JPH0895919A - サイバースペースシステム - Google Patents
サイバースペースシステムInfo
- Publication number
- JPH0895919A JPH0895919A JP23086094A JP23086094A JPH0895919A JP H0895919 A JPH0895919 A JP H0895919A JP 23086094 A JP23086094 A JP 23086094A JP 23086094 A JP23086094 A JP 23086094A JP H0895919 A JPH0895919 A JP H0895919A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- virtual reality
- server
- space
- reality space
- user
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 47
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 2
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 仮想現実空間に対して経済的価値を付与す
る。 【構成】 サーバ11より、ユーザ端末13−1,13
−2に対して仮想現実空間10を提供する。仮想現実空
間10は、情報オブジェクトA,B,Cにより構成さ
れ、各ユーザは、対応するユーザオブジェクトUO13
−1,UO13−2を介して各情報オブジェクトにアク
セスする。サーバ11は、オブジェクト単位、あるいは
仮想現実空間を形成する空間を単位として、課金処理を
行う。
る。 【構成】 サーバ11より、ユーザ端末13−1,13
−2に対して仮想現実空間10を提供する。仮想現実空
間10は、情報オブジェクトA,B,Cにより構成さ
れ、各ユーザは、対応するユーザオブジェクトUO13
−1,UO13−2を介して各情報オブジェクトにアク
セスする。サーバ11は、オブジェクト単位、あるいは
仮想現実空間を形成する空間を単位として、課金処理を
行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばバーチャルリア
リティ(仮想現実空間)を生成し、ユーザに提供するサ
イバースペースシステムに関する。
リティ(仮想現実空間)を生成し、ユーザに提供するサ
イバースペースシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図17は、従来のサイバースペースシス
テムの構成例を示している。サーバ1は記憶装置2を備
え、記憶装置2に記憶されている画像データを公衆電話
回線4を介して、各ユーザ端末3−1乃至3−3に供給
するようになされている。
テムの構成例を示している。サーバ1は記憶装置2を備
え、記憶装置2に記憶されている画像データを公衆電話
回線4を介して、各ユーザ端末3−1乃至3−3に供給
するようになされている。
【0003】各ユーザ端末3−1乃至3−3は、記憶装
置2に予め用意されている100種類のキャラクタの中
から所定のものを自分のキャラクタとして指定する。そ
して、そのキャラクタを、サーバ1が提供する仮想現実
空間内において移動させ、仮想現実空間での生活を楽し
むことができるようになされている。
置2に予め用意されている100種類のキャラクタの中
から所定のものを自分のキャラクタとして指定する。そ
して、そのキャラクタを、サーバ1が提供する仮想現実
空間内において移動させ、仮想現実空間での生活を楽し
むことができるようになされている。
【0004】例えばユーザ端末3−1が、通常の公衆電
話回線4を介してサーバ1にアクセスし、仮想現実空間
の画像の提供を受ける。ユーザ端末3−1において、所
定の操作を行い、自分のキャラクタ(例えば、キャラク
タA)を所定の方向に移動させるように指示すると、そ
の移動方向に対応する画像がサーバ1より提供されてく
る。これにより、ユーザ端末3−1は、自分のキャラク
タAを、あたかも仮想現実空間が提供する町を移動させ
るようにして楽しむことができる。
話回線4を介してサーバ1にアクセスし、仮想現実空間
の画像の提供を受ける。ユーザ端末3−1において、所
定の操作を行い、自分のキャラクタ(例えば、キャラク
タA)を所定の方向に移動させるように指示すると、そ
の移動方向に対応する画像がサーバ1より提供されてく
る。これにより、ユーザ端末3−1は、自分のキャラク
タAを、あたかも仮想現実空間が提供する町を移動させ
るようにして楽しむことができる。
【0005】ユーザ端末3−2においても、同様に、自
分のキャラクタ(例えば、キャラクタB)を指定し、こ
のキャラクタBを、仮想現実空間内において移動させる
ことができる。
分のキャラクタ(例えば、キャラクタB)を指定し、こ
のキャラクタBを、仮想現実空間内において移動させる
ことができる。
【0006】ユーザ端末3−1のキャラクタAと、ユー
ザ端末3−2のキャラクタBが、仮想現実空間の近傍の
位置に移動した場合、サーバ1からユーザ端末3−1に
提供される仮想現実空間の画像には、背景としての町の
画像の他に、その町を移動するキャラクタBの画像も提
供される。これにより、ユーザ端末3−1には、例えば
図18に示すような画像が表示される。即ち、自分のキ
ャラクタAが中央に配置され、その近傍には、ユーザ端
末3−2のキャラクタBが位置している。
ザ端末3−2のキャラクタBが、仮想現実空間の近傍の
位置に移動した場合、サーバ1からユーザ端末3−1に
提供される仮想現実空間の画像には、背景としての町の
画像の他に、その町を移動するキャラクタBの画像も提
供される。これにより、ユーザ端末3−1には、例えば
図18に示すような画像が表示される。即ち、自分のキ
ャラクタAが中央に配置され、その近傍には、ユーザ端
末3−2のキャラクタBが位置している。
【0007】同様に、ユーザ端末3−2には、図19に
示すように画像が提供される。この図19においても、
自分のキャラクタBが画面の中央に配置され、その近傍
には、ユーザ端末3−1のキャラクタAが配置されてい
る。
示すように画像が提供される。この図19においても、
自分のキャラクタBが画面の中央に配置され、その近傍
には、ユーザ端末3−1のキャラクタAが配置されてい
る。
【0008】このように、画面内に自分のキャラクタ以
外のキャラクタが表示された状態になったとき、キャラ
クタAはキャラクタBに対して(あるいはキャラクタB
はキャラクタAに対して)、文字による会話を行うこと
ができるようになる。
外のキャラクタが表示された状態になったとき、キャラ
クタAはキャラクタBに対して(あるいはキャラクタB
はキャラクタAに対して)、文字による会話を行うこと
ができるようになる。
【0009】即ち、ユーザ端末3−1から、そのキーボ
ードを操作して所定の文字を入力すると、その文字デー
タが公衆電話回線4を介してサーバ1に供給され、サー
バ1は、この文字データを、公衆電話回線4を介してユ
ーザ端末3−2に供給する。同様にして、ユーザ端末3
−2のキーボードを操作して、所定の文字を入力する
と、その文字データが公衆電話回線4を介してサーバ1
に供給され、サーバ1から、公衆電話回線4を介してユ
ーザ端末3−1に供給される。このようにして、ユーザ
端末3−1とユーザ端末3−2は、相互に、文字による
会話を行うことができる。
ードを操作して所定の文字を入力すると、その文字デー
タが公衆電話回線4を介してサーバ1に供給され、サー
バ1は、この文字データを、公衆電話回線4を介してユ
ーザ端末3−2に供給する。同様にして、ユーザ端末3
−2のキーボードを操作して、所定の文字を入力する
と、その文字データが公衆電話回線4を介してサーバ1
に供給され、サーバ1から、公衆電話回線4を介してユ
ーザ端末3−1に供給される。このようにして、ユーザ
端末3−1とユーザ端末3−2は、相互に、文字による
会話を行うことができる。
【0010】また、この仮想現実空間においては、この
仮想現実空間内において使われる仮想現実の通貨が用意
されており、各キャラクタは、この通貨を使って、仮想
現実の商品を購入することができる。
仮想現実空間内において使われる仮想現実の通貨が用意
されており、各キャラクタは、この通貨を使って、仮想
現実の商品を購入することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムは、こ
のように、仮想現実空間をキャラクタに生活させること
を、一種のゲームとして楽しむことができるようになさ
れている。しかしながら、それは、あくまでゲームに過
ぎず、現実の生活とのつながりが殆どなく、従って、す
ぐに飽きてしまう課題があった。
のように、仮想現実空間をキャラクタに生活させること
を、一種のゲームとして楽しむことができるようになさ
れている。しかしながら、それは、あくまでゲームに過
ぎず、現実の生活とのつながりが殆どなく、従って、す
ぐに飽きてしまう課題があった。
【0012】また、利用者に対する課金方法も、基本料
金に、接続(利用)時間に対応する料金を加算するもの
であるため、仮想現実空間に付加価値を付与することが
困難である課題があった。
金に、接続(利用)時間に対応する料金を加算するもの
であるため、仮想現実空間に付加価値を付与することが
困難である課題があった。
【0013】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、現実の空間と密接に結合し、経済活動を可
能にし、仮想現実空間に付加価値を付与することができ
