JPH08106435A - サイバースペースシステム - Google Patents

サイバースペースシステム

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JPH08106435A
JPH08106435A JP6243622A JP24362294A JPH08106435A JP H08106435 A JPH08106435 A JP H08106435A JP 6243622 A JP6243622 A JP 6243622A JP 24362294 A JP24362294 A JP 24362294A JP H08106435 A JPH08106435 A JP H08106435A
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image
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virtual reality
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JP6243622A
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Yasuaki Honda
康晃 本田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不特定のユーザに対して、必要に応じて音声
信号を提供する。 【構成】 サーバからユーザ端末に対して、仮想現実空
間の画像を提供する。この仮想現実空間を形成する、例
えばハンバーガの画像81とダブルバーガの画像82に
対応して、アイコン92と93を表示する。このアイコ
ン92には、その音声データの表題として、「ハンバー
ガの説明(30秒)」を、また、アイコン93の表題と
して、「ダブルハンバーガの説明(30秒)」の文字を
表示させる。ユーザがアイコン92または93を指定し
たとき、これらのアイコンに対応する音声信号をユーザ
に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーチャルリアリティ
(仮想現実空間)を生成し、ユーザに提供するサイバー
スペースシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】音声信号を相手方に伝達するシステムと
しては、電話あるいは留守番電話装置が知られている。
【0003】電話においては、相手方が居る場合、リア
ルタイムで相手方と通話することができる。
【0004】これに対して、相手方が留守である場合に
おいては、留守番電話装置により、メッセージを録音し
ておくことができる。留守番電話装置の使用者は、帰宅
したとき、そのメッセージを再生し、要件を知ることが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のシ
ステムにおける音声信号の伝達方法は、伝送されてきた
音声信号をリアルタイムで聞くか、あるいは記録媒体に
記録した音声信号を、記録したときと同じ順番で再生す
るものである。
【0006】しかしながら、このような音声信号の伝達
方法を、仮想現実空間を通信回線を介してユーザ端末に
提供するサイバースペースシステムに応用すると、操作
性が悪く、不便なものとなってしまう。
【0007】特に、サイバースペースシステムにおいて
は、特定のユーザ端末に対してのみ音声信号を伝送した
い場合も存在するが、不特定のユーザ端末に対して音声
信号を伝送したい場合がある。従来のシステムにおいて
は、このような伝送ができない課題があった。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、不特定のユーザ端末に対しても、効果的に
音声信号を伝送することができるようにするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のサイバースペー
スシステムは、3次元の画像により形成される仮想現実
空間を通信網を介して提供するサーバ(例えば図1のサ
ーバ11−1,11−2)と、サーバより仮想現実空間
の提供を受けるユーザ端末(例えば図1のユーザ端末1
3−1乃至13−3)と、サーバより提供される仮想現
実空間を形成する画像に対応するサービスを提供するサ
ービス提供者端末(例えば図1のサービス提供者端末1
4−1,14−2)とを備えるサイバースペースシステ
