JPH0799657B2 - レバー操作切替式端子台ユニット - Google Patents
レバー操作切替式端子台ユニットInfo
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- JPH0799657B2 JPH0799657B2 JP4333627A JP33362792A JPH0799657B2 JP H0799657 B2 JPH0799657 B2 JP H0799657B2 JP 4333627 A JP4333627 A JP 4333627A JP 33362792 A JP33362792 A JP 33362792A JP H0799657 B2 JPH0799657 B2 JP H0799657B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の回線を集中さ
せ、各回線を電気的に導通ないしは遮断するべく、複数
の端子台ユニットの集合によって構成される端子台装置
に関するものであり、特に、微小定格断路端子台に対し
て有効に適用されるレバー操作切替式端子台ユニットの
構造に関するものである。
せ、各回線を電気的に導通ないしは遮断するべく、複数
の端子台ユニットの集合によって構成される端子台装置
に関するものであり、特に、微小定格断路端子台に対し
て有効に適用されるレバー操作切替式端子台ユニットの
構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、端子台装置は、配電盤等
の電気機器設備において、複数の回線を集中させて、外
部操作によって各回線を電気的に導通ないしは遮断する
目的の装置として提供され、利用されているものであ
る。この種の端子台装置は、たとえば、電源供給側に接
続される第１の外部接続端子と、負荷側に接続される少
なくとも一つの第２の外部接続端子とを備えていて、た
とえば、切替操作レバーの操作によって、第１の外部接
続端子と第２の外部接続端子との間を電気的に導通遮断
するように構成されている。
の電気機器設備において、複数の回線を集中させて、外
部操作によって各回線を電気的に導通ないしは遮断する
目的の装置として提供され、利用されているものであ
る。この種の端子台装置は、たとえば、電源供給側に接
続される第１の外部接続端子と、負荷側に接続される少
なくとも一つの第２の外部接続端子とを備えていて、た
とえば、切替操作レバーの操作によって、第１の外部接
続端子と第２の外部接続端子との間を電気的に導通遮断
するように構成されている。
【０００３】従来の端子台ユニットは、絶縁性の端子台
ユニットケーシングと、前記端子台ユニットケーシング
に設けた枢軸に対して回動可能に枢支連結された操作レ
バーと、前記端子台ユニットケーシングの背反側部分に
設けた第１の外部接続端子及び少なくとも一つの第２の
外部接続端子とを備えたものであって、操作レバーの回
動操作によって、第１の外部接続端子と少なくとも一つ
の第２の外部接続端子との間に架け渡してある導電性プ
レート部材を移動させて、第１の外部接続端子と第２の
外部接続端子間を電気的に導通ないしは遮断するように
構成されているものであった。
ユニットケーシングと、前記端子台ユニットケーシング
に設けた枢軸に対して回動可能に枢支連結された操作レ
バーと、前記端子台ユニットケーシングの背反側部分に
設けた第１の外部接続端子及び少なくとも一つの第２の
外部接続端子とを備えたものであって、操作レバーの回
動操作によって、第１の外部接続端子と少なくとも一つ
の第２の外部接続端子との間に架け渡してある導電性プ
レート部材を移動させて、第１の外部接続端子と第２の
外部接続端子間を電気的に導通ないしは遮断するように
構成されているものであった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記する従来のレバー
操作切替式端子台ユニットは、第１の外部接続端子と第
２の外部接続端子間を導通接続するための手段として、
導電性プレート部材を組み合わせた構成のものであっ
て、その接点は、第１および第２の外部接続端子と導電
性プレート部材との機械的な接触によって形成されるも
