JPH0894164A - 空気調和機用室内機の垂直羽根構造 - Google Patents

空気調和機用室内機の垂直羽根構造

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JPH0894164A
JPH0894164A JP6233810A JP23381094A JPH0894164A JP H0894164 A JPH0894164 A JP H0894164A JP 6233810 A JP6233810 A JP 6233810A JP 23381094 A JP23381094 A JP 23381094A JP H0894164 A JPH0894164 A JP H0894164A
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Fuminori Kajino
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 空調機用室内機の空気吹出口に設けられる垂
直羽根の結露水を効果的に一ケ所に集め蒸発させる。 【構成】 空気吹出口のドレンパン1上方に位置し水平
回動可能に軸支され吹出方向を変更調節する垂直羽根構
造であって、羽根部7A表面の吹出風上流部分には上流
側から下流側にかけて上部から下部方向に下降傾斜する
第1ローレット面部71aが、また羽根部7A表面の吹
出風下流側部分には上流側から下流側にかけて下部から
上部方向に昇り傾斜する第2ローレット面部72aが各
々形成され、かつ第1ローレット面部71と第2ローレ
ット面部72との境界部には上から下へ延びる第1の結
露水ガイド溝73が形成され、面部71の下部には上流
側から下流側にかけて下降傾斜の結露水ガイド溝74
が、面部72の下部には風の上流から下流側にかけて昇
り傾斜の結露水ガイド溝75が各々形成され、羽根部7
Aでの結露水の捕集効率を可及的に高くしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、空気調和機用室内機
の垂直羽根構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に空気調和機用室内機の空気吹出口
には、空気吹出風の風向を変更調節するための垂直羽根
が設けられている。
【0003】従来、該垂直羽根は、例えば実開平5−9
0247号公報に示されるように、羽根部の下部に羽根
部で生じた結露水収集用の円板状の水受け部を設けると
ともに、該水受け部下部の軸部を介して、本体側ケーシ
ングに固定したドレンパン上方の垂直羽根取付板に水平
回動可能に取付けられる構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
垂直羽根の構造では、上記羽根部自体に結露水を捕集ガ
イドする機能がないために、羽根部で生じた結露水を下
方の水受け部に有効に集めることができない欠点を有し
ている。
【0005】そのために、羽根部表面の結露水が、その
まま室内に吹出されて水飛び現象を発生させる問題があ
る。
【0006】また、或る程度上記水受け部に集められた
結露水も、該水受け部の凹溝面上に留めて自然乾燥させ
るだけであるので、結露水そのものの量が多いと、空気
吹出口周辺の風によって当該滞留水が室内に吹き出され
ることになり、やはり同様の水飛び現象を発生させる等
の問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記のよう
な問題を解決することを目的としてなされたものであっ
て、次のように構成されている。
【0008】すなわち、まず本願第1の発明の空気調和
機用室内機の垂直羽根の構造は、例えば図1〜図9に示
すように、羽根部7Aと、該羽根部7Aの下部にあって
羽根部7Aより流下する結露水を受ける凹溝面80を備
えた円板状の水受け部7Bと、該水受け部7Bの下部に
あって、垂直羽根取付板2の軸部嵌合穴6に回動可能に
嵌合される軸部7Cとからなり、空気吹出口のドレンパ
ン1上方に位置して水平回動可能に軸支され、室内への
空気吹出方向を変更調節する空気調和機用室内機の垂直
羽根であって、上記羽根部7A表面の空気吹出風上流側
部分71には空気吹出風の上流側から下流側にかけて上
部から下部方向に下降傾斜する第1のローレット面部7
1aが、また同羽根部7A表面の上記空気吹出風下流側
部分72には上記空気吹出風の上流側から下流側にかけ
て下部から上部方向に昇り傾斜する第2のローレット面
