JP3690609B2 - 仮想空間提供装置および方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、例えばバーチャルリアリティ(仮想現実空間)を生成し、ユーザに提供する仮想現実空間提供装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図24は、従来のサイバースペースシステムの構成例を示している。サーバ1は記憶装置2を備え、記憶装置2に記憶されている画像データを公衆電話回線4を介して、各ユーザ端末3−1乃至3−3に供給するようになされている。
【0003】
各ユーザ端末3−1乃至3−3は、記憶装置2に予め用意されている100種類のキャラクタの中から所定のものを自分のキャラクタとして指定する。そして、そのキャラクタを、サーバ1が提供する仮想現実空間内において移動させ、仮想現実空間での生活を楽しむことができるようになされている。
【0004】
例えばユーザ端末3−1が、通常の公衆電話回線4を介してサーバ1にアクセスし、仮想現実空間の画像の提供を受ける。ユーザ端末3−1において、所定の操作を行い、自分のキャラクタ(例えば、キャラクタA)を所定の方向に移動させるように指示すると、その移動方向に対応する画像がサーバ1より提供されてくる。これにより、ユーザ端末3−1は、自分のキャラクタAを、あたかも仮想現実空間が提供する町を移動させるようにして楽しむことができる。
【0005】
ユーザ端末3−2においても、同様に、自分のキャラクタ(例えば、キャラクタB)を指定し、このキャラクタBを、仮想現実空間内において移動させることができる。
【0006】
ユーザ端末3−1のキャラクタAと、ユーザ端末3−2のキャラクタBが、仮想現実空間の近傍の位置に移動した場合、サーバ1からユーザ端末3−1に提供される仮想現実空間の画像には、背景としての町の画像の他に、その町を移動するキャラクタBの画像も提供される。これにより、ユーザ端末3−1には、例えば図25に示すような画像が表示される。即ち、自分のキャラクタAが中央に配置され、その近傍には、ユーザ端末3−2のキャラクタBが位置している。
【0007】
同様に、ユーザ端末3−2には、図26に示すように画像が提供される。この図26においても、自分のキャラクタBが画面の中央に配置され、その近傍には、ユーザ端末3−1のキャラクタAが配置されている。
【0008】
このように、画面内に自分のキャラクタ以外のキャラクタが表示された状態になったとき、キャラクタAはキャラクタBに対して(あるいはキャラクタBはキャラクタAに対して)、文字による会話を行うことができるようになる。
【0009】
即ち、ユーザ端末3−1から、そのキーボードを操作して所定の文字を入力すると、その文字データが公衆電話回線4を介してサーバ1に供給され、サーバ1は、この文字データを、公衆電話回線4を介してユーザ端末3−2に供給する。同様にして、ユーザ端末3−2のキーボードを操作して、所定の文字を入力すると、その文字データが公衆電話回線4を介してサーバ1に供給され、サーバ1から、公衆電話回線4を介してユーザ端末3−1に供給される。このようにして、ユーザ端末3−1とユーザ端末3−2は、相互に、文字による会話を行うことができる。
【0010】
また、この仮想現実空間においては、この仮想現実空間内において使われる仮想現実の通貨が用意されており、各キャラクタは、この通貨を使って、仮想現実の商品を購入することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従来のシステムは、このように、仮想現実空間をキャラクタに生活させることを、一種のゲームとして楽しむことができるようになされている。しかしながら、それは、あくまでゲームに過ぎず、現実の生活とのつながりが殆どなく、従って、すぐに飽きてしまう課題があった。
【0012】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、現実の空間と密接に結合し、殆ど現実の生活と変わらない、変化に富んだ生活を楽しむことができるようにするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の仮想現実空間提供装置は、提供された仮想現実空間に配置されるキャラクタを指定することによって他の端末を音声による通話を行う相手として指定する端末である指定元端末より供給される、音声による通話の相手として指定されたキャラクタに対応する端末である指定相手端末に関する指定相手データを受信する指定相手データ受信手段と、指定相手データ受信手段により受信された指定相手データに基づいて、指定元端末と指定相手端末間の音声による通話のための回線の接続処理を実行する回線接続処理実行手段とを備えることを特徴とする。
前記指定相手データ受信手段により受信された指定相手データの指定相手端末の連絡先を、仮想現実空間にアクセスする全ての端末の連絡先を予め記憶している記憶装置より読み取る連絡先読み取り手段と、連絡先読み取り手段により読み取られた連絡先に連絡し、音声による通話に同意するか否かの回答を行うことを依頼する連絡手段と、連絡手段により連絡した指定相手端末より供給される音声による通話に同意することを示す音声通話同意信号を受信したか否かを判定する音声通話同意信号受信判定手段とをさらに備え、回線接続処理実行手段は、音声通話同意信号受信判定手段により音声通話同意信号を受信したと判定された場合、接続処理を実行するようにすることができる。
前記音声通話同意信号受信判定手段により、音声通話同意信号を受信しなかったと判定された場合、指定元端末に対して、音声による通話を行うことができないことを示す音声通話不可信号を出力する音声通話不可信号出力手段をさらに備えるようにすることができる。
前記回線接続処理実行手段により回線が接続され、音声による通話を行っている指定元端末または指定相手端末より供給される、音声による通話の終了を指示する終了通知を受信したか否かを判定する終了通知受信判定手段をさらに備え、回線接続処理実行手段は、終了通知受信判定手段により終了通知が受信されたと判定された場合、接続処理を終了させるようにすることができる。
前記仮想現実空間は、サービス提供者がユーザに対して所定のサービスを提供する仮想現実空間であり、端末は、ユーザの端末であるユーザ端末、若しくは、サービス提供者の端末であるサービス提供者端末のいずれかであるようにすることができる。
本発明の仮想現実空間提供方法は、提供された仮想現実空間に配置されるキャラクタを指定することによって他の端末を音声による通話を行う相手として指定する端末である指定元端末より供給される、音声による通話の相手として指定されたキャラクタに対応する端末である指定相手端末に関する指定相手データを受信する指定相手データ受信ステップと、指定相手データ受信ステップの処理により受信された指定相手データに基づいて、指定元端末と指定相手端末間の音声による通話のための回線の接続処理を実行する回線接続処理実行ステップとを含むことを特徴とする。
【0014】
ユーザ端末またはサービス提供者端末が、仮想現実空間を形成する所定の画像を指定したとき、サーバは、指定された画像に対応する情報画像をユーザ端末またはサービス提供者端末に提供するようにすることができる。
【0015】
あるいは、サービス提供者端末が、仮想現実空間を形成する所定の画像を指定したとき、サーバは、指定された画像に対応する情報画像をサービス提供者端末とユーザ端末の両方に提供するようにすることができる。
