器の上部の断面構造
を表す図1およびその平面形状を表す図2に示すよう
に、この圧力容器は、例えば、軸線X−X′を回転対称
軸とするほぼ円筒形の容器本体2と、この容器本体2に
液密に被せられる蓋1とで主要部が構成されており、こ
れら蓋1と容器本体2との間に介装される、例えば、リ
ップ気密ジョイント3によって、容器本体2内が液密に
保持されるようになっている。
【0019】容器本体2は、従来と同じように、ステン
レス鋼などの金属材料から作られており、例えば、加熱
鍛造加工によって容器本体2と一体になった熱伝導性の
良好な図示しない底部を備えている。この容器本体2
は、当該容器本体2の側壁に固定された取り付け金具6
にねじ部材7を介して取り付けられる取っ手5の如き把
持手段も備えている。
【0020】蓋1は、所定形状の閉塞円板8を備え、こ
の閉塞円板8は、その周縁に溝形断面のフランジ状をな
す凹部9の領域を備えている。この凹部9は、リップ気
密ジョイント3を収納する座として機能し、容器本体2
に対してリップ気密ジョイント3と共に蓋1の閉塞気密
を保持する。
【0021】前記閉塞円板8には、少なくとも1つの開
口が形成されている。この開口は、例えば、図1に示す
下方の停止位置と、上方の停止位置との間を、当該開口
内で軸方向(図1中、上下方向)に摺動自在に設けられ
たロック弁10の通過と装着を可能にするものである。
【0022】ロック弁10は、公知のように、安全ピン
で構成することができ、その主要機能は、圧力下に置か
れている圧力容器内に現在発生している圧力を目に見え
る形で使用者に知らせることである。ロック弁10と開
口との間の水蒸気の気密性を向上させるために、ジョイ
ント11を介装することが好ましい。このジョイント1
1は、ロック弁10の下端部に形成した径方向外側に突
出するフランジ12に当接することによって、所定位置
に保持されている。
【0023】蓋1は、少なくとも2つの締付け片15
a, 15bもまた備えており、これら締付け片15a,
15bは、閉塞円板8の上を半径方向(図1中、左右方
向)に移動可能に装着され、図1および図2に示すよう
に蓋1が容器本体2に固定される固定位置と、図3に示
す固定解除位置との間を移動する。従来の締付け片15
a, 15bは、圧力容器の形状に合致した断面U字形の
セグメントとなっているのが一般的であるが、本実施例
では、所定長の円弧状に形成されている。各締付け片1
5a, 15bは、下縁部16と上縁部17とを備え、そ
れぞれ容器本体2の周縁部2aと凹部9とを挟み込んで
これらを一体的に締め付けるようになっている。
【0024】また、締付け片15a, 15bの各々は、
駆動要素を介して蓋1上を移動可能に装着されている。
この駆動要素は、直径方向に一直線状に配置され、それ
らの径方向外側の端部21が例えば溶接によって締付け
片15a, 15bの上縁部17に一体的に接合された駆
動アーム20a, 20bからなっている。図1〜図4に
示した本実施例における各駆動アーム20a, 20b
は、閉塞円板8の形状に合致するように、例えば、直線
状の金属製型材からなり、横断面がU字状になってい
る。つまり、そのウェブ部が圧力容器の外側に向き、そ
の両側縁部22も圧力容器の外側に突出している。
【0025】前記駆動アーム20a, 20bは、これら
が半径方向(図1中、左右方向)に移動したとき、少な
くとも一部が相互に重なり合うような長さになってい
る。例えば、駆動アーム20a, 20bの一方が、自動
的に半径方向に案内されて他方の中に入るようになって
いる。つまり、一方の駆動アーム20aは雄側アームと
なり、他方の駆動アーム20bは雌側アームとなって、
雄側の駆動アーム20aが雌側の駆動アーム20bの内
側に滑り込むようになっている。駆動アーム20a, 2
0bの相対的案内は、各駆動アーム20a, 20bの両
側縁部22が相互に摺動し合うことによって得られる。
このような構成にすると、各駆動アーム20a, 20b
が半径方向に摺動した時に起こり得る変形のおそれが減
少し、また、各締付け片15a, 15bの直線移動を完
全な形で制御できることは明らかである。
【0026】本実施例によると、各駆動アーム20a,
20bは、各駆動アーム20a, 20bのウェブ部を貫
通するように設けられたロック穴25a, 25bを有す
る。各ロック穴25a, 25bの位置は、各駆動アーム
20a, 20bの長さに応じて決められており、締付け
