JPH0892270A - 新規生理活性物質na14742、その製造法及びその用途 - Google Patents

新規生理活性物質na14742、その製造法及びその用途

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JPH0892270A
JPH0892270A JP6254120A JP25412094A JPH0892270A JP H0892270 A JPH0892270 A JP H0892270A JP 6254120 A JP6254120 A JP 6254120A JP 25412094 A JP25412094 A JP 25412094A JP H0892270 A JPH0892270 A JP H0892270A
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JP
Japan
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active substance
physiologically active
methanol
chloroform
spectrum
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Application number
JP6254120A
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English (en)
Inventor
Makoto Morita
誠 森田
Yukio Takahashi
幸男 高橋
Akinori Naito
明教 内藤
Noriko Ito
典子 伊藤
Takaaki Nishigori
隆昭 錦織
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】抗腫瘍、抗真菌活性を有する新規生理活性物質
NA14742を提供する。 【構成】生理活性物質NA14742はストレプトミセ
スsp NA14742株(微工研菌寄第14338
号)の培養によって得られ、分子式C4781NO14、分
子量883を持つ化合物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規生理活性物質NA1
4742、その製造法及びその用途に関する。本発明の
化合物は、細胞増殖抑制作用及び、抗真菌活性を有し、
悪性腫瘍に対する化学療法剤あるいは抗真菌剤などとし
て使用される生物活性物質として期待される。
【0002】
【従来の技術】従来、悪性腫瘍に対する化学療法剤とし
てはアドリアマイシン、ブレオマイシン、シスプラチ
ン、エトポシド等が、抗真菌剤としてはアンホテリシン
B、フルコナゾール等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、副作用、薬剤
耐性などの問題から、これらの用途に適する新規化合物
の発明が待たれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは微
生物の代謝産物について、種々検索した結果、放線菌に
属する一菌株が動物細胞に対する強い増殖抑制作用、抗
真菌作用等を有する新規生理活性物質NA14742を
産生する事を見出した。
【0005】本発明は、上記知見に基づいて完成された
ものである。すなわち、本発明は、下記(1)〜(4)
に関するものである。 (1)下記の理化学的性質を示す生理活性物質NA14
742又はその塩 1)外観;無色結晶 2)分子量;FAB−MS m/z 884(M+H)
+ 3)分子式;C4781NO14 4)溶解性;メタノール,アセトン,酢酸エチル,クロ
ロホルムに可溶、ヘキサン、水に不溶 5)シリカゲル薄層クロマトグラフィーによるRf値;
クロロホルム:メタノール(10:1)の展開溶媒で
0.27を示す。 6)紫外部吸収スペクトル;メタノール中で測定したス
ペクトルを図1に示す。 7)赤外部吸収スペクトル;臭化カリウム錠剤で測定し
たスペクトルを図2に示す。 8)水素核磁気共鳴スペクトル;重クロロホルム中で測
定したスペクトルを図3に示す。 9)炭素核磁気共鳴スペクトル;重クロロホルム中で測
定したスペクトルを図4に示す。 10)呈色反応;リンモリブデン酸−硫酸に陽性 (2)ストレプトミセス属に属し、生理活性物質NA1
4742を生産する能力を有する微生物を、培地に培養
し、培養物中に生理活性物質NA14742を生産蓄積
せしめ、これを採取する事を特徴とする生理活性物質N
A14742又はその塩の製造法。 (3)生理活性物質NA14742又はその塩を有効成
分とする抗腫瘍剤あるいは抗真菌剤。 (4)ストレプトミセス・エスピーNA14742株。
