JPH0895951A - 知的教育システムにおける目次表示装置及び目次表示方法 - Google Patents

知的教育システムにおける目次表示装置及び目次表示方法

Info

Publication number
JPH0895951A
JPH0895951A JP23560194A JP23560194A JPH0895951A JP H0895951 A JPH0895951 A JP H0895951A JP 23560194 A JP23560194 A JP 23560194A JP 23560194 A JP23560194 A JP 23560194A JP H0895951 A JPH0895951 A JP H0895951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
learning
contents
teaching
order
teaching material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23560194A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiro Kimura
文宏 木村
Takeshi Honda
武司 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP23560194A priority Critical patent/JPH0895951A/ja
Publication of JPH0895951A publication Critical patent/JPH0895951A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
  • Machine Translation (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、教材の定義順序や作成順序に影響
されることなく、本来学習者に提示すべき教材の順に目
次を提示することが可能な知的教育システムにおける目
次表示装置及び目次表示方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 本発明は、教材記憶手段200、表示手段3
00、入力手段400、教材選択手段500を具備し学
習者の教育を支援する教育支援システムにおける目次表
示装置及び目次表示方法において、学習する教材間の関
係情報に基づいて学習者への教材の提示順序を決定して
目次を作成する目次決定・作成手段100から構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、知的教育システムにお
ける目次表示装置及び目次表示方法に係り、教材を選択
して学習者に提示する知的教育システムにおける目次表
示装置及び目次表示方法に関する。
【0002】詳しくは、教材の目次を作成して学習者へ
提示する知的教育システムにおける目次表示装置及び目
次表示方法に関する。
【0003】
【従来の技術】従来の、知的教育システムにおける目次
の表示方法は、教材を記憶している教材記憶部に対して
各教材を定義した順番、即ち教材の定義順序又は作成順
序に基づいて目次を表示している。以下に、従来の目次
表示方法における教材定義例と目次表示例とを示す。図
11は、従来の目次表示方法における教材定義例と目次
表示例を示す図である。図11(A)は、「C言語」の
学習をするための教材を定義した例を示したものであ
り、「はじめに」、「活用編」「基礎編」の3章がこの
順番に定義されている。また、各章は、節により構成さ
れており「はじめに」の章には「C言語とは」と「pr
intf」の節がこの順番に定義されている。
【0004】従来の目次表示方法は、記憶されている教
材の定義順序に基づいて目次を作成して学習者に提示し
ており、例えば、教材が図11(A)に示す構造で定義
されている場合には、その定義順序に従って図11
(B)に示した目次が作成されて表示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の知的教育システムにおける目次の表示方法では、学
習者に提示される目次は常に教材の定義順序又は作成順
序で表示されることになる。学習者に提示される目次
は、標準的な学習の順序を示したガイドであり、かつ大
局的な学習内容の把握が可能なものでなければならな
い。しかし、従来の方法では教材が作成されて記憶部に
定義された時の教材定義順序又は作成順序に基づいた目
次の表示しかできないため、実際に学習者に提示される
教材の順序とは必ずしも一致しないという問題点があ
る。
【0006】また、教材の追加や一部入替えを行なう場
合や、意図的に目次の変更をしたい場合などにおいて
は、常に学習者に提示される目次を意識した順番で教材
の定義を行なわなければ意図した順番の目次を学習者へ
提示することができないという問題点がある。
【0007】更に、定義する教材の数が多い場合や教材
の構成が複雑な場合、或いは教材が分割されて作成され
ている場合に、常に学習者に提示される目次を意識した
順番で教材の定義を行なわなければならず、教材の定義
に時間と手間を要するという問題点もある。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、教材の定義順序や作成順序に影響されることなく、