るようにするものである。
ものであり、現実の空間と密接に結合し、経済活動を可
能にし、仮想現実空間に付加価値を付与することができ
るようにするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のサイバ
ースペースシステムは、3次元の画像により形成される
仮想現実空間(例えば図1の仮想現実空間10)を提供
するサーバ(例えば図4のサーバ11−1,11−2)
と、サーバより前記仮想現実空間の提供を受けるユーザ
端末(例えば図4のユーザ端末13−1乃至13−3)
と、サーバより提供される仮想現実空間の少なくとも一
部の空間を利用して、サーバを介してユーザ端末に対し
て、仮想現実空間を形成する画像に対応するサービスを
提供するサービス提供者端末(例えば図4のサービス提
供者端末14−1,14−2)とを備えるサイバースペ
ースシステムにおいて、サーバは、仮想現実空間の画像
を、オブジェクト(例えば図1の情報オブジェクトA,
B,C)で構成するとともに、仮想現実空間を形成する
オブジェクトを、所定の者(例えばサービス提供者端末
の所有者)に割り当て、所定の者に割り当てたオブジェ
クトを単位として課金処理を施すことを特徴とする。
ースペースシステムは、3次元の画像により形成される
仮想現実空間(例えば図1の仮想現実空間10)を提供
するサーバ(例えば図4のサーバ11−1,11−2)
と、サーバより前記仮想現実空間の提供を受けるユーザ
端末(例えば図4のユーザ端末13−1乃至13−3)
と、サーバより提供される仮想現実空間の少なくとも一
部の空間を利用して、サーバを介してユーザ端末に対し
て、仮想現実空間を形成する画像に対応するサービスを
提供するサービス提供者端末(例えば図4のサービス提
供者端末14−1,14−2)とを備えるサイバースペ
ースシステムにおいて、サーバは、仮想現実空間の画像
を、オブジェクト(例えば図1の情報オブジェクトA,
B,C)で構成するとともに、仮想現実空間を形成する
オブジェクトを、所定の者(例えばサービス提供者端末
の所有者)に割り当て、所定の者に割り当てたオブジェ
クトを単位として課金処理を施すことを特徴とする。
【0015】請求項2に記載のサイバースペースシステ
ムは、3次元の画像により形成される仮想現実空間(例
えば図1の仮想現実空間10)を提供するサーバ(例え
ば図4のサーバ11−1,11−2)と、サーバより前
記仮想現実空間の提供を受けるユーザ端末(例えば図4
のユーザ端末13−1乃至13−3)と、サーバより提
供される仮想現実空間の少なくとも一部の空間を利用し
て、サーバを介してユーザ端末に対して、仮想現実空間
を形成する画像に対応するサービスを提供するサービス
提供者端末(例えば図4のサービス提供者端末14−
1,14−2)とを備えるサイバースペースシステムに
おいて、サーバは、仮想現実空間を形成する一部の空間
を、所定の者(例えばサービス提供者端末の所有者)に
対して割り当て、所定の者に割り当てた空間を単位とし
て課金処理を施すことを特徴とする。
ムは、3次元の画像により形成される仮想現実空間(例
えば図1の仮想現実空間10)を提供するサーバ(例え
ば図4のサーバ11−1,11−2)と、サーバより前
記仮想現実空間の提供を受けるユーザ端末(例えば図4
のユーザ端末13−1乃至13−3)と、サーバより提
供される仮想現実空間の少なくとも一部の空間を利用し
て、サーバを介してユーザ端末に対して、仮想現実空間
を形成する画像に対応するサービスを提供するサービス
提供者端末(例えば図4のサービス提供者端末14−
1,14−2)とを備えるサイバースペースシステムに
おいて、サーバは、仮想現実空間を形成する一部の空間
を、所定の者(例えばサービス提供者端末の所有者)に
対して割り当て、所定の者に割り当てた空間を単位とし
て課金処理を施すことを特徴とする。
【0016】サーバは、所定の者に対応する個人オブジ
ェクト(例えば図1のユーザオブジェクトUO13−
1,UO13−2)を生成し、その個人オブジェクトは
課金処理の履歴を登録するようにすることができる。
ェクト(例えば図1のユーザオブジェクトUO13−
1,UO13−2)を生成し、その個人オブジェクトは
課金処理の履歴を登録するようにすることができる。
【0017】
【作用】請求項1に記載のサイバースペースシステムに
おいては、仮想現実空間10において情報オブジェクト
A,B,Cが設けられ、これらの例えば情報オブジェク
トB,Cが、サービス提供者端末14−1,14−2な
どの所有者に割り当てられ、これらのオブジェクトを単
位として課金処理が施される。
おいては、仮想現実空間10において情報オブジェクト
A,B,Cが設けられ、これらの例えば情報オブジェク
トB,Cが、サービス提供者端末14−1,14−2な
どの所有者に割り当てられ、これらのオブジェクトを単
位として課金処理が施される。
【0018】また、請求項2に記載のサイバースペース
システムにおいては、仮想現実空間を形成する一部の空
間が、例えばサービス提供者端末14−1,14−2の
所有者に割り当てられる。そして、割り当てられた空間
を単位として課金処理が施される。
システムにおいては、仮想現実空間を形成する一部の空
間が、例えばサービス提供者端末14−1,14−2の
所有者に割り当てられる。そして、割り当てられた空間
を単位として課金処理が施される。
【0019】従って、いずれの場合においても、仮想現
実空間に対して現実空間における経済的価値を付加する
ことが可能になる。
実空間に対して現実空間における経済的価値を付加する
ことが可能になる。
【0020】
【実施例】図1は、本発明のサイバースペースシステム
により提供される仮想現実空間(サイバースペース)の
構成例を表している。このサイバースペースシステム
は、仮想現実空間10を提供するサーバ11と、光ファ
イバなどを利用した高速通信網を介してサーバ11に接
続され、この仮想現実空間10の提供を受けるユーザ端
末13−1,13−2により構成されている。この仮想
現実空間10には、1以上の(実施例においては、3個
の)情報オブジェクトA,B,Cが設けられている。こ
れらの情報オブジェクトA,B,Cは、動画像、静止画
像、音声、音楽、テキストなどのメディア情報、また、
それらを利用したネットワークゲーム、オンラインショ
ッピング、データベース検索などのサービスを提供する
システムである。
により提供される仮想現実空間(サイバースペース)の
構成例を表している。このサイバースペースシステム
は、仮想現実空間10を提供するサーバ11と、光ファ
イバなどを利用した高速通信網を介してサーバ11に接
続され、この仮想現実空間10の提供を受けるユーザ端
末13−1,13−2により構成されている。この仮想
現実空間10には、1以上の(実施例においては、3個
の)情報オブジェクトA,B,Cが設けられている。こ
れらの情報オブジェクトA,B,Cは、動画像、静止画
像、音声、音楽、テキストなどのメディア情報、また、
それらを利用したネットワークゲーム、オンラインショ
ッピング、データベース検索などのサービスを提供する
システムである。
【0021】サイバースペースで提供される情報(サー
ビス)は、関連する情報毎にまとめられ、サーバ11に
格納されている。各ユーザは、自分のユーザ端末13−
1,13−2を用意するとともに、この仮想現実空間1
0を利用するために、ユーザとしての登録をする。サー
バ11は、このユーザ登録をするとき、各ユーザ端末1
3−1,13−2に対応する専用のユーザオブジェクト
UO13−1,UO13−2を用意する。
ビス)は、関連する情報毎にまとめられ、サーバ11に
格納されている。各ユーザは、自分のユーザ端末13−
1,13−2を用意するとともに、この仮想現実空間1
0を利用するために、ユーザとしての登録をする。サー
バ11は、このユーザ登録をするとき、各ユーザ端末1
3−1,13−2に対応する専用のユーザオブジェクト
UO13−1,UO13−2を用意する。
【0022】各ユーザは、ユーザ端末13−1,13−
2を用いて、対応するユーザオブジェクトUO13−
1,UO13−2を操作する。そして、利用したい情報
を有する情報オブジェクトにアクセスし、そこに格納さ
れている情報を調べたり、ゲームをしたり、買い物をし
たりすることができる。各情報オブジェクトがどのよう
な情報(サービス)を提供するかは、各情報オブジェク
ト毎に異なっている。
2を用いて、対応するユーザオブジェクトUO13−
1,UO13−2を操作する。そして、利用したい情報
を有する情報オブジェクトにアクセスし、そこに格納さ
れている情報を調べたり、ゲームをしたり、買い物をし
たりすることができる。各情報オブジェクトがどのよう
な情報(サービス)を提供するかは、各情報オブジェク
ト毎に異なっている。
【0023】仮想現実空間10は、図2に示すように、
オブジェクトシステムとして構成される。即ち、各種の
情報オブジェクトA,B,C、ユーザがユーザ端末13
−1,13−2を介して操作するユーザオブジェクトU
O13−1,UO13−2などは、全て、データと手続
により規定されるオブジェクトとして構成される。従っ
て、各ユーザは、自分の専用のユーザオブジェクトUO
13−iを操作して、所望の情報オブジェクトA,B,
Cにアクセスし、その情報オブジェクトが管理する情報
の提供を受けることになる。
オブジェクトシステムとして構成される。即ち、各種の
情報オブジェクトA,B,C、ユーザがユーザ端末13
−1,13−2を介して操作するユーザオブジェクトU
O13−1,UO13−2などは、全て、データと手続
により規定されるオブジェクトとして構成される。従っ
て、各ユーザは、自分の専用のユーザオブジェクトUO
