JP3699491B2 - トリガースイッチ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は電気機器、殊に電動工具において多用されているトリガースイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電動工具に多用されているトリガースイッチは、可動接点を備えた可動接点板と複数の導電板とを内蔵する絶縁筐体と、一端にトリガー釦を備えて絶縁筐体にスライド自在に保持されているトリガーレバーとから構成され、導電板に設けた支持片上にシーソー動自在に配された上記可動接点板が、レバーのスライド動作に伴ってシーソー動を行うことで、可動接点と他の導電板に設けられた固定接点との開閉がなされるようになっている。
【0003】
そして従来においては、絶縁筐体を構成するシャーシとカバーのうちのシャーシに導電板を組み付けるとともに可動接点板を配置し、この後、レバーを組み込んでカバーをシャーシに取り付けることで組み立てたり、あるいは絶縁筐体を2つのシャーシとカバーとで構成して、第1のシャーシに導電板を組み付けるとともに可動接点板を配置し、第2のシャーシにレバーと導電板とを組み付け、両シャーシを重ね合わせるとともにカバーを取り付けて組み立てていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前者の従来例ではシャーシへの可動接点板やレバーの取付方向が、導電板や他の部品をシャーシに取り付ける方向と異なっていたりしていたことから、組立性が悪いという問題を有している。複数のシャーシを有する後者の従来例においても、各シャーシへの部品の取付方向がばらばらであり、更に複数のシャーシを連結してカバーを取り付けることで一体化するにあたっての組立に手間を要するものであり、やはり組立性が悪いという問題を有している。
【0005】
絶縁筐体内に極性切換等のための他のスイッチも組み込んだり、モータのスピードコントロールのための回路を組み込んだりしたものでは、組み込む部品が多くなるために、尚更組立性の良いものが求められている。
本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その目的とするところは優れた組立性を有する上に、小型化や低価格化も図ることができるトリガースイッチを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、箱状で一側面が開口しているシャーシとこのシャーシの開口面に取り付けられて該開口面を閉じているカバーとからなる絶縁筐体内に、負荷のオンオフ用の接点とスピードコントロールのオンオフ用の接点とスピードコントロール用の可変抵抗器並びにトリガーレバーを配置して、絶縁筐体外に位置する一端にトリガー釦を備えた上記トリガーレバーのスライド動作によって上記両接点のオンオフ及び上記可変抵抗器の抵抗値を変化させるトリガースイッチであって、絶縁筐体のシャーシには複数枚の導電板が取り付けられており、上記負荷のオンオフ用の接点とスピードコントロールのオンオフ用の接点は、夫々上記導電板に設けられた複数の固定接点と、揺動自在に支持された2枚の可動接点板に夫々設けられて上記固定接点と相対する可動接点とで形成され、スピードコントロール用の可変抵抗器は絶縁筐体内に配されたスピードコントロール回路の基板上のパターンと、このパターンに摺接する接点ばねとで形成されており、シャーシ内には固定接点が設けられた導電板とは異なる導電板に設けられた支持片が配置され、上記固定接点及び支持片はシャーシの開口している側面と反対側の側面内部に配置されており、シャーシの開口面からシャーシ内に配設される上記2枚の可動接点板は、シャーシの上記固定接点が位置する側面内部から立ち上がる隔壁で区画された配置部に配されて絶縁筐体内において上記開口面と平行な方向に並列に並んでいるとともに上記支持片によってシャーシの開口面と直交する方向において夫々揺動自在に支持されており、上記シャーシの開口面から組み込まれて上記2枚の可動接点板を覆うとともに上記可動接点板と上記カバーとの間に