JPH0894402A - フルイディックガスメータ - Google Patents

フルイディックガスメータ

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JPH0894402A
JPH0894402A JP25869394A JP25869394A JPH0894402A JP H0894402 A JPH0894402 A JP H0894402A JP 25869394 A JP25869394 A JP 25869394A JP 25869394 A JP25869394 A JP 25869394A JP H0894402 A JPH0894402 A JP H0894402A
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JP
Japan
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pressure
gas
fluidic
gas supply
flow rate
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JP25869394A
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Inventor
Kazumitsu Nukui
一光 温井
Katsuto Sakai
克人 酒井
Shinichi Sato
真一 佐藤
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フルイディック発振検出用のセンサとガス供
給圧力検出用のセンサの取り付けスペースおよび取り付
けコストを低減できるようにする。 【構成】 第1の圧電膜センサ37は、フルイディック
発振によって対称的な圧力変化が生じる位置に設けられ
た2つの導圧孔33、34における差圧を検出してフル
イディック発振を検出し、第2の圧電膜センサ38は、
導圧孔33における圧力と大気圧との差圧を検出してガ
ス供給圧力を検出する。第1の圧電膜センサ37と第2
の圧電膜センサ38はケース45によって一体的に本体
10に取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス供給圧力を検出す
る手段を有するフルイディックガスメータに関する。
【0002】
【従来の技術】フルイディックガスメータは、噴流を発
生させるノズルの下流側に、一対の側壁によって流路拡
大部を形成すると共に、側壁の外側に設けられたリター
ンガイドによって、ノズルを通過した流体を各側壁の外
側に沿ってノズルの噴出口側へ導く一対のフィードバッ
ク流路を形成し、ノズルを通過した流体が一対のフィー
ドバック流路を交互に流れる現象(本出願において、フ
ルイディック発振という。)を利用し、フルイディック
発振の周波数や周期に基づいてガスの流量を検出するも
のである。
【0003】また、ガスメータでは、所定量以上の流量
を検出した場合や所定の流量を所定時間以上検出した場
合や、ガス供給圧力が所定値以下に低下したことを検出
した場合等の異常時に遮断弁を用いてガスを遮断する安
全機能が設けられている。
【0004】図6は安全機能を有する従来のフルイディ
ックガスメータの構成を示す断面図である。このフルイ
ディックガスメータは、気体(ガス)を受け入れる入口
部111と気体を排出する出口部112とを有する本体
110を備えている。本体110内には隔壁113が設
けられ、この隔壁113と入口部111との間に第1の
気体流路114が形成され、隔壁113と出口部112
との間に第2の気体流路115が形成されている。隔壁
113には開口部116が設けられ、第1の気体流路1
14内には、開口部116を閉塞可能な遮断弁117が
設けられている。また、本体110の外側にはソレノイ
ド118が固定され、このソレノイド118のプランジ
ャ119が、本体110の側壁を貫通して遮断弁117
に接合されている。また、遮断弁117と本体110と
の間におけるプランジャ119の周囲には、ばね120
が設けられ、このばね120が遮断弁117を開口部1
16側へ付勢している。
【0005】また、本体110の外側には圧力スイッチ
140が設けられている。この圧力スイッチ140は、
本体110に形成された孔141を介して第2の気体流
路115内に連通し、第2の気体流路115内における
ガス供給圧力が所定値以下になった場合に信号を出力す
るようになっている。
【0006】また、第2の気体流路115内には、入口
部111から受け入れた気体を通過させて噴流を発生さ
せるノズル121が設けられている。このノズル121
の上流側には気体の流れを整えるための整流部材122
が設けられている。ノズル121の下流側には、拡大さ
れた流路を形成する一対の側壁123、124が設けら
れている。この側壁123、124の間には、所定の間
隔を開けて、上流側に第1ターゲット125、下流側に