のであり、その接触による導通状態を確実に維持するに
は、設計的に精度の高い構造体が要求され、接点導通の
確実性ならびに設計の困難性などの問題点を有してい
た。
操作切替式端子台ユニットは、第１の外部接続端子と第
２の外部接続端子間を導通接続するための手段として、
導電性プレート部材を組み合わせた構成のものであっ
て、その接点は、第１および第２の外部接続端子と導電
性プレート部材との機械的な接触によって形成されるも
のであり、その接触による導通状態を確実に維持するに
は、設計的に精度の高い構造体が要求され、接点導通の
確実性ならびに設計の困難性などの問題点を有してい
た。
【０００５】そこで、この発明は、上記する従来のレバ
ー操作切替式端子台ユニットにみられる欠点並びに問題
点を解消しようとするものであって、従来のレバー操作
切替式端子台ユニットにおける第１の外部接続端子及び
少なくとも一つの第２の外部接続端子との間の電気的接
続切替手段として、マイクロスイッチを組み合わせて構
成し、設計、組み立ての簡易化を図り、且つ第１の外部
接続端子及び少なくとも一つの第２の外部接続端子との
間の電気的導通状態を確実に維持し得るようになしたレ
バー操作切替式端子台ユニットを提供することにある。
ー操作切替式端子台ユニットにみられる欠点並びに問題
点を解消しようとするものであって、従来のレバー操作
切替式端子台ユニットにおける第１の外部接続端子及び
少なくとも一つの第２の外部接続端子との間の電気的接
続切替手段として、マイクロスイッチを組み合わせて構
成し、設計、組み立ての簡易化を図り、且つ第１の外部
接続端子及び少なくとも一つの第２の外部接続端子との
間の電気的導通状態を確実に維持し得るようになしたレ
バー操作切替式端子台ユニットを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記する目
的を達成するにあたって、具体的には、絶縁性の端子台
ユニットケーシングと、前記端子台ユニットケーシング
に設けた枢軸に対して回動可能に枢支連結された操作レ
バーと、前記端子台ユニットケーシングの背反側部分に
設けた第１の外部接続端子及び少なくとも一つの第２の
外部接続端子とを備え、前記操作レバーの回動操作によ
って、前記第１の外部接続端子と前記少なくとも一つの
第２の外部接続端子との間を電気的に導通ないしは遮断
する電気的接続切替手段を備えたレバー操作切替式端子
台ユニットであって、前記電気的接続切替手段が、接点
切替作動アーム、前記第１の外部接続端子に接続される
第１のスイッチ端子および前記少なくとも一つの第２の
外部接続端子に接続される第２のスイッチ端子を有する
マイクロスイッチでなり、前記操作レバーは、前記マイ
クロスイッチの接点切替作動アームに当接していて、該
操作レバーの回動操作によって接点切替作動アームを二
つの位置に移動させスイッチ接点を作動させる湾曲カム
面並びに突出カム面とをもつディスク部分と、前記ディ
スク部分から放射外方向にのびるハンドル部分と、前記
枢軸のまわりに軸心から距離Ｌ２に位置する突出部並び
に距離Ｌ３に位置する平坦部とをもつカム機構とを備
え、前記カム機構と、前記端子台ユニットケーシング側
に前記枢軸の軸心から距離Ｌ１（Ｌ１＜Ｌ２、Ｌ１≧Ｌ
３）に架け渡した板バネ部材とにより前記操作レバーを
前記枢軸のまわりに第１の回動角度位置Ｐ１および第２
の回動角度位置Ｐ２において位置決め保持する保持手段
を備えてなるレバー操作切替式端子台ユニットを構成す
るものである。
的を達成するにあたって、具体的には、絶縁性の端子台
ユニットケーシングと、前記端子台ユニットケーシング
に設けた枢軸に対して回動可能に枢支連結された操作レ
バーと、前記端子台ユニットケーシングの背反側部分に
設けた第１の外部接続端子及び少なくとも一つの第２の
外部接続端子とを備え、前記操作レバーの回動操作によ
って、前記第１の外部接続端子と前記少なくとも一つの
第２の外部接続端子との間を電気的に導通ないしは遮断
する電気的接続切替手段を備えたレバー操作切替式端子
台ユニットであって、前記電気的接続切替手段が、接点
切替作動アーム、前記第１の外部接続端子に接続される