本来学習者に提示すべき教材の順に目次を提示すること
が可能な知的教育システムにおける目次表示方法を提供
することを目的とする。
【0009】また、本発明は、教材の定義順序を意識す
ることなく教材の追加や一部入替え、目次の変更を行な
うことが可能な知的教育システムにおける目次表示方法
を提供することを目的とする。
【0010】更に、分割されて作成された教材であって
も、本来学習者に提示すべき教材の順に目次を提示する
ことが可能な知的教育システムにおける目次表示方法を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成図を示す。
【0012】本発明の知的教育システムにおける目次表
示装置は、学習順序情報を持たない教材を記憶する教材
記憶手段200と、教材を表示する表示手段300と、
学習者から教材の選択指示情報を入力する入力手段40
0と、学習者から入力される選択指示情報に基づいて教
材を選択して表示手段300へ出力する教材選択手段5
00とを具備し、学習者の教育を支援する知的教育シス
テムにおける目次表示装置において、学習する教材間の
関係情報に基づいて学習者への教材の提示順序を決定
し、提示順序に基づき目次を作成して表示手段300へ
出力する目次決定・作成手段100を有する。
【0013】また、上記教材記憶手段200は、教材間
の関係情報として教材に学習段階を示す前提条件を併せ
て記憶する。
【0014】また、上記目次決定・作成手段100は学
習段階を変えながら前提条件を満たす教材を順に検索し
て提示順序を決定する提示順序決定手段110を有す
る。
【0015】また、上記提示順序決定手段110は、最
初に使用する教材の学習段階を初期学習段階とし、前提
条件を満たす教材が検索される毎に学習段階を検索され
た教材の学習段階に設定する学習段階設定手段111
と、教材記憶手段200に記憶している教材から、学習
段階設定手段111で設定された学習段階で前提条件を
満たす教材を順次検索し、検索された教材に提示順序を
付与して提示順序を決定する教材提示順序付与手段11
2とを有する。
【0016】また、上記提示順序決定手段110は、決
定された提示順序をキーとして昇順にソートするソート
手段113を有する。
【0017】図2は、本発明の原理を説明するフローチ
ャートを示す。
【0018】本発明の知的教育システムにおける目次表
示方法は、教材を選択して提示し、学習者の教育を支援
する知的教育システムにおける目次表示方法において、
教材間の関係情報に基づいて教材に学習者への提示順序
を付与し(ステップ1)、付与した提示順序に基づいて
目次を作成して出力する(ステップ2)。
【0019】また、教材に学習者への提示順序を付与す
る(ステップ1)際に、関連情報として設定されてい
る、教材毎の学習段階を示す前提条件を満たす教材を順
に検索する。
【0020】また、目次を作成する(ステップ2)際
に、教材を提示順序をキーとして昇順にソートし(ステ
ップ2−1)、ソートされた教材の順序で教材の目次を
作成する(ステップ2−2)。
【0021】
【作用】本発明は、学習者に教材の目次を提示する際
に、教材の学習段階を初期学習段階から順に最終学習段
階まで教材間の関連情報に基づいて変化させて教材の提
示順序を決定し、この順序に基づいて学習者に提示する
目次を作成して表示することが可能となる。
【0022】また、関連情報には、前段階の教材履修後
に後段階の教材に移行する、又は平行して履修すること
ができる等の教材の理数順序を決定するための前提条件
が含まれる。従って、この前提条件を満たす教材を順次
辿ることにより教材の提示順序を取得することが可能と
なる。
【0023】また、学習段階を再設定しながら提示すべ
き教材の順序を検索する際に、検索した順番で番号を付
与しておくことにより、付与された番号を昇順にソーテ
ィングして目次を作成することが可能となる。
【0024】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0025】図3は、本発明の一実施例の知的教育シス
テムにおける目次表示装置の構成図を示す。同図に示す
知的教育システムにおける目次表示装置は、教材記憶部
200、表示部300、入力部400、及び処理部60
0から構成されている。また、処理部600は教材管理
部500と目次決定・作成部100とから構成される。
以下に、各構成要素の概要及び処理を説明する。
【0026】表示部300は教材や目次を学習者に提示
するためのモニタ装置であり、入力部400は学習者か
らの指示選択情報を入力するためのマウスやキーボード
等である。
【0027】教材記憶部200は、学習者に提示する教
材等の集合からなる教材ベース210を記憶しているデ
ータベースである。教材記憶部200に記憶している教
材ベース210について以下に図を用いて説明する。図
4は、本発明の一実施例の教材記憶部の教材ベースの構
成図を示す。同図に示す教材ベース210は、教育目標
211、教材212、及び関係情報213により構成さ
れる。
【0028】教育目標211は、学習によって理解して
もらいたい項目を記したテーブルであり、実際には教育
目標211に応じた教材が対応付けられている。以下
に、教育目標211の構造を図を用いて説明する。図5
は、本発明の一実施例の教材ベースにおける教育目標の