ムにおいて、仮想現実空間の画像は、3次元または2次
元の画像からなるアイコン(例えば図8のアイコン9
2,93)を含み、アイコンは、サービス提供者が提供
するサービスに関連する音声データに対応しており、ユ
ーザ端末によりアイコンが指定されたとき、サービス提
供者が提供するサービスに関連する音声データがユーザ
端末に提供されることを特徴とする。
【0010】アイコンには、対応する音声データに関す
る情報を表す文字を付加することができる。この場合、
文字により、音声データの表題、長さ、作成者の少なく
とも1つを表すことができる。
【0011】またアイコンは、オブジェクトにより構成
することができる。
【0012】
【作用】上記構成のサイバースペースシステムにおいて
は、仮想現実空間にアイコン92,93が表示される。
従って、各ユーザは、必要に応じてアイコン92,93
を選択し、対応する音声を聞くことができる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明のサイバースペースシステム
の構成例を表している。同図に示すように、この実施例
においては、任意の数(この実施例においては、2台)
のサーバ11−1,11−2が、それぞれ対応する記憶
装置12−1,12−2を有し、例えば光ファイバを利
用した広帯域通信網15を介して、仮想現実空間を提供
することができるようになされている。また、任意の数
(この実施例においては、3台)のユーザ端末13−1
乃至13−3が設けられ、広帯域通信網15を介してサ
ーバ11−1,11−2から、仮想現実空間と、それを
利用した所定のサービス(情報)の提供を受けることが
できるようになされている。
【0014】さらに、この実施例においては、任意の数
(この実施例においては、2台)のサービス提供者端末
14−1,14−2が設けられており、このサービス提
供者端末14−1,14−2は、広帯域通信網15を利
用して、サーバ11−1,11−2を介して仮想現実空
間の提供を受けるとともに、ユーザ端末13−1乃至1
3−3に対して、所定のサービスを提供することができ
るようになされている。
【0015】図2は、サーバ11(11−1,11−
2)の構成例を示している。同図に示すように、サーバ
11はCPU21を備え、このCPU21は、ROM2
2に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実
行するようになされている。RAM23には、CPU2
1が各種の処理を実行する上において必要なデータ、プ
ログラム等が適宜記憶されるようになされている。通信
装置24は、広帯域通信網15に対して所定のデータを
授受するようになされている。
【0016】表示装置25は、CRT、LCDなどを備
え、サーバ11が提供する仮想現実空間の画像をモニタ
することができるように、インタフェース28に接続さ
れている。このインタフェース28にはまた、マイク2
6とスピーカ27が接続されており、所定の音声信号を
ユーザ端末13やサービス提供者端末14に供給した
り、ユーザ端末13やサービス提供者端末14からの音
声信号をモニタすることができるようになされている。
【0017】また、サーバ11は入力装置29を備え、
インタフェース28を介して、各種の入力を行うことが
できるようになされている。この入力装置29は、少な
くともキーボード29aとマウス29bを有している。
【0018】図3は、ユーザ端末13(13−1乃至1
3−3)の構成例を示している。ユーザ端末13はCP
U41を備え、このCPU41は、ROM42に記憶さ
れているプログラムに従って各種の処理を実行するよう
になされている。RAM43には、CPU41が各種の
処理を実行する上において必要なデータやプログラム等
が適宜記憶されるようになされている。通信装置44
は、広帯域通信網15を介して、サーバ11に対してデ
ータを授受するようになされている。
【0019】表示装置45は、CRT、LCDなどを備
え、CG(コンピュータグラフィック)の3次元画像
や、通常のビデオカメラなどにより撮影された3次元の
画像を表示することができるようになされている。マイ
ク46は、音声信号をサーバ11や他のユーザ端末に出
力するとき利用される。また、スピーカ47は、サーバ
11や他のユーザ端末より音声信号が伝送されてきたと
き、これを出力する。入力装置49は、各種の入力を行
うとき操作されるようになされている。
【0020】この入力装置49のキーボード49aは、
