JPH0863416A - サイバースペースシステム - Google Patents

サイバースペースシステム

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JPH0863416A
JPH0863416A JP19508394A JP19508394A JPH0863416A JP H0863416 A JPH0863416 A JP H0863416A JP 19508394 A JP19508394 A JP 19508394A JP 19508394 A JP19508394 A JP 19508394A JP H0863416 A JPH0863416 A JP H0863416A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現実空間に、より密接した仮想現実空間を提
供する。 【構成】 サーバ11−1,11−2により、広帯域通
信網15を介して、ユーザ端末13−1乃至13−3、
並びにサービス提供者端末14−1,14−2に仮想現
実空間を提供する。サービス提供者端末14−1,14
−2は、仮想現実空間の一部の空間の割当を受け、その
空間において、各種の情報をユーザ端末13−1乃至1
3−3に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばバーチャルリア
リティ(仮想現実空間)を生成し、ユーザに提供するサ
イバースペースシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図24は、従来のサイバースペースシス
テムの構成例を示している。サーバ1は記憶装置2を備
え、記憶装置2に記憶されている画像データを公衆電話
回線4を介して、各ユーザ端末3−1乃至3−3に供給
するようになされている。
【0003】各ユーザ端末3−1乃至3−3は、記憶装
置2に予め用意されている100種類のキャラクタの中
から所定のものを自分のキャラクタとして指定する。そ
して、そのキャラクタを、サーバ1が提供する仮想現実
空間内において移動させ、仮想現実空間での生活を楽し
むことができるようになされている。
【0004】例えばユーザ端末3−1が、通常の公衆電
話回線4を介してサーバ1にアクセスし、仮想現実空間
の画像の提供を受ける。ユーザ端末3−1において、所
定の操作を行い、自分のキャラクタ(例えば、キャラク
タA)を所定の方向に移動させるように指示すると、そ
の移動方向に対応する画像がサーバ1より提供されてく
る。これにより、ユーザ端末3−1は、自分のキャラク
タAを、あたかも仮想現実空間が提供する町を移動させ
るようにして楽しむことができる。
【0005】ユーザ端末3−2においても、同様に、自
分のキャラクタ(例えば、キャラクタB)を指定し、こ
のキャラクタBを、仮想現実空間内において移動させる
ことができる。
【0006】ユーザ端末3−1のキャラクタAと、ユー
ザ端末3−2のキャラクタBが、仮想現実空間の近傍の
位置に移動した場合、サーバ1からユーザ端末3−1に
提供される仮想現実空間の画像には、背景としての町の
画像の他に、その町を移動するキャラクタBの画像も提
供される。これにより、ユーザ端末3−1には、例えば
図25に示すような画像が表示される。即ち、自分のキ
ャラクタAが中央に配置され、その近傍には、ユーザ端
末3−2のキャラクタBが位置している。
【0007】同様に、ユーザ端末3−2には、図26に
示すように画像が提供される。この図26においても、
自分のキャラクタBが画面の中央に配置され、その近傍
には、ユーザ端末3−1のキャラクタAが配置されてい
る。
【0008】このように、画面内に自分のキャラクタ以
外のキャラクタが表示された状態になったとき、キャラ
クタAはキャラクタBに対して(あるいはキャラクタB
はキャラクタAに対して)、文字による会話を行うこと
ができるようになる。
【0009】即ち、ユーザ端末3−1から、そのキーボ
ードを操作して所定の文字を入力すると、その文字デー
タが公衆電話回線4を介してサーバ1に供給され、サー
バ1は、この文字データを、公衆電話回線4を介してユ
ーザ端末3−2に供給する。同様にして、ユーザ端末3
−2のキーボードを操作して、所定の文字を入力する
と、その文字データが公衆電話回線4を介してサーバ1
に供給され、サーバ1から、公衆電話回線4を介してユ
ーザ端末3−1に供給される。このようにして、ユーザ
端末3−1とユーザ端末3−2は、相互に、文字による
会話を行うことができる。
【0010】また、この仮想現実空間においては、この
仮想現実空間内において使われる仮想現実の通貨が用意
されており、各キャラクタは、この通貨を使って、仮想
現実の商品を購入することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムは、こ
のように、仮想現実空間をキャラクタに生活させること
を、一種のゲームとして楽しむことができるようになさ
れている。しかしながら、それは、あくまでゲームに過
ぎず、現実の生活とのつながりが殆どなく、従って、す
ぐに飽きてしまう課題があった。
【0012】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、現実の空間と密接に結合し、殆ど現実の生
活と変わらない、変化に富んだ生活を楽しむことができ
るようにするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のサイバースペー
スシステムは、3次元の画像により形成される仮想現実
空間を通信回線(例えば図1の広帯域通信網15)を介
して提供するサーバ(例えば図1のサーバ11−1,1
1−2)と、サーバより仮想現実空間の提供を受けるユ
ーザ端末(例えば図1のユーザ端末13−1乃至13−
3)と、サーバにより提供される仮想現実空間の少なく
とも一部を利用し、サーバを介してユーザ端末に対し
て、仮想現実空間を形成する画像に対応するサービスを
提供するサービス提供者端末(例えば図1のサービス提
供者端末14−1,14−2)とを備えることを特徴と
する。
【0014】ユーザ端末またはサービス提供者端末が、
仮想現実空間を形成する所定の画像を指定したとき、サ
ーバは、指定された画像に対応する情報画像をユーザ端
末またはサービス提供者端末に提供するようにすること
ができる。
【0015】あるいは、サービス提供者端末が、仮想現
実空間を形成する所定の画像を指定したとき、サーバ
は、指定された画像に対応する情報画像をサービス提供
者端末とユーザ端末の両方に提供するようにすることが
できる。
【0016】ユーザ端末またはサービス提供者端末に対
応するキャラクタを仮想現実空間に配置するようにし、
ユーザ端末またはサービス提供者端末が、キャラクタの
仮想現実空間における位置と視点を入力するようにし、
サーバが、キャラクタの位置と視点に対応する仮想現実
空間の画像をユーザ端末またはサービス提供者端末に提
供するようにすることができる。
【0017】さらに、サービス提供者端末は、サービス
提供者端末のキャラクタの位置と視点に対応する画像、
またはユーザ端末のキャラクタの位置と視点に対応する
