JP2730618B2 - スイッチの接点構造 - Google Patents

スイッチの接点構造

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JP2730618B2
JP2730618B2 JP6031860A JP3186094A JP2730618B2 JP 2730618 B2 JP2730618 B2 JP 2730618B2 JP 6031860 A JP6031860 A JP 6031860A JP 3186094 A JP3186094 A JP 3186094A JP 2730618 B2 JP2730618 B2 JP 2730618B2
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正雄 田中
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作子を双方向に操作
可能な構造としたスイッチの接点構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、スイッチ、例えばリミットスイッ
チは、外力によって操作子を動かし、接点を開閉する構
造のもので、物体の接触型検出手段として、様々な分野
で広範に利用されている。ところで、前記リミットスイ
ッチの操作子の操作方向は、通常、一方向のみであっ
て、装置へセットする際も、その操作子の操作方向を考
慮してセットしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、リミットス
イッチは一方向からの外力によって作動するものである
から、リミットスイッチの機能する範囲は限られたもの
となり、複数のリミットスイッチが必要となることが多
く、取り付けスペースの問題と共に、コストアップの要
因ともなっていた。本発明はこのような課題を改善する
ためになされたもので、操作子を双方向に操作可能な構
造とし、例えば電動カーテンの開け閉めの際の動作の限
界位置を検出して動作を開始停止させる際に適用できる
ようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、スイッチにおいて、筐体と、バネを
介して筐体内に支持された導電性部材よりなる接片と、
この接片に対向して接触するように配置した一対の端子
とを設けると共に、接片に当接してバネ力に抗して接片
と端子との接触を断とする作動カムを介在させ、この作
動カムにおいて、前記接片のバネを配置した反対側の面
に、常時密接するように一部を平面とすると共に、この
平面が接片に密接する位置に復帰するように付勢する一
方、この付勢力に抗して作動カムを回動させるためのレ
バーを備え、このレバーが、一軸双方向からの外力によ
り時計回り及び反時計回りに回動することにより、前記
作動カムが連動回動して接片と端子との接触を断とする
ことで、外部の状態が特定の状態に達したということを
検出し、動力手段を動作させたり、動作を停止させたり
するスイッチ動作をなすようにしたことを特徴とする。
【0005】
【作用】レバーを一方向又は一方向と反対方向に変位さ
せていくと、一対の端子から接片が離脱して、接片と端
子との接触を断とすることで、信号を形成し、この信号
によって、特定の状態に達したということを検出し、例
えば動力手段を動作させたり、動作を停止させたりする
ことができる。
【0006】
【実施例】次に、本発明にかかる接点構造を適用したス
イッチの一実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下説明する。図1、図2に、リミットスイッチ1を示
し、このリミットスイッチ1は、筐体2と、バネ3を介
して筐体2内に支持された導電性部材よりなる接片4
と、この接片4に対向して接触するように配置した一対
の端子5とを備えると共に、前記接片4と端子5間に、
接片4に当接してバネ力に抗して接片4と端子5との接
触を断とする、操作部材を構成する作動カム6を介在さ
せ、この作動カム6を回動操作するためのレバー7を設
け、前記作動カム6を、レバー7により時計回り及び反
時計回りに回動することにより、接片4と端子5との接
触を断とする構成としたものである。
【0007】前記筐体2は、図3に示すように、図中、
上面を開放した直方体形状の合成樹脂製成型品であり、
長手側両端部に突設した取付部8を備えたものである。
また、筐体2には、作動カム6をコイルスプリング9を
介して筐体2内に臨入すると共に、作動カム6を回動自
在に支持するためのU字状溝10が側壁に形成されてい
る。さらに、前記U字状溝10の下方近接した箇所に
は、コイルスプリング9の両端部を係止するためのスプ
リング係止部11が突設されている。かかる筐体2内の
底部中間部には、バネ3が配置される一方、筐体2の開
放上面に一対の端子5を取り付けた端子板12を被せて
ねじ止めし、接片4が前記バネ3によって常時一対の端
子5に圧接して一対の端子5間を短絡するようにしてあ
る。一方、前記接片4のバネ3を配置した反対側の面に
は、作動カム6が常時当接するように配置してある。か
かる作動カム6は、レバー7と一体構造のものであり、
断面円形状軸を接片4に密接するように一部を平面に形
成したものである(図4参照)。また、作動カム6は、
レバー7を回動操作することにより作動カム6を回動さ
せても、筐体2外側側壁のスプリング係止部11に両端
