JPH0891138A - 車両用トランクフロアトリム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トランクフロアトリムの下側に位置する部分
を覆ったり表出したりする作業をし易くすることができ
るとともに、トランクリッドの開閉等に影響を与えるこ
とのない優れた車両用トランクフロアトリムを提供す
る。 【構成】 トランクフロアトリム１は、車体方向前側に
対応した第１のトリム部２と、車体方向略中間部から後
側に対応した第２のトリム部３とに２分割されていると
ともに、第１のトリム部２と同一面上に配置された展開
位置から第１のトリム部２の上面に沿って水平に移動さ
れて第１のトリム部２の上面に重ねられた格納位置まで
第２のトリム部３をガイドするためのガイド手４段を備
えた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、乗用車等のトランクル
ーム内におけるパネルに敷設される車両用トランクフロ
アトリムの改良に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】最近では、乗用車のトランクルーム内に
もカーペットや、芯材に不織布等の表皮材を張り合わせ
た平物部品（以下、これを「トランクフロアトリム」と
総称する）等を敷設している。

【０００３】図７及び図８は従来のトランクフロアトリ
ムを敷設した乗用車のトランクルーム内の構造を概略的
に示すもので、図７はボディの一部を破断し、かつトラ
ンクリッドを開放させた状態で示す斜視図、図８はトラ
ンクリッドを開放させ、かつトランクフロアトリムを跳
ね上げた状態で示す断面図である。

【０００４】図７及び図８において、この乗用車のトラ
ンクルーム５１は、トランクリッド５２で開閉される構
造であり、トランクルームパネル５３（図８参照）には
トランクフロアトリム５４が敷設されている。

【０００５】そのトランクフロアトリム５４は、一枚の
平物部品として形成されており、一端がヒンジ５５を介
して上下方向に回動可能にしてトランクルームパネル５
３に取り付けられている。そして、通常は、トランクル
ームパネル５３上に横たえられて積層された状態に置か
れてトランクルームパネル５３に形成されている収納凹
所であるスペアタイヤハウス５６（図８参照）を覆い、
このスペアタイヤハウス５６内に配置されているスペア
タイヤ５７やジャッキ、工具等を外部より隠した状態に
なっている。また、トランクフロアトリム５４の回動先
端側には、吊り紐部材５８が設けられており、トランク
リッド５２が開放されている状態で、トランクフロアト
リム５４の回動先端側を持ち上げて吊り紐部材５８の先
端フック部５８ａをトランクリッド５２の内面に設けら
れている係止部５９に係合させると、図８に実線で示し
ているようにトランクフロアトリム５４を持ち上げた状
態で保持しておくことができ、これによりスペアタイヤ
ハウス５６内に配置されているスペアタイヤ５７等を出
し入れすることができる。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のトランクルームの構造では、ランプ６０がトラ
ンクリッド５２の内面に取り付けられていたような場
合、トランクフロアトリム５４を持ち上げた状態にする
と、このトランクフロアトリム５４によりランプ６０か
らの光が遮られ、夜間等の作業がしずらいと言う問題点
があった。また、トランクフロアトリム５４の全体を回
動させて持ち上げることによってスペアタイヤハウス５
６内を開放するので、作業性が悪いと言う問題点があっ
た。さらに、トランクフロアトリム５４の全体を回動さ
せて持ち上げ、吊り紐部材５８の先端フック部５８ａを
トランクリッド５２の係止部５９に掛け止めしてスペア
タイヤハウス５６内を開放している場合には、トランク
フロアトリム５４の重みがトランクリッド５２に加わ
り、トランクリッド５２が不用意に閉じてしまったりす
る不都合もあった。この対策としては、トランクリッド
５２の開放力を増す必要があるが、無制限には増すこと
はできない。このため、トランクフロアトリムの芯材を
軽量化する等が必要となるが、軽量化すると強度が低下
すると言う問題点があった。

