JPH0889661A - ガンゲーム機 - Google Patents
ガンゲーム機Info
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- JPH0889661A JPH0889661A JP7201328A JP20132895A JPH0889661A JP H0889661 A JPH0889661 A JP H0889661A JP 7201328 A JP7201328 A JP 7201328A JP 20132895 A JP20132895 A JP 20132895A JP H0889661 A JPH0889661 A JP H0889661A
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- Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
Abstract
似した反動や衝撃をプレイヤが体感できるようにし、し
かもガン模型の見栄えを向上させる。 【解決手段】 プレイヤは、ガン模型6a,6bをゲー
ム機筐体から離して手に持ってゲームを行う。ガン模型
の上銃身部8に、外部に露出した状態でスライドカバー
17が上銃身部8の長手方向(図の左右方向)へ滑り移
動可能に設けられる。スライドカバー17は、トリガ1
1が引かれたときにソレノイド19によって駆動されて
瞬間的に高速で後ろ方向へ往復移動し、これによりプレ
イヤに、射撃動作に対応する反動や衝撃が付与される。
後ろ方向へ突出する模擬撃鉄部16は、後方へ移動する
スライドカバー17がプレーヤにぶつかるのを防止す
る。ガン模型6a,6bは可撓性ケーブル5a,5bに
よってゲーム機筐体に接続できる。
Description
標的を模擬的に射撃するガンゲーム機に関する。特に、
ガン模型を筐体から離してプレイヤが手に持ってゲーム
を行うガンゲーム機に関する。
機に関しては、従来より種々の形式のものが知られてい
る。例えば、筐体に自由に回転移動できるように固定さ
れたガン模型を使ってゲームを行なうゲーム機や、可撓
性ケーブルを介して筐体に接続されたガン模型をプレイ
ヤが手に持ってゲームを行なうゲーム機等が知られてい
る。これら各種のガンゲーム機のうち、特に可撓性ケー
ブルによって筐体に接続されたガン模型を用いるゲーム
機は、ケーブルが許容する範囲内でガン模型を自由に持
ち運ぶことができるという利点を有しており、テレビゲ
ーム機等として広く利用されている。
られていたガン模型は、単に外観形状を本物の銃に似せ
た形状にしているだけで、本物の銃のように動作する動
作部分はほとんど備えていなかった。従って、プレイヤ
が模擬射撃動作を行った場合、それに対応した反動や衝
撃を体感することができず、よって、迫真性の高いゲー
ムを行うことができなかった。また、プレイヤの模擬射
撃動作を外部から見る第三者にゲームに関する興味を抱
かせることに関して不十分であった。
点を解消するためになされたものであって、ガン模型を
筐体から離してプレイヤが手に持ってゲームを行う形式
のガンゲーム機において、本物の射撃動作に近似した反
動や衝撃をプレイヤが体感でき、しかも、模擬射撃動作
を見る第三者をゲームに引きつけることができるように
することを目的とする。
め、請求項8に記載の本発明に係るガンゲーム機は、ガ
ン模型を筐体から離してプレイヤが手に持ってゲームを
行うガンゲーム機において、ガン模型の内部に配設され
ていて模擬着弾位置を検出するための着弾検出用光学ユ
ニットと、ガン模型の銃身部に外部に露出した状態で設
けられていて銃身部の長手方向へ滑り移動が可能なスラ
イドカバーと、そのスライドカバーを瞬間的に高速で移
動させるカバー駆動手段とを有することを特徴としてい
る。
行なう。プレイヤがガン模型のトリガーを引くと、カバ
ー駆動手段が作動してスライドカバーが瞬間的に高速で
後ろ方向へスライド移動する。この移動は、本物の銃に
