JPH0897643A - Cmos集積回路 - Google Patents

Cmos集積回路

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JPH0897643A
JPH0897643A JP6234593A JP23459394A JPH0897643A JP H0897643 A JPH0897643 A JP H0897643A JP 6234593 A JP6234593 A JP 6234593A JP 23459394 A JP23459394 A JP 23459394A JP H0897643 A JPH0897643 A JP H0897643A
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JP
Japan
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output
nmos
voltage
nmos transistors
transistors
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JP6234593A
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English (en)
Inventor
Osamu Hosohata
治 細畑
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Toshiba Corp
Toshiba Information Systems Japan Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Information Systems Japan Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バイポーラトランジスタを使用せずにMOSト
ランジスタを使用して構成された高耐圧増幅回路を内蔵
して高電圧の出力を制御でき、出力電圧のレベルを低く
制御する時にも消費電流が増大しないCMOS集積回路
を提供する。 【構成】CMOS集積回路に内蔵された高耐圧増幅回路
に使用されるNMOSトランジスタN1〜N15の全
て、または、接地電位側のNMOSトランジスタN7、
N11を除く各NMOSトランジスタがそのバックゲー
ト電極が半導体基板より電位的に浮くように形成されて
おり、同じく高耐圧増幅回路に使用されるPMOSトラ
ンジスタP1はそのソース・バックゲート・ゲート相互
が接続されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CMOS集積回路に係
り、特に高電圧の出力を制御するために内蔵された高耐
圧増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集積回路により高電圧の出力を制
御するためには、図4乃至図6に示すような増幅回路が
使用されている。図4に示す増幅回路は、CMOS集積
回路50に外付け接続された高耐圧のバイポーラトラン
ジスタ51と抵抗素子52群を有し、回路基板上に実装
される。図5に示す増幅回路は、Bi−CMOS集積回
路に内蔵され、縦積み接続された複数個の低耐圧のバイ
ポーラトランジスタ61とダイオード62群と抵抗素子
63群を有する。図6に示す増幅回路は、Bi−CMO
S集積回路に内蔵され、縦積み接続された低耐圧のバイ
ポーラトランジスタ71および複数個のNMOSトラン
ジスタ72と抵抗素子73群を有する。
【0003】しかし、図4の構成は、集積回路50に外
付けする使用部品51、52が増加し、集積回路50の
価値が低下し、回路基板上の実装面積が増大する。ま
た、図5および図6の構成は、出力電圧のレベルを低く
制御する時に出力段のバイポーラトランジスタ61、7
1を飽和動作させる必要が生じ、飽和させたバイポーラ
トランジスタのベース電流分だけ消費電流が増大する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
CMOS集積回路は、高電圧の出力を制御するために高
耐圧のバイポーラトランジスタを外付けすると、使用部
品が増加して回路基板上の実装面積が増大するという問
題があり、高電圧の出力を制御するために複数個の低耐
圧のバイポーラトランジスタを内蔵して縦積み接続する
と、バイポーラトランジスタのベース電流分だけ消費電
流が増大するという問題があった。
【0005】また、従来のBi−CMOS集積回路は、