部を係止したコイルスプリング9により、常時、平面の
部分が接片4に密接する位置に復帰するように付勢され
ている。
【0008】本発明にかかる接点構造を有したリミット
スイッチ1は、以上の通りであり、次にその操作機能を
説明する。レバー7に一方向又は一方向と反対方向から
の外力を与えてレバー7を一方向又は一方向と反対方向
に回動させていくと(図5、図6参照)、作動カム6は
コイルスプリング9の付勢力に抗して回動する。する
と、作動カム6の平面の部分が一対の端子5から離脱し
て、円周部分が接片4にもたらされる。この際、接片4
は、作動カム6の円周部分によってバネ3の弾発力に抗
して押圧され、一対の端子5から接片4が離脱し、一対
の端子5間が短絡状態から、絶縁状態となり、スイッチ
としてのオンまたはオフ信号を取り出すことができる。
従ってこのオン、オフにかかる信号によって、特定の状
態に達したということを検出したり、例えば動力手段を
動作させたり、動作を停止させたりすることができるの
で、例えば、電動カーテンの開け閉めの際の動作の限界
位置を検出して動作を開始停止させる際に適用できる
他、レバー7が双方向からの外力によって変位してスイ
ッチ動作をなす機能により、従来のスイッチに比較して
適用範囲が広範なものとなり、しかも、構成部品数が少
なくコンパクト化が可能であり、単純な構造であるので
コスト的にも問題がないという特徴がある。
【0009】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、 双方向の外力によりスイッチ動作をなすので、適用範
囲が広い。 構成部品数が少なくコンパクト化が可能である。 構造が単純であるので、コスト的にも問題がない。 等、数々の大きな利点がある。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる接点構造を有したスイッチの一
例を示す構成側面説明図である。
【図2】図1に示すスイッチの別の方向から見た側面説
明図である。
【図3】図1に示すスイッチの分解斜視説明図である。
【図4】接点部分の拡大説明図である。
【図5】本発明にかかる接点構造を有したスイッチにお
いて、レバーに一方向からの外力を与えた際の機能説明
図である。
【図6】本発明にかかる接点構造を有したスイッチにお
いて、レバーに他方向からの外力を与えた際の機能説明
図である。
【符号の説明】
1 リミットスイッチ 2 筐体 3 バネ 4 接片 5 端子 6 作動カム 7 レバー 8 取付部 9 コイルスプリング 10 U字状溝 11 スプリング係止部 12 端子板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチにおいて、筐体と、バネを介
    して筐体内に支持された導電性部材よりなる接片と、こ
    の接片に対向して接触するように配置した一対の端子と
    を設けると共に、接片に当接してバネ力に抗して接片と
    端子との接触を断とする作動カムを介在させ、この作動
    カムにおいて、前記接片のバネを配置した反対側の面
    に、常時密接するように一部を平面とすると共に、この
    平面が接片に密接する位置に復帰するように付勢する一
    方、この付勢力に抗して作動カムを回動させるためのレ
    バーを備え、このレバーが、一軸双方向からの外力によ
    り時計回り及び反時計回りに回動することにより、前記
    作動カムが連動回動して接片と端子との接触を断とする
    ことで、外部の状態が特定の状態に達したということを
    検出し、動力手段を動作させたり、動作を停止させたり
    するスイッチ動作をなすようにしたことを特徴とするス
    イッチの接点構造。
JP6031860A 1994-02-03 1994-02-03 スイッチの接点構造 Expired - Lifetime JP2730618B2 (ja)

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JPH07220554A JPH07220554A (ja) 1995-08-18
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Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4856891A (ja) * 1971-11-13 1973-08-09
JPS5821496B2 (ja) * 1974-02-01 1983-04-30 株式会社日立製作所 チヨクリユウソウデン ノ セイギヨホウシキ
JPS59177594A (ja) * 1983-03-29 1984-10-08 富士通株式会社 デイスプレイ・メモリ制御方式
JPS59193054A (ja) * 1983-04-15 1984-11-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置
JPS61128421A (ja) * 1984-11-26 1986-06-16 オムロン株式会社 マイクロスイツチ

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JPH07220554A (ja) 1995-08-18

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