13−iを操作して、所望の情報オブジェクトA,B,
Cにアクセスし、その情報オブジェクトが管理する情報
の提供を受けることになる。
【0024】ユーザオブジェクトUO13−iは、各ユ
ーザ端末13−i(より正確には、その所有者としての
ユーザ)に対応しており、ユーザ自身を表す特別な専用
のオブジェクトである。このユーザオブジェクトUO1
3−iは、図3に示すように、各種の課金情報、過去に
どの情報オブジェクトにアクセスしたのかなどの履歴情
報、ユーザ自身の年齢、職業、住所、所持しているクレ
ジットカードなどの個人情報を、その手続中の属性とし
て保持している。
ーザ端末13−i(より正確には、その所有者としての
ユーザ)に対応しており、ユーザ自身を表す特別な専用
のオブジェクトである。このユーザオブジェクトUO1
3−iは、図3に示すように、各種の課金情報、過去に
どの情報オブジェクトにアクセスしたのかなどの履歴情
報、ユーザ自身の年齢、職業、住所、所持しているクレ
ジットカードなどの個人情報を、その手続中の属性とし
て保持している。
【0025】また、このユーザオブジェクトUO13−
iは、ユーザ端末13−iによって操作されるものであ
るため、ユーザ端末13−iからの操作内容(例えば、
ユーザ端末13−iに備えられているボタンの操作、あ
るいは音声入力など)を、その規定される手続に従っ
て、他のユーザオブジェクトにメッセージとして送るこ
とができる。また、画像データをメッセージとして受け
取り、対応するユーザ端末に出力し、表示させたり、ユ
ーザオブジェクトが保持する情報に関するアクセスをメ
ッセージとして受け取ることができる。
iは、ユーザ端末13−iによって操作されるものであ
るため、ユーザ端末13−iからの操作内容(例えば、
ユーザ端末13−iに備えられているボタンの操作、あ
るいは音声入力など)を、その規定される手続に従っ
て、他のユーザオブジェクトにメッセージとして送るこ
とができる。また、画像データをメッセージとして受け
取り、対応するユーザ端末に出力し、表示させたり、ユ
ーザオブジェクトが保持する情報に関するアクセスをメ
ッセージとして受け取ることができる。
【0026】さらに、このユーザオブジェクトUO13
−iは、各ユーザ端末13−iに対応するものであるた
め、この仮想現実空間10の内部において、その内容が
固定されたものである。従って、例えば、ユーザ端末1
3−iに対応するユーザオブジェクトUO13−iが、
情報オブジェクトBの情報の提供を受ける場合において
も、情報オブジェクトAの情報の提供を受ける場合にお
いても、それを理由として、その内容が変更されること
はない。
−iは、各ユーザ端末13−iに対応するものであるた
め、この仮想現実空間10の内部において、その内容が
固定されたものである。従って、例えば、ユーザ端末1
3−iに対応するユーザオブジェクトUO13−iが、
情報オブジェクトBの情報の提供を受ける場合において
も、情報オブジェクトAの情報の提供を受ける場合にお
いても、それを理由として、その内容が変更されること
はない。
【0027】仮想現実空間10の中の各情報オブジェク
トA,B,Cへのアクセスは、その情報オブジェクトへ
のメッセージの送信として実現される。例えば、ユーザ
オブジェクトUO13−iが所定の情報オブジェクトの
内容を調べるには、その情報オブジェクトに対してメッ
セージを送り、その返答を受信する。情報オブジェクト
が受け取ることができるメッセージの種類は、各情報オ
ブジェクト毎に異なるものとなる。買い物を行う情報オ
ブジェクトであれば、値段や商品の説明のメッセージを
受け取ることができる。戦闘ゲームの情報オブジェクト
は、攻撃指令のメッセージを受け取ることができる。
トA,B,Cへのアクセスは、その情報オブジェクトへ
のメッセージの送信として実現される。例えば、ユーザ
オブジェクトUO13−iが所定の情報オブジェクトの
内容を調べるには、その情報オブジェクトに対してメッ
セージを送り、その返答を受信する。情報オブジェクト
が受け取ることができるメッセージの種類は、各情報オ
ブジェクト毎に異なるものとなる。買い物を行う情報オ
ブジェクトであれば、値段や商品の説明のメッセージを
受け取ることができる。戦闘ゲームの情報オブジェクト
は、攻撃指令のメッセージを受け取ることができる。
【0028】また、各情報オブジェクトが提供するサー
ビスの内容は、ユーザの属性によって異なるようにする
ことができる。例えば、サイバースペースの管理者に対
して低い金額の入会金を支払ったユーザに対しては、画
像情報の提供しか受けることができないようにし、より
高い金額の入会金を支払ったユーザに対しては、画像情
報に加えて、音声情報の提供も受けられるようにするこ
とができる。この場合、支払った金額によって、ユーザ
インターフェイスも異なったものとなる。
ビスの内容は、ユーザの属性によって異なるようにする
ことができる。例えば、サイバースペースの管理者に対
して低い金額の入会金を支払ったユーザに対しては、画
像情報の提供しか受けることができないようにし、より
高い金額の入会金を支払ったユーザに対しては、画像情
報に加えて、音声情報の提供も受けられるようにするこ
とができる。この場合、支払った金額によって、ユーザ
インターフェイスも異なったものとなる。
【0029】即ち、仮想現実空間10は、全てオブジェ
クトにより構成され、各オブジェクトは、いずれも本質
的に、自分の手続により規定される属性を有している。
そして、各情報オブジェクトは、この属性に対応してア
クセスの許否を決定するようになされている。
クトにより構成され、各オブジェクトは、いずれも本質
的に、自分の手続により規定される属性を有している。
そして、各情報オブジェクトは、この属性に対応してア
クセスの許否を決定するようになされている。
【0030】図4は、本発明のサイバースペースシステ
ムのハードの構成例を表している。同図に示すように、
この実施例においては、任意の数(この実施例において
は、2台)のサーバ11(11−1,11−2)が、そ
れぞれ対応する記憶装置12(12−1,12−2)を
有し、例えば光ファイバを利用した広帯域通信網15を
介して、仮想現実空間10を提供することができるよう
になされている。また、任意の数(この実施例において
は、3台)のユーザ端末13(13−1乃至13−3)
が設けられ、広帯域通信網15を介して、サーバ11
(11−1,11−2)から、仮想現実空間と、それを
利用した所定のサービス(情報)の提供を受けることが
できるようになされている。
ムのハードの構成例を表している。同図に示すように、
この実施例においては、任意の数(この実施例において
は、2台)のサーバ11(11−1,11−2)が、そ
れぞれ対応する記憶装置12(12−1,12−2)を
有し、例えば光ファイバを利用した広帯域通信網15を
介して、仮想現実空間10を提供することができるよう
になされている。また、任意の数(この実施例において
は、3台)のユーザ端末13(13−1乃至13−3)
が設けられ、広帯域通信網15を介して、サーバ11
(11−1,11−2)から、仮想現実空間と、それを
利用した所定のサービス(情報)の提供を受けることが
できるようになされている。
【0031】さらに、この実施例においては、任意の数
(この実施例においては、2台)のサービス提供者端末
14(14−1,14−2)が設けられており、このサ
ービス提供者端末14−1,14−2は、広帯域通信網
15を利用して、サーバ11−1,11−2を介して仮
想現実空間10の提供を受けるとともに、ユーザ端末1
3−1乃至13−3に対して、所定のサービスを提供す
ることができるようになされている。
(この実施例においては、2台)のサービス提供者端末
14(14−1,14−2)が設けられており、このサ
ービス提供者端末14−1,14−2は、広帯域通信網
15を利用して、サーバ11−1,11−2を介して仮
想現実空間10の提供を受けるとともに、ユーザ端末1
3−1乃至13−3に対して、所定のサービスを提供す
ることができるようになされている。
【0032】図5は、サーバ11(11−1,11−
2)の構成例を示している。同図に示すように、サーバ
11はCPU21を備え、このCPU21は、ROM2
2に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実
行するようになされている。RAM23には、CPU2
1が各種の処理を実行する上において必要なデータ、プ
ログラム等が適宜記憶されるようになされている。通信
装置24は、広帯域通信網15に対して所定のデータを
授受するようになされている。
2)の構成例を示している。同図に示すように、サーバ
11はCPU21を備え、このCPU21は、ROM2
2に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実
行するようになされている。RAM23には、CPU2
1が各種の処理を実行する上において必要なデータ、プ
ログラム等が適宜記憶されるようになされている。通信
装置24は、広帯域通信網15に対して所定のデータを
授受するようになされている。
【0033】表示装置25は、CRT、LCDなどを備
え、サーバ11が提供する仮想現実空間10の画像をモ
ニタすることができるように、インタフェース28に接
続されている。このインタフェース28にはまた、マイ
ク26とスピーカ27が接続されており、所定の音声信
号をユーザ端末13やサービス提供者端末14に供給し
たり、ユーザ端末13やサービス提供者端末14からの
音声信号をモニタすることができるようになされてい
る。