高電圧の出力を制御するために低耐圧のバイポーラトラ
ンジスタと複数個のNMOSトランジスタを内蔵して縦
積み接続すると、バイポーラトランジスタのベース電流
分だけ消費電流が増大するという問題があった。
【0006】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、バイポーラトランジスタを使用せずに複数個
のMOSトランジスタを使用して構成された高耐圧増幅
回路を内蔵することにより、高電圧の出力を制御するこ
とができ、出力電圧のレベルを低く制御する時にも消費
電流が増大することもなく、低耐圧のCMOSプロセス
を使用して製造し得る低消費電力型のCMOS集積回路
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数個のMO
Sトランジスタを使用して構成された高耐圧増幅回路を
内蔵したCMOS集積回路において、上記高耐圧増幅回
路は、電源配線と接地配線との間に直列に接続された1
個の負荷抵抗素子およびそれぞれバックゲート・ソース
相互が接続されて縦積み接続され、接地電位側の1個の
NMOSトランジスタのゲートには増幅回路入力信号が
与えられる出力用の複数の第1のNMOSトランジスタ
と、同じく上記電源配線と接地配線との間に直列に接続
された電圧分割用の複数の抵抗素子およびそれぞれドレ
イン・ゲート相互が接続されると共にバックゲート・ソ
ース相互が接続されたバイアス電圧生成用の複数の第2
のNMOSトランジスタと、前記出力用の第1のNMO
Sトランジスタのうちの接地電位側の1個のNMOSト
ランジスタを除く電源電位側のNMOSトランジスタの
各ゲートと前記電圧分割用の複数の抵抗素子の各一端と
の間にそれぞれ対応して接続された抵抗素子と、前記出
力用の第1のNMOSトランジスタのうちの電源電位側
の1個のNMOSトランジスタのゲートに接続されてい
る抵抗素子と前記電圧分割用の抵抗素子との相互接続ノ
ードおよび上記電源電位側の1個のNMOSトランジス
タのドレインの間に直列に接続され、それぞれドレイン
・バックゲート相互が接続されると共にゲート・ソース
相互が接続された複数の第3のNMOSトランジスタお
よびソース・バックゲート・ゲート相互が接続された1
個のPMOSトランジスタとを具備し、前記NMOSト
ランジスタの全て、または、前記バイアス電圧生成用の
第1のNMOSトランジスタのうちの接地電位側の1個
のNMOSトランジスタおよび出力用の第2のNMOS
トランジスタのうちの接地電位側の1個のNMOSトラ
ンジスタを除く各NMOSトランジスタは、バックゲー
ト電極が半導体基板より電位的に浮くように形成されて
いることを特徴とする。
【0008】
【作用】縦積み接続されている出力用の複数のNMOS
トランジスタの全て、または、接地電位側の1個のNM
OSトランジスタを除く各NMOSトランジスタのバッ
クゲートが半導体基板と電気的に絶縁されているので、
バックゲートを半導体基板とは別電位とることができ、
ソースとドレインに高電圧が加わっても、バックゲート
とソース、ドレイン間には耐圧を越えない範囲の電位差
しか加わらないようにバックゲートの電圧を制御するこ
とができる。これにより、個々のNMOSトランジスタ
の耐圧より高い電圧の電源電位Vccを出力用の複数のN
MOSトランジスタにより分割することができる。
【0009】そして、出力用の複数のNMOSトランジ
スタのうちの接地電位側の1個のNMOSトランジスタ
を除く電源電位側のNMOSトランジスタの各ゲートと
電圧分割用の複数の抵抗素子の各一端(分圧ノード)と
の間にそれぞれ対応して抵抗素子が接続されており、出
力用の複数のNMOSトランジスタの各ゲート電位が出
力電圧に応じて変化する。
【0010】これにより、出力用の複数のNMOSトラ
ンジスタのそれぞれのゲートとソース、ドレイン間に印
加される電圧をそれぞれのゲートとソース、ドレイン間
耐圧以内に抑えながら電源電位Vcc・接地電位Vss間の
広い電圧範囲を出力することが可能になる。また、出力
電圧のレベルを低く制御する時に出力段のトランジスタ
を飽和動作させる必要はなく、その消費電流が増大する
ことはない。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明のCMOS集積回路に内蔵
された高耐圧増幅回路の一例を示している。
【0012】図1において、電源電位Vccが与えられる
電源配線と接地電位Vssが与えられる接地配線との間に
は、1個の負荷抵抗素子RLと、それぞれバックゲート
・ソース相互が接続された出力用の複数(本例では7
個)の第1のNMOSトランジスタN1〜N7が直列に