【0016】
ユーザ端末またはサービス提供者端末に対応するキャラクタを仮想現実空間に配置するようにし、ユーザ端末またはサービス提供者端末が、キャラクタの仮想現実空間における位置と視点を入力するようにし、サーバが、キャラクタの位置と視点に対応する仮想現実空間の画像をユーザ端末またはサービス提供者端末に提供するようにすることができる。
前記ユーザ端末またはサービス提供者端末が、仮想現実空間を形成する所定の画像を指定したとき、サーバは、指定された画像に対応する情報画像をユーザ端末またはサービス提供者端末に提供することができる。
前記サービス提供者端末が、仮想現実空間を形成する所定の画像を指定したとき、サーバは、指定された画像に対応する情報画像をサービス提供者端末とユーザ端末の両方に提供することができる。
【0017】
さらに、サービス提供者端末は、サービス提供者端末のキャラクタの位置と視点に対応する画像、またはユーザ端末のキャラクタの位置と視点に対応する画像の一方を、切り換えて、提供を受けることができるようにすることができる。
【0018】
サービス提供者端末は、ユーザ端末のキャラクタの位置と視点に対応する画像の提供を受けるとき、ユーザ端末のキャラクタを指定するようにすることができる。
【0019】
また、サービス提供者端末によるユーザ端末のキャラクタの指定は、サービス提供者端末に割り当てられた空間内においてのみ可能とするようにすることができる。
【0020】
【作用】
本発明の仮想現実空間提供装置および方法においては、提供された仮想現実空間に配置されるキャラクタを指定することによって他の端末を音声による通話を行う相手として指定する端末である指定元端末より供給される、音声による通話の相手として指定されたキャラクタに対応する端末である指定相手端末に関する指定相手データが受信され、その指定相手データに基づいて、指定元端末と指定相手端末間の音声による通話のための回線の接続処理が実行される。
例えば、上記構成の仮想現実空間提供装置を含むサイバースペース提供システムにおいては、サーバにより提供される仮想現実空間の少なくとも一部を利用して、サービス提供者端末からユーザ端末に対して仮想現実空間を形成する画像に対応するサービスが提供される。従って、仮想現実空間を利用して、殆ど実際の生活における場合と同様のサービスを受けることが可能となる。
【0021】
【実施例】
図1は、本発明のサイバースペースシステムの構成例を表している。同図に示すように、この実施例においては、任意の数(この実施例においては、2台)のサーバ11−1,11−2が、それぞれ対応する記憶装置12−1,12−2を有し、例えば光ファイバを利用した広帯域通信網15を介して、仮想現実空間を提供することができるようになされている。また、任意の数(この実施例においては、3台)のユーザ端末13−1乃至13−3が設けられ、広帯域通信網15を介してサーバ11−1,11−2から、仮想現実空間と、それを利用した所定のサービス(情報)の提供を受けることができるようになされている。
【0022】
さらに、この実施例においては、任意の数(この実施例においては、2台)のサービス提供者端末14−1,14−2が設けられており、このサービス提供者端末14−1,14−2は、広帯域通信網15を利用して、サーバ11−1,11−2を介して仮想現実空間の提供を受けるとともに、ユーザ端末13−1乃至13−3に対して、所定のサービスを提供することができるようになされている。
【0023】
図2は、サーバ11(11−1,11−2)の構成例を示している。同図に示すように、サーバ11はCPU21を備え、このCPU21は、ROM22に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行するようになされている。RAM23には、CPU21が各種の処理を実行する上において必要なデータ、プログラム等が適宜記憶されるようになされている。通信装置24は、広帯域通信網15に対して所定のデータを授受するようになされている。
【0024】
表示装置25は、CRT、LCDなどを備え、サーバ11が提供する仮想現実空間の画像をモニタすることができるように、インタフェース28に接続されている。このインタフェース28にはまた、マイク26とスピーカ27が接続されており、所定の音声信号をユーザ端末13やサービス提供者端末14に供給したり、ユーザ端末13やサービス提供者端末14からの音声信号をモニタすることができるようになされている。
【0025】
また、サーバ11は入力装置29を備え、インタフェース28を介して、各種の入力を行うことができるようになされている。この入力装置29は、少なくともキーボード29aとマウス29bを有している。
【0026】
図3は、ユーザ端末13(13−1乃至13−3)の構成例を示している。ユーザ端末13はCPU41を備え、このCPU41は、ROM42に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行するようになされている。RAM43には、CPU41が各種の処理を実行する上において必要なデータやプログラム等が適宜記憶されるようになされている。通信装置44は、広帯域通信網15を介して、サーバ11に対してデータを授受するようになされている。
【0027】
表示装置45は、CRT、LCDなどを備え、CG(コンピュータグラフィック)の3次元画像や、通常のビデオカメラなどにより撮影された3次元の画像を表示することができるようになされている。マイク46は、音声信号をサーバ11に出力するとき利用される。また、スピーカ47は、サーバ11より音声信号が伝送されてきたとき、これを出力する。入力装置49は、各種の入力を行うとき操作されるようになされている。
【0028】
この入力装置49のキーボード49aは、所定の文字や記号などを入力するとき操作されるようになされている。マウス49bは、所定の位置を指定するとき操作されるようになされている。視点入力装置49cは、ユーザ端末13の対応するキャラクタの視点を入力するとき操作される。これにより、キャラクタの視点を上下左右の方向に移動させたり、所定の画像をズームすることができるようになされている。また、移動入力装置49dは、キャラクタを、前後左右の方向に、所定の速度で移動させるための入力を行うことができるようになされている。
【0029】
インタフェース48は、表示装置45、マイク46、スピーカ47、および入力装置49に対するデータのインタフェースを構成している。
【0030】
図4は、サービス提供者端末14(14−1,14−2)の構成例を示している。そのCPU51乃至入力装置59は、図3のユーザ端末13のCPU41乃至入力装置49と基本的に同様の構成であるので、その説明は省略する。
【0031】
図5は、図1に示したサーバ11により提供される仮想現実空間を模式的に表している。同図に示すように、この仮想現実空間は、町を構成しており、キャラクタC(例えばユーザ端末13−1のキャラクタ)や、キャラクタD(例えばユーザ端末13−2のキャラクタ)が、この町(仮想現実空間)を移動することができるようになされている。
【0032】
