JPH089769A - コンバインの脱穀排稈処理部構造 - Google Patents

コンバインの脱穀排稈処理部構造

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JPH089769A
JPH089769A JP14598294A JP14598294A JPH089769A JP H089769 A JPH089769 A JP H089769A JP 14598294 A JP14598294 A JP 14598294A JP 14598294 A JP14598294 A JP 14598294A JP H089769 A JPH089769 A JP H089769A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 脱穀排稈切断装置からの切断稈が狭い範囲に
まとめて放出される状態と、広い範囲に拡散して放出さ
れる状態とに操作簡単に切り換えられる。 【構成】 脱穀排稈切断装置の切断稈放出口25に、第
1放出ガイド板26を固設し、第2〜第4放出ガイド板
27〜29を一つの姿勢切り換え具30の摺動操作によ
って揺動操作できるように備えてある。姿勢切り換え具
30を角部30bが拡散表示マーク31aに合致する拡
散位置に操作すると、第1〜第4放出ガイド板26〜2
9の全ての間隔D1,D2,D3が切断稈流動方向下手
側ほど広くなる間隔になり、姿勢切り換え具30を角部
30bが収集表示マーク31bに合致する収集位置に操
作すると、第1〜第4放出ガイド板26〜29の全ての
間隔D1,D2,D3が切断稈流動方向下手側ほど狭く
なる間隔になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刈り取り穀稈の全体を
扱室に供給して脱穀処理する脱穀部、この脱穀部からの
脱穀排稈を切断して切断稈を機体後方に落下するように
放出する脱穀排稈切断装置を備え、この脱穀排稈切断装
置の切断稈放出口に、放出される切断稈の放出方向案内
をする複数枚の放出ガイド板を機体横方向に分散して設
けてあるコンバインの脱穀排稈処理部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記コンバインにおいて、従来、図8に
示すように、放出ガイド板27の姿勢切り換えが可能に
なったものがあった。すなわち、放出ガイド板27の姿
勢切り換えを行うと、図8(イ)に示す如く全ての放出
ガイド板27が平行で機体直後方向きの姿勢になるか、
図8(ロ)に示す如く全ての放出ガイド板27が平行で
機体斜め後方向きの姿勢になっていた。つまり、切断稈
を機体の直後方に落下するように案内する姿勢と、斜め
後方に落下するように案内する姿勢とに切り換えるよう
になっていた。そして、いずれの姿勢に切り換えても、
切断稈が圃場にはほぼ等しい機体横方向での範囲Wで落
下するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、放出ガイド板の
姿勢切り換えを行って、圃場の切断稈が落下する箇所が
走行機体の直後方箇所と、斜め後方箇所とに変化して
も、切断稈は脱穀排稈切断装置の放出口幅によって決ま
るほぼ一定の機体横方向範囲に落下することになり、落
下範囲はあまり変化しなかった。このため、脱穀排稈切
断装置の放出口幅が比較的狭いと、切断稈は圃場に比較
的狭い横幅範囲で落下し、圃場全体としては切断稈が落
下している箇所と落下していない箇所とが存在すること
になる。この結果、圃場に放出された切断稈を鋤込みな
がらの耕耘作業をする場合、切断稈が混入した箇所と混
入しない箇所とができていた。これとは逆に、脱穀排稈
切断装置の放出口幅が比較的広いと、切断稈は圃場に比
較的広い横幅範囲で落下し、圃場全体としては切断稈が
広い範囲にわたって落下することになる。この結果、落
下している切断稈を焼いたり、飼料用などに利用する場
合、着火作業や回収作業を広範囲にわたって行う必要が
