JPH0890757A - 版装着装置 - Google Patents

版装着装置

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JPH0890757A
JPH0890757A JP22969094A JP22969094A JPH0890757A JP H0890757 A JPH0890757 A JP H0890757A JP 22969094 A JP22969094 A JP 22969094A JP 22969094 A JP22969094 A JP 22969094A JP H0890757 A JPH0890757 A JP H0890757A
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JP
Japan
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plate
cylinder
plate cylinder
pressing roller
gap
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JP22969094A
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Inventor
Yoshihiro Oyama
喜弘 大山
Hiroshi Akita
博 秋田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 版のくわえ尻側を確実にクランプでき、
停止装置のコストを低減でき、見当精度を向上でき
る。 【構成】 版胴10のギャップ14の停止位置が多少ず
れても、版押え装置21により版のくわえ尻側を版胴1
0のギャップ14内に確実に押し込む。また版押えロー
ラ6の揺動装置により版押え装置21も揺動し、版のく
わえ尻側が版胴10の軸方向に移動して、版のくわえ尻
側の切欠溝が版胴10のレジスタピン10aに嵌め込ま
れる。また版押え装置21が版胴10のギャップ14に
着脱可能なので、版押えローラ6により版胴10に版を
巻付けるときは、脱位置に移動し、版のくわえ尻側を版
胴10のギャップ14に挿入するときは、着位置に移動
して、版の版胴10への装着が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、版胴の軸方向に揺動す
る版押えローラにより版を版胴に巻付けて、版のくわえ
尻側の切欠部を同版胴のレジスタピンに嵌め込む版装着
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の版装着装置の一従来例を図7〜図
10に示し、他の従来例を図11に示した。 (1)先ず図7〜図10に示す版装着装置を説明する
と、図7、図8の16が後記各部分5〜8、11〜1
3、15、31〜41よりなる版装着装置、6が版押え
ローラ、35,36が操作側及び駆動側の各フレーム1
にそれぞれ固定した支柱、37、38が同支柱35,3
6に固定したプレート、39、39が同プレート37,
38に嵌入したブッシュ、31が同ブッシュ39、39
により上記プレート37,38に回転及び版胴10の軸
方向に揺動可能に支持された揺動軸、5、5が同揺動軸
31に固定した一対のアーム、6が同各アーム5により
回転可能に支持された版押えローラ、12が同版押えロ
ーラ6の両端部と上記各アーム5との間に介装したばね
12で、版押えローラ6が同ばね12によるブレーキ力
に抗して回転するようになっている。
【0003】7、7が上記揺動軸31の両端部にそれぞ
れ固定したレバー、8、8が同各レバー7と上記プレー
ト37,38にねじ込んだボルト40との間に介装した
エアシリンダで、同各エアシリンダ8を伸縮方向に作動
して、揺動軸31をこの軸を中心に揺動させると、一対
のアーム5も揺動して、版押えローラ6が版胴10に離
接する。なお11はアーム5に固定したブレーキデイス
ク、13はばね受を兼ねたばね力調整片である。
【0004】32が上記揺動軸31の一端部に固定した
ボビン、33が上記プレート37に取付けたロータリア
クチュエータ、33aが同ロータリアクチュエータ33
の出力軸の偏心軸部、34が同偏心軸部により回転可能
に支持されたローラフォロアーで、同ローラフォロアー
34が上記ボビン32の溝32aに嵌合しており、ロー
タリアクチュエータ33が回転すると、揺動軸31が軸
方向に往復動して、版押えローラ6がアーム5とともに
版胴10の軸方向に揺動する。
【0005】上記図7〜図10に示す版装着装置におい
て、版を版胴10に装着するときには、版のくわえ側を
版胴10のギャップ14へ挿入し、次いで版のくわえ側