所定の文字や記号などを入力するとき操作されるように
なされている。マウス49bは、所定の位置を指定する
とき操作されるようになされている。視点入力装置49
cは、ユーザ端末13の対応するキャラクタの視点を入
力するとき操作される。これにより、キャラクタの視点
を上下左右の方向に移動させたり、所定の画像をズーム
することができるようになされている。また、移動入力
装置49dは、キャラクタを、前後左右の方向に、所定
の速度で移動させるための入力を行うことができるよう
になされている。
【0021】インタフェース48は、表示装置45、マ
イク46、スピーカ47、および入力装置49に対する
データのインタフェースを構成している。
【0022】図4は、サービス提供者端末14(14−
1,14−2)の構成例を示している。そのCPU51
乃至入力装置59は、図3のユーザ端末13のCPU4
1乃至入力装置49と基本的に同様の構成であるので、
その説明は省略する。
【0023】図5は、図1に示したサーバ11により提
供される仮想現実空間を模式的に表している。同図に示
すように、この仮想現実空間は、町を構成しており、キ
ャラクタC(例えばユーザ端末13−1のキャラクタ)
や、キャラクタD(例えばユーザ端末13−2のキャラ
クタ)が、この町(仮想現実空間)を移動することがで
きるようになされている。
【0024】キャラクタCは、仮想現実空間における位
置と視点から、例えば図6に示すような画像を見ること
になる。即ち、ユーザ端末13−1の表示装置25に
は、図6に示すような画像がサーバ11から提供され、
表示される。そして、そのキャラクタCの視点と位置
を、視点入力装置49cと移動入力装置49dを操作す
ることで変更すると、それに対応して、サーバ11から
供給される仮想現実空間を形成する3次元画像が変化さ
れる。
【0025】同様に、キャラクタDが対応するユーザ端
末13−2の表示装置には、図7に示すような画像がサ
ーバ11から提供され、表示される。そして、その表示
画像も、キャラクタDの視点と位置を移動させることで
変化される。
【0026】図5に示す状態において、キャラクタCは
キャラクタDの方向を見ている。従って、図6に示すよ
うに、ユーザ端末13−1の表示装置25に表示される
画像(仮想現実空間)には、キャラクタDが表示されて
いる。
【0027】同様に、図5において、キャラクタDはキ
ャラクタCの方向を見ている。このため、図7に示すよ
うに、ユーザ端末13−2の表示装置25に表示される
画像(仮想現実空間)には、キャラクタCが表示され
る。
【0028】サービス提供者端末14は、サーバ11が
提供する仮想現実空間の一部の空間を支配する。換言す
れば、サービス提供者は、サーバ11の管理者から、そ
の提供する仮想現実空間の一部を購入する。この購入
は、現実空間において行われる。即ち、サーバ11の管
理者は、所定のサービス提供者より仮想現実空間の購入
の申込を受けたとき、仮想現実空間の一部を、そのサー
ビス提供者に割り当てる。
【0029】例えば、サービス提供者端末14−1の所
有者(サービス提供者)が、仮想現実空間内の所定のビ
ルの1室を借り受け、そこにハンバーガショップを開く
ものとする。サービス提供者は、そのハンバーガショッ
プにおいて販売する商品(ハンバーガ)の資料をサーバ
管理者に提供する。サーバ管理者は、この資料を基に、
コンピュータグラフィックスにより、そのハンバーガの
立体画像を生成する。そして、その立体画像を、そのハ
ンバーガショップの所定の位置に配置する。これによ
り、仮想現実空間内におけるその空間の画像が完成する
ことになる。
【0030】同様のことが多くのサービス提供者により
行われ、仮想現実空間が1つの大きな町として形成され
る。
【0031】例えばユーザ端末13−1のユーザが、ユ
ーザ端末13−1を操作して、そのキャラクタCを仮想
現実空間内において移動させ、このキャラクタCがハン
バーガショップ内に入ってくると、ユーザ端末13−1
の表示装置45には、キャラクタCの位置と視点に対応
するハンバーガショップ内の画像が提供され、表示され
る。
【0032】図8は、この場合の表示例を表している。
同図に示すように、この実施例においては、ハンバーガ
の画像81と、ダブルバーガの画像82が表示されてい
るとともに、これらの画像に対応して、音声オブジェク
トを表すアイコン92と93が表示され、さらにこれら
のアイコンに対応して、「ハンバーガの説明(30
秒)」または「ダブルバーガの説明(30秒)」の文字