画像の一方を、切り換えて、提供を受けることができる
ようにすることができる。
【0018】サービス提供者端末は、ユーザ端末のキャ
ラクタの位置と視点に対応する画像の提供を受けると
き、ユーザ端末のキャラクタを指定するようにすること
ができる。
【0019】また、サービス提供者端末によるユーザ端
末のキャラクタの指定は、サービス提供者端末に割り当
てられた空間内においてのみ可能とするようにすること
ができる。
【0020】
【作用】上記構成のサイバースペースシステムにおいて
は、サーバにより提供される仮想現実空間の少なくとも
一部を利用して、サービス提供者端末からユーザ端末に
対して仮想現実空間を形成する画像に対応するサービス
が提供される。従って、仮想現実空間を利用して、殆ど
実際の生活における場合と同様のサービスを受けること
が可能となる。
【0021】
【実施例】図1は、本発明のサイバースペースシステム
の構成例を表している。同図に示すように、この実施例
においては、任意の数(この実施例においては、2台)
のサーバ11−1,11−2が、それぞれ対応する記憶
装置12−1,12−2を有し、例えば光ファイバを利
用した広帯域通信網15を介して、仮想現実空間を提供
することができるようになされている。また、任意の数
(この実施例においては、3台)のユーザ端末13−1
乃至13−3が設けられ、広帯域通信網15を介してサ
ーバ11−1,11−2から、仮想現実空間と、それを
利用した所定のサービス(情報)の提供を受けることが
できるようになされている。
【0022】さらに、この実施例においては、任意の数
(この実施例においては、2台)のサービス提供者端末
14−1,14−2が設けられており、このサービス提
供者端末14−1,14−2は、広帯域通信網15を利
用して、サーバ11−1,11−2を介して仮想現実空
間の提供を受けるとともに、ユーザ端末13−1乃至1
3−3に対して、所定のサービスを提供することができ
るようになされている。
【0023】図2は、サーバ11(11−1,11−
2)の構成例を示している。同図に示すように、サーバ
11はCPU21を備え、このCPU21は、ROM2
2に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実
行するようになされている。RAM23には、CPU2
1が各種の処理を実行する上において必要なデータ、プ
ログラム等が適宜記憶されるようになされている。通信
装置24は、広帯域通信網15に対して所定のデータを
授受するようになされている。
【0024】表示装置25は、CRT、LCDなどを備
え、サーバ11が提供する仮想現実空間の画像をモニタ
することができるように、インタフェース28に接続さ
れている。このインタフェース28にはまた、マイク2
6とスピーカ27が接続されており、所定の音声信号を
ユーザ端末13やサービス提供者端末14に供給した
り、ユーザ端末13やサービス提供者端末14からの音
声信号をモニタすることができるようになされている。
【0025】また、サーバ11は入力装置29を備え、
インタフェース28を介して、各種の入力を行うことが
できるようになされている。この入力装置29は、少な
くともキーボード29aとマウス29bを有している。
【0026】図3は、ユーザ端末13(13−1乃至1
3−3)の構成例を示している。ユーザ端末13はCP
U41を備え、このCPU41は、ROM42に記憶さ
れているプログラムに従って各種の処理を実行するよう
になされている。RAM43には、CPU41が各種の
処理を実行する上において必要なデータやプログラム等
が適宜記憶されるようになされている。通信装置44
は、広帯域通信網15を介して、サーバ11に対してデ
ータを授受するようになされている。
【0027】表示装置45は、CRT、LCDなどを備
え、CG(コンピュータグラフィック)の3次元画像
や、通常のビデオカメラなどにより撮影された3次元の
画像を表示することができるようになされている。マイ
ク46は、音声信号をサーバ11に出力するとき利用さ
れる。また、スピーカ47は、サーバ11より音声信号
が伝送されてきたとき、これを出力する。入力装置49
は、各種の入力を行うとき操作されるようになされてい
る。
【0028】この入力装置49のキーボード49aは、
所定の文字や記号などを入力するとき操作されるように
なされている。マウス49bは、所定の位置を指定する
とき操作されるようになされている。視点入力装置49
cは、ユーザ端末13の対応するキャラクタの視点を入
力するとき操作される。これにより、キャラクタの視点
を上下左右の方向に移動させたり、所定の画像をズーム
することができるようになされている。また、移動入力
装置49dは、キャラクタを、前後左右の方向に、所定
の速度で移動させるための入力を行うことができるよう
になされている。
【0029】インタフェース48は、表示装置45、マ
イク46、スピーカ47、および入力装置49に対する
データのインタフェースを構成している。
【0030】図4は、サービス提供者端末14(14−
1,14−2)の構成例を示している。そのCPU51
乃至入力装置59は、図3のユーザ端末13のCPU4
1乃至入力装置49と基本的に同様の構成であるので、
その説明は省略する。
【0031】図5は、図1に示したサーバ11により提
供される仮想現実空間を模式的に表している。同図に示
すように、この仮想現実空間は、町を構成しており、キ
ャラクタC(例えばユーザ端末13−1のキャラクタ)
や、キャラクタD(例えばユーザ端末13−2のキャラ
クタ)が、この町(仮想現実空間)を移動することがで
きるようになされている。
【0032】キャラクタCは、仮想現実空間における位
置と視点から、例えば図6に示すような画像を見ること
になる。即ち、ユーザ端末13−1の表示装置25に
は、図6に示すような画像がサーバ11から提供され、
表示される。そして、そのキャラクタCの視点と位置
を、視点入力装置49cと移動入力装置49dを操作す
ることで変更すると、それに対応して、サーバ11から
供給される仮想現実空間を形成する3次元画像が変化さ
れる。
【0033】同様に、キャラクタDが対応するユーザ端
末13−2の表示装置には、図7に示すような画像がサ
ーバ11から提供され、表示される。そして、その表示
画像も、キャラクタDの視点と位置を移動させることで
変化される。
【0034】図5に示す状態において、キャラクタCは
キャラクタDの方向を見ている。従って、図6に示すよ
うに、ユーザ端末13−1の表示装置25に表示される
画像(仮想現実空間)には、キャラクタDが表示されて
いる。
【0035】同様に、図5において、キャラクタDはキ
ャラクタCの方向を見ている。このため、ユーザ端末1
3−2の表示装置25に表示される画像(仮想現実空
間)には、キャラクタCが表示される。
【0036】サービス提供者端末14は、サーバ11−
1または11−2が提供する仮想現実空間の一部の空間
を支配する。換言すれば、サービス提供者は、サーバ1
1の管理者から、その提供する仮想現実空間の一部を購
入する。この購入は、現実空間において行われる。即