片15a, 15bが固定位置にある時、ロック穴25
a, 25bが同心状に並ぶようになっている。つまり、
ロック穴25a, 25bの位置は、締付け片15a, 1
5bが固定位置にある時、ロック弁10の位置と同様
に、開口に対して同一軸線上に並ぶように設定されてい
る。このような構成にすると、ロック弁10は圧力容器
内の圧力に応じた一定の上下位置を占めことができ、特
に、ロック弁10がロック穴25a, 25bの各々に入
り込む上方位置を占めることができるので、締付け片1
5a, 15bが固定位置に保持されることになる。
【0027】当然のことであるが、このような固定位置
が得られるのは、締付け片15a,15bが固定位置を
確実に占めるからである。このことによってのみ、ロッ
ク弁10はロック穴25a, 25b内を同時に通過する
ことが可能になる。蓋1を閉じようとしたときや、ロッ
ク穴25a, 25bが同一軸線上に並ばなかったような
場合には、ロック弁10は上昇しないので、水蒸気が圧
力容器の外に漏れ、圧力の上昇が防止される。
【0028】上述した駆動アーム20a, 20bの直線
的かつ半径方向の移動は、蓋1と一体になった別の案内
手段によって案内されることが好ましい。本発明では、
この案内手段として、駆動アーム20a, 20bをその
長さの大部分に亙って保持する支持部材30を採用して
いる。
【0029】この支持部材30は、横断面がU字状の板
材によって構成され、この支持部材30は駆動アーム2
0a, 20bを挟むように囲繞し、U形状をなすウェブ
部の内面は閉塞円板8側に向いている。支持部材30
は、支持部材30の長手方向に沿った軸線Y−Y′(図
2参照)を挟んで斜に向き合うように配置された2つの
アンカ部31, 32を介して閉塞円板8と一体に固定し
ておくことが好ましい。これらアンカ部31, 32は、
ねじなどの固定手段で構成することが可能であるが、安
全弁などの圧力調整手段を装着するための座として利用
することも可能である。
【0030】なお、上述したU字状の支持部材30の向
きを上下逆にして取り付けることも可能である。この場
合、支持部材30の内面は圧力容器の内側に向き、一方
が他方に入り込む駆動アーム20a, 20bは、この支
持部材30にも入り込むようになっている。つまり、こ
のような構成を採用した場合にも、支持部材30は駆動
アーム20a, 20bの摺動を案内する案内手段として
機能する。また、この案内手段として、閉塞円板8と一
体か、あるいは一部が一体となったリブ状突起や、これ
と類似する他の手段で構成することも可能である。
【0031】何れにしろ、案内手段、特に断面がU形状
の支持部材30は、駆動アーム20a, 20bを直線的
に摺動させる補助的役割を持つ他に、可動部分の構造を
強固にすることによって、締付け片15a, 15bの移
動を確実に保証する補完的役割も併せ持つ。
【0032】前記締付け片15a, 15bの開位置と閉
位置に対応する、それぞれの終端位置の間の駆動アーム
20a, 20bの移動行程は、雄側の駆動アーム20a
に設けられたスリット40によって制限されることが好
ましく、この間を雌側の駆動アーム20bと一体の爪部
41aが移動できるようにしている。従って、駆動アー
ム20a, 20bの移動行程は、爪部41aがスリット
40の両端の一方または他方に突き当たることにより制
限される。
【0033】本実施例における支持部材30は、ロック
穴25a, 25bおよび開口と同一線上に並び、かつロ
ック弁10の下部より外径が小さい上部が係止する開口
を有し、これによってロック弁10を懸架できるようし
ている。このようにすると、ロック弁10が下方位置に
あるとき、駆動アーム20a, 20bを相対的に摺動さ
せることができ、これに伴って締付け片15a, 15b
が同時に自由に摺動することになる。この場合、駆動ア
ーム20a, 20bは、例えば、それぞれが駆動アーム
20a, 20bの各々に一体に形成された2つの脚部4
5a, 45b間に掛け渡された引っ張りばね45による
弾性復帰手段によって、常に固定位置に付勢されること
が好ましい。
【0034】本実施例では、締付け片15a, 15bの
移動を操作する開閉操作制御手段50も有する。この開
閉操作制御手段50は、各締付け片15a, 15bを蓋
1の固定および固定解除に対応した所定位置に案内する
働きを有する。
【0035】また、図1の軸線X−X′回りに90度位
