JP3337070B2 - ガンゲーム機 - Google Patents
ガンゲーム機Info
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Description
標的を模擬的に射撃するガンゲーム機に関する。特に、
ガン模型を筐体から離してプレイヤが手に持ってゲーム
を行うガンゲーム機に関する。
機に関しては、従来より種々の形式のものが知られてい
る。例えば、筐体に自由に回転移動できるように固定さ
れたガン模型を使ってゲームを行なうゲーム機や、可撓
性ケーブルを介して筐体に接続されたガン模型をプレイ
ヤが手に持ってゲームを行なうゲーム機等が知られてい
る。これら各種のガンゲーム機のうち、特に可撓性ケー
ブルによって筐体に接続されたガン模型を用いるゲーム
機は、ケーブルが許容する範囲内でガン模型を自由に持
ち運ぶことができるという利点を有しており、テレビゲ
ーム機等として広く利用されている。
られていたガン模型は、単に外観形状を本物の銃に似せ
た形状にしているだけで、本物の銃のように動作する動
作部分はほとんど備えていなかった。従って、プレイヤ
が模擬射撃動作を行った場合、それに対応した反動や衝
撃を体感することができず、よって、迫真性の高いゲー
ムを行うことができなかった。また、プレイヤの模擬射
撃動作を外部から見る第三者にゲームに関する興味を抱
かせることに関して不十分であった。
点を解消するためになされたものであって、ガン模型を
筐体から離してプレイヤが手に持ってゲームを行う形式
のガンゲーム機において、本物の射撃動作に近似した反
動や衝撃をプレイヤが体感でき、しかも、模擬射撃動作
を見る第三者をゲームに引きつけることができるように
することを目的とする。
機は、前記ガン模型を筐体から離してプレイヤが手に持
ってゲームを行うガンゲーム機において、前記ガン模型
の内部に配設されていて模擬着弾位置を検出するための
着弾位置検出用光学ユニットと、前記ガン模型の銃身部
に外部に露出した状態で設けられていて銃身部の長手方
向へ滑り移動が可能なスライドカバーと、そのスライド
カバーを瞬間的に高速で移動させるカバー駆動手段とを
有し、前記カバー駆動手段は、電磁ソレノイドと、該電
磁ソレノイドによって駆動されると共にガイド手段によ
ってガイドされて往復直進移動する移動部材とを有して
おり、その移動部材にスライドカバーが固着されること
を特徴とする。
行なう。プレイヤがガン模型のトリガーを引くと、カバ
ー駆動手段が作動してスライドカバーが瞬間的に高速で
後ろ方向へスライド移動する。この移動は、本物の銃に
おける、いわゆるブローバック動作に近似した動作であ
り、この動作によりプレイヤは、模擬射撃動作に対応し
て迫真性に富んだ反動や衝撃を体感できる。また、この
模擬ブローバック動作を見る第三者を効果的にゲームに
引きつけることができる。
ブルによって筐体に接続することができる。また、無線
通信によってガン模型とゲーム機本体との間で信号をや
りとりすることにより、ガン模型と筐体とを接続する可
撓性ケーブルを排除することもできる。
狙ってプレイヤがガン模型のトリガーを引いたときに、
ガン模型が狙っている仮想の着弾位置、すなわち模擬着
弾位置がどこであるかを判定するために、着弾検出用光
学系を設ける必要がある。ガン模型の内部に配設される
上記の着弾検出用光学ユニットは、その着弾検出用光学
系を構成する一部分である。
造は種々考えられるが、例えば受光素子を用いた光学ユ
ニット又は発光素子を用いた光学ユニット等を採用でき
る。受光素子を用いる場合は、標的側からの発光をその
受光素子によって受光することにより、その受光素子が
向いている方向、すなわちガン模型の銃口部分が向いて
いる方向を検出する。他方、発光素子を用いる場合は、
その発光素子からの光が標的側のどの位置において検出