え、サーバ11が提供する仮想現実空間10の画像をモ
ニタすることができるように、インタフェース28に接
続されている。このインタフェース28にはまた、マイ
ク26とスピーカ27が接続されており、所定の音声信
号をユーザ端末13やサービス提供者端末14に供給し
たり、ユーザ端末13やサービス提供者端末14からの
音声信号をモニタすることができるようになされてい
る。
【0034】また、サーバ11は入力装置29を備え、
インタフェース28を介して、各種の入力を行うことが
できるようになされている。この入力装置29は、少な
くともキーボード29aとマウス29bを有している。
インタフェース28を介して、各種の入力を行うことが
できるようになされている。この入力装置29は、少な
くともキーボード29aとマウス29bを有している。
【0035】図6は、ユーザ端末13(13−1乃至1
3−3)の構成例を示している。ユーザ端末13はCP
U41を備え、このCPU41は、ROM42に記憶さ
れているプログラムに従って各種の処理を実行するよう
になされている。RAM43には、CPU41が各種の
処理を実行する上において必要なデータやプログラム等
が適宜記憶されるようになされている。通信装置44
は、広帯域通信網15を介して、サーバ11に対してデ
ータを授受するようになされている。
3−3)の構成例を示している。ユーザ端末13はCP
U41を備え、このCPU41は、ROM42に記憶さ
れているプログラムに従って各種の処理を実行するよう
になされている。RAM43には、CPU41が各種の
処理を実行する上において必要なデータやプログラム等
が適宜記憶されるようになされている。通信装置44
は、広帯域通信網15を介して、サーバ11に対してデ
ータを授受するようになされている。
【0036】表示装置45は、CRT、LCDなどを備
え、CG(コンピュータグラフィック)の3次元画像
や、通常のビデオカメラなどにより撮影された3次元の
画像を表示することができるようになされている。マイ
ク46は、音声信号をサーバ11に出力するとき利用さ
れる。また、スピーカ47は、サーバ11より音声信号
が伝送されてきたとき、これを出力する。入力装置49
は、各種の入力を行うとき操作されるようになされてい
る。
え、CG(コンピュータグラフィック)の3次元画像
や、通常のビデオカメラなどにより撮影された3次元の
画像を表示することができるようになされている。マイ
ク46は、音声信号をサーバ11に出力するとき利用さ
れる。また、スピーカ47は、サーバ11より音声信号
が伝送されてきたとき、これを出力する。入力装置49
は、各種の入力を行うとき操作されるようになされてい
る。
【0037】この入力装置49のキーボード49aは、
所定の文字や記号などを入力するとき操作されるように
なされている。マウス49bは、所定の位置を指定する
とき操作されるようになされている。視点入力装置49
cは、ユーザ端末13の対応するキャラクタの視点を入
力するとき操作される。これにより、キャラクタの視点
を上下左右の方向に移動させたり、所定の画像をズーム
することができるようになされている。また、移動入力
装置49dは、キャラクタを、前後左右の方向に、所定
の速度で移動させるための入力を行うことができるよう
になされている。
所定の文字や記号などを入力するとき操作されるように
なされている。マウス49bは、所定の位置を指定する
とき操作されるようになされている。視点入力装置49
cは、ユーザ端末13の対応するキャラクタの視点を入
力するとき操作される。これにより、キャラクタの視点
を上下左右の方向に移動させたり、所定の画像をズーム
することができるようになされている。また、移動入力
装置49dは、キャラクタを、前後左右の方向に、所定
の速度で移動させるための入力を行うことができるよう
になされている。
【0038】インタフェース48は、表示装置45、マ
イク46、スピーカ47、および入力装置49に対する
データのインタフェースを構成している。
イク46、スピーカ47、および入力装置49に対する
データのインタフェースを構成している。
【0039】図7は、サービス提供者端末14(14−
1,14−2)の構成例を示している。そのCPU51
乃至入力装置59は、図6のユーザ端末13のCPU4
1乃至入力装置49と基本的に同様の構成であるので、
その説明は省略する。
1,14−2)の構成例を示している。そのCPU51
乃至入力装置59は、図6のユーザ端末13のCPU4
1乃至入力装置49と基本的に同様の構成であるので、
その説明は省略する。
【0040】図8は、図4に示したサーバ11により提
供される仮想現実空間10を模式的に表している。同図
に示すように、この仮想現実空間10は、町を構成して
おり、キャラクタC(例えばユーザ端末13−1のキャ
ラクタ)や、キャラクタD(例えばユーザ端末13−2
のキャラクタ)が、この町(仮想現実空間)を移動する
ことができるようになされている。
供される仮想現実空間10を模式的に表している。同図
に示すように、この仮想現実空間10は、町を構成して
おり、キャラクタC(例えばユーザ端末13−1のキャ
ラクタ)や、キャラクタD(例えばユーザ端末13−2
のキャラクタ)が、この町(仮想現実空間)を移動する
ことができるようになされている。
【0041】キャラクタCは、仮想現実空間における位
置と視点から、例えば図9に示すような画像を見ること
になる。即ち、ユーザ端末13−1の表示装置25に
は、図9に示すような画像がサーバ11から提供され、
表示される。そして、そのキャラクタCの視点と位置
を、視点入力装置49cと移動入力装置49dを操作す
ることで変更すると、それに対応して、サーバ11から
供給される仮想現実空間を形成する3次元画像が変化す
る。
置と視点から、例えば図9に示すような画像を見ること
になる。即ち、ユーザ端末13−1の表示装置25に
は、図9に示すような画像がサーバ11から提供され、
表示される。そして、そのキャラクタCの視点と位置
を、視点入力装置49cと移動入力装置49dを操作す
ることで変更すると、それに対応して、サーバ11から
供給される仮想現実空間を形成する3次元画像が変化す
る。
【0042】同様に、キャラクタDが対応するユーザ端
末13−2の表示装置には、図10に示すような画像が
サーバ11から提供され、表示される。そして、その表
示画像も、キャラクタDの視点と位置を移動させること
で変化する。
末13−2の表示装置には、図10に示すような画像が
サーバ11から提供され、表示される。そして、その表
示画像も、キャラクタDの視点と位置を移動させること
で変化する。
【0043】図8に示す状態において、キャラクタCは
キャラクタDの方向を見ている。従って、図9に示すよ
うに、ユーザ端末13−1の表示装置25に表示される
画像(仮想現実空間)には、キャラクタDが表示されて
いる。
キャラクタDの方向を見ている。従って、図9に示すよ
うに、ユーザ端末13−1の表示装置25に表示される
画像(仮想現実空間)には、キャラクタDが表示されて
いる。
【0044】同様に、図8において、キャラクタDはキ
ャラクタCの方向を見ている。このため、ユーザ端末1
3−2の表示装置25に表示される画像(仮想現実空
間)には、図10に示すように、キャラクタCが表示さ
れる。
ャラクタCの方向を見ている。このため、ユーザ端末1
3−2の表示装置25に表示される画像(仮想現実空
間)には、図10に示すように、キャラクタCが表示さ
れる。
【0045】サービス提供者端末14は、サーバ11−
1または11−2が提供する仮想現実空間の一部の空間
を支配する。換言すれば、サービス提供者は、サーバ1
1の管理者から、その提供する仮想現実空間の一部を購
入する。
1または11−2が提供する仮想現実空間の一部の空間
を支配する。換言すれば、サービス提供者は、サーバ1
1の管理者から、その提供する仮想現実空間の一部を購
入する。
【0046】図11は、この購入の処理例を表してい
る。上述したように、仮想現実空間10はオブジェクト
により構成されているため、ユーザに対して所定のサー
ビスを提供したいと思う者は、この仮想現実空間を形成
するオブジェクトを購入する。
る。上述したように、仮想現実空間10はオブジェクト
により構成されているため、ユーザに対して所定のサー
ビスを提供したいと思う者は、この仮想現実空間を形成
するオブジェクトを購入する。
【0047】最初にステップS1において、サーバ11
(11−1,11−2)の管理者に対して、仮想現実空
間を形成する所定のオブジェクトの購入の申込が行われ
る。次にステップS2において、購入対象とされている
オブジェクトが既存のオブジェクトであるか否かが判定
され、既存のオブジェクトでない場合、ステップS3に
進み、サーバ11はその対象オブジェクトを生成する。
(11−1,11−2)の管理者に対して、仮想現実空
間を形成する所定のオブジェクトの購入の申込が行われ
る。次にステップS2において、購入対象とされている
オブジェクトが既存のオブジェクトであるか否かが判定
され、既存のオブジェクトでない場合、ステップS3に
進み、サーバ11はその対象オブジェクトを生成する。
【0048】例えば、仮想現実空間により構成されてい
る町の1つの道路端にビルディングを建設し、そこで所
定のサービス提供業務を行うような場合、そのビルディ
ングの画像がまだ生成されていない場合においては、そ
のビルディングの画像(対応するオブジェクト)を新た
に生成する。
る町の1つの道路端にビルディングを建設し、そこで所
定のサービス提供業務を行うような場合、そのビルディ
ングの画像がまだ生成されていない場合においては、そ
のビルディングの画像(対応するオブジェクト)を新た