相をずらして開閉操作制御手段50の部分を抽出拡大し
た図4に示すように、本実施例における開閉操作制御手
段50は、蓋1の上をほぼ軸方向(図4中、上下方向)
に移動可能に装着された固定操作ボタン52と共に蓋1
のつまみ部51を構成し、蓋1の上にほぼ半径方向(図
4中、紙面に対して垂直な方向)に移動可能に装着され
て固定操作ボタン52と連動するように結合される操作
手段を有する。
【0036】開閉操作制御手段50は、蓋1および固定
操作ボタン52と一体になったつまみ部51を構成し、
固定操作ボタン52は、つまみ部51内に復帰用圧縮ば
ね52aによって軸方向に弾性的に移動可能に装着され
ている。復帰用圧縮ばね52aは、固定操作ボタン52
が図4に示す上方位置を保つように付勢している。固定
操作ボタン52は、その下部に作動フィンガ53を有
し、この作動フィンガ53は、傾斜した作用面54を有
し、固定操作ボタン52を押し込んだとき、操作手段の
一部を構成する解除操作ボタン56に設けられた作用受
け面55と当接し合うようになっている。
【0037】前記操作手段は、一定の行程に沿って蓋1
上に取り付けられ、その移動時にその行程の両終端間を
案内され、駆動アーム20a, 20bに連動して駆動ア
ーム20a, 20bの半径方向の移動を制御するように
なっている。本実施例による解除操作ボタン56は、こ
れを操作することによって、駆動アーム20a, 20b
が外側に向かう半径方向に、つまり、締付け片15a,
15bが徐々に離れていく方向(図1中、左右方向)に
移動するように作用し、固定解除の終端位置まで到達す
るように保証する。本実施例では、操作手段が固定操作
ボタン52と連動するように結合され、固定操作ボタン
52をその軸方向に押し込むことによって、駆動アーム
20a, 20bが内側に向かう半径方向に移動するよう
に、つまり、締付け片15a, 15bが固定位置の方向
に移動するように作動する。この目的のため、操作手段
は、つまみ部51の下に取り付けられた解除操作ボタン
56を有する。この解除操作ボタン56は、操作個所5
7が高くなっており、使用者の手が届きやすくなってい
る。また、操作手段には二等辺三角形の一対の斜辺を形
成する左右対称のカム面58a, 58bを形成したカム
板58を有し、駆動アーム20a, 20bと一体の係合
手段が摺接するようになっている。
【0038】本実施例における係合手段は、駆動アーム
20aと一体に形成された爪部41aと、駆動アーム2
0bと一体に形成された爪部41abとを有する。カム
板58が蓋1の半径方向(図3中、上下方向)に移動す
ると、爪部41a, 41bも半径方向(図3中、左右方
向)に移動するが、その移動方向は解除操作ボタン56
の移動方向に対して90度交差した方向になっている。
カム面58a, 58bがカム板58の移動方向に対して
斜めになっているので、カム板58は駆動アーム20
a, 20bに作用するように係合し、使用者が操作個所
57を押すと、駆動アーム20a, 20bが徐々に離れ
るようになっている。
【0039】上述した案内手段として、駆動アーム20
a, 20bを囲む支持部材30を採用した場合、この支
持部材30は二つの開口40a, 40bを有する。これ
らの開口40a, 40bは、爪部41a, 41bを通過
させてこれらを半径方向(図3中、左右方向)に移動可
能にするためのものであり、支持部材30のウェブ部に
設けられている。また、これらの開口40a, 40b
は、二次的機能として爪部41a, 41bの移動端を規
定するストッパの働きを有し、各アーム20a,20b
の移動行程を制限することによって、締付け片15a,
15bが蓋1から外れるのを防止する。
【0040】本実施例におけるカム面58a, 58bに
は、例えば、半円形の二つの切欠き部60a, 60bが
形成されることが好ましい。これらの切欠き部60a,
60bは、何れの場合も、爪部41a, 41bの形状に
対応した形状となっており、前記爪部41a, 41bが
切欠き部60a, 60bにそれぞれ入り込み、駆動アー
ム20a, 20bの動きが止まった時の位置に対応して
締付け片15a, 15bの安定した固定解除位置を決め
るようになっている。
【0041】締付け片15a, 15bが固定解除位置に
ある場合、固定操作ボタン52を押し込むと、その作動
フィンガ53は、作用受け面55に当接して解除操作ボ