構造を説明する図である。同図に示す教育目標211
は、教育目標を表す名称と習得フラグとから構成され
る。同図の例は、 「C言語の概要」 … 「ループの理解」 の6つの教育目標が定義されている例である。
【0029】教材212は、教育目標211に記された
教育目標を習得するための教材であり、本実施例では章
や節からなる教材212の構造及び教材の実体等が記憶
されている。
【0030】関係情報213は、教育目標211と教材
212との対応情報、各教材212による学習を終了す
ることによって習得されるべき教育目標211を示した
習得項目、学習者が教材212を選択して学習するため
に既に習得していなかればならない習得項目を示した前
提条件等から構成される。
【0031】以下に、教材212及び関係情報213の
構造を図を用いて説明する。図6は、本発明の一実施例
の教材ベースにおける教材及び関係情報の構成を説明す
る図である。同図の例は、教材212及び関係情報21
3を併せて記憶している例である。図6(A)は教材に
関する章のテーブルを示しており、章の名称、前提条
件、習得項目、節、及び章選択フラグで構成されてい
る。
【0032】名称は、教材212の構成を示す章の名称
を表している。前提条件は、各名称で示された章の学習
段階、即ち学習者が予め習得していなければならない教
育目標211を示している。習得項目は、章の学習を全
て終了することにより習得できる教育目標211を示し
ている。節は、章の各習得項目を習得するために学習し
なければならない実際の教材である節の名称を示してい
る。また、章選択フラグは、処理部600が目次を作成
する際に使用する一時記憶領域であり、後述する動作説
明で使用する領域である。
【0033】図6(A)では、教材212の章構成は、
「はじめに」…「基礎編」の3章構成となっている。ま
た、「はじめに」の章の前提条件は記されていないこと
から、この章は本教材を初めて使用する際に学習する章
となるが、「活用編」の章の前提条件には「代入演算の
理解」が記されているため、この章は学習段階として教
育目標211の「代入演算の理解」を習得している学習
者が学習する章となる。また、「はじめに」の章の習得
項目には「C言語の概要」と「印字の理解」が記されて
おり、この章を学習することによってそれらの教育目標
211を習得することができる。また、「はじめに」の
章の各習得項目である「C言語の概要」と「印字の理
解」に対応する節の名称としてはそれぞれ、「C言語と
は」と「printf」が対応付けられている。
【0034】図6(B)は教材に関する節のテーブルを
示しており、節の名称、前提条件、習得項目、及び節選
択フラグで構成されている。
【0035】名称は、教材212の構成を示す節の名称
を表している。前提条件は、各名称で示された節の学習
段階、即ち学習者が予め習得していなければならない教
育目標211を示している。習得項目は、各節の学習を
全て終了することにより習得できる教育目標211を示
している。また、節選択フラグは、処理部600が目次
を作成する際に使用する一時記憶領域であり、後述する
動作説明で使用する領域である。
【0036】図6(B)では、教材212の節構成は、
「C言語とは」…「for」の6節構成となっている。
「C言語とは」の節の前提条件は記されていないことか
ら、学習者はこの節は本教材を初めて使用する際に学習
する節となるが、「printf」の節の前提条件には
「C言語の概要」が記されているため、この節は学習段
階として教育目標211の「C言語の概要」を習得して
いる学習者が学習する節となる。また、「C言語とは」
の節の習得項目には「C言語の概要」が記されており、
この節を学習することによってその教育目標211を習
得することができることを表している。
【0037】処理部600の教材管理部500は、入力
部400を介して学習者より指示選択情報を受け取り、
教材記憶部200に記憶している教材ベース210を選
択するとともに、選択した教材ベース210に記憶して
いる教材を適宜選択して表示部300へ出力する。ま
た、学習者から入力部400を介して学習に使用する教
材名が入力されると、入力された教材名の教材の目次を
作成するよう目次決定・作成部100へ指示する等の各
制御を行なう。
【0038】処理部600の目次決定・作成部100
は、教材管理部500から目次作成の指示を受けると、
目次を作成して表示部300へ出力する。以下に、目次
決定・作成部100の構成を図を用いて詳しく説明す
る。図7は、本発明の一実施例の目次決定・作成部の構
成図を示す。同図に示す目次決定・作成部100は、提
示順序決定部110、目次作成部120から構成され
る。
【0039】提示順序作成部110は、学習段階設定部
111、教材提示順序付与部112、ソート部113か
ら構成される。
【0040】学習段階設定部111は、目次を作成する
ために教材の学習段階を、初めて教材ベース210で学
習をする場合の学習段階に設定するとともに、教材提示
順序付与部112から習得項目が入力される毎に学習段
階を入力された習得項目に再設定する。
【0041】教材提示順序付与部112は、学習段階設
定部111により設定された学習段階に基づいて、教材
記憶部200の教材ベース210から設定された学習段
階を前提条件とする教材を検索し、検索した教材に検索
した順に提示順序を示す番号を付与するとともに検索し