位置してシャーシの開口面に添う方向にスライド自在とされるトリガーレバーは、上記可動接点板側の側面に上記2枚の可動接点板の揺動駆動用の駆動部を備え、更に上記トリガーレバーは上記駆動部が設けられた側面と異なる面で且つ絶縁筐体内に配設固定されたスピードコントロール回路の基板上のパターンと対向する面に前記接点ばねを備えていることに主たる特徴を有しており、また極性反転用の切換スイッチを備えるとともに、この切換スイッチは、絶縁筐体に取り付けられた切換レバーと、トリガーレバーと同方向にスライド自在であり且つスライドに伴って前記複数枚の導電板のうちの極性切換用の導電板に設けられた切換接点を切り換える摺動体と、切換レバーの回転を摺動体のスライドに変換するカムとからなり、これら摺動体及びカムは、上記シャーシにおける前記開口面から見て可動接点板と異なる位置に配設されて、上記シャーシの開口面がこれら摺動体とカムの組み付け用の面となっていることに他の特徴を有している。
【0007】
【作用】
本発明によれば、2枚の可動接点板の組み付けやトリガーレバーの組み付けを共にシャーシの開口面側から行うことができて組立作業が簡単ですむものである。
【0008】
そして切換スイッチにおける摺動体やカムも同一方向から組み込めるようにしたものでは、切換スイッチの組み込みも容易に行うことができる。
【0009】
【実施例】
以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、図示例のトリガースイッチは、電動工具の動力源であるモータの制御用であるとともに、モータの回転方向を切り換えるための切換スイッチや、モータのスピードコントロール回路も組み込んだものとして構成されており、第2図及び第3図に示すように、絶縁筐体1の上面には切換レバー4が配設され、前面側から突出するトリガーレバー2の先端にはトリガー釦20が付設されており、上面と下面とには被制御機器(モータ)と電源(電池)との接続のための接続端子18,19が夫々設けられている。図中70は電池接続金具である。
【0010】
ここにおける絶縁筐体1は、図4に示すように、一側面が開口する箱状のシャーシ10と、シャーシ10の上記開口面を覆うカバー11とからなるが、このシャーシ10は、図6に示すように、他側面となる部分に一体成形によって複数枚の導電板12が埋め込まれているもので、前記接続端子18,19は、これら導電板12の一部として形成されている。また、シャーシ10の内面側に導電板12の一部が露出したり導電板12からの一体突起物が突出したりすることで、可動接点板3の支持用の支持片13,13や、一対の接続片14,14や固定接点取付部15や、接続端子部16,16等が形成されている。尚、固定接点取付部15には固定接点71がかしめ固定され、接続端子部16にはスピードコントロールのためのスイッチング素子55との接続用リード線56がかしめピン59によって接続される。
【0011】
可動接点板3は図示例では負荷のオンオフ用とスピードコントロール回路のオンオフ用の2枚が配設されている。両可動接点板3,3は、共に上記支持片13,13によって支持されることで、シャーシ10に揺動自在となるように取り付けられるのであるが、図中で上下に並んでいる可動接点板3,3の揺動方向は、シャーシ10の開口面と直交する方向とされており、可動接点板3,3の組み付けもシャーシ10の開口面側から挿入配置するだけでよいものとなっている。
【0012】
トリガー釦20を一端に備えたトリガーレバー2は、図1及び図5(c)に示すように、上記2枚の可動接点板3,3の表面を摺接することになるばね付勢された滑動子21,21を側面に備えたもので、絶縁筐体1に対し、シャーシ10の開口面に添う方向にスライド自在とされるとともに、シャーシ10側壁との間に配設される復帰ばね22によってトリガー釦20が突出する方向にばね付勢されている。また、トリガーレバー2には接点ばね23が固着されている。この接点ばね23は、後述するスピードコントロール回路の基板5上のパターンと接触して可変抵抗器を構成する。図中24は防塵用のOリングである。
【0013】