に生成する。
【0049】これに対して、購入申込を受けたオブジェ
クトが既存のオブジェクトである場合においては、新た
にオブジェクトを生成する必要がないので、ステップS
3の処理はスキップされる。
クトが既存のオブジェクトである場合においては、新た
にオブジェクトを生成する必要がないので、ステップS
3の処理はスキップされる。
【0050】次にステップS4に進み、購入申込者に対
応する個人オブジェクトが、既に仮想現実空間10にお
いて生成されているか否かを判定する。個人オブジェク
トがまだ生成されていない場合においては、ステップS
5に進み、その購入申込者の個人オブジェクトを生成す
る。
応する個人オブジェクトが、既に仮想現実空間10にお
いて生成されているか否かを判定する。個人オブジェク
トがまだ生成されていない場合においては、ステップS
5に進み、その購入申込者の個人オブジェクトを生成す
る。
【0051】この個人オブジェクトは、例えば上述した
ユーザ端末13(13−1乃至13−3)に対応するユ
ーザオブジェクトと同様のものであり、その個人の各種
のデータを記憶するとともに、その個人の仮想現実空間
における各種の処理は、全てこの個人オブジェクトを用
いて行われる。
ユーザ端末13(13−1乃至13−3)に対応するユ
ーザオブジェクトと同様のものであり、その個人の各種
のデータを記憶するとともに、その個人の仮想現実空間
における各種の処理は、全てこの個人オブジェクトを用
いて行われる。
【0052】このように、購入対象のオブジェクトの所
有者に対応する個人オブジェクトを生成するのは、仮想
現実空間10内において各オブジェクトを所有する所有
者を容易に管理することができるようにするためであ
る。個人オブジェクトは各人に1つだけ存在するもので
あるため、既に個人オブジェクトが生成されている場合
においては、ステップS5の処理はスキップされる。
有者に対応する個人オブジェクトを生成するのは、仮想
現実空間10内において各オブジェクトを所有する所有
者を容易に管理することができるようにするためであ
る。個人オブジェクトは各人に1つだけ存在するもので
あるため、既に個人オブジェクトが生成されている場合
においては、ステップS5の処理はスキップされる。
【0053】従って、例えばサービス提供者端末14
(14−1,14−2)の所有者に対しては、既に個人
オブジェクトが生成されていることになる。
(14−1,14−2)の所有者に対しては、既に個人
オブジェクトが生成されていることになる。
【0054】次にステップS6に進み、購入対象とされ
る対象オブジェクトを、個人オブジェクトに登録する処
理を実行する。即ち、個人オブジェクトには、その個人
が所有する対象オブジェクトが全て登録される。従っ
て、サーバ11は、仮想現実空間10を形成する各オブ
ジェクトの現在の所有者が誰であるかを、この個人オブ
ジェクトを調べることにより、確実に知ることができ
る。
る対象オブジェクトを、個人オブジェクトに登録する処
理を実行する。即ち、個人オブジェクトには、その個人
が所有する対象オブジェクトが全て登録される。従っ
て、サーバ11は、仮想現実空間10を形成する各オブ
ジェクトの現在の所有者が誰であるかを、この個人オブ
ジェクトを調べることにより、確実に知ることができ
る。
【0055】また、サーバ11は、各対象オブジェクト
の所有者をより迅速に検出することができるように、各
対象オブジェクトの所有者のリストを生成し、そのリス
トにも、仮想現実空間10の各画像を形成する対象オブ
ジェクトと、その所有者に対応する個人オブジェクトが
登録される。
の所有者をより迅速に検出することができるように、各
対象オブジェクトの所有者のリストを生成し、そのリス
トにも、仮想現実空間10の各画像を形成する対象オブ
ジェクトと、その所有者に対応する個人オブジェクトが
登録される。
【0056】次にステップS7に進み、サーバ11は、
対象オブジェクトの所有者に対応する個人オブジェクト
に対して課金処理を実行する。即ち、この個人オブジェ
クトには、例えばその個人が現実空間において使用して
いるクレジットカードを特定する情報が記録されてお
り、サーバ11は、このクレジットカードを利用して、
オブジェクト購入者に対して請求書を発行する。
対象オブジェクトの所有者に対応する個人オブジェクト
に対して課金処理を実行する。即ち、この個人オブジェ
クトには、例えばその個人が現実空間において使用して
いるクレジットカードを特定する情報が記録されてお
り、サーバ11は、このクレジットカードを利用して、
オブジェクト購入者に対して請求書を発行する。
【0057】図11の実施例においては、オブジェクト
を単位として課金処理を行うようにしたが、例えば図1
2に示すように、仮想現実空間10を構成する所定の範
囲の空間を単位として課金処理を行うようにすることも
可能である。
を単位として課金処理を行うようにしたが、例えば図1
2に示すように、仮想現実空間10を構成する所定の範
囲の空間を単位として課金処理を行うようにすることも
可能である。
【0058】この場合、最初にステップS11におい
て、サーバ管理者に対して、空間購入の申込が行われる
と、ステップS12において、その空間が既存のもので
あるか否かが判定され、既存のものでない場合、ステッ
プS13において、その空間がオブジェクトとして生成
される。その空間が既存のものである場合においては、
ステップS13の処理はスキップされる。
て、サーバ管理者に対して、空間購入の申込が行われる
と、ステップS12において、その空間が既存のもので
あるか否かが判定され、既存のものでない場合、ステッ
プS13において、その空間がオブジェクトとして生成
される。その空間が既存のものである場合においては、
ステップS13の処理はスキップされる。
【0059】次にステップS14において、空間購入の
申込を行った個人のオブジェクトが既に生成されている
か否かが判定され、生成されていなければ、ステップS
15において生成される。個人オブジェクトが既に生成
されている場合においては、ステップS15の処理はス
キップされる。
申込を行った個人のオブジェクトが既に生成されている
か否かが判定され、生成されていなければ、ステップS
15において生成される。個人オブジェクトが既に生成
されている場合においては、ステップS15の処理はス
キップされる。
【0060】次にステップS16において、その空間オ
ブジェクトがその個人オブジェクトの所有のものである
旨が個人オブジェクトに登録されるとともに、サーバ1
1の管理リストに登録される。そして、ステップS17
において、個人オブジェクトに対する課金処理が実行さ
れる。この処理は、図11におけるステップS7の処理
と同様の処理となる。
ブジェクトがその個人オブジェクトの所有のものである
旨が個人オブジェクトに登録されるとともに、サーバ1
1の管理リストに登録される。そして、ステップS17
において、個人オブジェクトに対する課金処理が実行さ
れる。この処理は、図11におけるステップS7の処理
と同様の処理となる。
【0061】以上のようにして、仮想現実空間10の一
部の空間(オブジェクト)を購入したサービス提供者
は、その空間を利用して、ユーザに対して各種のサービ
スを提供する。
部の空間(オブジェクト)を購入したサービス提供者
は、その空間を利用して、ユーザに対して各種のサービ
スを提供する。
【0062】各オブジェクトの所有者は、所有する各オ
ブジェクトに対して所定のアクセス条件を設定すること
ができる。図13は、その処理例を表している。最初に
ステップS21において、アクセス条件を設定するオブ
ジェクトが指定される。そしてステップS22におい
て、そのオブジェクトに対するアクセス条件が入力され
る。
ブジェクトに対して所定のアクセス条件を設定すること
ができる。図13は、その処理例を表している。最初に
ステップS21において、アクセス条件を設定するオブ
ジェクトが指定される。そしてステップS22におい
て、そのオブジェクトに対するアクセス条件が入力され
る。
【0063】図14は、図13の所有者によるアクセス
条件設定処理に対応するサーバの処理例を表している。
最初にステップS31において、サーバ11は、図13
のステップS21においてオブジェクトが指定されたと
き、その指定されたオブジェクトを読み出し、対応する
サービス提供者端末14に出力する。
条件設定処理に対応するサーバの処理例を表している。
最初にステップS31において、サーバ11は、図13
のステップS21においてオブジェクトが指定されたと
き、その指定されたオブジェクトを読み出し、対応する
サービス提供者端末14に出力する。
【0064】次に、図13のステップS22において所
有者により入力されたアクセス条件を、図14のステッ
プS32において、サーバ11はオブジェクトに登録す
る。
有者により入力されたアクセス条件を、図14のステッ
プS32において、サーバ11はオブジェクトに登録す
る。
【0065】以上のような処理が行われることによっ
て、例えば所定のサービス提供者端末14が管理する空
間内にユーザ端末が進入することができる時間帯を、例
えば午前9時から午後9時までの時間とすることができ
る。また、男性のみ、あるいは女性のみの進入を条件と
して設定したり、所定の年齢以上の者だけのアクセスを
許容することを規定することができる。
て、例えば所定のサービス提供者端末14が管理する空
間内にユーザ端末が進入することができる時間帯を、例
えば午前9時から午後9時までの時間とすることができ
る。また、男性のみ、あるいは女性のみの進入を条件と
して設定したり、所定の年齢以上の者だけのアクセスを