【0006】NA14742の生産菌の代表的なものと
して1988年4月、群馬県高崎市の土壌より分離した
NA14742株(微工研菌寄第14338号、FER
MP−14338、以下NA14742株と略す)が挙
げられる。
【0007】以下にNA14742株の菌学的性状を示
す。 1.形態的性質 27℃で2週間後に観察した結果、気菌糸は単純分岐
し、その先端はループ状あるいは、らせん状である。胞
子のう及び輪生糸の形成は認められない。また、胞子の
う及び遊走子も認められない。胞子表面は平滑または粗
面で、胞子はシリンダー型で、大きさ0.5〜0.6×
0.9〜1.4μmである。また、10個以上の連鎖を
なして胞子が形成される。
【0008】2.各種培地における生育状態 各種培地上、27℃、2週間後の生育状態を下記表1に
示す。
【0009】
【表1】
【0010】3.生理学的性質 1 生育適度範囲 : 24〜32℃ 2 硝酸塩の還元 : 陰性 3 ゼラチンの液化(単純ゼラチン培地上、20℃)
: 陽性 4 スターチの加水分解(スターチ・無機塩寒天培地)
: 陽性 5 脱脂牛乳の凝固 : 陽性 6 脱脂牛乳のペプトン化 : 陽性 7 メラニン様色素の生成 : 陽性 4.炭素源の利用性(プリドハム・ゴドリーブ寒天培地
上) L−アラビノース + D−キシロース + D−グルコース + D−フラクトース + シュクロース + イノシトール + L−ラムノース + ラフィノース + D−マンニトール +
【0011】5.細胞壁中のジアミノピメリン酸 LL−ジアミノピメリン酸である。以上を要約すると、
本菌株は細胞壁がLL−ジアミノピメリン酸であり、ま
た、メナキノンの種類は、MK−9(H6 ),MK−9
(H8 )である。インターナショナル・ストレプトミセ
ス属・プロジェクト(略称ISP)の方法によれば、胞
子形成菌糸の形態は、セクション・スパイラルズ(Sp
airales)に属し胞子表面は平滑あるいは粗面
で、成熟した菌糸の色は赤色系統(Red color
−series)で、メラニン様色素を生産し、培地中
に黄〜茶色味の色素を呈する。また、基生菌糸の色は淡
黄色あるいは淡褐色を呈する。炭素源としてはL−アラ
ビノース、D−グルコース、シュクロース、D−フラク
トース、D−キシロース、イノシトール、L−ラムノー
ス、ラフィノース、D−マンニトールを利用する。
【0012】以上の性質をもとにアール・イー・ブッフ
ァナン・アンド・エヌ・イー・ギボンズ編、バージーズ
・マニュアル・オブ・デタミネーティブ・バクテリオロ
ジー(Bergey’s Manual of Det
erminative Bacteriology)第
8版、1974年に従って検索を行った結果、上記NA
14742株はストレプトミセス属に属することが判明
した。よって、本菌をストレプトミセス・エスピー(
treptomyces sp.)NA14742と命
名した。該菌株は、工業技術院生命工学工業技術研究所
に、FERMP−14338として寄託されている。
【0013】本発明による生理活性物質NA14742
の生産は上記のNA14742株を栄養培地中で培養す
ることにより行われる。本菌株の培養は20〜37℃好
ましくは20〜30℃の温度範囲で通常の放線菌の培養
に適切な水溶性栄養源を含む培地中にて好気条件下で実
施される。
【0014】本培養の目的に供される培地としては放線
菌が利用できる栄養源を含めばよく、培地組成としてグ
ルコース、フルクトース、シュクロースなどの糖類、澱
粉およびグリセリンなどの炭素源およびカゼイン、ポリ
ペプトン、大豆ミール、綿実ミール、肉エキス、乾燥酵
母、コーンスティープリカーなどの有機態窒素もしくは
硫酸アンモニウム、塩化アンモニウムなどの無機態窒素
などの窒素源が単独ないしは併合して用いることができ
る。
【0015】さらに塩化ナトリウム、炭酸カルシウム、
硫酸鉄、硫酸マグネシウム、硫酸亜鉛、各種ビタミンな
どを生育促進および調節の目的で利用することも可能で
あり、必要に応じてシリコーン、植物油あるいは合成消
泡剤を培地に添加し発泡を防ぐことも可能である。NA
14742株の保存は凍結乾燥、寒天斜面培地などに継
代するなど種々の方法が可能である。
【0016】生理活性物質NA14742を生産する場
合、寒天斜面培地より1白金耳胞子をかきとり、振とう
フラスコに移植し2〜5日、約25〜約30℃で培養し
種菌とする。本培養のスケールに応じて種培養を繰り返
し種菌を大量に得ることもできる。本培養に際してはこ
のようにして得られた種菌を一定量発酵容器に接種し、
約20〜35℃好ましくは約25〜約30℃で3〜6日
間通気攪拌する。
【0017】得られた培養液を遠心分離またはろ過など
の手段により菌体と培養ろ液とに分け、菌体はアセト
