JPH089157A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH089157A
JPH089157A JP6159196A JP15919694A JPH089157A JP H089157 A JPH089157 A JP H089157A JP 6159196 A JP6159196 A JP 6159196A JP 15919694 A JP15919694 A JP 15919694A JP H089157 A JPH089157 A JP H089157A
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JP
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image
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image data
stain
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JP6159196A
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English (en)
Inventor
Toyohiro Harasawa
豊弘 原沢
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿の種類に応じて正確に汚れデータを除去
する。 【構成】 まず、プラテンガラス上に原稿を載置しない
状態でイメージセンサ1によって画像データを読み取
り、RAM9に格納する。次に、プラテンガラス上に原
稿を載置した状態で画像情報を読み取る際に、補正回路
60において、画像データID1の汚れデータの連続性
と、上記画像データID2における上記汚れデータに対
応する画素周囲のデータの連続性とを比較し、該比較結
果に基づいて画像データID2から汚れデータを除去す
る。汚れデータが除去された画像データは、出力インタ
ーフェイス回路13を介して画像形成機器であるプリン
タ14等へ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原稿を光学的に走査
して画素単位で読み取り、種々の編集処理を施して出力
する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば複写機やFAXなどの
画像処理装置では、原稿を光学的に走査して画素単位で
読み取り、電子写真方式などの出力装置で出力するもの
が知られている。このような画像処理装置では、読み取
り原稿を置くプラテンガラス上に汚れが付着している
と、この汚れが出力画像とともに、そのまま出力されて
しまう場合がある。
【0003】そこで、例えば特開平3−23764号公
報、特開平3−236072号公報、特開平3−163
951号公報、特開平2−186870号公報、特開昭
64−73371号公報、特開昭63−309940号
公報などには、プラテンガラスの汚れを検出して、オペ
レータに警告を発する方式が開示されている。
【0004】しかしながら、上述した従来の画像処理装
置では、プラテンガラスなどの光学系に汚れが検出され
た場合に、単に警告を発するだけであるため、警告が発
せられる度にオペレータが汚れを除去する必要があり、
非常に手間がかかるという欠点があった。そこで、例え
ば特開平2−130072号公報においては、光学系の
汚れを検出するとともに、汚れの結果生じる汚れデータ
を画像処理によって除去するものが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の画像処理装置、特に特開平2−130072号公報
記載の画像処理装置では、1ライン毎に汚れ除去処理を
行っているが、縦方向に関しては汚れ除去処理を行って
いないため、原稿の縦ラインに対しては、汚れを正確に
除去できないという問題があった。また、注目している
画素が汚れであるか、原稿の画像情報であるかを判別す
る際に、注目している画素の1つ前の画素の状態のみで
判断しているため、やはり汚れを正確に除去できないと
いう問題があった。
【0006】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、原稿の種類に応じて正確に汚れデータを除去で
きる画像処理装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、プラテンガラスを
介して画像情報を読み取る読取手段と、前記プラテンガ
ラス上に原稿を載置しない状態で前記読取手段によって
読み取った第1の画像情報の汚れデータの連続性と、前
記プラテンガラス上に原稿を載置した状態で前記読取手
