JPH07311539A - 教材編集支援システム - Google Patents

教材編集支援システム

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JPH07311539A
JPH07311539A JP12675894A JP12675894A JPH07311539A JP H07311539 A JPH07311539 A JP H07311539A JP 12675894 A JP12675894 A JP 12675894A JP 12675894 A JP12675894 A JP 12675894A JP H07311539 A JPH07311539 A JP H07311539A
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JP
Japan
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teaching material
data
learning
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learner
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Application number
JP12675894A
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Minako Nishino
美奈子 西野
Hirohide Haga
博英 芳賀
Hiroyuki Kojima
弘行 小嶋
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Hitachi Ltd
Hitachi Seibu Software Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Seibu Software Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 学習者に適応していない教材の構成部を抽出
し、再構成を促す誘導機能を有する教材編集支援システ
ムを提供することにある。 【構成】 前記学習者用端末109は、教材編集者用端
末122の教材提供制御部によりデータベースに基づく
教材データを受け、教材表示制御部により教材データを
ディスプレイに表示し、学習履歴採取処理部により、各
学習者の学習履歴データを採取し、学習者別学習パター
ン抽出部により、前記採取された各学習履歴データに基
づく学習者別の学習パターンを抽出する。教材編集者用
端末122は、学習パターン抽出部により、前記学習者
別学習パターン抽出部により抽出された全ての学習者別
学習パターンに基づく学習者全体の学習パターンを抽出
し学習パターンデータベースに格納し、教材編集処理部
により、学習パターンデータベースに格納された学習パ
ターンに基づく教材構造データの変更を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CAI(Comput
er Aided Instruction)における
教材編集支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の教育支援システムとして例えば、
日本ユニシス株式会社が提供する総合教室管理システム
CLASS(Computer LAboratory
Support System)がある。総合教室管
理システムCLASSのソフトウェア構成はCLASS
成績処理システムとCLASS基本システムの2つであ
る。
【0003】CLASS基本システムは、運用管理シス
テムと学習支援システムの2つのシステムで構成するシ
ステムである。運用管理システムは次の5つの機能を持
つ。 (1)生徒名簿データベースを登録、更新するクラス管
理機能 (2)生徒とカリキュラムを対応付ける学習者管理機能 (3)個別カリキュラムの編成を管理するカリキュラム
管理機能 (4)人事データベースを構築するマスタ管理機能 (5)教材の新規登録と更新、抹消を行う教材管理機能 学習支援システムは次の3つの機能を持つ。 (6)一斉授業を起動するクラス・オープン機能 (7)学習状況を監視する学習モニタ機能 (8)授業を終了させるクラス・クローズ機能 CLASS成績処理システムは上記(7)学習モニタ機
能によって自動的に記録した生徒の学習状況とそのデー
タを基にして、学習者の各種の統計資料を作成するシス
テムである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の教育支援システ
ムにおける学習モニタ機能で採取する学習履歴とは、学
習者の学習時間と学習進度と問題の解答とその採点の結
果であり、学習者の学習過程を採取するものではない。
そしてこれらのデータは教師に帳票として出力されるだ
けである。このような教育支援システムの場合、 (1)教師は学習者の成績分析を行なうことはできる