部72aが各々形成され、かつ上記第1のローレット面
部71aと第2のローレット面部72aとの境界部には上
部側から下部側水受け部7B方向に延びる第1の結露水
ガイド溝73が形成されている一方、第1のローレット
面部71aの下部には上記空気吹出風上流側から下流側
にかけて下降傾斜する第2の結露水ガイド溝74が形成
されているとともに上記第2のローレット面部72aの
下部には上記空気吹出風の上流側から下流側にかけて昇
り傾斜する第3の結露水ガイド溝75が形成されてい
る。
【0009】また、本願第2の発明の空気調和機用室内
機の垂直羽根は、例えば図1〜図9に示すように、羽根
部7Aと、該羽根部7Aの下部にあって羽根部7Aより
流下する結露水を受ける凹溝面80を備えた円板状の水
受け部7Bと、該水受け部7Bの下部にあって、垂直羽
根取付板2の軸部嵌合穴6に回動可能に嵌合される軸部
7Cとからなり、空気吹出口のドレンパン1上方に位置
して水平回動可能に軸支され、室内への空気吹出方向を
変更調節する空気調和機用室内機の垂直羽根であって、
上記水受け部7Bには上記凹溝面80に留められた結露
水を上記軸部嵌合穴6を介して下方側ドレンパン1の凹
溝部96内に流す切欠溝81,81が形成されている。
【0010】
【作用】本願の第1、第2の発明は、上記各構成に対応
して各々次のような作用を奏する。
【0011】すなわち、先ず本願第1の空気調和機用室
内機の垂直羽根構造の発明の構成では、上記のように羽
根部7A両面の空気吹出風上流側部分71には上記空気
吹出風の上流側から下流側にかけて上部から下部方向に
傾斜する第1のローレット面部71aが、また同羽根部
7A表面の上記空気吹出風下流側部分72には上記空気
吹出風の上流側から下流側にかけて下部から上部方向に
昇り傾斜する第2のローレット面部72aが各々形成さ
れ、該第1のローレット面部71aと第2のローレット
面部72aとの境界部には上部側から下部側軸支部7B
方向に延びる第1の結露水ガイド溝73が形成されてい
る。
【0012】したがって、上記羽根部7A表面の空気吹
出風上流側部分71で生じる結露水は、上流側から下流
側方向に下降傾斜する上記第1のローレット面部71a
の凹凸面により係止されながら次第に下流側に下方に流
れ落ちてゆき、第2の結露水ガイド溝74に集められて
水受け部7B上に流される。
【0013】また、上記羽根部7A表面の空気吹出風下
流側部分72で生じる結露水は、上流側から下流側方向
に昇り傾斜する上記第2のローレット面部72aの凹凸
面により係止されながら上昇力を抑制され、次第に下方
に流れ落ちてゆき、第3の結露水ガイド溝75に集めら
れて水受け部7B上に流される。
【0014】さらに、空気吹出風により上記羽根部7A
の空気吹出風上流側部分71から下流側部分72側に空
気流によって吹き流されてゆく結露水は、上記上下に延
びる第1の結露水ガイド溝73によって確実に捕足され
て、羽根部7A下方側水受け部7B上に流される。
【0015】それらの結果、羽根部7A表面での確実な
結露水の捕集が可能となって従来のような水飛び現象が
有効に防止される。
【0016】また、本願第2の発明の空気調和機用室内
機の垂直羽根構造の構成では、上記水受け部7Bの両側
に上下に貫通した切欠溝81,81が形成されており、
該切欠溝81,81は、例えば上記垂直羽根7の下方側
軸部嵌合穴6の切欠穴6b,6bと相互に連通するように
なっている。
【0017】したがって、上記のようにして水受け部7
Bの凹溝面部80に集められた結露水は、当該水受け部
7Bの切欠溝81,81から軸部嵌合穴6の例えば切欠
穴6b,6bを通り、下方側ドレンパン1の例えば凹溝部
96内に導入され、その底部に設けられた例えば吸水材
95によって確実にに吸収され、自然乾燥される。
【0018】このようにして水受け部7Bの凹溝面部8
0に集められた結露水が確実にドレンパン側凹溝部95
内に導入される。
【0019】その結果、確実なドレン水の処理が可能と
なる。
【0020】
【発明の効果】したがって、本願発明の垂直羽根構造に
よると、垂直羽根の羽根部で生じた結露水が吹出風によ
って室内に吹出されることなく確実に水受け部の凹溝面
部に集められ、かつドレンパン凹溝部等水飛びの恐れの
ない所定の処理部に導入されて乾燥処理される。
【0021】
【実施例】図1〜図9は、本願発明の実施例に係る空気
調和機用室内機の垂直羽根の構造を示している。
【0022】先ず図1は、同垂直羽根を取付けた状態に
