JPH0854266A - 流量計 - Google Patents

流量計

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JPH0854266A
JPH0854266A JP21427194A JP21427194A JPH0854266A JP H0854266 A JPH0854266 A JP H0854266A JP 21427194 A JP21427194 A JP 21427194A JP 21427194 A JP21427194 A JP 21427194A JP H0854266 A JPH0854266 A JP H0854266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow rate
gas
opening
variable throttle
flow
Prior art date
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Pending
Application number
JP21427194A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumitsu Nukui
一光 温井
Hideo Kato
秀男 加藤
Shinichi Sato
真一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP21427194A priority Critical patent/JPH0854266A/ja
Publication of JPH0854266A publication Critical patent/JPH0854266A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上流側からの圧力変動の影響を低減させ、正
確な計量を行うことができるようにする。 【構成】 本体10の入口部11に可変絞り部40が設
けられている。圧電膜センサ41の出力を基にマイクロ
コンピュータ42において本体10内を流れるガス流量
が演算され、ステッピングモータ43によって検出され
たガス流量に応じて可変絞り部40の開度が適宜に変更
される。すなわち、検出された流量が少ないときには流
体通過口40aの開度が小さく、流量が多いときには流
体通過口40aの開度が大きくなるように制御される。
これにより上流側での圧力変動の変動幅が小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフルイディック流量計な
どの流量計に係り、特に上流側での圧力変動の影響を低
減させる手段を有する流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】フルイディック流量計は、噴流を発生さ
せるノズルの下流側に、一対の側壁によって流路拡大部
を形成すると共に、側壁の外側に設けられたリターンガ
イドによって、ノズルを通過した流体を各側壁の外側に
沿ってノズルの噴出口側へ導く一対のフィードバック流
路を形成し、ノズルを通過した流体が一対のフィードバ
ック流路を交互に流れる現象を利用し、ノズルを通過し
た流体の流れる方向の切り替わりの周波数(以下、発振
周波数という。)に基づいて流体の流量を計量するもの
である。
【0003】ところで、ガスメータとして使用するこの
種の流量計では、流量計の下流側に接続された機器によ
って発生するガス圧力の変動(脈動)が流量計の計量部
や流量計の上流側へ伝わらないように、流量計の出口部
に、絞りや、パンチングメタル(多数の孔を形成した金
属板)、焼結金属等の多孔質板や、ゴムチューブ等の緩
衝流路を設けたものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、流量計
をガスメータとして用いた場合には、近隣のガスメータ
の状態や近隣のガスの使用状況等によって、流量計の上
流側でも圧力変動が発生するが、従来は流量計の上流側
での圧力変動については考慮されていなかった。上流側
での圧力変動があるガスの流量をフルイディック流量計
によって計量した場合、上流側での圧力変動によってフ
ルイディック流量計の発振周波数が乱れ、例えば、フル
イディック流量計の発振周波数が上流側での圧力変動の
周波数またはその1/2の周波数に変化する場合があ
る。そのため、計量した流量の誤差が大きくなったり、
流量を計量できなくなったりするという問題点があっ
た。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、上流側からの圧力変動の影響も低減
でき、正確な計量を行うことができる流量計を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の流量計
は、本体内の流体流路に設けられると共に、流体通過口
の開度を任意の大きさに変更可能な可変絞り部と、本体
内の流体流路を流れる流体流量を検出する流量検出手段
と、この流量検出手段により検出された流体流量に応じ
て前記可変絞り部の開度を変更させるための可変絞り部
駆動手段とを備えたものである。
【0007】この流量計では、流量検出手段によって本
体内の流体流路を流れる流体流量が検出され、可変絞り
部駆動手段によって、検出された流体流量に応じて可変
絞り部の開度が変更される。これにより上流側または下
流側での圧力変動の変動幅が小さくなり、計量誤差が低