が、教材そのもののの構成や内容の是非を評価するため
の手段を提供していない (2)学習者の学習状況の良否は教師自身が帳票で出力
されたデータから判断するしかできない、かつその判断
は一意ではない。
【0005】(3)素材とその表示順序のデータを同一
のデータ構造に格納しているため、表示順序だけまたは
表示する素材だけを変更することができない (4)学習者の成績の処理をCLASS成績処理システ
ムという1システムで統括して行なうため、学習者全員
の成績の処理速度が劣化するの4点の問題点を有する。
【0006】本発明の目的は、学習者に適応していない
教材の構成部を抽出し、再構成を促す誘導機能を有する
教材編集支援システムを提供することにある。本発明の
他の目的は、学習者に提供した教材の構成や内容を、学
習者の学習過程のデータで評価し、その評価に従って教
材の構成を組み替える教材編集支援システムを提供する
ことにある。本発明のさらに他の目的は、教材を構成す
る素材だけまたはその表示順序だけのデータを変更する
教材編集支援システムを提供することにある。本発明の
さらに他の目的は、まず学習者用端末で学習者一人一人
の学習履歴から学習過程を表す学習パターンを抽出した
後、教材編集者用端末で学習者全体の学習パターンを抽
出する教材編集支援システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、表示装置と、入力装置と、処理装置と、
記憶装置を備える少なくとも1台の学習者用端末と、該
学習者用端末に接続され、表示装置と、入力装置と、処
理装置と、第1の記憶装置と、第2の記憶装置を備える
教材編集者用端末とからなる教材編集支援システムであ
り、前記学習者用端末の処理装置は、教材表示制御手段
と、学習履歴採取処理手段と、該学習履歴採取処理手段
により採取された採取データに基づき学習者別に学習パ
ターンを抽出する学習者別学習パターン抽出手段を備
え、前記教材編集者用端末の第2の記憶装置は、教材構
造データベースと、素材データベースと、学習パターン
データベースを格納し、前記教材編集者用端末の処理装
置は、前記教材構造データベースの教材構造データと素
材データベースの素材データに基づき前記学習者用端末
に教材データを提供する教材提供制御手段と、前記学習
者別学習パターン抽出手段により抽出された全ての学習
者別学習パターンに基づき学習者全体の学習パターンを
抽出し前記学習パターンデータベースに格納する学習パ
ターン抽出手段と、前記学習パターンデータベースに格
納された学習パターンに基づき教材構造データの変更を
行なう教材編集処理手段を備えるようにしている。ま
た、学習者に提供する前記教材データは、少なくともイ
メージデータとサウンドデータとテキストデータから成
る素材データと該素材データを学習者に提供する順序を
定義する教材構造データとに分離して構成するようにし
ている。また、前記学習者別学習パターン抽出手段は複
数の学習者毎に別々に学習パターンを抽出するようにし
ている。また、前記学習パターン抽出手段により抽出さ
れた学習パターンを表示装置に表示するようにしてい
る。また、前記教材編集処理手段は、学習者に提供した
教材の構造を定義する複数の教材構造データのうち、教
材構造データに対応する抽出した学習パターンと当該教
材構造データとの間で合致の得られなかった教材構造デ
ータを抽出し、抽出した教材構造データを当該教材構造
データに対応する学習パターンに基づき変更するように
している。また、前記教材構造データは、セグメントと
リンクを備え、該セグメントは画面で表示する素材デー
タの指定するデータとリンクを指定するデータを備え、
該リンクは次の画面のセグメントを指定するデータと当
該リンクの利用状況を記述するデータを備えるようにし
ている。また、前記学習者別学習パターン抽出手段は、
各学習者の学習過程において各学習者毎に各リンクの利
用状況を記述するデータを更新するようにしている。ま
た、前記リンクの利用状況を記述するデータとして、リ
ンク参照回数部とリンク重みづけ部を設け、該リンク重
みづけ部に予め定めたリンクの重み値を設定し、リンク
が参照される毎に前記リンク参照回数部の値に前記リン
クの重み値を加えるようにしている。また、前記学習パ
ターン抽出手段は、全学習者の学習終了後、学習により
更新された学習者別の各リンクの利用状況を記述するデ
ータに基づき各リンクの学習者全体の利用状況を抽出す
るようにしている。
【0008】
【作用】上記手段により、学習者が教材をどのように学
習していったかという学習履歴とを基にした学習パター
ンを抽出する手段を有することによって、従来不可能で
あった学習者の学習履歴を基にした学習パターンの抽出
が可能となる。また、学習者の学習状況を学習パターン
で表現する手段を有することで、従来統括することが不
可能であった学習者全体の学習過程を即座に統括するこ
とが可能となる。また、素材とその表示順序のデータを
分離する手段を有することによって、従来表示内容の変