【０００７】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的はトランクフロアトリムの下側に位
置する部分を覆ったり表出したりする作業をし易くする
ことができるとともに、トランクリッドの開閉等に影響
を与えることのないより改良された車両用トランクフロ
アトリムを提供することにある。さらに、他の目的は、
以下に説明する内容の中で順次明らかにして行く。

【０００８】

【課題を解決するための手段】前記の目的は、本発明の
要部である、トランクフロアパネルに敷設される車両用
トランクフロアトリムにおいて、前記フロアトリムは、
車体方向前側に対応した第１のトリム部と、車体方向略
中間部から後側に対応した第２のトリム部とに２分割さ
れているとともに、前記第１のトリム部と同一面上に配
置された展開位置から前記第１のトリム部の上面に沿っ
て水平に移動されて前記第１のトリム部の上面に重ねら
れた格納位置まで前記第２のトリム部をガイドするため
のガイド手段を備えた構成とすることにより、達成され
る。

【０００９】また、実施に当たっては、前記第２のトリ
ム部を常に前記格納位置側に付勢している付勢手段と、
前記第２のトリム部を前記付勢手段の付勢力に抗して前
記展開位置に保持しておくための解除可能なロック手段
とを設けた構成とすることも可能である。

【００１０】

【作用】この構成によれば、第２のトリム部を展開位置
から第１のトリム部の上面に沿って水平に移動させる
と、第１のトリム部の上面に重ねられた格納位置に第２
のトリム部を配置させて、第２のトリム部の下側に位置
されていたトランクフロアパネル部を簡単に露出させる
ことができる。

【００１１】また、第２のトリム部を格納位置側に付勢
している付勢手段と、第２のトリム部を付勢手段の付勢
力に抗して展開位置に保持しておくための解除可能なロ
ック手段を設けた場合では、展開位置に第２のトリム部
が配置されてロックされている状態において、そのロッ
クを解除すると、付勢手段の付勢力により第２のトリム
部が第１のトリム部の上面に配置された格納位置に自動
的に配置されて、その第２のトリム部の下側に位置され
ていたトランクフロアパネル部を露出させることができ
る。さらに、この状態から、付勢手段による付勢力に抗
して第２のトリム部を展開位置側に引くと、展開位置ま
で戻すことができ、この展開位置でロック手段によるロ
ックを掛けると、第２のトリム部がトランクフロアパネ
ル面を覆った状態にして再び保持することができる。

【００１２】

【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図１及び図２は本発明の第１の実施例
に係るトランクフロアトリムを敷設した乗用車のトラン
クルーム内の構造を概略的に示すもので、図２はボディ
の一部を破断し、かつトランクリッドを開放させた状態
で示す斜視図、図１はトランクフロアトリムを敷設した
状態で示す断面図である。また、図１及び図２におい
て、図７及び図８と同一符号を付したものは図７及び図
８と同じものを示している。

【００１３】図１及び図２において、この乗用車のトラ
ンクルーム５１は、トランクリッド５２で開閉される構
造になっており、トランクルームパネル５３にはトラン
クフロアトリム１が敷設されている。また、トランクリ
ッド５２の内面にはトランクルーム用ランプ６０が取り
付けられている点と、トランクルームパネル５３上にス
ペアタイヤ５７やジャッキ、工具等を隠した状態にして
格納しておく収納凹所であるスペアタイヤハウス５６が
設けられている点も従来構造のトランクルーム５１と同
じである。そして、このトランクルーム５１では、スペ
アタイヤハウス５６を覆ってトランクルームパネル５３
に敷設されたトランクフロアトリム１の構造が従来とは
大きく異なっている。

【００１４】そのトランクフロアトリム１は、図３にも
単体で示している如く、大きくは第１のトリム部２と第
２のトリム部３の、２つの部分に分割されている。そし
て、第１のトリム部２と第２のトリム部３との間は、ガ
イド手段４（図３参照）及び付勢手段５により連結され
ている。