されるかによって、ガン模型の銃口部分が向いている方
向を検出する。
て映し出すことができる。この場合には、ガン模型の内
部に受光素子を含む着弾検出用光学ユニットを配設し、
CRTモニターの発光輝点をその受光素子を用いて検出
することにより、ガン模型が向いている位置、すなわち
模擬着弾位置を検出することができる。この検出方法に
よれば、ガン模型の内部に発光素子を配設する方式の検
出方法に比べて、模擬着弾位置を非常に高精度に検出で
きる。
ドカバーを設ける場合には、スライドカバーが移動する
ときの反動によってガン模型の狙いが大きく変動する。
このことは、プレイヤの射撃能力をゲームに効果的に反
映できるできるというということであり、よって、プレ
イヤをゲームに熱中させることができる。
かることを防止してプレイヤを保護するために、銃身部
の後端位置に後方へ向けて突出する保護用突出部を設け
ることが望ましい。これにより、プレイヤにとっての安
全性が確保される。この場合、ゲームの迫真性を損なわ
ないようにするため、保護用突出部を模擬撃鉄部として
構成することが望ましい。
と、上銃身部と握り部との間に位置する下銃身部とを有
するものである場合には、スライドカバーを上銃身部に
設け、そして模擬着弾位置を検出するための着弾検出用
光学ユニットを下銃身部の内部に収納することができ
る。このように、スライドカバーと光学ユニットとを分
けて配設するようにすれば、光学ユニットの大きさに関
係なくスライドカバーを大きな形状に形成でき、従っ
て、十分に大きな反動をプレイヤに付与でき、しかも見
栄えも良くなる。また、光学ユニットの設置スペースも
広くなり、例えば、集光レンズの径を大きくすることが
でき、こうすれば、受光センサに集光する光の強度を高
めることにより精度の高い模擬着弾位置の判定ができ
る。
駆動手段は、特定の構造に限定されない。しかしながら
望ましい構造としては、電磁ソレノイドと、電磁ソレノ
イドによって駆動されると共にガイド手段によってガイ
ドされて往復直進移動する移動部材とを有する構成とす
ることができる。この構成を採用した場合は、その移動
部材にスライドカバーが固着される。この構成によれ
ば、簡単な構成によってスライドカバーを瞬間的に高速
度で滑らかに往復移動させることができる。
は特別の形状に限定されないが、次のように構成すると
有利である。すなわち、銃身部の先端位置に模擬銃口部
を設け、銃身部の後端位置に後方へ向けて突出するよう
に保護用突出部を設け、そして、模擬銃口部と保護用突
出部との間にわたって銃身部のほぼ全域を覆うようにス
ライドカバーを設ける。この構成により、スライドカバ
ーの形状を可能な限り大きくできるので、プレイヤに大
きな反動や衝撃を付与でき、しかも第三者を効果的にゲ
ームに引きつけることができる。また、本物の銃に近似
した外観形状を得ることができるので、迫真性に富んだ
ゲームを楽しむことができる。
に係るガンゲーム機の一実施形態を示している。このガ
ンゲーム機は、いわゆるテレビゲーム機であり、筐体1
の内部に表示装置としてのCRTモニター2を有してい
る。筐体1の前面に設けた操作部3の上には、ケーブル
取出し口4a及び4bが設けられ、それらのケーブル取
出し口から、それぞれ、ケーブル5a及び5bが外部へ
露出している。ケーブル5a,5bの先端には、それぞ
れ、ガン模型6a及び6bが接続されている。筐体1の
前面の下部には、衝撃を吸収できる性質を有する弾性部
材28、例えばゴム、合成樹脂が設けられている。
に、プレイヤによって握られる握り部7と、弾が出る部
分を模した上銃身部8と、そして下銃身部9とを有して
いる。握り部7及び下銃身部9は、ガン本体部15によ
って一体に形成されている。上銃身部8は、外観上、ガ
ン本体部15の右端上部に固着した模擬銃口部14と、