接続(縦積み接続)されている。
【0013】また、上記電源配線と接地配線との間に
は、電圧分割用の複数(本例では6個)の抵抗素子R1
〜R6と、それぞれドレイン・ゲート相互が接続(ダイ
オード接続)されると共にバックゲート・ソース相互が
接続されたバイアス電圧生成用の複数(本例では4個)
の第2のNMOSトランジスタN8〜N11が直列に接
続されている。
【0014】そして、前記出力用の7個のNMOSトラ
ンジスタN1〜N7のうちの接地電位側の1個のNMO
SトランジスタN7のゲートには、増幅回路入力信号が
与えられ、電源電位側の6個のNMOSトランジスタN
1〜N6の各ゲートには、前記複数の抵抗素子R1〜R
6の各一端(複数の分圧ノード)がそれぞれ対応して抵
抗素子R11〜R16を介して接続されており、前記負
荷抵抗素子RLと電源電位側のNMOSトランジスタN
1との接続ノード(出力ノード)から出力が取り出され
る。
【0015】さらに、前記出力用の第1のNMOSトラ
ンジスタN1〜N7のうちの電源電位側の1個のNMO
SトランジスタN1のゲートに接続されている抵抗素子
R11と前記電圧分割用の抵抗素子R1との相互接続ノ
ードおよび上記電源電位側の1個のNMOSトランジス
タN1のドレイン(負荷抵抗RLとの接続ノード)の間
には、それぞれドレイン・バックゲート相互が接続され
ると共にゲート・ソース相互が接続された複数(本例で
は4個)の第3のNMOSトランジスタN12〜N15
およびソース・バックゲート・ゲート相互が接続された
1個のPMOSトランジスタP1が直列に接続されてい
る。
【0016】上記各NMOSトランジスタN1〜N15
は、それぞれバックゲート電極が半導体基板より電位的
に浮くように形成されている。また、上記PMOSトラ
ンジスタP1の構造に寄生するPNPトランジスタが利
用されている。
【0017】図2は、図1中のNMOSトランジスタN
1〜N15の構造の一例を示している。このNMOSト
ランジスタは、バックゲートを半導体基板より電位的に
浮くように形成されている。即ち、図2において、20
はP型半導体基板、21は上記P型基板の表層部に選択
的に島状に形成されたNウエル(島領域)、22は上記
Nウエルの表層部に選択的に形成されたPウエル、23
1および232は上記Pウエルの表層部の一部に形成さ
れたN型不純物領域(NMOSトランジスタのドレイン
領域、ソース領域)、24は基板表面に形成された例え
ば熱酸化膜からなる薄いゲート絶縁膜、25は前記ドレ
イン領域231およびソース領域232の間のチャネル
領域上の前記ゲート絶縁膜24上に形成されたNMOS
トランジスタのゲート電極、27は前記Pウエルの一部
に形成されたP型不純物領域(Pウエル電極引き出し領
域)、28は前記Nウエルの一部に形成されたN型不純
物領域(Nウエル電極引き出し領域)、291〜294
はそれぞれ前記絶縁膜に開口されたコンタクト孔を介し
て前記ドレイン領域231、ソース領域232、Pウエ
ル電極引き出し領域27およびNウエル電極引き出し領
域28にコンタクトするように形成された例えばアルミ
ニウムからなるドレイン電極、ソース電極、バックゲー
ト電極および島吊り電極である。
【0018】上記構造のNMOSトランジスタは、通常
のCMOSプロセスに若干の工程を追加するだけで、そ
のバックゲート電極を半導体基板と電気的に絶縁するこ
とが可能になり、それを使用することにより、NMOS
トランジスタのバックゲート電極の電位を自由に制御す
ることができ、ドレイン電極、ソース電極に高電圧が加
わった場合にバックゲート電極の電位を変えて、バック
ゲート電極とドレイン電極、ソース電極間に加わる電圧
をそれぞれ耐圧以内に抑えることが可能になる。
【0019】図3は、図1中のPMOSトランジスタP
1の構造を利用した寄生のPNPトランジスタの一例を
示している。即ち、30はP型半導体基板、31は上記
P型基板の表層部に選択的に島状に形成されたNウエル
(島領域)、321および322は上記Nウエルの表層
部の一部に形成されたP型不純物領域(PMOSトラン
ジスタのドレイン領域、ソース領域)、33は基板表面
に形成された例えば熱酸化膜からなる薄いゲート絶縁
膜、34は前記ドレイン領域321およびソース領域3
22の間のチャネル領域上の前記ゲート絶縁膜33上に
形成されたPMOSトランジスタのゲート電極、35は
前記Nウエルの一部に形成されたN型不純物領域(Nウ
エル電極引き出し領域)、361〜363はそれぞれ前
記絶縁膜34に開口されたコンタクト孔を介して前記ド
レイン領域321、ソース領域322およびNウエル電
極引き出し領域35にコンタクトするように形成された
