JPH08944Y2 - スクリーンの位置検出構造 - Google Patents

スクリーンの位置検出構造

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JPH08944Y2
JPH08944Y2 JP1990044340U JP4434090U JPH08944Y2 JP H08944 Y2 JPH08944 Y2 JP H08944Y2 JP 1990044340 U JP1990044340 U JP 1990044340U JP 4434090 U JP4434090 U JP 4434090U JP H08944 Y2 JPH08944 Y2 JP H08944Y2
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switch
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movable
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JP1990044340U
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JPH043081U (ja
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清 植田
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エスエム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)発明の属する技術分野 この考案は、例えば、カーテンや緞帳、投影用スクリ
ーン等の電動式スクリーン開閉装置の開閉制御に採用す
るスクリーンの位置検出構造に関する。
(ロ)従来の技術 第4図に示すカーテンの位置検出構造がある。すなわ
ち、左右のプーリ20,20に張架したワイヤ21に左右のカ
ーテン22,22の先導ランナ23,23を固定し、モータユニッ
ト24の正逆転駆動によって左右のカーテン22,22を開閉
する開閉装置において、上述のカーテン22,22がAの開
放位置からBまたはCの中間開放位置に移動停止させた
り、あるいはDの閉鎖位置に移動停止させる場合、各位
置A〜Dにはマイクロスイッチ25…を配設して、先導ラ
ンナ3の位置を検出する構成が必要となる。
上述の位置検出に用いるマイクロスイッチ25は、位置
A、Dでは、検出位置が移動端部であるため、第5図イ
に示すアクチュエータ26aがレバー形のマイクロスイッ
チ25aの使用が可能である。
しかし、中間開放位置B、Cでは、カーテン22が端部
に移動する場合、開、閉の両方向から先導ランナ23が通
過するので、第5図ロに示すアクチュエータ26bをロー
ラレバー形にしたマイクロスイッチ25bの使用が必要と
なる。
(ハ)問題点を解決するための手段 しかし、上述のようにレバー形のマイクロスイッチ25
aとローラレバー形のマイクロスイッチ25bとの2種類を
使用すると、その取付けに間違いが生じやすく、配線作
業に手間がかかり、また、ローラレバー形のマイクロス
イッチ25bは他方のレバー形スイッチ25aより高価であ
り、費用が嵩む問題点を有する。
そこでこの考案は、特異なマイクロスイッチを用いる
ことで、1種類のマイクロスイッチでの構成を可能に
し、さらに、スイッチ自体も構造が簡単でありながら確
実に動作する機能を持ったスクリーンの位置検出構造の
提供を目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 この考案は、スクリーンを走行させる先導ランナの走
行経路の端部および中間部の設定される検出位置に、上
記先導ランナにより操作される操作片の中立位置から右
または左への回動を許容して該操作片を連設した可動子
の基部を軸支し、上記可動子の回動基部に径方向へ突出
し両端面部の間に平面部を有するカム面を形成し、固定
接点との間でスイッチを形成する可動接点部材の中間部
を上記カム面の平面部に対接させて可動子の操作片を中
立位置に復帰付勢して構成したスイッチを配設したスク
リーンの位置検出構造であることを特徴とする。
(ホ)作用 この考案のスクリーンの位置検出構造は、スクリーン
を一端から他端に移動制御するとき、中間位置のスイッ
チは先導ランナが右または左から通過しても、その可動
子が傾斜した後、可動接点部材の復帰付勢により中立位
置に復帰することができ、また、端部では可動子が右ま
たは左の一方に傾倒することで可動接点部材をスイッチ
ング操作する。
(ヘ)考案の効果 上述の結果、この考案によれば、スイッチが可動子の
中立位置から右または左に回動操作することにより接点
が接離するので、スクリーンの移動経路の中間位置、お
よび端部の双方の位置検出用として使用することがで
き、これによって、2種類のスイッチを使用することな
く、1種のスイッチで構成できて、スイッチの取付けに
間違いが生じることや、配線作業に手間がかかることが
防止でき、費用の低減を図ることができる。
さらに、スイッチ自体は、固定接点との間でスイッチ
接点を形成する可動接点部材が直接カム面の平面部に対
接して可動子を中立位置に復帰付勢する構造であるた
め、部品点数が少なく、構造が簡単でありながら、接点
が仲介物なく直接カム面で操作されるため、確実な位置
検知動作を得ることができる。
(ト)考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は前述の第4図に示したカーテンの開閉装置にお
けるカーテンの位置検出構造に使用するマイクロスイッ
チを示し、第1図および第2図において、このマイクロ
スイッチ25は、上面全体を開口した長方形のスイッチケ
ース2と、一対の接続端子3,4と、可動子5と、絶縁板
6と、ケースカバー7とを備えている。
上述のスイッチケース2の内部には、両端部に形成し
た嵌込み部2a,2aに接続端子3,4を嵌合固定し、これら接
続端子3,4の基端側上部にビス8,8を螺合して2本のコー
ド9,9を接続固定する。
一方の接続端子3の先端側下部に形成した垂下片3aに
は固定接点10を突設し、他方の接続端子4の基端側下部
に形成した垂下片4aには、長尺寸法に形成した板状の可
動接点11を固定接点10側に向けて連設し、固定接点10に
対して圧接される方向に可動接点11を屈曲形成し、この
可動接点11の弾性力により、固定接点10に可動接点11を
常時圧接した状態に付勢している。
前述の可動子5はスイッチケース2の中央部に形成し
た収納部2bに保持され、この収納部2bの底面中央部に突