更の際、表示するデータに表示順序や学習者の動作を定
義するデータを付与する必要があったが、表示するデー
タの格納先の情報だけを変更することが可能となる。学
習者一人一人の学習パターンを抽出した後に学習者全体
の学習パターンを抽出する手段を有するため、学習者全
体の学習状況を反映した教材データの編集が可能とな
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は教材編集支援システムのシステム構成
図である。図1において、109は学習者用端末であ
り、122は学習用のデータベースを備える教材編集者
用端末である。学習者用端末109は教材編集者用端末
122から学習用のデータを受けて画面として表示し、
学習者はこの画面を見て学習をする。また、学習者用端
末109は学習者の学習状況から各学習者別に学習パタ
ーンを抽出する。教材編集者用端末122は学習者用端
末109にデータベースの情報に基づき学習用のデータ
を送出する。また、教材編集者用端末122は学習者用
端末109で抽出された学習者別学習パターンに基づき
学習者全体の学習パターンを抽出し、この抽出した学習
パターンに基づき教材を自動的に編集するか、あるいは
教材編集者の教材編集のために教材構造データと共に抽
出した学習パターンデータを表示する。
【0010】さらに、図1を詳細に説明する。図1にお
いて、109は学習者用端末であり、101は教材表示
装置、102は教材表示装置101に直接入力するため
のポインティングデバイス、103は学習者の入力を受
け付ける入力装置、104は中央処理装置、108は記
憶装置である。記憶装置108には、学習者一人一人の
学習履歴を採取する学習履歴採取処理部105と、一人
一人の学習者の教材の学習過程を表現する学習パターン
を前記学習履歴採取処理部105で得られた採取結果か
ら抽出する学習者別学習パターン抽出部106と、教材
表示制御部107が格納されている。122は教材編集
者用端末であり、110は教材編集用表示装置、111
は教材編集用表示装置110に直接入力するためのポイ
ンティングデバイス、112は教材編集者の入力を受け
付ける入力装置、113は中央処理装置、117は第1
の記憶装置である。第1の記憶装置117には教材提供
制御部114と、学習パターン抽出部115と、教材編
集処理部116が格納されている。121は第2の記憶
装置であり、抽出された学習パターンを格納する学習パ
ターンデータベース118と、教材編集者が教材構造デ
ータにおいて指定することにより提供又は編集されるイ
メージデータとサウンドデータとテキストデータを格納
する素材データベース119と、教材の構造を定義する
教材構造データを格納する教材構造データベース120
が格納されている。
【0011】図2は教材の概念構成図である。ここでい
う教材とはテキストブックの内容及びソフトウェアマニ
ュアルなど事務、設計などの業務手順を示す業務指示手
順書、手順マニュアルも対象とする。図2において20
1は教材構造を定義する最小の単位であるモジュール、
202は少なくとも1つのモジュールで構成するフレー
ム、203は少なくとも1つのフレームで構成する教材
である。
【0012】図3は教材編集用表示装置110で1つの
モジュールを表示した図である。図3において301は
教材表示装置101の1画面で表示するデータを定義す
るセグメント、302はセグメント301の関係を定義
するリンクであり、モジュール201は少なくとも1つ
のセグメント301と少なくとも1つのリンク302と
で構成する。
【0013】図4はセグメントのデータ構造である。図
4において401はセグメントを指定する識別子を格納
したセグメント識別部、402は学習者が該セグメント
を参照した回数を格納したセグメント参照回数部、40
3は該セグメントで表示する素材データの格納先を格納
した素材データ格納アドレス部、404は該セグメント
が持つリンクの数を格納したリンク個数部、405は該
リンク個数部404のリンクの個数分の領域に該セグメ
ントが持つリンクの識別子を格納したリンク識別部であ
る。図5は前記図4に記載したセグメントのデータ構造
のテーブルである。図5において、実線で囲まれた各行
が各セグメントのデータ構造に対応している。そして、
401、402、・・・、405は、それぞれ501、
502、・・・、505に対応している。また、501
のセグメント識別部に格納したセグメント識別子を整数
番号で表し、502のセグメント参照回数部の初期値は
0に設定してある。
【0014】図6はリンクのデータ構造である。図6に
おいて601はリンクを指定する識別子を格納したリン
ク識別部、602はリンク識別部601に格納したリン
クが教材表示装置101に表示されたか否かの情報を格
納したリンク表出フラグ部、603は学習者がリンク識
別部601に格納したリンクを使用したか否かの情報を
格納したリンク利用フラグ部、604はリンク識別部6
01に格納したリンクが初めて表出した時に学習者がそ
のリンクを使用したか否かの情報を格納した初出リンク