減される。
【0008】請求項2記載の流量計は、請求項1記載の
流量計において、前記可変絞り部駆動手段が、前記流量
検出手段により検出された流量が少ないときには可変絞
り部の開度を小さく、流量が多いときには可変絞り部の
開度を大きくするよう構成したものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例に係るフルイディ
ック流量計の構成を表すものである。本実施例は、ガス
メータとして使用するフルイディック流量計の例であ
る。図1に示すように、本実施例のフルイディック流量
計は、気体(ガス)を受け入れる入口部11と気体を排
出する出口部12とを有する本体10を備えている。本
体10内には隔壁13が設けられ、この隔壁13と入口
部11との間に第1の気体流路14が形成され、隔壁1
3と出口部12との間に第2の気体流路15が形成され
ている。隔壁13には開口部16が設けられ、第1の気
体流路14内には、開口部16を閉塞可能な弁体17が
設けられている。また、本体10の外側にはソレノイド
18が固定され、このソレノイド18のプランジャ19
が、本体10の側壁を貫通して弁体17に接合されてい
る。そして、ソレノイド18が消磁状態のときは弁体1
7が開口部16から離れ、開口部16が開放された状態
となり、ソレノイド18が励磁状態のときはプランジャ
19が突出して弁体17が開口部16を閉塞するように
なっている。
【0011】第2の気体流路15内には、入口部11か
ら受け入れた気体を通過させて噴流を発生させるノズル
20が設けられている。このノズル20の下流側には、
拡大された流路を形成する一対の側壁21、22が設け
られている。この側壁21、22の間には、所定の間隔
を開けて、上流側に第1のターゲット23、下流側に第
2のターゲット24がそれぞれ配設されている。また、
側壁21、22の外側には、ノズル20を通過した気体
を各側壁21、22の外周部に沿ってノズル20の噴出
口側へ帰還させる一対のフィードバック流路25、26
を形成するためのリターンガイド27が配設されてい
る。また、フィードバック流路25、26の各出口部分
と出口部12との間には、リターンガイド27の背面と
本体10とによって、一対の排出路28、29が形成さ
れている。
【0012】ノズル20の噴出口の近傍には、ノズル2
0を通過した気体の流れる方向の切り替わりを検出する
後述の圧電膜センサ41にガス圧を導くための導圧孔3
0、31が形成されている。
【0013】また、本実施例では、本体10内の気体流
路、例えば入口部11に可変絞り部40が設けられてい
る。この可変絞り部40は流体通過口40aの開度を任
意の大きさに変更可能なものであれば良く、例えば絞り
弁により構成される。
【0014】図2は本実施例に係るフルイディック流量
計の回路部分の構成を表すものである。このフルイディ
ック流量計は、圧電膜センサ41の出力信号を入力とし
て流量を演算するためのマイクロコンピュータ42を備
えている。これら圧電膜センサ41とマイクロコンピュ
ータ42とにより流量検出手段が構成されている。マイ
クロコンピュータ42は、圧電膜センサ41の出力を2
値化してパルス化し、単位時間当たりのパルス数をカウ
ントして、ノズル20を通過した気体の流れる方向の切
り替わりの周波数を求め、この周波数を流量に換算す
る。
【0015】フルイディック流量計は、さらに可変絞り
部40における流体通過口の開度を調節する可変絞り部
駆動手段としてのステッピングモータ43を備えてい
る。このステッピングモータ43はマイクロコンピュー
タ42に接続されており、マイクロコンピュータ42が
演算した流量に応じて回転数が変化し、可変絞り部40
における流体通過口40aの開度を変化させるようにな
っている。
【0016】なお、本実施例のフルイディック流量計
は、ガスメータとして使用した場合における安全機能と
して、マイクロコンピュータ42が所定量以上の流量を
検出した場合や所定の流量を所定時間以上検出した場合
等に、図示しないソレノイド駆動回路を動作させてソレ
ノイド18を励磁し、弁体17によって開口部16を閉
塞してガスを遮断するようになっている。
【0017】次に、本実施例のフルイディック流量計の
作用について説明する。
【0018】フルイディック流量計の入口部11から受
け入れられた気体(ガス)は、第1の気体流路14、開
口部16を通過して、第2の気体流路15に入る。第2
の気体流路15に入った気体はノズル20を通過し噴流
となって噴出される。ノズル20より噴出された気体
は、コアンダ効果により一方の側壁に沿って流れる。こ
こでは、まず側壁21に沿って流れるものとする。側壁
21に沿って流れた気体は、更にフィードバック流路2
5を経て、ノズル20の噴出口側へ帰還され、排出路2
8を経て出口部12より排出される。このとき、ノズル
20より噴出された気体は、フィードバック流路25を
流れてきた気体によって方向が変えられ、今度は他方の
側壁22に沿って流れるようになる。この気体は、更に
フィードバック流路26を経て、ノズル20の噴出口側
へ帰還され、排出路29を経て出口部12より排出され
る。すると、ノズル20より噴出された気体は、今度
は、フィードバック流路26を流れてきた気体によって
方向が変えられ、再び側壁21、フィードバック流路2
5に沿って流れるようになる。以上の動作を繰り返すこ
とにより、ノズル20を通過した気体は一対のフィード
バック流路25、26を交互に流れる。この気体の流れ