おける空気調和機用室内機(以下、単に、室内機という)
の空気吹出口下部の構成を示している。図中符号1は当
該室内機の本体ケーシング内下部に位置して設けられた
ドレンパンであり、該ドレンパン1は同本体ケーシング
の図示しない左右両側板間に架けわたして固定された平
板部2a、側板2b,2bよりなる断面逆U字状の垂直羽根
取付板2によって前端側が支持されている。該垂直羽根
取付板2の左右方向中央部下面には図2に示すようなド
レンパン取付用の螺溝部3を備えた断面ハット形の固定
部材4が縁部4a,4aを介して一体的に溶着固定されて
いる。
【0023】また、同垂直羽根取付板2の平板部2a上
面には、図5に示すように所定の厚さの吸水材5が全体
に亘り均等に貼着されている。該吸水材5には、例えば
発泡ポリウレタンフオーム材やスポンジ材などが使用さ
れる。
【0024】さらに、同垂直羽根取付板2の平板部2a
には、図2および図5に示すように、中心となる円形穴
6aの左右方向両側に横長の切欠穴6b,6bを形成した全
体として略ダルマ形の垂直羽根7取付用の軸部嵌合穴6
が長手方向に所定の間隔を置いて複数個並設されてい
る。
【0025】そして、該軸部嵌合穴6に対応する上記吸
水材5部分は、図3および図5に示すように、当該軸部
嵌合穴6を囲むように上記吸水材5のない円形溝部8が
形成されている。
【0026】このように形成された垂直羽根取付板2
は、上記ドレンパン1上部の左右長手方向に延びる凹溝
部96に上方側から嵌合されている。そして、同嵌合状
態において、上記ドレンパン側凹溝部96の底面に設け
られた第2の吸水材95に対し、その側板2b,2b下縁
部分が圧接されている。
【0027】他方、垂直羽根7は、図3、図4および図
6に詳細に示すように、羽根部7Aと、該羽根部7Aの
下部に一体成型された円板状の水受け部7Bと、該水受
け部7Bの下部に一体成型された軸部7Cとを備えて構
成されている。
【0028】羽根部7Aは、全体として長方形状をな
し、上記軸部7Cの上下方向軸線部O−O′を中心とし
て空気吹出風Aの上流側部分71が長く、下流側部分7
2が短かく形成されている。そして、該羽根部7A左右
両表面の空気吹出風A上流側部分71と同下流側部分7
2の各々には図3および図4に示す如く第1、第2のロ
ーレット面部71a,71a、72a,72aが形成されてい
るとともに、それらの各境界部には、図示のように上部
側から下部側水受け部7Bおよび軸部7C方向に延びて
所定の深さの第1の結露水ガイド溝73,73が形成さ
れている。
【0029】上記羽根部7Aの空気吹出風上流側部分7
1左右両表面の第1のローレット面部71a,71aの各
ローレット溝は、図示のように空気吹出風Aの上流側か
ら下流側にかけて各々上部から下部方向に下降傾斜する
傾斜溝に形成されているとともに上記羽根部7Aの空気
吹出風下流側部分72左右両表面の第2のローレット面
部72a,72aの各ローレット溝は、図示のように空気
吹出風Aの上流側から下流側にかけて各々下部から上部
方向に昇り傾斜する傾斜溝に形成されている。
【0030】また、上記第1、第2のローレット面部7
1a,71a、72a,72aの形成状態において、上記羽根
部7Aの上記上流側部分71および下流側部分72の左
右両表面の下部には、それぞれ第2、第3の結露水ガイ
ド溝74,74、75,75が形成されている。そして、
該第2、第3の結露水ガイド溝74,74、75,75
は、上流側部分71の第2の結露水ガイド溝74,74
が、上記空気吹出風上流側から下流側方向に下降傾斜す
る傾斜溝に、また下流側部分71の第3の結露水ガイド
溝75,75が、それとは逆に上記空気吹出風下流側か
ら上流側方向に下降傾斜する傾斜溝に各々形成され、そ
れぞれ上記第1の結露水ガイド溝73,73とともに上
記羽根軸部7A下部(基部)の水受け部7B上方位置に各
下降端側が集合されている。
【0031】水受け部7Bの上面部は、その上面部が周
縁部側から中心軸方向にかけて深くなった摺鉢状の凹溝
面部80に形成されているとともに、上記羽根部7Aの
長手方向と直交する左右両側部に図示のような上下に貫
通した切欠溝81,81が形成されている。そして、該
切欠溝81,81には、上記第1、第2、第3の各結露
水ガイド溝73,74,75の各下降端が、それらが集合
するアール面状のテーパ面部(凹溝面部)82,82を介
して連続せしめられている。
【0032】また、軸部7Cは、図3および図6に詳細
に示すように、上記水受け部7Bの中心軸位置で下方に