フラグ部、605は学習者がリンク識別部601に格納
したリンクを使用した回数を格納したリンク参照回数
部、606はリンク識別部601に対して予め定められ
たリンクの重みを格納したリンク重みづけ部、607は
リンク先のセグメントの識別子を格納したリンク先セグ
メント識別部である。教材の構造を構成するデータは少
なくとも前記図5に記載したセグメントのデータ構造と
図6に記載したリンクのデータ構造で構成する。図7は
前記図6に記載したリンクのデータ構造のテーブルであ
る。図7において実線で囲まれた各行が各リンクのデー
タ構造に対応している。そして、601、602、・・
・、607は、それぞれ701、702、・・・、70
7に対応している。また、702リンク表出フラグ部と
703のリンク利用フラグ部と704の初出リンクフラ
グ部と705のリンク参照回数部の初期値は0に設定し
てある。
【0015】図8は教材編集処理のフローチャートであ
る。まず前記図1に記載した学習者用端末109毎に学
習履歴採取処理部105で採取したデータに対して学習
パターンの抽出のためのデータ処理を行い(ステップ8
01)、次に処理結果のデータを前記図1に記載した教
材編集者用端末122へ転送(ステップ802)する。
さらに全ての学習者用端末109が学習パターン抽出部
115において代表的な学習パターンを抽出するのに必
要なデータ(ステップ801での処理結果のデータ)
を、教材編集者用端末122に転送するまで(ステップ
803)、教材編集者用端末122は該データを受け付
け(ステップ804)、全ての該データの転送終了後に
教材編集者用端末122の学習パターン抽出部115で
代表的な学習パターンを抽出する処理を行い(ステップ
805)、該学習パターンに基づいて教材編集者用端末
122の教材編集処理部116が教材の編集処理を行う
(ステップ806)。
【0016】図9は前記図8の教材編集処理のフローチ
ャートにおけるステップ801の学習者用端末毎に学習
パターンの抽出のためのデータ処理を示す詳細なフロー
チャートである。学習者用端末が学習パターンの抽出の
ためのデータ処理するステップとして、まず、教材構造
データベース120内の教材構造データのうち最初のセ
グメントで指定される素材データベースのイメージデー
タ、テキストデータ等を表示し(ステップ901)、学
習者用端末が学習終了のコマンドを受け付けるまで(ス
テップ902)、学習履歴を採取し(ステップ90
3)、選択されたリンクのリンク先セグメント識別部の
示すセグメントを次に表示するという処理を繰り返す
(ステップ904)。この処理は図1の学習履歴採取処
理部105による処理である。学習終了のコマンドを受
け付けた後はステップ903で採取した学習履歴のデー
タを利用して学習パターンの抽出のためのデータ処理を
する(ステップ905)。この処理は図1の学習者別学
習パターン抽出部106による処理である。
【0017】図10は前記図9におけるステップ903
の学習履歴の採取の詳細なフローチャートである。ま
ず、最初に表示したセグメントのデータのセグメント参
照回数部に格納した値を1インクリメントし(ステップ
1001)、さらに該データのリンク個数部に格納した
個数分のリンクのデータを処理する(ステップ100
2)。処理するデータの識別はセグメントのデータのリ
ンク識別部に格納したリンク識別子で行う。リンクのデ
ータの処理は、リンク表出フラグが0の場合(ステップ
1003)はリンク表出フラグ部に1を代入し(ステッ
プ1004)、学習者のリンクの選択を受け付ける(ス
テップ1005)。学習者のリンクの選択を受け付けた
ら、学習者が選択したリンクの識別子を持つリンクのデ
ータならば(ステップ1006)、そのリンクのデータ
のリンク利用フラグ部と初出フラグ部に1を代入し(ス
テップ1007、ステップ1008)、次にリンク参照
回数部にリンク重みづけ部に格納したリンクの重みの値
分をインクリメントし(ステップ1009)、さらにリ
ンク先セグメント識別部に格納した次に表示するセグメ
ントの識別子を取得する(ステップ1010)。そし
て、ステップ1001から始まる処理を繰り返す。ステ
ップ1003においてリンク表出フラグが1の時は、次
に学習者のリンクの選択を受け付け(ステップ101
1)、学習者が選択したリンクの識別子を持ちかつリン
ク利用フラグが0の場合(ステップ1012、ステップ
1013)、リンク利用フラグ部に1を代入する(ステ
ップ1014)。次にリンク参照回数部にリンク重みづ
け部に格納したリンクの重みの値分をインクリメントし
(ステップ1015)、リンク先セグメント識別部に格
納した次に表示するセグメントの識別子を取得する(ス
テップ1016)。そして、ステップ1001から始ま
る処理を繰り返す。
【0018】図11は、前記図9におけるステップ90
5で得られた学習履歴を利用して学習パターンの抽出の
ためのデータ処理の詳細なフローチャートである。ま
ず、教材を構成する全てのセグメントのデータから各セ
グメント毎に参照回数を求める(ステップ1101、ス