おける、いわゆるブローバック動作に近似した動作であ
り、この動作によりプレイヤは、模擬射撃動作に対応し
て迫真性に富んだ反動や衝撃を体感できる。また、この
模擬ブローバック動作を見る第三者を効果的にゲームに
引きつけることができる。
ブルによって筐体に接続することができる。また、無線
通信によってガン模型とゲーム機本体との間で信号をや
りとりすることにより、ガン模型と筐体とを接続する可
撓性ケーブルを排除することもできる。
狙ってプレイヤがガン模型のトリガーを引いたときに、
ガン模型が狙っている仮想の着弾位置、すなわち模擬着
弾位置がどこであるかを判定するために、着弾検出用光
学系を設ける必要がある。ガン模型の内部に配設される
上記の着弾検出用光学ユニットは、その着弾検出用光学
系を構成する一部分である。この着弾検出用光学ユニッ
トの具体的な構造は種々考えられるが、例えば受光素子
を用いた光学ユニット又は発光素子を用いた光学ユニッ
ト等を採用できる。受光素子を用いる場合は、標的側か
らの発光をその受光素子によって受光することにより、
その受光素子が向いている方向、すなわちガン模型の銃
口部分が向いている方向を検出する。他方、発光素子を
用いる場合は、その発光素子からの光が標的側のどの位
置において検出されるかによって、ガン模型の銃口部分
が向いている方向を検出する。
て映し出すことができる。この場合には、ガン模型の内
部に受光素子を含む着弾検出用光学ユニットを配設し、
CRTモニターの発光輝点をその受光素子を用いて検出
することにより、ガン模型が向いている位置、すなわち
模擬着弾位置を検出することができる。この検出方法に
よれば、ガン模型の内部に発光素子を配設する方式の検
出方法に比べて、模擬着弾位置を非常に高精度に検出で
きる。このような高精度の測定系に対してスライドカバ
ーを設ける場合には、スライドカバーが移動するときの
反動によってガン模型の狙いが大きく変動する。このこ
とは、プレイヤの射撃能力をゲームに効果的に反映でき
るできるというということであり、よって、プレイヤを
ゲームに熱中させることができる。
かることを防止してプレイヤを保護するために、銃身部
の後端位置に後方へ向けて突出する保護用突出部を設け
ることが望ましい。これにより、プレイヤにとっての安
全性が確保される。この場合、ゲームの迫真性を損なわ
ないようにするため、保護用突出部を模擬撃鉄部として
構成することが望ましい。
と、上銃身部と握り部との間に位置する下銃身部とを有
するものである場合には、スライドカバーを上銃身部に
設け、そして模擬着弾位置を検出するための着弾検出用
光学ユニットを下銃身部の内部に収納することができ
る。このように、スライドカバーと光学ユニットとを分
けて配設するようにすれば、光学ユニットの大きさに関
係なくスライドカバーを大きな形状に形成でき、従っ
て、十分に大きな反動をプレイヤに付与でき、しかも見
栄えも良くなる。また、光学ユニットの設置スペースも
広くなり、例えば、集光レンズの径を大きくすることが
でき、こうすれば、受光センサに集光する光の強度を高
めることにより精度の高い模擬着弾位置の判定ができ
る。
駆動手段は、特定の構造に限定されない。しかしながら
望ましい構造としては、電磁ソレノイドと、電磁ソレノ
イドによって駆動されると共にガイド手段によってガイ
ドされて往復直進移動する移動部材とを有する構成とす
ることができる。この構成を採用した場合は、その移動
部材にスライドカバーが固着される。この構成によれ
ば、簡単な構成によってスライドカバーを瞬間的に高速
度で滑らかに往復移動させることができる。
は特別の形状に限定されないが、次のように構成すると
有利である。すなわち、銃身部の先端位置に模擬銃口部
を設け、銃身部の後端位置に後方へ向けて突出するよう
に保護用突出部を設け、そして、模擬銃口部と保護用突
出部との間にわたって銃身部のほぼ全域を覆うようにス
ライドカバーを設ける。この構成により、スライドカバ
ーの形状を可能な限り大きくできるので、プレイヤに大
