JPH0891796A - 高所作業車 - Google Patents
高所作業車Info
- Publication number
- JPH0891796A JPH0891796A JP23725694A JP23725694A JPH0891796A JP H0891796 A JPH0891796 A JP H0891796A JP 23725694 A JP23725694 A JP 23725694A JP 23725694 A JP23725694 A JP 23725694A JP H0891796 A JPH0891796 A JP H0891796A
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- JP
- Japan
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- load
- boom
- detector
- aerial work
- vehicle
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】作業台に重量物を積み忘れた際に、走行時にお
いて作業台とブームの連結部分で発生する負荷による破
損や亀裂を防止する高所作業車を提供する。 【構成】ブームの先端部に作業台が設けられた高所作業
車において、前記作業台とブームの先端部との連結部分
には、作業台の荷重を検知する検知器69が設けられる
一方、車体には、作業時において地上に接地して該車体
を支持する作業状態と、車体側に格納される格納状態と
に作動配置されるジャッキ装置が設けられ、前記検知器
69で検知された荷重値が荷重設定器83で予め設定さ
れた設定荷重値以上になり、且つ前記ジャッキ装置が格
納状態にあることをリミットスイッチLSが検出した場
合に、状態把握手段85が作動するように構成されてな
る。
いて作業台とブームの連結部分で発生する負荷による破
損や亀裂を防止する高所作業車を提供する。 【構成】ブームの先端部に作業台が設けられた高所作業
車において、前記作業台とブームの先端部との連結部分
には、作業台の荷重を検知する検知器69が設けられる
一方、車体には、作業時において地上に接地して該車体
を支持する作業状態と、車体側に格納される格納状態と
に作動配置されるジャッキ装置が設けられ、前記検知器
69で検知された荷重値が荷重設定器83で予め設定さ
れた設定荷重値以上になり、且つ前記ジャッキ装置が格
納状態にあることをリミットスイッチLSが検出した場
合に、状態把握手段85が作動するように構成されてな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高所作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開平6−18388号公報のよ
うに、ブームの先端部に設けられたフランジと、該フラ
ンジの上端部に立設された垂直ポストに旋回自在に取付
けられたブラケットとの間にロードセルを設け、ブラケ
ットからフランジに加わる圧縮荷重を検知することで、
作業台の水平旋回の如何にかかわらず正確な荷重検知が
できるようにしたものや、実公平6−1591号公報の
ように、起伏シリンダと旋回ポストとを枢支する枢支ピ
ンにロードセルを設けたものが見られ、これらロードセ
ルによる荷重検知値に基づいてブームの作動を制御する
ことで、高所作業時における作業車の転倒を防止してい
る。
うに、ブームの先端部に設けられたフランジと、該フラ
ンジの上端部に立設された垂直ポストに旋回自在に取付
けられたブラケットとの間にロードセルを設け、ブラケ
ットからフランジに加わる圧縮荷重を検知することで、
作業台の水平旋回の如何にかかわらず正確な荷重検知が
できるようにしたものや、実公平6−1591号公報の
ように、起伏シリンダと旋回ポストとを枢支する枢支ピ
ンにロードセルを設けたものが見られ、これらロードセ
ルによる荷重検知値に基づいてブームの作動を制御する
ことで、高所作業時における作業車の転倒を防止してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、作業台が車体
上に格納配置された状態において、該作業台に工具や荷
物等の重量物が載せられたまま走行した場合、走行時の
振動やカーブ走行時の遠心力により作業台とブームとの
連結部分には大きな負荷が生じ、この負荷により連結部
分に破損や亀裂が生じるという問題があり、走行中や高