第１のスイッチ端子および前記少なくとも一つの第２の
外部接続端子に接続される第２のスイッチ端子を有する
マイクロスイッチでなり、前記操作レバーは、前記マイ
クロスイッチの接点切替作動アームに当接していて、該
操作レバーの回動操作によって接点切替作動アームを二
つの位置に移動させスイッチ接点を作動させる湾曲カム
面並びに突出カム面とをもつディスク部分と、前記ディ
スク部分から放射外方向にのびるハンドル部分と、前記
枢軸のまわりに軸心から距離Ｌ２に位置する突出部並び
に距離Ｌ３に位置する平坦部とをもつカム機構とを備
え、前記カム機構と、前記端子台ユニットケーシング側
に前記枢軸の軸心から距離Ｌ１（Ｌ１＜Ｌ２、Ｌ１≧Ｌ
３）に架け渡した板バネ部材とにより前記操作レバーを
前記枢軸のまわりに第１の回動角度位置Ｐ１および第２
の回動角度位置Ｐ２において位置決め保持する保持手段
を備えてなるレバー操作切替式端子台ユニットを構成す
るものである。
【０００７】
【実施例の説明】以下、この発明になるレバー操作切替
式端子台ユニットについて、図面に示す具体的な実施例
にもとづいて詳細に説明する。図１Ａ、図１Ｂおよび図
１Ｃは、この発明になるレバー操作切替式端子台ユニッ
トの基本構成において二つの異なる具体的な実施例を示
す餌略的な側面図であり、図１Ａは、第１の外部接続端
子に対して一つの第２の外部接続端子を有していて、そ
の間を導通ないしは遮断する構成のものであり、図１Ｂ
は、第１の外部接続端子に対して二つの第２の外部接続
端子を有していて、第１の外部接続端子と一方の第２の
外部接続端子間、第１の外部接続端子と他方の第２の外
部接続端子間を切替接続する構成のものである。図１Ｃ
は、図１Ａの一部分を拡大して、主要部分の寸法関係を
明確に示す概略的な側面図である。一方、図２Ａは、当
該レバー操作切替式端子台ユニットを８ユニット集合し
て組み立ててなる端子台装置の概略的な正面図であり、
図２Ｂは、図２Ａにおける端子台装置の概略的な側面図
である。
式端子台ユニットについて、図面に示す具体的な実施例
にもとづいて詳細に説明する。図１Ａ、図１Ｂおよび図
１Ｃは、この発明になるレバー操作切替式端子台ユニッ
トの基本構成において二つの異なる具体的な実施例を示
す餌略的な側面図であり、図１Ａは、第１の外部接続端
子に対して一つの第２の外部接続端子を有していて、そ
の間を導通ないしは遮断する構成のものであり、図１Ｂ
は、第１の外部接続端子に対して二つの第２の外部接続
端子を有していて、第１の外部接続端子と一方の第２の
外部接続端子間、第１の外部接続端子と他方の第２の外
部接続端子間を切替接続する構成のものである。図１Ｃ
は、図１Ａの一部分を拡大して、主要部分の寸法関係を
明確に示す概略的な側面図である。一方、図２Ａは、当
該レバー操作切替式端子台ユニットを８ユニット集合し
て組み立ててなる端子台装置の概略的な正面図であり、
図２Ｂは、図２Ａにおける端子台装置の概略的な側面図
である。
【０００８】図１Ａに示す実施例において、この発明に
なるレバー操作切替式端子台ユニット１は、モールド成
形体でなる絶縁性の端子台ユニットケーシング２と、前
記端子台ユニットケーシング２に設けた枢軸３と、前記
枢軸３に対して回動可能に枢支連結された操作レバー４
と、前記操作レバー４の回動操作により作動する電気的
接続切替手段５とを含むものからなっている。前記端子
台ユニットケーシング２は、その一方の側縁部分に組み
立てられる第１の外部接続端子６と、他方の側縁部分に
組み立てられる第２の外部接続端子７とを備えている。
図１Ｂに示す実施例においては、前記端子台ユニットケ
ーシング２は、その一方の側縁部分に組み立てられる第
１の外部接続端子６と、他方の側縁部分に組み立てられ
る二つの第２の外部接続端子７Ａ、７Ｂとを備えてい
る。前記第１及び第２の外部接続端子６、７は、それぞ
れ端子ネジ８、線押え金具９、ターミナル金具１０及び
端子バネ１１の各構成部材によって構成されている。さ
らに、前記端子台ユニットケーシング２は、前記枢軸３
の下部に、前記電気的接続切替手段５を取り付けて収容
する収容室１２を有し、下端側部分に、取り付けレール
Ｒに係合するレール挿通溝１３を有するものからなって