ち、サーバ11の管理者は、所定のサービス提供者より
仮想現実空間の購入の申込を受けたとき、仮想現実空間
の一部を、そのサービス提供者に割り当てる。
【0037】例えば、サービス提供者端末14−1の所
有者(サービス提供者)が、仮想現実空間内の所定のビ
ルの1室を借り受け、そこに電器店を設けるものとす
る。サービス提供者は、その電器店に展示する商品、例
えばテレビの資料をサーバ管理者に提供する。サーバ管
理者は、この資料を基に、コンピュータグラフィックス
により、そのテレビの立体画像を生成する。そして、そ
の立体画像を、その電器店の所定の位置に配置する。こ
れにより、仮想現実空間内におけるその空間の画像が完
成することになる。
【0038】同様のことが多くのサービス提供者により
行われ、仮想現実空間が1つの大きな町として形成され
る。
【0039】図8は、サービス提供者端末14−1を有
するサービス提供者が占有する仮想現実空間(ビルの1
室)を平面的に表している。この実施例においては、ビ
ルの1室が、このサービス提供者のために割り当てられ
ており、その空間(ビル内)には、2台のテレビ72,
73が配置されているとともに、テレビ73の右斜め前
方には、カウンタ71が配置されている。そしてサービ
ス提供者端末14−1のサービス提供者は、自分のキャ
ラクタFをカウンタ71の後方に配置するようにする。
勿論、キャラクタFは、サービス提供者端末14−1の
移動入力装置59dを操作することで、所定の位置に移
動させることが可能である。
【0040】いま、この電器店に、ユーザ端末13−1
のキャラクタCが、図8に示すように入ってきたものと
する。このとき、ユーザ端末13−1の表示装置45に
は、キャラクタCの位置と視点に対応して、例えば図9
に示すような画像が表示される。これに対して、キャラ
クタFがカウンタ71の後方に位置している場合におい
ては、サービス提供者端末14−1の表示装置55に
は、図10に示すような画像が表示される。図9と図1
0に示すように、キャラクタCから見た画像にはキャラ
クタFが、また、キャラクタFから見た画像にはキャラ
クタCが、それぞれ表示される。
【0041】また、図9に示すように、キャラクタCか
ら見た画像には、ユーザ端末13−1から所定の画像を
指定するとき使用されるカーソル74が表示される。同
様に、図10に示すように、サービス提供者端末14−
1から所定の画像を指定するとき利用するために、カー
ソル75が表示される。
【0042】ユーザ端末13−1の移動入力装置49d
を操作して、キャラクタCをテレビ72あるいはテレビ
73の回りに移動させることで、その位置と視点に対応
する画像が表示装置45に表示される。これにより、ユ
ーザは、テレビ72や73を、実際のテレビを観察する
場合と同様に観察することができる。
【0043】また、ユーザは、マウス49bを操作し
て、カーソル74を移動させ、キャラクタF上でクリッ
クすると、キャラクタFに対応するサービス提供者端末
14−1には、会話申込信号が伝送される。サービス提
供者端末14−1は、このとき、マイク56を介して、
キャラクタCに対応するユーザ端末13−1のスピーカ
47に対して音声信号を出力することができる。同様
に、ユーザ端末13−1のマイク46から所定の音声信
号を入力することで、サービス提供者端末14のスピー
カ57にユーザの音声信号を伝達することができる。こ
のようにして、両者は音声による通常の会話を行うこと
ができる。
【0044】尚、この会話は、キャラクタF(サービス
提供者端末14−1)からキャラクタC(ユーザ端末1
3−1)に対して、申し込むようにすることもできる。
【0045】また、ユーザ端末13−1において、カー
ソル74を移動させ、例えばテレビ72の画像上におい
てクリックすると、サーバ11から、テレビ72のより
詳細な説明情報(提供情報)の提供を受けることができ
る。このときの画像は、3次元画像であってもよいし、
平面的な2次元画像とすることもできる。
【0046】この所定の画像を指定する操作は、サービ
ス提供者端末14−1側からも行うことができる。これ
により、サービス提供者側からユーザに対して、所定の
テレビの説明情報を積極的に提供することができる。
【0047】また、サービス提供者がマウス59bを操
作して、カーソル75でキャラクタCを指定すると、こ
のキャラクタCの位置と視点に対応する画像、即ち、ユ
ーザ端末13−1の表示装置45に表示されている画像
と同一の画像を、サービス提供者端末14−1の表示装
置55に表示させることができる。これにより、サービ
ス提供者は、ユーザ(キャラクタC)が、いまどこを見
ているのかを知ることができ、ユーザの知りたいポイン
トに関する情報を、的確にユーザに対して提供すること
が可能となる。
【0048】ユーザは、説明を受け、あるいは提供情報
(説明情報)の提供を受け、気に入った場合において
は、例えばテレビ72を実際に購入することができる。
この場合、ユーザは、キャラクタFを介して、サービス
提供者端末14−1に対して購入の申込をする。また、
ユーザは、例えばクレジットカードの番号等を、キャラ
クタCを介してサービス提供者端末14−1(キャラク
タF)に伝達する。そして、商品の金額に対応する額を
引き落とすように依頼する。サービス提供者端末14−
1のサービス提供者は、そのクレジットカードの番号か
ら、所定の金額を引き落とすための処理を行うととも
に、購入の申込を受けた商品の発送の手配を行う。
【0049】この仮想現実空間において提供される画像
は、基本的に、コンピュータグラフィックスにより生成
された精度の高い画像である。従って、これをあらゆる
角度から見ることで、殆ど実際の商品を希望する角度か
ら観察した場合と同様の観察を行うことが可能となり、
より確実に商品を確認することができる。
【0050】この仮想現実空間には、このようにして、
多数の店や映画館、劇場などが存在する。そして、各店
において、実際に商品を販売することが可能であるた
め、立地条件の良い空間(多くのユーザのキャラクタが
入ってくる空間)は、実際に経済的価値が発生する。そ
こで、この仮想現実空間を実際に(現実に)売買した
り、賃貸することができる。従って、このシステムは、
所謂テレビショッピングなどとは全く異なるものとな
る。
【0051】次に、図11乃至図23のフローチャート
を参照して、上記したユーザ端末13、サーバ11、サ
ービス提供者端末14のより具体的な処理動作について
説明する。
【0052】図11は、ユーザ端末13の処理例を表し
ている。最初にステップS1において、キャラクタモー
ドであるか否かが判定される。このキャラクタモード
は、上述したキャラクタの位置と視点に対応する画像の
提供を受けるモードであり、ユーザ端末13の入力装置
49の例えばキーボード49aの所定のキーを操作する
ことで、キャラクタモード、あるいは非キャラクタモー
ドを設定することができる。
【0053】キャラクタモードが設定されている場合、
ステップS2に進み、ユーザ端末13の対応するキャラ
クタの位置あるいは視点が変更されたか否かが判定され
る。視点入力装置49cまたは移動入力装置49dを操
作することで、キャラクタの位置あるいは視点の変更が