所作業中に亀裂により作業台が脱落すると大事故につな
がるという問題があった。
上に格納配置された状態において、該作業台に工具や荷
物等の重量物が載せられたまま走行した場合、走行時の
振動やカーブ走行時の遠心力により作業台とブームとの
連結部分には大きな負荷が生じ、この負荷により連結部
分に破損や亀裂が生じるという問題があり、走行中や高
所作業中に亀裂により作業台が脱落すると大事故につな
がるという問題があった。
【0004】しかしながら、上記従来のものでは、ロー
ドセルによる荷重検知によりブームの転倒を防止するこ
とはできるものの、走行時において格納状態に配置され
た作業台に重量物が載せられていることを作業者に知ら
しめる手段はなく、結局は作業者による確認に頼るしか
なく信頼性にかけるという問題があった。
ドセルによる荷重検知によりブームの転倒を防止するこ
とはできるものの、走行時において格納状態に配置され
た作業台に重量物が載せられていることを作業者に知ら
しめる手段はなく、結局は作業者による確認に頼るしか
なく信頼性にかけるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
高所作業車は、ブームの先端部に作業台が設けられた高
所作業車において、前記作業台とブームの先端部との連
結部分には、作業台の荷重を検知する検知器が設けられ
る一方、車体には、作業時において地上に接地して該車
体を支持する作業状態と、車体側に格納される格納状態
とに作動配置されるジャッキ装置が設けられ、前記検知
器で検知された荷重値が予め設定された設定荷重値以上
になり、且つ前記ジャッキ装置が格納状態にある場合
に、状態把握手段が作動するように構成されたものであ
る。
高所作業車は、ブームの先端部に作業台が設けられた高
所作業車において、前記作業台とブームの先端部との連
結部分には、作業台の荷重を検知する検知器が設けられ
る一方、車体には、作業時において地上に接地して該車
体を支持する作業状態と、車体側に格納される格納状態
とに作動配置されるジャッキ装置が設けられ、前記検知
器で検知された荷重値が予め設定された設定荷重値以上
になり、且つ前記ジャッキ装置が格納状態にある場合
に、状態把握手段が作動するように構成されたものであ
る。
【0006】本発明の請求項2記載の高所作業車は、前
記作業台は、ブームの先端部に旋回支持部材を介して旋
回自在に設けられ、該旋回支持部材は、ブームの先端部
に姿勢保持装置により立設された垂直軸と、該垂直軸に
旋回自在に嵌入され前記作業台が連設された旋回部材と
を備え、上記垂直軸と旋回部材との間に前記検知器が介
装されたものである。
記作業台は、ブームの先端部に旋回支持部材を介して旋
回自在に設けられ、該旋回支持部材は、ブームの先端部
に姿勢保持装置により立設された垂直軸と、該垂直軸に
旋回自在に嵌入され前記作業台が連設された旋回部材と
を備え、上記垂直軸と旋回部材との間に前記検知器が介
装されたものである。
【0007】本発明の請求項3記載の高所作業車は、前
記検知器は、垂直軸の上端にスラスト軸受を介して設け
られた荷重受部材と前記旋回部材の上端に設けられた天
板との間に、且つ荷重受部材と同軸上に配置されたもの
である。
記検知器は、垂直軸の上端にスラスト軸受を介して設け
られた荷重受部材と前記旋回部材の上端に設けられた天
板との間に、且つ荷重受部材と同軸上に配置されたもの
である。
【0008】
【作用】検知器により検知された荷重値が予め設定され
た設定荷重値以上になり、且つジャッキ装置が格納状態
にある場合に、状態把握手段を作動させるように構成し
たことで、ジャッキ装置を格納状態に配置して高所作業
車を走行させる際に、作業台に重量物が載せられている
と上記状態把握手段である警報装置等が作動し、作業者
は作業台に重量物が載っていることを把握する。
た設定荷重値以上になり、且つジャッキ装置が格納状態
にある場合に、状態把握手段を作動させるように構成し
たことで、ジャッキ装置を格納状態に配置して高所作業
車を走行させる際に、作業台に重量物が載せられている
と上記状態把握手段である警報装置等が作動し、作業者
は作業台に重量物が載っていることを把握する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0010】図1は、本発明に係る高所作業車を示して
いる。
いる。
【0011】高所作業車1は、車体2上に旋回ポスト3
が旋回モータ(図示省略)によって旋回自在に搭載され
ている。
が旋回モータ(図示省略)によって旋回自在に搭載され