生じて作業能率が悪くなっていた。本発明の目的は、脱
穀排稈切断装置の放出口幅の大きさにかかわず、切断稈
を圃場全体にわたって極力漏れなく存在するように鋤込
み作業することも、能率よく着火したり回収することも
可能にし、しかも、そのための切り換えが極力操作簡単
にできるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるコンバイン
の脱穀排稈処理部構造にあっては、目的達成のために、
冒頭に記したものにおいて、複数枚の放出ガイド板を姿
勢切り換え自在に取り付けるとともに、前記放出ガイド
板のための一つの姿勢切り換え具を操作することによ
り、全てのガイド板間隔が切断稈流動方向下手側ほど狭
くなって切断稈の機体横方向での放出範囲を狭くする収
集放出姿勢と、全てのガイド板間隔が切断稈流動方向下
手側ほど広くなって切断稈の機体横方向での放出範囲を
広くする拡散放出姿勢とに前記複数枚の放出ガイド板が
切り換わる状態に前記複数枚の放出ガイド板と、前記姿
勢切り換え具とを連動させてあることを特徴とする。
【0005】
【作用】一つの切り換え操作具を操作すると、複数枚の
放出ガイド板が連動して収集放出姿勢になったり、拡散
放出姿勢になる。収集放出姿勢になった放出ガイド板
は、ガイド板間隔が切断稈流動方向下手側ほど狭くなっ
ていることによって切断稈を機体横方向にまとまって放
出されるように案内し、切断稈が列状に落下するなど、
圃場全体から見て部分的に集まって落下することを可能
にする。拡散放出姿勢になった放出ガイド板は、ガイド
板間隔が切断稈流動方向下手側ほど広くなっていること
によって切断稈を機体横方向に拡散して放出されるよう
に案内し、切断稈が圃場全面に分散して落下するなど、
圃場全体から見て広い範囲に広がって落下することを可
能にする。
【0006】
【発明の効果】切断稈が機体横方向に拡散して落下した
り、機体横方向にまとまって落下するように切り換えら
れることにより、脱穀排稈切断装置の放出口幅が広くて
も、その割りには切断稈が圃場全体としては部分的にま
とまって落下するように放出し、後に燃やしたり飼料な
どに利用するに際して、まとめて能率よく着火したり回
収することが可能にできた。さらに、脱穀排稈切断装置
の放出口幅が狭くても、その割りには切断稈が広範囲に
分散して落下するように放出し、後に鋤込みしながら耕
耘作業するに際して、切断稈が圃場全体に極力漏れなく
存在するように鋤込むことが可能にできた。その上、複
数枚の放出ガイド板が一つの姿勢切り換え具に連動して
いることから、たとえ複数枚の放出ガイド板を姿勢切り
換え具の操作によって切り換わった所定の放出姿勢に各
別に固定するように構成したとしても、複数枚の放出ガ
イド板をガイド板によって異なる所定の放出姿勢に各別
に切り換える場合に比べ、複数枚の放出ガイド板を所定
の放出姿勢に切り換えるための姿勢調節が一つの姿勢切
り換え具を操作するだけで操作簡単にできることによ
り、放出形態の切り換えが操作簡単にできるように操作
面で有利なものにできた。
【0007】
【実施例】図1に示すように、刈り取り部(図示せず)
からの稲や麦などの刈り取り穀稈の全体をコンベア1に
よって扱室2に供給し、機体前後方向の軸芯3まわりで
回動する扱胴4によって機体後方に搬送しながら脱穀処
理するように脱穀部5を構成し、扱室2からコンケーブ
6を通して落下供給される脱穀処理物に作用する揺動選
別装置7、扱胴回転軸芯方向に選別風を供給する唐箕8
を有するとともに塵埃を選別風と共に排塵口9から機外
に排出するように構成した選別部を前記脱穀部5の下方
に設け、選別部からの1番処理物を機外に搬送するスク
リューコンベア10、2番処理物を扱室2に還元するス
クリューコンベア11を選別部の底部に備え、扱室2の
排塵口12から落下供給される脱穀排稈を脱穀排稈切断
装置20によって切断処理して機外に放出するように構
成した脱穀排稈処理部を前記脱穀部5の後部に連設し