テップ1102)。次に教材を構成する全てのリンクの
データのうち(ステップ1103)、リンク表出フラグ
が1である条件を満たすリンクを調べ(ステップ110
4)、該条件を満たすリンクの合計数を求め(ステップ
1105)、その各リンクのリンク識別子を取得(ステ
ップ1106)し、さらにリンク表出フラグが1でかつ
リンク利用フラグが1である条件を満たすリンクを調べ
(ステップ1107)、該条件を満たすリンクの合計数
を求め(ステップ1108)、その各リンクのリンク参
照回数を取得した後(ステップ1109)、さらに初出
リンクフラグも1である条件を満たすリンクの合計数を
求め(ステップ1111)、該条件を満たすリンクが初
めて表示された時に、学習者が利用した初出リンクとし
てそのリンクのリンク識別子を取得する(ステップ11
12)。全てのリンクのデータについてステップ110
4からステップ1112の処理を行った後、リンク利用
率と初出リンク利用率を求める(ステップ1113、ス
テップ1114)。リンク利用率はステップ1105で
求めた学習者に表示されたリンクの合計数のうちステッ
プ1108で求めた学習者が実際に利用したリンクの合
計数が占める割合である。初出リンク利用率はステップ
1105で求めた学習者に表示されたリンクの合計数の
うち、ステップ1111で求めた初めて学習者に表示さ
れた時点で利用したリンクの合計数の占める割合であ
る。
【0019】図12は前記図8に記載した教材編集処理
のフローチャートのステップ805の教材編集者用端末
で学習パターンを抽出するための詳細なフローチャート
である。図12においてまず各学習者用端末から転送さ
れてきたデータのうち、各セグメント毎の参照回数の合
計を求める(ステップ1201)。これは、例えば、第
1から第nのセグメントがあり、a1〜amの利用者が
居た場合、第1セグメントの参照回数の合計は、 (a1の人の第1セグメントの参照回数)+(a2の人
の第1セグメントの参照回数)+・・・+(amの人の
第1セグメントの参照回数) である。次に、全学習者のリンク利用率の平均値と全学
習者の初出リンク利用率の平均値(ステップ1202、
ステップ1203)を求める。これは、例えば、表示さ
れたリンクが10個であり、a1〜amの利用者が居た
場合、a1の人が3個のリンクを利用すればa1の人の
リンク利用率は30%であり、同様にa2の人のリンク
利用率が50%、・・・、amの人のリンク利用率が4
0%であったとすると、リンク利用率の平均値は次のよ
うになる。 リンク利用率の平均値=(30%+50%+・・・+4
0%)/m 同様にして、全学習者の初出リンク利用率の平均値も求
められる。さらに教材の構造データを構成する各リンク
毎のリンク利用率と初出リンク利用率を求める(ステッ
プ1204、ステップ1205)。リンク利用率とはあ
るリンクを全学習者がどれだけ利用したかを表し、初出
リンク利用率とは全学習者が初めてリンクが表示された
時点でそのリンクをどれだけ利用したかを表す。次に教
材編集者自身の教材構成の変更を自由に行うか否かの選
択を受け付け(ステップ1206)、教材の再構成をシ
ステムに任す場合は教材の構造を組み替える処理を行い
(ステップ1207)、組み替えた構造のデータを教材
構造データベースに格納する(ステップ1208)。教
材編集者自身が編集を行う場合は、教材構造のデータを
教材編集用表示装置110に表示し(ステップ120
9)、教材編集者の入力を受け付け(ステップ121
0)、その入力に従って教材構造のデータを変更し組み
替える(ステップ1211)。なお、教材編集者自身に
よる教材構造のデータの変更、組み替え処理は、本発明
の対象とはしていないため、本明細書では言及しない。
【0020】図13は、前記図12におけるステップ1
207の教材構造のデータを組み替えるための詳細なフ
ローチャートである。まず、前記図12におけるステッ
プ1204で求めたリンク利用率が0%であるリンク識
別子を取得し(ステップ1301)、取得したリンク識
別子を持つリンクのデータの内のリンク先セグメント識
別部の内容を変更する(ステップ1302)。次に初出
リンク利用率が100%であったリンク識別子を取得し
(ステップ1303)、このリンク識別子をリンク識別
部に格納したセグメントの識別子を取得し(ステップ1
304)、さらにそのセグメントの識別子をもつセグメ
ントのデータの内のリンク個数部に1を代入し(ステッ
プ1305)、ステップ1303で取得したリンク識別
子をリンク識別部の先頭領域に格納し(ステップ130
6)、それ以降のリンク識別部の領域を削除する(ステ
ップ1307)ことによって教材の構造を組み替える。
【0021】図14は、学習結果を反映した教材構造の
データを教材編集用表示装置110に表示した画面を示
し、線分の太さや色を利用し、セグメントとリンクの利
用状況を表現する。図14において1401は1つのセ
グメントのデータを、1402は1つのリンクのデータ
を、1403はそのセグメントを利用した学習者の人数