ている。
【0012】旋回ポスト3の上端部にはブーム4の基端
部が枢支41されている。ブーム4は、例えば多段伸縮
式であって、伸縮シリンダ(図示省略)によって伸縮自
在に構成されている。
部が枢支41されている。ブーム4は、例えば多段伸縮
式であって、伸縮シリンダ(図示省略)によって伸縮自
在に構成されている。
【0013】また、このブーム4は、該ブーム4と旋回
ポスト3との間に配設された起伏シリンダ42によって
起伏自在に構成されている。
ポスト3との間に配設された起伏シリンダ42によって
起伏自在に構成されている。
【0014】さらに、ブーム4の先端部には、作業台5
が図2に示す旋回支持部材6及びアーム51を介して水
平旋回自在に設けられている。
が図2に示す旋回支持部材6及びアーム51を介して水
平旋回自在に設けられている。
【0015】旋回支持部材6は、図2に示すように、ブ
ーム4の先端部に枢支された取付部材61と、取付部材
61の上端に立設された垂直軸62と、垂直軸62にラ
ジアル軸受63を介して旋回自在に嵌挿された旋回部材
64とから構成され、旋回部材64に前記アーム51の
基端部が連設されている。
ーム4の先端部に枢支された取付部材61と、取付部材
61の上端に立設された垂直軸62と、垂直軸62にラ
ジアル軸受63を介して旋回自在に嵌挿された旋回部材
64とから構成され、旋回部材64に前記アーム51の
基端部が連設されている。
【0016】前記取付部材61の下端部とブーム4の先
端部との間には水平保持シリンダ(姿勢保持装置)43
が介装されており、水平保持シリンダ43によりブーム
4の起伏動作にかかわらず旋回支持部材6を常に垂直に
保持することで、この旋回支持部材6にアーム51を介
して水平に設けられた作業台5を常に水平状態で保持す
るように構成されている。
端部との間には水平保持シリンダ(姿勢保持装置)43
が介装されており、水平保持シリンダ43によりブーム
4の起伏動作にかかわらず旋回支持部材6を常に垂直に
保持することで、この旋回支持部材6にアーム51を介
して水平に設けられた作業台5を常に水平状態で保持す
るように構成されている。
【0017】また、前記取付部材61の上端部にはウォ
ームホイール65が固設されるとともに、前記旋回部材
64側には固設部材66を介してモータ67が設けられ
ており、該モータ67の出力軸67aに連結されたウォ
ーム68が上記ウォームホイール65に噛合されてい
る。
ームホイール65が固設されるとともに、前記旋回部材
64側には固設部材66を介してモータ67が設けられ
ており、該モータ67の出力軸67aに連結されたウォ
ーム68が上記ウォームホイール65に噛合されてい
る。
【0018】よって、モータ67を駆動させてウォーム
68を正逆方向に回転させることで取付部材61に固設
されたウォームホイール65により旋回部材64を旋回
作動させることができ、これにより作業台5を旋回支持
部材6を中心にしてアーム51を介して水平面上で旋回
作動させることができる。
68を正逆方向に回転させることで取付部材61に固設
されたウォームホイール65により旋回部材64を旋回
作動させることができ、これにより作業台5を旋回支持
部材6を中心にしてアーム51を介して水平面上で旋回
作動させることができる。
【0019】前記旋回支持部材6の上部にはロードセル
69が介装されている。
69が介装されている。
【0020】ロードセル69は、前記旋回部材64の上
端を閉塞する天板64aと前記垂直軸62の上端部との
間に介装されており、作業台5及びアーム51介して旋
回部材64にかかる荷重を検知する。
端を閉塞する天板64aと前記垂直軸62の上端部との
間に介装されており、作業台5及びアーム51介して旋
回部材64にかかる荷重を検知する。
【0021】詳しくは、前記垂直軸62の上端部にはス
ラスト軸受62aを介して荷重受部材62bが設けられ
ており、この荷重受部材62bと同軸上に前記ロードセ
ル69が設けられている。このようにロードセル69を
配置することで旋回部材64にかかる荷重、つまり作業
台に作用する負荷を正確に検知することができる。
ラスト軸受62aを介して荷重受部材62bが設けられ
ており、この荷重受部材62bと同軸上に前記ロードセ
ル69が設けられている。このようにロードセル69を
配置することで旋回部材64にかかる荷重、つまり作業
台に作用する負荷を正確に検知することができる。
【0022】一方、前記車体2の前後両側には、ジャッ
キ装置7がそれぞれ設けられている。ジャッキ装置7