に版押えローラ6を当接させ、版胴10を約1回転し、
版を版胴10の外周面に密着させつつ巻付け、最後に停
止装置(図示せず)により版胴10のギャップ14を基
準位置に停止させ、次いで版のくわえ尻側を版胴10の
ギャップ14に挿入するとともに版のくわえ尻側の切欠
溝を版胴10のレジスタピン10aに嵌め込んで、版装
着を完了する。
【0006】このとき、版押えローラ6の版胴10への
当接圧は、調整ボルト15の突出長さにより調整する。
版のくわえ尻側の切欠溝がレジスタピン10aに嵌入し
ないときは、ロータリアクチュエータ33を回転させ、
版押えローラ6をアーム5とともに版胴10の軸方向に
揺動させる。
【0007】一般に版のくわえ尻側の切欠溝に対する位
置ずれは、0.3mm程度なので、例えば2枚の版が並
列に版胴10に装着される場合、一方の版のくわえ側の
切欠溝が左に、他方の版の切欠溝が右に、ずれていると
きは、版押えローラ6を右に0.5mm移動したのち、
左に1.0mm程度移動させれば、2枚の版の切欠溝が
レジスタピン10aに嵌り込む。なおロータリアクチュ
エータ33の出力軸の偏心軸部33aの偏心量は、2〜
3mm程度になっている。
【0008】上記のように版のくわえ尻側の切欠溝を移
動させる量は僅かであり、版と版胴10との間の摩擦係
数よりも版と版押えローラ6との間の摩擦係数が大きい
ので、版のくわえ尻側は、ねじられながら版押えローラ
6とともに移動する。なお版胴10のギャップ14内に
は、版のくわえ側クランプ装置及びくわえ尻側クランプ
装置(図示せず)がそれぞれ設置されている。 (2)次に従来の版装着装置の他の例を図11により説
明すると、1が操作側及び駆動側の一対のフレーム、
2、2が同各フレーム1にそれぞれ固定した軸受、31
が同各軸受2のベアリング3により回転可能に支持され
た揺動軸で、同揺動軸4に固定した一対のアーム5に
は、版押えローラ6がばね11のブレーキ力に抗しつつ
回転するように取付けられている。
【0009】7、7が同揺動軸4の両端部にそれぞれ固
定したレバー、9、9が上記各フレーム1に固定した支
柱、8、8が同各支柱9と上記各レバー7との間に介装
したエアシリンダで、同各エアシリンダ8を伸縮方向に
作動して、揺動軸4を揺動させる。このとき、一対のア
ーム5も揺動して、版押えローラ6が版胴10に離接す
る。なお11はアーム5に固定したブレーキディスク、
12はばね、13はばね受を兼ねたばね力調整片であ
る。
【0010】上記図11に示す版装着装置では、版のく
わえ側を版胴10のギャップ14に挿入し、次いで版の
くわえ側に版押えローラ6を当接させ、版胴10を約1
回転し、版を版胴に押付けつつ巻付け、最後に版のくわ
え尻側をギャップ14に挿入すると同時に版のくわえ尻
側の切欠溝を版胴10のレジスタピン10aに嵌め込ん
で、版装着を完了する。
【0011】このとき、版押えローラ6の版胴10への
当接圧は、調整ボルト15の突出長さにより調整する。
なお版胴10のギャップ14内には、版のくわえ側クラ
ンプ装置及びくわえ尻側クランプ装置(図示せず)が設
置されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
(1)前記図7〜図10に示す従来の版装着装置には、
次の問題があった。即ち、版を版胴10に装着すると
き、停止装置により版胴10のギャップ14を予め設定
した基準位置に停止させるようにしているが、この停止
位置には多少のばらつきがある。
【0013】版胴10が早くとまったり、遅く止ったり
すると、図9及び図10に示すように版胴10のギャッ
プ14が基準位置より手前に止ったり基準位置を通り越
して止ったりする。前者の場合は、版押えローラ6によ
り版のくわえ尻側をギャップ14に押し込むことができ
なくなり、版のくわえ尻側が版胴10の外周面から浮上
って、版をギャップ14内のクランプ装置により固定で
きなくなることがある。
【0014】後者の場合は、版押えローラ6が版のくわ
え尻側をギャップ14に押込むが、版胴10のくわえ尻
に当接しなくなるので、このくわえ尻を版押えローラ6
により版胴10の軸方向に揺動させることができない。
このため、版のくわえ尻側の切欠溝と版胴10のレジス
タピン10aの位置とがずれていると、このずれを前記
揺動により修正しても版のくわえ尻側の切欠溝を版胴1
0レジスタピン10aに嵌め込むことができず、一般に
は、後者のケースが起らないように停止装置により早く
とまるようにを調整している。 (2)前記図11に示す従来の版装着装置には、次の問
題があった。即ち、版のくわえ側を版胴10のギャップ
14に挿入するとき、十分注意してもほんの僅かだけ版
のくわえ側が版胴10のギャップ14の軸方向縁端部に