が表示されている。
【0033】即ち、ユーザは、2次元または3次元のス
ピーカの図形よりなるアイコン92または93を選択、
操作することで、それに対応する音声信号を聞くことが
できるようになされている。
【0034】ユーザがアイコン92を選択すれば、画像
81として表示されているハンバーガの音声信号による
説明を受けることができる。また、アイコン93を選択
した場合においては、画像82として表示されているダ
ブルバーガの音声信号による説明を受けることができ
る。
【0035】図9は、サービス提供者が、画像81や8
2に対応する音声信号による説明を登録する場合におけ
るサービス提供者端末14の処理例を表している。最初
にステップS1において、音声信号を付加する対象とす
る画像を指定する。例えば図8の例においては、ハンバ
ーガの画像81またはダブルバーガの画像82を、サー
ビス提供者端末14のマウス59bで指定する。
【0036】次にステップS2に進み、ステップS1で
指定した画像に対応する音声信号を入力する。例えば図
8の例において、画像81を指定した場合、マイク56
から画像81のハンバーガに対応する説明を入力する。
そしてステップS3において、音声入力が終了したと判
定されるまで、ステップS2の処理を実行する。
【0037】マイク56より入力した音声信号は、イン
タフェース58を介してRAM53に一旦記憶される。
音声信号の入力が終了した場合、サービス提供者はキー
ボード59aの所定のキーを操作するなどして、音声入
力の終了を指令する。
【0038】次にステップS4に進み、いま入力した音
声信号の表題を、例えばキーボード59aの文字キーな
どを操作して入力する。この表題データも、インタフェ
ース58を介してRAM53に記憶される。
【0039】これにより、例えば画像81に関連する音
声信号の表題として、「ハンバーガの説明」の文字が入
力され、画像82に対応する音声信号の表題として、
「ダブルバーガの説明」の文字が入力される。
【0040】このようにして、画像の指定、音声入力、
および表題入力が完了すると、次にステップS5に進
み、指定画像を特定するデータ、音声データ、表題デー
タ、並びに、この音声信号の作成者(上記実施例の場
合、サービス提供者)を特定するデータが、このハンバ
ーガショップの仮想現実空間の画像を提供するサーバ1
1に出力される。
【0041】このような処理を繰り返すことにより、各
サービス提供者は、自分が提供するサービスの画像に対
応する音声信号を適宜入力することができる。
【0042】尚、以上の実施例においては、サービス提
供者が音声信号を入力する場合を例として説明したが、
ユーザが所定の音声信号を同様に入力することが可能で
ある。
【0043】例えば、画像81に対応するハンバーガ
を、仮想現実空間を利用して、サービス提供者端末14
−1に実際に発注し、その配送を受けてハンバーガを食
べたとき、そのハンバーガに対する意見を音声で登録す
ることができる。従って、各ユーザは、例えばハンバー
ガの発注をするとき、サービス提供者側で用意した音声
信号だけでなく、それを実際に購入し、食べたユーザの
意見を聞いて、そのハンバーガの評判を事前に知ること
ができる。
【0044】図10は、サービス提供者が図9のフロー
チャートに示すような処理を実行したときに行われるサ
ーバ11の処理例を表している。最初にステップS11
において、サービス提供者端末14が、図9のステップ
S5で出力した、指定画像を特定するデータ、音声デー
タ、表題、作成者を特定するデータを取得する処理を実
行する。即ち、サーバ11のCPU21は、通信装置2
4を介してサービス提供者端末14より提供を受けたこ
れらのデータを、RAM23に記憶させる。次にステッ
プS12に進み、CPU21は、RAM23に記憶され
た音声データの長さを計算する。これは図8(30秒の
文字)に示すように、音声信号の長さを表題とともに表
示するためである。
【0045】次にステップS13に進み、CPU21
は、指定画像に関連する位置に、アイコンを合成させ
る。また、そのアイコンの近傍に、RAM23に取り込
まれた表題と、ステップS12において演算された音声
信号の長さの文字を重畳させる。この重畳画像は、記憶
装置12に記憶される。
【0046】そして、このようにして重畳された画像が
記憶装置12から読み出され、仮想現実空間として提供
されるため、各ユーザ端末13には、例えば図8に示す
ような画像が表示されることになる。
