JPH0891773A - 天井走行式クレーン - Google Patents
天井走行式クレーンInfo
- Publication number
- JPH0891773A JPH0891773A JP23117494A JP23117494A JPH0891773A JP H0891773 A JPH0891773 A JP H0891773A JP 23117494 A JP23117494 A JP 23117494A JP 23117494 A JP23117494 A JP 23117494A JP H0891773 A JPH0891773 A JP H0891773A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- girder
- overhead traveling
- suspending ring
- suspension ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 天井走行式クレーンの使用範囲が拡大すると
ともに吊り位置の調整が容易になることなどを目的にす
る。 【構成】 ガーダーの長さ方向にガーダーに設けられた
レールに車輪を介して移動可能に吊り環が設けられレー
ルの任意の位置に固定されるように構成する。
ともに吊り位置の調整が容易になることなどを目的にす
る。 【構成】 ガーダーの長さ方向にガーダーに設けられた
レールに車輪を介して移動可能に吊り環が設けられレー
ルの任意の位置に固定されるように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービンの建屋な
どに適用される天井走行式クレーンに関する。
どに適用される天井走行式クレーンに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ガスタービンの建屋などには天井
走行式クレーンが使用されており、天井を走行するガー
ダーに沿って主巻、補巻ホイストが横行可能に設けられ
ている。ガスタービンの据付け、メンテナンス時などに
は主巻、補巻ホイストにより器材などを吊り上げて移動
を行う。
走行式クレーンが使用されており、天井を走行するガー
ダーに沿って主巻、補巻ホイストが横行可能に設けられ
ている。ガスタービンの据付け、メンテナンス時などに
は主巻、補巻ホイストにより器材などを吊り上げて移動
を行う。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の天
井走行式クレーンにおいては、主巻、補巻ホイストのフ
ックが届く位置でのみ器材などを吊り上げて移動するこ
とができ、主巻、補巻ホイストのフックが届かない死角
においては使用ことができない。
井走行式クレーンにおいては、主巻、補巻ホイストのフ
ックが届く位置でのみ器材などを吊り上げて移動するこ
とができ、主巻、補巻ホイストのフックが届かない死角
においては使用ことができない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係る天井走行式
クレーンは上記課題の解決を目的にしており、ガーダー
の長さ方向に上記ガーダーに設けられたレールと、該レ
ールに車輪を介して移動可能に設けられた吊り環と、該
吊り環を上記レールの任意の位置に固定する手段とを備
えた構成を特徴とする。
クレーンは上記課題の解決を目的にしており、ガーダー
の長さ方向に上記ガーダーに設けられたレールと、該レ
ールに車輪を介して移動可能に設けられた吊り環と、該
吊り環を上記レールの任意の位置に固定する手段とを備
えた構成を特徴とする。
【０００５】
【作用】即ち、本発明に係る天井走行式クレーンにおい
ては、ガーダーの長さ方向にガーダーに設けられたレー
ルに車輪を介して移動可能に吊り環が設けられレールの
任意の位置に固定されるようになっており、吊り環を天
井走行式クレーンのガーダーに沿って移動させて任意の
位置に位置決めして固定することにより吊り環を任意の
位置で使用して器材などを吊り上げ移動することができ
る。
ては、ガーダーの長さ方向にガーダーに設けられたレー
ルに車輪を介して移動可能に吊り環が設けられレールの
任意の位置に固定されるようになっており、吊り環を天
井走行式クレーンのガーダーに沿って移動させて任意の
位置に位置決めして固定することにより吊り環を任意の
位置で使用して器材などを吊り上げ移動することができ
る。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の一実施例に係る天井走行式ク
レーンの説明図である。図において、本実施例に係る天
井走行式クレーンはガスタービンの建屋などに使用され
るもので、天井を走行するガーダー１に沿って主巻、補
巻ホイストが横行可能に設けられている。ガスタービン
の据付け、メンテナンス時などには主巻、補巻ホイスト
により器材などを吊り上げて移動を行う。また、本天井
走行式クレーンにおいては図に示すようにガーダー１下
面に移動用レール２が設けられ、この移動用レール２に
嵌合する車輪４を介して複数の吊り環（吊りアイピー
ス）３が移動用レール２に取付けられている。車輪４は
１個の吊り環３に対して移動用レール２の両側に２個づ
つ計４個設けられており、吊り環３が移動用レール２に