対して傾いたり、版を版胴に巻付けるとき版が版胴10
から浮上ったりする。この場合、版巻き終り時、版のく
わえ尻側の切欠溝の位置がレジスタピン10aの位置に
対して若干ずれて、切欠溝がレジスタピン10aに嵌り
込まないことが可成りある。
【0015】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、版のくわえ尻側を確実
にクランプでき、停止装置のコストを低減でき、見
当精度を向上できる版装着装置を提供しようとする点に
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、版胴の軸方向に揺動する版押えローラ
により版を版胴に巻付けて、版のくわえ尻側の切欠部を
同版胴のレジスタピンに嵌め込む版装着装置において、
前記版胴のギャップに版のくわえ尻側を押し込む版押え
装置を具えている(請求項1)。
【0017】前記版装着装置において、版押え装置を版
押えローラに版胴のギャップに着脱可能に設けてもよい
(請求項2)。前記版装着装置において、版押えローラ
を版胴の軸方向に揺動させる揺動駆動装置を設けてもよ
い(請求項3)。
【0018】
【作用】
(1)請求項1、2の版装着装置では、次の作用が行わ
れる。即ち、版胴のギャップの停止位置が多少ずれて
も、版押え装置により版のくわえ尻側を版胴のギャップ
内に確実に押し込む。また版押えローラの揺動装置によ
り版押え装置も揺動し、版のくわえ尻側が版胴の軸方向
に移動して、版のくわえ尻側の切欠溝が版胴のレジスタ
ピンに嵌め込まれる。また版押え装置が版胴のギャップ
に着脱可能なので、版押えローラにより版胴に版を巻付
けるときは、脱位置に移動し、版のくわえ尻側を版胴の
ギャップに挿入するときは、着位置に移動して、版の版
胴への装着が可能になる。 (2)請求項3の版装着装置では、次の作用が行われ
る。即ち、版押えローラを揺動(往復直線移動)させる
と、版と版胴との間の摩擦係数よりも版と版押えローラ
との間の摩擦係数の方が大きいので、版のくわえ尻側
は、版押えローラと版との当接圧により若干ねじられ、
版押えローラとともに版胴の外径面をその軸方向に移動
し、版胴のレジスタピン位置に対して位置のずれている
版のくわえ尻側の切欠溝が同レジスタピンに嵌り込ん
で、見当精度が向上する。複数の版、例えば2枚の版を
版胴に並べて装着するときは、一方の版のくわえ尻側の
切欠溝を上記要領により一方のレジスタピンに嵌入させ
たのち、他方の版のくわえ尻側の切欠溝を他方のレジス
タピンに嵌入させる。このとき、一方の版のくわえ尻側
の切欠溝は、既に一方のリレジスタピンに嵌入して固定
されており、版押えローラは一方の版上を滑りつつ嵌り
込む方向に移動する。
【0019】
【実施例】
(第1実施例)次に本発明の版装着装置を図1、図2に
示す第1実施例により説明すると、16が5〜8、11
〜13、15、31〜41よりなる版装着装置で、これ
らの部分は、前記図7、8に示す従来の版装着装置と同
様に構成されている。
【0020】21が版押え装置21で、同版押え装置2
1は、一対のアーム5のそれぞれに取付けたブラケット
22と、版押えローラ6の軸部に取付けた一対の軸受2
3と、上記各ブラケット22と同各軸受23との間にそ
れぞれ介装したエアシリンダ24と、上記各軸受23に
固定したバー25と、同バー25の長手方向に版押えロ
ーラ6の各ローラ部に近接して設けた6ケのガイド26
とにより構成されている。そしてエアシリンダ24によ
り同各ガイド26が版胴10のギャップ14に着脱可能
になっている。
【0021】なお版押え装置21を一対のアーム5の代
りにフレーム1に版押えローラ16とは独立して設置し
てもよい。版を版胴10に装着するときには、版のくわ
え側を版胴10のギャップ14に挿入し、次いでエアシ
リンダ8により待機位置(版胴10の外周面よりも離れ
た位置)にある版押えローラ6を下降させ、版押えロー
ラ6のローラ部を版のくわえ側に当接させる。
【0022】このとき、版押え装置21は、エアシリン
ダ24により脱位置(一点鎖線位置)に置かれている。
次いで版胴10を約1回転し、版を版胴10の外周面に
押付けつつ巻付けて、最後に停止装置(図示せず)によ
り版胴のギャップ14を基準位置に停止させ、次いでエ
アシリンダ24により版押え装置21を着位置(実線位
置)に移動させて、版のくわえ尻側をガイド26及び版
押えローラ6のローラ部により版胴10のギャップ14
へ挿入するとともに、版のくわえ尻側の切欠溝を版胴1
0のレジスタピン10aに嵌め込んで、版装着を完了す
る。
【0023】このとき、版のくわえ尻側の切欠溝がレジ
スタピン10aに嵌入しない場合は、ロータリアクチュ
エータ33を回転し、版押えローラ6とガイド26とを