許容することを規定することができる。
【0066】図15は、所定のユーザオブジェクトが仮
想現実空間10を形成する所定のオブジェクト(例えば
情報オブジェクト)にアクセスする場合の処理例を表し
ている。最初にステップS41において、相手方のオブ
ジェクト(情報オブジェクト)を特定するためのデータ
が取得される。次にステップS42において、自分のオ
ブジェクト(ユーザオブジェクト)を特定するデータを
相手方のオブジェクト(情報オブジェクト)に出力す
る。
想現実空間10を形成する所定のオブジェクト(例えば
情報オブジェクト)にアクセスする場合の処理例を表し
ている。最初にステップS41において、相手方のオブ
ジェクト(情報オブジェクト)を特定するためのデータ
が取得される。次にステップS42において、自分のオ
ブジェクト(ユーザオブジェクト)を特定するデータを
相手方のオブジェクト(情報オブジェクト)に出力す
る。
【0067】次にステップS43に進み、情報オブジェ
クトより、アクセスを許可するアクセス許可信号の入力
を受けたか否かを判定し、入力を受けた場合、ステップ
S44に進み、アクセス処理を実行する。即ち、その情
報オブジェクトから所定の情報の提供を受ける。そして
ステップS45において、アクセス処理の終了が指令さ
れるまで、このステップS44の処理は繰り返される。
クトより、アクセスを許可するアクセス許可信号の入力
を受けたか否かを判定し、入力を受けた場合、ステップ
S44に進み、アクセス処理を実行する。即ち、その情
報オブジェクトから所定の情報の提供を受ける。そして
ステップS45において、アクセス処理の終了が指令さ
れるまで、このステップS44の処理は繰り返される。
【0068】ステップS43において、アクセスした情
報オブジェクトからアクセス不許可信号の供給を受けた
と判定された場合においては、ステップS44の処理は
スキップされる。即ち、この場合においては、その情報
オブジェクトに対してアクセスすることはできない。
報オブジェクトからアクセス不許可信号の供給を受けた
と判定された場合においては、ステップS44の処理は
スキップされる。即ち、この場合においては、その情報
オブジェクトに対してアクセスすることはできない。
【0069】次にステップS46進み、履歴登録処理が
実行される。即ち、アクセスすることができた場合にお
いては、アクセスした情報オブジェクトと、その時刻な
どがユーザオブジェクトに登録される。アクセスが許可
されなかった場合においても、アクセスを試みたその情
報オブジェクトとその時刻、並びに、アクセスが許可さ
れなかった旨が履歴としてユーザオブジェクトに登録さ
れる。
実行される。即ち、アクセスすることができた場合にお
いては、アクセスした情報オブジェクトと、その時刻な
どがユーザオブジェクトに登録される。アクセスが許可
されなかった場合においても、アクセスを試みたその情
報オブジェクトとその時刻、並びに、アクセスが許可さ
れなかった旨が履歴としてユーザオブジェクトに登録さ
れる。
【0070】図16は、図15に示すユーザオブジェク
トの処理に対応するアクセスを受けた情報オブジェクト
の処理例を表している。最初にステップS61におい
て、自分のオブジェクト(情報オブジェクト)を特定す
るデータが、相手方(ユーザオブジェクト)に出力され
る。このデータは、図15のステップS41においてユ
ーザオブジェクトに取得される。これに対して、図15
のステップS42において、ユーザオブジェクトが出力
したユーザオブジェクトを特定するデータが、図16の
ステップS62において情報オブジェクトにより取得さ
れる。
トの処理に対応するアクセスを受けた情報オブジェクト
の処理例を表している。最初にステップS61におい
て、自分のオブジェクト(情報オブジェクト)を特定す
るデータが、相手方(ユーザオブジェクト)に出力され
る。このデータは、図15のステップS41においてユ
ーザオブジェクトに取得される。これに対して、図15
のステップS42において、ユーザオブジェクトが出力
したユーザオブジェクトを特定するデータが、図16の
ステップS62において情報オブジェクトにより取得さ
れる。
【0071】次にステップS63に進み、図13と図1
4に示す処理に従って、情報オブジェクトに予め登録さ
れているアクセス条件が読み出され、ステップS62で
取得したデータと比較される。例えば、アクセス条件と
して、20才以上の条件が登録されている場合におい
て、アクセスしたユーザオブジェクトに登録されている
年齢が20才未満である場合においては、アクセスは拒
否される。これに対して、20才以上のユーザオブジェ
クトからのアクセスは許可されることになる。また、ア
クセスを許可する時間帯として、午前9時から午後9時
までの時間帯が設定されている場合において、アクセス
を行った時刻が、この時間帯内であれば、アクセスは許
可され、この時間帯外であれば、アクセスは許可されな
いことになる。
4に示す処理に従って、情報オブジェクトに予め登録さ
れているアクセス条件が読み出され、ステップS62で
取得したデータと比較される。例えば、アクセス条件と
して、20才以上の条件が登録されている場合におい
て、アクセスしたユーザオブジェクトに登録されている
年齢が20才未満である場合においては、アクセスは拒
否される。これに対して、20才以上のユーザオブジェ
クトからのアクセスは許可されることになる。また、ア
クセスを許可する時間帯として、午前9時から午後9時
までの時間帯が設定されている場合において、アクセス
を行った時刻が、この時間帯内であれば、アクセスは許
可され、この時間帯外であれば、アクセスは許可されな
いことになる。
【0072】次にステップS64に進み、ステップS6
3の判定結果に対応して、アクセスを許可すると判定し
た場合においては、ステップS65に進み、アクセス許
可信号を相手方のオブジェクト(ユーザオブジェクト)
に出力する。そしてステップS66に進み、アクセス処
理を実行する。即ち、ここにおいて、相手方に対して所
定の情報を提供することができる。ステップS66の処
理は、ステップS67において、アクセス終了が指令さ
れたと判定されるまで繰り返し実行される。
3の判定結果に対応して、アクセスを許可すると判定し
た場合においては、ステップS65に進み、アクセス許
可信号を相手方のオブジェクト(ユーザオブジェクト)
に出力する。そしてステップS66に進み、アクセス処
理を実行する。即ち、ここにおいて、相手方に対して所
定の情報を提供することができる。ステップS66の処
理は、ステップS67において、アクセス終了が指令さ
れたと判定されるまで繰り返し実行される。
【0073】一方、ステップS64において、アクセス
が許可されなかったと判定された場合においては、ステ
ップS68に進み、アクセス不許可信号を相手方のオブ
ジェクト(ユーザオブジェクト)に出力する。
が許可されなかったと判定された場合においては、ステ
ップS68に進み、アクセス不許可信号を相手方のオブ
ジェクト(ユーザオブジェクト)に出力する。
【0074】ステップS67において、アクセスの終了
が指令されたと判定された場合、並びに、ステップS6
8において、アクセス不許可信号が出力された後、ステ
ップS69に進み、履歴登録処理が実行される。即ち、
アクセスが許可された場合においては、アクセスを行っ
たユーザオブジェクト、時刻などが履歴として登録され
る。また、アクセスが許可されなかった場合において
は、そのアクセスを行ってきたユーザオブジェクトと、
そのアクセスを拒否した理由などを履歴として登録す
る。
が指令されたと判定された場合、並びに、ステップS6
8において、アクセス不許可信号が出力された後、ステ
ップS69に進み、履歴登録処理が実行される。即ち、
アクセスが許可された場合においては、アクセスを行っ
たユーザオブジェクト、時刻などが履歴として登録され
る。また、アクセスが許可されなかった場合において
は、そのアクセスを行ってきたユーザオブジェクトと、
そのアクセスを拒否した理由などを履歴として登録す
る。
【0075】以上のようにして、各ユーザオブジェクト
は、仮想現実空間の空間(情報オブジェクト)にアクセ
スし、そこにおいて必要な情報の提供を受ける。アクセ
スが許可された空間が、例えば電器店である場合におい
ては、その電器店に自分のキャラクタCを移動させ、そ
こに展示されている所定の商品を、例えばマウス49b
で指定するなどして、指定した商品に対応するより詳細
な情報の提供を受けることができる。
は、仮想現実空間の空間(情報オブジェクト)にアクセ
スし、そこにおいて必要な情報の提供を受ける。アクセ
スが許可された空間が、例えば電器店である場合におい
ては、その電器店に自分のキャラクタCを移動させ、そ
こに展示されている所定の商品を、例えばマウス49b
で指定するなどして、指定した商品に対応するより詳細
な情報の提供を受けることができる。
【0076】即ち、ユーザ端末13のマウス49bを操
作して、表示装置45に表示されている画像のうち、所
定の画像を指定すると、この画像を特定する信号が、通
信装置44を介してサーバ11に出力される。サーバ1
1は、指定された商品に対応する画像を記憶装置12よ
り読み出し、これをユーザ端末13の表示装置45に出
力し、表示させる。これにより、各ユーザは、その商品
に関するより詳細な情報を得ることができる。
作して、表示装置45に表示されている画像のうち、所
定の画像を指定すると、この画像を特定する信号が、通
信装置44を介してサーバ11に出力される。サーバ1
1は、指定された商品に対応する画像を記憶装置12よ
り読み出し、これをユーザ端末13の表示装置45に出
力し、表示させる。これにより、各ユーザは、その商品