は、外筒71と、該外筒71に摺動自在に嵌挿された伸
縮部72と、内蔵された図示しない油圧シリンダとから
なり、その伸縮部72の下端に移動用タイヤ73が軸支
されている。
キ装置7がそれぞれ設けられている。ジャッキ装置7
は、外筒71と、該外筒71に摺動自在に嵌挿された伸
縮部72と、内蔵された図示しない油圧シリンダとから
なり、その伸縮部72の下端に移動用タイヤ73が軸支
されている。
【0023】このジャッキ装置7は、伸縮部72が縮退
して移動用タイヤ73が車体2側に格納される格納状態
と、伸縮部72が伸長して移動用タイヤ73が地上に接
地し、走行タイヤ11に代わって車体2を支持する作業
状態とをとることができる。
して移動用タイヤ73が車体2側に格納される格納状態
と、伸縮部72が伸長して移動用タイヤ73が地上に接
地し、走行タイヤ11に代わって車体2を支持する作業
状態とをとることができる。
【0024】また、移動用タイヤ73は、前部両輪もし
くは後部両輪が図示しない油圧モータにより駆動自在に
構成されるとともに、図示しない操舵装置により操舵可
能に構成されており、上記作業状態において移動用タイ
ヤ73を駆動させることでこの移動用タイヤ73により
高所作業車1を移動させることができる。
くは後部両輪が図示しない油圧モータにより駆動自在に
構成されるとともに、図示しない操舵装置により操舵可
能に構成されており、上記作業状態において移動用タイ
ヤ73を駆動させることでこの移動用タイヤ73により
高所作業車1を移動させることができる。
【0025】さらに、前記ジャッキ装置7の近傍には、
該ジャッキ装置7が格納状態に配置されたことを検出す
るリミットスイッチLSが設けられている。
該ジャッキ装置7が格納状態に配置されたことを検出す
るリミットスイッチLSが設けられている。
【0026】図3は、上述した高所作業車の制御系を示
している。
している。
【0027】図3に示すように、前記ロードセル69か
らの荷重信号は増幅器81により増幅されて比較器82
に入力される。比較器82には上記荷重信号とともに、
荷重設定器83からの設定荷重信号が入力されており、
荷重信号が設定荷重信号以上になった際には「1」の信
号を出力し、反対の場合は「0」の信号を出力する。
らの荷重信号は増幅器81により増幅されて比較器82
に入力される。比較器82には上記荷重信号とともに、
荷重設定器83からの設定荷重信号が入力されており、
荷重信号が設定荷重信号以上になった際には「1」の信
号を出力し、反対の場合は「0」の信号を出力する。
【0028】AND回路84には、前述したジャッキ装
置7が格納状態に配置された時にリミットスイッチLS
から「1」の信号が出力され、この「1」の信号と前記
比較器82からの「1」の信号との両方が入力された時
に、状態把握手段85を作動させるように構成されてい
る。
置7が格納状態に配置された時にリミットスイッチLS
から「1」の信号が出力され、この「1」の信号と前記
比較器82からの「1」の信号との両方が入力された時
に、状態把握手段85を作動させるように構成されてい
る。
【0029】前記荷重設定器83で設定される設定荷重
値は、作業台5に重量物が載せられている場合にロード
セル69で検知する荷重値がその設定荷重値を越えるよ
うに、作業台5や付属部材の重量を考慮して設定され
る。
値は、作業台5に重量物が載せられている場合にロード
セル69で検知する荷重値がその設定荷重値を越えるよ
うに、作業台5や付属部材の重量を考慮して設定され
る。
【0030】前記状態把握手段85は、ブザーやランプ
等で作業者にその状況を知らしめる警報装置であっても
よいし、また、高所作業車1の走行を強制的に阻止する
手段であってもよい。
等で作業者にその状況を知らしめる警報装置であっても
よいし、また、高所作業車1の走行を強制的に阻止する
手段であってもよい。
【0031】このように構成された高所作業車1は、作
業時においてはまずジャッキ装置7を伸長させてこのジ
ャッキ装置7の移動用タイヤ73で車体2を支持した
後、ブーム4を旋回、起伏させるとともに作業台5を旋
回作動させることで、高所作業を行う。
業時においてはまずジャッキ装置7を伸長させてこのジ
ャッキ装置7の移動用タイヤ73で車体2を支持した
後、ブーム4を旋回、起伏させるとともに作業台5を旋
回作動させることで、高所作業を行う。
【0032】そして、高所作業が終了した場合は、作業
台5を車体2上に格納配置した後、ジャッキ装置7を縮
退させて格納状態に配置することで、高所作業車1が走