キャラクタCは、仮想現実空間における位置と視点から、例えば図6に示すような画像を見ることになる。即ち、ユーザ端末13−1の表示装置25には、図6に示すような画像がサーバ11から提供され、表示される。そして、そのキャラクタCの視点と位置を、視点入力装置49cと移動入力装置49dを操作することで変更すると、それに対応して、サーバ11から供給される仮想現実空間を形成する3次元画像が変化される。
【0033】
同様に、キャラクタDが対応するユーザ端末13−2の表示装置には、図7に示すような画像がサーバ11から提供され、表示される。そして、その表示画像も、キャラクタDの視点と位置を移動させることで変化される。
【0034】
図5に示す状態において、キャラクタCはキャラクタDの方向を見ている。従って、図6に示すように、ユーザ端末13−1の表示装置25に表示される画像(仮想現実空間)には、キャラクタDが表示されている。
【0035】
同様に、図5において、キャラクタDはキャラクタCの方向を見ている。このため、ユーザ端末13−2の表示装置25に表示される画像(仮想現実空間)には、キャラクタCが表示される。
【0036】
サービス提供者端末14は、サーバ11−1または11−2が提供する仮想現実空間の一部の空間を支配する。換言すれば、サービス提供者は、サーバ11の管理者から、その提供する仮想現実空間の一部を購入する。この購入は、現実空間において行われる。即ち、サーバ11の管理者は、所定のサービス提供者より仮想現実空間の購入の申込を受けたとき、仮想現実空間の一部を、そのサービス提供者に割り当てる。
【0037】
例えば、サービス提供者端末14−1の所有者(サービス提供者)が、仮想現実空間内の所定のビルの1室を借り受け、そこに電器店を設けるものとする。サービス提供者は、その電器店に展示する商品、例えばテレビの資料をサーバ管理者に提供する。サーバ管理者は、この資料を基に、コンピュータグラフィックスにより、そのテレビの立体画像を生成する。そして、その立体画像を、その電器店の所定の位置に配置する。これにより、仮想現実空間内におけるその空間の画像が完成することになる。
【0038】
同様のことが多くのサービス提供者により行われ、仮想現実空間が1つの大きな町として形成される。
【0039】
図8は、サービス提供者端末14−1を有するサービス提供者が占有する仮想現実空間(ビルの1室)を平面的に表している。この実施例においては、ビルの1室が、このサービス提供者のために割り当てられており、その空間(ビル内)には、2台のテレビ72,73が配置されているとともに、テレビ73の右斜め前方には、カウンタ71が配置されている。そしてサービス提供者端末14−1のサービス提供者は、自分のキャラクタFをカウンタ71の後方に配置するようにする。勿論、キャラクタFは、サービス提供者端末14−1の移動入力装置59dを操作することで、所定の位置に移動させることが可能である。
【0040】
いま、この電器店に、ユーザ端末13−1のキャラクタCが、図8に示すように入ってきたものとする。このとき、ユーザ端末13−1の表示装置45には、キャラクタCの位置と視点に対応して、例えば図9に示すような画像が表示される。これに対して、キャラクタFがカウンタ71の後方に位置している場合においては、サービス提供者端末14−1の表示装置55には、図10に示すような画像が表示される。図9と図10に示すように、キャラクタCから見た画像にはキャラクタFが、また、キャラクタFから見た画像にはキャラクタCが、それぞれ表示される。
【0041】
また、図9に示すように、キャラクタCから見た画像には、ユーザ端末13−1から所定の画像を指定するとき使用されるカーソル74が表示される。同様に、図10に示すように、サービス提供者端末14−1から所定の画像を指定するとき利用するために、カーソル75が表示される。
【0042】
ユーザ端末13−1の移動入力装置49dを操作して、キャラクタCをテレビ72あるいはテレビ73の回りに移動させることで、その位置と視点に対応する画像が表示装置45に表示される。これにより、ユーザは、テレビ72や73を、実際のテレビを観察する場合と同様に観察することができる。
【0043】
また、ユーザは、マウス49bを操作して、カーソル74を移動させ、キャラクタF上でクリックすると、キャラクタFに対応するサービス提供者端末14−1には、会話申込信号が伝送される。サービス提供者端末14−1は、このとき、マイク56を介して、キャラクタCに対応するユーザ端末13−1のスピーカ47に対して音声信号を出力することができる。同様に、ユーザ端末13−1のマイク46から所定の音声信号を入力することで、サービス提供者端末14のスピーカ57にユーザの音声信号を伝達することができる。このようにして、両者は音声による通常の会話を行うことができる。
【0044】
尚、この会話は、キャラクタF(サービス提供者端末14−1)からキャラクタC(ユーザ端末13−1)に対して、申し込むようにすることもできる。
【0045】
また、ユーザ端末13−1において、カーソル74を移動させ、例えばテレビ72の画像上においてクリックすると、サーバ11から、テレビ72のより詳細な説明情報(提供情報)の提供を受けることができる。このときの画像は、3次元画像であってもよいし、平面的な2次元画像とすることもできる。
【0046】
この所定の画像を指定する操作は、サービス提供者端末14−1側からも行うことができる。これにより、サービス提供者側からユーザに対して、所定のテレビの説明情報を積極的に提供することができる。
【0047】
また、サービス提供者がマウス59bを操作して、カーソル75でキャラクタCを指定すると、このキャラクタCの位置と視点に対応する画像、即ち、ユーザ端末13−1の表示装置45に表示されている画像と同一の画像を、サービス提供者端末14−1の表示装置55に表示させることができる。これにより、サービス提供者は、ユーザ(キャラクタC)が、いまどこを見ているのかを知ることができ、ユーザの知りたいポイントに関する情報を、的確にユーザに対して提供することが可能となる。
【0048】
ユーザは、説明を受け、あるいは提供情報(説明情報)の提供を受け、気に入った場合においては、例えばテレビ72を実際に購入することができる。この場合、ユーザは、キャラクタFを介して、サービス提供者端末14−1に対して購入の申込をする。また、ユーザは、例えばクレジットカードの番号等を、キャラクタCを介してサービス提供者端末14−1(キャラクタF)に伝達する。そして、商品の金額に対応する額を引き落とすように依頼する。サービス提供者端末14−1のサービス提供者は、そのクレジットカードの番号から、所定の金額を引き落とすための処理を行うとともに、購入の申込を受けた商品の発送の手配を行う。
【0049】
この仮想現実空間において提供される画像は、基本的に、コンピュータグラフィックスにより生成された精度の高い画像である。従って、これをあらゆる角度から見ることで、殆ど実際の商品を希望する角度から観察した場合と同様の観察を行うことが可能となり、より確実に商品を確認することができる。
【0050】
この仮想現実空間には、このようにして、多数の店や映画館、劇場などが存在する。そして、各店において、実際に商品を販売することが可能であるため、立地条件の良い空間(多くのユーザのキャラクタが入ってくる空間)は、実際に経済的価値が発生する。そこで、この仮想現実空間を実際に(現実に)売買したり、賃貸することができる。従って、このシステムは、所謂テレビショッピングなどとは全く異なるものとなる。
【0051】
次に、図11乃至図23のフローチャートを参照して、上記したユーザ端末13、サーバ11、サービス提供者端末14のより具体的な処理動作について説明する。