ここにおいて、絶縁筐体1のシャーシ10とカバー11との間で挟まれることになるトリガーレバー2は、可動接点板3,3と同じく、シャーシ10の開口面側から配設した後、カバー11を被せることで組み付けることができるものであり、そして、このように組み付けられたトリガーレバー2は、そのスライド動作に伴い、可動接点板3,3の表面における滑動子21,21の接触点を変更し、接触点が支持片13の位置を横断することで支持片13を支点とする可動接点板3の揺動(シーソー動)を行わせて、可動接点板3に設けた可動接点30と前記固定接点71との接触及び離反を行わせる。
【0014】
尚、2枚の可動接点板3,3のうち、図中上方側の可動接点板3の支点となる支持片13の方が、他方の可動接点板3のための支持片13よりもトリガー釦20側にあるために、トリガー釦20を引いてトリガーレバー2を復帰ばね22に抗してスライドさせた時、まず上方側の可動接点板3の可動接点30と固定接点71とが閉じ、次いで下方側の可動接点板3の可動接点30と固定接点71とが閉じるようになっている。
【0015】
このトリガースイッチにおいては、前述のように、モータの回転方向を切り換えるための切換スイッチや、モータのスピードコントロール回路も組み込まれているのであるが、切換スイッチは絶縁筐体1の上部側に、スピードコントロール回路は絶縁筐体1の下部側に収納されており、絶縁筐体1内においては、これら収納部は、シャーシ10と一体に形成された隔壁17によって仕切られている。上記両可動接点板3,3の配設部の間にも隔壁17が設けられている。
【0016】
切換スイッチについて説明すると、これは絶縁筐体1の上端面に配される切換レバー4の回動によって接点切換を行うもので、ここにおける切換レバー4は、図5(a)に示すように、一端にボス40を、中程に連動軸41を、他端に係合片42を備えたもので、ボス40がシャーシ10上面に穿たれた軸孔80に差し込まれることで、ボス40を中心に回動自在とされる。
【0017】
そして絶縁筐体1の上部内には、上記切換レバー4と連動回転するカム43と、前記トリガーレバー2と同方向にスライド自在な摺動体46とが配設される。ここにおけるカム43は、その軸44がシャーシ10によって支持されることで回転自在となるとともに、周面に設けた2つの切欠45,45のうちの一方に、上記切換レバー4から突設されるとともにシャーシ10に設けられた円弧状の長孔81を通じてシャーシ10内に位置する連動軸41が係合し、切換レバー4の回動に伴って回転を行う。
【0018】
摺動体46は、図5(b)及び図8(a)に示すように、一対のばね付勢された接点板48,48が取り付けられるとともに、クリック突起49が取り付けられたもので、上記カム43の他方の切欠45に係合する軸47を備えており、カム43の回転に伴ってスライド動作を行う。そして、このスライド時に、摺動体46の配設部の奥方において複数の導電板12の露出部として形成されている切換接点間の短絡関係を接点板48,48が変更し、この時、クリック突起49はカバー11内面に形成されたクリック凹部85との係合でクリックを発生する。図8は中立位置にある状態を、図9は一方側に切り換えた状態を示しており、切換レバー4を図8において上方側に動かせば、摺動体46は図中右方へ移動して他方側に切り換える。尚、切換レバー4における上記係合片42は、中立位置にある時、トリガー釦20におけるストッパー28の移動軌跡上に位置して、トリガー釦20の引き操作をできなくするためのもの、つまりはトリガーレバー2のロックを行うものである。
【0019】
絶縁筐体1の下部側のスピードコントロール回路収納部には、基板5と、保護用ダイオード54とが収納される。基板5はシャーシ10の開口面側から図4に示す側縁の接続端子53をシャーシ10の導電板12の接続部80に半田付け接続することでシャーシ10に取り付けられ、ダイオード54はシャーシ10から立ち上がっている支持片14の先端部にかしめられることで取り付けられる。スピードコントロール回路におけるスイッチング素子55は、その放熱のために、外付けとされており、スイッチング素子55から導出された3本のリード線56のうちの2本は接続端子部16,16に接続される。残る1本のリード線56は、シャーシ10に穿たれた孔を通じて基板5における接続部に差し込み接続される。