第2ターゲット126がそれぞれ配設されている。ま
た、側壁123、124の外側には、ノズル121を通
過した気体を各側壁123、124の外周部に沿ってノ
ズル121の噴出口側へ帰還させる一対のフィードバッ
ク流路127、128を形成するリターンガイド129
が配設されている。また、フィードバック流路127、
128の各出口部分と出口部112との間には、リター
ンガイド129の背面と本体110とによって、一対の
排出路131、132が形成されている。また、ノズル
121の噴出口の近傍には、フルイディック発振を検出
するための圧電膜センサに通じる導圧孔133、134
が設けられている。
【0007】図7は図6における導圧孔133、134
および圧電膜センサを含む断面を拡大して示す断面図で
ある。この図に示すように、本体110の底部の外側に
は、圧電膜センサ137が設けられている。また、導圧
孔133、134には、それぞれ導圧管151、152
の一端が接続されている。この導圧管151、152の
他端は、圧電膜センサ137の各圧力導入口に接続され
ている。そして、この圧電膜センサ137によって、導
圧孔133と導圧孔134における差圧を検出して、こ
の差圧の変化に基づいてフルイディック発振を検出する
ようになっている。また、導圧管151、152および
圧電膜センサ137は、本体110の底部の外側に固定
されたケース155によって覆われている。
【0008】このフルイディックガスメータでは、圧電
膜センサ137の出力に基づいて流量を検出する。そし
て、所定量以上の流量を検出した場合や所定の流量を所
定時間以上検出した場合や、圧力スイッチ140によっ
てガス供給圧力が所定値以下に低下したことを検出した
場合等の異常時に、遮断弁117によってガスを遮断す
るようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6お
よび図7に示したような従来のフルイディックガスメー
タでは、フルイディック発振検出用の圧電膜センサ13
7とガス供給圧力検出用の圧力スイッチ140とが別々
に取り付けられているので、これらを取り付けるスペー
スが増え、フルイディックガスメータが大型化するとい
う問題点がある。また、センサ(圧電膜センサ137、
圧力スイッチ140)の組み付けおよび配線のための取
り付けコストがセンサ2つ分必要となり、取り付けコス
トが高くなるという問題点がある。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、フルイディック発振検出用のセンサ
とガス供給圧力検出用のセンサの取り付けスペースおよ
び取り付けコストを低減できるようにしたフルイディッ
クガスメータを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のフルイデ
ィックガスメータは、ガスの入口部から出口部に到る流
路を形成する本体と、この本体内に設けられ、ガスを噴
出するノズルを含み、このノズルから噴出されるガスに
よるフルイディック発振を生成するフルイディック発振
生成部と、本体に対して、フルイディック発振によって
対称的な圧力変化が生じる位置に設けられた2つの導圧
孔と、この2つの導圧孔における差圧を検出することに
よってフルイディック発振を検出するフルイディック発
振検出センサと、2つの導圧孔の一方に連通し、ガス供
給圧力を検出するガス供給圧力検出センサと、フルイデ
ィック発振検出センサとガス供給圧力検出センサとを一
体的に本体に取り付けるセンサ取り付け筐体と、フルイ
ディック発振検出センサの出力に基づいて流量を演算す
る流量演算手段とを備えたものである。
【0012】このフルイディックガスメータでは、2つ
の導圧孔における差圧を検出するフルイディック発振検
出センサによってフルイディック発振が検出され、2つ
の導圧孔の一方に連通したガス供給圧力検出センサによ
ってガス供給圧力が検出される。これら2つのセンサ
は、センサ取り付け筐体によって、一体的に本体に取り
付けられている。また、流量演算手段によって、フルイ
ディック発振検出センサの出力に基づいて流量が演算さ
れる。
【0013】請求項2記載のフルイディックガスメータ
は、請求項1記載のフルイディックガスメータにおい
て、ガス供給圧力検出センサが、一方の圧力導入口が一
つの導圧孔に連通され、他方の圧力導入口が開放された
差圧センサであるものである。
【0014】このフルイディックガスメータでは、ガス
供給圧力検出センサは、一つの導圧孔における圧力と大
気圧との差圧を検出することによってガス供給圧力を検
出する。
【0015】請求項3記載のフルイディックガスメータ
は、請求項1または2記載のフルイディックガスメータ
において、ガスの流路を遮断可能な遮断弁と、流量演算
手段によって演算される流量とガス供給圧力検出センサ
によって検出されるガス供給圧力に基づいて異常を判別
し、異常時には遮断弁を駆動してガスの流路を遮断する
遮断弁制御手段とを更に備えたものである。
