JPH0891104A - 内装材取付構造 - Google Patents

内装材取付構造

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JPH0891104A
JPH0891104A JP23324194A JP23324194A JPH0891104A JP H0891104 A JPH0891104 A JP H0891104A JP 23324194 A JP23324194 A JP 23324194A JP 23324194 A JP23324194 A JP 23324194A JP H0891104 A JPH0891104 A JP H0891104A
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JP
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interior
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Hiroaki Iwazawa
宏暁 岩澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車外から室内への埃の侵入を確実に防止し得
る内装材取付構造を提供する。 【構成】 カーペット2(内装材)の端部を被覆し得る
よう車体1の室内A側に配置されたトリム21を、車体
1に形成した取付孔4に対し、該取付孔4に対応するよ
うカーペット2の端部に形成された開口部3を通して固
定具(トリム21の下面に一体形成したグロメット2
3、該グロメット23の軸心部に螺着されるビス22)
で固定し、前記トリム21によりカーペット2の端部を
車体1側に押え付けて取付けるようにした内装材取付構
造において、前記トリム21に固定具の周囲を取り囲む
ようリブ24を設け、且つ前記トリム21を取付孔4に
対して固定具で固定した際に前記リブ24がカーペット
2の開口部3周囲を車体1側に押圧し得るよう構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体の室内側に内装材
を装着する為の内装材取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は自動車の車体の室内側に内装材を
装着する為の内装材取付構造の一例を示すもので、図中
1は自動車(図6参照)のトランクルームのフロア部を
構成する車体、2は該車体1の室内側となる上面に敷き
詰められたカーペット(内装材)を示し、該カーペット
2のリア側端部には複数の開口部3がトランクルームの
幅方向(図5の図面に対し直角な方向)に形成されてお
り、各開口部3に対応する車体1側の所要位置には複数
の取付孔4が形成されている。
【0003】前記取付孔4にはフランジ5を上端部に備
えた袋型のグロメット6(固定具)が室内A側から圧入
されて取付けられ、該グロメット6に対しトランクルー
ムの幅方向に延びる樹脂製のトリム7が、その長手方向
複数箇所に形成した凹部8を室内A側からビス9(固定
具)で締結されることによって、前記カーペット2の端
部がトリム7により車体1側に向け押さえ付けられて固
定され、且つ前記グロメット6がビス9の螺着により拡
張されて前記取付孔4に固定されるようになっている。
尚、10はビス止め後に前記トリム7の凹部8を塞いで
見栄えを良くする為の蓋体である。
【0004】また、図7及び図8は内装材取付構造の別
の例を示すもので、図示の如く半割りのカップ形状に形
成され且つ底部中央に開口した嵌合孔11の一部を切欠
部12(図8参照)を介して側方に開放したボス部材1
3(固定具)が、トリム7下面の長手方向に複数取付け
られており、車体1の取付孔4に対し圧入固定し得る固
定基部14を下部に有し且つ上部に二枚の鍔部15,1
6の間に形成されたネック部17を有する樹脂クリップ
18(固定具)が、前記切欠部12を介してボス部材1
3の嵌合孔11に側方からスライド式にネック部17を
組付けられ、前記樹脂クリップ18の固定基部14が前
記取付孔4に室内A側から圧入されて固定されることに
よって、カーペット2の端部がトリム7により車体1側
に押さえ付けられて固定されるようになっている。
【0005】これらの内装材取付構造においては、トリ
ム7側と車体1側との間に生じる誤差を吸収し得るよう
車体1側の取付孔4がトリム7の長手方向に延びる長孔
形状で形成されていた為、この取付孔4から車外の埃が
室内に侵入しないように考慮する必要があり、前者の例
では、グロメット6の上端部に形成したフランジ5自
体、若しくは該フランジ5の下面にワッシャー状に配し
たシール材19により、また、後者の例では樹脂クリッ
プ18の固定基部14上端にスカート状に形成したシー
ル部20により夫々取付孔4を極力被覆するようにして
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た如き従来構造では、フランジ5やシール材19、或い
はシール部20を極端に大型化しない限り長孔形状の取
付孔4の全域を確実に被覆させることができないが、こ
れらを取付孔4全域を確実に被覆し得るよう大型化して
しまうことは、トリム21の固定作業を行う際の作業性
を著しく低下してしまうことや、コスト増にもなり、フ
ランジ5やシール材19、或いはシール部20の大型化
には自ずから限界があった為、車外から室内への埃の侵
入を確実に防止することは困難であった。
【0007】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、車外から室内への埃の侵入を確実に防止し得る内装
材取付構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、内装材の端部
を被覆し得るよう車体の室内側に配置されたトリムを、
車体に形成した取付孔に対し、該取付孔に対応するよう
内装材の端部に形成された開口部を通して固定具で固定
し、前記トリムにより内装材の端部を車体側に押え付け
て取付けるようにした内装材取付構造であって、前記ト
リムに固定具の周囲を取り囲むようリブを設け、且つ前
記トリムを取付孔に対して固定具で固定した際に前記リ
ブが内装材の開口部周囲を車体側に押圧し得るよう構成
したことを特徴とする内装材取付構造、に係るものであ
る。
【0009】
【作用】従って本発明では、内装材の端部を被覆し得る
よう車体の室内側にトリムを配置し、該トリムを車体の