【0020】
以上の部品がシャーシ10に組付けられた後、カバー11がシャーシ10の開口面に被せられるとともに、カバー11とシャーシ10とがフック75によって連結されてシャーシ10の開口面が閉じられるわけであるが、可動接点板3やトリガーレバー2、復帰ばね22、カム43、摺動体46、基板5、ダイオード54といった各部品は、導電板12が埋め込まれているシャーシ10にシャーシ10の開口面側から取り付けるようになっている上に、可動部品である可動接点板3にしても、その動作方向が開口面と直交する方向であることから、その取り付けも落とし込むようにするだけでよいものであり、カバー11も同じ方向から取り付ければよいようになっているために、組立作業を容易に行うことができるものである。また、このように部品の組み付け方向が同じとなっているために、シャーシ10内を隔壁17で区切っても組立性を悪化させることにはならず、隔壁17を設けることによる絶縁性及び防塵性の向上やシャーシ10の剛性の向上を享受することができ、さらにトリガーレバー2と可動接点板3とが絶縁筐体1の厚み方向に並んでいるとはいえ、可動接点板3の動作方向が上述のように設定されているとともに2枚の可動接点板3が絶縁筐体1の厚み方向と交差する方向に並んでいるために、絶縁筐体1の厚みを薄く保つことができる。
【0021】
図10に回路図を示す。図中SWが切換スイッチ、S1が上方側の可動接点板3で構成されるオンオフ用スイッチ、S2が下方側の可動接点板3で構成されるスピードコントロールのオンオフ用のスイッチである。トリガー釦20を引いた時、まずスイッチS1がオンとなってスピードコントロール回路が有効な状態で負荷であるモータに通電され、トリガー釦20を引くにつれて、前記接点板23と基板5との間で形成される可変抵抗器の抵抗値が変化してモータの回転速度が増加し、そしてスイッチS2がオンとなった時点でスピードコントロール回路がバイパスされてモータに通電される。
【0022】
カバー11の側壁に形成されたフック86は、スイッチング素子55との間を接続している前記リード線56を止めておくためのもので、トリガースイッチを電気機器に組み込む場合の取り扱い性を良くしている。絶縁筐体1の角部を傾斜面で形成しているのは、図11に示すように、このトリガースイッチを電動工具のグリップ部に配設した時、握りやすさ等の点から斜め方向に突出するグリップ部との干渉を避けるためであって、これ故にグリップ部の細型化に寄与するものとなっている。図11中のMはモータ、Gは減速ギア部、Bはバッテリーパックである。
【0023】
【発明の効果】
以上のように本発明においては、トリガーレバーや可動接点板の組み付けやカバーのシャーシへの取り付け等をシャーシの開口面側から同一方向で行うことができるものであり、殊に2枚の可動接点板は上記開口面から見て並んでいる状態にあるために、2枚の可動接点板の組み付けが容易なものであり、しかもトリガーレバーはこれら可動接点板に重ねるようにして組み付ければよく、これ故に組立作業性に優れるものであり、また、両可動接点板の揺動方向及び両可動接点板の配置の方向などから、絶縁筐体を小型に且つ厚みの薄いものとして形成することができ、電動工具のグリップ部に組み込む場合、グリップ部を細くて握りやすいものとすることができる
【0024】
極性反転用の切換スイッチを、絶縁筐体に取り付けられた切換レバーと、トリガーレバーと同方向にスライド自在であり且つスライドに伴って前記導電板に設けられた切換接点を切り換える摺動体と、切換レバーの回転を摺動体のスライドに変換するカムとからなるとともに、絶縁筐体内における前記可動接点板よりも上方側に上記摺動体及びカムが配されており、上記シャーシの開口面はこれら摺動体とカムの組み付け用の面となっているものとすれば、切換スイッチの組み込みも容易に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例における絶縁筐体のカバーを外した状態の正面図である。