沿って自在に移動することができるようになっている。
吊り環３には吊り環３を移動用レール２に固定する固定
用ボルト５が備えられている。移動用レール３の両端に
は、吊り環３がレール端から落ちないように脱落防止用
のストッパー７が備えられている。図における符号６は
吊り環３操作用の足場である。なお、図示はしないが移
動用レール２はガーダー１と同じ長さにまで延長して設
けられていてもよい。また、移動用レール２に取付けら
れる吊り環３の数量は、用途に応じて適宜決定される。
レーンの説明図である。図において、本実施例に係る天
井走行式クレーンはガスタービンの建屋などに使用され
るもので、天井を走行するガーダー１に沿って主巻、補
巻ホイストが横行可能に設けられている。ガスタービン
の据付け、メンテナンス時などには主巻、補巻ホイスト
により器材などを吊り上げて移動を行う。また、本天井
走行式クレーンにおいては図に示すようにガーダー１下
面に移動用レール２が設けられ、この移動用レール２に
嵌合する車輪４を介して複数の吊り環（吊りアイピー
ス）３が移動用レール２に取付けられている。車輪４は
１個の吊り環３に対して移動用レール２の両側に２個づ
つ計４個設けられており、吊り環３が移動用レール２に
沿って自在に移動することができるようになっている。
吊り環３には吊り環３を移動用レール２に固定する固定
用ボルト５が備えられている。移動用レール３の両端に
は、吊り環３がレール端から落ちないように脱落防止用
のストッパー７が備えられている。図における符号６は
吊り環３操作用の足場である。なお、図示はしないが移
動用レール２はガーダー１と同じ長さにまで延長して設
けられていてもよい。また、移動用レール２に取付けら
れる吊り環３の数量は、用途に応じて適宜決定される。
【０００７】本天井走行式クレーンの吊り環３を使用す
る場合は、吊り上げる器材などの位置に合わせて吊り環
３を移動用レール２に沿って移動させ、位置決めをした
後に固定用ボルト５を締め込んで吊り環３を移動用レー
ル２に固定する。そして、この吊り環３にチェーンブロ
ックなどを吊り下げ、従来の天井走行式クレーンと同様
にチェーンブロックにより器材などを吊り上げ、ガーダ
ー１を走行させて移動を行う。また、吊り環３にチェー
ンブロックなどを吊り下げ、或いは吊り環３に直接フッ
クを介してワイヤーを締結するなどして主巻、補巻ホイ
ストによる器材などの吊り上げ、移動の補助として使用
する。
る場合は、吊り上げる器材などの位置に合わせて吊り環
３を移動用レール２に沿って移動させ、位置決めをした
後に固定用ボルト５を締め込んで吊り環３を移動用レー
ル２に固定する。そして、この吊り環３にチェーンブロ
ックなどを吊り下げ、従来の天井走行式クレーンと同様
にチェーンブロックにより器材などを吊り上げ、ガーダ
ー１を走行させて移動を行う。また、吊り環３にチェー
ンブロックなどを吊り下げ、或いは吊り環３に直接フッ
クを介してワイヤーを締結するなどして主巻、補巻ホイ
ストによる器材などの吊り上げ、移動の補助として使用
する。
【０００８】従来の天井走行式クレーンにおいては、主
巻、補巻ホイストのフックが届く位置でのみ器材などを
吊り上げて移動することができ、主巻、補巻ホイストの
フックが届かない死角においては使用ことができない
が、本天井走行式クレーンにおいてはガーダー１に移動
用レール２を取付けてこの移動用レール２上をスライド
するように車輪４を吊り環３に装着することにより吊り
環３が車輪４を介してガーダー１に沿って移動用レール
２上を自在に移動するとともに、この吊り環３が移動用
レール２の任意の位置で固定用ボルト５により固定され
るようになっており、任意の位置に吊り環３を移動させ
た後に吊り環３に取付けられている固定用ボルト５によ
り吊り環３を移動用レール２に固定することにより、主
巻、補巻ホイストによる器材などの吊り上げ、移動に併
せ、吊り環３を使用して任意の位置における器材などを
吊り上げて移動することが可能になるので、天井走行式
クレーンの使用範囲が拡大するとともに、天井走行式ク
レーンにおける吊り位置の調整（例えば吊り上げる器材
などにおける設計時点の支点と実物の支点との調整な
ど）が容易になる。また、主巻、補巻ホイストのフック
が届かない死角における器材なども吊り上げて移動する
ことができる。また、吊り環３を複数個取付けたことに
より、例えばガスタービンの燃焼器を解放しながら隣接
する位置において同時に他のメンテナンス作業が可能に
なるなど、ガスタービンなどの据付け、メンテナンス時
における作業の効率アップが計られる。
巻、補巻ホイストのフックが届く位置でのみ器材などを
吊り上げて移動することができ、主巻、補巻ホイストの
フックが届かない死角においては使用ことができない
が、本天井走行式クレーンにおいてはガーダー１に移動
用レール２を取付けてこの移動用レール２上をスライド
するように車輪４を吊り環３に装着することにより吊り
環３が車輪４を介してガーダー１に沿って移動用レール
２上を自在に移動するとともに、この吊り環３が移動用
レール２の任意の位置で固定用ボルト５により固定され
るようになっており、任意の位置に吊り環３を移動させ
た後に吊り環３に取付けられている固定用ボルト５によ
り吊り環３を移動用レール２に固定することにより、主