【0052】
図11は、ユーザ端末13の処理例を表している。最初にステップS1において、キャラクタモードであるか否かが判定される。このキャラクタモードは、上述したキャラクタの位置と視点に対応する画像の提供を受けるモードであり、ユーザ端末13の入力装置49の例えばキーボード49aの所定のキーを操作することで、キャラクタモード、あるいは非キャラクタモードを設定することができる。
【0053】
キャラクタモードが設定されている場合、ステップS2に進み、ユーザ端末13の対応するキャラクタの位置あるいは視点が変更されたか否かが判定される。視点入力装置49cまたは移動入力装置49dを操作することで、キャラクタの位置あるいは視点の変更が指令されると、インタフェース48を介してこの指令の入力を受けたCPU41は、ステップS3に進み、位置データと視点データをサーバ11に出力する処理を実行する。即ち、CPU41は、インタフェース48を介して、視点入力装置49cと移動入力装置49dからのデータの入力を受け、通信装置44を制御し、このデータをサーバ11に出力させる。
【0054】
サーバ11においては、後述する図12のステップS12において、このデータを取得し、ステップS13において、このデータに対応する画像データをユーザ端末13に出力する。
【0055】
ユーザ端末13は、ステップS4において、サーバ11から供給を受けた画像データを受信し、表示する処理を実行する。即ち、通信装置44を介して、サーバ11より、キャラクタの位置と視点に対応する画像データの供給を受けたとき、CPU41は、インタフェース48を介して表示装置45にその画像データを出力し、表示させる。これにより、表示装置45には、視点入力装置49cと移動入力装置49dを操作することで入力した視点と位置に対応する画像(仮想現実空間)が表示される。
【0056】
次にステップS5に進み、キーボード49aの所定のキーを操作するなどして終了が指令されたか否かが判定され、終了が指令されない限り、ステップS1に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0057】
一方、ステップS1において、キャラクタモードが設定されていないと(非キャラクタモードが設定されていると)判定された場合においては、ステップS6に進み、CPU41は、通信装置44を介して受信した、キャラクタの位置や視点に無関係な所定の画像を、表示装置45に出力し、表示させる。
【0058】
図12は、図11に示したユーザ端末13の処理に対応するサーバ11の処理例を表している。最初にステップS11において、キャラクタモードであるか否かを判定し、キャラクタモードである場合においては、ステップS12に進み、ユーザの位置データ、視点データの取得処理を行う。即ち、上述したように、図11のステップS3における処理に従って、ユーザ端末13からユーザのキャラクタの位置と視点に対応するデータが伝送されてきたとき、サーバ11は、通信装置24を介してこのデータを取得する。このデータは、必要に応じてRAM23に供給され記憶される。
【0059】
次に、ステップS13に進み、CPU21は、RAM23に記憶されたユーザのキャラクタの位置と視点に対応する画像データを記憶装置12から読み出し、必要に応じて補正のための演算を行い、その位置と視点に対応する画像データを生成する。そして、この画像データを、通信装置24を制御し、広帯域通信網15を介してユーザ端末13に伝送させる。
【0060】
次にステップS14に進み、ユーザ端末13より終了の指令が入力されたか否かが判定され、終了が指令されていない場合においては、ステップS11に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。即ち、終了が指令されるまで、ユーザ端末13に対して、そのキャラクタの位置と視点に対応する画像データを提供し続けることになる。
【0061】
一方、ステップS11において、キャラクタモードではないと判定された場合においては、ステップS15に進み、ユーザのキャラクタの位置や視点に無関係な所定の画像を生成し、ユーザに出力する。そして、ステップS14に進み、終了が指令されていなければ、ステップS11に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0062】
図13のフローチャートは、サービス提供者端末14の処理例を表している。最初にステップS21において、キャラクタモードであるか否かが判定され、キャラクタモードであると判定された場合においては、ステップS22に進み、サービス提供者端末14のキャラクタの位置と視点に変更があったか否かが判定される。即ち、視点入力装置59cまたは移動入力装置59dが操作されたか否かが判定される。操作された場合においては、ステップS23に進み、その操作に対応する位置と視点のデータをサーバ11に出力する処理が実行される。
【0063】
即ち、CPU51は、インタフェース58を介して、視点入力装置59cと移動入力装置59dのデータの入力を受けたとき、通信装置54を制御し、広帯域通信網15を介してサーバ11にこのデータを出力する。
【0064】
サーバ11においては、このデータの入力を受けたとき、後述する図14のステップS53において、このデータを取得し、ステップS54において、このデータに対応する画像データを出力する。
【0065】
サービス提供者端末14は、ステップS24において、このサーバ11が出力した画像データを受信し、表示する処理を実行する。即ち、CPU51は、サーバ11より、通信装置54を介して、キャラクタの位置と視点に対応する画像データの供給を受けたとき、インタフェース58を介して表示装置55にこれを表示させる。
【0066】
ステップS22において、キャラクタの位置と視点のいずれも変更がないと判定された場合においては、ステップS23とステップS24の処理はスキップされる。
【0067】
次にステップS25に進み、サービス提供者端末14のキャラクタの位置と視点に対応する画像を、ユーザ端末のキャラクタの位置と視点に対応する画像に変更する(切り換える)か否かが判定される。即ち、サービス提供者は、ユーザが実際に注目している画像に対応する情報を的確に提供する必要がある。通常、サービス提供者のキャラクタは、ユーザのキャラクタと同一の画像を見ているわけではない。ユーザに商品を説明するような場合においては、ユーザのキャラクタの位置と視点に対応する画像を知ることができた方が、サービス提供者はより的確に、ユーザに対して必要な情報を提供することが可能となる。
【0068】
そこで、サービス提供者端末14においては、ユーザのキャラクタの位置と視点に対応する画像と同一の画像の提供を受けることができるようになされている。この場合は、サービス提供者端末14の例えばキーボード59aを操作して、ユーザのキャラクタの位置と視点に対応する画像の提供を受けるように、サーバ11に指令する。
【0069】
そして、この場合においては、ステップS26に進み、どのユーザのキャラクタの位置と視点を基準とする画像であるのかを指定する。即ち、2以上のユーザのキャラクタが存在することが有り得るので、そのうちのどのユーザのキャラクタの画像の提供を受けるのかを指定するのである。
【0070】