【0047】図11のフローチャートは、図8に示すよ
うな画像が表示されている状態において、例えばユーザ
が所定のアイコンを操作して、対応する音声信号を受信
する場合のユーザ端末13の処理例を表している。最初
にステップS21において、ユーザは、例えばマウス4
9bを操作して、アイコンを指定する。次にステップS
22に進み、CPU41は、ステップS21で指定され
たアイコンを特定するデータと、自分自身(ユーザ端末
13)を特定するデータをサーバ11に出力する。
【0048】サーバ11においては、後述する図12の
ステップS31において、このデータを取得し、ステッ
プS32において、このデータに対応する音声データを
ユーザ端末13に出力する。
【0049】そこで、ユーザ端末13においては、図1
1のステップS23において、サーバ11がユーザ端末
13に出力した音声データを受信し、出力する。即ち、
この音声データは、通信装置44を介してRAM43に
一旦記憶され、RAM43から読み出されて、インタフ
ェース48を介してスピーカ47から出力される。
【0050】これにより、例えば図8に示す実施例にお
いて、アイコン92を指定すると、このアイコン92に
対応する「ハンバーガの説明」を聞くことができる。
【0051】尚、以上の実施例においては、ユーザ端末
13がアイコンを指定して、それに対応する音声信号を
受信するようにしたが、サービス提供者端末14におい
て所定のアイコンを指定し、対応する音声信号を聞くこ
とができることはもとよりである。
【0052】図12は、ユーザ端末13より、図11に
示すようなアイコン指定処理が実行された場合における
サーバ11の処理例を表している。最初にステップS3
1において、ユーザ端末13が、図11のステップS2
2において出力した、アイコンを特定するデータとユー
ザを特定するデータを取得する。サーバ11は、通信装
置24を介してこのデータを受信したとき、このデータ
をRAM23に一旦記憶させる。
【0053】次にステップS32に進み、CPU21
は、指定されたアイコンに対応する音声データを記憶装
置12から読み出し、通信装置24を介してユーザ端末
13に出力する。上述したように、この音声データは、
図11のステップS23において、ユーザ端末13で受
信される。
【0054】次にステップS33に進み、サーバ11の
CPU21は、アイコンを特定するデータと、アイコン
を指定したユーザのデータをサービス提供者端末14に
出力する。サービス提供者端末14においては、このデ
ータを受信し、どのサービスが人気を得ているのかを、
このデータを統計処理することにより知ることができ
る。
【0055】図13は、図12のステップS33におい
て、サーバ11が出力したデータを、サービス提供者端
末14が受信する場合の処理例を表している。最初にス
テップS41において、図12のフローチャートのステ
ップS33においてサーバ11が出力したデータを取得
する処理が実行される。即ち、指定されたアイコンを特
定するデータと、そのアイコンを指定したユーザを特定
するデータが、通信装置54を介して受信され、RAM
53に一旦記憶される。
【0056】CPU51は、ステップS42において、
指定されたアイコンに対応するサービスに対する統計処
理を実行する。例えば、どのアイコンが何回アクセスさ
れたのかを統計処理することにより、対応するサービス
(商品)の人気度を知ることができる。また、各サービ
スに注目しているユーザの構成を知ることができる。
【0057】図14は、図9に示すようにしてサービス
提供者が録音した音声データを消去する場合のサービス
提供者端末14の処理例を表している。最初にステップ
S51において、消去する音声が対応するアイコンを指
定する処理が実行される。例えば、アイコン92に対応
する音声データを消去する場合、サービス提供者端末1
4のマウス59bを操作して、アイコン92を指定す
る。次にステップS52に進み、指定したアイコンに対
応する音声データを消去する指令を入力する。この指令
は、例えばキーボード59aの所定のキーを操作するこ
とにより入力される。
【0058】次にステップS53に進み、ステップS5
1とステップS52で入力されたデータが、サーバ11
に出力される。即ち、CPU51は、ステップS51,
S52で入力され、RAM53に記憶されたこれらのデ
ータを、通信装置54を介してサーバ11に出力させ
る。
【0059】次にステップS54に進み、後述する図1
5のステップS64またはステップS65で出力された