段によって読み取った第2の画像情報における前記汚れ
データに対応する画素周囲のデータの連続性とを比較
し、該比較結果に基づいて前記原稿の前記第2の画像情
報から汚れデータを除去する除去手段とを具備すること
を特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明では、前記除去
手段による汚れデータの除去処理を無効とする指示手段
を具備することを特徴とする。
【0009】また、請求項3記載の発明では、前記第1
の画像情報の汚れデータが所定の基準値より大である場
合に警告を発する警告発生手段を具備することを特徴と
する。
【作用】
【0010】請求項1記載の発明では、まず、プラテン
ガラス上に原稿を載置しない状態で読取手段によって読
み取った第1の画像情報を読み取る。次に、プラテンガ
ラス上に原稿を載置した状態で読取手段によって読み取
った第2の画像情報を読み取る。そして、上記第1の画
像情報の汚れデータの連続性と、上記第2の画像情報に
おける上記汚れデータに対応する画素周囲のデータの連
続性とを比較した後、該比較結果に基づいて上記第2の
画像情報から除去手段によって汚れデータを除去する。
【0011】また、請求項2記載の発明によれば、原稿
の種類に応じて、指示手段によって、除去手段による汚
れデータの除去処理を無効とする。
【0012】また、請求項3記載の発明によれば、第1
の画像情報の汚れデータが所定の基準値より大である場
合には、警告発生手段によって警告を発する。
【0013】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の一実施例につ
いて説明する。 A.実施例の構成 以下、図1を参照して本実施例の構成を説明する。図に
おいて、1はイメージセンサであり、プラテンガラス上
に置かれた原稿を読取り、原稿の画像に応じた検出信号
を出力する。2は画像データ生成回路であり、上記検出
信号を所定画素単位に画像データに変換する。この場
合、本画像処理装置がモノクロの画像処理を行うものと
すれば、上記画像データは、二値画像データであり、黒
画素は“1”、白画素は“0”として表現される。ま
た、本画像処理装置がN色(Nは2以上)の画像処理を
行うものとすれば、上記イメージセンサ1はフルカラー
センサであり、上記画像データ生成回路30は、色情報
が付加された画像データを出力する。したがって、この
場合には、画像データは、画像の濃度情報および色情報
を含むものとする。
【0014】3は圧縮回路であり、変換された画像デー
タを所定のアルゴリズムに従ってライン単位もしくはペ
ージ単位で圧縮する。圧縮のアルゴリズムは、どのよう
なものでも構わないが、伸長しながら汚れ検出処理を行
うことを考慮すると、ラングス法などの簡単なアルゴリ
ズムが望ましい。次に、4は図示しない走査部を平行移
動させるモータである。5は上記モータ4を駆動するモ
ータドライバ回路である。
【0015】6は当該画像処理装置全体を制御するCP
Uであり、CPUバスを介して後述する各画像処理回路
に処理の実行や、パラメータの設定等を行う。また、7
はコンソールパネルや表示装置等のユーザーインターフ
ェイス部であり、CPU6とデータ授受を行う。次に、
8はCPU6によって実行される制御プログラム等が記
憶されたROMである。9は上記制御プログラム等が実
行されたときの各種データが記憶されるととともに、上
述した圧縮回路3が出力する圧縮データが記憶されるR
AMである。
【0016】次に、10は上記RAM9に記憶された圧
縮データを伸長する伸長回路である。11は補正回路で
あり、上記伸長回路10によって伸長された画像データ
ID1と、画像データ生成回路2によって生成された原
稿の画像データID2とを比較し、画像データID2か
ら汚れに関する画像データを除去する。12は上記補正
回路11が出力する画像データに対して、拡大縮小等の
編集加工処理を行う編集加工回路である。なお、デジタ
ル複写機などの特殊な編集加工を行う場合も、補正回路
11が出力する画像データに対して行うことができる。
【0017】次に、13は出力インターフェイス回路で
あり、上記編集加工回路12が出力する編集加工された
画像データを所定の画像形成機器へ出力する。画像形成
機器としては、プリンタ14、画像送受信機15、コン
ピュータ16等がある。プリンタ14を接続する場合に
は、全体としてデジタル複写機が構成され、画像送受信
機15を接続する場合には、全体としてファクシミリが
構成される。また、コンピュータ16を接続する場合に
は、コンピュータ16の補助記憶装置内に最終的な画像
データを記憶させ、各種端末装置にて当該画像データを
利用するシステムを構成することが可能である。
【0018】B.実施例の動作 次に、本実施例の動作を説明する。オペレータにより電