この指定は、例えばマウス59bを操作して、図10に示すカーソル75を所定のユーザのキャラクタ(図10の実施例においては、キャラクタC)上に移動し、クリックすることで行われる。
【0071】
次にステップS27に進み、そのユーザのキャラクタが所定の空間内に存在するか否かが判定される。即ち、サービス提供者がそのサービスを提供する上において割り当てられた空間は、仮想現実空間の一部の空間である。その空間の外においては、サービス提供者といえども、一ユーザに過ぎない。ユーザが仮想現実空間のどこを見ているかは、各ユーザのいわばプライバシーに属することであり、ユーザが注視している画像と全く同一の画像を、むやみにサービス提供者に提供する必要はない。そこで、サービス提供者が自分に割り当てられている空間の外にいるキャラクタを指定した場合においては、ステップS28に進み、エラー処理を実行する。即ち、CPU51は、表示装置55に、例えば「指定が無効です」のようなメッセージを表示させる。
【0072】
一方、所定の空間内のユーザのキャラクタが指定された場合においては、ステップS29に進み、CPU51は、そのユーザのキャラクタを特定する上において必要なデータ(例えば位置データなど)をサーバ11に出力する。
【0073】
サーバ11は、このデータの入力を受け、後述する図14のステップS56において、指定されたユーザのキャラクタの位置と視点に対応するデータをサービス提供者端末14に出力する。
【0074】
サービス提供者端末14においては、サーバ11が出力したこの画像データをステップS30において受信し、これを表示装置55に出力し、表示させる。これにより、サービス提供者は、ユーザがいまどの画像を見ているのかを明確に知ることができる。
【0075】
次にステップS31に進み、キーボード59aを操作するなどして終了の指令が入力されたか否かが判定される。まだ終了の指令が入力されていないと判定された場合、ステップS32に進み、キャラクタモードであるか否かが判定され、キャラクタモードである場合、ステップS33に進み、現在表示されている画像を、他の視点の画像に変更する必要があるか否かが判定される。
【0076】
即ち、サービス提供者端末14の例えばキーボード59aを操作するなどして、異なる視点からの画像に変更する指令が入力された場合においては、ステップS35に進み、ユーザのキャラクタの位置と視点に対応する画像に変更するのであるか否かが判定される。ユーザのキャラクタの位置と視点に対応する画像に変更する場合においては、ステップS26に進み、ユーザの指定処理が行われ、以下、それ以降の処理が実行される。
【0077】
これに対して、サービス提供者のキャラクタの位置と視点に対応する画像に変更する場合においては、ステップS22に戻り、そのキャラクタの位置と視点が変更されたか否かの判定処理に進み、以下、それ以降の処理を実行する。
【0078】
一方、現在の画像の視点を変更する必要がない場合においては、ステップS33からステップS34に進み、現在の表示画像がサービス提供者のキャラクタの位置と視点に対応する画像であるか否かが判定される。サービス提供者のキャラクタの位置と視点に対応する画像が現在表示されている場合においては、ステップS22に戻り、それ以降の処理が実行される。現在表示されている画像が、ユーザのキャラクタの位置と視点に対応する画像である場合においては、ステップS30に進み、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0079】
一方、ステップS21において、キャラクタモードではないと判定された場合、ステップS36に進み、サービス提供者およびユーザのキャラクタの位置と視点に無関係な所定の画像がサーバ11より供給され、その画像が表示装置55に出力、表示される。その後、ステップS31に進み、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0080】
以上のようにして、サービス提供者は、サービス提供者のキャラクタの位置と視点に対応する画像、または、サービス提供者に割り当てられている仮想現実空間内に位置するユーザのキャラクタの位置と視点に対応する画像のいずれかの提供を受けることができる。
【0081】
図14は、サービス提供者端末14に対して、図13に示す画像を提供する場合のサーバ11の処理の例を表している。最初にステップS51において、キャラクタモードであるか否かが判定され、キャラクタモードであると判定された場合においては、ステップS52に進み、ユーザのキャラクタが指定されているか否かが判定される。即ち、図13のステップS26において、ユーザが指定されたか否かが判定される。ユーザが指定されていないと判定された場合、即ち、サービス提供者のキャラクタの位置と視点に対応する画像を提供する場合、ステップS53に進み、サービス提供者のキャラクタの位置と視点に対応するデータを取得する。このデータは、図13のステップS23において、サービス提供者端末14より出力されたものである。
【0082】
次にステップS54に進み、ステップS53で取得したサービス提供者のキャラクタの位置と視点に対応する画像データを記憶装置12から読み出し、適宜必要な補正処理を加えた後、サービス提供者端末14に出力させる。
【0083】
即ち、サーバ11のCPU21は、通信装置24を制御し、広帯域通信網15を介して、サービス提供者端末14に、サービス提供者のキャラクタの位置と視点に対応する画像データを出力する。サービス提供者端末14のCPU51は、通信装置54を介してこのデータの供給を受けたとき、これを表示装置55に出力し、表示させる。このようにして、表示装置55には、視点入力装置59cと移動入力装置59dを操作することで、入力されたサービス提供者のキャラクタの位置と視点に対応する画像が表示される。
【0084】
次にステップS55に進み、処理の終了が指令されているか否かが判定され、終了が指令されていないと判定された場合においては、ステップS51に戻り、それ以降の処理を実行する。
【0085】
ステップS52において、所定のユーザのキャラクタが指定されていると判定された場合においては、ステップS56に進み、指定されたキャラクタに対応するユーザ端末13に提供している画像と同一の画像をサービス提供者端末14に出力する。
【0086】
さらにステップS51において、キャラクタモードではないと判定された場合においては、ステップS57に進み、サービス提供者とユーザのキャラクタの位置と視点に無関係な画像のデータを読み出し、出力する。
【0087】
ステップS56とステップS57の次に、ステップS55に進み、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0088】
ユーザがサーバ11から仮想現実空間の画像の提供を受けている状態において、所定の画像を注目し、その画像に関するより詳細な情報を得たいとき、その画像を指定することができる。図15は、その場合のユーザ端末13の処理を表している。最初にステップS71において、画像指定処理が行われる。この指定は、例えば図9に示す状態において、ユーザ端末13のマウス49bを操作して、カーソル74を所定の画像上に移動させ、クリックを行うことで指定される。
【0089】
次にステップS72に進み、指定された画像を特定するために必要なデータをサーバ11に出力する処理が実行される。即ち、CPU41は、マウス49bの操作位置に対応するデータを、通信装置44を介してサーバ11に出力させる。