いる。
なるレバー操作切替式端子台ユニット１は、モールド成
形体でなる絶縁性の端子台ユニットケーシング２と、前
記端子台ユニットケーシング２に設けた枢軸３と、前記
枢軸３に対して回動可能に枢支連結された操作レバー４
と、前記操作レバー４の回動操作により作動する電気的
接続切替手段５とを含むものからなっている。前記端子
台ユニットケーシング２は、その一方の側縁部分に組み
立てられる第１の外部接続端子６と、他方の側縁部分に
組み立てられる第２の外部接続端子７とを備えている。
図１Ｂに示す実施例においては、前記端子台ユニットケ
ーシング２は、その一方の側縁部分に組み立てられる第
１の外部接続端子６と、他方の側縁部分に組み立てられ
る二つの第２の外部接続端子７Ａ、７Ｂとを備えてい
る。前記第１及び第２の外部接続端子６、７は、それぞ
れ端子ネジ８、線押え金具９、ターミナル金具１０及び
端子バネ１１の各構成部材によって構成されている。さ
らに、前記端子台ユニットケーシング２は、前記枢軸３
の下部に、前記電気的接続切替手段５を取り付けて収容
する収容室１２を有し、下端側部分に、取り付けレール
Ｒに係合するレール挿通溝１３を有するものからなって
いる。
【０００９】この発明において、前記操作レバー４は、
前記枢軸３に嵌まり合う軸孔１４を備えたディスク部分
１５と、前記ディスク部分１５から径方向外方に向けて
のびるハンドル部分１６とを含むものからなっている。
前記操作レバー４におけるディスク部分１５の外周面
は、前記軸孔１４の中心から等距離にある湾曲カム面１
７と、前記湾曲カム面１７から径方向外方に向けて突出
する突出カム面１８とによって形成されている。さら
に、前記操作レバー４におけるディスク部分１５の一側
面には、前記枢軸３のまわりに第１の回動角度位置Ｐ１
及び第２の回動角度位置Ｐ２において位置決め保持する
保持手段１９のためのカム機構２０を備えている。
前記枢軸３に嵌まり合う軸孔１４を備えたディスク部分
１５と、前記ディスク部分１５から径方向外方に向けて
のびるハンドル部分１６とを含むものからなっている。
前記操作レバー４におけるディスク部分１５の外周面
は、前記軸孔１４の中心から等距離にある湾曲カム面１
７と、前記湾曲カム面１７から径方向外方に向けて突出
する突出カム面１８とによって形成されている。さら
に、前記操作レバー４におけるディスク部分１５の一側
面には、前記枢軸３のまわりに第１の回動角度位置Ｐ１
及び第２の回動角度位置Ｐ２において位置決め保持する
保持手段１９のためのカム機構２０を備えている。
【００１０】一方、前記操作レバー４は、前記ディスク
部分１５の周面であって、前記ハンドル部分１６の付け
根の両側に、切替表示部Ｉ１、Ｉ２を有している。前記
切替表示部Ｉ１、Ｉ２は、図１Ａに示す実施例におい
て、前記操作レバー４が、第１の回動角度位置Ｐ１にあ
るときにＯＦＦを表示するべく表示部Ｉ１にＯＦＦ表示
が付してあり、前記操作レバー４が、第２の回動角度位
置Ｐ２にあるときにＯＮを表示するべく表示部Ｉ２にＯ
Ｎ表示が付してある。図１Ｂに示す実施例において、前
記表示部Ｉ１、Ｉ２は、前記操作レバー４が、第１の回
動角度位置Ｐ１にあるときに、たとえば、前記第１の外
部接続端子６と一方の第２の外部接続端子７Ａとの間の
導通接続状態を表示する着色等による表示が付してあ
り、前記操作レバー４が、第２の回動角度位置Ｐ２にあ
るときに、たとえば、前記第１の外部接続端子６と他方
の第２の外部接続端子７Ｂとの間の導通接続状態を表示
する着色等による表示が付してある。
部分１５の周面であって、前記ハンドル部分１６の付け
根の両側に、切替表示部Ｉ１、Ｉ２を有している。前記
切替表示部Ｉ１、Ｉ２は、図１Ａに示す実施例におい
て、前記操作レバー４が、第１の回動角度位置Ｐ１にあ
るときにＯＦＦを表示するべく表示部Ｉ１にＯＦＦ表示
が付してあり、前記操作レバー４が、第２の回動角度位
置Ｐ２にあるときにＯＮを表示するべく表示部Ｉ２にＯ
Ｎ表示が付してある。図１Ｂに示す実施例において、前
記表示部Ｉ１、Ｉ２は、前記操作レバー４が、第１の回
動角度位置Ｐ１にあるときに、たとえば、前記第１の外
部接続端子６と一方の第２の外部接続端子７Ａとの間の