きな反動や衝撃を付与でき、しかも第三者を効果的にゲ
ームに引きつけることができる。また、本物の銃に近似
した外観形状を得ることができるので、迫真性に富んだ
ゲームを楽しむことができる。
一実施例を示している。このガンゲーム機は、いわゆる
テレビゲーム機であり、筐体1の内部に表示装置として
のCRTモニター2を有している。筐体1の前面に設け
た操作部3の上には、ケーブル取出し口4a及び4bが
設けられ、それらのケーブル取出し口から、それぞれ、
ケーブル5a及び5bが外部へ露出している。ケーブル
5a,5bの先端には、それぞれ、ガン模型6a及び6
bが接続されている。筐体1の前面の下部には、衝撃を
吸収できる性質を有する弾性部材28、例えばゴム、合
成樹脂が設けられている。
に、プレイヤによって握られる握り部7と、弾が出る部
分を模した上銃身部8と、そして下銃身部9とを有して
いる。握り部7及び下銃身部9は、ガン本体部15によ
って一体に形成されている。上銃身部8は、外観上、ガ
ン本体部15の右端上部に固着した模擬銃口部14と、
ガン本体部15の左端上部に固着した、保護用突出部と
して働く、模擬撃鉄部16と、そして模擬銃口部14と
模擬撃鉄部16との間にわたって上銃身部8のほぼ全域
を覆うように配設されたスライドカバー17とによって
構成されている。
9との間に、指を挿入するための開口部10が形成さ
れ、その開口部内にトリガー11が設けられている。こ
のトリガー11は、握り部7の内部に形成したガイド壁
12によって案内されながら矢印A−A’のように平行
滑り移動する。但しトリガー11は、通常は、圧縮バネ
13のバネ力によって矢印A’方向、すなわち図の右方
向へ押し付けられている。トリガー11が、バネ13の
バネ力に抗して図の左方向(矢印A方向)へ引かれる
と、マイクロスイッチ27のアクチュエータが押されて
そのマイクロスイッチ27がオンとなる。
湾曲形状の取付具18が位置不動に固定されている。取
付具18の左端起立部18aには、電磁ソレノイド19
がネジ締め等によって固着されている。また、取付具1
8の右部には、ガイド溝20が固着されている。このガ
イド溝20は、図3に示すように、その断面が略U字形
状に形成されている。
ャ19aのまわりには圧縮バネ21が設けられ、さらに
プランジャ19aの先端にブラケット22が緩くはめら
れている。スライドカバー17は、ネジ23,23によ
ってブラケット22の側面に固着されている。また、ブ
ラケット22の底面には、図3に示すように、ガイド溝
20の中を滑り移動するスライダ24がネジ締めその他
の締結方法によって固着されている。
び受光センサ26を有する着弾検出用光学ユニット30
が収納されている。この光学ユニットは、プレイヤがガ
ン模型6a,6bを手に持って模擬銃口部14をCRT
モニター2(図1)へ向けた状態でトリガー11を図2
の左方向へ引いたときのCRTモニター2上における模
擬着弾位置を検出するために用いられる。具体的には、
トリガー11が引かれたときにCRTモニター2上のラ
スタスキャンの発光を受光センサ26によって検出する
ことにより、模擬銃口部14が向いているCRTモニタ
ー2上の座標位置を判定する。受光センサ26は模擬銃
口部14から少し離れた下方位置に配設されているの
で、受光センサ26によって検出した模擬着弾位置は、
模擬銃口部14が向いている位置と正確には合致せず、
間隔Gに対応した誤差を含んでいる。しかしながら、こ
の誤差は、受光センサ26の出力信号に基づいて模擬着
弾位置を演算する演算回路における演算プロセスにおい
て補正することによって修正できる。図2において、ケ
ーブル5a,5bの中には、マイクロスイッチ27に通
じる信号線、受光センサ26に通じる信号線及びソレノ
イド19に通じる給電線の各通電線が収納される。
成されているので、図1においてCRTモニター2上に
適宜のゲーム内容が映像として映し出され、プレイヤは
ガン模型6a及び6bのいずれか又は両方を手に持って
映像に向かって模擬射撃を行なう。この模擬射撃中、プ