て、コンバインの脱穀装置を構成してある。
【0008】前記脱穀排稈切断装置20は、図1および
図2に示すように構成してある。脱穀装置の後機壁13
に連結したフレーム21の内部に、カッター22を機体
横方向の軸芯XまわりでF方向に回動駆動するように取
り付けるとともに、カッター22の下方にカッター回動
軸芯方向に並列するように配置した複数個の受け刃23
を固定してある。フレーム21の底板21aから延出し
ているシュート24により、扱室2の排塵口12から落
下排出された脱穀排稈をフレーム21の内部に導入し、
フレーム内に入り込んだ脱穀排稈をカッター22がこれ
の周方向および回動軸芯方向に並んでいる切断刃22a
によってカッター2の下方に掻き込んで切断刃22aと
受け刃23によって切断稈に切断処理する。切断稈はカ
ッター22の回動による放出作用により、フレーム21
の後部に位置している切断稈放出口25から圃場に落下
するように走行機体の後方に放出する。切断稈放出口2
5において、機体横方向に分散している複数枚の放出ガ
イド板26〜29が切断稈の放出方向を案内する。
【0009】図2〜図5に示すように、放出ガイド板2
6〜29のうちの最も機体横一端側に位置する第1ガイ
ド板26は、これの前端側と後端側に各別に連結すると
ともに切断稈放出口25の上板25aを貫通するように
構成した一対の取り付けボルト26a,26bによって
前記上板25aの内面側に取り付け姿勢が変化しないよ
うに締め付け固定してある。すなわち、前端側の取り付
けボルト26aを通る機体前後方向の仮想直線L1に対
して他の放出ガイド板27〜29が位置する側に傾斜角
A=約20度で傾斜する取り付け姿勢に固定してある。
放出ガイド板26〜29のうちの前記第1ガイド板26
を除く他の第2〜第4ガイド板27〜29は、前端側と
後端側に各別に連結するとともに前記上板25aを貫通
するように構成した一対の取り付けボルト27aまたは
28aまたは29a,27bまたは28bまたは29b
により、前記上板25aの内面側に取り付け姿勢の切り
換え調節ができるように、かつ、切り換え調節した取り
付け姿勢に固定できるように取り付けてある。すなわ
ち、第2〜第4ガイド板27〜29それぞれの後端側の
取り付けボルト27bまたは28bまたは29bのため
に上板25aに形成してあるボルト孔32または33ま
たは34が図3または図4の如き円弧形状の長孔である
ことにより、ガイド板27または28または29が前端
側の取り付けボルト27aまたは28aまたは29bを
揺動軸芯として機体横方向に揺動することを可能にして
いる。後端側の取り付けボルト27b〜29bが備えて
いる図5の如き締め付けねじ27cまたは28cまたは
29cを締め付け操作すると、締め付けねじ27c〜2
9cがガイド板27または28または29を揺動調節に
よって切り換えた所定の取り付け姿勢に切断稈が衝突し
ても動かないように上板25aに締め付け固定する。
【0010】前記第2〜第4ガイド板27〜29それぞ
れの後端側の取り付けボルト27bまたは28bまたは
29bが前記上板25aの外面側に摺動操作可能に配置
した板状の図3の如き姿勢切り換え具30を貫通してい
ることにより、第2〜第4ガイド板27〜29が一つの
前記姿勢切り換え具30に連動しており、この姿勢切り
換え具30を一端側に備えてある操作部30aによって
摺動操作するだけで第2〜第4ガイド板27〜29の取
り付け姿勢が連動して切り換わる。
【0011】すなわち、姿勢切り換え具30を摺動操作
すると、姿勢切り換え具30が取り付けボルト27b〜
29bを押し移動操作することによって第2〜第4ガイ
ド板27〜29を前端側の取り付けボルト27aまたは
28aまたは29aのまわりで揺動操作する。図3に示
すように、姿勢切り換え具30の第4ガイド板29の取
り付けボルト29bのためのボルト孔30eが丸孔で、
第2ガイド板27の取り付けボルト27bのためのボル
ト孔30cも、第3ガイド板28の取り付けボルト28