【0090】
サーバ11は、このデータを、後述する図16のステップS81において取得し、ステップS83において、この指定画像に対応する提供情報を読み出し、出力する。
【0091】
ユーザ端末13は、ステップS73において、サーバ11が出力したこの指定画像の提供情報を取得し、これを表示装置45に出力し、表示させる。このようにして、例えば図9に示す状態において、カーソル74によりテレビ72を指定することで、テレビ72の性能、価格、その他の提供情報を得ることができる。
【0092】
次にステップS74に進み、処理の終了が指令されているか否かが判定され、終了が指令されていないと判定された場合においては、ステップS71に戻り、それ以降の処理を実行する。
【0093】
図16は、ユーザ端末13から画像の指定処理が指令された場合におけるサーバ11の処理例を表している。最初にステップS81において、ユーザ端末13が図15のステップS72において出力した指定画像を特定するためのデータを取得する。このデータは、必要に応じて、サーバ11のRAM23に記憶される。次にステップS82に進み、CPU21は、いま取得されたデータにより特定される指定画像は、情報提供対象画像として予め登録されているものであるか否かを判定する。
【0094】
例えば図9に示す空間は、電器製品を販売するための空間であり、カウンタ71は、販売するための商品の画像ではない。従って、このカウンタ71に対しては、特に提供する情報が存在しない。これに対して、テレビ72や73は、ここにおいて販売する商品であるから、これらを、より詳細に説明する提供情報が存在する。ステップS82においては、これらいずれの種類の画像が指定されたのであるかが判定される。
【0095】
提供情報が存在する画像が指定された場合においては、ステップS83に進み、指定された画像に対応する提供情報が、記憶装置12から読み出され、ユーザ端末13に出力される。例えば図9に示す状態において、テレビ72または73が指定された場合においては、それに対応する提供情報が読み出され、これがユーザ端末13に出力される。
【0096】
次にステップS84に進み、サーバ11のCPU21は、所定の画像を指定したユーザと、指定された画像に関する情報を、サービス提供者端末14に出力する。
【0097】
サービス提供者端末14においては、この通知を受けたとき、後述する図17のステップS92において、その統計処理を実行する。そして、どのような商品が人気があり、その商品に注目したのはどのユーザであるのかの情報を取得する。
【0098】
一方、図16のステップS82において、提供情報を有しない画像が指定されたと判定された場合、例えば図9に示す状態において、カウンタ71が指定された場合、ステップS85に進み、エラー処理が実行される。即ち、サーバ11のCPU21は、通信装置24を制御し、ユーザ端末13に対して、例えば、「提供する情報はありません」のようなメッセージを出力させる。
【0099】
図17は、サーバ11から図16のステップS84において出力した通知を、サービス提供者端末14が受信した場合の処理例を表している。最初にステップS91において、画像(商品)を指定したユーザに関する情報と、指定された画像(商品)に関する情報が受信される。サービス提供者端末14のCPU51は、このデータをRAM53に供給し、記憶させる。そしてステップS92に進み、これらの情報に関する統計処理を実行する。
【0100】
これにより、例えば図9に示す状態において、ユーザがテレビ72をカーソル74で指定すると、サービス提供者端末14−1に、ユーザ端末13−1のユーザに関する情報(職業、年齢、住所、電話番号、性別など)と、指定されたのがテレビ72であることが連絡される。従って、サービス提供者端末14−1においては、ユーザがこのテレビ72に対して興味を持っていることを知ることができる。
【0101】
また、このテレビ72が人気があれば、それだけ多くのユーザがこのテレビ72を指定することになるため、各テレビがどの程度人気があるのかを知ることもできる。
【0102】
画像の指定は、サービス提供者が行うこともできる。図18は、この場合のサービス提供者端末14の処理例を表している。最初にステップS101において、サービス提供者端末14のマウス59bを操作して、所定の画像を指定する。例えば図10に示す状態において、テレビ72や73を指定することができる。
【0103】
次にステップS102に進み、サービス提供者が指定した画像を、ユーザにも提供する必要があるか否かを判定する。同一の画像をユーザにも提供する必要がある場合においては、ステップS103に進み、ユーザの同意を得て、ユーザを指定する。例えば図10に示す状態において、サービス提供者は、テレビ72に関する提供情報を、キャラクタCに対応するユーザに提供したい場合においては、カーソル75でテレビ72を指定するとともに、キャラクタCを指定し、後述するようにして、キャラクタCと会話を行い、テレビ72に関する情報をユーザ端末13−1に提供することについて同意を得る。
【0104】
次にステップS104に進み、CPU51は、ステップS101において指定された画像と、ステップS103で指定されたユーザを特定するデータをサーバ11に出力する。
【0105】
一方、ステップS102において、ユーザを指定する必要がないと判定された場合、即ち、指定された画像に関する提供情報を、サービス提供者自身が見るだけでよい場合、ステップS106に進み、ステップS101で指定された画像を特定するデータをサーバ11に出力する。
【0106】
ステップS104とステップS106で出力されたデータは、後述する図19のステップS111においてサーバ11に受信され、このデータに対応する提供情報が、ステップS114またはステップS115で、サーバ11からサービス提供者端末14、またはサービス提供者端末14とユーザ端末13に、それぞれ出力される。
【0107】
サービス提供者端末14においては、このように、サーバ11から出力された指定画像に対応する提供情報をステップS105で受信し、これを表示装置55に出力し、表示させる。
【0108】
これにより、サービス提供者端末14において、必要に応じて、各指定画像に対応する提供情報を確認したり、あるいはユーザに同一の提供情報を提供しつつ、その指定画像に関する説明を行うことができる。
【0109】
図19は、サービス提供者端末14により、図18のフローチャートに従って、所定の画像が指定された場合のサーバ11の処理例を表している。最初にステップS111において、サービス提供者端末14が、図18のステップS104またはステップS106において出力したデータを取得する。上述したように、このデータには、指定画像を特定するデータと、場合によって提供情報を提供するユーザを指定するデータが含まれている。
【0110】
ステップS112においては、ステップS111で取得した指定画像に対応する提供情報を記憶装置12より読み出す。次にステップS113に進み、ステップS112で読み出した提供情報を、ユーザにも提供する必要があるか否かを判定する。この判定は、ステップS111で取得したデータに基づいて行われる。提供情報をサービス提供者にのみ出力すればよい場合、ステップS114に進み、提供情報がサービス提供者端末14にのみ出力される。これに対して、提供情報をユーザにも提供する必要がある場合においては、ステップS115に進み、提供情報が、サービス提供者だけでなく、ユーザにも出力される。前者が図18のステップS106に対応する処理であり、後者が図18のステップS104に対応する処理である。