【００１５】さらに詳述すると、第１のトリム部２と第
２のトリム部３は、剛性を有した板状芯材の表面を不織
布等でなる表皮材で覆った構成となっており、両者が互
いに重なることなくトランクフロアパネル５３上に広げ
られた展開態様（図１の実線で示す状態、及び図２，図
３で示している状態）と、第１のトリム部２上に第２の
トリム部３が重ねられた格納態様（図１の一点鎖線で示
す状態）とに、上記ガイド手段４のガイドにより切り換
え可能になっている。加えて、第２のトリム部３の後端
中央には手掛け用の孔１８が形成されているともに、後
端の下面には一対のロック爪６が下方に向かって突出さ
れた状態にして、左右の位置にそれぞれ分かれて設けら
れている。なお、第１のトリム部２と第２のトリム部３
の互いに対向し合っている面２ａ，３ａは、互いに平行
なテーパー状に形成されており、上記展開態様では面２
ａの上を面３ａが覆った状態にして配置される。また、
トランクフロアパネル５３側には、そのロック爪６に対
応して、このロック爪６が解除可能に係合される係合孔
７が形成されており、このロック爪６と係合孔７とでロ
ック手段８を形成している。

【００１６】ガイド手段４は、図４にもその一部を拡大
して示している如く、第１のトリム部２の左右側面にそ
れぞれ前後方向に延ばされた状態にして取り付けられ、
中央に同じく前後方向に延ばして設けられているガイド
溝９ａを有したレール部材９と、一端１０ａが第２のト
リム部３に回動自在に取り付けられて他端１０ｂがレー
ル部材９のガイド溝９ａ内に回動並びに摺動自在に取り
付けられている連結ピン１０とで形成されている。そし
て、第１のトリム部２と第２のトリム部３が互いに重な
ることなくトランクフロアパネル５３上に広げられた展
開態様に配置されている場合には、連結ピン１０は前後
方向に水平に延びた状態にある。また、この状態から、
第２のトリム部３を前側（第１のトリム部２と隣接して
いる側）に押すと、テーパー面２ａ，３ａの働きによ
り、連結ピン１０が図４中の矢印１１の方向に回転され
ながら第２のトリム部３が第１のトリム部２上に案内さ
れ、さらに前側に押されると連結ピン１０の他端１０ｂ
がレール部材９のガイド溝９ａ内を摺動しながら第２の
トリム部３が第１のトリム部２上を略平行に格納位置ま
で移動される構造になっている。

【００１７】付勢手段５は、ベルト１２と、このベルト
１２を自動的に巻き取るリトラクタ１３とで構成されて
いる。このリトラクタ１３自体は良く知られた構造であ
り、ベルト１２を巻取軸１３ａに卷き取らせる力を常に
巻取軸１３ａに作用させており、またベルト１２は卷き
取り付勢力に抗してリトラクタ１３内より引き出し可能
になっている。そして、この付勢手段５は、リトラクタ
１３を第１のトリム部２の裏面に固定するとともに、リ
トラクタ１３より引き出されたベルト１２の先端を第２
のトリム部３の裏面に取り付けられているブラケット１
４に固定させて配設されている。したがって、第２のト
リム部３には、リトラクタ１３がベルト１２を巻き取る
力がベルト１２を介して常に作用されており、この作用
で第２のトリム部３は第１のトリム部２側、すなわち前
側に常に移動付勢された状態になっている。

【００１８】また、このように構成されたトランクフロ
アトリム１は、トランクフロアパネル５３側の係合孔７
にロック爪６を対応させ、かつ展開態様の状態におい
て、第１のトリム部２をトランクフロアパネル５３の上
に図示せぬ手段により固定して取り付けられる。そし
て、展開態様では、ロック爪６を係合孔７にロックさせ
ておくと、第２のトリム部３によりスペアタイヤハウス
５６の上が覆われ、このスペアタイヤハウス５６内に格
納されているスペアタイヤ５７やジャッキ、工具等が隠
された状態になる。図１中に実線で示す第２のトリム部
３は、その展開位置に配置されている状態を示してい
る。

【００１９】そして、スペアタイヤハウス５６内のスペ
アタイヤ５７やジャッキ、工具等を取り出したい場合
は、まずトランクリッド５２を開放させた状態におい
て、第２のトリム部３の後端側を持ち上げてロック爪６
を係合孔７より引き出して外す。すると、リトラクタ１
３のベルト１２を巻き取る力により、リトラクタ１３が
ベルト１２を巻き取る動作に伴って第２のトリム部３が
前側に引き寄せられ、このとき第２のトリム部３が第１
のトリム部２上を格納位置まで移動される。図１中に一
点鎖線で示す第２のトリム部３は、その格納位置に配置
されている状態を示している。

【００２０】また、再びスペアタイヤハウス５６を覆っ
て敷設する場合には、リトラクタ１３がベルト１２を巻
き取っている付勢力に抗して、第２のトリム部３を後ろ
側へ引いて展開位置まで移動させ、ロック爪６を係合孔
７に差し込んで係合ロックさせると、図１及び図２，図
３に示した状態に戻すことができる。

【００２１】したがって、本実施例の車両トランクフロ
アトリム１によれば、ロック爪６を係合孔７より外して
ロック手段８のロックを解除すると、付勢手段５の付勢
力により第１のトリム部２に対して第２のトリム部３が
引き寄せられ、第２のトリム部３が第１のトリム部２の
上面に重ねられた格納位置に自動的に配置されて、第２
のトリム部３の下側に位置されていたトランクフロアパ
ネル部を簡単に露出させることができる。これにより、
トランクフロアトリム１の取り扱い作業が簡単になる。
また、トランクフロアパネル５３の面上で折り畳み動作
が行われて、トランクリッド５２に重み等が加わること
がないので、トランクリッド５２が不用意に閉じてしま
ったりするようなことも無くなる。さらに、例えばトラ
ンクリッド５２の内面にトランクルーム用のランプ６０
が設けられているような場合でも、このランプ６０から
の光を遮ってしまうようなことも無く、トランク内での
作業が簡単になる。

【００２２】なお、上記実施例では、付勢手段５を設け
た構造を開示したが、付勢手段５を省略して、ドライバ
ー等が第２のトリム部材３を手で前後に移動させるよう
にしても差し支えないものである。

【００２３】図５及び図６は、本発明に係る車両用トラ
ンクフロアトリムの一変形例を示すもので、図５は図３
に相当する部分を示しているその外観斜視図、図５はそ
の要部拡大斜視図である。なお、図５及び図６において
図１乃至図４と同一符号を付したものは図１乃至図４と
同一のものを示している。

【００２４】そして、図５及び図６に示す変形例では、
前記実施例のガイド手段２４を改良したものである。こ
のガイド手段２４は図６にもその一部を拡大して示して
いるように、第１のトリム部２の左右上面にそれぞれ前
後方向に延ばされた状態にして取り付けられ、中央には
同じく前後方向に延ばされて設けられている長孔１９ａ
を有したレール部材１９と、一端２０ａが第２のトリム
部３に固定して取り付けられて他端２０ｂがレール部材
１９の長孔１９ａ内にスライド自在に係合されて取り付
けられている弾性変形可能な連結板２０とで形成されて
いる。そして、第１のトリム部２と第２のトリム部３が
互いに重なることなくトランクフロアパネル５３上に広
げられた展開態様に配置されている場合には、連結板２
０は上下方向で弾性変形を伴って屈曲された状態にあ
る。また、この状態から、第２のトリム部３を前側（第
１のトリム部２と隣接している側）に押すと、テーパー
面２ａ，３ａの働きと連結板２０の弾性復帰作用により
第２のトリム部３が第１のトリム部２上に案内され、さ
らに前側に押されると連結板２０の他端２０ｂがレール
部材１９の長孔１９ａ内を摺動しながら第２のトリム部
３が第１のトリム部２上を略平行に格納位置まで移動さ
れる構造にしたものであり、他の動作は図１乃至図４に
示した実施例と同じ動作をする。

【００２５】

【発明の効果】以上説明したとおり、発明に係る車両用
トランクフロアトリムを使用した場合では、第２のトリ
ム部を展開位置から第１のトリム部の上面に沿って水平
に移動させると、第１のトリム部の上面に重ねられた格
納位置に第２のトリム部を配置させて、第２のトリム部
の下側に位置されていたトランクフロアパネル部を簡単
に露出させることができるのでトランクフロアトリムの
取り扱い作業が簡単になる。特に、第２のトリム部の下
部に収納凹所が位置しているときにはスペアタイヤなど
の出し入れを迅速に行うことができる。また、トランク
フロアパネルの面上で折り畳み動作が行われて、トラン
クリッドに重み等が加わることがないので、図８の従来
例に示す如くトランクリッドが不用意に閉じられてしま
うようなこともなくなる。さらに、例えばトランクリッ
ドの内面にトランクルーム用のランプが設けられている
ような場合でも、このランプからの光を遮ってしまうよ
うなことも無く、トランク内での作業が簡単になる等の
効果が期待できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るトランクフロアトリムを適用した
トランクルーム内の構造を概略的に示す断面図である。

【図２】前記トランクルーム内の構造を概略的に示す斜
視図である。

【図３】前記トランクフロアトリムを単体で示す外観斜
視図である。

【図４】前記トランクフロアトリムの要部拡大図であ
る。

【図５】本発明に係るトランクフロアトリムの変形例を
示す外観斜視図である。

【図６】図５に示した同上トランクフロアトリムの要部
拡大図である。

【図７】従来のトランクフロアトリムを用いているトラ
ンクルーム内の構造を概略的に示す斜視図である。

【図８】前記従来のトランクルーム内における問題を説
明するための概略断面図である。

【符号の説明】

１ トランクフロアトリム ２ 第１のトリム部 ３ 第２のトリム部 ４ ガイド手段 ５ 付勢手段 ８ ロック手段 ２４ ガイド手段 ５６ ペアタイヤハウス（収納凹所）

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 トランクフロアパネルに敷設される車両
   用トランクフロアトリムにおいて、 前記フロアトリムは、車体方向前側に対応した第１のト
   リム部と、車体方向略中間部から後側に対応した第２の
   トリム部とに２分割されているとともに、前記第１のト
   リム部と同一面上に配置された展開位置から前記第１の
   トリム部の上面に沿って水平に移動されて前記第１のト
   リム部の上面に重ねられた格納位置まで前記第２のトリ
   ム部をガイドするためのガイド手段を備えたことを特徴
   とする車両用トランクフロアトリム。
2. 【請求項２】 トランクフロアパネルに敷設される車両
   用トランクフロアトリムにおいて、 前記フロアトリムは、車体方向前側に対応した第１のト
   リム部と、車体方向略中間から後側に対応した第２のト
   リム部とに２分割されており、また、前記第１のトリム
   部と同一面上に配置された展開位置から前記第１のトリ
   ム部の上面に沿って水平に移動されて前記第１のトリム
   部の上面に重ねられた格納位置まで前記第２のトリム部
   をガイドするためのガイド手段と、前記第２のトリム部
   を前記格納位置側に付勢している付勢手段と、前記第２
   のトリム部を前記付勢手段の付勢力に抗して前記展開位
   置に保持しておくための解除可能なロック手段とを備え
   たことを特徴とする車両用トランクフロアトリム。
3. 【請求項３】 前記第２のトリム部が、前記トランクフ
   ロアパネルに設けられた収納凹所を覆っている請求項１
   又は２に記載の車両用トランクフロアトリム。