bのためのボルト孔30dも長孔であるとともに、第2
ガイド板27のためのボルト孔30cの方が第3ガイド
板28のためのボルト孔30dよりも長いことにより、
姿勢切り換え具12が摺動するに伴って揺動する第2〜
第4ガイド板27〜29のうち固定式の第1ガイド板2
6に最も近い第2ガイド板27が最も小角度を揺動し、
固定式の第1ガイド板26から最も離れている第4ガイ
ド板29が最も大角度を揺動し、第2ガイド板27と第
4ガイド板29の間に位置する第3ガイド板28が第2
ガイド板27よりも大で第4ガイド板29よりも小の揺
動角を揺動する。
【0012】これにより、図3に示すように、姿勢切り
換え具30をこれの角部30bが前記上板25aの外面
側に形成してある一対の表示マーク31a,31bの一
方の拡散表示マーク31aに合致する拡散位置にする
と、第2〜第4ガイド板27〜29は拡散放出姿勢にな
る。すなわち、第2放出ガイド板27は、前端側の取り
付けボルト27aを通る機体前後方向の仮想直線L2に
対して第1ガイド板26とは反対側に第1ガイド板26
の前記傾斜角Aよりも大の傾斜角B=約25度で傾斜す
る取り付け姿勢になり、第3ガイド板28は、前端側の
取り付けボルト28aを通る機体前後方向の仮想直線L
3に対して第2ガイド板27とは反対側に第2ガイド板
27の前記傾斜角Bよりも大の傾斜角C=約30度で傾
斜する取り付け姿勢になり、第4ガイド板29は、前端
側の取り付けボルト29aを通る機体前後方向の仮想直
線L4に対して第3ガイド板28とは反対側に第3ガイ
ド板28の前記傾斜角Cよりも大の傾斜角D=約40度
で傾斜する取り付け姿勢になる。つまり、第2〜第4ガ
イド板27〜29における二つのガイド板間隔D2,D
3も、第2ガイド板27と第1ガイド板26の間のガイ
ド板間隔D1も切断稈流動方向下手側ほど広くなる先広
がり間隔になり、第2〜第4放出ガイド板27〜29は
第1ガイド板26とともにそれぞれの左右の側面でなる
作用面によって切断稈の放出方向を案内し、かつ、図6
に示す如く切断稈放出口25の横幅の割りには機体横方
向幅の広い落下範囲14に切断稈が拡散して落下するよ
うに放出方向の案内をする取り付け姿勢になる。
【0013】図4に示すように、姿勢切り換え具30を
これの角部30bが前記一対の表示マーク31a,31
bのうちの他方の収集表示マーク31bに合致する収集
位置にすると、第2〜第4ガイド板27〜29は収集放
出姿勢になる。すなわち、第2放出ガイド板27は、前
端側の取り付けボルト27aを通る機体前後方向の仮想
直線L2に対して第1ガイド板26とは反対側に第1ガ
イド板26の前記傾斜角Aよりも小の傾斜角E=約15
度で傾斜する取り付け姿勢になり、第3ガイド板28
は、前端側の取り付けボルト28aを通る機体前後方向
の仮想直線L3に対して第2ガイド板27とは反対側に
第2ガイド板27の前記傾斜角Eよりも小の傾斜角F=
約10度で傾斜する取り付け姿勢になり、第4ガイド板
29は、前端側の取り付けボルト29aを通る機体前後
方向の仮想直線L4に対して第3ガイド板28とは反対
側に第3ガイド板28の前記傾斜角Fよりも小の傾斜角
G=約5度で傾斜する取り付け姿勢になる。つまり、第
2〜第4ガイド板27〜29における二つのガイド板間
隔D2,D3も、第2ガイド板27と第1ガイド板26
の間のガイド板間隔D1も切断稈流動方向下手側ほど狭
くなる先細り間隔になり、第2〜第4放出ガイド板27
〜29は第1ガイド板26とともにそれぞれの左右の側
面でなる作用面によって切断稈の放出方向を案内し、か
つ、切断稈が図7に示す如く左右のクローラ通過跡1
5,15の間に位置するとともに切断稈放出口25の割
りには機体横方向幅が狭い落下範囲16に収集して落下
するように放出方向の案内をする取り付け姿勢になる。
【0014】要するに、刈り取り作業の後に切断稈を燃
やすとか、飼料用などに回収する場合、姿勢切り換え具
30を前記収集位置に操作することによって第2〜第4
放出ガイド板27〜29を前記収集放出姿勢に切り換え