指令されると、インタフェース48を介してこの指令の
入力を受けたCPU41は、ステップS3に進み、位置
データと視点データをサーバ11に出力する処理を実行
する。即ち、CPU41は、インタフェース48を介し
て、視点入力装置49cと移動入力装置49dからのデ
ータの入力を受け、通信装置44を制御し、このデータ
をサーバ11に出力させる。
【0054】サーバ11においては、後述する図12の
ステップS12において、このデータを取得し、ステッ
プS13において、このデータに対応する画像データを
ユーザ端末13に出力する。
【0055】ユーザ端末13は、ステップS4におい
て、サーバ11から供給を受けた画像データを受信し、
表示する処理を実行する。即ち、通信装置44を介し
て、サーバ11より、キャラクタの位置と視点に対応す
る画像データの供給を受けたとき、CPU41は、イン
タフェース48を介して表示装置45にその画像データ
を出力し、表示させる。これにより、表示装置45に
は、視点入力装置49cと移動入力装置49dを操作す
ることで入力した視点と位置に対応する画像(仮想現実
空間)が表示される。
【0056】次にステップS5に進み、キーボード49
aの所定のキーを操作するなどして終了が指令されたか
否かが判定され、終了が指令されない限り、ステップS
1に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0057】一方、ステップS1において、キャラクタ
モードが設定されていないと(非キャラクタモードが設
定されていると)判定された場合においては、ステップ
S6に進み、CPU41は、通信装置44を介して受信
した、キャラクタの位置や視点に無関係な所定の画像
を、表示装置45に出力し、表示させる。
【0058】図12は、図11に示したユーザ端末13
の処理に対応するサーバ11の処理例を表している。最
初にステップS11において、キャラクタモードである
か否かを判定し、キャラクタモードである場合において
は、ステップS12に進み、ユーザの位置データ、視点
データの取得処理を行う。即ち、上述したように、図1
1のステップS3における処理に従って、ユーザ端末1
3からユーザのキャラクタの位置と視点に対応するデー
タが伝送されてきたとき、サーバ11は、通信装置24
を介してこのデータを取得する。このデータは、必要に
応じてRAM23に供給され記憶される。
【0059】次に、ステップS13に進み、CPU21
は、RAM23に記憶されたユーザのキャラクタの位置
と視点に対応する画像データを記憶装置12から読み出
し、必要に応じて補正のための演算を行い、その位置と
視点に対応する画像データを生成する。そして、この画
像データを、通信装置24を制御し、広帯域通信網15
を介してユーザ端末13に伝送させる。
【0060】次にステップS14に進み、ユーザ端末1
3より終了の指令が入力されたか否かが判定され、終了
が指令されていない場合においては、ステップS11に
戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。即ち、終了
が指令されるまで、ユーザ端末13に対して、そのキャ
ラクタの位置と視点に対応する画像データを提供し続け
ることになる。
【0061】一方、ステップS11において、キャラク
タモードではないと判定された場合においては、ステッ
プS15に進み、ユーザのキャラクタの位置や視点に無
関係な所定の画像を生成し、ユーザに出力する。そし
て、ステップS14に進み、終了が指令されていなけれ
ば、ステップS11に戻り、それ以降の処理が繰り返し
実行される。
【0062】図13のフローチャートは、サービス提供
者端末14の処理例を表している。最初にステップS2
1において、キャラクタモードであるか否かが判定さ
れ、キャラクタモードであると判定された場合において
は、ステップS22に進み、サービス提供者端末14の
キャラクタの位置と視点に変更があったか否かが判定さ
れる。即ち、視点入力装置59cまたは移動入力装置5
9dが操作されたか否かが判定される。操作された場合
においては、ステップS23に進み、その操作に対応す
る位置と視点のデータをサーバ11に出力する処理が実
行される。
【0063】即ち、CPU51は、インタフェース58
を介して、視点入力装置59cと移動入力装置59dの
データの入力を受けたとき、通信装置54を制御し、広
帯域通信網15を介してサーバ11にこのデータを出力
する。
【0064】サーバ11においては、このデータの入力
を受けたとき、後述する図14のステップS53におい
て、このデータを取得し、ステップS54において、こ
のデータに対応する画像データを出力する。
【0065】サービス提供者端末14は、ステップS2
4において、このサーバ11が出力した画像データを受
信し、表示する処理を実行する。即ち、CPU51は、
サーバ11より、通信装置54を介して、キャラクタの
位置と視点に対応する画像データの供給を受けたとき、
インタフェース58を介して表示装置55にこれを表示
させる。
【0066】ステップS22において、キャラクタの位
置と視点のいずれも変更がないと判定された場合におい
ては、ステップS23とステップS24の処理はスキッ
プされる。
【0067】次にステップS25に進み、サービス提供
者端末14のキャラクタの位置と視点に対応する画像
を、ユーザ端末のキャラクタの位置と視点に対応する画
像に変更する(切り換える)か否かが判定される。即
ち、サービス提供者は、ユーザが実際に注目している画
像に対応する情報を的確に提供する必要がある。通常、
サービス提供者のキャラクタは、ユーザのキャラクタと
同一の画像を見ているわけではない。ユーザに商品を説
明するような場合においては、ユーザのキャラクタの位
置と視点に対応する画像を知ることができた方が、サー
ビス提供者はより的確に、ユーザに対して必要な情報を
提供することが可能となる。
【0068】そこで、サービス提供者端末14において
は、ユーザのキャラクタの位置と視点に対応する画像と
同一の画像の提供を受けることができるようになされて
いる。この場合は、サービス提供者端末14の例えばキ
ーボード59aを操作して、ユーザのキャラクタの位置
と視点に対応する画像の提供を受けるように、サーバ1
1に指令する。
【0069】そして、この場合においては、ステップS
26に進み、どのユーザのキャラクタの位置と視点を基
準とする画像であるのかを指定する。即ち、2以上のユ
ーザのキャラクタが存在することが有り得るので、その
うちのどのユーザのキャラクタの画像の提供を受けるの
かを指定するのである。
【0070】この指定は、例えばマウス59bを操作し
て、図10に示すカーソル75を所定のユーザのキャラ
クタ(図10の実施例においては、キャラクタC)上に
移動し、クリックすることで行われる。
【0071】次にステップS27に進み、そのユーザの
キャラクタが所定の空間内に存在するか否かが判定され
る。即ち、サービス提供者がそのサービスを提供する上
において割り当てられた空間は、仮想現実空間の一部の
空間である。その空間の外においては、サービス提供者
といえども、一ユーザに過ぎない。ユーザが仮想現実空