【0111】
図20は、サービス提供者により画像が指定された場合におけるユーザ端末13の処理例を表している。最初にステップS121で、サーバ11より出力された提供情報が受信され、表示装置45に表示される。この情報は、図19のステップS115でサーバ11より出力されたものである。この処理は、ステップS122で、終了が指令されたと判定されるまで繰り返される。
【0112】
図21は、ユーザ端末13のユーザが、他のユーザ端末のユーザ、またはサービス提供者端末14のサービス提供者と会話を行う場合の処理例を表している。他のユーザまたはサービス提供者と会話を行う場合、最初にステップS131において、会話を行う相手のキャラクタを指定する。この指定は、図9のカーソル74で、所定のキャラクタを指定することで行われる。
【0113】
次にステップS132に進み、指定された相手を特定するためのデータをサーバ11に出力する処理が実行される。即ち、ユーザ端末13のCPU41は、カーソル74で指定された位置データをサーバ11に出力する。
【0114】
サーバ11においては、図22のフローチャートを参照して後述するように、このデータをステップS141で受信したとき、ステップS143で、指定された相手に連絡を行い、指定された相手が会話に同意するか否かを問い合わせ、会話に同意する場合、会話OK信号をユーザ端末13に出力する。
【0115】
そこで、ユーザ端末13においては、ステップS133において、サーバ11よりOK信号を受信したか否かを判定する。OK信号を受信したとき、ステップS134に進み、会話を行う。この会話は、マイク46とスピーカ47を介して行われる。即ち、文字による会話ではなく、通常の音声による会話である。このため、後述するように、サーバ11は、ステップS146において、ユーザ端末13と指定された相手方(他のユーザ端末またはサービス提供者端末)との音声による通話のための回線の接続処理を実行する。
【0116】
ステップS135において、会話の終了が指令されるまで待機し、会話の終了が指令されたとき、ステップS136に進み、終了信号をサーバ11に出力し、処理を終了する。
【0117】
一方、ステップS133において、OK信号を受信することができなかったと判定された場合においては、相手方が会話に同意しなかった場合であるため、会話を行うことはできない。このため、この場合においては、ステップS134乃至S136の処理はスキップされ、処理は直ちに終了される。
【0118】
図22は、ユーザ端末13より、会話のための相手先を指定するデータが供給された場合のサーバ11の処理を表している。最初にステップS141において、図21のステップS132で、ユーザ端末13が出力した指定相手を特定するデータが取得される。次にステップS142に進み、CPU21は、ステップS141で取得した相手の連絡先を記憶装置12から読み出す。即ち、記憶装置12には、この仮想現実空間にアクセスする全てのユーザとサービス提供者の連絡先が予め記憶されており、その連絡先が読み取られる。
【0119】
そしてステップS143に進み、ステップS142で読み取られた連絡先に連絡が行われる。そしてCPU21は、その相手先に対して、会話に同意するか否かの回答を行うことを依頼する。
【0120】
例えば図9において、ユーザがカーソル74を操作して、相手方としてサービス提供者のキャラクタFを指定すると、このキャラクタFに対応するサービス提供者端末14−1に連絡が行われ、会話を行うか否かの回答を要求する。
【0121】
ステップS144において、相手先より、会話に同意する信号を受信したか否かを判定し、会話に同意する信号を受信したと判定された場合、ステップS145に進み、会話OK信号をユーザ端末13に出力する。そしてステップS146に進み、そのユーザと指定相手とが、音声信号を介して会話ができるように回線を接続する。これにより、例えば、ユーザ端末13−1とサービス提供者端末14−1において、音声により会話を行うことができる。従って、ユーザは、より直接的に、テレビ72や73の説明を受けることができる。
【0122】
次にステップS147に進み、ユーザまたは相手先から会話を終了する通知が入力されるまで待機し、入力されたとき、処理を終了する。
【0123】
一方、ステップS144において、相手方より会話に同意する信号を受信できなかった場合、ステップS148に進み、会話不可信号をユーザ端末13に出力する。この場合は、ユーザは会話を行うことができないことになる。
【0124】
図23は、図22のステップS143の処理において連絡を受けたサービス提供者端末14が行う処理例を表している。最初にステップS151において、会話に同意するか否かを判定する。会話に同意する場合、ステップS152に進み、サービス提供者端末14の例えばキーボード59aの所定のキーを操作することで、会話同意信号をサーバ11に出力する。上述したように、サーバ11は、この会話同意信号の供給を受けたとき、図22のステップS145において、会話OK信号をユーザ端末13に出力するとともに、ステップS146において、ユーザ端末13とサービス提供者端末14とを接続する。
【0125】
そこで、サービス提供者端末14は、ステップS153において、ユーザ端末13と会話を行う。この会話は、ステップS154において終了が指令されるまで継続される。
【0126】
ステップS154において、会話の終了が指令されたと判定された場合、ステップS155に進み、会話終了信号をサーバ11に出力する。サーバ11は、この終了信号の入力を受けたとき、図22のステップS147において、これを検知し、処理を終了させる。
【0127】
一方、ステップS151において、会話をする必要がないと判定した場合、ステップS156に進み、サービス提供者端末14は、キーボード59aの所定のキーを操作して、会話非同意信号を出力させる。サーバ11においては、この会話非同意信号を受信したとき、上述したように、図22のステップS148において、会話不可信号をユーザ端末13に出力することになる。
【0128】
尚、以上においては、ユーザ端末13からサービス提供者端末14に対して会話を申し込む場合を例として説明したが、ユーザ端末13から他のユーザ端末13に対して会話を申し込んだり、サービス提供者端末14からユーザ端末13に対して会話を申し込む場合も、同様の処理となる。
【0129】
また、上記実施例においては、商品を販売する場合を例としたが、各種のサービスを提供する場合に、本発明は適用が可能である。例えば、仮想現実空間に映画やゲームソフトの広告画像が表示されているとき、その広告画像を指定すれば、その映画やゲームソフトの提供を受けることができる。
【0130】
【発明の効果】
以上の如く本発明によれば、サーバが、仮想現実空間を端末に対して提供するとともに、端末より供給される指定相手データに基づいて音声による通話のための回線の接続処理を実行したり、サービス提供者端末が仮想現実空間の少なくとも一部を利用し、サーバを介して、仮想現実空間の提供を受けるユーザ端末に対して仮想現実空間を形成する画像に対応するサービスを提供したりするようにしたので、仮想現実空間を介して現実の生活に対応した行為を実行することが可能となり、単なるゲームではなく、実際の経済活動を行うことが可能となる。
【0131】