操作するとともに、締め付けねじ27c〜29cによっ
て第2〜第4放出ガイド板27〜29を収集放出姿勢に
固定する。すると、切断稈が第1〜第4放出ガイド板2
6〜29による収集放出作用のために機体後方の圃場箇
所16に切断稈放出口25の横幅の割りには機体横方向
幅が狭い範囲に集まって落下して後の着火や回収作業が
まとめて能率よくできるようにしながら切断稈を放出し
て行くことになる。また、刈り取り作業の後に切断稈の
鋤込みを行う場合、姿勢切り換え具30を前記拡散位置
に操作することによって第2〜第4放出ガイド板27〜
29を前記拡散放出姿勢に切り換え操作するとともに、
締め付けねじ27c〜29cによって第2〜第4放出ガ
イド板27〜29を拡散放出姿勢に固定する。すると、
切断稈が第1〜第4放出ガイド板26〜29による拡散
放出作用のために機体後方の圃場箇所14に切断稈放出
口25の横幅の割りには機体横方向幅が広い範囲に広が
って落下して切断稈を圃場全体にわたって極力漏れなく
存在する状態に鋤込みできるようにしながら切断稈を放
出して行くことになる。
【0015】〔別実施例〕放出ガイド板26〜29の傾
斜角A〜Gとしては、上記実施構造にて採用している値
以外の値の角度を採用して実施してもよい。また、上記
実施構造のように切断稈放出口に備える放出ガイド板の
うちの一部を固定式に構成する他、全てを可動式に構成
して実施してもよい。
【0016】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの脱穀装置の概略側面図
【図2】脱穀排稈切断装置の断面図
【図3】放出ガイド板の拡散放出姿勢状態を示す平面図
【図4】放出ガイド板の収集放出姿勢状態を示す平面図
【図5】放出ガイド板の取り付け部の断面図
【図6】切断稈の拡散放出状態を示す説明図
【図7】切断稈の収集放出状態を示す説明図
【図8】従来の放出ガイド板の姿勢変更を示す概略図
【符号の説明】 2 扱室 5 脱穀部 20 脱穀排稈切断装置 25 切断稈放出口 27,28,29 放出ガイド板 30 姿勢切り換え具 D2,D3 間隔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈り取り穀稈の全体を扱室(2)に供給
    して脱穀処理する脱穀部(5)、この脱穀部(5)から
    の脱穀排稈を切断して切断稈を機体後方に落下するよう
    に放出する脱穀排稈切断装置(20)を備え、この脱穀
    排稈切断装置(20)の切断稈放出口(25)に、放出
    される切断稈の放出方向案内をする複数枚の放出ガイド
    板(27,28,29)を機体横方向に分散して設けて
    あるコンバインの脱穀排稈処理部構造であって、 前記複数枚の放出ガイド板(27,28,29)を姿勢
    切り換え自在に取り付けるとともに、前記放出ガイド板
    (27,28,29)のための一つの姿勢切り換え具
    (30)を操作することにより、全てのガイド板間隔
    (D2,D3)が切断稈流動方向下手側ほど狭くなって
    切断稈の機体横方向での放出範囲を狭くする収集放出姿
    勢と、全てのガイド板間隔(D2,D3)が切断稈流動
    方向下手側ほど広くなって切断稈の機体横方向での放出
    範囲を広くする拡散放出姿勢とに前記複数枚の放出ガイ
    ド板(27,28,29)が切り換わる状態に前記複数
    枚の放出ガイド板(27,28,29)と、前記姿勢切
    り換え具(30)とを連動させてあるコンバインの脱穀
    排稈処理部構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103931361A (zh) * 2014-04-23 2014-07-23 浙江亿森机械有限公司 一种新型组合式收割机切碎装置
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