間のどこを見ているかは、各ユーザのいわばプライバシ
ーに属することであり、ユーザが注視している画像と全
く同一の画像を、むやみにサービス提供者に提供する必
要はない。そこで、サービス提供者が自分に割り当てら
れている空間の外にいるキャラクタを指定した場合にお
いては、ステップS28に進み、エラー処理を実行す
る。即ち、CPU51は、表示装置55に、例えば「指
定が無効です」のようなメッセージを表示させる。
【0072】一方、所定の空間内のユーザのキャラクタ
が指定された場合においては、ステップS29に進み、
CPU51は、そのユーザのキャラクタを特定する上に
おいて必要なデータ(例えば位置データなど)をサーバ
11に出力する。
【0073】サーバ11は、このデータの入力を受け、
後述する図14のステップS56において、指定された
ユーザのキャラクタの位置と視点に対応するデータをサ
ービス提供者端末14に出力する。
【0074】サービス提供者端末14においては、サー
バ11が出力したこの画像データをステップS30にお
いて受信し、これを表示装置55に出力し、表示させ
る。これにより、サービス提供者は、ユーザがいまどの
画像を見ているのかを明確に知ることができる。
【0075】次にステップS31に進み、キーボード5
9aを操作するなどして終了の指令が入力されたか否か
が判定される。まだ終了の指令が入力されていないと判
定された場合、ステップS32に進み、キャラクタモー
ドであるか否かが判定され、キャラクタモードである場
合、ステップS33に進み、現在表示されている画像
を、他の視点の画像に変更する必要があるか否かが判定
される。
【0076】即ち、サービス提供者端末14の例えばキ
ーボード59aを操作するなどして、異なる視点からの
画像に変更する指令が入力された場合においては、ステ
ップS35に進み、ユーザのキャラクタの位置と視点に
対応する画像に変更するのであるか否かが判定される。
ユーザのキャラクタの位置と視点に対応する画像に変更
する場合においては、ステップS26に進み、ユーザの
指定処理が行われ、以下、それ以降の処理が実行され
る。
【0077】これに対して、サービス提供者のキャラク
タの位置と視点に対応する画像に変更する場合において
は、ステップS22に戻り、そのキャラクタの位置と視
点が変更されたか否かの判定処理に進み、以下、それ以
降の処理を実行する。
【0078】一方、現在の画像の視点を変更する必要が
ない場合においては、ステップS33からステップS3
4に進み、現在の表示画像がサービス提供者のキャラク
タの位置と視点に対応する画像であるか否かが判定され
る。サービス提供者のキャラクタの位置と視点に対応す
る画像が現在表示されている場合においては、ステップ
S22に戻り、それ以降の処理が実行される。現在表示
されている画像が、ユーザのキャラクタの位置と視点に
対応する画像である場合においては、ステップS30に
進み、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0079】一方、ステップS21において、キャラク
タモードではないと判定された場合、ステップS36に
進み、サービス提供者およびユーザのキャラクタの位置
と視点に無関係な所定の画像がサーバ11より供給さ
れ、その画像が表示装置55に出力、表示される。その
後、ステップS31に進み、それ以降の処理が繰り返し
実行される。
【0080】以上のようにして、サービス提供者は、サ
ービス提供者のキャラクタの位置と視点に対応する画
像、または、サービス提供者に割り当てられている仮想
現実空間内に位置するユーザのキャラクタの位置と視点
に対応する画像のいずれかの提供を受けることができ
る。
【0081】図14は、サービス提供者端末14に対し
て、図13に示す画像を提供する場合のサーバ11の処
理の例を表している。最初にステップS51において、
キャラクタモードであるか否かが判定され、キャラクタ
モードであると判定された場合においては、ステップS
52に進み、ユーザのキャラクタが指定されているか否
かが判定される。即ち、図13のステップS26におい
て、ユーザが指定されたか否かが判定される。ユーザが
指定されていないと判定された場合、即ち、サービス提
供者のキャラクタの位置と視点に対応する画像を提供す
る場合、ステップS53に進み、サービス提供者のキャ
ラクタの位置と視点に対応するデータを取得する。この
データは、図13のステップS23において、サービス
提供者端末14より出力されたものである。
【0082】次にステップS54に進み、ステップS5
3で取得したサービス提供者のキャラクタの位置と視点
に対応する画像データを記憶装置12から読み出し、適
宜必要な補正処理を加えた後、サービス提供者端末14
に出力させる。
【0083】即ち、サーバ11のCPU21は、通信装
置24を制御し、広帯域通信網15を介して、サービス
提供者端末14に、サービス提供者のキャラクタの位置
と視点に対応する画像データを出力する。サービス提供
者端末14のCPU51は、通信装置54を介してこの
データの供給を受けたとき、これを表示装置55に出力
し、表示させる。このようにして、表示装置55には、
視点入力装置59cと移動入力装置59dを操作するこ
とで、入力されたサービス提供者のキャラクタの位置と
視点に対応する画像が表示される。
【0084】次にステップS55に進み、処理の終了が
指令されているか否かが判定され、終了が指令されてい
ないと判定された場合においては、ステップS51に戻
り、それ以降の処理を実行する。
【0085】ステップS52において、所定のユーザの
キャラクタが指定されていると判定された場合において
は、ステップS56に進み、指定されたキャラクタに対
応するユーザ端末13に提供している画像と同一の画像
をサービス提供者端末14に出力する。
【0086】さらにステップS51において、キャラク
タモードではないと判定された場合においては、ステッ
プS57に進み、サービス提供者とユーザのキャラクタ
の位置と視点に無関係な画像のデータを読み出し、出力
する。
【0087】ステップS56とステップS57の次に、
ステップS55に進み、それ以降の処理が繰り返し実行
される。
【0088】ユーザがサーバ11から仮想現実空間の画
像の提供を受けている状態において、所定の画像を注目
し、その画像に関するより詳細な情報を得たいとき、そ
の画像を指定することができる。図15は、その場合の
ユーザ端末13の処理を表している。最初にステップS
71において、画像指定処理が行われる。この指定は、
例えば図9に示す状態において、ユーザ端末13のマウ
ス49bを操作して、カーソル74を所定の画像上に移
動させ、クリックを行うことで指定される。
【0089】次にステップS72に進み、指定された画
像を特定するために必要なデータをサーバ11に出力す
る処理が実行される。即ち、CPU41は、マウス49
bの操作位置に対応するデータを、通信装置44を介し
てサーバ11に出力させる。
【0090】サーバ11は、このデータを、後述する図
16のステップS81において取得し、ステップS83
において、この指定画像に対応する提供情報を読み出
し、出力する。