タン56を押し戻す。これにより、爪部41a, 41b
が切欠き部60a, 60bから抜け外れ、固定解除位置
に保持された状態が解除される。
【0042】本実施例においては、操作手段および固定
操作ボタン52は、蓋1の中央位置に取り付けられて蓋
1のつまみ部51全体を構成している。この場合、蓋1
のつまみ部51全体を操作手段および固定操作ボタン5
2と別体に切り離すことも可能であることはもちろんで
ある。また、開閉操作制御装置50を操作手段だけで構
成することも可能である。この場合、操作手段は駆動ア
ーム20a, 20bが半径方向の両方向に移動するのを
制御することだけを行い、解除操作ボタン56は、駆動
アーム20a, 20bに作用して、上述したように外側
に向かう半径方向と、内側に向かう半径方向とに移動可
能とする。そして、解除操作ボタン56は単純な操作ボ
タンで構成し、その形状は使用者が操作ボタンを押す
か、あるいは引くだけで締付け片15a, 15bが相互
に離れるか、あるいは重なり合うようにする。
【0043】なお、蓋1には、上述した機構全体を覆う
保護板65を設けることも可能であり、本実施例では、
この保護板65が支持部材30とつまみ部51との間に
挟持された状態となっている。
【0044】従って、蓋1を容器本体2の上に被せる場
合、締付け片15a, 15bを開き、解除操作ボタン5
6を半径方向(図4中、左方向)に作動させる必要があ
る。これにより、カム板58が摺動してそのカム面58
a, 58bに当接する爪部41a, 41bが図2に示す
ように徐々に押し広げられて行く。このようにして、解
除操作ボタン58が徐々に移動すると、駆動アーム20
a, 20bも徐々に離れて行き、これと同時に締付け片
15a, 15bが離れて行く。
【0045】このように、解除操作ボタン56が半径方
向に移動すると、2つの締付け片15a, 15bも同じ
く半径方向に、しかし、解除操作ボタン56の移動方向
と直交する方向に移動する。移動の終端は、図3に示す
ように、各爪部41a, 41bが切欠き部60a, 60
bに嵌入したときの位置によって決まる。これらの移動
の先の締付け片15a, 15bの停止位置は、爪部41
a, 41bが開口40a, 40bの終端に突き当たるこ
とによって決まる。この位置まで来ると、締付け片15
a, 15bは安定した固定解除位置になるので、容器本
体2に対して蓋1を着脱することが可能にする。
【0046】容器本体2に蓋1を被せて圧力容器を閉じ
る、つまり、締付け片15a, 15bを固定位置にする
ためには、固定操作ボタン52を押し下げることによっ
て行い、これにより、固定操作ボタン52が軸方向の作
用を受けることになる。固定操作ボタン52がつまみ部
51に押し込まれると、作用面54が解除操作ボタン5
6に形成した作用受け面55に押し当たり、解除操作ボ
タン56が径方向外側に徐々に押し出されることにな
る。この移動の途中で、爪部41a, 41bは、まず切
欠き部60a, 60bから抜け外れ、次に、締付け片1
5a, 15bが相互に重なり合うように、それぞれの固
定位置へ向かって徐々に径方向内側に移動する。この固
定位置への復帰は、引っ張りばね45のばね力により、
各締付け片15a, 15bが蓋1と容器本体2の周縁部
2aとを挟み込むように移動することによって達成され
る。
【0047】締付け片15a, 15bが完全に閉じた位
置になると、ロック穴25a, 25bは同一線上に並ぶ
ことになり、以上のようにして圧力容器が気密に閉じら
れたあと、圧力の上昇に伴ってロック弁10がロック穴
25a, 25bを通り、上方位置に持ち上げられる。ロ
ック弁10がロック穴25a, 25bに入ると、駆動ア
ーム20a, 20bの各々が所定位置に固定され、これ
と同時に対応する各締付け片15a, 15bが所定位置
に固定されることになる。
【0048】
【発明の効果】本発明の蓋の開閉装置によると、操作手
段および固定操作ボタンを蓋の中央部に設けて蓋のつま
み部を構成するようにしたので、容器を持ち運ぶ際の操
作の安全性を向上させることができる。
【0049】また、蓋の閉操作と開操作とが別々な操作
によって行うことが可能であり、この結果、締付け片を
固定状態にするために必要な操作は、固定解除のために
必要な操作と切り離されているので、蓋を開閉するため
の操作ミスを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による蓋の開閉装置を調理用の圧力容器