た教材の習得項目を学習段階設定部111へ出力する。
また、学習者の指定した教材名の教材に関する番号の付
与が完了すると、ソート部113に付与した番号で教材
をソートするよう指示する。
【0042】ソート部113は、教材提示順序付与部1
12の指示に基づいて、教材記憶部200の教材ベース
210の各教材に付与されている提示順序を示す番号を
キーとして昇順にソートし、ソートの結果を目次作成部
120へ出力する。
【0043】目次作成部120は、ソート部113から
入力されるソート結果に基づいて、学習者へ提示する目
次を作成して表示部300へ出力する。
【0044】以下に、上記知的システムにおける目次表
示装置の動作を図を用いて説明する。図8は、本発明の
一実施例の知的教育システムにおける目次表示装置の動
作を示すフローチャートである。
【0045】(ステップ10) 教材管理部500は、
入力部400を介して学習者から学習に使用する教材名
を取得し、取得した教材名(以下、指定教材)に対応す
る教材ベース210を選択するとともに、指定教材の目
次を作成して学習者へ提示するよう目次決定・作成部1
00へ指示する。
【0046】(ステップ11) 目次決定・作成部10
0の学習段階設定部111は、教材管理部500から目
次作成の指示を受けると、学習段階を示す変数(LS)
の値を初期学習段階としてヌル文字(LS=“”)に設
定する(本実施例では、学習状態がヌル文字の状態を初
めて教材を使用する際の学習段階とする)。
【0047】(ステップ12) 教材提示順序付与部1
12は、提示順序を示す変数(N)を1にセットする
(N=1)。
【0048】(ステップ13) 教材提示順序付与部1
12は、教材管理部500により選択された教材ベース
210を参照し、提示順序がセットされていない章選択
フラグが存在するか否かを確認する。提示順序がセット
されていない章選択フラグが存在しない場合には、ステ
ップ20へ移行する。
【0049】(ステップ14) 教材提示順序付与部1
12は、教材管理部500により選択された教材ベース
210を参照し、設定した学習段階(LS)で前提条件
を満たしている章を検索して章選択フラグに提示順序
(N)の値をセットする。
【0050】(ステップ15) 教材提示順序付与部1
12は、提示順序(N)の値をインクリメントする(N
=N+1)。
【0051】(ステップ16) 教材提示順序付与部1
12は、教材管理部500により選択された教材ベース
210を参照し、提示順序がセットされていない節選択
フラグが存在するか否かを確認する。提示順序がセット
されていない節選択フラグが存在しない場合には、ステ
ップ13へ移行する。
【0052】(ステップ17) 教材提示順序付与部1
12は、教材管理部500により選択された教材ベース
210を参照し、設定した学習条件(LS)で前提条件
を満たす節を検索して節選択フラグに提示順序(N)の
値をセットする。
【0053】(ステップ18) 教材提示順序付与部1
12は、提示順序(N)の値をインクリメントする(N
=N+1)とともに、学習段階設定部111にステップ
17で検索した節を学習することにより習得できる習得
項目を出力する。
【0054】(ステップ19) 学習段階設定部111
は、教材提示順序付与部112から入力される習得項目
を学習段階(LS)にセットしステップ16へ移行す
る。
【0055】(ステップ20) 上記ステップ13で、
提示順序が付与されていない章選択フラグが存在しない
場合には、ソート部113は、教材管理部500が選択
した教材ベース210の教材の章及び節の名称を、章選
択フラグ及び節選択フラグにセットされている提示順序
をキーに1から順に昇順にソートする。
【0056】(ステップ21) 目次作成部120は、
ソート部113がソートした結果を目次として編集して
表示部300へ出力する。
【0057】(ステップ22) 教材提示順序付与部1
12は、教材管理部500によって選択された教材ベー
ス210の章選択フラグ及び節選択フラグを全てクリア
する。
【0058】以下に、上記実施例の具体例を示す。以下
の具体例では教材記憶部200には図5及び図6に示し
た教材名「C言語」に関する教育目標211、教材21
2及び関連情報213が記憶されているものとし、学習
者は学習教材として教材名「C言語」の教材を指定する
ものとする。
【0059】教材管理部500は、入力部400を介し
て学習者から学習に使用する教材名として、 「C言語」 を取得し、取得した指定教材に対応する教材ベース21
0を選択するとともに、指定教材の目次を作成して学習
者へ提示するよう目次決定・作成部100へ指示する
(ステップ10)。
【0060】目次決定・作成部100の学習段階設定部
111は、教材管理部500から目次作成の指示を受け
ると、学習段階を示す変数(LS)の値を初期学習段階
を示すヌル文字、 「学習段階(LS)=“”」 に設定する(ステップ11)。
【0061】教材提示順序付与部112は、提示順序を
示す変数(N)の値を、 「提示順序(N)=1」 にセットする(ステップ12)。
【0062】教材提示順序付与部112は、教材管理部
500により選択された教材ベース210を参照する
と、提示順序がセットされていない章選択フラグが存在
するので(ステップ13、YES)、設定した学習段階