導通接続状態を表示する着色等による表示が付してあ
り、前記操作レバー４が、第２の回動角度位置Ｐ２にあ
るときに、たとえば、前記第１の外部接続端子６と他方
の第２の外部接続端子７Ｂとの間の導通接続状態を表示
する着色等による表示が付してある。
【００１１】一方、この発明において、前記電気的接続
切替手段５は、接点切替作動アーム２２と、三つのスイ
ッチ端子２３ａ、２３ｂ、２３ｃとを備えたマイクロス
イッチ２１によって構成されている。図１Ａに示す実施
例では、前記マイクロスイッチ２１のスイッチ端子２３
ａは、導線２４を介して前記第１の外部接続端子６に接
続されており、スイッチ端子２３ｂは、導線２５を介し
て前記第２の外部接続端子７に接続されている。図１Ｂ
に示す実施例では、前記マイクロスイッチ２１のスイッ
チ端子２３ａは、導線２４を介して前記第１の外部接続
端子６に接続されており、スイッチ端子２３ｂは、導線
２５を介して前記第２の外部接続端子７Ａに接続されて
おり、スイッチ端子２３ｃは、導線２６を介して前記第
２の外部接続端子７Ｂに接続されている。
切替手段５は、接点切替作動アーム２２と、三つのスイ
ッチ端子２３ａ、２３ｂ、２３ｃとを備えたマイクロス
イッチ２１によって構成されている。図１Ａに示す実施
例では、前記マイクロスイッチ２１のスイッチ端子２３
ａは、導線２４を介して前記第１の外部接続端子６に接
続されており、スイッチ端子２３ｂは、導線２５を介し
て前記第２の外部接続端子７に接続されている。図１Ｂ
に示す実施例では、前記マイクロスイッチ２１のスイッ
チ端子２３ａは、導線２４を介して前記第１の外部接続
端子６に接続されており、スイッチ端子２３ｂは、導線
２５を介して前記第２の外部接続端子７Ａに接続されて
おり、スイッチ端子２３ｃは、導線２６を介して前記第
２の外部接続端子７Ｂに接続されている。
【００１２】この発明の構成において、前記マイクロス
イッチ２１は、前記操作レバー４に対して次のように組
み合わされている。前記マイクロスイッチ２１は、その
接点切替作動アーム２２が、前記操作レバー４における
湾曲カム面１７に接するように組み合わされている。し
たがって、前記マイクロスイッチ２１における接点切替
作動アーム２２は、前記操作レバー４における湾曲カム
面１７に接している場合、すなわち前記操作レバー４が
前記第１の回動角度位置Ｐ１にあるときに、マイクロス
イッチ２１のスイッチ接点をＯＦＦに作動し、前記操作
レバー４の回動操作によって、突出カム面１８に接して
いる場合、すなわち前記操作レバー４が前記第２の回動
角度位置Ｐ２にあるときに、マイクロスイッチ２１のス
イッチ接点をＯＮに作動する。
イッチ２１は、前記操作レバー４に対して次のように組
み合わされている。前記マイクロスイッチ２１は、その
接点切替作動アーム２２が、前記操作レバー４における
湾曲カム面１７に接するように組み合わされている。し
たがって、前記マイクロスイッチ２１における接点切替
作動アーム２２は、前記操作レバー４における湾曲カム
面１７に接している場合、すなわち前記操作レバー４が
前記第１の回動角度位置Ｐ１にあるときに、マイクロス
イッチ２１のスイッチ接点をＯＦＦに作動し、前記操作
レバー４の回動操作によって、突出カム面１８に接して
いる場合、すなわち前記操作レバー４が前記第２の回動
角度位置Ｐ２にあるときに、マイクロスイッチ２１のス
イッチ接点をＯＮに作動する。
【００１３】この発明では、前記操作レバー４の回動角
度位置を確実に位置決めして保持しておく目的におい
て、保持手段１９が設けてある。前記保持手段１９は、
前記操作レバー４におけるディスク部分１５の一側面に
設けてあるカム機構２０と、前記端子台ユニットケーシ
ング２に、前記枢軸３の中心から距離Ｌ１の位置に架け
渡して設けてある板バネ部材２７とによって構成され
る。前記操作レバー４におけるディスク部分１５の一側
面に設けてあるカム機構２０は、軸孔１４の中心から径
方向に距離Ｌ２（Ｌ２＞Ｌ１）を有する突出部２８と、
前記突出部２８の両側にあって、軸孔１４の中心から径
方向に距離Ｌ３（Ｌ３≦Ｌ１）を有する平坦部２９とか
らなっている。
度位置を確実に位置決めして保持しておく目的におい