ン、メタノールなど水と混じる溶媒にて抽出する。抽出
液は減圧下にて溶媒を除去する。かくして得られた生理
活性物質NA14742を含む水溶液をダイアイオンH
P−20(商品名)などを用いたカラムに吸着後、含水
アセトンなどの溶離液で目的物質を溶出する。溶出液は
減圧下にて溶媒を除去する。得られた生理活性物質を含
む水溶液に水と混合しない酢酸エチル、クロロホルムな
どの溶媒を加えて活性成分を有機溶媒層に抽出する。必
要ならば有機溶媒層を飽和食塩水などの溶液にて洗浄す
れば水溶性の不純物などの除去に効果がある。
【0018】かくして得られた溶媒層に芒硝を加えて脱
水した後、溶媒を減圧下に留去すれば生理活性物質NA
14742を含む粗抽出物を得ることができる。更に、
生理活性物質NA14742を精製するためには通常の
脂溶性低分子物質の精製手段を適用できる。たとえばク
ロロホルム−メタノールを展開溶媒とするシリカゲルク
ロマトグラフィーを行い、得られた活性画分を減圧下に
濃縮乾固する。最後にメタノールより結晶化を行って無
色結晶NA14742を得る。
【0019】このようにして得られた生理活性物質NA
14742は下記に示すような物理化学的性状を有す
る。 1)外観;無色結晶 2)分子量;FAB−MS m/z 884(M+H)
+ 3)分子式;C4781NO14 4)溶解性;メタノール,アセトン,酢酸エチル,クロ
ロホルムに可溶、ヘキサン、水に不溶 5)シリカゲル薄層クロマトグラフィーによるRf値;
クロロホルム:メタノール(10:1)の展開溶媒で
0.27を示す。
【0020】6)紫外部吸収スペクトル;メタノール中
で測定したスペクトルを図1に示す。 7)赤外部吸収スペクトル;臭化カリウム錠剤で測定し
たスペクトルを図2に示す。 8)水素核磁気共鳴スペクトル;重クロロホルム中で測
定したスペクトルを図3に示す。 9)炭素核磁気共鳴スペクトル;重クロロホルム中で測
定したスペクトルを図4に示す。 10)呈色反応;リンモリブデン酸−硫酸に陽性
【0021】
【作用】
1.細胞増殖抑制活性 生理活性物質NA14742のヒト卵巣癌細胞(A27
80)に対する増殖抑制作用を検討した。ヒト卵巣癌細
胞を1.5×104 個/穴の割合で96穴テストプレー
トに接種し、37℃、5%のCO2 インキュベーター内
で24時間培養した後、本化合物を種々の濃度で培養液に
添加した。添加72時間後、MTT法(J. of I
mmunological Methods,65(1
983)55−63)により本化合物に種々の濃度にお
けるヒト卵巣癌細胞の増殖抑制率を求めた。 増殖抑制率(GI)%=(1−X/C)×100 C;コントロールの吸光度 X;サンプルの吸光度 結果を表2に示した。
【0022】
【表2】 上記の結果から、生理活性物質NA14742のヒト卵
巣癌細胞に対する増殖抑制作用のIC50値は0.091
μg/mlであった。
【0023】2.抗真菌活性 生理活性物質NK14742の抗真菌活性を最小発育阻
止濃度(MIC)によって表し、表3に示した。
【0024】
【表3】 生理活性物質NA14742は表3に示した様に各真菌
に対し強い抗真菌作用を示す。
【0025】生理活性物質NA14742を医薬品とし
て使用する場合の製剤化および投与方法は従来公知の種
々の方法が適用できる。すなわち、投与方法として注
射、経口、直腸投与などが可能である。製剤形態として
は注射剤、粉末剤、顆粒剤、錠剤、座剤などの形態がと
り得る。
【0026】製剤化の際に生理活性物質NA14742
に悪影響を与えない限り、医薬用に用いられる種々の補
助剤、すなわち、担体やその他の助剤、例えば安定剤、
防腐剤、無痛化剤、乳化剤が必要に応じて使用されう
る。製剤に於いて、生理活性物質NA14742の含量
は製剤形態等により広範囲にかえることが可能であり、
一般には生理活性物質NA14742を0.01〜10
0%(重量)、好ましくは0.1〜70%(重量)含有
し、残りは通常医薬用に使用される担体その他の補助剤
からなる。
【0027】生理活性物質NA14742の投与量は症
状等により異なるが、成人1人1日当たり0.01〜8
00mg程度である。連投を必要とする場合には1日当
たり使用量を抑えることが望ましい。
【0028】生理活性物質NA14742を農薬として
使用する場合、製剤化にあたっては何ら特別の条件を必
要としない。すなわち、農薬製造分野に於いて一般的に
行われている方法により、粉剤、粒剤、乳剤、油剤、マ
イクロカプセル剤などの任意の製剤形態にして使用でき
る。また、製剤化の際には補助剤として担体(希釈剤)
及びその他の補助剤、たとえば展開剤、乳化剤、固着剤
などを使用することができる。
【0029】生理活性物質NA14742の農薬として