延びる円柱体状の軸体91と、該軸体91の下端側前後
両側羽根方向に突出して一体形成された一対の係合片
(係合凸部)91a,91aとから構成されている。一対の
係合片91a,91a間には、スリ割りが形成され、若干
の弾性変形が可能となっている。
【0033】そして、該軸部7Cは、例えば図8〜図9
に示すようにして、上記図5に示すように構成された垂
直羽根取付板2の軸部嵌合穴6に嵌合係止されている。
【0034】すなわち、先ず最初に図8に示すように、
上記垂直羽根7軸部7Cの軸体91下端に設けられた前
後両係合片91a,91aを上記軸部嵌合穴6の左右両切
欠穴6b,6bに合わせた状態で、その軸体31を中央の
円形穴6a内に挿入する。この状態では、羽根部7Aと
上記垂直羽根取付板2とは同一軸線上に並列する状態と
なっている。
【0035】そして、該状態から当該軸体91を図示矢
印方向(右回転方向)に90°回転させると、図9に示す
ように、上記羽根部7Aと垂直羽根取付板2とは相互に
直交する状態となり、上記水受け部7Bの切欠溝81,
81と垂直羽根取付板2のダルマ形の軸部嵌合穴6の横
長の切欠穴6b,6bとが上下に対応し、所定の回転角範
囲内では、常に相互に連通した状態となるようになる。
したがって、該状態では、上記第1、第2のローレット
面部71a,71a、72a,72aおよび第1〜第3の結露
水ガイド溝73,73〜75,75、テーパ面82,82
を介し、上記水受け部7Bの凹溝面部80に集められた
羽根部7A表面からの結露水は、上記水受け部7Bの切
欠溝81,81から軸部嵌合穴6の切欠穴6b,6bを介し
て下方側ドレンパン1の凹溝部96内底部の吸水材95
上に導入流下される。そして、該吸水材95部分で吸水
保持された後に自然乾燥される。
【0036】したがって、本実施例の空気調和機用室内
機の垂直羽根の構造によると、次のような有効な作用効
果が得られる。
【0037】(1) 垂直羽根7の羽根部7Aで生じた結
露水が吹出風によって室内に吹出されることなく、確実
に水受け部7Bの凹溝面部80上に集められる。
【0038】すなわち、上記構成では、羽根部7A両面
の空気吹出風上流側部分71,71には、上記空気吹出
風の上流側から下流側にかけて上部から下部方向に傾斜
する第1のローレット面部71a,71aが、また同羽根
部7A両面の上記空気吹出風下流側部分72,72には
上記空気吹出風の上流側から下流側にかけて下部から上
部方向に昇り傾斜する第2のローレット面部72a,72
aが各々形成され、該第1のローレット面部71a,71a
と第2のローレット面部72a,72aとの境界部には上
部側から下部側水受け部7B方向に延びる第1の結露水
ガイド溝73,73が形成されている。
【0039】したがって、上記羽根部7Aの空気吹出風
上流側部分71の両面で生じる結露水は、上流側から下
流側方向に下降傾斜する上記第1のローレット面部71
a,71aの凹凸面により下流側への移動を係止されなが
ら次第に下流側斜め下方に流れ落ちてゆき、第2の結露
水ガイド溝74,74に集められて下方の水受け部7B
の凹溝面部80上に流される。
【0040】また、上記羽根部7Aの空気吹出風下流側
部分72の両面で生じる結露水は、上流側から下流側方
向に昇り傾斜する上記第2のローレット面部72a,72
aの凹凸面により係止されながら上昇力を抑制され、次
第に上流側下方に流れ落ちてゆき、第3の結露水ガイド
溝75,75に集められて羽根部7A下方の水受け部7
Bの凹溝面部80上に流される。
【0041】さらに、空気吹出風により上記羽根部7A
の空気吹出風上流側部分71から下流側部分72側に空
気流によってローレット部を超えて吹き流されてゆく結
露水は、上記上下方向に延びる第1の結露水ガイド溝7
3,73によって確実に捕足されて、羽根部7A下方側
水受け部7Bの凹溝面部80上に流される。
【0042】それらの結果、羽根部7A表面での結露水
の確実な捕集が可能となり、従来のような羽根部7A表
面からの水飛び現象が有効に防止される。
【0043】(2) 上記のようにして水受け部7Bの凹
溝面部80に集められた結露水が確実にドレンパン側凹
溝部95内に導入される。
【0044】すなわち、上記構成では、上記水受け部7
Bの両側に上下に貫通した切欠溝81,81が形成され
ており、該切欠溝81,81は垂直羽根7の下方側軸部
嵌合穴6の切欠穴6b,6bと所定の回動角範囲では連通
するようになっている。
【0045】したがって、上記のようにして水受け部7
Bの凹溝面部80に集められた結露水は、当該凹溝面部