て、保持手段１９が設けてある。前記保持手段１９は、
前記操作レバー４におけるディスク部分１５の一側面に
設けてあるカム機構２０と、前記端子台ユニットケーシ
ング２に、前記枢軸３の中心から距離Ｌ１の位置に架け
渡して設けてある板バネ部材２７とによって構成され
る。前記操作レバー４におけるディスク部分１５の一側
面に設けてあるカム機構２０は、軸孔１４の中心から径
方向に距離Ｌ２（Ｌ２＞Ｌ１）を有する突出部２８と、
前記突出部２８の両側にあって、軸孔１４の中心から径
方向に距離Ｌ３（Ｌ３≦Ｌ１）を有する平坦部２９とか
らなっている。
【００１４】前記操作レバー４に対しては、さらにその
ディスク部分１５の側面にストッパー３０および３１が
設けてある。前記ストッパー３０は、前記操作レバー４
が前記第１の回動角度位置Ｐ１側に向けて倒される際
に、前記板バネ部材２７に当接して前記操作レバー４を
前記第１の回動角度位置Ｐ１側にストップさせるための
ストッパーであり、前記ストッパー３１は、前記操作レ
バー４が前記第２の回動角度位置Ｐ２側に向けて倒され
る際に、前記板バネ部材２７に当接して前記操作レバー
４を前記第２の回動角度位置Ｐ２側にストップさせるた
めのストッパーである。
ディスク部分１５の側面にストッパー３０および３１が
設けてある。前記ストッパー３０は、前記操作レバー４
が前記第１の回動角度位置Ｐ１側に向けて倒される際
に、前記板バネ部材２７に当接して前記操作レバー４を
前記第１の回動角度位置Ｐ１側にストップさせるための
ストッパーであり、前記ストッパー３１は、前記操作レ
バー４が前記第２の回動角度位置Ｐ２側に向けて倒され
る際に、前記板バネ部材２７に当接して前記操作レバー
４を前記第２の回動角度位置Ｐ２側にストップさせるた
めのストッパーである。
【００１５】上記する構成になるこの発明のレバー操作
切替式端子台ユニットでは、まず、図１Ａに示す実施例
のものにおいては、前記操作レバー４が前記第２の回動
角度位置Ｐ２側に位置しており、前記マイクロスイッチ
２１のスイッチ接点を例えばＯＮ作動させて、前記第１
の外部接続端子６と第２の外部接続端子７との間を導通
接続する。この場合、前記操作レバー４は、前記保持手
段１９の働きにより第２の回動角度位置Ｐ２側に保持さ
れる。図１Ａに示す状態から、前記操作レバー４を反時
計方向に回動させることによって、前記マイクロスイッ
チ２１のスイッチ接点をＯＦＦ作動させて、前記第１の
外部接続端子６と第２の外部接続端子７との間を電気的
に遮断する。
切替式端子台ユニットでは、まず、図１Ａに示す実施例
のものにおいては、前記操作レバー４が前記第２の回動
角度位置Ｐ２側に位置しており、前記マイクロスイッチ
２１のスイッチ接点を例えばＯＮ作動させて、前記第１
の外部接続端子６と第２の外部接続端子７との間を導通
接続する。この場合、前記操作レバー４は、前記保持手
段１９の働きにより第２の回動角度位置Ｐ２側に保持さ
れる。図１Ａに示す状態から、前記操作レバー４を反時
計方向に回動させることによって、前記マイクロスイッ
チ２１のスイッチ接点をＯＦＦ作動させて、前記第１の
外部接続端子６と第２の外部接続端子７との間を電気的
に遮断する。
【００１５】一方、図１Ｂに示す実施例のものにおいて
は、前記操作レバー４が前記第１の回動角度位置Ｐ１側
に位置しており、前記マイクロスイッチ２１の内部スイ
ッチ接点機構に応じて、たとえば、前記第１の外部接続
端子６と一方の第２の外部接続端子７Ａとの間を導通接
続する。この場合、前記操作レバー４は、前記保持手段
１９の働きにより第１の回動角度位置Ｐ１側に保持され
る。図１Ｂに示す状態から、前記操作レバー４を時計方
向に回動させることによって、前記第１の外部接続端子
６と他方の第２の外部接続端子７Ｂとの間を導通接続す
る。
は、前記操作レバー４が前記第１の回動角度位置Ｐ１側
に位置しており、前記マイクロスイッチ２１の内部スイ
ッチ接点機構に応じて、たとえば、前記第１の外部接続
端子６と一方の第２の外部接続端子７Ａとの間を導通接
続する。この場合、前記操作レバー４は、前記保持手段
１９の働きにより第１の回動角度位置Ｐ１側に保持され
る。図１Ｂに示す状態から、前記操作レバー４を時計方