と学習者の総数を、1404は学習者が全く利用しなか
ったセグメントのデータを表す。
【0022】図15は図14に記載した教材編集用表示
装置に表示した教材構造のデータのセグメントから直接
素材データを表示した画面図である。図15において1
501はセグメントのデータ中の素材データ格納アドレ
ス部に格納した素材データであり、1502は素材デー
タの格納番地である。
【0023】なお、学習履歴採取処理部105、教材表
示制御部107、教材提供制御部114は、従来の教育
支援システムで用いられているものと同様のものでよ
く、また本発明の対象とはしていないため、本明細書で
は言及していない。また、他の実施例として、上記教材
編集者用端末の構成を学習者用端末に持たせることによ
り、上記処理は学習者用端末だけでも同様に行なうこと
ができ、また、上記教材編集者用端末の構成の内のデー
タベース以外の構成を学習者用端末に持たせ、データベ
ースを各学習者用端末で共用するようにしてもよい。他
の実施例として、上記処理を、企業等で用いられる業務
指示手順書マニュアルを対象とした学習に適用してもよ
い。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、教材の評価が可能とな
り最適な教材を作成することが可能となる効果がある。
また、教材の構造を、該教材で学習する学習者の集団に
対して適合したものに変更することが可能となる効果が
ある。また、素材とその表示順序のデータが分離されて
いるため、表示内容の変更時に表示する素材データに表
示順序や学習者の動作を定義するデータを付与する必要
がないという効果がある。また、学習者別学習パターン
を抽出し、この学習者別学習パターンに基づき学習者全
体の学習パターンを抽出できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の教材編集支援システムのシ
ステム構成を示す図である。
【図2】教材の概念構成を示す図である。
【図3】1つのモジュールを教材編集用表示装置で表示
した画面例を示す図である。
【図4】セグメントのデータ構造を示す図である。
【図5】セグメントのデータ構造のテーブルを示す図で
ある。
【図6】リンクのデータ構造を示す図である。
【図7】リンクのデータ構造のテーブルを示す図であ
る。
【図8】教材編集処理のフローチャートを示す図であ
る。
【図9】図8の教材編集処理のフローチャートにおける
ステップ801の詳細なフローチャートを示す図であ
る。
【図10】図9のフローチャートにおけるステップ90
3の詳細なフローチャートを示す図である。
【図11】図9のフローチャートにおけるステップ90
5の詳細なフローチャートを示す図である。
【図12】図8のフローチャートにおけるステップ80
5の詳細なフローチャートを示す図である。
【図13】図12のフローチャートにおけるステップ1
207の詳細なフローチャートを示す図である。
【図14】学習結果を反映した教材構造のデータを教材
編集用表示装置に表示した画面例を示す図である。
【図15】学習結果を反映した教材構造のデータと共に
直接素材データを教材編集用表示装置に表示した画面例
を示す図である。
【符号の説明】
101 教材表示装置 102 ポインティングデバイス 103 力装置 104 中央処理装置 105 学習履歴採取処理部 106 学習者別学習パターン抽出部 107 教材表示制御部 108 記憶装置 109 学習者用端末 110 教材編集用表示装置 111 ポインティングデバイス 112 入力装置 113 中央処理装置 114 教材提供制御部 115 学習パターン抽出部 116 教材編集処理部 117 記憶装置 118 学習パターンデータベース 119 素材データベース 120 教材構造データベース 121 記憶装置 122 教材編集者用端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小嶋 弘行 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置と、入力装置と、処理装置と、
    記憶装置を備える少なくとも1台の学習者用端末と、該
    学習者用端末に接続され、表示装置と、入力装置と、処
    理装置と、第1の記憶装置と、第2の記憶装置を備える
    教材編集者用端末とからなる教材編集支援システムであ
    って、 前記学習者用端末の処理装置は、教材表示制御手段と、
    学習履歴採取処理手段と、該学習履歴採取処理手段によ
    り採取された採取データに基づき学習者別に学習パター
    ンを抽出する学習者別学習パターン抽出手段を備え、 前記教材編集者用端末の第2の記憶装置は、教材構造デ
    ータベースと、素材データベースと、学習パターンデー
    タベースを格納し、 前記教材編集者用端末の処理装置は、前記教材構造デー
    タベースの教材構造データと素材データベースの素材デ
    ータに基づき前記学習者用端末に教材データを提供する