源が投入されると、図2に示すフローチャートが実行さ
れる。なお、電源投入以外にも、ユーザインターフェイ
ス7による指示により読み込み開始するようにしてよ
い。まず、ステップS10において、プラテンガラスの
読み込みを開始する。このとき、プラテンガラス上に
は、原稿は置かれていない。次に、ステップS12にお
いて、上記読み込まれた画像データを圧縮回路3により
圧縮しながらRAM9へ格納する。
【0019】次に、ステップS14において、RAM9
に格納した画像データの黒画素数、すなわち汚れデータ
を、予め設定した汚れ判断値と比較し、除去可能な範囲
にあるか否かを判断する。これは、汚れデータが大きす
ぎる場合には除去不可能となる可能性があるためであ
る。そして、汚れデータが汚れ判断値より大である場合
には、ステップS14における判断結果が「NO」とな
り、ステップS16へ進む。ステップS16では、ユー
ザインターフェイス7によって警告を発する。オペレー
タは、上記警告に従って、プラテンガラスを清掃する
か、その他、機器のメンテナンスを行う。その後、ステ
ップS18へ進む。
【0020】一方、汚れデータが除去可能な程度であれ
ば、ステップS14における判断結果は「YES」とな
り、警告を発することなく、ステップS18へ進む。ス
テップS18では、オペレータによりスタートキーが押
下されたか否かを判断したり、原稿読み取り(コピー)
を開始すべく、初期設定などを行う。そして、オペレー
タによりスタートキーが押下されると、ステップS20
へ進み、プラテンガラス上に置かれた原稿を読み込む。
この原稿の画像データID2は、補正回路11へ供給さ
れる。このとき、前述した汚れデータは、原稿読み取り
に同期してRAM9から読み出され、伸長回路10によ
って伸長されて補正回路11へ供給される。
【0021】次に、ステップS22において、汚れ除去
モードであるか否かを判断する。汚れ除去モードとは、
汚れデータを除去する機能を動作させるモードであり、
ユーザインターフェイス7で設定される。そして、汚れ
除去モードに設定されている場合には、ステップS22
における判断結果は「YES」となり、ステップS24
へ進む。ステップS24では、汚れデータが読み込まれ
ているか否かを判断する。そして、汚れデータが読み込
まれていない場合には、ステップS24における判断結
果は「NO」となり、ステップS26へ進む。ステップ
S26では、ユーザインターフェイス7で警告を発し、
ステップS18へ戻る。
【0022】一方、汚れデータが既に読み込まれている
場合には、ステップS24における判断結果は「YE
S」となり、ステップS28へ進む。ステップS28で
は、図3に示す汚れ除去処理が実行される。
【0023】汚れ除去処理では、まず、ステップS50
において、汚れデータの注目画素が「オン」であるか、
すなわち黒画素であるか否かを判断する。なお、注目画
素とは、イメージセンサ1によって読み込んだ画像デー
タを、その走査方向に従って1画素ずつずらしていくこ
とによって選択される。また、汚れ除去処理の際には、
注目画素を中心とするn×mのマトリクスが参照され
る。汚れデータの注目画素が白画素である場合には、ス
テップS50における判断結果は「NO」となり、ステ
ップS58へ進む。ステップS58では、注目画素を次
の画素へ進める。そして、ステップS50へ戻り、再び
汚れデータの注目画素が黒画素であるか否かを判断す
る。以下、上述したように、注目画素を走査方向に従っ
て1画素ずつずらしていく。そして、汚れデータの注目
画素が黒画素である場合には、ステップS50における
判断結果が「YES」となり、ステップS52へ進む。
【0024】ステップS52では、原稿の画像データI
D2において、注目画素を中心とした縦横方向の連続性
をカウントする。すなわち、原稿の画像データID2に
おいて、注目画素を中心として、その縦横方向に、黒画
素がいくつ連続しているかをカウントする。次に、ステ
ップS54へ進み、汚れデータID1において、注目画
素を中心とした縦横方向の連続性をカウントする。すな
わち、汚れデータID1において、注目画素を中心とし
て、その縦横方向に、黒画素がいくつ連続しているかを
カウントする。
【0025】次に、ステップS56において、原稿に対
するカウント値が汚れデータに対するカウント値より多
いか否かを判断する。すなわち、原稿に対するカウント
値の方が大きい場合には、注目画素は、原稿の画像デー
タにおいても黒画素である可能性が高い。言い換える
と、原稿における縦線、もしくは横線の一画素である可
能性が高い。一方、汚れデータに対するカウント値の方
が大きい場合には、原稿においては、注目画素の周囲に
白画素があるということであり、注目画素が原稿におけ
る文字や、画像ではない可能性が高い。言い換えると、