【0016】このフルイディックガスメータでは、遮断
弁制御手段によって、流量演算手段によって演算される
流量とガス供給圧力検出センサによって検出されるガス
供給圧力に基づいて異常が判別され、異常時には遮断弁
が駆動されてガスの流路が遮断される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施例に係るフルイ
ディックガスメータの構成を示す断面図である。この図
に示すように、本実施例のフルイディックガスメータ
は、気体(ガス)を受け入れる入口部11と気体を排出
する出口部12とを有する本体10を備えている。本体
10内には隔壁13が設けられ、この隔壁13と入口部
11との間に第1の気体流路14が形成され、隔壁13
と出口部12との間に第2の気体流路15が形成されて
いる。隔壁13には開口部16が設けられ、第1の気体
流路14内には、開口部16を閉塞可能な遮断弁17が
設けられている。また、本体10の外側にはソレノイド
18が固定され、このソレノイド18のプランジャ19
が、本体10の側壁を貫通して遮断弁17に接合されて
いる。また、遮断弁17と本体10との間におけるプラ
ンジャ19の周囲には、ばね20が設けられ、このばね
20が遮断弁17を開口部16側へ付勢している。
【0019】第2の気体流路15内には、入口部11か
ら受け入れた気体を通過させて噴流を発生させるノズル
21が設けられている。このノズル21の上流側には気
体の流れを整えるための整流部材22が設けられてい
る。ノズル21の下流側には、拡大された流路を形成す
る一対の側壁23、24が設けられている。この側壁2
3、24の間には、所定の間隔を開けて、上流側に第1
ターゲット25、下流側に第2ターゲット26がそれぞ
れ配設されている。また、側壁23、24の外側には、
ノズル21を通過した気体を各側壁23、24の外周部
に沿ってノズル21の噴出口側へ帰還させる一対のフィ
ードバック流路27、28を形成するリターンガイド2
9が配設されている。また、フィードバック流路27、
28の各出口部分と出口部12との間には、リターンガ
イド29の背面と本体10とによって、一対の排出路3
1、32が形成されている。また、ノズル21の噴出口
の近傍には、フルイディック発振によって対称的な圧力
変化が生じる位置に2つ導圧孔33、34が設けられて
いる。
【0020】図2は図1における導圧孔33、34を含
む断面を拡大して示す断面図である。この図に示すよう
に、本体10の底部の外側には、2つの導圧孔33、3
4における差圧を検出することによってフルイディック
発振を検出するフルイディック発振検出センサとしての
第1の圧電膜センサ37と、一方の導圧孔33に連通し
たガス供給圧力検出センサとしての第2の圧電膜センサ
38とが設けられている。なお、第1の圧電膜センサ3
7および第2の圧電膜センサ38は共に差圧センサであ
る。また、導圧孔33、34には、それぞれ導圧管4
1、42の一端が接続されている。導圧管41の他端側
は2つに分岐され、それぞれ第1の圧電膜センサ37の
一方の圧力導入口と第2の圧電膜センサ38の一方の圧
力導入口に接続されている。また、導圧管42の他端は
第1の圧電膜センサ37の他方の圧力導入口に接続され
ている。また、第2の圧電膜センサ38の他方の圧力導
入口には、導圧管43の一端が接続され、この導圧管4
3の他端は大気に開放されている。また、圧電膜センサ
37、38および導圧管41、42、43は、センサ取
り付け筐体としてのケース45内に収納されて一体化さ
れ、本体10の底部の外側に固定されている。なお、導
圧管43の他端側はケース45を貫通して大気に開放さ
れている。
【0021】図3は本実施例に係るフルイディックガス
メータの回路構成を示すブロック図である。この図に示
すように、本実施例のフルイディックガスメータは、第
1の圧電膜センサの37の出力信号を増幅する増幅回路
51と、この増幅回路51の出力を波形整形してパルス
を生成するパルス化回路52と、このパルス化回路52
の出力に基づいて流量および積算流量を演算する流量演
算部53とを備えている。フルイディックガスメータ
は、更に、第2の圧電膜センサの38の出力信号を増幅
する増幅回路54と、この増幅回路54の出力をアナロ
グ−ディジタル(以下、A/Dと記す。)変換するA/
D変換器55と、流量演算部53によって演算される流
量とA/D変換器55の出力であるガス供給圧力に基づ
いて異常を判別し、異常時にはソレノイド18を駆動し
て遮断弁17によってガスを遮断する遮断弁制御部56
とを備えている。フルイディックガスメータは、更に、
表示部58と、流量演算部53によって演算される積算
流量を表示部58に表示させると共に、遮断弁制御部5
6が異常を判別したときに表示部58において発光ダイ
オード等による警報表示を行わせる表示制御部57とを
備えている。なお、流量演算部53、遮断弁制御部56
および表示制御部57は、例えばマイクロコンピュータ
60によって構成される。