ガン本体部15の左端上部に固着した、保護用突出部と
して働く、模擬撃鉄部16と、そして模擬銃口部14と
模擬撃鉄部16との間にわたって上銃身部8のほぼ全域
を覆うように配設されたスライドカバー17とによって
構成されている。
9との間に、指を挿入するための開口部10が形成さ
れ、その開口部内にトリガー11が設けられている。こ
のトリガー11は、握り部7の内部に形成したガイド壁
12によって案内されながら矢印A−A’のように平行
滑り移動する。但しトリガー11は、通常は、圧縮バネ
13のバネ力によって矢印A’方向、すなわち図の右方
向へ押し付けられている。トリガー11が、バネ13の
バネ力に抗して図の左方向(矢印A方向)へ引かれる
と、マイクロスイッチ27のアクチュエータが押されて
そのマイクロスイッチ27がオンとなる。
湾曲形状の取付具18が位置不動に固定されている。取
付具18の左端起立部18aには、電磁ソレノイド19
がネジ締め等によって固着されている。また、取付具1
8の右部には、ガイド溝20が固着されている。このガ
イド溝20は、図3に示すように、その断面が略U字形
状に形成されている。
ャ19aのまわりには圧縮バネ21が設けられ、さらに
プランジャ19aの先端にブラケット22が緩くはめら
れている。スライドカバー17は、ネジ23,23によ
ってブラケット22の側面に固着されている。また、ブ
ラケット22の底面には、図3に示すように、ガイド溝
20の中を滑り移動するスライダ24がネジ締めその他
の締結方法によって固着されている。
び受光センサ26を有する着弾検出用光学ユニット30
が収納されている。この光学ユニットは、プレイヤがガ
ン模型6a,6bを手に持って模擬銃口部14をCRT
モニター2(図1)へ向けた状態でトリガー11を図2
の左方向へ引いたときのCRTモニター2上における模
擬着弾位置を検出するために用いられる。具体的には、
トリガー11が引かれたときにCRTモニター2上のラ
スタスキャンの発光を受光センサ26によって検出する
ことにより、模擬銃口部14が向いているCRTモニタ
ー2上の座標位置を判定する。
離れた下方位置に配設されているので、受光センサ26
によって検出した模擬着弾位置は、模擬銃口部14が向
いている位置と正確には合致せず、間隔Gに対応した誤
差を含んでいる。しかしながら、この誤差は、受光セン
サ26の出力信号に基づいて模擬着弾位置を演算する演
算回路における演算プロセスにおいて補正することによ
って修正できる。
は、マイクロスイッチ27に通じる信号線、受光センサ
26に通じる信号線及びソレノイド19に通じる給電線
の各通電線が収納される。
構成されているので、図1においてCRTモニター2上
に適宜のゲーム内容が映像として映し出され、プレイヤ
はガン模型6a及び6bのいずれか又は両方を手に持っ
て映像に向かって模擬射撃を行なう。この模擬射撃中、
プレイヤがトリガー11を図2の矢印A方向へ引くと、
ソレノイド19へ瞬間的に、例えば5/100秒程度、
通電が行われ、プランジャ19aが瞬間的に高速で往復
動作を行なう。
ブラケット22及びそのブラケット22に固着されたス
ライドカバー17も同時に瞬間的に高速度で往復移動し
て、プレイヤに射撃の反動による衝撃を付与する。これ
により、プレイヤは迫真性に富んだ射撃プレイを行うこ
とができる。また、スライドカバー17の後方への往復
スライド移動は、実物の銃のブローバック動作に似てお
り、外部からこの動作を見る者をゲームに引き寄せると
いう効果も奏する。
a,6bと筐体1とを結ぶケーブル5a,5bの長さに
制限を加えてある。具体的には、図1に示すように、ガ
ン模型6bを自由落下させたとき、ガン模型6bが床に
接触することなく、両者間に適宜の間隔δが空くよう
に、ケーブル5bの長さを従来のものよりも短く設定し
