JPH0889644A - ぱちんこ球計数センサ - Google Patents

ぱちんこ球計数センサ

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JPH0889644A
JPH0889644A JP27192794A JP27192794A JPH0889644A JP H0889644 A JPH0889644 A JP H0889644A JP 27192794 A JP27192794 A JP 27192794A JP 27192794 A JP27192794 A JP 27192794A JP H0889644 A JPH0889644 A JP H0889644A
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pachinko
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JP27192794A
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Yasuyuki Goto
康之 後藤
Kenichiro Makino
健一郎 牧野
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TAITETSUKU KK
Taiyo Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
TAITETSUKU KK
Taiyo Kagaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ぱちんこ球が後戻りした場合の誤カウントを防
止する。 【構成】1個の発光素子10、15から発せられる光が
ぱちんこ球に反射して1個の受光素子11、16へ入射
するように、発光素子と受光素子を並べて設けた第1及
び第2のぱちんこ球検出手段5、6を、ぱちんこ機の通
路14の壁面に所定の間隔でそれぞれ設置する。ぱちん
こ球検出手段の後段には、パルスカウント手段7を設け
る。第1のぱちんこ球検出手段5を設ける位置と第2の
ぱちんこ球検出手段6を設ける位置とは、通路14をぱ
ちんこ球が通過する際、第1のぱちんこ球検出手段から
ぱちんこ球検出信号が出力されている間に、第2のぱち
んこ球検出手段がぱちんこ球を検出する信号を出力でき
るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ぱちんこ球を光で検出
するセンサに関し、特にぱちんこ機の球補給または球排
出を計数するためのぱちんこ球計数センサに関する。
【0002】なお、以後の記述において、球補給センサ
及び球排出センサを総称して、ぱちんこ球計数センサと
言うことにする。逆に、本願において、ぱちんこ球計数
センサと言えば、ぱちんこ機に設けられている種々のぱ
ちんこ球を検出または計数するセンサのうち、球補給セ
ンサ及び球排出センサのことを意味するものとする。
【0003】
【従来の技術】従来、ぱちんこ球計数センサとしては、
メカニカルスイッチまたはリードスイッチを用いた接点
開閉式のものが主流であった。一般に、接点開閉式のぱ
ちんこ球計数センサとしては、次のようなものが多く使
われてきている。
【0004】センサの設けられている通路をぱちんこ球
が通過する度に、歯車が1歯ずつ回転するように構成さ
れ、ぱちんこ球が所定個数、例えば10個、該歯車部を
通過すると、所定部位に設けられている磁石が歯車の動
きにつれて、リードスイッチに接近し、該リードスイッ
チの接点が開閉して、ぱちんこ球を計数するというもの
であった。接点開閉式のぱちんこ球計数センサは、所定
個数、例えば10個単位でしか、ぱちんこ球を計数でき
ない、寿命が短い、という問題点があった。
【0005】これらの問題点を解決する方法としては、
コイルを用いた電磁誘導式、あるいは発光素子と受光素
子とを用いた光学式のぱちんこ球計数センサなるものが
考えられる。
【0006】前記電磁誘導式のぱちんこ球計数センサ
は、金属球しか検出できない、電磁ノイズにより誤動作
するという欠点がある。前記光学式のぱちんこ球計数セ
ンサは、非金属球も検出でき、電磁ノイズにも強いとい
う利点がある。
【0007】光学式のぱちんこ球計数センサには、大別
して透過型と反射型とがある。透過型のぱちんこ球計数
センサは、発光素子から発せられ、受光素子が受光して
いる光(レーザ、赤外線なども含む)をぱちんこ球が遮
ることにより、該ぱちんこ球を検出(計数)する方式で