【0091】ユーザ端末13は、ステップS73におい
て、サーバ11が出力したこの指定画像の提供情報を取
得し、これを表示装置45に出力し、表示させる。この
ようにして、例えば図9に示す状態において、カーソル
74によりテレビ72を指定することで、テレビ72の
性能、価格、その他の提供情報を得ることができる。
【0092】次にステップS74に進み、処理の終了が
指令されているか否かが判定され、終了が指令されてい
ないと判定された場合においては、ステップS71に戻
り、それ以降の処理を実行する。
【0093】図16は、ユーザ端末13から画像の指定
処理が指令された場合におけるサーバ11の処理例を表
している。最初にステップS81において、ユーザ端末
13が図15のステップS72において出力した指定画
像を特定するためのデータを取得する。このデータは、
必要に応じて、サーバ11のRAM23に記憶される。
次にステップS82に進み、CPU21は、いま取得さ
れたデータにより特定される指定画像は、情報提供対象
画像として予め登録されているものであるか否かを判定
する。
【0094】例えば図9に示す空間は、電器製品を販売
するための空間であり、カウンタ71は、販売するため
の商品の画像ではない。従って、このカウンタ71に対
しては、特に提供する情報が存在しない。これに対し
て、テレビ72や73は、ここにおいて販売する商品で
あるから、これらを、より詳細に説明する提供情報が存
在する。ステップS82においては、これらいずれの種
類の画像が指定されたのであるかが判定される。
【0095】提供情報が存在する画像が指定された場合
においては、ステップS83に進み、指定された画像に
対応する提供情報が、記憶装置12から読み出され、ユ
ーザ端末13に出力される。例えば図9に示す状態にお
いて、テレビ72または73が指定された場合において
は、それに対応する提供情報が読み出され、これがユー
ザ端末13に出力される。
【0096】次にステップS84に進み、サーバ11の
CPU21は、所定の画像を指定したユーザと、指定さ
れた画像に関する情報を、サービス提供者端末14に出
力する。
【0097】サービス提供者端末14においては、この
通知を受けたとき、後述する図17のステップS92に
おいて、その統計処理を実行する。そして、どのような
商品が人気があり、その商品に注目したのはどのユーザ
であるのかの情報を取得する。
【0098】一方、図16のステップS82において、
提供情報を有しない画像が指定されたと判定された場
合、例えば図9に示す状態において、カウンタ71が指
定された場合、ステップS85に進み、エラー処理が実
行される。即ち、サーバ11のCPU21は、通信装置
24を制御し、ユーザ端末13に対して、例えば、「提
供する情報はありません」のようなメッセージを出力さ
せる。
【0099】図17は、サーバ11から図16のステッ
プS84において出力した通知を、サービス提供者端末
14が受信した場合の処理例を表している。最初にステ
ップS91において、画像(商品)を指定したユーザに
関する情報と、指定された画像(商品)に関する情報が
受信される。サービス提供者端末14のCPU51は、
このデータをRAM53に供給し、記憶させる。そして
ステップS92に進み、これらの情報に関する統計処理
を実行する。
【0100】これにより、例えば図9に示す状態におい
て、ユーザがテレビ72をカーソル74で指定すると、
サービス提供者端末14−1に、ユーザ端末13−1の
ユーザに関する情報(職業、年齢、住所、電話番号、性
別など)と、指定されたのがテレビ72であることが連
絡される。従って、サービス提供者端末14−1におい
ては、ユーザがこのテレビ72に対して興味を持ってい
ることを知ることができる。
【0101】また、このテレビ72が人気があれば、そ
れだけ多くのユーザがこのテレビ72を指定することに
なるため、各テレビがどの程度人気があるのかを知るこ
ともできる。
【0102】画像の指定は、サービス提供者が行うこと
もできる。図18は、この場合のサービス提供者端末1
4の処理例を表している。最初にステップS101にお
いて、サービス提供者端末14のマウス59bを操作し
て、所定の画像を指定する。例えば図10に示す状態に
おいて、テレビ72や73を指定することができる。
【0103】次にステップS102に進み、サービス提
供者が指定した画像を、ユーザにも提供する必要がある
か否かを判定する。同一の画像をユーザにも提供する必
要がある場合においては、ステップS103に進み、ユ
ーザの同意を得て、ユーザを指定する。例えば図10に
示す状態において、サービス提供者は、テレビ72に関
する提供情報を、キャラクタCに対応するユーザに提供
したい場合においては、カーソル75でテレビ72を指
定するとともに、キャラクタCを指定し、後述するよう
にして、キャラクタCと会話を行い、テレビ72に関す
る情報をユーザ端末13−1に提供することについて同
意を得る。
【0104】次にステップS104に進み、CPU51
は、ステップS101において指定された画像と、ステ
ップS103で指定されたユーザを特定するデータをサ
ーバ11に出力する。
【0105】一方、ステップS102において、ユーザ
を指定する必要がないと判定された場合、即ち、指定さ
れた画像に関する提供情報を、サービス提供者自身が見
るだけでよい場合、ステップS106に進み、ステップ
S101で指定された画像を特定するデータをサーバ1
1に出力する。
【0106】ステップS104とステップS106で出
力されたデータは、後述する図19のステップS111
においてサーバ11に受信され、このデータに対応する
提供情報が、ステップS114またはステップS115
で、サーバ11からサービス提供者端末14、またはサ
ービス提供者端末14とユーザ端末13に、それぞれ出
力される。
【0107】サービス提供者端末14においては、この
ように、サーバ11から出力された指定画像に対応する
提供情報をステップS105で受信し、これを表示装置
55に出力し、表示させる。
【0108】これにより、サービス提供者端末14にお
いて、必要に応じて、各指定画像に対応する提供情報を
確認したり、あるいはユーザに同一の提供情報を提供し
つつ、その指定画像に関する説明を行うことができる。
【0109】図19は、サービス提供者端末14によ
り、図18のフローチャートに従って、所定の画像が指
定された場合のサーバ11の処理例を表している。最初
にステップS111において、サービス提供者端末14
が、図18のステップS104またはステップS106
において出力したデータを取得する。上述したように、
このデータには、指定画像を特定するデータと、場合に
よって提供情報を提供するユーザを指定するデータが含
まれている。
【0110】ステップS112においては、ステップS
111で取得した指定画像に対応する提供情報を記憶装
置12より読み出す。次にステップS113に進み、ス
テップS112で読み出した提供情報を、ユーザにも提
供する必要があるか否かを判定する。この判定は、ステ
ップS111で取得したデータに基づいて行われる。提
供情報をサービス提供者にのみ出力すればよい場合、ス