80の切欠溝81,81から軸部嵌合穴6の切欠穴6b,
6bを通り、下方側ドレンパン1の凹溝部96内確実に
に導入され、その底部に設けられた吸水材95によって
確実にに吸収され、自然乾燥される。
【0046】この結果、確実なドレン水の処理が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の実施例に係る空気調和機用
室内機の垂直羽根の空気吹出口の取付状態における構造
を示す断面図である。
【図2】図2は、同実施例の垂直羽根取付板の構造を示
す下方側から見た斜視図である。
【図3】図3は、同実施例の垂直羽根の構造を示す上方
側から見た斜視図である。
【図4】図4は、図1のB−B線断面図である。
【図5】図5は、同実施例の垂直羽根取付板の上方側か
ら見た斜視図である。
【図6】図6は、同実施例の垂直羽根の構造を上下位置
を逆にして上方側から見た斜視図である。
【図7】図7は、同実施例の垂直羽根の構造の下面図で
ある。
【図8】図8は、同実施例の垂直羽根を垂直羽根取付板
に取付ける時の第1の取付状態を示す要部の平面図であ
る。
【図9】図9は、同第2の取付状態を示す要部の平面図
である。
【符号の説明】
1はドレンパン、2は垂直羽根取付板、5は吸水材、6
は軸部嵌合穴、6aは円形穴、6bは切欠穴、7は垂直羽
根、7Aは羽根部、7Bは水受け部、7Cは軸部、71
は羽根部上流側部分、71aは第1のローレット面部、
72は羽根部下流側部分、72aは第2のローレット面
部、73は第1の結露水ガイド溝、74は第2の結露水
ガイド溝、75は第3の結露水ガイド溝、81は切欠
溝、91は軸体、91aは係合片、95は吸水材、96
は凹溝部である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羽根部(7A)と、該羽根部(7A)の下部
    にあって羽根部(7A)より流下する結露水を受ける凹溝
    面(80)を備えた円板状の水受け部(7B)と、該水受け
    部(7B)の下部にあって、垂直羽根取付板(2)の軸部嵌
    合穴(6)に回動可能に嵌合される軸部(7C)とからな
    り、空気吹出口のドレンパン(1)上方に位置して水平回
    動可能に軸支され、室内への空気吹出方向を変更調節す
    る空気調和機用室内機の垂直羽根であって、上記羽根部
    (7A)表面の空気吹出風上流側部分(71)には空気吹出
    風の上流側から下流側にかけて上部から下部方向に下降
    傾斜する第1のローレット面部(71a)が、また同羽根
    部(7A)表面の上記空気吹出風下流側部分(72)には上
    記空気吹出風の上流側から下流側にかけて下部から上部
    方向に昇り傾斜する第2のローレット面部(72a)が各
    々形成され、かつ上記第1のローレット面部(71a)と
    第2のローレット面部(72a)との境界部には上部側か
    ら下部側水受け部(7B)方向に延びる第1の結露水ガイ
    ド溝(73)が形成されている一方、第1のローレット面
    部(71a)の下部には上記空気吹出風上流側から下流側
    にかけて下降傾斜する第2の結露水ガイド溝(74)が形
    成されているとともに上記第2のローレット面部(72
    a)の下部には上記空気吹出風の上流側から下流側にかけ
    て昇り傾斜する第3の結露水ガイド溝(75)が形成され
    ていることを特徴とする空気調和機用室内機の垂直羽根
    構造。
  2. 【請求項2】 羽根部(7A)と、該羽根部(7A)の下部
    にあって羽根部(7A)より流下する結露水を受ける凹溝
    面(80)を備えた円板状の水受け部(7B)と、該水受け
    部(7B)の下部にあって、垂直羽根取付板(2)の軸部嵌
    合穴(6)に回動可能に嵌合される軸部(7C)とからな
    り、空気吹出口のドレンパン(1)上方に位置して水平回
    動可能に軸支され、室内への空気吹出方向を変更調節す
    る空気調和機用室内機の垂直羽根であって、上記水受け
    部(7B)には上記凹溝面(80)に留められた結露水を上
    記軸部嵌合穴(6)を介して下方側ドレンパン(1)の凹溝
    部(96)内に流す切欠溝(81),(81)が形成されてい
    ることを特徴とする空気調和機用室内機の垂直羽根構
    造。
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