(LS=“”)で前提条件を満たしている章として、 「はじめに」(前提条件=“”) を検索して章選択フラグに、 「提示順序(N)=1」 の値をセットする(ステップ14)。
【0063】教材提示順序付与部112は、提示順序
(N)の値をインクリメントして、 「提示順序(N)=2」 とする(ステップ15)。
【0064】提示順序付与部112は、教材管理部50
0により選択された教材ベース210を参照すると、提
示順序がセットされていない節選択フラグが存在するの
で(ステップ16、YES)、設定した学習条件(LS
=“”)で前提条件を満たす節として、 「C言語とは」(前提条件=“”) を検索して節選択フラグに、 「提示順序(N)=2」 の値をセットする(ステップ17)。
【0065】教材提示順序付与部112は、提示順序
(N)の値をインクリメントして、 「提示順序(N)=3」 にする(ステップ18)とともに、学習段階設定部11
1にステップ17で検索した節、 「C言語とは」(前提条件=“”) を学習することにより習得できる、 「習得項目=“C言語の概要”」 を出力する(ステップ18)。
【0066】学習段階設定部111は、教材提示順序付
与部112から入力された習得項目を学習段階(LS)
にセットし、 「学習段階(LS)=“C言語の概要” とする(ステップ19)。
【0067】提示順序付与部112は、提示順序がセッ
トされていない節選択フラグが存在しているので(ステ
ップ16、YES)、設定した学習条件(LS=“C言
語の概要”)で前提条件を満たす節として、 「printf(前提条件=“C言語の概要”)」 を検索して節選択フラグに、 「提示順序(N)=3」 の値をセットする(ステップ17)。
【0068】教材提示順序付与部112は、提示順序
(N)の値をインクリメントして、 「提示順序(N)=4」 にする(ステップ18)とともに、学習段階設定部11
1にステップ17で検索した節、 「printf(前提条件=“C言語の概要”)」 を学習することにより習得できる、 「習得項目=“印字の理解”」 を出力する(ステップ18)。
【0069】学習段階設定部111は、教材提示順序付
与部112から入力された習得項目を学習段階(LS)
にセットし、 「学習段階(LS)=“印字の理解”」 とする(ステップ19)。
【0070】以下、上記ステップ13からステップ19
を繰り返すことにより、全ての章フラグ及び節フラグに
提示順序(N)の値が設定される。
【0071】教材提示順序付与部112は、教材管理部
500により選択された教材ベース210の教材212
及び関係情報213を参照すると、提示順序がセットさ
れていない章選択フラグは存在しないので(ステップ1
3、NO)、ソート部113は、教材管理部500が選
択した教材ベース210の教材の章及び節の名称を、章
選択フラグ及び節選択フラグにセットされている提示順
序をキーに1から順に昇順にソートする(ステップ2
0)。
【0072】本実施例では、設定された提示順序を昇順
にソートすると、章「はじめに」、節「C言語とは」、
節「printf」、章「基礎編」、…、節「for」
となる。
【0073】目次作成部120は、ソート部113がソ
ートした結果を目次として編集して表示部300へ出力
するとともに(ステップ21)、章フラグ及び節フラグ
を全てクリアする(ステップ22)。上記実施例により
作成される目次の表示例を図9に示す。
【0074】なお、上記実施例では教材を章及び節に分
類して記憶している例を示したが、教材を章、節より更
に細分化された構成で記憶された教材の目次を作成する
ことも、節だけで構成される教材の目次を作成すること
も可能であり、教材を章と節からなる構成に限定するも
のではない。
【0075】上記実施例において、節のみで構成される
教材の目次を作成する場合には、ステップ13からステ
ップ15をスキップするとともに、ステップ16におい
て、提示順序がセットされていない節選択フラグがない
場合にステップ20の処理へ移行すればよい。
【0076】次に、他の実施例として、図3に示した本
発明の一実施例の知的教育システムにおける目次表示方
法で使用する教材が、分割して作成され、分割された状
態で教材記憶部200へ記憶されている場合の例を説明
する。図10は、本発明の他の実施例の教材記憶部の記
憶例を示す図である。同図に示す教材記憶部200に
は、図5及び6に示した教材名「C言語」に関する教材
から構成される教材ベース210が記憶されている。
【0077】同図は、A氏、B氏、C氏の3人が分担し
て作成し、完成した教材を1つのファイルにまとめずに
3つに分割して記憶している例を示している。各氏が作
成した教材は、教材の節の名称及習得項目、当該教材の
学習段階を示す前提条件、及び節選択フラグから構成さ
れている。同図の例は、教材を節だけで管理しており章
に関する情報は記憶していない。また、節を学習するこ
とによって習得できる習得項目を、節の名称として扱っ
ている。節選択フラグは、目次作成時に使用する一時記
憶域である。
【0078】例えば、A氏は「C言語とは」、「a+
b」、「a+=b」の3節を作成しており、「C言語と
は」の節は前提条件がヌル文字(“”)であることか
ら、一番初めに学習すべき節であることを示している。
また、「a+b」の節は前提条件が「printf」と
なっており、「printf」の節を学習した後に学習
する節であることを示している。
【0079】以下に、上記他の実施例の具体例を図8に
基づいて説明する。但し、上述したように教材が節のみ