行可能な状態になる。
台5を車体2上に格納配置した後、ジャッキ装置7を縮
退させて格納状態に配置することで、高所作業車1が走
行可能な状態になる。
【0033】このように高所作業車1を走行可能な状態
にした場合において、作業台5上に工具等の重量物を載
せたままの状態になっている際には、ロードセル69で
検知される荷重値は、設定荷重値以上になっているた
め、比較器82からはAND回路84に「1」の信号が
出力されているとともに、ジャッキ装置7が格納状態に
配置されているためリミットスイッチLSがこれを検出
してAND回路84に「1」の信号が出力されているの
で、AND回路84を介して状態把握手段85が作動
し、警報装置等を作動させることで、作業者にこの状態
を知らせる。
にした場合において、作業台5上に工具等の重量物を載
せたままの状態になっている際には、ロードセル69で
検知される荷重値は、設定荷重値以上になっているた
め、比較器82からはAND回路84に「1」の信号が
出力されているとともに、ジャッキ装置7が格納状態に
配置されているためリミットスイッチLSがこれを検出
してAND回路84に「1」の信号が出力されているの
で、AND回路84を介して状態把握手段85が作動
し、警報装置等を作動させることで、作業者にこの状態
を知らせる。
【0034】これにより作業者は、作業台5上に重量物
が載置されていることを知り、この重量物を作業台5か
ら取り除いて高所作業車1を走行させることになり、走
行時において作業台5とブーム4との連結部分に大きな
負荷が生じることなく、連結部分の破損や亀裂を防止で
き安全である。
が載置されていることを知り、この重量物を作業台5か
ら取り除いて高所作業車1を走行させることになり、走
行時において作業台5とブーム4との連結部分に大きな
負荷が生じることなく、連結部分の破損や亀裂を防止で
き安全である。
【0035】なお、本例では、作業台5が水平旋回自在
に構成された高所作業車について説明したが、本発明の
高所作業車はこれに限らず、作業台5が水平旋回しない
ものであってもよい。
に構成された高所作業車について説明したが、本発明の
高所作業車はこれに限らず、作業台5が水平旋回しない
ものであってもよい。
【0036】また、ジャッキ装置7は、本例のような移
動タイヤにより移動自在に構成したものに限らず、接地
部材を地上に接地させて高所作業車を固定支持する固定
式のものでもよい。
動タイヤにより移動自在に構成したものに限らず、接地
部材を地上に接地させて高所作業車を固定支持する固定
式のものでもよい。
【0037】
【発明の効果】請求項1及び2記載の高所作業車によれ
ば、検知器により検知された荷重値が予め設定された設
定荷重値以上になり、且つジャッキ装置が格納状態にあ
る場合に、状態把握手段を作動させるように構成したこ
とで、ジャッキ装置を格納状態に配置して高所作業車を
走行させる際に、作業台に重量物が載せられていると上
記状態把握手段である警報装置等が作動し、作業者は作
業台に重量物が載っていることを把握することができ
る。この結果、作業台上に重量物が載置されている場合
でも、この重量物を作業台から取り除いて高所作業車を
走行させることになり、走行時において作業台とブーム
との連結部分に大きな負荷が生じることなく、連結部分
の破損や亀裂を防止でき安全である。
ば、検知器により検知された荷重値が予め設定された設
定荷重値以上になり、且つジャッキ装置が格納状態にあ
る場合に、状態把握手段を作動させるように構成したこ
とで、ジャッキ装置を格納状態に配置して高所作業車を
走行させる際に、作業台に重量物が載せられていると上
記状態把握手段である警報装置等が作動し、作業者は作
業台に重量物が載っていることを把握することができ
る。この結果、作業台上に重量物が載置されている場合
でも、この重量物を作業台から取り除いて高所作業車を
走行させることになり、走行時において作業台とブーム
との連結部分に大きな負荷が生じることなく、連結部分
の破損や亀裂を防止でき安全である。
【0038】請求項3記載の高所作業車によれば、ブー
ムの先端部に作業台を水平旋回自在に構成した高所作業
車において、作業台から旋回部材にかかる荷重を検知器
により正確に検知することができ、状態把握手段を高精
度で作動させることができる。
ムの先端部に作業台を水平旋回自在に構成した高所作業
車において、作業台から旋回部材にかかる荷重を検知器
により正確に検知することができ、状態把握手段を高精
度で作動させることができる。
【図1】本発明に係る高所作業車の概略の全体構成を示