に関するより詳細な情報を得ることができる。
【0077】そして、その商品の購入を希望する場合に
おいては、ユーザ端末13のマイク46を操作して、音
声信号により、サービス提供者端末14に購入を連絡す
る。この音声信号は、サービス提供者端末14のスピー
カ57よりサービス提供者に伝達される。サービス提供
者は、逆に、そのマイク56から、所定のメッセージを
音声信号として出力し、ユーザ端末13のスピーカ47
から出力させる。これにより、両者が双方向で音声信号
による会話を行うことができる。
おいては、ユーザ端末13のマイク46を操作して、音
声信号により、サービス提供者端末14に購入を連絡す
る。この音声信号は、サービス提供者端末14のスピー
カ57よりサービス提供者に伝達される。サービス提供
者は、逆に、そのマイク56から、所定のメッセージを
音声信号として出力し、ユーザ端末13のスピーカ47
から出力させる。これにより、両者が双方向で音声信号
による会話を行うことができる。
【0078】サービス提供者は、ユーザより商品の購入
の申し込みを受けたとき、その商品の発送を手配すると
ともに、そのユーザに対し、請求書を発行する処理を実
行する。このようにして、各ユーザは所望の空間(オブ
ジェクト)にアクセスし、所定のサービスの提供を受け
ることができる。
の申し込みを受けたとき、その商品の発送を手配すると
ともに、そのユーザに対し、請求書を発行する処理を実
行する。このようにして、各ユーザは所望の空間(オブ
ジェクト)にアクセスし、所定のサービスの提供を受け
ることができる。
【0079】尚、以上においては、仮想現実空間を形成
するオブジェクト(空間)を所定の者に購入させるよう
にしたが、サーバ11から所定の者に賃貸させたり、あ
るいは、サーバ管理者から購入した所有者から所定の者
に賃貸させるようにすることもできる。
するオブジェクト(空間)を所定の者に購入させるよう
にしたが、サーバ11から所定の者に賃貸させたり、あ
るいは、サーバ管理者から購入した所有者から所定の者
に賃貸させるようにすることもできる。
【0080】以上のようにして、仮想現実空間を利用し
て、現実空間と結合した経済活動を行うことにより、よ
り多くの売上高を上げることができる空間(オブジェク
ト)は、それだけ現実空間においても経済的価値が上が
ることになる。従って、空間(オブジェクト)に付加価
値が発生し、取引の対象とすることができる。
て、現実空間と結合した経済活動を行うことにより、よ
り多くの売上高を上げることができる空間(オブジェク
ト)は、それだけ現実空間においても経済的価値が上が
ることになる。従って、空間(オブジェクト)に付加価
値が発生し、取引の対象とすることができる。
【0081】このような付加価値を発生するオブジェク
ト(空間)に対して、そのものではなく、例えばその利
用時間、利用回数などに対して課金を行うようにするこ
とも可能であるが、そのようにすると、この仮想現実空
間を実際に活用した者の努力により形成した経済的価値
が現実空間の価値に結びつかず、付加価値発生の妨げと
なる。このため、オブジェクト(空間)単位毎に課金を
行うようにすることが好ましい。
ト(空間)に対して、そのものではなく、例えばその利
用時間、利用回数などに対して課金を行うようにするこ
とも可能であるが、そのようにすると、この仮想現実空
間を実際に活用した者の努力により形成した経済的価値
が現実空間の価値に結びつかず、付加価値発生の妨げと
なる。このため、オブジェクト(空間)単位毎に課金を
行うようにすることが好ましい。
【0082】
【発明の効果】以上の如く、本発明のサイバースペース
システムによれば、オブジェクトまたは空間を単位とし
て課金処理を施すようにしたので、より現実空間に近い
経済活動を、仮想現実空間において行うことが可能とな
り、仮想現実空間を形成するオブジェクトあるいは空間
に対して、より高度な経済的価値を与えることが可能と
なる。
システムによれば、オブジェクトまたは空間を単位とし
て課金処理を施すようにしたので、より現実空間に近い
経済活動を、仮想現実空間において行うことが可能とな
り、仮想現実空間を形成するオブジェクトあるいは空間
に対して、より高度な経済的価値を与えることが可能と
なる。
【図1】本発明のサイバースペースシステムの提供する
仮想現実空間を説明する図である。
仮想現実空間を説明する図である。
【図2】仮想現実空間を構成するオブジェクトを説明す
る図である。
る図である。
【図3】ユーザオブジェクトを説明する図である。
【図4】本発明のサイバースペースシステムのハードウ
エアの構成例を示すブロック図である。
エアの構成例を示すブロック図である。
【図5】図4のサーバ11の構成例を示すブロック図で
ある。
ある。
【図6】図4のユーザ端末13の構成例を示すブロック
図である。
図である。
【図7】図4のサービス提供者端末14の構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図8】図4のサイバースペースシステムにより形成さ
れる仮想現実空間の具体例を説明する図である。
れる仮想現実空間の具体例を説明する図である。
【図9】図8のキャラクタCからの視野を説明する図で
ある。
ある。
【図10】図8のキャラクタDからの視野を説明する図
である。
である。
【図11】オブジェクトを購入する場合の処理を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図12】空間を購入する場合の処理を説明するフロー
チャートである。
チャートである。
【図13】所有者によるアクセス条件設定処理を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図14】図13に対応するサーバの処理を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図15】アクセスを行うオブジェクトの処理を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図16】アクセスを受けたオブジェクトの処理を説明
するフローチャートである。
するフローチャートである。
【図17】従来のサイバースペースシステムの構成例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図18】図17のユーザ端末3−1の表示例を示す図
である。
である。
【図19】図17のユーザ端末3−2の表示例を示す図
である。
である。
1 サーバ 2 記憶装置 3,3−1,3−2,3−3 ユーザ端末 4 公衆電話回線 10 仮想現実空間 11,11−1,11−2 サーバ 12,12−1,12−2 記憶装置 13,13−1,13−2,13−3 ユーザ端末 14,14−1,14−2 サービス提供者端末 15 広帯域通信網 A,B,C 情報オブジェクト UO13−1,UO13−2 ユーザオブジェクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 11/00 302 H04N 7/16 C
Claims (3)
- 【請求項1】 3次元の画像により形成される仮想現実
空間を提供するサーバと、 前記サーバより前記仮想現実空間の提供を受けるユーザ
端末と、 前記サーバより提供される前記仮想現実空間の少なくと
も一部の空間を利用して、前記サーバを介して前記ユー
ザ端末に対して、前記仮想現実空間を形成する画像に対
応するサービスを提供するサービス提供者端末とを備え
るサイバースペースシステムにおいて、 前記サーバは、 前記仮想現実空間の画像を、オブジェクトで構成すると
ともに、 前記仮想現実空間を形成する前記オブジェクトを、所定
の者に割り当て、 前記所定の者に割り当てた前記オブジェクトを単位とし
て課金処理を施すことを特徴とするサイバースペースシ
ステム。 - 【請求項2】 3次元の画像により形成される仮想現実
空間を提供するサーバと、 前記サーバより前記仮想現実空間の提供を受けるユーザ
端末と、 前記サーバより提供される前記仮想現実空間の少なくと
も一部の空間を利用して、前記サーバを介して前記ユー
ザ端末に対して、前記仮想現実空間を形成する画像に対
応するサービスを提供するサービス提供者端末とを備え
るサイバースペースシステムにおいて、 前記サーバは、 前記仮想現実空間を形成する一部の空間を、所定の者に
対して割り当て、 前記所定の者に割り当てた前記空間を単位として課金処
理を施すことを特徴とするサイバースペースシステム。 - 【請求項3】 前記サーバは、前記所定の者に対応する
個人オブジェクトを生成し、その個人オブジェクトは前
記課金処理の履歴を登録することを特徴とする請求項1
または2に記載のサイバースペースシステム。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23086094A JPH0895919A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | サイバースペースシステム |
EP95112783A EP0697613B1 (en) | 1994-08-19 | 1995-08-14 | Cyber-space system |
US08/515,111 US6085256A (en) | 1994-08-19 | 1995-08-14 | Cyber space system for providing a virtual reality space formed of three dimensional pictures from a server to a user via a service provider |