テップS114に進み、提供情報がサービス提供者端末
14にのみ出力される。これに対して、提供情報をユー
ザにも提供する必要がある場合においては、ステップS
115に進み、提供情報が、サービス提供者だけでな
く、ユーザにも出力される。前者が図18のステップS
106に対応する処理であり、後者が図18のステップ
S104に対応する処理である。
【0111】図20は、サービス提供者により画像が指
定された場合におけるユーザ端末13の処理例を表して
いる。最初にステップS121で、サーバ11より出力
された提供情報が受信され、表示装置45に表示され
る。この情報は、図19のステップS115でサーバ1
1より出力されたものである。この処理は、ステップS
122で、終了が指令されたと判定されるまで繰り返さ
れる。
【0112】図21は、ユーザ端末13のユーザが、他
のユーザ端末のユーザ、またはサービス提供者端末14
のサービス提供者と会話を行う場合の処理例を表してい
る。他のユーザまたはサービス提供者と会話を行う場
合、最初にステップS131において、会話を行う相手
のキャラクタを指定する。この指定は、図9のカーソル
74で、所定のキャラクタを指定することで行われる。
【0113】次にステップS132に進み、指定された
相手を特定するためのデータをサーバ11に出力する処
理が実行される。即ち、ユーザ端末13のCPU41
は、カーソル74で指定された位置データをサーバ11
に出力する。
【0114】サーバ11においては、図22のフローチ
ャートを参照して後述するように、このデータをステッ
プS141で受信したとき、ステップS143で、指定
された相手に連絡を行い、指定された相手が会話に同意
するか否かを問い合わせ、会話に同意する場合、会話O
K信号をユーザ端末13に出力する。
【0115】そこで、ユーザ端末13においては、ステ
ップS133において、サーバ11よりOK信号を受信
したか否かを判定する。OK信号を受信したとき、ステ
ップS134に進み、会話を行う。この会話は、マイク
46とスピーカ47を介して行われる。即ち、文字によ
る会話ではなく、通常の音声による会話である。このた
め、後述するように、サーバ11は、ステップS146
において、ユーザ端末13と指定された相手方(他のユ
ーザ端末またはサービス提供者端末)との音声による通
話のための回線の接続処理を実行する。
【0116】ステップS135において、会話の終了が
指令されるまで待機し、会話の終了が指令されたとき、
ステップS136に進み、終了信号をサーバ11に出力
し、処理を終了する。
【0117】一方、ステップS133において、OK信
号を受信することができなかったと判定された場合にお
いては、相手方が会話に同意しなかった場合であるた
め、会話を行うことはできない。このため、この場合に
おいては、ステップS134乃至S136の処理はスキ
ップされ、処理は直ちに終了される。
【0118】図22は、ユーザ端末13より、会話のた
めの相手先を指定するデータが供給された場合のサーバ
11の処理を表している。最初にステップS141にお
いて、図21のステップS132で、ユーザ端末13が
出力した指定相手を特定するデータが取得される。次に
ステップS142に進み、CPU21は、ステップS1
41で取得した相手の連絡先を記憶装置12から読み出
す。即ち、記憶装置12には、この仮想現実空間にアク
セスする全てのユーザとサービス提供者の連絡先が予め
記憶されており、その連絡先が読み取られる。
【0119】そしてステップS143に進み、ステップ
S142で読み取られた連絡先に連絡が行われる。そし
てCPU21は、その相手先に対して、会話に同意する
か否かの回答を行うことを依頼する。
【0120】例えば図9において、ユーザがカーソル7
4を操作して、相手方としてサービス提供者のキャラク
タFを指定すると、このキャラクタFに対応するサービ
ス提供者端末14−1に連絡が行われ、会話を行うか否
かの回答を要求する。
【0121】ステップS144において、相手先より、
会話に同意する信号を受信したか否かを判定し、会話に
同意する信号を受信したと判定された場合、ステップS
145に進み、会話OK信号をユーザ端末13に出力す
る。そしてステップS146に進み、そのユーザと指定
相手とが、音声信号を介して会話ができるように回線を
接続する。これにより、例えば、ユーザ端末13−1と
サービス提供者端末14−1において、音声により会話
を行うことができる。従って、ユーザは、より直接的
に、テレビ72や73の説明を受けることができる。
【0122】次にステップS147に進み、ユーザまた
は相手先から会話を終了する通知が入力されるまで待機
し、入力されたとき、処理を終了する。
【0123】一方、ステップS144において、相手方
より会話に同意する信号を受信できなかった場合、ステ
ップS148に進み、会話不可信号をユーザ端末13に
出力する。この場合は、ユーザは会話を行うことができ
ないことになる。
【0124】図23は、図22のステップS143の処
理において連絡を受けたサービス提供者端末14が行う
処理例を表している。最初にステップS151におい
て、会話に同意するか否かを判定する。会話に同意する
場合、ステップS152に進み、サービス提供者端末1
4の例えばキーボード59aの所定のキーを操作するこ
とで、会話同意信号をサーバ11に出力する。上述した
ように、サーバ11は、この会話同意信号の供給を受け
たとき、図22のステップS145において、会話OK
信号をユーザ端末13に出力するとともに、ステップS
146において、ユーザ端末13とサービス提供者端末
14とを接続する。
【0125】そこで、サービス提供者端末14は、ステ
ップS153において、ユーザ端末13と会話を行う。
この会話は、ステップS154において終了が指令され
るまで継続される。
【0126】ステップS154において、会話の終了が
指令されたと判定された場合、ステップS155に進
み、会話終了信号をサーバ11に出力する。サーバ11
は、この終了信号の入力を受けたとき、図22のステッ
プS147において、これを検知し、処理を終了させ
る。
【0127】一方、ステップS151において、会話を
する必要がないと判定した場合、ステップS156に進
み、サービス提供者端末14は、キーボード59aの所
定のキーを操作して、会話非同意信号を出力させる。サ
ーバ11においては、この会話非同意信号を受信したと
き、上述したように、図22のステップS148におい
て、会話不可信号をユーザ端末13に出力することにな
る。
【0128】尚、以上においては、ユーザ端末13から
サービス提供者端末14に対して会話を申し込む場合を
例として説明したが、ユーザ端末13から他のユーザ端
末13に対して会話を申し込んだり、サービス提供者端
末14からユーザ端末13に対して会話を申し込む場合
も、同様の処理となる。
【0129】また、上記実施例においては、商品を販売
する場合を例としたが、各種のサービスを提供する場合
に、本発明は適用が可能である。例えば、仮想現実空間
に映画やゲームソフトの広告画像が表示されていると
き、その広告画像を指定すれば、その映画やゲームソフ
トの提供を受けることができる。