の使用量は剤形、施用する方法等によって変わるが、通
常10アール当たり有効成分量で10〜300g、好ま
しくは15〜200gが使用される。以下本発明の化合
物の製法を実施例により示す。
【0030】
【実施例】
実施例 1 (1)発酵 大豆粉1.5%、ペプトン0.5%、酵母エキス0.0
5%、グリセリン2%、グルコース0.5%、硫酸マグ
ネシウム0.005%、リン酸1カリウム0.05%、
炭酸カルシウム0.2%よりなる培地を500mlのエ
ルレンマイヤーフラスコに100ml分注し、滅菌後ス
トレプトミセス・エスピーMI−14742株を1白金
耳接種して27℃、48時間回転式振とう機上で培養
し、本培養の種菌とした。本培養は30Lジャーファー
メンターに大豆粉1%、酵母エキス1%、グルコース3
%、炭酸カルシウム0.5%、シリコン0.05%、プ
ロナールST−10.03%よりなる培地20Lを仕込
み滅菌した後、種菌400mlを移植し27℃で毎分6
リットルの空気を通気し、毎分250回転で攪拌しなが
ら3日間培養した。30Lジャーファーメンター2基か
ら得られた培養液より、フィルタープレスを用いて濾過
を行い、ろ液と菌体を分離した。
【0031】(2)精製 得られた菌体にメタノール10Lを加え、攪拌後2時間
放置し濾過して抽出液を得た。この抽出液から減圧下で
メタノールを留去し、得られた水溶液をダイアイオンH
P−20(商品名)に吸着後80%アセトン水で溶出し
た活性画分を集め減圧下で濃縮しアセトンを留去した。
得られた水溶液をpH8に修正し酢酸エチルで抽出し
た。酢酸エチル層は無水硫酸ナトリウムで除水した後、
減圧下で濃縮乾固し2.6グラムのアメ状物質を得た。
得られたアメ状物質は、クロロホルム−メタノールを溶
出液とするシリカゲルカラムクロマトグラフィー(カラ
ム体積:150ml)にて精製し、クロロホルム−メタ
ノール=50:1画分に活性画分が得られた。得られた
活性画分を減圧下で濃縮乾固し粗物質1.2グラムを得
た。この粗物質を60℃のメタノールに溶解し、室温下
に置き結晶化を行い、最終精製物質としてNA1474
2の無色結晶386mgを得た。
【0032】
【発明の効果】上記のように生理活性物質NA1474
2は細胞増殖抑制作用、抗真菌作用等を有するので、抗
腫瘍剤、抗真菌剤などの医薬あるいは農薬として使用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】生理活性物質NA14742のメタノール中で
測定した紫外部吸収スペクトル
【図2】生理活性物質NA14742の臭化カリウム錠
剤で測定した赤外部吸収スペクトル
【図3】生理活性物質NA14742の重クロロホルム
中で測定した水素核磁気共鳴スペクトル
【図4】生理活性物質NA14742の重クロロホルム
中で測定した炭素磁気共鳴スペクトル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C12N 1/14 C12R 1:465) (C12P 1/06 A C12R 1:465)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の理化学的性質を示す生理活性物質N
    A14742又はその塩 1)外観;無色結晶 2)分子量;FAB−MS m/z 884(M+H)
    + 3)分子式;C4781NO14 4)溶解性;メタノール,アセトン,酢酸エチル,クロ
    ロホルムに可溶、ヘキサン、水に不溶 5)シリカゲル薄層クロマトグラフィーによるRf値;
    クロロホルム:メタノール(10:1)の展開溶媒で
    0.27を示す。 6)紫外部吸収スペクトル;メタノール中で測定したス
    ペクトルを図1に示す。 7)赤外部吸収スペクトル;臭化カリウム錠剤で測定し
    たスペクトルを図2に示す。 8)水素核磁気共鳴スペクトル;重クロロホルム中で測
    定したスペクトルを図3に示す。 9)炭素核磁気共鳴スペクトル;重クロロホルム中で測
    定したスペクトルを図4に示す。 10)呈色反応;リンモリブデン酸−硫酸に陽性
  2. 【請求項2】ストレプトミセス属に属し、生理活性物質
    NA14742を生産する能力を有する微生物を、培地
    に培養し、培養物中に生理活性物質NA14742を生
    産蓄積せしめ、これを採取する事を特徴とする生理活性
    物質NA14742又はその塩の製造法。
  3. 【請求項3】生理活性物質NA14742又はその塩を
    有効成分とする抗腫瘍剤あるいは抗真菌剤。
  4. 【請求項4】ストレプトミセス・エスピーNA1474
    2株
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