で構成されている際の処理を行なうものとする。
【0080】学習者からの入力に基づき使用する教材
名、 「C言語」 を取得するとともに、学習段階を示す変数(LS)の値
を初期学習段階の、 「学習段階(LS)=“”」 に、また提示順序を示す変数(N)の値を、 「提示順序(N)=1」 にセットする(ステップ10、11、12)。
【0081】提示順序付与部112は、教材管理部50
0により選択された教材ベース210を参照すると、提
示順序がセットされていない節選択フラグが存在するの
で(ステップ16、YES)、設定した学習条件(LS
=“”)で前提条件を満たす節としてA氏の作成した、 「C言語とは」(前提条件=“”) を検索して節選択フラグに、 「提示順序(N)=1」 の値をセットする(ステップ17)。
【0082】教材提示順序付与部112は、提示順序
(N)の値をインクリメントして、 「提示順序(N)=2」 にする(ステップ18)とともに、学習段階設定部11
1にステップ17で検索した節、 「C言語とは」(前提条件=“”) を学習することにより習得できる、 「習得項目=“C言語とは”」 を出力する(ステップ18)。
【0083】学習段階設定部111は、教材提示順序付
与部112から入力された習得項目を学習段階(LS)
にセットし、 「学習段階(LS)=“C言語とは” とする(ステップ19)。
【0084】提示順序付与部112は、提示順序がセッ
トされていない節選択フラグが存在しているので(ステ
ップ16、YES)、設定した学習条件(LS=“C言
語とは”)で前提条件を満たす節として、 「printf(前提条件=“C言語とは”)」 を検索して節選択フラグに、 「提示順序(N)=2」 の値をセットする(ステップ17)。
【0085】教材提示順序付与部112は、提示順序
(N)の値をインクリメントして、 「提示順序(N)=3」 にする(ステップ18)とともに、学習段階設定部11
1にステップ17で検索した節、 「printf(前提条件=“C言語とは”)」 を学習することにより習得できる、 「習得項目=“printf”」 を出力する(ステップ18)。
【0086】学習段階設定部111は、教材提示順序付
与部112から入力された習得項目を学習段階(LS)
にセットし、 「学習段階(LS)=“printf”」 とする(ステップ19)。
【0087】以下、上記ステップ16からステップ19
を繰り返すことにより、全ての節フラグに提示順序
(N)の値が設定される。
【0088】教材提示順序付与部112は、教材管理部
500により選択された教材ベース210を参照する
と、提示順序がセットされていない節選択フラグは存在
しないので(ステップ16、NO)、ソート部113
は、教材管理部500が選択した教材ベース210の教
材の節の名称を、節選択フラグにセットされている提示
順序をキーに1から順に昇順にソートする(ステップ2
0)。
【0089】本実施例では、設定された提示順序を昇順
にソートすると、節「C言語とは」、節「print
f」、…、節「for」となる。
【0090】目次作成部120は、ソート部113がソ
ートした結果を目次として編集して表示部300へ出力
するとともに(ステップ21)、節フラグを全てクリア
する(ステップ22)。
【0091】なお、上記実施例では目次作成過程で付与
した教材の提示順序を、学習者へ目次を提示した後クリ
アしているが、クリアせずに残しておいて次回目次の表
示をする際に利用することも可能であり、目次の提示後
にクリアすることに限定するものではない。クリアせず
に残しておくことにより、次回高速に目次を作成して表
示することができる。また、学習者へ提示した目次を記
憶しておき再度表示に使用することも可能である。
【0092】また、上記実施例では教材を記憶した教材
記憶部を1つ使用した例を示したが、上記他の実施例で
示したように分割して作成された教材を複数の教材記憶
部に分割したまま記憶しておいて使用することも可能で
ある。
【0093】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、教材の
学習段階を初期学習段階から順に設定しながら教材の提
示順序を決定してゆくため、教材の定義順序や作成順序
に影響されることなく、本来学習者に提示される教材の
順に目次を提示することが可能となる。
【0094】また、本来学習者に提示される教材の順に
基づいて目次が自動的に作成されるため、教材の定義順
序を意識することなく教材の追加や一部入替え、目次の
変更を行なうことが可能になる。
【0095】また、上記効果により、分割されて作成さ
れた教材であっても、本来学習者に提示すべき教材の順
に目次を提示することが可能となる。
【0096】更に、教材作成者は学習者に提示する目次
の順序を意識して教材を定義したり、作成する必要がな
くなるため、教材の作成にかかる手間、時間を削減する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の原理を説明するフローチャートであ
る。
【図3】本発明の一実施例の知的教育システムにおける
目次表示装置の構成図である。
【図4】本発明の一実施例の教材記憶部の教材ベースの
構成図である。
【図5】本発明の一実施例の教材ベースにおける教育目
標の構成を説明する図である。
【図6】本発明の一実施例の教材ベースにおける教材及