【0130】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、仮想現実空
間の少なくとも一部を利用し、サーバを介して、ユーザ
端末に対して仮想現実空間を形成する画像に対応するサ
ービスを提供するようにしたので、仮想現実空間を介し
て現実の生活に対応した行為を実行することが可能とな
り、単なるゲームではなく、実際の経済活動を行うこと
が可能となる。
【0131】その結果、サービス提供者は、各種の商品
を販売したり、情報を提供するなどのサービス提供活動
を介して、商行為を行うことができ、また、サーバ管理
者は、仮想現実空間を作成し、これをユーザあるいはサ
ービス提供者に対して販売したり、賃貸させたりするこ
とで、経済活動を行うことができる。また、ユーザは、
いながらにして各種のサービスの提供を受けることがで
き、より高度な生活を楽しむことが可能になる。
【0132】このように本発明によれば、新たな経済空
間が形成され、しかも、この空間は仮想現実空間である
から、実際には物理的に空間を必要とせず、地球的規模
で生活空間を形成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサイバースペースシステムの構成例を
示すブロック図である。
【図2】図1のサーバ11の構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】図1のユーザ端末13の構成例を示すブロック
図である。
【図4】図1のサービス提供者端末14の構成例を示す
ブロック図である。
【図5】図1のサイバースペースシステムにより形成さ
れる仮想現実空間を説明する図である。
【図6】図5のキャラクタCからの視野を説明する図で
ある。
【図7】図5のキャラクタDからの視野を説明する図で
ある。
【図8】図1の実施例におけるサイバースペースシステ
ムの一部の割当空間を説明する図である。
【図9】図8のキャラクタCからの視野を説明する図で
ある。
【図10】図8のキャラクタFからの視野を説明する図
である。
【図11】図1のユーザ端末13がサーバ11より画像
の提供を受ける場合の処理を説明するフローチャートで
ある。
【図12】図1のユーザ端末13の処理に対応するサー
バ11の処理を説明するフローチャートである。
【図13】図1のサービス提供者端末14がサーバ11
より画像の提供を受ける場合の処理を説明するフローチ
ャートである。
【図14】図13のサービス提供者端末14の処理に対
応するサーバ11の処理を説明するフローチャートであ
る。
【図15】図1のユーザ端末13が画像を指定する場合
の処理を説明するフローチャートである。
【図16】図15のユーザ端末の処理に対応するサーバ
11の処理を説明するフローチャートである。
【図17】図16のステップS84の処理に対応するサ
ービス提供者端末14の処理を説明するフローチャート
である。
【図18】図1のサービス提供者端末14による画像指
定処理を説明するフローチャートである。
【図19】図18のサービス提供者端末14の処理に対
応するサーバ11の処理を説明するフローチャートであ
る。
【図20】図18のサービス提供者端末14の処理に対
応するユーザ端末13の処理を説明するフローチャート
である。
【図21】図1のユーザ端末13の会話要求の処理を説
明するフローチャートである。
【図22】図21のユーザ端末13の会話要求処理に対
応するサーバ11の処理を説明するフローチャートであ
る。
【図23】図22のステップS143の通知に対応する
サービス提供者端末14の処理を説明するフローチャー
トである。
【図24】従来のサイバースペースシステムの構成例を
示すブロック図である。
【図25】図24のユーザ端末3−1の表示例を示す図
である。
【図26】図24のユーザ端末3−2の表示例を示す図
である。
【符号の説明】
1 サーバ 2 記憶装置 3,3−1,3−2,3−3 ユーザ端末 4 公衆電話回線 11,11−1,11−2 サーバ 12,12−1,12−2 記憶装置 13,13−1,13−2,13−3 ユーザ端末 14,14−1,14−2 サービス提供者端末 15 広帯域通信網

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元の画像により形成される仮想現実
    空間を通信回線を介して提供するサーバと、 前記サーバより前記仮想現実空間の提供を受けるユーザ
    端末と、 前記サーバにより提供される前記仮想現実空間の少なく
    とも一部を利用し、前記サーバを介して前記ユーザ端末
    に対して、前記仮想現実空間を形成する画像に対応する
    サービスを提供するサービス提供者端末とを備えること
    を特徴とするサイバースペースシステム。
  2. 【請求項2】 前記ユーザ端末またはサービス提供者端
    末が、前記仮想現実空間を形成する所定の画像を指定し
    たとき、前記サーバは、指定された画像に対応する情報
    画像を前記ユーザ端末またはサービス提供者端末に提供
    することを特徴とする請求項1に記載のサイバースペー
    スシステム。
  3. 【請求項3】 前記サービス提供者端末が、前記仮想現
    実空間を形成する所定の画像を指定したとき、前記サー
    バは、指定された画像に対応する情報画像を前記サービ
    ス提供者端末とユーザ端末の両方に提供することを特徴
    とする請求項2に記載のサイバースペースシステム。
  4. 【請求項4】 前記ユーザ端末またはサービス提供者端
    末に対応するキャラクタが前記仮想現実空間に配置さ
    れ、 前記ユーザ端末またはサービス提供者端末は、前記キャ
    ラクタの前記仮想現実空間における位置と視点を入力
    し、 前記サーバは、前記キャラクタの位置と視点に対応する
    前記仮想現実空間の画像を前記ユーザ端末またはサービ
    ス提供者端末に提供することを特徴とする請求項1,2
    または3に記載のサイバースペースシステム。
  5. 【請求項5】 前記サービス提供者端末は、前記サービ
    ス提供者端末のキャラクタの位置と視点に対応する画
    像、または前記ユーザ端末のキャラクタの位置と視点に
    対応する画像の一方を、切り換えて、提供を受けること
    ができることを特徴とする請求項4に記載のサイバース
    ペースシステム。
  6. 【請求項6】 前記サービス提供者端末は、前記ユーザ
    端末のキャラクタの位置と視点に対応する画像の提供を
    受けるとき、前記ユーザ端末のキャラクタを指定するこ
    とを特徴とする請求項5に記載のサイバースペースシス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記サービス提供者端末による前記ユー
    ザ端末のキャラクタの指定は、前記サービス提供者端末
    に割り当てられた空間内においてのみ可能とされること
    を特徴とする請求項6に記載のサイバースペースシステ
    ム。
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