完了メッセージまたはエラーメッセージが受信され、消
去処理が正しく行われたこと、または行われなかったこ
とが確認される。
【0060】図15は、このようなサービス提供者端末
14の録音消去処理に対応するサーバ11の処理例を表
している。最初にステップS61において、サービス提
供者端末14が、図14のステップS53において出力
したデータの取得処理が実行される。即ち、サーバ11
のCPU21は、通信装置24を介して取り込んだ消去
対象とされるアイコンと、サービス提供者を特定するデ
ータ、並びに、消去指令をRAM23に一旦記憶させ
る。
【0061】次にステップS62において、消去対象と
して指定されたアイコンに対応する音声データの作成者
と、ステップS61で取得した消去指令者(サービス提
供者)が等しいか否かが判定される。両者が等しいと判
定された場合、ステップS63に進み、アイコンと音声
データを消去する処理を実行する。即ち、図8に示す実
施例において、アイコン92が消去対象として指定され
たとき、アイコン92の画像と、それに対応する音声デ
ータ、並びに、アイコン92に付加されている文字の画
像が全て消去される。
【0062】ステップS63で、アイコンと音声データ
の消去処理が実行された後、次にステップS64に進
み、消去指令を発生した者に対して、消去処理完了のメ
ッセージが出力される。
【0063】これに対して、ステップS62において、
音声データの作成者と消去指令者が等しくないと判定さ
れた場合においては、ステップS65に進み、消去指令
の発信者に対してエラーメッセージを出力させる。
【0064】上述したように、ステップS64またはス
テップS65で発生されたメッセージが、ユーザ端末1
3において、図14のステップS54で受信される。
【0065】以上のようにして、サービス提供者が自ら
作成した音声データは、自ら消去することができる。こ
れに対して、サービス提供者が作成した音声データを、
ユーザが消去することはできないことになる(図15の
ステップS62)。これにより、サービス提供者が自己
のサービスを宣伝するために作成した音声データが、営
業妨害的行為により、消去されてしまうようなことが防
止される。
【0066】尚、以上の処理は、ユーザが作成した音声
データに対しても同様に実行される。即ち、ユーザが作
成した音声データは、基本的に、その作成したユーザが
消去することができる。換言すれば、ユーザが作成した
音声データを、サービス提供者が自分の提供するサービ
スに対して不利な内容を含んでいるからといって、これ
を一方的に消去することができないようになされてい
る。これにより、ユーザは、各サービスの実際の評判を
聞くことが可能となる。
【0067】以上の他、例えば、入力後、一定期間が経
過した音声データは、サーバ11側において、自動的に
これを消去するようにしたり、特定のサービスなどを中
傷する音声データなどは、サーバ11においてこれを事
前にチェックし、その登録を拒否するようにすることも
可能である。
【0068】ユーザ端末13においては、仮想現実空間
でのハンバーガショップにアクセスし、その情報の提供
を受け、購入を希望する場合においては、ユーザ端末1
3を操作して、その購入をサービス提供者端末14に申
し込む。サービス提供者端末14は、この申込を受けた
とき、仮想現実空間において、商品の発送を直ちに手配
するとともに、ユーザから、例えばクレジットカードの
番号を聞き、そのクレジットカードから料金の引き落と
しに必要な処理を行う。このようにして、仮想現実空間
を介して、実際に(現実空間において)サービス(商
品)を購入することができる。
【0069】尚、上記実施例においては、販売する商品
の説明を音声信号で行うようにしたが、例えば図16に
示すように、宇宙船ゲームのソフトを各ユーザ端末13
に提供する場合において、そのゲーム内に、音声データ
が対応するアイコンと、それに対応する文字を、適宜所
定の場面で表示させるようにすることができる。ユーザ
は、ゲームの進行に伴って、その作成者、表題、長さな
どを考慮して、必要に応じてそのアイコンを選択し、音
声信号を聞くようにする。これにより、ユーザ毎に異な
ったバリエーションでゲームを楽しむことが可能とな
る。
【0070】
【発明の効果】以上の如く、本発明のサイバースペース
システムによれば、音声データに対応してアイコンを表
示するようにしたので、不特定のユーザに対して必要な