例えばアルミニウムからなるドレイン電極、ソース電極
およびバックゲート電極であり、上記ソース電極362
およびバックゲート電極363は前記ゲート電極34と
共通に接続されている。
【0020】上記PMOSトランジスタの構造において
は、P型のドレイン領域321およびソース領域322
をエミッタ領域Eおよびコレクタ領域Cとし、前記Nウ
エル31をベース領域Bとする寄生のPNPトランジス
タが存在している。
【0021】次に、上記構成の高耐圧増幅回路の動作を
説明する。増幅回路入力信号により出力用のNMOSト
ランジスタN7がオフ状態に制御されている時には、出
力用のNMOSトランジスタN1〜N6もオフ状態であ
り、Vccが例えば30Vの場合、出力ノードの電位はV
ccと同じ30Vになる。この場合、PMOSトランジス
タP1はオフであり、出力ノードから抵抗素子R1の一
端に向かう電流(逆流)を防止する役割を有する。増幅
回路入力信号により出力用のNMOSトランジスタN7
がオン状態に制御されている時には、出力用のNMOS
トランジスタN1〜N6の各ゲートには、電圧分割用の
複数の抵抗素子R1〜R6の各一端(分圧ノード)から
それぞれ対応して抵抗素子R11〜R16を介して適切
な電位が印加されており、上記NMOSトランジスタN
1〜N6がそれぞれオン状態になり、出力ノードの電位
はぼ0Vになる。この場合、NMOSトランジスタN1
2〜N15とPMOSトランジスタP1との直列回路は
オンになり、PMOSトランジスタP1およびNMOS
トランジスタN12〜N15の各閾値電圧の合計値によ
り抵抗素子R1の一端の電位が例えば4.0V程度に定
まり、この電圧が出力用のNMOSトランジスタN1の
ゲートに印加される。また、直列に接続された4個の第
2のNMOSトランジスタN8〜N11により生成され
るバイアス電圧が出力用のNMOSトランジスタN6の
ゲートに印加される。
【0022】上記実施例の高耐圧増幅回路においては、
縦積み接続されている出力用の複数のNMOSトランジ
スタの全てのバックゲートが半導体基板より電位的に浮
いているので、ソース、ドレインに高電圧が加わった場
合、バックゲートも高電位にすることによってバックゲ
ートとソース、ドレイン間に加わる電圧を、バックゲー
トとソース、ドレイン間の耐圧以内に抑えることができ
る。これにより、個々のNMOSトランジスタの耐圧よ
り高い電圧の電源電位Vccを出力用の複数のNMOSト
ランジスタにより分割することができる。
【0023】そして、出力用の複数のNMOSトランジ
スタのうちの接地電位側の1個のNMOSトランジスタ
を除く電源電位側のNMOSトランジスタの各ゲートと
電圧分割用の複数の抵抗素子の各一端との間にそれぞれ
対応して抵抗素子が接続されており、出力用の複数のN
MOSトランジスタの各ゲート電位が出力電圧に応じて
変化する。これにより、出力用の複数のNMOSトラン
ジスタのそれぞれのゲートとソース、ドレイン間に印加
される電圧をそれぞれのゲートとソース、ドレイン間耐
圧以内に抑えながら電源電位Vcc・接地電位Vss間の広
い電圧範囲を出力することが可能になる。また、出力電
圧のレベルを低く制御する時に出力段のトランジスタを
飽和動作させる必要はなく、その消費電流が増大するこ
とはない。因みに、本実施例の高耐圧増幅回路において
は、出力電圧のレベルを低く制御する時の消費電流が、
図5に示した従来例のバイポーラ集積回路の増幅回路と
比べて約40%、図6に示した従来例のBi−CMOS
集積回路の増幅回路と比べて約10%程度も削減でき
る。
【0024】即ち、上記実施例の高耐圧増幅回路によれ
ば、バイポーラトランジスタを使用せずに、低耐圧のC
MOSプロセスを使用して製造し得る複数個のMOSト
ランジスタを使用して構成されており、これにより高電
圧の出力を制御することができ、出力電圧のレベルを低
く制御する時にもCMOS集積回路の消費電流が増大す
ることもない。これに対して、従来のCMOS集積回路
に形成される通常のNMOSトランジスタは、バックゲ
ートが半導体基板と短絡されており、このようなNMO
Sトランジスタを縦積み接続しても、ゲートとソース、
ドレイン間に加わる電圧は分割されないので、バックゲ
ートとソース、ドレイン間の耐圧以上に耐圧を向上させ
ることはできない。
【0025】また、上記実施例の高耐圧増幅回路によれ
ば、低耐圧のCMOSプロセスを使用して製造される低
消費電力型のCMOS集積回路に内蔵することができ、
従来はBi−CMOSプロセスを使用して製造されるB
i−CMOS集積回路にしか内蔵することができなかっ
た点と比べて、その応用範囲が広くなった。
【0026】なお、上記実施例では、NMOSトランジ