レイヤがトリガー11を図2の矢印A方向へ引くと、ソ
レノイド19へ瞬間的に、例えば5/100秒程度、通
電が行われ、プランジャ19aが瞬間的に高速で往復動
作を行なう。このとき、プランジャ19aにはめられた
ブラケット22及びそのブラケット22に固着されたス
ライドカバー17も同時に瞬間的に高速度で往復移動し
て、プレイヤに射撃の反動による衝撃を付与する。これ
により、プレイヤは迫真性に富んだ射撃プレイを行うこ
とができる。また、スライドカバー17の後方への往復
スライド移動は、実物の銃のブローバック動作に似てお
り、外部からこの動作を見る者をゲームに引き寄せると
いう効果も奏する。
6bと筐体1とを結ぶケーブル5a,5bの長さに制限
を加えてある。具体的には、図1に示すように、ガン模
型6bを自由落下させたとき、ガン模型6bが床に接触
することなく、両者間に適宜の間隔δが空くように、ケ
ーブル5bの長さを従来のものよりも短く設定してあ
る。図では、一方のケーブル5bについてだけ図示した
が、他方のケーブル5aの長さも同様に設定してある。
長いと、落下したガン模型6a,6bは床に衝突して大
きな衝撃を受ける。本実施例に係るガン模型のように、
その内部に機構部品や光学ユニットが内蔵される場合に
は、特に、そのような衝突は避けなければならない。ま
た、図2に示すように、ケーブル5a,5bを握り部7
の底面に接続するようにすれば、プレイヤによるガン模
型の取り扱いが容易になる。しかしこの場合には、ガン
模型6a,6bを落下させたとき、集光レンズ25等を
含む光学ユニットを収納した銃身の先端部が床に衝突し
易くなる。光学ユニットは精密な部品であるからこのよ
うな衝撃は避けなければならない。また、ガン模型の先
端部に衝撃が加わると、銃身の先端部分にひび割れ等の
破損が発生し易い。このような破損が発生すると、受光
センサ26にノイズ成分となる不要な光が入り込むの
で、模擬着弾位置の検出精度が低下するおそれがある。
よって、この点からもガン模型に衝撃が加わることは避
けなければならない。
ブル5a,5bの長さを短くしてガン模型と床との衝突
が起きないようにしておけば、プレイヤが誤って又は故
意にガン模型6a,6bを落下させたとしても、ガン模
型には大きな衝撃は加わらない。従って、本実施例によ
れば、内部に機構部品や光学ユニットを内蔵したガン模
型や、握り部の底部にケーブルが接続されると共に銃身
の先端部に光学ユニット等の精密部品が配設される形式
のガン模型等を極めて安全に保持できる。また、筐体1
の下部に弾性部材28を設けておけば、ガン模型6a,
6bに対する筐体1からの衝撃も和らげられるので、ガ
ン模型をより一層安全に保持できる。ケーブル5a,5
bの長さを短くすると、プレイヤがガン模型6a,6b
を手に持ってプレイを行うときの、ガン模型を自由に動
かすことのできる範囲が狭くなることが予測される。し
かしながら本実施例では、操作部3の上面に設けた取出
し口4a,4bからケーブル5a,5bを外部へ取り出
すようにしてあるので、ガン模型に関する移動の自由度
はそれほど損なわれない。
は、トリガー11が引かれたときに、鎖線Qで示すよう
に勢い良く後方へ移動するので、操作しているプレイヤ
の顔等にぶつかる危険性がある。しかしながら本実施例
では、撃鉄を倒した状態を模した保護用突出部16を後
ろ方向へ大きく張り出してあるので、スライドカバー1
7が後方へ移動してもそれがプレイヤにぶつかることが
なく安全である。
される模擬着弾位置を検出するための着弾位置検出装置
の一例を示している。同図において、受光センサ26及
びマイクロスイッチ27の出力信号はCPU(中央処理
装置)31の入力ポートへ伝送され、そのCPU31は
メモリ32の中に格納されたゲームプログラムに従って
スイッチ33、同期信号発生回路34及びビデオプロセ
ッサ35の各機器の動作を制御する。
の水平同期信号SH 及び垂直同期信号SV に基づいてビ
デオプロセッサ35を制御する。そのビデオプロセッサ
