JPH0893058A - 輸送用梱包パレット - Google Patents

輸送用梱包パレット

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Publication number
JPH0893058A
JPH0893058A JP6233032A JP23303294A JPH0893058A JP H0893058 A JPH0893058 A JP H0893058A JP 6233032 A JP6233032 A JP 6233032A JP 23303294 A JP23303294 A JP 23303294A JP H0893058 A JPH0893058 A JP H0893058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
floor
pallet
packing
building unit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6233032A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetada Kawakami
栄忠 河上
Hidetoshi Tsushima
英利 津島
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で容易に製作でき、コストが安く
なるとともに、建物ユニットの床が仕上げられていても
運搬物を運搬できる梱包パレットを提供する。 【構成】 梱包パレット10は敷板11を備え、この敷
板11を、各折り目11Aに沿って折り曲げたとき、運
搬物を載せる載置部13とその両側の立ち上がり部1
2,12が形成される。この立ち上がり部12に明けら
れた3つの孔14を鳩目15で補強し、この孔14にロ
ープ17を通す。また、敷板11の載置部13の裏面4
か所には、滑り止め部材16を取り付る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輸送用梱包パレットに
係り、例えば建築資材や工具等を梱包してユニット式建
物を構成する建物ユニット内に収容し、この建物ユニッ
トと共に建設現場に運搬する際に利用できる。
【0002】
【背景技術】ユニット式建物は、工場で生産された複数
の建物ユニットを建設現場で組み合わせることによって
建てられる。図5に示すように、一般的な建物ユニット
1は、四隅の4本の柱3とこれらの柱3の上端間および
下端間同士を結合する各4本の上下梁4,5で形成され
た箱型の骨組み2を備え、この骨組み2に壁材や天井
材、床材6等を工場で取り付けて建物ユニットが生産さ
れる。
【0003】従来、このような建物ユニット1内に建築
資材や工具等の運搬物を積み込み、この運搬物を建物ユ
ニット1と共に建設現場に運搬することが行われてい
る。ところが、建物ユニット1の床が仕上げられたもの
である場合、運搬物でこの床7を傷つけないようにしな
ければならない。このような目的を達成するために、本
出願人は、積込みラックを提案している(特公平3−1
76528)。この提案に係るラックは、底板とこの底
板の四隅の柱と上面の開閉自在な蓋とを備えた箱型形状
となっており、この箱の四側面にはメッシュ部材が張設
されている。従って、ラックの内部が収容部となってお
り、この収容部に建築資材や工具等の運搬物が収容され
ている。また、底板の裏面には吸盤が取り付けられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のラック
は、多くの部材を使用して箱型形状に製作しているの
で、構造が大がかりとなっており、製作や保管等が大変
となり、また、コストも高いものであった。
【0005】本発明の目的は、簡単な構造で容易に製作
でき、コストが安くなるとともに、建物ユニットの床が
仕上げられていても運搬物を運搬できる梱包パレットを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る梱包パレッ
トは、ユニット式建物を構成する建物ユニットの床上に
載せられ、この建物ユニットとともに輸送される梱包パ
レットであって、複数の孔部を有し折り曲げ可能な板状
部材と、運搬物を載せて折り曲げた板状部材の孔に通さ
れ、板状部材とともに運搬物を梱包する紐状部材とを備
えて構成されていることを特徴とするものである。
【0007】この梱包パレットにおいて、板状部材の裏
面にこの板状部材の滑りを防止する滑り止部材が取り付
けられていてもよく、また、板状部材の裏面に、クッシ
ョン部材が取り付けられていてもよい。
【0008】
【作用】このような本発明では、運搬物は板状部材に載
せられた後、折り曲げられた板状部材とともにロープで
梱包されるため、簡単な構造となり、製作も容易にで
き、コストも安くなる。
【0009】この梱包パレットにおいて、板状部材の裏
面に滑り止部材が取り付けられている場合には、板状部
材が滑らないので、板状部材による建物ユニットの床の
損傷が防止され、これにより、建物ユニットの床が仕上
げられていても運搬物を運搬できる。
【0010】また、梱包パレットにおける板状部材の裏
面にクッション部材が取り付けられている場合には、複
数の梱包パレットが隣合わせで配置され振動等により互
いの梱包パレットがぶつかりあっても、クッション部材
で衝撃が吸収されるため、梱包パレットは保護される。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。以下の説明では既に説明した部材と同じ部材には
同一符号を付し、その説明は省略または簡略化する。図
1において、建物ユニット1の骨組み2には、工場で内
壁8や床材6等が取り付けられ、また、この床材6の表