スタの全てが、そのバックゲート電極が半導体基板より
電位的に浮くように形成されているが、バイアス電圧生
成用の第1のNMOSトランジスタのうちの接地電位側
の1個のNMOSトランジスタN7および出力用の第2
のNMOSトランジスタのうちの接地電位側の1個のN
MOSトランジスタN11はゲートとソース、ドレイン
間の耐圧が従来のままでも支障がないので、上記NMO
SトランジスタN7およびN11を除く各NMOSトラ
ンジスタについて、バックゲート電極を半導体基板より
電位的に浮かせるように形成しても、上記実施例と同様
の効果が得られる。
【0027】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、バイポ
ーラトランジスタを使用せずに複数個のMOSトランジ
スタを使用して構成された高耐圧増幅回路を内蔵するこ
とにより、高電圧の出力を制御することができ、出力電
圧のレベルを低く制御する時にも消費電流が増大するこ
ともなく、低耐圧のCMOSプロセスを使用して製造し
得る低消費電力型のCMOS集積回路を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCMOS集積回路に内蔵された高耐圧
増幅回路の一例を示す回路図。
【図2】図1中のNMOSトランジスタの構造の一例を
示す断面図。
【図3】図1中のPMOSトランジスタの構造を利用し
た寄生のPNPトランジスタの一例を示を示す断面図。
【図4】従来のCMOS集積回路に外付け接続された高
耐圧のバイポーラトランジスタからなる増幅回路を示す
回路図。
【図5】従来のBi−CMOS集積回路に内蔵された複
数個の低耐圧のバイポーラトランジスタを縦積み接続し
てなる増幅回路を示す回路図。
【図6】従来のBi−CMOS集積回路に内蔵された低
耐圧のバイポーラトランジスタと複数個のNMOSトラ
ンジスタを縦積み接続してなる増幅回路を示す回路図。
【符号の説明】
N1〜N15…NMOSトランジスタ、P1…PMOS
トランジスタ、RL、R1〜R6、R11〜R16…抵
抗素子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源配線と接地配線との間に直列に接続
    された1個の負荷抵抗素子およびそれぞれバックゲート
    ・ソース相互が接続されて縦積み接続され、接地電位側
    の1個のNMOSトランジスタのゲートには増幅回路入
    力信号が与えられる出力用の複数の第1のNMOSトラ
    ンジスタと、同じく上記電源配線と接地配線との間に直
    列に接続された電圧分割用の複数の抵抗素子およびそれ
    ぞれドレイン・ゲート相互が接続されると共にバックゲ
    ート・ソース相互が接続されたバイアス電圧生成用の複
    数の第2のNMOSトランジスタと、前記出力用の第1
    のNMOSトランジスタのうちの接地電位側の1個のN
    MOSトランジスタを除く電源電位側のNMOSトラン
    ジスタの各ゲートと前記電圧分割用の複数の抵抗素子の
    各一端との間にそれぞれ対応して接続された抵抗素子
    と、前記出力用の第1のNMOSトランジスタのうちの
    電源電位側の1個のNMOSトランジスタのゲートに接
    続されている抵抗素子と前記電圧分割用の抵抗素子との
    相互接続ノードおよび上記電源電位側の1個のNMOS
    トランジスタのドレインの間に直列に接続され、それぞ
    れドレイン・バックゲート相互が接続されると共にゲー
    ト・ソース相互が接続された複数の第3のNMOSトラ
    ンジスタおよびソース・バックゲート・ゲート相互が接
    続された1個のPMOSトランジスタとを具備し、前記
    バイアス電圧生成用の第1のNMOSトランジスタのう
    ちの接地電位側の1個のNMOSトランジスタおよび出
    力用の第2のNMOSトランジスタのうちの接地電位側
    の1個のNMOSトランジスタを除く各NMOSトラン
    ジスタは、バックゲート電極が半導体基板より電位的に
    浮くように形成されていることを特徴とするCMOS集
    積回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のCMOS集積回路におい
    て、前記NMOSトランジスタの全てが、そのバックゲ
    ート電極が半導体基板より電位的に浮くように形成され
    ていることを特徴とするCMOS集積回路。
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