に応用した一実施例の内部構造を表す断面図である。
【図2】図1に示した本実施例の平面図であり、締付け
片が固定位置にある状態を示す。
【図3】締付け片が固定解除位置にある状態における図
1に示した実施例の平面図である。
【図4】本発明によるつまみ部を構成する操作手段の部
分の断面図である。
【符号の説明】
1 蓋 2 容器本体 2a 周縁部 3 リップ気密ジョイント 5 取っ手 6 取り付け金具 7 ねじ部材 8 閉塞円板 9 凹部 10 ロック弁 11 ジョイント 12 フランジ 15a, 15b 締付け片 16 下縁部 17 上縁部 20a, 20b 駆動アーム 21 端部 22 両側縁部 25a, 25b ロック穴 30 支持部材 31, 32 アンカ部 40 スリット 40a, 40b 開口 41a, 41b 爪部 45 引っ張りばね 45a, 45b 脚部 50 開閉操作制御手段 51 つまみ部 52 固定操作ボタン 52a 復帰用圧縮ばね 53 作動フィンガ 54 作用面 55 作用受け面 56 解除操作ボタン 57 操作個所 58a, 58b カム面 58 カム板 60a, 60b 切欠き部 65 保護板

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動アームにより蓋の上に半径方向に移
    動可能に装着され、容器本体に対して前記蓋を一体的に
    固定するための締付け片を有する蓋の開閉装置におい
    て、 前記蓋の上にほぼ半径方向に所定量移動可能に装着され
    ると共に前記駆動アームに係合して前記駆動アームの前
    記半径方向の移動を操作し得る操作手段を設けたことを
    特徴とする蓋の開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記操作手段は、前記駆動アームに係合
    して前記駆動アームを径方向外側および径方向内側に移
    動させるものであることを特徴とする請求項1に記載し
    た蓋の開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記操作手段は、前記蓋の上に前記容器
    本体の軸方向に移動可能に装着されて前記駆動アームを
    径方向内側に移動させる固定操作ボタンと連動するよう
    に設けたことを特徴とする請求項1に記載した蓋の開閉
    装置。
  4. 【請求項4】 前記操作手段は、前記駆動アームを固定
    解除位置に保持する固定解除保持手段を有し、前記固定
    操作ボタンは、この固定解除保持手段の作動を操作する
    解放手段を有することを特徴とする請求項3に記載した
    蓋の開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記操作手段は、手動にて操作される解
    除操作ボタンを有することを特徴とする請求項1〜請求
    項4の何れかに記載した蓋の開閉装置。
  6. 【請求項6】 前記解除操作ボタンは、カム機構を介し
    て前記駆動アームと係合し、前記駆動アームを引き離す
    ように作用することを特徴とする請求項5に記載した蓋
    の開閉装置。
  7. 【請求項7】 前記固定解除保持手段は、前記カム機構
    のカム面に設けられ、かつ前記駆動アームと一体の爪部
    が係止し得る切欠き部を有することを特徴とする請求項
    6に記載した蓋の開閉装置。
  8. 【請求項8】 前記固定操作ボタンは、その押し込み操
    作によって前記駆動アームを移動するようにその軸方向
    に移動可能であることを特徴とする請求項3または請求
    項4に記載した蓋の開閉装置。
  9. 【請求項9】 前記解放手段は、前記固定操作ボタンの
    軸方向移動に伴って前記解除操作ボタンに作用し得る作
    動フィンガ部を有することを特徴とする請求項5〜請求
    項8の何れかに記載した蓋の開閉装置。
  10. 【請求項10】 前記操作手段および前記固定操作ボタ
    ンは、前記蓋の中央部に装着され、蓋のつまみ部を構成
    するようにしたことを特徴とする請求項3〜請求項9の
    何れかに記載した蓋の開閉装置。
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