び関係情報の構成を説明する図である。
【図7】本発明の一実施例の目次決定・作成部の構成図
である。
【図8】本発明の一実施例の知的教育システムにおける
目次表示装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施例の目次表示例を示す図であ
る。
【図10】本発明の他の実施例の教材記憶部の記憶例を
示す図である。
【図11】従来の目次表示方法における教材定義例と目
次表示例とを示す図である。
【符号の説明】
100 目次決定・作成手段、目次決定・作成部 110 提示順序決定手段、提示順序決定部 111 学習段階設定手段、学習段階設定部 112 教材提示順序付与手段、教材提示順序付与部 113 ソート手段、ソート部 120 目次作成部 200 教材記憶手段、教材記憶部 210 教材ベース 211 教育目標 212 教材 213 関係情報 300 表示手段、表示部 400 入力手段、入力部 500 教材選択手段、教材管理部 600 処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09B 5/02 9288−5L G06F 15/20 590 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学習順序情報を持たない教材を記憶する
    教材記憶手段と、該教材を表示する表示手段と、学習者
    から該教材の選択指示情報を入力する入力手段と、該学
    習者から入力される該選択指示情報に基づいて該教材を
    選択して該表示手段へ出力する教材選択手段とを具備
    し、該学習者の教育を支援する知的教育システムにおけ
    る目次表示装置において、 学習する教材間の関係情報に基づいて該学習者への該教
    材の提示順序を決定し、該提示順序に基づき目次を作成
    して該表示手段へ出力する目次決定・作成手段を有する
    ことを特徴とする知的教育システムにおける目次表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記教材記憶手段は、 前記教材間の関係情報として、前記教材に学習段階を示
    す前提条件を併せて記憶する請求項1記載の知的教育シ
    ステムにおける目次表示装置。
  3. 【請求項3】 前記目次決定・作成手段は、 前記学習段階を変えながら前記前提条件を満たす教材を
    順に検索して前記提示順序を決定する提示順序決定手段
    を有する請求項2記載の知的教育システムにおける目次
    表示装置。
  4. 【請求項4】 前記提示順序決定手段は、 最初に使用する教材の学習段階を初期学習段階とし、前
    記前提条件を満たす教材が検索される毎に前記学習段階
    を前記検索された教材の学習段階に設定する学習段階設
    定手段と、 前記教材記憶手段に記憶している教材から、該学習段階
    設定手段で設定された学習段階で前記前提条件を満たす
    教材を順次検索し、該検索された教材に提示順序を付与
    して前記提示順序を決定する教材提示順序付与手段とを
    有する請求項3記載の知的教育システムにおける目次表
    示装置。
  5. 【請求項5】 前記提示順序決定手段は、 前記決定された提示順序をキーとして昇順にソートする
    ソート手段を有する請求項3記載の知的教育システムに
    おける目次表示装置。
  6. 【請求項6】 教材を選択して提示し、学習者の教育を
    支援する知的教育システムにおける目次表示方法におい
    て、 該教材間の関係情報に基づいて該教材に該学習者への提
    示順序を付与し、 該付与した提示順序に基づいて目次を作成して出力する
    ことを特徴とする知的教育システムにおける目次表示方
    法。
  7. 【請求項7】 前記教材に前記学習者への提示順序を付
    与する際に、 前記関連情報として設定されている、前記教材毎の学習
    段階を示す前提条件を満たす教材を順に検索する請求項
    6記載の知的教育システムにおける目次表示方法。
  8. 【請求項8】 前記目次を作成する際に、 前記教材を前記提示順序をキーとして昇順にソートし、 ソートされた前記教材の順序で前記教材の目次を作成す
    る請求項6又は7記載の知的教育システムにおける目次
    表示方法。
JP23560194A 1994-09-29 1994-09-29 知的教育システムにおける目次表示装置及び目次表示方法 Pending JPH0895951A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23560194A JPH0895951A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 知的教育システムにおける目次表示装置及び目次表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23560194A JPH0895951A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 知的教育システムにおける目次表示装置及び目次表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0895951A true JPH0895951A (ja) 1996-04-12