【図2】 (a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
【図3】 平面図である。
【図4】 分解斜視図である。
【図5】 (a)は切換スイッチにおける切換レバーとカムの斜視図、(b)は摺動体の分解斜視図、(c)はトリガーレバーの分解斜視図である。
【図6】 シャーシの正面図である。
【図7】 シャーシに可動接点板を取り付けた状態を示す正面図である。
【図8】 (a)(b)は中立位置にある切換スイッチの水平断面図である。
【図9】 (a)(b)は一方向に切り換えた時の切換スイッチの水平断面図である。
【図10】 回路図である。
【図11】 電動工具に組み込んだ状態を示す破断側面図である。
【符号の説明】
1 絶縁筐体
2 トリガーレバー
3 可動接点板
10 シャーシ
11 カバー
12 導電板
20 トリガー釦

Claims (3)

  1. 箱状で一側面が開口しているシャーシとこのシャーシの開口面に取り付けられて該開口面を閉じているカバーとからなる絶縁筐体内に、負荷のオンオフ用の接点とスピードコントロールのオンオフ用の接点とスピードコントロール用の可変抵抗器並びにトリガーレバーを配置して、絶縁筐体外に位置する一端にトリガー釦を備えた上記トリガーレバーのスライド動作によって上記両接点のオンオフ及び上記可変抵抗器の抵抗値を変化させるトリガースイッチであって、
    絶縁筐体のシャーシには複数枚の導電板が取り付けられており、
    上記負荷のオンオフ用の接点とスピードコントロールのオンオフ用の接点は、夫々上記導電板に設けられた複数の固定接点と、揺動自在に支持された2枚の可動接点板に夫々設けられて上記固定接点と相対する可動接点とで形成され、
    スピードコントロール用の可変抵抗器は絶縁筐体内に配されたスピードコントロール回路の基板上のパターンと、このパターンに摺接する接点ばねとで形成されており、
    シャーシ内には固定接点が設けられた導電板とは異なる導電板に設けられた支持片が配置され、
    上記固定接点及び支持片はシャーシの開口している側面と反対側の側面内部に配置されており、
    シャーシの開口面からシャーシ内に配設される上記2枚の可動接点板は、シャーシの上記固定接点が位置する側面内部から立ち上がる隔壁で区画された配置部に配されて絶縁筐体内において上記開口面と平行な方向に並列に並んでいるとともに上記支持片によってシャーシの開口面と直交する方向において夫々揺動自在に支持されており、
    上記シャーシの開口面から組み込まれて上記2枚の可動接点板を覆うとともに上記可動接点板と上記カバーとの間に位置してシャーシの開口面に添う方向にスライド自在とされるトリガーレバーは、上記可動接点板側の側面に上記2枚の可動接点板の揺動駆動用の駆動部を備え、
    更に上記トリガーレバーは上記駆動部が設けられた側面と異なる面で且つ絶縁筐体内に配設固定されたスピードコントロール回路の基板上のパターンと対向する面に前記接点ばねを備えていることを特徴とするトリガースイッチ。
  2. 極性反転用の切換スイッチを備えるとともに、この切換スイッチは、絶縁筐体に取り付けられた切換レバーと、トリガーレバーと同方向にスライド自在であり且つスライドに伴って前記複数枚の導電板のうちの極性切換用の導電板に設けられた切換接点を切り換える摺動体と、切換レバーの回転を摺動体のスライドに変換するカムとからなり、
    これら摺動体及びカムは、上記シャーシにおける前記開口面から見て可動接点板と異なる位置に配設されて、上記シャーシの開口面がこれら摺動体とカムの組み付け用の面となっていることを特徴とする請求項1記載のトリガースイッチ。
  3. カムは回動自在に支持されるとともに、切換レバーから突設された連動軸が係合する切欠と、絶縁筐体にてスライド自在に保持されている摺動体から突設された軸が係合する切欠とを周部に備えた円板状のものであることを特徴とする請求項2記載のトリガースイッチ。
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