あり、反射型のぱちんこ球計数センサは、発光素子から
発せられる光がぱちんこ球に当たって反射してきた光を
受光素子が受光することにより、該ぱちんこ球を検出
(計数)する方式である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ぱちんこ球が補給また
は排出される通路へは、大量のぱちんこ球が急激に流れ
込んでくることがあり、ぱちんこ球が逆流、つまり前記
通路をぱちんこ球が後戻りするという現象が起きること
がある。また、ぱちんこ球が跳ね返って、後戻りすると
いうことも起きることがある。
【0009】従来の各種方式のぱちんこ球計数センサ、
すなわち接点開閉式、電磁誘導式及び光学式(すなわち
透過型と反射型)のぱちんこ球計数センサは、ぱちんこ
球が補給または排出される通路を後戻りする現象が起き
たとき、後戻りしてきたぱちんこ球を誤カウント、つま
り1個のぱちんこ球を2回以上計数するという問題点が
あった。
【0010】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ぱちんこ球補給通路及びぱちんこ球排出通路を
通過するぱちんこ球を1個単位で計数(検出)でき、ぱ
ちんこ球補給通路及びぱちんこ球排出通路において、ぱ
ちんこ球が後戻りした場合でも誤カウントすることがな
いぱちんこ球計数センサを提供することにある。
【0011】また、ぱちんこ機の球補給通路及びぱちん
こ機の球排出通路への取付が容易なぱちんこ球計数セン
サを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるぱちんこ
球計数センサは、以上の課題を解決したもので、次のよ
うなものである。1個の発光素子から発せられる光がぱ
ちんこ球に反射して1個の受光素子へ入射するように、
該発光素子及び該受光素子を並べて設けた構成の第1の
ぱちんこ球検出手段と同第2のぱちんこ球検出手段と
を、ぱちんこ機の球補給通路または球排出通路の壁面
に、所定の間隔を保って、それぞれ設置する。前記第1
のぱちんこ球検出手段及び前記第2のぱちんこ球検出手
段の後段には、パルスカウント手段を設ける。
【0013】ここで、前記所定の間隔というのは、前記
第1のぱちんこ球検出手段を設ける位置と前記第2のぱ
ちんこ球検出手段を設ける位置との間隔のことであっ
て、前記球補給通路または球排出通路をぱちんこ球が通
過するに際して、前記第1のぱちんこ球検出手段からの
該ぱちんこ球検出信号(パルス)が出力されている間、
すなわち該信号が立ち上がっている間に、前記第2のぱ
ちんこ球検出手段が該ぱちんこ球を検出する信号(パル
ス)を出力できるような間隔のことである。
【0014】また、パルスカウント手段というのは、入
力パルスの種類、すなわち第1のぱちんこ球検出手段か
らのパルスか第2のぱちんこ球検出手段からのパルス
か、立ち上がりか立ち下がりか、の検出及び入力パルス
の順序の判定を行う計数装置のことである。
【0015】
【作用】図1に示されるように、第1のぱちんこ球検出
手段(5)の検出範囲は、ぱちんこ球(8a)の中心
が、波線で示される2本の線分の間にあるときであり、
第2のぱちんこ球検出手段(6)の検出範囲は、ぱちん
こ球(8a)の中心が、一点鎖線で示される2本の線分
の間にあるときであるとして、本発明に係わるぱちんこ
球計数センサの作用を説明する。
【0016】なお、以下の説明は、ぱちんこ球がぱちん
こ球検出手段の検出範囲に入ると、出力が立ち上がり、
検出範囲からはずれると、出力が立ち下がるというアク
ティブHのぱちんこ球検出手段で行うが、本発明に係わ
るぱちんこ球計数センサは、アクティブLの方式のぱち
んこ球検出手段でも構成することができることはもちろ
んである。
【0017】図1において、ぱちんこ球(8a)が、球
補給通路または球排出通路(以後、通路と称する)を通
過していくものとすると、図3の一点鎖線よりも左側に
示される第1及び第2のぱちんこ球検出手段(5、6)
の出力信号の波形が得られる。図3及び図4において、
符号イの波形は、第1のぱちんこ球検出手段(5)の、
符号ロの波形は、第2のぱちんこ球検出手段(6)の信
号波形である。
【0018】また、図1及び図2において、紙面に向か
って左が通路の入り口側、右が出口側である。従って、
ぱちんこ球は、通常は、左から右に流れる(通過す
る)。
【0019】このように、本発明に係わるぱちんこ球計
数センサを通路(14)の入り口から出口までのいずれ
かの場所に取り付ければ、ぱちんこ球(8a)が第1の
ぱちんこ球検出手段(5)の検出範囲まで移動してくる
