JPH0897440A - ガラス封止型ダイオード - Google Patents
ガラス封止型ダイオードInfo
- Publication number
- JPH0897440A JPH0897440A JP22829394A JP22829394A JPH0897440A JP H0897440 A JPH0897440 A JP H0897440A JP 22829394 A JP22829394 A JP 22829394A JP 22829394 A JP22829394 A JP 22829394A JP H0897440 A JPH0897440 A JP H0897440A
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- Japan
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- diode element
- electrode
- diode
- glass tube
- glass
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Abstract
イオードを提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、対向する電極間に電気的に接続さ
れたダイオード素子と、該ダイオード素子を密封するガ
ラス管とを備えてなるガラス封止型ダイオードにおい
て、前記電極の対向面の少なくとも一方側の略中央に、
前記ダイオード素子の位置決め用の凹部を設けたことを
特徴とするガラス封止型ダイオードである。
Description
ドに関し、特に電極の形状に特徴を有するガラス封止型
ダイオードに関する。
4に示すように、ダイオード素子23を、対向するよう
に配置されたAg等からなる略円柱形状の電極21およ
び22間に挟持するようにして電気的に接続した状態
で、SiO2等からなるガラス管24を、電極21、2
2の外周面に融着することにより、ダイオード素子23
を密封するといった構造を有している。
チップ状基板25のP型層表面にAg等からなる電極2
6をバンプ形成してなるものである。このような構造を
有するガラス封止型ダイオードは、ここでは図示を省略
するが、従来、例えば上面に複数の円筒状の溝が格子状
に形成されたタングステン等からなる略長方形状の組立
治具を用いて、上記溝内において各々組立製造されてい
る。
いで、ガラス管24をこの電極21に遊嵌させ、さら
に、ダイオード素子23をガラス管24内に投入した後
に、予め組立治具に接続固定されたバイブレータ等を作
動させて、ガラス管24内のダイオード素子23を振動
させることにより、そのアノード電極25(もしくはカ
ソード電極26)が対向する電極21と接触した状態に
する。その後に、電極22を、一定の荷重を付加した状
態でガラス管24に遊嵌させて、ダイオード素子23を
電極21および22に挟持させて電気的に接続状態を保
ち、この状態で組立治具を、ヒータ炉内に挿入すること
により、各溝内のガラス管24を電極21、22の外周
面に融着させて、ダイオード素子23を密封している。
来のガラス封止型ダイオードは、ダイオード素子23が
振動を付加された後に、図5に示すように、ガラス管2
4の内壁周辺に位置した状態となりやすく、この状態で
ガラス管24が電極21、22の外周面に融着され、こ
れが冷却により収縮するので、ガラス管24には、その
軸心方向に対して略直角方向に曲げモーメントが加わ
り、M方向へ曲げ力が付加されて、略円弧状に変形する
といった外観不良が発生しやすいという問題があった。
たもので、ガラス管の変形が略生じないガラス封止型ダ
イオードを提供することを目的とする。
に本発明は、対向する電極間に電気的に接続されたダイ
オード素子と、該ダイオード素子を密封するガラス管と
を備えてなるガラス封止型ダイオードにおいて、電極の
対向面の少なくとも一方側の略中央に、ダイオード素子
の位置決め用の凹部を設けたことを特徴とするガラス封
止型ダイオードを提供するものである。
は、カソード電極およびアノード電極を有しており、凹
部がアノード電極を収納する程度の大きさであることを
特徴とする上記のガラス封止型ダイオードを提供するも
のである。
素子は電極上において仮にガラス管近傍に位置していて
も例えば振動が加えるられることにより位置決め用の凹
部により略中央に移動して位置決めされる。従って、ガ
ラス管は電極の対向面を略平行に保ちつつ挟持された状
態で電極と融着することが可能となるので、曲げモーメ
ントが付加されることなく融着されるため、曲げ変形等
の外観不良が略無いガラス封止型ダイオードが提供でき
るのである。
照しつつ説明するが、本発明はこれに限定されるもので
ない。図1はガラス封止型のダイオードを示す要部断面
図である。このダイオードは、略直方体状のダイオード
素子1を、対向するように配置されたAgからなる略円
柱形状の電極2および3間に挟持するようにして電気的
に接続した状態で、SiO2からなる円筒形状のガラス
管4を、電極2および3の外周面に融着することによ
り、ダイオード素子1を密封するといった構造を有して
いる。
柱小径部5および6が形成されており、また、電極2の
円柱小径部5には、その略中央にダイオード素子1の位
置決め用の凹部7が形成されている。この凹部7は、平
面視矩形状であり、且つ、その内壁断面にて電極3に向
かって幅広となるテーパ形状となっている。また、ガラ
ス管4は、その内径寸法が円柱小径部5および6の直径
よりも僅かに大きく、且つ、電極2および3の最大直径
よりも僅かに小さいものである。
のチップ状基板9のP型層表面にAgからなる電極8を
バンプ形成してなるものである。このような構造を有す
るダイオードを組立製造する方法としては、図2に示す
ように、上面に複数の溝10が格子状に形成されたタン
グステンからなる略長方形状の組立治具11を用いて、
上記溝10内においてダイオードを各々組立製造すると
いった従来の方法が用いることができる。
向くように、上記溝10内に投入し、次いで、ガラス管
4を円柱小径部5に遊嵌させ、さらに、ダイオード素子