てある。図では、一方のケーブル5bについてだけ図示
したが、他方のケーブル5aの長さも同様に設定してあ
る。
長いと、落下したガン模型6a,6bは床に衝突して大
きな衝撃を受ける。本実施形態に係るガン模型のよう
に、その内部に機構部品や光学ユニットが内蔵される場
合には、特に、そのような衝突は避けなければならな
い。また、図2に示すように、ケーブル5a,5bを握
り部7の底面に接続するようにすれば、プレイヤによる
ガン模型の取り扱いが容易になる。
を落下させたとき、集光レンズ25等を含む光学ユニッ
トを収納した銃身の先端部が床に衝突し易くなる。光学
ユニットは精密な部品であるからこのような衝撃は避け
なければならない。また、ガン模型の先端部に衝撃が加
わると、銃身の先端部分にひび割れ等の破損が発生し易
い。このような破損が発生すると、受光センサ26にノ
イズ成分となる不要な光が入り込むので、模擬着弾位置
の検出精度が低下するおそれがある。よって、この点か
らもガン模型に衝撃が加わることは避けなければならな
い。
ーブル5a,5bの長さを短くしてガン模型と床との衝
突が起きないようにしておけば、プレイヤが誤って又は
故意にガン模型6a,6bを落下させたとしても、ガン
模型には大きな衝撃は加わらない。従って、本実施形態
によれば、内部に機構部品や光学ユニットを内蔵したガ
ン模型や、握り部の底部にケーブルが接続されると共に
銃身の先端部に光学ユニット等の精密部品が配設される
形式のガン模型等を極めて安全に保持できる。
ておけば、ガン模型6a,6bに対する筐体1からの衝
撃も和らげられるので、ガン模型をより一層安全に保持
できる。ケーブル5a,5bの長さを短くすると、プレ
イヤがガン模型6a,6bを手に持ってプレイを行うと
きの、ガン模型を自由に動かすことのできる範囲が狭く
なることが予測される。しかしながら本実施形態では、
操作部3の上面に設けた取出し口4a,4bからケーブ
ル5a,5bを外部へ取り出すようにしてあるので、ガ
ン模型に関する移動の自由度はそれほど損なわれない。
は、トリガー11が引かれたときに、鎖線Qで示すよう
に勢い良く後方へ移動するので、操作しているプレイヤ
の顔等にぶつかる危険性がある。しかしながら本実施形
態では、撃鉄を倒した状態を模した保護用突出部16を
後ろ方向へ大きく張り出してあるので、スライドカバー
17が後方へ移動してもそれがプレイヤにぶつかること
がなく安全である。
される模擬着弾位置を検出するための着弾位置検出装置
の一例を示している。同図において、受光センサ26及
びマイクロスイッチ27の出力信号はCPU(中央処理
装置)31の入力ポートへ伝送され、そのCPU31は
メモリ32の中に格納されたゲームプログラムに従って
スイッチ33、同期信号発生回路34及びビデオプロセ
ッサ35の各機器の動作を制御する。
の水平同期信号SH 及び垂直同期信号SV に基づいてビ
デオプロセッサ35を制御する。そのビデオプロセッサ
35は、同期信号発生回路34からの複合同期信号SC
に同期してゲーム内容に相当するRGB信号を発生し、
そのRGB信号がCRTモニター2の映像入力端子に入
力され、そのモニター画面上に所定のゲーム映像が映し
出される。この映像の中には、適宜のタイミングで標的
映像が出現し、その標的映像を狙ってプレイヤがガン模
型6a,6bのトリガー11を引く。
ッチ27がON状態になって射撃信号S1がCPU31
へ伝送される。射撃信号S1を受けたCPU31はスイ
ッチ33へ向けて切換信号S2を出力し、この切換信号
S2に従ってCRTモニター2のRGB入力端子がビデ
オプロセッサ35から一定電圧Eへと切り替わる。
が同期信号SC に従ってモニター画面全体を1フレーム
分だけ走査し、これにより、その画面上に瞬間的に白画
面が表示される。この白画面の表示に際して、ガン模型