と、該発光素子から発せられる光が、該ぱちんこ球(8
a)に反射して、該受光素子に所定の強さ以上の光とな
って入射したとき、第1のぱちんこ球検出手段(5)
は、時刻t1において、検出信号(パルス)を出力す
る。つまり、第1のぱちんこ球検出手段(5)の出力
が、LレベルからHレベルへ立ち上がる。
【0020】次に、該ぱちんこ球(8a)が進行方向、
つまり出口の方へ移動すると、第2のぱちんこ球検出手
段(6)の検出範囲に進入するので、第2のぱちんこ球
検出手段(6)からは、検出信号(パルス)が出力さ
れ、第2のぱちんこ球検出手段(6)の出力が立ち上が
る(Hレベルになる)。
【0021】このとき(時刻t2)、前記したように、
第1のぱちんこ球検出手段(5)と第2のぱちんこ球検
出手段(6)の設けられている間隔は、第1のぱちんこ
球検出手段(5)からの該ぱちんこ球検出信号(パル
ス)が出力されている間(t1〜t3)に、第2のぱち
んこ球検出手段(6)が該ぱちんこ球(8a)を検出す
る信号(パルス)、すなわち第2のぱちんこ球検出手段
の出力信号の立ち上がり(2)を出力できるような間隔
であるから、第1のぱちんこ球検出手段(5)の出力
は、Hレベルのままである。
【0022】さらに、該ぱちんこ球(8a)が移動する
と、第1のぱちんこ球検出手段(5)の検出範囲からは
ずれるので、第1のぱちんこ球検出手段(5)は、信号
を出力しなくなる。つまり、出力がHレベルからLレベ
ルへ立ち下がる(時刻t3)。
【0023】さらに、該ぱちんこ球(8a)が移動し
て、時刻t4では、第2のぱちんこ球検出手段(6)か
らの信号が立ち下がって、Lレベルとなる。このよう
に、本発明に係わるぱちんこ球計数センサは、2個のぱ
ちんこ球検出手段(5、6)からの出力信号(パルスの
立ち上がりまたは立ち下がり)をカウント(検出)する
ことにより、ぱちんこ球が通路(14)を通過する個数
を計数する。
【0024】次に、図2に示すように、ぱちんこ球(8
a)の後ろにもう1個のぱちんこ球(8b)が接した状
態で、ぱちんこ球(8a、8b)が通路(14)を通過
していく場合について、本発明の作用を説明する。
【0025】ぱちんこ球(8a、8b)が第1及び第2
のぱちんこ球検出手段(5、6)の検出範囲を通過して
いくと、図3で示すような信号波形が得られる。なお、
図3及び図4において、一点鎖線より右側は、ぱちんこ
球(8b)を検出したことによる信号波形である。
【0026】パルスカウント手段(7)は、第1及び第
2のぱちんこ球検出手段(5、6)からの出力信号(パ
ルス)の立ち上がり及び立ち下がりを次の如く、検出
(カウント)する。
【0027】パルスカウント手段(7)は、パルス(立
ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジ)の検出を必
ず、立ち上がり信号から始める。すなわち、第1のぱち
んこ球検出手段の出力信号の立ち上がり(1)、また
は、第2のぱちんこ球検出手段の出力信号の立ち上がり
(2)から、パルスの検出を開始する。
【0028】パルスカウント手段(7)は、第1のぱち
んこ球検出手段の出力信号の立ち上がり(1)→第2の
ぱちんこ球検出手段の出力信号の立ち上がり(2)→第
1のぱちんこ球検出手段の出力信号の立ち下がり(3)
→第2のぱちんこ球検出手段の出力信号の立ち下がり
(4)の順でパルスを検出したとき、ぱちんこ球が通過
したと判断する。
【0029】すなわち、(1)、(2)、(3)、
(4)の順番で、第1及び第2のぱちんこ球検出手段
(5、6)からの出力信号(パルス)の立ち上がり及び
立ち下がりをカウント(検出)したとき、ぱちんこ球が
1個、通路(14)を通過したものとして計数する。
【0030】また、パルスカウント手段(7)は、第2
のぱちんこ球検出手段の出力信号の立ち上がり(2)→
第1のぱちんこ球検出手段の出力信号の立ち上がり
(1)→第2のぱちんこ球検出手段の出力信号の立ち下
がり(4)→第1のぱちんこ球検出手段の出力信号の立
ち下がり(3)の順でパルスを検出したとき、ぱちんこ
球が後戻りしたと判断する。
【0031】すなわち、(2)、(1)、(4)、
(3)の順番で、第1及び第2のぱちんこ球検出手段
(5、6)からの出力信号(パルス)の立ち上がり及び
立ち下がりをカウント(検出)したとき、ぱちんこ球が
1個、通路(14)を後戻りしたと判断して、ぱちんこ
球が通過したものとして計数した個数から1を減じる。
【0032】パルスカウント手段(7)は、上記した二
つの順序でパルスが入力した場合以外は、ぱちんこ球の