1をガラス管4内に投入した後に、予め組立治具11に
接続固定された図示しないバイブレータ等を作動させ
て、ガラス管4内のダイオード素子1を振動させる。こ
の時、ダイオード素子1は、円柱小径部5面上で振動し
て、凹部7内にはまり込むようにして略中央の位置に位
置決めされる。
の面を下向きにして、載置板12を各電極3上に載置し
て一定の荷重を付加した状態でガラス管4に遊嵌させる
ことにより、ダイオード素子1を電極2および3に挟持
させて電気的に接続状態を保ち、この状態で組立治具1
1を、図示しない約650度のヒータ炉内に約 分間挿
入することにより、各溝10内のガラス管4を電極2お
よび3の外周面に融着させて、ダイオード素子1を密封
する。
より円柱小径部6面上の略中央に位置決めされて、電極
2の対向面を略平行に保ちつつ挟持された状態でガラス
管4と電極2および3の円柱小径部6外周面とを融着さ
せることが可能となるので、ガラス管4には曲げモーメ
ントがほとんど付加されることなく融着されるため、曲
げ変形等の外観不良が略無いガラス封止型ダイオードが
提供できるのである。
位置決め用の凹部7を、図1に示すような形状としてい
るが、これに限定するものでなく、図3(a)に示す円
弧形状や図3(b)に示すVの字形状にしてもよく、凹
部7をアノード電極8が収納される程度の断面視円弧形
状もしくは矩形状にすれば、よりダイオード素子1の位
置決め精度が向上する。この際の電極は、上下成形型を
用いたプレス加工でパンチングすることにより所望形状
に加工することができる。
2のみに設けているが、これに限定するものでなく、電
極2および3の両方に設けてもよい。さらに、本実施例
においては、ダイオード素子1のカソード電極9を凹部
7面に接触させているが、これに限定するものでなく、
アノード電極8を凹部7面に接触させてもよい。
タイプのガラス封止型ダイオードを用いているが、これ
に限定するものでなく、電極2および3よりリード線を
導出させたリード付きガラス封止型ダイオードにも適用
可能である。
面図である。
説明図である。
変形例を説明する説明図である。
図である。。
形を生じた状態を説明する説明図である。。
Claims (2)
- 【請求項1】 対向する電極間に電気的に接続されたダ
イオード素子と、該ダイオード素子を密封するガラス管
とを備えてなるガラス封止型ダイオードにおいて、 前記電極の対向面の少なくとも一方側の略中央に、前記
ダイオード素子の位置決め用の凹部を設けたことを特徴
とするガラス封止型ダイオード。 - 【請求項2】 前記ダイオード素子は、カソード電極お
よびアノード電極を有しており、前記凹部が前記アノー
ド電極を収納する程度の大きさであることを特徴とする
請求項1に記載のガラス封止型ダイオード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22829394A JPH0897440A (ja) | 1994-07-25 | 1994-09-22 | ガラス封止型ダイオード |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-172931 | 1994-07-25 | ||
JP17293194 | 1994-07-25 | ||
JP22829394A JPH0897440A (ja) | 1994-07-25 | 1994-09-22 | ガラス封止型ダイオード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0897440A true JPH0897440A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=26495098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22829394A Pending JPH0897440A (ja) | 1994-07-25 | 1994-09-22 | ガラス封止型ダイオード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0897440A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6111316A (en) * | 1997-08-29 | 2000-08-29 | Motorola, Inc. | Electronic component encapsulated in a glass tube |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP22829394A patent/JPH0897440A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6111316A (en) * | 1997-08-29 | 2000-08-29 | Motorola, Inc. | Electronic component encapsulated in a glass tube |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040323 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040517 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050328 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050527 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Effective date: 20050609 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Effective date: 20050902 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 |