6a,6bで狙いを定めた画面上の位置を輝点Pが通過
すると、その光はガン模型6a,6b内の受光センサ2
6によって受光され、その受光センサ26に出力信号が
現れる。この出力信号を受け取ったCPU31は、その
時点の水平同期信号及び垂直同期信号に基づいて、モニ
ター2の画面上のどの位置の輝点Pが受光センサ26に
よって検出されたのかを判断する。
が判定され、その位置に標的映像が存在する場合にはC
PU31は命中のためのゲーム演算、例えば得点の加算
を実行する。他方、模擬着弾位置に標的映像が存在しな
い場合にはCPU31は射撃失敗のためのゲーム演算を
実行する。
ンゲーム機の他の実施形態を示している。この実施形態
が図4に示した先の実施形態と異なる主要な点は、標的
を表示するための手段としてCRTモニターに代えてス
クリーンを用いたこと及びガン模型の内部に配設する着
弾検出用光学ユニットの中に受光センサに代えて発光素
子を用いたことである。
には着弾検出用光学ユニットを構成する発光素子50が
設けられている。また、筐体1の内部にはスクリーン4
0、水平回転ミラー41、垂直回転ミラー42、ランプ
43、受光素子44、そして制御装置45の各機器が配
設されている。水平回転ミラー41は水平軸線LH を中
心として矢印Aで示すように揺動回転し、垂直回転ミラ
ー42は垂直軸線LVを中心として矢印Bで示すように
揺動回転する。
は遮光板46及び光学系47が配設される。ランプ43
からの発光は遮光板46及び光学系47を通過し、さら
に垂直回転ミラー42及び水平回転ミラー41で反射し
た後、スクリーン40に到達する。このとき遮光板46
に形成される透光パターンに従って、図7に示すよう
に、標的像48がスクリーン40上に映し出される。そ
してさらに、垂直回転ミラー42及び水平回転ミラー4
1をそれぞれの軸線のまわりに揺動回転させれば、図7
に矢印Cで示すように、標的像48をスクリーン40上
で移動させることができる。符号49は、受光素子44
の前に配置された光学系を示している。
る模擬着弾位置を判定するための着弾検出回路51と、
ゲーム全体の制御を司るゲーム演算回路52とを有して
いる。着弾検出回路51は、例えば図6に示すように、
受光素子44の出力信号を増幅する増幅回路53と、増
幅回路53の出力信号を受けるサンプルホールド回路5
4と、増幅回路53の出力信号をそのレベルを変化させ
て出力するレベルシフト回路55と、サンプルホールド
回路54の出力信号とレベルシフト回路55の出力信号
とを比較してゲーム演算回路52へ向けて命中信号SM
又は外れ信号SZ を出力するコンパレータ56とを有し
ている。
に付設したマイクロスイッチ27から出力される射撃信
号ST を受信したときに、そのときの増幅回路53の出
力信号を一旦保持した後に出力する。
構成されているので、ゲームが開始されると、適宜のタ
イミングでスクリーン40上に標的像48が現れて移動
する。プレイヤはその標的像48を狙ってガン模型6
a,6bのトリガ11を引く。トリガ11が引かれたと
きにガン模型6a,6bの狙いが正確に標的像48に合
致していないと、すなわち狙いが外れていると、発光素
子50からの光は標的像48に重ならない。よって、ト
リガ11が引かれたときの前後における標的像48から
の反射光の強度には変化が発生せず、従って、図6にお
いてコンパレータ56の両入力端子に入力されるサンプ
ルホールド回路54及びレベルシフト回路55の各出力
信号には大きな変化は発生しない。この結果、コンパレ
ータ56の出力端子には外れ信号SZ が出力される。
a,6bの狙いが正確に標的像48に合致していると、
すなわち狙いが命中していると、発光素子50からの光
が標的像48に重なり、よって、トリガ11が引かれた
ときの前後における標的像48からの反射光の強度が大
