JP2621939B2 - リミットスイッチ - Google Patents

リミットスイッチ

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JP2621939B2
JP2621939B2 JP63185847A JP18584788A JP2621939B2 JP 2621939 B2 JP2621939 B2 JP 2621939B2 JP 63185847 A JP63185847 A JP 63185847A JP 18584788 A JP18584788 A JP 18584788A JP 2621939 B2 JP2621939 B2 JP 2621939B2
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JP
Japan
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main shaft
return spring
shaft
limit switch
auxiliary
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JP63185847A
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佳之 山脇
洋志夫 高瀬
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はリミットスイッチ、殊にローラアーム型アク
チュエータを備えているリミットスイッチに関するもの
である。
【従来の技術】
第9図に示すような、ローラアーム型のアクチュエー
タ1を備えたリミットスイッチがある。これは、操作体
9がアクチュエータ1先端のローラ11に接してアクチュ
エータ1を回動させる時、アクチュエータ1が所定角度
まで回動したならば、ケース2内に設けられたスイッチ
本体の接点が切り換わるようにしたもので、この種のリ
ミットスイッチとしては、特公昭60−22509号公報に示
されたものがある。 これは第10図乃至第12図に示すように、ケース2に設
けたヘッド部21内に、アクチュエータ1が一端に装着さ
れている主軸10を挿通するとともに、主軸10と一体に回
動するカム16を配置し、更に両端片をヘッド部21の内面
とカム16とに夫々係止させるねじりコイルばね17を設け
て、このねじりコイルばね17が主軸10とカム16及びアク
チュエータ1を中立位置に保持するものとし、第11図に
示すように、アクチュエータ1と共に主軸10とカム16と
が回転する時、カム16の外面に設けた凹部に嵌まり込ん
でいた円筒ころ乃至球からなる部材18が作動軸19を押圧
して、スイッチ本体20の押釦22を押し込むものであり、
アクチュエータ1に対する押圧力がなくなれば、ねじり
コイルばね17による復帰力によって、主軸10とカム16及
びアクチュエータ1が復帰し、作動軸19はスイッチ本体
20側から与えられる復帰力によって復帰する。 また、第13図及び第14図に示す形態のものも提供され
ている。これは主軸10に切り欠きを形成して断面が円弧
状となるカム部13を設け、このカム部13の縁で直接作動
軸19を押圧するものであり、復帰は作動軸19を付勢して
いる復帰ばね3によって行なう。
【発明が解決しようとする課題】
前者においては、アクチュエータ1を回動させること
ができる範囲、つまりトータルトラベルTTPの量を、90
゜以上の範囲にわたるものとすることができる利点を有
しているのであるが、アクチュエータ1を何度回動させ
た時にスイッチ本体20が作動するのかを設定、つまり動
作位置OPの設定を希望する角度のものとすることが難し
い。 後者においては、主軸10に形成したカム部13の大きさ
を変えることによって、動作位置OPを所要の角度とする
ことが容易に行なえるのであるが、主軸10の回動角度θ
が大きくなると、第15図に示すように、復帰ばね3が作
動軸19を介して主軸10に与える復帰力による主軸10とア
クチュエータ1との復帰が困難となるために、トータル
トラベルTTPについての制限が生じている。また、作動
軸19を付勢する復帰ばね3のばね力のみでアクチュエー
タ1も復帰させることから、主軸10のカム部13と作動軸
19との間の接触圧が大きくなるために、第16図に示すよ
うに、作動軸19の端面にステンレス等の金属からなる保
護板19aを取り付けることが行われているが、この場合
でも、動作回数が多くなると、カム部13及び保護板19a
が削れてスイッチの動作位置がずれてきたり、削れたこ
とで生じる金属粉が絶縁不良を招いたりする。更には、
このような削れが生じることを防ぐために、復帰ばね3
のばね力を小さくしたならば、第17図に示すように、ま
すます復帰不良を招くおそれが高くなる。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは動作位置を所要の角度とすること
が容易である上に、トータルトラベルも大きくとること
ができるリミットスイッチを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、回動自在に支持された主軸にアク
チュエータが取り付けられ、主軸に設けられた円弧状断
面を持つカム部で主軸の軸方向と交叉する方向に作動軸
を復帰ばねに抗して移動させてスイッチ本体を駆動する
リミットスイッチにおいて、主軸にねじりコイルばね型
の補助復帰ばねを装着するとともに、主軸の所要角度以
上の回動で補助復帰ばねと係合して補助復帰ばねからの
復帰力を主軸に与える係合部を主軸に設けていることに
特徴を有している。 [作用] 本発明によれば、作動軸を付勢する復帰ばねによる復
帰が困難となる角度以上に主軸が回動する時には、主軸
に設けた係合部が補助復帰ばねに係合して、補助復帰ば
ねから主軸に復帰力が加えられており、主軸の復帰が確