面には、例えばプラスチック系タイルや大理石等による
床仕上げ材が取り付けられ、これにより床7は仕上げら
れたものとなっている。
【0012】図2には、第1実施例に係る梱包パレット
10が示されている。この梱包パレット10は敷板11
を備え、この敷板11は、例えば所定の強度を有する工
業用段ボール等の厚紙や、プラスチック等合成樹脂製の
板材からなり、ほぼ長方形に形成されている。敷板11
の長手方向の両側部には、敷板11の幅方向に沿った2
本の折り目11A,11Aが互いに平行となって形成さ
れている。そして、各折り目11Aに沿って折り曲げら
れたとき、各折り目11Aから両端外側は立ち上がり部
12,12を形成し、折り目11A,11A間は載置部
13を形成することとなる。従って、この載置部13上
に、建設現場に運搬して使用するための建築資材や工具
等の運搬物100を載せることができるようになってい
る。
【0013】各立ち上がり部12には3つの孔14が明
けられ、これらはそれぞれ鳩目15で補強されている。
また、敷板11の載置部13の裏面4か所には、滑り止
め部材16が取り付けられている。この滑り止め部材1
6は、例えば発泡性シートやごむ板等で形成され、接着
剤28等で敷板11に取り付けられるようになってい
る。この滑り止め部材16の下面には、図3に示すよう
に、粘着テープ等からなる保護シート27が張られ、こ
の保護シート27は、敷板11を建物ユニット1の床7
の上に載せる直前に取り外されるようになっている。こ
れにより、滑り止め部材16は、使用直前までごみ等か
ら保護されている。
【0014】前記孔14の鳩目15には梱包用の紐状部
材であるロープ17が通され、図1に示すように、この
ロープ17で敷板11の載置部13の上に載せられた運
搬物100を敷板11の立ち上がり部12とともに縛
り、梱包するようになっている。なお、ロープ17は通
常使用される天然繊維製等で形成されたものの他、ごむ
バンド等も含むものである。ここにおいて、前記敷板1
1と梱包用ロープ17とを含んで前記梱包パレット10
が構成されている。
【0015】図4には、梱包パレット10に例えばエア
バッグ式のクッション部材18を取り付けた例が示され
ている。この場合、クッション部材18は、敷板11に
おける各立ち上がり部12の裏面に例えば接着剤19で
取り付けられる。そして、このクッション部材18に
は、梱包パレット10の使用時にエア封入口18Aから
エアが供給されるようになっている。
【0016】次に、このような梱包パレット10の使用
法を説明する。まず、予め裏面に滑り止め部材16を取
り付けた敷板11を、建物ユニット1の床7の上に載せ
る。このとき、滑り止め部材16の保護シート27は取
り除かれている。敷板11の載置部13に所定の運搬物
100を載せ、梱包用ロープ17を立ち上がり部12に
おける孔14の鳩目15に通すとともに、各立ち上がり
部12を折り目11Aに沿って立て、ロープ17で立ち
上がり部12と運搬物100とを共に縛り付ける。
【0017】梱包パレット10にクッション部材18が
取り付けられている場合には、敷板11を床7の上に載
せ、さらに敷板11上に運搬物14を載せた後、エア封
入口18Aからエアを供給すればよい。
【0018】前述のような本実施例によれば次のような
効果がある。すなわち、梱包パレット10は、例えば
工業用段ボール等の厚紙や、プラスチック等合成樹脂製
の板材からなる敷板11とロープ17とで構成されてい
るので、構造が極めて簡単で、製作も容易であり、従っ
て、コストも安くなる。また、敷板11は板状となっ
ているので、積み重ねやすく、その保管も容易である。
【0019】さらに、梱包パレット10における敷板
11の裏面には滑り止め部材16が張り付けられている
ので、敷板11の上に運搬物14が載せられ建物ユニッ
ト1と共に運搬されるときでも、敷板11が滑らない。
このため、建物ユニット1の仕上げられた床7を傷つけ
ずに建物ユニット1と運搬物14とを運搬できる。
【0020】さらにまた、運搬物14を敷板11の載
置部13に載せた後、ロープ17を鳩目15で補強した
孔14に通し、立ち上がり部12で運搬物100を包み
込むように強く縛ることができ、これにより、運搬物1
00を確実に梱包できる。また、敷板11に取り付け
られた滑り止め部材16の保護シート27は、敷板11
を建物ユニット1に載せる直前に取り外されるので、滑
り止め部材16にほこり等が付くことによる滑り止め部
材の性能の低下を防止できる。
【0021】また、梱包パレット10にクッション部
材18が取り付けられている場合には、複数の梱包パレ
ット10が隣合わせで配置され、振動等により互いの梱
包パレット10がぶつかりあうことがあっても、あるい
は、梱包パレット10が運搬中に動き例えば内壁8等に
ぶつかるようなことがあっても、クッション部材18で
衝撃が吸収されるため、梱包パレット10は保護され
る。
【0022】図5には、本発明の第2実施例が示されて
いる。この実施例の梱包パレット20は、前記第1実施
例の梱包パレット10の敷板11が長方形となっていた
のに対して、ほぼ十文字形の敷板21を備えたものとな
っている。すなわち、この敷板21には互いに平行な2
組の折り目21A,21Aが形成されており、それぞれ
の折り目21A,21Aに沿って内側に折り曲げれば、
4つの立ち上がり部22が形成され、各立ち上がり部2
2と載置部23とで、ほぼ箱型が形成されるようになっ
ている。なお、図5には示さないが、このような立ち上
がり部22の裏面にも前記クッション部材18と同様の
クッション部材を取り付けてもよい。
【0023】このような実施例によっても、前記作用お
よび〜と同様の効果を得ることができる他、立ち上
がり部22が載置部23の周囲四方に形成されるので、