35は、同期信号発生回路34からの複合同期信号SC
に同期してゲーム内容に相当するRGB信号を発生し、
そのRGB信号がCRTモニター2の映像入力端子に入
力され、そのモニター画面上に所定のゲーム映像が映し
出される。この映像の中には、適宜のタイミングで標的
映像が出現し、その標的映像を狙ってプレイヤがガン模
型6a,6bのトリガー11を引く。トリガー11が引
かれると、マイクロスイッチ27がON状態になって射
撃信号S1がCPU31へ伝送される。射撃信号S1を
受けたCPU31はスイッチ33へ向けて切換信号S2
を出力し、この切換信号S2に従ってCRTモニター2
のRGB入力端子がビデオプロセッサ35から一定電圧
Eへと切り替わる。
が同期信号SC に従ってモニター画面全体を1フレーム
分だけ走査し、これにより、その画面上に瞬間的に白画
面が表示される。この白画面の表示に際して、ガン模型
6a,6bで狙いを定めた画面上の位置を輝点Pが通過
すると、その光はガン模型6a,6b内の受光センサ2
6によって受光され、その受光センサ26に出力信号が
現れる。この出力信号を受け取ったCPU31は、その
時点の水平同期信号及び垂直同期信号に基づいて、モニ
ター2の画面上のどの位置の輝点Pが受光センサ26に
よって検出されたのかを判断する。こうしてCPU31
によって模擬着弾位置が判定され、その位置に標的映像
が存在する場合にはCPU31は命中のためのゲーム演
算、例えば得点の加算を実行する。他方、模擬着弾位置
に標的映像が存在しない場合にはCPU31は射撃失敗
のためのゲーム演算を実行する。
ンゲーム機の他の実施例を示している。この実施例が図
4に示した先の実施例と異なる主要な点は、標的を表示
するための手段としてCRTモニターに代えてスクリー
ンを用いたこと及びガン模型の内部に配設する着弾検出
用光学ユニットの中に受光センサに代えて発光素子を用
いたことである。
には着弾検出用光学ユニットを構成する発光素子50が
設けられている。また、筐体1の内部にはスクリーン4
0、水平回転ミラー41、垂直回転ミラー42、ランプ
43、受光素子44、そして制御装置45の各機器が配
設されている。水平回転ミラー41は水平軸線LH を中
心として矢印Aで示すように揺動回転し、垂直回転ミラ
ー42は垂直軸線LVを中心として矢印Bで示すように
揺動回転する。ランプ43と垂直回転ミラー42との間
には遮光板46及び光学系47が配設される。ランプ4
3からの発光は遮光板46及び光学系47を通過し、さ
らに垂直回転ミラー42及び水平回転ミラー41で反射
した後、スクリーン40に到達する。このとき遮光板4
6に形成される透光パターンに従って、図7に示すよう
に、標的像48がスクリーン40上に映し出される。そ
してさらに、垂直回転ミラー42及び水平回転ミラー4
1をそれぞれの軸線のまわりに揺動回転させれば、図7
に矢印Cで示すように、標的像48をスクリーン40上
で移動させることができる。符号49は、受光素子44
の前に配置された光学系を示している。
る模擬着弾位置を判定するための着弾検出回路51と、
ゲーム全体の制御を司るゲーム演算回路52とを有して
いる。着弾検出回路51は、例えば図6に示すように、
受光素子44の出力信号を増幅する増幅回路53と、増
幅回路53の出力信号を受けるサンプルホールド回路5
4と、増幅回路53の出力信号をそのレベルを変化させ
て出力するレベルシフト回路55と、サンプルホールド
回路54の出力信号とレベルシフト回路55の出力信号
とを比較してゲーム演算回路52へ向けて命中信号SM
又は外れ信号SZ を出力するコンパレータ56とを有し
ている。サンプルホールド回路54は、トリガ11に付
設したマイクロスイッチ27から出力される射撃信号S
T を受信したときに、そのときの増幅回路53の出力信
号を一旦保持した後に出力する。
成されているので、ゲームが開始されると、適宜のタイ
ミングでスクリーン40上に標的像48が現れて移動す
る。プレイヤはその標的像48を狙ってガン模型6a,