DE69534523T DE69534523D1 (de) | 1994-08-19 | 1995-08-14 | Cyberspace-System |
KR1019950025811A KR100351776B1 (ko) | 1994-08-19 | 1995-08-19 | 사이버-스페이스시스템 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23086094A JPH0895919A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | サイバースペースシステム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005164009A Division JP2006004421A (ja) | 2005-06-03 | 2005-06-03 | データ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0895919A true JPH0895919A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16914447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23086094A Pending JPH0895919A (ja) | 1994-08-19 | 1994-09-27 | サイバースペースシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0895919A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR970009035A (ko) * | 1995-07-11 | 1997-02-24 | 이데이 노부유키 | 3차원 가상 현실 공간 공유 방법 및 시스템, 정보 기록 매체 및 방법, 정보 송신 매체 및 방법, 정보 처리 방법, 및 공유된 서버 터미널 |
JP2001222497A (ja) * | 2000-02-07 | 2001-08-17 | Sony Corp | 課金処理装置及び課金処理方法、並びに、プログラム記憶媒体 |
JP2002279284A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-27 | Sony Corp | コミュニティサービス提供方法、コミュニティサービス提供装置、プログラム格納媒体およびプログラム |
JP6980946B1 (ja) * | 2020-11-17 | 2021-12-15 | 株式会社メタリアル | 3次元仮想現実空間提供サーバ、3次元仮想現実空間提供方法、3次元仮想現実空間提供プログラム、3次元仮想現実空間再生制御装置、3次元仮想現実空間再生制御方法、3次元仮想現実空間再生制御プログラム、および、3次元仮想現実空間提供システム |
JP6980150B1 (ja) * | 2020-11-06 | 2021-12-15 | 株式会社メタリアル | 3次元仮想現実空間提供サーバ、3次元仮想現実空間提供方法、3次元仮想現実空間提供プログラム、3次元仮想現実空間表示制御装置、3次元仮想現実空間表示制御方法、3次元仮想現実空間表示制御プログラムおよび3次元仮想現実空間提供システム |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP23086094A patent/JPH0895919A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR970009035A (ko) * | 1995-07-11 | 1997-02-24 | 이데이 노부유키 | 3차원 가상 현실 공간 공유 방법 및 시스템, 정보 기록 매체 및 방법, 정보 송신 매체 및 방법, 정보 처리 방법, 및 공유된 서버 터미널 |
JP2001222497A (ja) * | 2000-02-07 | 2001-08-17 | Sony Corp | 課金処理装置及び課金処理方法、並びに、プログラム記憶媒体 |
JP4517432B2 (ja) * | 2000-02-07 | 2010-08-04 | ソニー株式会社 | 課金処理装置、並びに、プログラム記憶媒体 |
JP2002279284A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-27 | Sony Corp | コミュニティサービス提供方法、コミュニティサービス提供装置、プログラム格納媒体およびプログラム |
JP6980150B1 (ja) * | 2020-11-06 | 2021-12-15 | 株式会社メタリアル | 3次元仮想現実空間提供サーバ、3次元仮想現実空間提供方法、3次元仮想現実空間提供プログラム、3次元仮想現実空間表示制御装置、3次元仮想現実空間表示制御方法、3次元仮想現実空間表示制御プログラムおよび3次元仮想現実空間提供システム |
JP6980946B1 (ja) * | 2020-11-17 | 2021-12-15 | 株式会社メタリアル | 3次元仮想現実空間提供サーバ、3次元仮想現実空間提供方法、3次元仮想現実空間提供プログラム、3次元仮想現実空間再生制御装置、3次元仮想現実空間再生制御方法、3次元仮想現実空間再生制御プログラム、および、3次元仮想現実空間提供システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100351776B1 (ko) | 사이버-스페이스시스템 | |
US8909935B2 (en) | Information processing system | |
US8175929B2 (en) | Providing electronic access to consumer-customized nonverbal information regarding products and services | |
US9313045B2 (en) | System and method for providing avatar with variable appearance | |
US20050280649A1 (en) | Character provision service system, information processing apparatus, controlling method therefor, and recording medium | |
JPH0887489A (ja) | サービス提供方法 | |
JP2002007749A (ja) | サーバ振り分け装置、サービス提供システム及びサービス提供方法 | |
JPH0981781A (ja) | 3次元仮想現実空間共有方法、3次元仮想現実空間共有システム、情報記録媒体、情報記録方法、情報伝送媒体、情報伝送方法、情報処理方法、クライアント端末、並びに共有サーバ端末 | |
US20020198785A1 (en) | Devices and methods for the suitability test in the electronic commerce transactions | |
TWI307864B (en) | Method for character service duplex communication | |
KR20010076971A (ko) | 지능형 장바구니 기능을 구비한 전자 상거래 시스템 | |
EP1315109A1 (en) | System and device for using attribute information | |
JPH0895919A (ja) | サイバースペースシステム | |
JP2001283024A (ja) | 仮想店舗管理装置、仮想店舗管理方法および仮想店舗管理システムならびに情報記録媒体 | |
JP2006004421A (ja) | データ処理装置 | |
JPH0877255A (ja) | サイバースペースシステム | |
JP4048446B2 (ja) | データ処理装置 | |
KR100842841B1 (ko) | 서비스에 독립적인 아바타 제공 장치 및 그 방법과 그를이용한 서비스 제공 방법 | |
JPH0863416A (ja) | サイバースペースシステム | |
KR100734613B1 (ko) | 인터넷상의 3차원 멀티플렉스 및 포탈서비스 시스템과 그방법 및 그 방법에 대한 컴퓨터 프로그램을 저장한기록매체 | |
KR100442084B1 (ko) | 캐릭터 제공 시스템 및 그 방법 | |
JPH08161398A (ja) | 統合サ−ビスシステム | |
CN107659832A (zh) | 一种支付方式选择方法、装置及系统 | |
US20020038243A1 (en) | Transaction processing system | |
JPH08202684A (ja) | サービス提供システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050107 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050307 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050404 |