る方向の切り替わりの周波数は流量と対応関係がある。
ノズル20を通過した気体の流れる方向の切り替わりの
周波数は圧電膜センサ41の出力に基づいてマイクロコ
ンピュータ42によって求められる。マイクロコンピュ
ータ42は、求めた周波数より流量を演算し、演算した
流量に応じてステッピングモータ43の回転数を制御す
る。すなわち、検出された流量が少ないときには流体通
過口40aの開度を小さく、流量が多いときには流体通
過口40aの開度を大きくするように制御する。これに
より可変絞り部40における流体通過口40aの開度が
流量に応じて自動的に調節される。
【0019】このように本実施例によれば、流量検出手
段(圧電膜センサ41およびマイクロコンピュータ4
2)によって本体10内の気体流路を流れるガス流量が
検出され、可変絞り部駆動手段(ステッピングモータ4
3)によって、検出されたガス流量に応じて可変絞り部
40の開度が変更される。すなわち、可変絞り部40を
ガス流路に設けることにより、交流電気回路にコイルを
挿入したと等価の状態となり、これにより上流側での圧
力変動の変動幅が小さくなる。また、可変絞り部40の
開度を流量に応じて変化させることにより、小流量から
大流量まで最適な絞り径とすることができるため、外乱
がある中でも正確に計量することができる。
【0020】上記実施例においては、可変絞り部40の
設置位置を本体10の入口部11とし、上流側からの圧
力変動の影響を防止するようにしたが、可変絞り部40
を本体10の出口部12に設け、下流側からの圧力変動
の影響を防止するようにしてもよい。また、流量計とし
てはフルイディック流量計に限らず、他の流量計であっ
てもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の流量計によ
れば、流体流路に可変絞り部を設けると共に、この可変
絞り部の開度を流体流量に応じて変化させるようにした
ので、圧力変動の変動幅を小さくでき、外乱がある中で
も正確に計量できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るフルイディック流量計
の構成を表す断面図である。
【図2】図1の流量計の回路部分の要部構成を表すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10 本体 11 入口部 12 出口部 20 ノズル 40 可変絞り部 41 圧電膜センサ 42 マイクロコンピュータ 43 ステッピングモータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内の流体流路に設けられると共に、
    流体通過口の開度を任意の大きさに変更可能な可変絞り
    部と、 本体内の流体流路を流れる流体流量を検出する流量検出
    手段と、 この流量検出手段により検出された流体流量に応じて前
    記可変絞り部の開度を変更させるための可変絞り部駆動
    手段とを具備することを特徴とする流量計。
  2. 【請求項2】 前記可変絞り部駆動手段は、前記流量検
    出手段により検出された流量が少ないときには可変絞り
    部の開度を小さく、流量が多いときには可変絞り部の開
    度を大きくすることを特徴とする請求項1記載の流量
    計。
JP21427194A 1994-08-16 1994-08-16 流量計 Pending JPH0854266A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21427194A JPH0854266A (ja) 1994-08-16 1994-08-16 流量計

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JP21427194A JPH0854266A (ja) 1994-08-16 1994-08-16 流量計

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JPH0854266A true JPH0854266A (ja) 1996-02-27

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ID=16652973

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JP21427194A Pending JPH0854266A (ja) 1994-08-16 1994-08-16 流量計

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JP (1) JPH0854266A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018096820A (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 東京瓦斯株式会社 ガスメータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018096820A (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 東京瓦斯株式会社 ガスメータ

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