Family

ID=16988427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23560194A Pending JPH0895951A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 知的教育システムにおける目次表示装置及び目次表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0895951A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10301468A (ja) * 1997-04-23 1998-11-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 教材作成支援方法及びシステム
JP2005321662A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Fuji Xerox Co Ltd 学習支援装置および方法
JP2013030064A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Pegasus:Kk 学習支援用のプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10301468A (ja) * 1997-04-23 1998-11-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 教材作成支援方法及びシステム
JP2005321662A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Fuji Xerox Co Ltd 学習支援装置および方法
JP2013030064A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Pegasus:Kk 学習支援用のプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6287123B1 (en) Computer managed learning system and data processing method therefore
US20040076941A1 (en) Online curriculum handling system including content assembly from structured storage of reusable components
Kadirov et al. The ways of the activization of the independent works nof the students in the educational platform moodle
CA1216365A (en) Instruction system topic-interpreting method
de Croock et al. ADAPT IT: Tools for training design and evaluation
JPH11133846A (ja) 教材作成支援方法及びシステム及び教材作成支援プログラムを格納した記憶媒体
JPH0895951A (ja) 知的教育システムにおける目次表示装置及び目次表示方法
JP2685681B2 (ja) 学習支援システム
JP2003295753A (ja) 学習指導及び絶対評価の支援システム
US6947937B1 (en) Data selection system and method therefor
Kiyama et al. Authoring methods for the Web-based intelligent CAI system CALAT and its application to telecommunications service
JPH08160850A (ja) 問題作成装置
JP2861453B2 (ja) ハイパーテキストモデル作成装置
Westman Database‐backed library Web pages
JP3639965B2 (ja) モデル賃金出力装置
JPH0721147A (ja) 教育支援装置
JP2840119B2 (ja) 自動正解抽出方式
JPH07334069A (ja) 問題作成装置
Baker An interactive approach to test construction
JPH1165411A (ja) 系統学習用個別対応型テスト問題自動作成装置
JPH05134594A (ja) 教育支援システムの教材情報管理方式
JPH07311539A (ja) 教材編集支援システム
JPH11161143A (ja) 教材管理データ抽出装置及び教材管理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
Gliznitsa et al. Application of a Hierarchical Approach for Determining an Individual Study Trajectory
JPH0728389A (ja) 教育支援システム