設した支軸12を、可動子5の軸中心部に形成した軸孔5a
に挿通し、且つ、可動子5の一側上面部に形成した操作
片5bを、収納部2bの操作面側上縁部に形成した切欠き部
2cを介して外部に突出し、第3図に示すように、支軸12
を回動支点として、中立位置(実線位置)と左右位置
(仮想線位置)とに可動子5を回動操作可能に設けてい
る。
上述の操作片5b側と対応する可動子5の一側周面部に
はカム面13を形成し、第3図に示すように、操作片5bを
中立位置(実線位置)と左右位置(仮想線位置)とに回
動操作して、径方向に突出したカム面13の端面13a,13a
を可動接点11の平面部に当接すると、固定接点10より可
動接点11が離間される。
一方、第2図に示すように、操作片5bを中立位置に回
動操作して、カム面13の平面13bを可動接点11の平面部
に対向すると、固定接点10と可動接点11との圧接が許容
される。
前述の絶縁板6は収納部2bの上面に嵌合し、2本のビ
ス14,14を絶縁板6の両端部に螺合して締付け固定する
と共に、この絶縁板6の一側縁部に形成した切欠き部6a
を介して、平面中央部に形成した円弧形状のガイド溝6b
に、可動子5の一側上面部に形成した操作片5bを回動操
作可能に係合する。
前述のケースカバー7はスイッチケース2の上面に嵌
合し、1本のビス15をケースカバー7の上面中央部に螺
合して締付け固定する。
なお、上述のスイッチケース2と、可動子5と、絶縁
板6と、ケースカバー7とは合成樹脂により形成してい
る。
上述のように構成したマイクロスイッチ25は第4図の
カーテン22の位置検出構造に使用して、開放位置A、中
間位置B,C、閉鎖位置Dの位置検出を行って、設定され
た位置でモータユニット24を停止制御する。
先ず、マイクロスイッチ25をOFFする場合、第3図に
示すように、先導ランナ23(第4図参照)に連結された
操作体16をX方向またはY方向に水平移動して、マイク
ロスイッチ25の操作面側と対向する中央位置(実線位置
または仮想線位置)に操作体16を移動させると、この操
作体16はスイッチケース2の操作面側に突出した可動子
5の操作片5bに当接し、同時に、可動子5に形成したカ
ム面13の端面13a,13aと可動接点11の平面部とが当接
し、可動接点11の弾性力に抗して、可動子5の操作片5b
を左右位置(実線位置または仮想線位置)に回動する。
この時、可動子5に形成したカム面13の端面13a,13a
により可動接点11が離間方向に弾性変位され、固定接点
10から可動接点11を離間して、OFF状態に回路を閉鎖す
る。
次に、マイクロスイッチ25をONする場合、第2図に示
すように、操作体16をX方向またはY方向に水平移動し
て、操作体16を可動子5の操作片5bから離間すると、可
動子5の回動規制が解除され、可動接点11の平面部を可
動子5に形成したカム面13の平面13bに押圧して、可動
接点11の弾性力により可動子5の操作片5bを中立位置
(実線位置)に回動復帰させ、同時に、固定接点10に可
動接点11を圧接して、ON状態に回路を開放する。
このように可動子5をX方向またはY方向に回動操作
して固定接点10と可動接点11とを接離動作した後、操作
体16が離れると可動子5が中立位置に復帰し、可動接点
11は弾性力により初期位置に弾性復帰するので、マイク
ロスイッチ25を第四図におけるカーテン22の移動経路の
中間位置B,Cおよび端部A,Dの双方の位置検出用として使
用することができ、これによって、2種類のスイッチを
使用することなく、1種のマイクロスイッチ25で位置検
出構造が構成できて、マイクロスイッチ25の取付けに間
違いが生じることや、配線作業に手間がかかることが防
止でき、費用の低減を図ることができる。
なお、この考案のマイクロスイッチ25は、上述の実施
例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上述のマイクロスイッチ25を構成する固定接
点10と可動接点11とを離間して設け、操作体16により可
動子5をX方向またはY方向に回動操作して、固定接点
10側に可動接点11を弾性変位させて圧接するもよく、ま
た、上述の操作体16を定位置に固定し、マイクロスイッ
チ25側をX方向またはY方向に水平移動して接点を接離
するもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図はマイクロスイッチの分解斜視図、 第2図はマイクロスイッチのON動作説明図、 第3図はマイクロスイッチのOFF動作説明図、 第4図はカーテンの位置検出構造の構成図、 第5図イ、ロは従来型マイクロスイッチの斜視図であ
る。 5……可動子、5b……操作片 10……固定接点、11……可動接点 13……カム面、16……操作体 22……カーテン、23……先導ランナ 25……マイクロスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーンを走行させる先導ランナの走行
    経路の端部および中間部の設定される検出位置に、 上記先導ランナにより操作される操作片の中立位置から
    右または左への回動を許容して該操作片を連設した可動
    子の基部を軸支し、上記可動子の回動基部に径方向へ突
    出し両端面部の間に平面部を有するカム面を形成し、固
    定接点との間でスイッチを形成する可動接点部材の中間
    部を上記カム面の平面部に対接させて可動子の操作片を
    中立位置に復帰付勢して構成したスイッチを配設した スクリーンの位置検出構造。
JP1990044340U 1990-04-24 1990-04-24 スクリーンの位置検出構造 Expired - Lifetime JPH08944Y2 (ja)

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JPH043081U JPH043081U (ja) 1992-01-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115099U (ja) * 1974-07-21 1976-02-03
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JPS5775439U (ja) * 1980-10-27 1982-05-10
JP2621939B2 (ja) * 1988-07-26 1997-06-18 松下電工株式会社 リミットスイッチ

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