取付孔に対し内装材の開口部を通して固定具で固定する
と、前記トリムに固定具の周囲を取り囲むよう設けられ
たリブが前記内装材の開口部周囲を車体側に押圧した状
態となり、取付孔から侵入した埃は前記リブにより室内
側への侵入を阻まれる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
【0011】図1〜図3は本発明の一実施例を示すもの
で、図5及び図7と同一の符号を付した部分は同一物を
表わしている。
【0012】前述した図5及び図7と同様に、自動車
(図6参照)のトランクルームのフロア部を構成する車
体1上面に敷き詰められたカーペット2(内装材)のリ
ア側端部を、トランクルームの幅方向(図1の図面に対
し直角な方向)に延びる樹脂製のトリム21により車体
1側に押さえ付けて固定する内装材取付構造において、
車体1に形成した取付孔4に対し圧入可能で且つ軸心部
に螺着されるビス22(固定具)との協働により拡張さ
れて前記取付孔4に対し固定可能なグロメット23(固
定具)と、該グロメット23の周囲を取り囲むリブ24
とが、前記トリム21下面の長手方向複数箇所に一体成
形されており、前記取付孔4に対応するようカーペット
2の端部に形成した開口部3を通して前記グロメット2
3を取付孔4に圧入固定した際に前記リブ24がカーペ
ット2の開口部3周囲を車体1側に押圧し得るように構
成されている。
【0013】尚、図中25はビス22を室内A側からト
リム21のグロメット23軸心部に螺着する為のビス穴
である。
【0014】而して、カーペット2の端部を被覆し得る
よう車体1の室内A側にトリム21を配置し、該トリム
21の下面に一体成形したグロメット23をカーペット
2の開口部3を通して取付孔4に圧入して取付け、前記
グロメット23の軸心部にビス22を螺着することによ
りグロメット23を拡張して取付孔4に確実に固定させ
ると、前記トリム21の下面に一体成形されたリブ24
がカーペット2の開口部3周囲を車体1側に押圧した状
態で前記トリム21が固定されるので、取付孔4から侵
入した埃は前記リブ24により室内A側への侵入を阻ま
れる。
【0015】従って上記実施例によれば、カーペット2
の端部に形成した開口部3を介して前記グロメット23
を取付孔4に圧入固定した際に前記リブ24がカーペッ
ト2の開口部3周囲を車体1側に押圧するようにしてあ
るので、車外から室内Aへの埃の侵入を前記リブ24に
より確実に防止することができる。
【0016】図4は本発明の別の実施例を示すもので、
トリム21に一体成形したグロメット23の上側にカー
ペット2の開口部3の全域を被覆し得るフランジ26を
一体形成したものであり、このようなフランジ26も併
用するようにすれば、埃の室内への侵入を一層確実に防
止することが可能となる。
【0017】尚、本発明の内装材取付構造は、上述の実
施例にのみ限定されるものではなく、以上に述べた各実
施例では固定具の一例としてトリムに一体成形したグロ
メットとビスを例示したが、例えば従来例として説明し
た図5の如くトリムとは別体のグロメットとビスを固定
具として用いたり、或いは図7の如くボス部材と樹脂ク
リップを固定具として用いたりしても良いこと、また、
内装材はカーペット以外のクロス類であっても良いこ
と、トランクルームのフロア部以外を構成する車体にも
同様に適用できること、その他、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
【0018】
【発明の効果】上記した本発明の内装材取付構造によれ
ば、トリムを取付孔に対して固定具で固定した際にリブ
が内装材の開口部周囲を車体側に押圧するようにしてあ
るので、車外から室内への埃の侵入を前記リブにより確
実に防止することができるという優れた効果を奏し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1のII−II方向の矢視図である。
【図3】図1のIII−III方向の矢視図である。
【図4】本発明の別の実施例を示す断面図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【図6】自動車のトランクルームの斜視図である。
【図7】別の従来例を示す断面図である。
【図8】図7の樹脂クリップとボスとの組付け方式を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 車体 2 カーペット(内装材) 3 開口部 4 取付孔 21 トリム 22 ビス(固定具) 23 グロメット(固定具) 24 リブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内装材の端部を被覆し得るよう車体の室
    内側に配置されたトリムを、車体に形成した取付孔に対
    し、該取付孔に対応するよう内装材の端部に形成された
    開口部を通して固定具で固定し、前記トリムにより内装
    材の端部を車体側に押え付けて取付けるようにした内装
    材取付構造であって、前記トリムに固定具の周囲を取り
    囲むようリブを設け、且つ前記トリムを取付孔に対して
    固定具で固定した際に前記リブが内装材の開口部周囲を
    車体側に押圧し得るよう構成したことを特徴とする内装
    材取付構造。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015068573A1 (ja) * 2013-11-06 2015-05-14 本田技研工業株式会社 車両の荷室の内装構造
JP2016078679A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 本田技研工業株式会社 カバー構造

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WO2015068573A1 (ja) * 2013-11-06 2015-05-14 本田技研工業株式会社 車両の荷室の内装構造
CN105682997A (zh) * 2013-11-06 2016-06-15 本田技研工业株式会社 车辆货舱的内饰结构
JP2016078679A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 本田技研工業株式会社 カバー構造

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