版胴10の軸方向に揺動させる。またギャップ14の停
止位置が基準位置から外れて、版押えローラ6のローラ
部により版のくわえ尻側を版胴10のギャップ14内に
押し込めない場合でも、ガイド26により確実に押し込
まれる。
【0024】(第2〜4実施例)次に本発明の版装着装
置を図3〜図6に示す第2実施例により説明すると、図
3、図4は、第2実施例を示し、図5は、第3実施例を
示し、図6は、第4実施例を示している。先ず図3、図
4の第2実施例を説明すると、1がフレーム、2が軸
受、3はベアリング、31が揺動軸、6が版押えロー
ラ、7がレバー、8がエアシリンダ、9が支柱、10が
版胴、14は版胴10のギャップである。
【0025】21a,21bが版押えローラ6を支持す
る一対のアームで、同アーム21a,21bは、滑りキ
ー22を介して揺動軸31に軸方向の移動可能のみを可
能に取付けられており、版押えローラ6は、エアシリン
ダ8の作動により版胴10に離接する。またアーム21
aには、ブラケット23を介してエアシリンダ24が取
付けられ、揺動軸31に固定したレバー26には、エア
シリンダ25が取付けられている。またエアシリンダ2
4及び25の出力軸は、ピン27により連結されてお
り、連結時、これら出力軸の係合長が調整可能になって
いる。なお図3(b)の310は上記エアシリンダ8、
24のエア配管に設けた切換弁である。
【0026】またアーム21aの移動量をその移動方向
別(図4では左方向及び右方向)に設定する調整ボルト
28及び29のそれぞれが揺動軸31に固定したレバー
30及びレバー26に取付けられている。版押えローラ
6を支持するアーム21aの版胴10の軸方向の基準位
置は、エアシリンダ24をレバー26側に押出して押出
し位置にセットする一方、この動きをピン27を介しエ
アシリンダ25に伝えて同エアシリンダ25を引込み位
置にセットすることにより決まる。この位置を「中立位
置」とする。
【0027】またエアシリンダ25を押出すと、アーム
21a(版押えローラ6)が右方へ移動し、エアシリン
ダ24を引っ込ませると、エアシリンダ24のシリンダ
とブラケット23とアーム21aとが左方へ移動する。
一般に版の切欠溝とレジスタピン10aとの位置ずれ
は、0.3mm程度なので、2枚の版が並列に版胴10
に装着される場合、例えば一方の版の切欠溝が左に、他
方の版の切欠溝が右にずれているときは、版押えローラ
6を右に0.5mm移動したのち、左に1.0mm程度
移動させれば、2枚の版の切欠溝がレジスタピン10a
に嵌り込む。
【0028】上記版のくわえ尻側の切欠溝を移動させる
量は僅かあり、版と版胴10との間の摩擦係数よりも版
と版押えローラ6との間の摩擦係数が大きいので、版の
くわえ尻側は、ねじられながら版押えローラ6とともに
移動する。以上は、エアシリンダ24、25とアーム2
1a、21bとにより押えローラ6を揺動させる揺動駆
動装置の一実施例である。
【0029】次に図5の第3実施例を説明すると、3
5、36が操作側フレーム1及び駆動側フレーム1にそ
れぞれ固定した支柱、37、38が同支柱35,36に
固定したプレート、39、39が同プレート37,38
に嵌入したブッシュで、同各ブッシュ39により揺動軸
31が回転可能に支持されている。この揺動軸31の一
端部には、ボビン32が取付けられ、揺動軸31の中央
部には、一対のアーム5が取付けられて、同各アーム5
により版押えローラ6が支持されている。
【0030】33が上記プレート37に取付けたロータ
リアクチュエータで、同ロータリアクチュエータ33の
出力軸の偏心軸部33aには、ローラフォロアー34が
回転可能に支持されて、ボビン32の溝32aに嵌合し
ており、ロータリアクチュエータ33が回転すると、揺
動軸31が軸方向に往復動するので、版押えローラ6が
アーム5とともに版胴10の軸方向に揺動する。
【0031】以上は、プレート37に取付けたロータリ
アクチュエータ33とアーム5、5とにより押えローラ
6を揺動させる揺動駆動装置の他の実施例である。次に
図6の第4実施例を説明すると、この実施例でも、図5
の実施例と同様に揺動軸31に一対のアーム5が固定さ
れ、同各アーム5にブッシュを介して版押えローラ6が
回転及び往復動可能に支持され、版押えローラ6の一端
部(外方に延長した一端部)にボビン32が固定され、
同じ側のアーム5にロータリアクチュエータ33が取付
けられ、同ロータリアクチュエータ33の偏心軸部33
aにローラフォロアー34が設けられており、同ロータ
リアクチュエータ33により版押えローラ6が直接揺動
する。
【0032】以上は、アーム5に取付けたロータリアク
チュエータ33により版押えローラ6を揺動させるさら
に他の実施例である。