きく変化する。この結果、サンプルホールド回路54の
出力信号とレベルシフト回路55の出力信号との間に大
きな差が生じ、従って、コンパレータ56から命中信号
SM が出力される。ゲーム演算回路52は、その命中信
号SM を受けたときに、命中を表示するための所定の演
算を実行する。
以外の標的表示装置を用いる場合にも、さらにはガン模
型から光を発光する方式の模擬着弾位置検出装置を用い
る場合にも適用できる。
形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はそれらの実
施形態に限られることなく、特許請求の範囲に記載した
発明の範囲内で種々に改変できる。
は、ゲーム機筐体1とガン模型6a,6bとの間をケー
ブル5a,5bで接続することによって両者の間で信号
のやりとりを行った。しかしながら、無線通信、例えば
赤外線通信等を利用して両者の間で信号のやりとりを行
うようにすれば、両者の間からケーブルを排除できる。
に限られず、実際に動いている物体を標的とするような
ガンゲーム機にも適用できる。具体的には、本発明は次
のようなガンゲーム機、すなわち、人間、動物などを模
して標的を形成し、その標的の心臓に相当する部分に発
光素子や受光素子を設置し、そして、そのような標的を
動かした状態でプレイヤがそれらの標的を狙うようにし
たガンゲーム機にも適用できる。
すなわち、プレイヤが移動する通路と、そしてその通路
に沿って置かれた複数の現実の標的とを有するガンゲー
ム機にも適用できる。このガンゲーム機では、プレイヤ
は、通路に沿って移動しながら標的を次々と射撃する。
つの例であって、その形状はその他の任意の形状とする
ことができる。また、図2に示したガン模型もあくまで
も1つの例であって、その形状及び構造は、請求の範囲
に記載した技術的範囲内である限り種々に改変できる。
さらに、本発明は業務用のガンゲーム機の他に家庭用の
ガンゲーム機にも適用できる。
ライドカバーの瞬間的な移動により、プレイヤによる模
擬射撃動作に対応して迫真性に富んだ反動や衝撃をその
プレイヤに与えることができる。また、その模擬射撃動
作を見る第三者を効果的にゲームに引きつけることがで
きる。
を示す斜視図である。
断面図である。
形態の要部を示すブロック図である。
す断面図である。
一実施形態を示すブロック図である。
示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ガン模型を筐体から離してプレイヤが手
に持ってゲームを行うガンゲーム機において、 前記ガン模型の内部に配設されていて模擬着弾位置を検
出するための着弾位置検出用光学ユニットと、 前記ガン模型の銃身部に外部に露出した状態で設けられ
ていて銃身部の長手方向へ滑り移動が可能なスライドカ
バーと、 そのスライドカバーを瞬間的に高速で移動させるカバー
駆動手段とを有し、 前記カバー駆動手段は、電磁ソレノイドと、該電磁ソレ
ノイドによって駆動されると共にガイド手段によってガ
イドされて往復直進移動する移動部材とを有しており、
その移動部材にスライドカバーが固着される ことを特徴
とするガンゲーム機。 - 【請求項2】 請求項1において、前記プレイヤによっ
て操作されるトリガーを有し、 該トリガーの操作によって前記着弾検出用光学ユニット
による着弾位置の検出及び前記カバー駆動手段によるス
ライドカバーの駆動が行われることを特徴とするガンゲ
ーム機。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記電
磁ソレノイドは通電によって移動するプランジャを有
し、該プランジャは前記移動部材に緩くはめられること
を特徴とするガンゲーム機。
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