向に回動させることによって、前記第１の外部接続端子
６と他方の第２の外部接続端子７Ｂとの間を導通接続す
る。
【００１６】
【発明の効果】以上の構成になるこの発明のレバー操作
切替式端子台ユニットは、操作レバーの回動操作によっ
て、第１の外部接続端子と第２の外部接続端子との間を
電気的に導通ないしは遮断する電気的接続切替手段とし
て、マイクロスイッチを適用したことにより、設計、組
み立ての簡易化を図り得る点において極めて有効に作用
するものといえる。さらにまた、この発明になるレバー
操作切替式端子台ユニットは、端子台ユニットケーシン
グと操作レバーとの間に、操作レバーを第１の回動角度
位置Ｐ１及び第２の回動角度位置Ｐ２に保持しておくた
めの保持手段を設けたことにより、端子台装置における
各回線の導通の状態あるいは遮断の状態を確実に維持し
得るようになした点において極めて実効性の高いもので
あるといえる。
切替式端子台ユニットは、操作レバーの回動操作によっ
て、第１の外部接続端子と第２の外部接続端子との間を
電気的に導通ないしは遮断する電気的接続切替手段とし
て、マイクロスイッチを適用したことにより、設計、組
み立ての簡易化を図り得る点において極めて有効に作用
するものといえる。さらにまた、この発明になるレバー
操作切替式端子台ユニットは、端子台ユニットケーシン
グと操作レバーとの間に、操作レバーを第１の回動角度
位置Ｐ１及び第２の回動角度位置Ｐ２に保持しておくた
めの保持手段を設けたことにより、端子台装置における
各回線の導通の状態あるいは遮断の状態を確実に維持し
得るようになした点において極めて実効性の高いもので
あるといえる。
【図１】図１Ａは、この発明になるレバー操作切替式端
子台ユニットの一実施例になる基本構成を示す概略的な
側面図であり、図１Ｂは、当該レバー操作切替式端子台
ユニットの異なる別の実施例を示す概略的な側面図であ
り、図１Ｃは、図１Ａの一部分を拡大して、主要部分の
寸法関係を明確に示す概略的な側面図である。
子台ユニットの一実施例になる基本構成を示す概略的な
側面図であり、図１Ｂは、当該レバー操作切替式端子台
ユニットの異なる別の実施例を示す概略的な側面図であ
り、図１Ｃは、図１Ａの一部分を拡大して、主要部分の
寸法関係を明確に示す概略的な側面図である。
【図２】図２Ａは、当該レバー操作切替式端子台ユニッ
トを８ユニット集合して組み立ててなる端子台装置の概
略的な正面図であり、図２Ｂは、図２Ａにおける端子台
装置の概略的な側面図である。
トを８ユニット集合して組み立ててなる端子台装置の概
略的な正面図であり、図２Ｂは、図２Ａにおける端子台
装置の概略的な側面図である。
１ レバー操作切替式端子台ユニット ２ 端子台ユニットケーシング ３ 枢軸 ４ 操作レバー ５ 電気的接続切替手段 ６ 第１の外部接続端子 ７ 第２の外部接続端子 １４ 軸孔 １５ ディスク部分 １６ ハンドル部分 １７ 湾曲カム面 １８ 突出カム面 １９ 保持手段 ２０ カム機構 ２１ マイクロスイッチ ２２ 接点切替作動アーム ２３ａ、２３ｂ、２３ｃ スイッチ端子 ２７ 板バネ部材 ２８ 突出部 ２９ 平坦部 ３０、３１ ストッパー Ｐ１ 第１の回動角度位置 Ｐ２ 第２の回動角度位置
Claims (1)
- 【請求項１】 絶縁性の端子台ユニットケーシングと、
前記端子台ユニットケーシングに設けた枢軸に対して回
動可能に枢支連結された操作レバーと、前記端子台ユニ
ットケーシングの背反側部分に設けた第１の外部接続端
子及び少なくとも一つの第２の外部接続端子とを備え、
前記操作レバーの回動操作によって、前記第１の外部接
続端子と前記少なくとも一つの第２の外部接続端子との
間を電気的に導通ないしは遮断する電気的接続切替手段
を備えたレバー操作切替式端子台ユニットであって、 前記電気的接続切替手段が、接点切替作動アーム、前記
第１の外部接続端子に接続される第１のスイッチ端子お
よび前記少なくとも一つの第２の外部接続端子に接続さ
れる第２のスイッチ端子を有するマイクロスイッチでな
り、 前記操作レバーは、前記マイクロスイッチの接点切替作
動アームに当接していて、該操作レバーの回動操作によ
って接点切替作動アームを二つの位置に移動させスイッ