6bのトリガ11を引く。トリガ11が引かれたときに
ガン模型6a,6bの狙いが正確に標的像48に合致し
ていないと、すなわち狙いが外れていると、発光素子5
0からの光は標的像48に重ならない。よって、トリガ
11が引かれたときの前後における標的像48からの反
射光の強度には変化が発生せず、従って、図6において
コンパレータ56の両入力端子に入力されるサンプルホ
ールド回路54及びレベルシフト回路55の各出力信号
には大きな変化は発生しない。この結果、コンパレータ
56の出力端子には外れ信号SZ が出力される。
a,6bの狙いが正確に標的像48に合致していると、
すなわち狙いが命中していると、発光素子50からの光
が標的像48に重なり、よって、トリガ11が引かれた
ときの前後における標的像48からの反射光の強度が大
きく変化する。この結果、サンプルホールド回路54の
出力信号とレベルシフト回路55の出力信号との間に大
きな差が生じ、従って、コンパレータ56から命中信号
SM が出力される。ゲーム演算回路52は、その命中信
号SM を受けたときに、命中を表示するための所定の演
算を実行する。
以外の標的表示装置を用いる場合にも、さらにはガン模
型から光を発光する方式の模擬着弾位置検出装置を用い
る場合にも適用できる。
施例をあげて本発明を説明したが、本発明はそれらの実
施例に限られることなく、特許請求の範囲に記載した技
術的範囲内で種々に改変できる。例えば、図4及び図5
に示す実施例では、ゲーム機筐体1とガン模型6a,6
bとの間をケーブル5a,5bで接続することによって
両者の間で信号のやりとりを行った。しかしながら、無
線通信、例えば赤外線通信等を利用して両者の間で信号
のやりとりを行うようにすれば、両者の間からケーブル
を排除できる。
に限られず、実際に動いている物体を標的とするような
ガンゲーム機にも適用できる。具体的には、本発明は次
のようなガンゲーム機、すなわち、人間、動物などを模
して標的を形成し、その標的の心臓に相当する部分に発
光素子や受光素子を設置し、そして、そのような標的を
動かした状態でプレイヤがそれらの標的を狙うようにし
たガンゲーム機にも適用できる。
すなわち、プレイヤが移動する通路と、そしてその通路
に沿って置かれた複数の現実の標的とを有するガンゲー
ム機にも適用できる。このガンゲーム機では、プレイヤ
は、通路に沿って移動しながら標的を次々と射撃する。
つの例であって、その形状はその他の任意の形状とする
ことができる。また、図2に示したガン模型もあくまで
も1つの例であって、その形状及び構造は、請求の範囲
に記載した技術的範囲内である限り種々に改変できる。
さらに、本発明は業務用のガンゲーム機の他に家庭用の
ガンゲーム機にも適用できる。
機によれば、スライドカバーの瞬間的な移動により、プ
レイヤによる模擬射撃動作に対応して迫真性に富んだ反
動や衝撃をそのプレイヤに与えることができる。また、
その模擬射撃動作を見る第三者を効果的にゲームに引き
つけることができる。
復移動するスライドカバーがプレイヤにぶつかることを
防止でき、プレイヤにとっての安全性が確保される。
護用突出部を実際のガンの撃鉄部を模倣して形成したの
で、安全性を確保した場合にもゲームの迫真性又は臨場
感を損なうことがない。
によれば、スライドカバーと光学系とを分けて配設する
ので、光学系の大きさに関係なくスライドカバーを大き
な形状に形成でき、従って、十分に大きな反動をプレイ
ヤに付与でき、しかも見栄えも良くなる。また、光学ユ
ニットの設置スペースも広くなるので、集光レンズの径
を大きくすることができ、こうすれば、受光センサに集
光する光の強度を高めることにより精度の高い模擬着弾
位置の判定ができる。
単な構成によってスライドカバーを瞬間的に高速度で滑
らかに往復移動させることができる。
ライドカバーの形状を可能な限り大きくすることができ
る。しかも、本物の銃に近似した外観形状を得ることが
できるので、迫真性に富んだゲームを楽しむことができ