原稿上の文字や、画像は、一般に、汚れに比べ高い連続
性を有するため、上述した判断により、汚れであるか、
原稿の画像であるかが判別できる。
【0026】そして、原稿に対するカウント値の方が大
きい場合には、ステップS56の判断結果は「YES」
となり、ステップS58へ進み、注目画素を次の画素に
進める。したがって、この場合には、汚れデータは除去
されない。一方、汚れデータに対するカウント値の方が
大きい場合には、ステップS56の判断結果は「NO」
となり、ステップS60へ進む。ステップS60では、
原稿の画像データにおける注目画素に対応する画素を白
画素とする。この結果、原稿の画像データID2から汚
れデータが除去される。
【0027】次に、ステップS62へ進み、全画素に対
して汚れデータ除去処理が終了したか否かを判断する。
そして、全画素に対しての処理が終了していない場合に
は、ステップS62における判断結果は「NO」とな
り、ステップS58へ進み、注目画素を次の画素に進め
る。以下、順次注目画素を次の画素に進めながら、ステ
ップS50〜S62を繰り返し実行する。そして、全画
素に対する処理が終了すると、ステップS62における
判断結果が「YES」となり、当該汚れデータ除去処理
を終了し、図2に示すステップS30へ戻る。
【0028】ステップS30では、上述した汚れデータ
処理が施された画像データを編集加工回路12へ出力
し、さらに、出力インターフェイス回路13を介して、
プリンタ14などで印刷する。次に、ステップS32へ
進み、電源がオフであるか否かを判断する。そして、電
源がオフにされていない場合には、ステップS32にお
ける判断結果は「NO」となり、ステップS18へ戻
る。以下、オペレータによりコピー開始が指示される度
に、上述した処理が繰り返し実行される。
【0029】ここで、上述した動作を図4(a)、
(b)および図5(a)、(b)を参照して説明する。
図4(a)は汚れデータの画像データID1(一部)を
示す模式図であり、同図(b)は原稿(一部)を示す模
式図である。また、図5(a)は原稿を読み込んだ際の
画像データID2を説明するための模式図であり、同図
(b)は最終的に得られる画像データを示す模式図であ
る。なお、各図において、便宜上、24×24のマトリ
クスで説明し、横方向にA、B、C、…、Xの符号を付
け、縦方向に1、2、3、…、24の符号を付け、これ
ら符号の組み合わせによって画素を表すことにする。ま
た、マトリクス上、黒画素は斜線で表し、白画素は空白
で表すことにする。
【0030】図4(a)に示す汚れデータでは、画素5
I、15F、15G、16E〜16H、17E〜17
H、18F、18G、および21Uが黒画素、すなわち
汚れである。また、原稿として図4(b)に示す文字
「F」が読み込まれる。したがって、原稿の画像データ
ID2としては、図5(a)に示すように、図4(a)
に示す汚れの画像データID1と原稿の画像データID
2とが重なった画像として読み込まれることになる。す
なわち、画素5Iの汚れデータは、原稿の画像データに
重なっており、画素15F、15G、16E〜16H、
17E〜17H、18F、18Gの汚れデータは、その
一部である画素15G、16G、16H、17G、17
H、18Gが原稿の画像データと重なっている。また、
画素21Uの汚れデータは、原稿にはない、汚れのみの
データである。
【0031】このような状況において、汚れデータ除去
処理は次のように行われる。まず、図4(a)に示す画
像データID1において、1A、1B、1C、…、1
X、2A、2B、…と注目画素を1画素ずつずらしなが
ら、注目画素が黒画素であるかを判別する。したがっ
て、図4(a)では、画素5Iにおいて注目画素が黒画
素であると判別される。注目画素が黒画素と判別される
と、該注目画素を中心とした例えば5×5のマトリクス
に対して、注目画素の縦横方向に黒画素がいくつ連続し
ているかを、図4(a)に示す汚れの画像データID1
と、図4(b)に示す原稿の画像データID2とに対し
てカウントする。
【0032】まず、汚れデータの画像データID1で
は、画素5Iの縦横方向に黒画素が連続しておらず、画
素5Iのみが黒画素である。したがって、カウント値は
「1」となる。一方、原稿の画像データID2では、縦
方向に4画素連続しており、横方向に5画素連続してい
る。したがって、カウント値は「9」となる。この結
果、画素5Iはそのまま黒画素となる。
【0033】次に、画素15Fが注目画素となった場合
には、汚れデータの画像データID1では、画素15F
の縦方向に3画素連続しており、横方向に2画素連続し
ている。したがって、カウント値は「5」となる。一
方、原稿の画像データID2では、横方向にのみ2画素
連続している。したがって、カウント値は「2」とな