情報を適宜供給し、選択させるようにすることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサイバースペースシステムの構成例を
示すブロック図である。
【図2】図1のサーバ11の構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】図1のユーザ端末13の構成例を示すブロック
図である。
【図4】図1のサービス提供者端末14の構成例を示す
ブロック図である。
【図5】図1のサイバースペースシステムにより形成さ
れる仮想現実空間を説明する図である。
【図6】図5のキャラクタCからの視野を説明する図で
ある。
【図7】図5のキャラクタDからの視野を説明する図で
ある。
【図8】図3のユーザ端末13の表示装置45における
表示例を示す図である。
【図9】図4のサービス提供者端末14の録音処理を説
明するフローチャートである。
【図10】図2のサーバ11の録音処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図11】図3のユーザ端末13のアイコンを指定する
処理を説明するフローチャートである。
【図12】ユーザによりアイコンが指定された場合にお
ける図2のサーバ11の処理を説明するフローチャート
である。
【図13】図12のステップS33の処理に対応する図
4のサービス提供者端末14の処理を説明するフローチ
ャートである。
【図14】図4のサービス提供者端末14の録音消去処
理を説明するフローチャートである。
【図15】図2のサーバ11の録音消去処理を説明する
フローチャートである。
【図16】図3のユーザ端末13の表示装置45の他の
表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 サーバ 2 記憶装置 3,3−1,3−2,3−3 ユーザ端末 4 公衆電話回線 11,11−1,11−2 サーバ 12,12−1,12−2 記憶装置 13,13−1,13−2,13−3 ユーザ端末 14,14−1,14−2 サービス提供者端末 15 広帯域通信網

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元の画像により形成される仮想現実
    空間を通信網を介して提供するサーバと、 前記サーバより前記仮想現実空間の提供を受けるユーザ
    端末と、 前記サーバより提供される前記仮想現実空間を形成する
    画像に対応するサービスを提供するサービス提供者端末
    とを備えるサイバースペースシステムにおいて、 前記仮想現実空間の画像は、3次元または2次元の画像
    からなるアイコンを含み、 前記アイコンは、前記サービス提供者が提供する前記サ
    ービスに関連する音声データに対応しており、 前記ユーザ端末により前記アイコンが指定されたとき、
    前記サービス提供者が提供する前記サービスに関連する
    音声データが前記ユーザ端末に提供されることを特徴と
    するサイバースペースシステム。
  2. 【請求項2】 前記アイコンには、対応する音声データ
    に関する情報を表す文字が付加されていることを特徴と
    する請求項1に記載のサイバースペースシステム。
  3. 【請求項3】 前記文字は、前記音声データの表題、長
    さ、作成者の少なくとも1つを表すことを特徴とする請
    求項2に記載のサイバースペースシステム。
  4. 【請求項4】 前記アイコンは、オブジェクトにより構
    成されていることを特徴とする請求項1,2または3に
    記載のサイバースペースシステム。
JP6243622A 1994-10-07 1994-10-07 サイバースペースシステム Pending JPH08106435A (ja)

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WO2001063376A3 (en) * 2000-02-26 2002-10-03 Gomid Inc System for obtaining information based on communication of users
JP2010107909A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Sharp Corp 表示装置および表示装置の制御方法

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