巻、補巻ホイストによる器材などの吊り上げ、移動に併
せ、吊り環３を使用して任意の位置における器材などを
吊り上げて移動することが可能になるので、天井走行式
クレーンの使用範囲が拡大するとともに、天井走行式ク
レーンにおける吊り位置の調整（例えば吊り上げる器材
などにおける設計時点の支点と実物の支点との調整な
ど）が容易になる。また、主巻、補巻ホイストのフック
が届かない死角における器材なども吊り上げて移動する
ことができる。また、吊り環３を複数個取付けたことに
より、例えばガスタービンの燃焼器を解放しながら隣接
する位置において同時に他のメンテナンス作業が可能に
なるなど、ガスタービンなどの据付け、メンテナンス時
における作業の効率アップが計られる。
【０００９】
【発明の効果】本発明に係る天井走行式クレーンは前記
のように構成されており、吊り環を任意の位置で使用し
て器材などを吊り上げ移動することができるので、天井
走行式クレーンの使用範囲が拡大するとともに吊り位置
の調整が容易になる。
のように構成されており、吊り環を任意の位置で使用し
て器材などを吊り上げ移動することができるので、天井
走行式クレーンの使用範囲が拡大するとともに吊り位置
の調整が容易になる。
【図１】図１（ａ）は本発明の一実施例に係る天井走行
用クレーンの正面図、同図（ｂ）は同図（ａ）における
Ｂ−Ｂ矢視断面図である。
用クレーンの正面図、同図（ｂ）は同図（ａ）における
Ｂ−Ｂ矢視断面図である。
【図２】図２（ａ）はその吊り環の正面図、同図（ｂ）
は同図（ａ）におけるＢ−Ｂ矢視断面図である。
は同図（ａ）におけるＢ−Ｂ矢視断面図である。
１ ガーダー ２ 移動用レール ３ 吊り環 ４ 車輪 ５ 固定用ボルト ６ 足場 ７ ストッパー
Claims (1)
- 【請求項１】 ガーダーの長さ方向に上記ガーダーに設
けられたレールと、該レールに車輪を介して移動可能に
設けられた吊り環と、該吊り環を上記レールの任意の位
置に固定する手段とを備えたことを特徴とする天井走行
式クレーン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23117494A JPH0891773A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 天井走行式クレーン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23117494A JPH0891773A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 天井走行式クレーン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0891773A true JPH0891773A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16919483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23117494A Withdrawn JPH0891773A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 天井走行式クレーン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0891773A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108584712A (zh) * | 2018-08-02 | 2018-09-28 | 中冶北方（大连）工程技术有限公司 | 环形电动单梁 |
| CN108639961A (zh) * | 2018-08-02 | 2018-10-12 | 中冶北方（大连）工程技术有限公司 | 层叠式桥式起重机 |
| CN110697581A (zh) * | 2019-11-26 | 2020-01-17 | 中国电建集团华东勘测设计研究院有限公司 | 厂房桥机更新工程中的桥机拆卸和安装施工方法 |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP23117494A patent/JPH0891773A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108584712A (zh) * | 2018-08-02 | 2018-09-28 | 中冶北方（大连）工程技术有限公司 | 环形电动单梁 |
| CN108639961A (zh) * | 2018-08-02 | 2018-10-12 | 中冶北方（大连）工程技术有限公司 | 层叠式桥式起重机 |
| CN108639961B (zh) * | 2018-08-02 | 2023-10-10 | 中冶北方（大连）工程技术有限公司 | 层叠式桥式起重机 |
| CN110697581A (zh) * | 2019-11-26 | 2020-01-17 | 中国电建集团华东勘测设计研究院有限公司 | 厂房桥机更新工程中的桥机拆卸和安装施工方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |