JPH089112A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH089112A
JPH089112A JP7162153A JP16215395A JPH089112A JP H089112 A JPH089112 A JP H089112A JP 7162153 A JP7162153 A JP 7162153A JP 16215395 A JP16215395 A JP 16215395A JP H089112 A JPH089112 A JP H089112A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿の表面の画像と裏面の画像を記憶媒体に
格納する場合、表裏の画像を容易に分離できないように
し、データの欠落や改ざんを防ぎ、かつ、データの取扱
いを容易にする。 【構成】 イメージセンサ28,29により原稿の表裏
の画像を読み取り、表面の1ラインの画像信号と裏面の
1ラインの画像信号を合成回路111によりシリアルに
接続して新たな1ラインの画像信号にする。合成された
画像信号を圧縮回路113により符号化し、光ディスク
に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原稿の表面の画像と裏面
の画像を入力して処理する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、両面に画像のある被写体をスキャ
ナ等の画像読み取り手段によって読み取った場合の画像
データは、表と裏別々の画像として取り扱われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
画像データを片面ずつの単位で扱った場合、たとえば、
裏書のある手形のように、表面と裏面の対応関係が重要
な被写体の画像を読み取った画像データは、対応関係の
不一致や片面のみのデータの紛失を防ぐため、画像デー
タの取り扱いが煩わしくなるという欠点があった。
【0004】よって、本発明の目的は上述の点に鑑み、
複数の画像データを合成して一連の画像データを形成し
得るよう構成した画像処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を決定するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明に係る画像データ処理装置では、原稿の表
面の画像を1ライン単位で入力する第1の入力手段と、
上記原稿の裏面の画像を1ライン単位で入力する第2の
入力手段と、上記第1の入力手段から入力された1ライ
ンの画像情報と上記第2の入力手段から入力された1ラ
インの画像情報とを新たな1ラインの画像情報として接
続する接続手段と、上記接続手段により接続された1ラ
インの画像情報を圧縮符号化する圧縮手段と、を有する
ものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面に示した実施例により説
明する。
【0007】図1は本発明を適用できる画像ファイリン
グ装置の外観図、図2はその断面図である。図1、図2
において、1は本体である画像ファイリング装置、2は
画像ファイリング装置をコントロールするための操作ボ
ードで信号線2aによって本体に連結している。3はシ
ート状の原稿、4は表示器で、液晶、エレクトロルミネ
ッセンス、プラズマあるいはけい光表示管等を使用した
板形状をしている。5は操作スイッチ、6及び7は原稿
の左右方向を規制するための側板で、原稿載置台11上
を左右方向に移動可能に取り付けられている。8は多数
枚の原稿の自動給紙と、原稿一枚ずつ手差しによる給紙
との切換えを行う切換つまみで、回転自在に支持された
軸8bに固定されている。軸8bにはレバー8aが取り
付けられている。9は原稿を支持するためのトレーで本
体に対し着脱可能に取り付けられている。10は排紙ト
レーで、本体に対し引出し可能に取り付けられ、不用の
場合は図2の二点鎖線で示す位置に格納される。11は
前述した原稿載置台で、11aを支軸として回転自在に
取り付けられている。12は原稿載置台11を押し上げ
るためのレバーで、L字形状をしており、図に示す如く
一方は原稿載置台の下面に当接し、他方にはバネ14が
取り付けられている。したがってL字形レバー12は1
2aを支軸として時計方向に付勢され原稿載置台11を
反時計方向に持ち上げる。13は13aを軸として回転
するカムで、L字形レバー12の12b部に当接してレ
バー12をバネ14に抗して反時計方向に回転させる。
【0008】このカム13の軸13aはクラッチ等の駆
動連結制御手段を介して駆動側に連結されている。
【0009】51は原稿給送ローラで反時計方向に回転
する。16,17は分離と給紙を行うローラで、16は
送りローラで反時計方向に、17は逆転ローラで同様に
反時計方向にそれぞれ回転する。ここで送りローラ16
は一方向クラッチ16bを介して軸16aに取り付けら
れており、軸16aに対し、反時計方向に回転自在であ
る。軸16aは歯車等によって給送ローラ15に駆動を
伝えると共に、クラッチ等の駆動連結制御手段を介して
駆動側に連結されている。すなわち、給送ローラ15及
び送りローラ16はこのクラッチによって駆動タイミン
グを制御されている、また逆転ローラ17は搬送ローラ
18とギア等により連結されて駆動を得る。19は搬送
ローラ18に圧接して従動する押圧ローラである。搬送
ローラ18はクラッチ等の駆動連結手段を介して駆動側
につながっている。
【0010】押圧ローラ19は原稿の搬送路を形成する
上側のガイド板46に回転自在に取り付けられ、ガイド
板46は軸16aに回転自在に支持されている。
【0011】44,45は原稿の搬送路を形成する下側
のガイド板である。42は送りローラ16の回転を検知
するセンサー、43は原稿を検知するセンサーである。
【0012】20及び30は搬送ローラで、21,31
は搬送ローラ20及び30に圧接して従動する押圧ロー
ラである。搬送ローラ20は搬送ローラ18とのギア連
結により駆動する。すなわち搬送ローラ18及び20は
搬送ローラ18と駆動側の間に設けられたクラッチによ
り駆動タイミングを制御されている。48,49はガイ
ド板で原稿の上面を読み取るための軸方向に細長い透明
窓部48a、原稿の下面を読み取るための同様の透明窓
部49aを有する。
【0013】尚、透明窓部48a,49aはスリット状
の穴でもよい。また透明窓部48a,49aは図に示す
如く、わずかにずれた位置に設けられている。
【0014】22,23は蛍光灯等の線状光源で、透明
窓部48a,49aを通して原稿の表裏を照らす。2
4,25は平面ミラー、26,27は結像レンズ、2
8,29はCCD等の一次元イメージセンサである。
【0015】37は搬送ベルト32を駆動するためのロ
ーラ、34はベルト32の一方の側を支持するためのロ
ーラ、36はベルト32にテンションをかけるためのテ
ンションローラである。35は搬送ベルト33を駆動す
るためのローラ、47はベルト33にテンションをかけ
るテンションローラである。38はアイドルローラ、3
9は排紙ローラ、50,54はガイド板である。40は
光ディスク等の記録媒体に原稿画像情報を記録する記録
装置であり、記録媒体を装置外部から出し入れするため
の挿入口Aが設けられている。
【0016】以下に本装置における機構の動作説明を行
う。
【0017】先ず、多数枚の原稿を自動給紙する場合、
図3に示す如く、カム13によりL字形レバー12は押
し上げられ、したがって原稿載置台11は最下点に下が
った状態になっている。この状態で原稿3を載置台11
上にセットする。操作ボード2上のスイッチ又は本体側
に設けられたキースイッチ5を押すと、本体に設けられ
たモータ(図示せず)が始動する。つづいて軸13aと
駆動側との間に設けられたクラッチ(図示せず)により
軸13aは半回転し、カム13が図2に示す位置まで回
転する。クラッチはこの状態で再び連結動作を終了す
る。これによってL字形レバー12は時計方向にばね1
4により回転し、原稿載置台11を押し上げ、給送ロー
ラ15に原稿3の上面を押圧する。次に送りローラ軸1
6aと駆動側の間に設けられたクラッチの連結動作によ
り送りローラ16及び給送ローラ15がそれぞれ反時計
方向に回転する。この時、搬送ローラ18と駆動側の間
に設けられたクラッチ(図示せず)は、モータの作動と
同時に連結状態になる。したがって、搬送ローラ18及
びそれにギア等により連結している搬送ローラ17及び
搬送ローラ20は駆動状態にある。また、モータとギア
又はタイミングベルト等駆動伝達手段により直接連結し
ている搬送ローラ30、ベルト駆動ローラ37,35も
駆動状態である。
【0018】給送ローラ15により原稿3は分離部に給
送され、送りローラ16と逆転ローラ17の作用により
原稿30最上面のみ次の搬送ローラ18及び押圧ローラ
19のニップ部に送られる。
【0019】原稿の先端が原稿検知センサ43に達した
時点で、送りローラ軸16aと駆動側の間に設けられた
クラッチ(図示せず)が切れ、原稿3は搬送ローラ18
と押圧ローラ19による搬送力のみにより搬送ローラ2
0と押圧ローラ21のニップ部に送られる。この時、給
送ローラ15及び送りローラ16は原稿3によって連れ
まわりする。そして、原稿3の後端が給送ローラ15を
抜けた時点で給送ローラ15及び送りローラ軸16aは
停止する。
【0020】原稿3が送りローラ16を抜けるまで送り
ローラ16は連れまわりするが、送りローラ16と送り
ローラ軸16aの間に設けられた一方向クラッチの作用
により、送りローラ軸16aは停止状態を保つことがで
き、送りローラ軸16aに連結している給送ローラ15
も停止している。原稿3の後端が送りローラ10を抜け
た時点で送りローラ16の回転が停止すると、送りロー
ラ回転検知センサ42により検出され、一定時間後クラ
ッチが再び動作して原稿給送ローラ15及び送りローラ
16を駆動し次の原稿を給送する。一方、搬送ローラ2
0と押圧ローラ21により搬送されてきた原稿3は、ガ
イド板48に設けられた透明窓部48aを通して上面
を、ガイド板49に設けられた透明窓部49aを通して
下面を線状光源23,22により照らされる。線状光源
22,23によって照らされた原稿3の画像光は、平面
ミラー24,25により搬送路と略平行になるように形
成された光路系I,Jにより結像レンズ26,27導か
れイメージセンサ28,29上に結像される。
【0021】そして、イメージセンサ28,29により
原稿画像は電気信号に変換される。ここで、ガイド板4
8及び49に設けた透明窓部48a,49aをわずかに
ずらすことによって線状光源22,23の照射位置をず
らし、薄い原稿において裏面画像が透けて見えないよう
にしている。
【0022】透明窓部48a,49aを通して読み取ら
れた原稿は、搬送ローラ30及び31、さらに搬送ベル
ト32,33に挟持されて排紙される。
【0023】以上のシーケンスによって原稿は給送さ
れ、原稿載置台上にセットした原稿がすべて終了する
と、原稿有無検知センサー51によって検出され、カム
軸13aと駆動側の間に設けたクラッチ(図示せず)が
動作する。このクラッチ動作によりカム13は半回転し
てL字形レバーをばね14に抗して押し下げ、図3に示
す如く原稿載置台11を最下点に位置させる。そして前
記クラッチはカム13が半回転した状態で連結動作を終
了する。そして、モータ(図示せず)は原稿検知センサ
43が最後の原稿の後端を検出した一定時間後、すなわ
ち排紙されるまでの時間を見計らって停止する。
【0024】図5はCCD等の一次元イメージセンサに
より電気信号に変換した後の画像信号の流れを示すブロ
ック図である。本図において、CCD等のイメージセン
サ28,29によって電気信号に変換された画像信号
は、イメージセンサ28,29の各々の画素列出力を増
幅機103,104により所定のレベルに増幅した後、
アナログ・スイッチ105により、おもて面の画像信号
と、うらの面の画像信号を1ライン毎に交互に切り換え
て1本の合成画像信号のラインを生成する。図6にこの
イメージセンサ28,29の駆動タイミングを示す。図
中SH1はイメージセンサ29に対する画素列の出力開
始の為の同期信号であり、この信号SH1の立ち上がり
エッジe1より、イメージセンサ29からの画素列の出
力が開始され、区間t1の間、有効信号が出力される。
一方、イメージセンサ28に対する同期信号SH2は、
区間t1の終了直後に出力され、この信号SH2の立ち
上がりエッジe2より、イメージセンサ28から画素列
の出力が開始され、区間t2の間、有効信号が出力され
る。t3は、前述のイメージセンサ29の有効区間t1
とイメージセンサ28の有効区間t2の変換点P1付近
で両有効信号を切換えて、1本の合成画像信号を生成す
る合成画像出力区間を示す。この信号の切換入力により
以後の画像処理系を1系統で行うことが可能となる。
【0025】図7は上記区間t3を有する合成画像信号
を実際の原稿のおもて面とうら面の画像と対応させて示
したものである。本図に示すように、おもて面の画像は
t1、うら面の画像はt2に対応し、t1+t2がt3
となる。
【0026】次に、生成されたその合成画像信号のライ
ンをA/D(アナログデジタル)変換器106により8
ビットのデジタル信号列に変換した後、デジタル画像処
理回路107によりシェーディング補正処理や、γ補正
処理、また画像輪郭(エッジ)強調処理等の必要な画質
改善処理を施した後、デジタルコンパレータからなる2
値化回路108により、白・黒レベルの2値信号に変換
する。
【0027】次に、2値化されたその画像信号を分離回
路(または、デジタル信号切換回路)109により再び
おもてと、うらの2つの信号に分離する。この分離回路
109での信号の分離は、すでに信号が2値化されてい
るので、前途のイメージセンサ28,29の同期信号S
H1およびSH2をタイミング信号として用いて切換制
御することにより容易に実現できる。
【0028】分離回路109で分離されたおもて面信号
は、前途のCCD間のズレによる、うら面信号と時間的
にタイミングを合わせる為に、FIFO構造を有する記
憶素子を用いたCCD位置補正用遅延バッファ回路11
0を通した後、合成回路(またはデジタル信号切換回
路)111により、再び1本の画像信号に合成する。
【0029】合成回路111で再構成された画像信号の
一方の信号線に入ったものは、画像表示/出力インタフ
ェース回路125を介して表示器4にリアル・タイムで
表示する。これにより、現在読取中の原稿画像をリアル
・タイムでモニタリングすることが可能となる。
【0030】合成回路111で再合成された画像信号の
もう一方の信号線に入ったものは、撮影画像入力時に
は、図中の上側の接点aに接続されているデジタル信号
切換スイッチ112を通して、画像データ圧縮回路11
3により、画像圧縮を施す。
【0031】次に、画像データ圧縮回路113で圧縮さ
れた画像データを、デジタル信号切換スイッチ112に
連動するデジタル信号切換スイッチ115を通して、シ
リアル・パラレル変換回路116に入力し、8ビット幅
のパラレル信号に変換する。
【0032】シリアル・パラレル変換回路116で変換
された8ビットの圧縮画像信号をデジタル信号切換スイ
ッチ117を通して、デュアルポートRAMからなる第
1フレームメモリ118、または第2フレームメモリ1
19のいずれかのうちのスイッチで選択された側に、本
図のR側から書き込む。このようにしてフレームメモリ
に原稿1枚分のデータの書き込みが終了すると、デジタ
ル信号切換スイッチ117を、次の原稿のデータの書き
込み準備をする為に逆側のフレームメモリ側に切り換え
る。
【0033】デジタル信号切換スイッチ117により選
択された上記フレームメモリに対してデータの書き込み
が行われている最中には、フレームメモリの反対(L)
側に設けられたデジタル信号切換スイッチ120は、も
う一方のフレームメモリ側に接続しており、光ディスク
制御/駆動回路121により、そのもう一方のフレーム
メモリからデータを読み出して光ディスク装置40に記
録する。
【0034】また、この時使用者があらかじめ操作ボー
ド2を通じて入力して検索制御回路123内に蓄えられ
ているインデックス情報が同時に光ディスク制御/駆動
回路121に転送され、このインデックス情報を前述の
フレームメモリから読み出された画像データに付加した
り、このインデックス情報を記憶するディレクトリー領
域を別に設けたりして、インデックス情報を同時に光デ
ィスク装置40に記憶することができる。
【0035】読み出し側フレームメモリに蓄えられてい
た全データが光ディスク装置40に転送された時点で、
デジタル信号切換スイッチ120を逆側のフレームメモ
リ側に切換え、次の原稿の画像データの記録の準備状態
にして、その後このフレームメモリに原稿一枚分の画像
データが書き込まれるのを待つ。
【0036】このように、2本あるフレームメモリ11
8,119を原稿画像のフレーム単位で交互に切換えて
使用することにより連続して送られてくる原稿3の画像
を連続的に光ディスク装置40に記録することができ
る。
【0037】ここで図5中114は、画像データ伸張回
路で、光ディスク装置に記録された画像信号を取り出し
て表示器4、又はプリンタ127に出力する際、光ディ
スク装置に記録された画像信号は画像データ圧縮回路1
13により圧縮されているため、もとの信号にもどすた
めの回路である。
【0038】ここで、フレームメモリ118,119が
原稿画像信号に対して十分のメモリ容量を有していれば
問題ないが、コスト低減等の目的で通常画像データ圧縮
回路113による圧縮率を見込んで、メモリ容量を本来
の画素数に対するより少めに設定していることが多い。
この場合、画像圧縮後の画像データ容量が設定したフレ
ームメモリ118,119のメモリ容量をオーバーする
ことが考えられる。
【0039】このような状況においては、例えばフレー
ムメモリ118がオーバーしそうな場合、オーバーする
直前でスイッチ130を閉状態にすると同時に図8に示
す如くメモリ選択スイッチ117及び120のスイッチ
131,132を接続する。これによりフレームメモリ
118と119が直列に接続され2倍の容量のフレーム
メモリにすることができ原稿画像データを消失すること
なくメモリに入れられる。
【0040】ここで、画像データのフレームメモリへの
書き込みより、光ディスクへの読み込み速度を早く選定
してあるので、フレームメモリ119をフレームメモリ
118に直列に接続する時点において、光ディスクへの
画像データ読み込みは終了している。したがってフレー
ムメモリ119への画像データの書き込みと読み出しが
同時に行われることはない。
【0041】一方、フレームメモリ118と119が直
列に接続され、原稿画像のイメージセンサによる読み取
りが終了した時点で、搬送ローラ20と駆動側の間に設
けられたクラッチ及び送りローラ軸16aと駆動側の間
に設けられたクラッチが切れ搬送されてきた次の原稿は
イメージセンサによる画像読み取り部上流で停止する。
また同時にフレームメモリ118,119に書き込まれ
た画像データの光ディスク40への読み込みが始まる。
【0042】この間、読み取りの終了した原稿は搬送ロ
ーラ30、搬送ベルト32,33により搬送され排紙さ
れる。
【0043】そして光ディスク40への読み込みが終了
すると、スイッチ125及びメモリ選択スイッチ11
7,120は図5に示す状態にもどる。この時点で搬送
ローラ20と駆動側の間に設けられたクラッチ及び送り
ローラ軸16aと駆動側の間に設けられたクラッチが動
作状態になり次の原稿を読み取り部に送る。
【0044】上述した如く、画像データが設定したメモ
リより多い場合は、2つのフレームメモリを直列に接続
し、かつ次の原稿を読み取り部上流で停止することによ
り、画像データがメモリからあふれたり、画像データ処
理が終了する前に次の画像データが送られてきてその画
像データが無駄になってしまうということを防止でき
る。
【0045】また上述した説明の中で、ローラ駆動制御
のためのクラッチを搬送ローラ18と駆動側の間、送り
ローラ軸16aと駆動側の間に設け、原稿画像データが
設定したメモリ容量をオーバーした時これらクラッチを
同時に制御したが、送りローラ軸16aと駆動側の間に
設けたクラッチの駆動側を搬送ローラ18に連結して、
搬送ローラ18と駆動側の間に設けたクラッチのみの制
御によってもよい。すなわち、この場合も前述と同様に
搬送ローラ18および20、送りローラ16、逆転ロー
ラ17、そして給送ローラ15の駆動制御を同時に行う
ことができる。
【0046】原稿一枚を手差しで送る場合は、つまみ8
を反時計方向に回す。これによってレバー8aが回転し
図3に示す最下点にある原稿載置台11を持ち上げ図4
に示す如く水平に支持する。原稿載置台11はこの位置
において給送ローラ15に当接している。またレバー8
aと連結して逆転ローラ17が下方ににげ、ガイド板4
4の上面より下側に位置する。
【0047】次に、原稿3を原稿載置台11をガイドと
して給送ローラ15と原稿載置台のニップ部にさし込
み、スイッチ5又は操作ボード2上のスイッチを押すと
モータ(図示せず)が始動する。同時にクラッチの連結
動作により給送ローラ15が回転し原稿を装置内に送
る。以下前述した如く送りローラ16及び搬送ローラ1
8,20により読み取り部に送られさらに搬送ローラ3
0、搬送ベルト32,33によって搬送され排出され
る。
【0048】この手差しにおけるシーケンスの切換えは
レバー8aの位置を手差しモード検出センサ52により
検出することで行われる。
【0049】また前記において、モータの始動に始まる
手差しシーケンスの開始をスイッチ5又は操作ボード上
のスイッチを押すことにより始めたが、原稿有無検知セ
ンサ51により原稿が給送ローラ15と原稿載置台11
のニップ部に挿入されたことを検知し、それによって行
うことも可能である。
【0050】手差し切換用のつまみ8の操作に連動して
分離部における逆転ローラ17をにがすことにより腰の
弱い原稿や厚手の原稿をも給送することができるように
なり給送可能な原稿の種類を広げることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、原
稿の表面の画像を1ライン単位で入力する第1の入力手
段と、上記原稿の裏面の画像を1ライン単位で入力する
第2の入力手段と、上記第1の入力手段から入力された
1ラインの画像情報と上記第2の入力手段から入力され
た1ラインの画像情報とを新たな1ラインの画像情報と
して接続する接続手段と、上記接続手段により接続され
た1ラインの画像情報を圧縮符号化する圧縮手段と、を
有することにより、複数の画像データを容易には分離で
きないようにして、1つの画像データとして扱えるよう
にすることで、相互関係が重要な複数の画像データの部
分的な欠落を防ぎ、また安全性を高め、取り扱いを容易
にすることができる。
【0052】また、画像データを複数まとめて暗号化し
た場合、複号法を知らなければ画像データの復元は出来
ないため、データの盗用を防ぐことができ、しかも、画
像データを個々に分離することはより困難になるので、
たとえば、片面ずつ暗号化したときは片面のデータだけ
入れ換えるということができるが、まとめて暗号化すれ
ば片面だけ入れ換えるということが出来なくなるので、
データの改ざんも困難となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像ファイリング装置の外観
図。
【図2】画像ファイリング装置の概略断面図。
【図3】画像ファイリング装置の給送部の概略断面図。
【図4】画像ファイリング装置の給送部の概略断面図。
【図5】画像ファイリング装置の構成を示すブロック
図。
【図6】イメージセンサの駆動タイミングを示すタイミ
ングチャート。
【図7】画像信号の合成を示す図。
【図8】デュアルポートRAMの一状態を示す図。
【符号の説明】
1 画像ファイリング装置 3 原稿 28 イメージセンサ(うら面) 29 イメージセンサ(おもて面) 111 合成回路 113 圧縮回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の表面の画像を1ライン単位で入力
    する第1の入力手段と、 上記原稿の裏面の画像を1ライン単位で入力する第2の
    入力手段と、 上記第1の入力手段から入力された1ラインの画像情報
    と上記第2の入力手段から入力された1ラインの画像情
    報とを新たな1ラインの画像情報として接続する接続手
    段と、 上記接続手段により接続された1ラインの画像情報を圧
    縮符号化する圧縮手段と、を有することを特徴とする画
    像処理装置。
  2. 【請求項2】 更に、上記圧縮手段により圧縮された画
    像情報を記憶媒体に格納する格納手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
JP7162153A 1995-06-28 1995-06-28 画像処理装置 Expired - Lifetime JP2733458B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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