実になされるものである。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、第
1図に示すように、このリミットスイッチは、作動軸19
の駆動に関し、基本的に前記第13図及び第14図に示した
ものと同様の構造を持つもので、アクチュエータ1が一
端に装着されるとともにヘッド部21内において回動自在
に支持される主軸10は、断面円弧状のカム部13が形成さ
れており、スイッチ本体を内蔵するケース2には、軸方
向摺動が自在とされた作動軸19と、これを付勢する復帰
ばね(図示せず)とが配設されている。主軸10が回動す
る時、そのカム部13が作動軸19を押圧して、スイッチ本
体を作動させるものである。 そして、ここにおける主軸10には、カム体14が装着さ
れているとともに、ねじりコイルばねからなる補助復帰
ばね30が装着されている。カム体14と主軸10との両者を
貫通するピン15によってカム体14は主軸10と共に回転す
るように構成され、ねじりコイルばねからなる補助復帰
ばね30は、そのコイル部が主軸10に遊転自在に被せら
れ、両端片が夫々ヘッド部21の内面に形成されているば
ね受け段部23,23に夫々当接するものとなっている。
尚、ヘッド部21の内面には、第5図にも示すように、上
記ピン15が当接自在な段部24,24も備えており、主軸10
の回動範囲がこの両者によって制限されている。 上記カム体14は、第3図及び第4図に示すように、主
軸10の回転角度が所要角度θを越えた時点で補助復帰ば
ね30の一方の端片と係合し、主軸10の以後の回動につい
て、作動軸19を介して与えられる復帰ばねからの復帰力
だけでなく、補助復帰ばね30からの復帰力も与える。 今、復帰ばねのばね定数を第17図に示す特性を有する
ものとし、また補助復帰ばね30のばね定数fを第6図中
に破線で示すようなものとして、スイッチ本体の復帰位
置に相当する回動角度に上記θを設定した場合、第6図
に実線で示す特性を得られることになり、トータルトラ
ベルTTPを90゜とした時にも、アクチュエータ1に加わ
る力がなくなると、主軸10は補助復帰ばね30からの力で
復帰を開始し、補助復帰ばね30の力が作用しなくなる角
度、この場合はスイッチ本体の復帰位置まで復帰すれ
ば、以後、作動軸19を付勢している復帰ばねの力によっ
て中立位置まで復帰する。 カム体14と補助復帰ばね30との係合が、オーバートラ
ベルOT領域において開始されるようにした場合、例えば
第7図に示すように、所要角度θを60゜とするととも
に、復帰ばねのばね定数を前記第15図に示した特性を発
揮するものとした場合には、第8図に示す特性を得るこ
とができる。この場合、確実な復帰を得られることはも
ちろん、アクチュエータ1に衝撃的負荷が加えられた時
の緩衝が補助復帰ばね30によってなされることにもな
る。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、主軸に設けられた円
弧状断面を持つカム部で主軸の軸方向と交叉する方向に
作動軸を復帰ばねに抗して移動させてスイッチ本体を駆
動するタイプであることから、動作位置OPを求める角度
に容易に設定することができるものであり、しかもこの
タイプにおいて復帰力が原因となっているトータルトラ
ベルTTPについての問題は、主軸にねじりコイルばね型
の補助復帰ばねを装着するとともに、主軸の所要角度以
上の回動で補助復帰ばねと係合して補助復帰ばねからの
復帰力を主軸に与える係合部を主軸に設けていることか
ら、復帰ばねによる復帰が困難となる角度以上に主軸が
回動する時には、主軸に設けたカム体が補助復帰ばねと
係合して補助復帰ばねから復帰力が加えられるものであ
ゐ、従ってトータルトラベルTTPについての問題を解消
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の分解斜視図、第2図は同上の
主軸の側面図、第3図及び第4図は同上の正面図、第5
図(a)(b)のヘッド部の正面図と断面図、第6図は
同上の動作特性図、第7図は他の補助復帰ばねの特性
図、第8図は同上の動作特性図、第9図はローラアーム
型アクチュエータの動作を示す正面図、第10図及び第11
図は従来例の断面図、第12図は同上の分解斜視図、第13
図は他の従来例の分解斜視図、第14図は同上の断面図、
第15図は同上の特性図、第16図は更に他の従来例の部分
正面図、第17図は同上の特性図であって、1はアクチュ
エータ、10は主軸、13はカム部、14はカム体、19は作動
軸、21はヘッド部、30は補助復帰ばねを示す。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回動自在に支持された主軸にアクチュエー
    タが取り付けられ、主軸に設けられた円弧状断面を持つ
    カム部で主軸の軸方向と交叉する方向に作動軸を復帰ば
    ねに抗して移動させてスイッチ本体を駆動するリミット
    スイッチにおいて、主軸にねじりコイルばね型の補助復
    帰ばねを装着するとともに、主軸の所要角度以上の回動
    で補助復帰ばねと係合して補助復帰ばねからの復帰力を
    主軸に与える係合部を主軸に設けていることを特徴とす
    るリミットスイッチ。
  2. 【請求項2】係合部はスイッチ本体の復帰位置以上の回
    動で補助復帰ばねに係合するものであることを特徴とす
    る請求項1記載のリミットスイッチ。
  3. 【請求項3】係合部はスイッチ本体の動作位置以上の回
    動で補助復帰ばねに係合するものであることを特徴とす
    る請求項1記載のリミットスイッチ。
JP63185847A 1988-07-26 1988-07-26 リミットスイッチ Expired - Lifetime JP2621939B2 (ja)

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