【0033】
【発明の効果】
(1)本発明の版装着装置(請求項1、2)では、版胴
のギャップに版のくわえ尻側を版押えローラとともに押
し込む版押え装置を具えており、版胴のギャップが基準
位置より多少離れて停止しても、版のくわえ尻側を版胴
のギャップ内に押し込むことができるので、版のくわえ
尻側を確実にクランプできる。また版胴のギャップの停
止位置が多少ずれていても、版のくわえ尻側を版胴のギ
ャップ内に確実に入れることができるので、停止装置の
停止精度をあらくしてもよく、停止装置のコストを低減
できる。 (2)本発明の版装着装置(請求項3)では、版押えロ
ーラを版胴の軸方向に揺動させる揺動駆動装置を具えて
おり、版押えローラの揺動とともに版を揺動させ、版の
くわえ尻側の切欠溝を版胴のレジスタピンに容易に簡単
に嵌入できるので、版のくわえ尻側を版胴のレジスタピ
ン位置で確実に装着できて、見当精度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の版装着装置の第1実施例を示す側面図
である。
【図2】(a)は同第1実施例の正面図、(b)は
(a)の矢印X方向からみた側面図である。
【図3】(a)は同版装着装置の第2実施例を示す側面
図、(b)は同版装着装置のエアシリンダのエア配管に
設けた切換弁を示す系統図である。
【図4】(a)は同第2実施例の正面図、(b)は版の
くわえ尻側に設けた切欠溝と版胴のレジスタピンとの関
係を示す説明図である。
【図5】(a)は同版装着装置の第3実施例を示す正面
図、(b)は(a)の矢印Y方向からみた側面図、
(c)は版のくわえ尻側に設けた切欠溝と版胴のレジス
タピンとの関係を示す説明図である。
【図6】(a)は同版装着装置の第4実施例を示す正面
図、(b)は版のくわえ尻側に設けた切欠溝と版胴のレ
ジスタピンとの関係を示す説明図である。
【図7】従来の版装着装置の一例を示す側面図である。
【図8】(a)は同版装着装置の正面図、(b)は
(a)の矢印Z方向からみた側面図、(c)は版のくわ
え尻側に設けた切欠溝と版胴のレジスタピンとの関係を
示す説明図である。
【図9】版胴のギャップの基準位置に対する停止位置を
示す説明図である。
【図10】版胴のギャップの基準位置に対する停止位置
を示す説明図である。
【図11】従来の版装着装置の一例を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
6 版押えローラ 10 版胴 10a レジスタピン 14 版胴10のギャップ 21 版押え装置 24、25 エアシリンダ(揺動駆動装置) 33 ロータリアクチュエータ(揺動駆動装
置)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 版胴の軸方向に揺動する版押えローラに
    より版を版胴に巻付けて、版のくわえ尻側の切欠部を同
    版胴のレジスタピンに嵌め込む版装着装置において、前
    記版胴のギャップに版のくわえ尻側を押し込む版押え装
    置を具えていることを特徴とした版装着装置。
  2. 【請求項2】 前記版押え装置を版押えローラに前記版
    胴のギャップに着脱可能に設けた請求項1記載の版装着
    装置。
  3. 【請求項3】 前記版押えローラを版胴の軸方向に揺動
    させる揺動駆動装置を具えている請求項1記載の版装着
    装置。
JP22969094A 1994-09-26 1994-09-26 版装着装置 Withdrawn JPH0890757A (ja)

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JP22969094A JPH0890757A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 版装着装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007007983A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Komori Corp 版挿入装置
JP2007260968A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd オフセット輪転印刷機の刷版位置決め方法及び装置
JP2010064460A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 版交換装置および版交換方法ならびに印刷機

Cited By (3)

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