る。この結果、画素15Fは白画素となり、汚れデータ
が除去される。
【0034】以下、同様に、画素15G、16E〜16
H、17E〜17H、18F、18Gについて考える
と、16E、16F、17E、17F、および18Fに
関しては、上述した画素15Fと同様に、原稿における
カウント値の方が小さくなるため、すなわち原稿におけ
る黒画素の連続性の方が低いため、白画素となり、汚れ
データが除去されて出力される。また、原稿の画像デー
タID2と重なる画素15G、16G、16H、17
G、17H、および18Gに関しては、原稿におけるカ
ウント値の方が大きくなるため、黒画素となり、原稿の
画像データを損なうことなく出力される。また、画素2
1Uに関しては、言うまでもなく、白画素として出力さ
れる。以上の結果、最終的には、汚れデータが除去され
た、図5(b)に示す原稿の画像データのみが出力され
る。
【0035】このように、本実施例によれば、プラテン
ガラスの汚れが自動的に除去されるので、オペレータ
は、汚れを意識せずに原稿を読み取ることができるとと
もに、かつ常に高品質の出力を得ることが可能である。
また、インターフェイス7により汚れ除去モードを解除
しておけば、写真、絵など、汚れか原稿の地か判別が難
しい原稿を読み取って出力する場合であっても、適切な
処理が可能である。
【0036】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
発明によれば、正確に汚れデータを除去できるという利
点が得られる。
【0037】また、請求項2記載の発明によれば、写
真、絵など、汚れか原稿の地か判別が難しい原稿を読み
取って出力する場合であっても、適切に処理できるとい
う利点が得られる。
【0038】また、請求項3記載の発明によれば、汚れ
データが大きすぎ、除去不可能となった場合には、警告
を発することにより、オペレータに適切な対処を指示で
きるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図3】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図4】(a)は汚れデータの画像データID1(一
部)を示す模式図であり、(b)は原稿(一部)を示す
模式図である。
【図5】(a)は原稿を読み込んだ際の画像データID
2を説明するための模式図であり、(b)は最終的に得
られる画像データを示す模式図である。
【符号の説明】
1 イメージセンサ(読取手段) 2 画像データ生成回路(読取手段) 3 圧縮回路 4 モータ 5 モータドライバ回路 6 CPU 7 ユーザインターフェイス 8 ROM 9 RAM 10 伸長回路 11 補正回路(除去手段) 12 編集加工回路 13 出力インターフェイス回路 14 プリンタ 15 画像送受信機 16 コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 5/00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンガラスを介して画像情報を読み
    取る読取手段と、 前記プラテンガラス上に原稿を載置しない状態で前記読
    取手段によって読み取った第1の画像情報の汚れデータ
    の連続性と、前記プラテンガラス上に原稿を載置した状
    態で前記読取手段によって読み取った第2の画像情報に
    おける前記汚れデータに対応する画素周囲のデータの連
    続性とを比較し、該比較結果に基づいて前記原稿の前記
    第2の画像情報から汚れデータを除去する除去手段とを
    具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記除去手段による汚れデータの除去処
    理を無効とする指示手段を具備することを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の画像情報の汚れデータが所定
    の基準値より大である場合に警告を発する警告発生手段
    を具備することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
JP6159196A 1994-06-17 1994-06-17 画像処理装置 Pending JPH089157A (ja)

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JP6159196A JPH089157A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 画像処理装置

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