【0022】次に、本実施例に係るフルイディックガス
メータの動作について説明する。
【0023】フルイディックガスメータの入口部11か
ら受け入れられたガスは、第1の気体流路14、開口部
16、第2の気体流路15、整流部材22を順に経て、
ノズル21に入る。ノズル21を通過したガスは、噴流
となって噴出口より噴出される。噴出口より噴出された
ガスは、コアンダ効果により一方の側壁に沿って流れ
る。ここでは、まず側壁23に沿って流れるものとす
る。側壁23に沿って流れたガスは、更にフィードバッ
ク流路27を経て、ノズル21の噴出口側へ帰還され、
排出路31を経て出口部12より排出される。このと
き、ノズル21より噴出されたガスは、フィードバック
流路27を流れてきたガスによって方向が変えられ、今
度は他方の側壁24に沿って流れるようになる。このガ
スは、更にフィードバック流路28を経て、ノズル21
の噴出口側へ帰還され、排出路32を経て出口部12よ
り排出される。すると、ノズル21より噴出されたガス
は、今度は、フィードバック流路28を流れてきたガス
によって方向が変えられ、再び側壁23、フィードバッ
ク流路27に沿って流れるようになる。以上の動作を繰
り返すことにより、ノズル21を通過したガスは一対の
フィードバック流路27、28を交互に流れるフルイデ
ィック発振を行う。このフルイディック発振の周波数、
周期は流量と対応関係がある。
【0024】第1の圧電膜センサ37は、ノズル21の
噴出口の近傍に設けられた2つの導圧孔33、34にお
ける差圧を検出することによってフルイディック発振を
検出する。なお、この第1の圧電膜センサ37によって
検出される差圧は、例えば0.1μmH2 O〜5mmH
2 Oである。この第1の圧電膜センサ37の出力は、増
幅回路51で増幅され、パルス化回路52でパルス化さ
れる。流量演算部53は、パルス化回路52から出力さ
れるパルスの周期に基づいて流量および積算流量を演算
する。また、積算流量は、表示制御部57によって表示
部58に表示される。
【0025】一方、第2の圧電膜センサ38は、一方の
導圧孔33における圧力と大気圧との差圧を検出するこ
とによってガス供給圧力を検出する。なお、この第2の
圧電膜センサ37によって検出されるガス供給圧力は、
例えば0〜500mmH2 Oである。このガス供給圧力
に比べるとフルイディック発振に伴う圧力振動の振幅は
1000分の1程度なので、第2の圧電膜センサ38の
出力はほとんど直流成分であるとみなすことができる。
この第2の圧電膜センサ38の出力は、増幅回路54で
増幅され、A/D変換器55でディジタルデータに変換
され、遮断弁制御部56に入力される。
【0026】遮断弁制御部56は、流量演算部53によ
って演算される流量とA/D変換器55の出力であるガ
ス供給圧力に基づいて、例えば、所定量以上の流量を検
出した場合や所定の流量を所定時間以上検出した場合
や、ガス供給圧力が所定値以下に低下したことを検出し
た場合に異常と判別し、異常時にはソレノイド18を駆
動して遮断弁17によってガスを遮断する。また、異常
時には、表示制御部57によって、表示部58において
警報表示が行われる。なお、遮断弁制御部56から表示
制御部57にガス供給圧力の情報を送り、表示制御部5
7によって表示部58にガス供給圧力を表示するように
しても良い。
【0027】このように本実施例では、第1の圧電膜セ
ンサ37によって2つの導圧孔33、34における差圧
を検出してフルイディック発振を検出し、第2の圧電膜
センサ38によって導圧孔33における圧力と大気圧と
の差圧を検出してガス供給圧力を検出するようにすると
共に、第1の圧電膜センサ37と第2の圧電膜センサ3
8をケース45によって一体的に本体10に取り付けた
ので、フルイディック発振検出用のセンサとガス供給圧
力検出用のセンサの取り付けスペースおよび取り付けコ
ストを低減することができる。
【0028】図4は本発明の第2の実施例に係るフルイ
ディックガスメータの回路構成を示すブロック図であ
る。
【0029】本実施例では、第1の実施例におけるA/
D変換器55の代わりに、二重積分形A/D変換器のよ
うに所定の時間間隔で入力値に応じた数のパルスを出力
するA/D変換器61を設けると共に、このA/D変換
器61から出力されるパルスの数を計数するパルスカウ
ンタ62を設けている。また、遮断弁制御部56は、パ
ルスカウンタ62の計数値を入力し、この計数値が所定
値以下になった場合に、ガス供給圧力が所定値以下に低
下したと判別して、ガスを遮断する。その他の構成、動
作および効果は第1の実施例と同様である。
【0030】図5は本発明の第3の実施例に係るフルイ
ディックガスメータの回路構成を示すブロック図であ
る。
【0031】本実施例では、第1の実施例における遮断
弁制御部56の代わりに、アナログ信号を入力する遮断
弁制御部65を設けている。また、第1の実施例におけ
るA/D変換器55を設けずに、増幅回路54の出力を
直接、遮断弁制御部65に入力している。また、本実施
例における流量演算部53は、流量の情報をアナログ信
号として遮断弁制御部65に送る。また、表示制御部5
7は、増幅回路54の出力に基づいて、表示部58にお
いて、指示計等によってガス供給圧力の値を表示させ
る。
【0032】本実施例では、遮断弁制御部65は、流量
演算部53からアナログ信号として入力される流量の情
報と増幅回路54からアナログ信号として入力されるガ
ス供給圧力の情報とに基づいて異常を判別する。また、
表示部58では、積算流量の他に、指示計等によってガ
ス供給圧力の値が表示される。その他の構成、動作およ
び効果は第1の実施例と同様である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように請求項1または2記
載のフルイディックガスメータによれば、フルイディッ
ク発振によって対称的な圧力変化が生じる位置に設けら
れた2つの導圧孔における差圧を検出してフルイディッ
ク発振を検出するフルイディック発振検出センサと、2
つの導圧孔の一方に連通したガス供給圧力検出センサと
を、センサ取り付け筐体によって一体的に本体に取り付
けたので、フルイディック発振検出用のセンサとガス供
給圧力検出用のセンサの取り付けスペースおよび取り付
けコストを低減することができるという効果がある。
【0034】また、請求項3記載のフルイディックガス
メータによれば、流量演算手段によって演算される流量
とガス供給圧力検出センサによって検出されるガス供給
圧力に基づいて異常を判別し、異常時には遮断弁を駆動
してガスの流路を遮断するようにしたので、上記効果に
加え、安全性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るフルイディックガ
スメータの構成を示す断面図である。
【図2】図1における導圧孔を含む断面を拡大して示す
断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係るフルイディックガ
スメータの回路構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係るフルイディックガ
スメータの回路構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係るフルイディックガ
スメータの回路構成を示すブロック図である。
【図6】従来のフルイディックガスメータの構成を示す
断面図である。
【図7】図6における導圧孔を含む断面を拡大して示す
断面図である。
【符号の説明】
21 ノズル 33、34 導圧孔 37 第1の圧電膜センサ 38 第2の圧電膜センサ 45 ケース 53 流量演算部 56 遮断弁制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスの入口部から出口部に到る流路を形
    成する本体と、 この本体内に設けられ、ガスを噴出するノズルを含み、
    このノズルから噴出されるガスによるフルイディック発
    振を生成するフルイディック発振生成部と、 前記本体に対して、フルイディック発振によって対称的
    な圧力変化が生じる位置に設けられた2つの導圧孔と、 この2つの導圧孔における差圧を検出することによって
    フルイディック発振を検出するフルイディック発振検出
    センサと、 前記2つの導圧孔の一方に連通し、ガス供給圧力を検出
    するガス供給圧力検出センサと、 前記フルイディック発振検出センサと前記ガス供給圧力
    検出センサとを一体的に前記本体に取り付けるセンサ取
    り付け筐体と、 前記フルイディック発振検出センサの出力に基づいて流
    量を演算する流量演算手段とを具備することを特徴とす
    るフルイディックガスメータ。
  2. 【請求項2】 前記ガス供給圧力検出センサは、一方の
    圧力導入口が一つの導圧孔に連通され、他方の圧力導入
    口が開放された差圧センサであることを特徴とする請求
    項1記載のフルイディックガスメータ。
  3. 【請求項3】 ガスの流路を遮断可能な遮断弁と、前記
    流量演算手段によって演算される流量と前記ガス供給圧
    力検出センサによって検出されるガス供給圧力に基づい
    て異常を判別し、異常時には前記遮断弁を駆動してガス
    の流路を遮断する遮断弁制御手段とを更に具備すること
    を特徴とする請求項1または2記載のフルイディックガ
    スメータ。
JP25869394A 1994-09-28 1994-09-28 フルイディックガスメータ Pending JPH0894402A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021113789A (ja) * 2020-01-21 2021-08-05 大阪瓦斯株式会社 ガスメータ及び管理システム

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