す側面図である。
す側面図である。
【図2】ロードセルが配設されたブームの先端部と作業
台との連結部分を示す一部切欠の拡大側面図である。
台との連結部分を示す一部切欠の拡大側面図である。
【図3】本発明に係る高所作業車の制御系を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
4 ブーム 43 水平保持シリンダ(姿勢保持装置) 5 作業台 6 旋回支持部材 62 垂直軸 62a スラスト軸受 62b 荷重受部材 64 旋回部材 64a 天板 69 ロードセル(検知器) 7 ジャッキ装置 85 状態把握手段
Claims (3)
- 【請求項1】 ブームの先端部に作業台が設けられた高
所作業車において、 前記作業台とブームの先端部との連結部分には、作業台
の荷重を検知する検知器が設けられる一方、車体には、
作業時において地上に接地して該車体を支持する作業状
態と、車体側に格納される格納状態とに作動配置される
ジャッキ装置が設けられ、前記検知器で検知された荷重
値が予め設定された設定荷重値以上になり、且つ前記ジ
ャッキ装置が格納状態にある場合に、状態把握手段が作
動するように構成されたことを特徴とする高所作業車。 - 【請求項2】 前記作業台は、ブームの先端部に旋回支
持部材を介して旋回自在に設けられ、該旋回支持部材
は、ブームの先端部に姿勢保持装置により立設された垂
直軸と、該垂直軸に旋回自在に嵌入され前記作業台が連
設された旋回部材とを備え、上記垂直軸と旋回部材との
間に前記検知器が介装された請求項1記載の高所作業
車。 - 【請求項3】 前記検知器は、垂直軸の上端にスラスト
軸受を介して設けられた荷重受部材と前記旋回部材の上
端に設けられた天板との間に、且つ荷重受部材と同軸上
に配置された請求項2記載の高所作業車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23725694A JP2875482B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 高所作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23725694A JP2875482B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 高所作業車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0891796A true JPH0891796A (ja) | 1996-04-09 |
JP2875482B2 JP2875482B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=17012720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23725694A Expired - Fee Related JP2875482B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 高所作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2875482B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1382562A1 (de) * | 2002-07-19 | 2004-01-21 | MOBA - Mobile Automation AG | Lasterfassungseinrichtung |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP23725694A patent/JP2875482B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1382562A1 (de) * | 2002-07-19 | 2004-01-21 | MOBA - Mobile Automation AG | Lasterfassungseinrichtung |
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JP2875482B2 (ja) | 1999-03-31 |
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