前記運搬物100が梱包パレット20から飛び出すこと
はなく、このため、小さな運搬物の運搬に適するという
効果がある。
【0024】図6には、本発明の第3実施例が示されて
いる。この実施例の梱包パレット30は、長方形の敷板
31に例えば4本の折り目31Aを形成したものであ
る。すなわち、この梱包パレット30では、敷板31の
載置部33に図1に示すような運搬物100を載せた
後、各折り目31Aに沿って折曲部32を折り曲げれ
ば、ぐるぐる巻きの状態とすることができるようになっ
ている。従って、例えば棒状の運搬物を梱包して運搬す
る際等に利用できる。なお、図6には示さないが、この
ような梱包パレット30においても、載置部33に対し
て左右の位置の折曲部32に前記クッション部材18と
同様のクッション部材を取り付けてもよい。また、第
2,3実施例において、前記第1実施例と同一部材、同
一構造には同一符号を付すとともに、その説明は省略ま
たは簡略化してある。
【0025】なお、本発明は前述の各実施例に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であれ
ば次に示すような変形例を含むものである。例えば、前
記第1,2実施例では、滑り止め部材16は載置部1
2,22の裏面4か所に設けられているが、これに限ら
ず、敷板11,21の大きさ等に応じて、4か所以上設
けてもよく、あるいは4か所以下でもよい。
【0026】また、前記各実施例では、クッション部材
18はエアバッグ式とされているが、これに限らず、例
えばごむ製または発泡スチロール製等のクッション部材
でもよい。本発明では、要するに梱包パレット10等に
かかる衝撃等を緩衝できればよい。
【0027】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明の梱包パ
レットによれば、運搬物は板状部材に載せられた後、折
り曲げられた板状部材とともにロープで梱包されるた
め、簡単な構造となり、製作も容易にでき、コストも安
くなる。
【0028】また、板状部材の裏面に滑り止部材が取り
付けられており、板状部材が滑らないため板状部材によ
る建物ユニットの床の損傷が防止され、これにより、建
物ユニットの床が仕上げられていても運搬物を運搬でき
る。
【0029】さらに、梱包パレットにクッション部材が
取り付けられたときには、複数の梱包パレットが隣合わ
せで配置された場合等に振動等により互いの梱包パレッ
トがぶつかりあっても、クッション部材で衝撃が吸収さ
れるため、梱包パレットを保護できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る梱包パレットで梱包した
運搬物を建物ユニット内に載せた状態を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る梱包パレットを示す
全体斜視図である。
【図3】第1実施例の要部を示す断面図である。
【図4】第1実施例の梱包パレットにクッション部材を
取り付けた例を示す全体斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る梱包パレットを示す
全体斜視図である。
【図6】本発明の第3実施例に係る梱包パレットを示す
全体斜視図である。
【図7】一般的な建物ユニットの骨組みを示す全体斜視
図である。
【符号の説明】
1 建物ユニット 7 建物ユニットの床 10,20,30 梱包パレット 11,21.31 板状部材である敷板 14 孔 16 滑り止め部材 17 ロープ 18 クッション部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット式建物を構成する建物ユニット
    の床上に載せられ、この建物ユニットとともに輸送され
    る梱包パレットであって、複数の孔部を有し折り曲げ可
    能な板状部材と、運搬物を載せて折り曲げた前記板状部
    材の前記孔に通され、前記板状部材とともに前記運搬物
    を梱包する紐状部材とを備えて構成されていることを特
    徴とする輸送用梱包パレット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の輸送用梱包パレットに
    おいて、前記板状部材の裏面にはこの板状部材の滑りを
    防止する滑り止部材が取り付けられていることを特徴と
    する輸送用梱包パレット。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の輸送用梱包パ
    レットにおいて、前記板状部材の裏面には、クッション
    部材が取り付けられていることを特徴とする輸送用梱包
    パレット。
JP6233032A 1994-09-28 1994-09-28 輸送用梱包パレット Withdrawn JPH0893058A (ja)

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JP6233032A JPH0893058A (ja) 1994-09-28 1994-09-28 輸送用梱包パレット

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JPH0893058A true JPH0893058A (ja) 1996-04-09

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JP6233032A Withdrawn JPH0893058A (ja) 1994-09-28 1994-09-28 輸送用梱包パレット

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020115