る。
ニターからの発光に基づいて模擬着弾位置を検出するよ
うにしたので、模擬着弾位置を非常に高精度に検出でき
る。このような高精度の測定系に対してスライドカバー
を設ける場合には、スライドカバーが移動するときの反
動によってガン模型の狙いが大きく変動する。このこと
は、プレイヤの射撃能力をゲームに正確に反映できると
いうことであり、よって、プレイヤをゲームに熱中させ
ることができる。
示す斜視図である。
断面図である。
例の要部を示すブロック図である。
断面図である。
一実施例を示すブロック図である。
す図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 ガン模型が可撓性ケーブルによって筐体
に接続されていて、そのガン模型を筐体から離してプレ
イヤが手に持ってゲームを行うガンゲーム機において、 ガン模型の内部に配設されていて模擬着弾位置を検出す
るための着弾検出用光学ユニットと、 ガン模型の銃身部に外部に露出した状態で設けられてい
て銃身部の長手方向へ滑り移動が可能なスライドカバー
と、 そのスライドカバーを瞬間的に高速で移動させるカバー
駆動手段とを有することを特徴とするガンゲーム機。 - 【請求項2】 請求項1記載のガンゲーム機において、
銃身部の後端位置に後方へ向けて突出する保護用突出部
を設けたことを特徴とするガンゲーム機。 - 【請求項3】 請求項2記載のガンゲーム機において、
保護用突出部は模擬撃鉄部であることを特徴とするガン
ゲーム機。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3記載のガンゲーム
機において、模擬銃口部を含む上銃身部と、上銃身部と
握り部との間に位置する下銃身部とを有しており、スラ
イドカバーは上銃身部に設けられ、上記着弾検出用光学
ユニットは下銃身部の内部に収納されることを特徴とす
るガンゲーム機。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のうちのいずれか
1つに記載のガンゲーム機において、カバー駆動手段
は、電磁ソレノイドと、電磁ソレノイドによって駆動さ
れると共にガイド手段によってガイドされて往復直進移
動する移動部材とを有しており、その移動部材にスライ
ドカバーが固着されることを特徴とするガンゲーム機。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5のうちのいずれか
1つに記載のガンゲーム機において、銃身部の先端位置
に設けられる模擬銃口部と、銃身部の後端位置に後方へ
向けて突出して設けられる保護用突出部とを有してお
り、スライドカバーは模擬銃口部と保護用突出部との間
にわたって銃身部のほぼ全域を覆うように設けられるこ
とを特徴とするガンゲーム機。 - 【請求項7】 請求項1から請求項7のうちのいずれか
1つに記載のガンゲーム機において、標的を映像として
映し出すモニターを有しており、そして上記着弾検出用
光学ユニットはそのモニターの発光を受光する受光セン
サを有することを特徴とするガンゲーム機。 - 【請求項8】 ガン模型を筐体から離してプレイヤが手
に持ってゲームを行うガンゲーム機において、 ガン模型の内部に配設されていて模擬着弾位置を検出す
るための着弾検出用光学ユニットと、 ガン模型の銃身部に外部に露出した状態で設けられてい
て銃身部の長手方向へ滑り移動が可能なスライドカバー
と、 そのスライドカバーを瞬間的に高速で移動させるカバー
駆動手段とを有することを特徴とするガンゲーム機。 - 【請求項9】 請求項8記載のガンゲーム機において、
模擬銃口部を含む上銃身部と、上銃身部と握り部との間
に位置する下銃身部とを有しており、スライドカバーは
上銃身部に設けられ、上記着弾検出用光学ユニットは下
銃身部の内部に収納されることを特徴とするガンゲーム
機。
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