チ接点を作動させる湾曲カム面並びに突出カム面とをも
つディスク部分と、前記ディスク部分から放射外方向に
のびるハンドル部分と、前記枢軸のまわりに軸心から距
離Ｌ２に位置する突出部並びに距離Ｌ３に位置する平坦
部とをもつカム機構とを備え、 前記カム機構と、前記端子台ユニットケーシング側に前
記枢軸の軸心から距離Ｌ１（Ｌ１＜Ｌ２、Ｌ１≧Ｌ３）
に架け渡した板バネ部材とにより前記操作レバーを前記
枢軸のまわりに第１の回動角度位置Ｐ１および第２の回
動角度位置Ｐ２において位置決め保持する保持手段を備
えてなることを特徴とするレバー操作切替式端子台ユニ
ット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4333627A JPH0799657B2 (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | レバー操作切替式端子台ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4333627A JPH0799657B2 (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | レバー操作切替式端子台ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06162864A JPH06162864A (ja) | 1994-06-10 |
| JPH0799657B2 true JPH0799657B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=18268167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4333627A Expired - Fee Related JPH0799657B2 (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | レバー操作切替式端子台ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0799657B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010074858A3 (en) * | 2008-12-25 | 2010-10-21 | 3M Innovative Properties Company | Terminal block and method for assembling the same |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3888713B2 (ja) * | 1996-09-26 | 2007-03-07 | ナイルス株式会社 | レバースイッチ装置 |
| KR100879625B1 (ko) * | 2007-05-21 | 2009-01-21 | 주식회사유성계전 | 전기접속 단자대 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5917050B2 (ja) * | 1979-05-30 | 1984-04-19 | チタン工業株式会社 | 黄色酸化鉄顔料の耐熱性改善方法 |
-
1992
- 1992-11-17 JP JP4333627A patent/JPH0799657B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010074858A3 (en) * | 2008-12-25 | 2010-10-21 | 3M Innovative Properties Company | Terminal block and method for assembling the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06162864A (ja) | 1994-06-10 |
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