その結果、サービス提供者は、各種の商品を販売したり、情報を提供するなどのサービス提供活動を介して、商行為を行うことができ、また、サーバ管理者は、仮想現実空間を作成し、これをユーザあるいはサービス提供者に対して販売したり、賃貸させたりすることで、経済活動を行うことができる。また、ユーザは、いながらにして各種のサービスの提供を受けることができ、より高度な生活を楽しむことが可能になる。
【0132】
このように本発明によれば、新たな経済空間が形成され、しかも、この空間は仮想現実空間であるから、実際には物理的に空間を必要とせず、地球的規模で生活空間を形成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサイバースペースシステムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のサーバ11の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1のユーザ端末13の構成例を示すブロック図である。
【図4】図1のサービス提供者端末14の構成例を示すブロック図である。
【図5】図1のサイバースペースシステムにより形成される仮想現実空間を説明する図である。
【図6】図5のキャラクタCからの視野を説明する図である。
【図7】図5のキャラクタDからの視野を説明する図である。
【図8】図1の実施例におけるサイバースペースシステムの一部の割当空間を説明する図である。
【図9】図8のキャラクタCからの視野を説明する図である。
【図10】図8のキャラクタFからの視野を説明する図である。
【図11】図1のユーザ端末13がサーバ11より画像の提供を受ける場合の処理を説明するフローチャートである。
【図12】図1のユーザ端末13の処理に対応するサーバ11の処理を説明するフローチャートである。
【図13】図1のサービス提供者端末14がサーバ11より画像の提供を受ける場合の処理を説明するフローチャートである。
【図14】図13のサービス提供者端末14の処理に対応するサーバ11の処理を説明するフローチャートである。
【図15】図1のユーザ端末13が画像を指定する場合の処理を説明するフローチャートである。
【図16】図15のユーザ端末の処理に対応するサーバ11の処理を説明するフローチャートである。
【図17】図16のステップS84の処理に対応するサービス提供者端末14の処理を説明するフローチャートである。
【図18】図1のサービス提供者端末14による画像指定処理を説明するフローチャートである。
【図19】図18のサービス提供者端末14の処理に対応するサーバ11の処理を説明するフローチャートである。
【図20】図18のサービス提供者端末14の処理に対応するユーザ端末13の処理を説明するフローチャートである。
【図21】図1のユーザ端末13の会話要求の処理を説明するフローチャートである。
【図22】図21のユーザ端末13の会話要求処理に対応するサーバ11の処理を説明するフローチャートである。
【図23】図22のステップS143の通知に対応するサービス提供者端末14の処理を説明するフローチャートである。
【図24】従来のサイバースペースシステムの構成例を示すブロック図である。
【図25】図24のユーザ端末3−1の表示例を示す図である。
【図26】図24のユーザ端末3−2の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 サーバ
2 記憶装置
3,3−1,3−2,3−3 ユーザ端末
4 公衆電話回線
11,11−1,11−2 サーバ
12,12−1,12−2 記憶装置
13,13−1,13−2,13−3 ユーザ端末
14,14−1,14−2 サービス提供者端末
15 広帯域通信網
Claims (6)
- 仮想現実空間を、通信回線を介して端末に提供する仮想現実空間提供装置であって、
提供された前記仮想現実空間に配置されるキャラクタを指定することによって他の端末を音声による通話を行う相手として指定する端末である指定元端末より供給される、前記音声による通話の相手として指定された前記キャラクタに対応する端末である指定相手端末に関する指定相手データを受信する指定相手データ受信手段と、
前記指定相手データ受信手段により受信された前記指定相手データに基づいて、前記指定元端末と前記指定相手端末間の前記音声による通話のための回線の接続処理を実行する回線接続処理実行手段と
を備えることを特徴とする仮想現実空間提供装置。 - 前記指定相手データ受信手段により受信された前記指定相手データの前記指定相手端末の連絡先を、前記仮想現実空間にアクセスする全ての端末の連絡先を予め記憶している記憶装置より読み取る連絡先読み取り手段と、
前記連絡先読み取り手段により読み取られた前記連絡先に連絡し、前記音声による通話に同意するか否かの回答を行うことを依頼する連絡手段と、
前記連絡手段により連絡した前記指定相手端末より供給される前記音声による通話に同意することを示す音声通話同意信号を受信したか否かを判定する音声通話同意信号受信判定手段と
をさらに備え、
前記回線接続処理実行手段は、前記音声通話同意信号受信判定手段により前記音声通話同意信号を受信したと判定された場合、前記接続処理を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の仮想現実空間提供装置。 - 前記音声通話同意信号受信判定手段により、前記音声通話同意信号を受信しなかったと判定された場合、前記指定元端末に対して、前記音声による通話を行うことができないことを示す音声通話不可信号を出力する音声通話不可信号出力手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項2に記載の仮想現実空間提供装置。 - 前記回線接続処理実行手段により回線が接続され、前記音声による通話を行っている前記指定元端末または前記指定相手端末より供給される、前記音声による通話の終了を指示する終了通知を受信したか否かを判定する終了通知受信判定手段をさらに備え、
前記回線接続処理実行手段は、前記終了通知受信判定手段により前記終了通知が受信されたと判定された場合、前記接続処理を終了させる
ことを特徴とする請求項1に記載の仮想現実空間提供装置。 - 前記仮想現実空間は、サービス提供者がユーザに対して所定のサービスを提供する仮想現実空間であり、
前記端末は、前記ユーザの端末であるユーザ端末、若しくは、前記サービス提供者の端末であるサービス提供者端末のいずれかである
ことを特徴とする請求項1に記載の仮想現実空間提供装置。 - 仮想現実空間を、通信回線を介して端末に提供する仮想現実空間提供装置の仮想現実空間提供方法であって、
提供された前記仮想現実空間に配置されるキャラクタを指定することによって他の端末を音声による通話を行う相手として指定する端末である指定元端末より供給される、前記音声による通話の相手として指定された前記キャラクタに対応する端末である指定相手端末に関する指定相手データを受信する指定相手データ受信ステップと、
前記指定相手データ受信ステップの処理により受信された前記指定相手データに基づいて、前記指定元端末と前記指定相手端末間の前記音声による通話のための回線の接続処理を実行する回線接続処理実行ステップと
を含むことを特徴とする仮想現実空間提供方法。
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