    教材提供制御手段と、前記学習者別学習パターン抽出手
    段により抽出された全ての学習者別学習パターンに基づ
    き学習者全体の学習パターンを抽出し前記学習パターン
    データベースに格納する学習パターン抽出手段と、前記
    学習パターンデータベースに格納された学習パターンに
    基づき教材構造データの変更を行なう教材編集処理手段
    を備えることを特徴とする教材編集支援システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の教材編集支援システムに
    おいて、 学習者に提供する前記教材データは、少なくともイメー
    ジデータとサウンドデータとテキストデータから成る素
    材データと該素材データを学習者に提供する順序を定義
    する教材構造データとに分離して構成することを特徴と
    する教材編集支援システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の教材編集支援システムに
    おいて、 前記学習者別学習パターン抽出手段は複数の学習者毎に
    別々に学習パターンを抽出することを特徴とする教材編
    集支援システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の教材編集支援システムに
    おいて、 前記学習パターン抽出手段により抽出された学習パター
    ンを表示装置に表示することを特徴とする教材編集支援
    システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の教材編集支援システムに
    おいて、 前記教材編集処理手段は、学習者に提供した教材の構造
    を定義する複数の教材構造データのうち、教材構造デー
    タに対応する抽出した学習パターンと当該教材構造デー
    タとの間で合致の得られなかった教材構造データを抽出
    し、抽出した教材構造データを当該教材構造データに対
    応する学習パターンに基づき変更することを特徴とする
    教材編集支援システム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の教材編集支援システムに
    おいて、 前記教材構造データは、セグメントとリンクを備え、該
    セグメントは画面で表示する素材データの指定するデー
    タとリンクを指定するデータを備え、該リンクは次の画
    面のセグメントを指定するデータと当該リンクの利用状
    況を記述するデータを備えることを特徴とする教材編集
    支援システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の教材編集支援システムに
    おいて、 前記学習者別学習パターン抽出手段は、各学習者の学習
    過程において各学習者毎に各リンクの利用状況を記述す
    るデータを更新することを特徴とする教材編集支援シス
    テム。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の教材編集支援システムに
    おいて、 前記リンクの利用状況を記述するデータとして、リンク
    参照回数部とリンク重みづけ部を設け、該リンク重みづ
    け部に予め定めたリンクの重み値を設定し、リンクが参
    照される毎に前記リンク参照回数部の値に前記リンクの
    重み値を加えるようにすることを特徴とする教材編集支
    援システム。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の教材編集支援システムに
    おいて、 前記学習パターン抽出手段は、全学習者の学習終了後、
    学習により更新された学習者別の各リンクの利用状況を
    記述するデータに基づき各リンクの学習者全体の利用状
    況を抽出することを特徴とする教材編集支援システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020074241A (ko) * 2001-03-19 2002-09-30 (주) 온지교육 통신네트워크를 이용한 학습 자료 제공 사업 방법 및 이를수행할 수 있는 컴퓨터로 읽을 수 있는 프로그램이 수록된기록매체
JP2020042777A (ja) * 2018-09-07 2020-03-19 台達電子工業股▲ふん▼有限公司Delta Electronics,Inc. マルチメディアデータ推薦システム及びマルチメディアデータ推薦方法
US11128904B2 (en) 2018-09-07 2021-09-21 Delta Electronics, Inc. System and method for recommending multimedia data

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