計数(アップカウント)も減数(ダウンカウント)もし
ない。
【0033】図3では、パルスカウント手段(7)は、
(1)でカウントを開始し、(2)、(3)、(4)、
(1)、(2)、(3)、(4)とパルスをカウントす
るので、ぱちんこ球2個の通過を検出したことになる。
【0034】図4のAは、図2において、ぱちんこ球
(8a)の中心が、a点まで進み、それからd点まで後
戻りしてから通路(14)を通過した場合のパルスカウ
ント手段(7)への入力信号波形を示したものである。
【0035】パルスカウント手段(7)は、(1)でカ
ウントを開始するが、(2)、(4)とパルスが入力し
てくるので、カウント(検出)を中止する。なぜなら、
(4)は、本来、(3)でなければならないからであ
る。
【0036】次に、パルスカウント手段(7)は、ま
た、(1)から検出を開始し、(2)、(3)、
(4)、(1)、(2)、(3)、(4)とパルスを検
出するので、ぱちんこ球2個の通過を検出したことにな
【0037】図4のBは、図2において、ぱちんこ球
(8a)の中心が、b点まで進み、それからd点まで後
戻りしてから通路(14)を通過した場合のパルスカウ
ント手段(7)への入力信号波形を示したものである。
【0038】パルスカウント手段(7)は、(1)でカ
ウントを開始するが、(2)、(3)、(1)とパルス
が入力してくるので、本来(4)が入力してくるところ
に(1)が入力したので、カウントを中止するととも
に、再び4番目のパルスである(1)からカウントを開
始する。なぜなら、前述したように、パルスカウント手
段(7)は、(1)または(2)からカウントを開始す
ることになっていいるからである。次に、パルスカウン
ト手段(7)は、(1)、(4)とパルスを入力する
が、(1)の次は、(2)の入力でなければならないの
で、カウントを中止する。
【0039】次に、パルスカウント手段(7)は、ま
た、(1)から検出を開始し、(2)、(3)、
(4)、(1)、(2)、(3)、(4)とパルスを検
出するので、ぱちんこ球2個の通過を検出したことにな
【0040】図4のCは、図2において、ぱちんこ球
(8a)の中心が、c点まで進み、それからd点まで後
戻りしてから通路(14)を通過した場合のパルスカウ
ント手段(7)への入力信号波形を示したものである。
【0041】パルスカウント手段(7)は、(1)でカ
ウントを開始し、(2)、(3)、(4)とパルスが入
力してくるので、ぱちんこ球(8a)1個を計数する。
【0042】次に、パルスカウント手段(7)は、ま
た、(2)から検出を開始し、(1)、(4)、(3)
とパルスを検出するので、前述したように、ぱちんこ球
1個の後戻りがあったと判断し、通路(14)を通過し
たものとして計数したぱちんこ球の個数から1を減じ
る。
【0043】次に、パルスカウント手段(7)は、ま
た、(1)から検出を開始し、(2)、(3)、
(4)、(1)、(2)、(3)、(4)とパルスを検
出するので、ぱちんこ球2個の通過を検出したことにな
【0044】なお、図4において、パルスの検出(カウ
ント)を開始する立ち上がり信号には#を、パルスの検
出(カウント)を中止する信号には×を、ぱちんこ球を
アップカウント(計数)する信号には△を、ぱちんこ球
をダウンカウント(減数)する信号には▼を、それぞれ
付している。
【0045】このように、本発明では、2個のぱちんこ
球検出手段(5、6)からのパルス(立ち上がり及び立
ち下がり)をパルスカウント手段(7)で、検出(カウ
ント)するので、ぱちんこ球が、後戻りした場合でも、
誤カウントすることなしに、通路(14)通過したぱち
んこ球を計数できる。また、ぱちんこ球どうしが接して
通路(14)を通過しても、後戻りしながら通過して
も、1個単位でぱちんこ球を計数できる。
【0046】
【実施例】図5は、本発明に係わるぱちんこ球計数セン
サのブロック図である(但し、電源は、示していな
い)。図5において、第2のぱちんこ球検出手段(6)
の内部構成は、一部しか図示していないが、第1のぱち
んこ球検出手段(5)と全く同じ構成である。
【0047】第1及び第2のぱちんこ球検出手段(5、
6)は、第1及び第2の発光素子(10、15)と第1
及び第2の受光素子(11、16)を併設したものであ
り、反射型の光センサの1種である。これを構成するに
は、発光素子として例えば発光ダイオード、受光素子と
して例えばホトダイオードまたはホトトランジスタ等を
使用すればよい。あるいは、市販のいわゆる反射型の光
電センサを使用してもよい。
【0048】アンプ(12)は、第1の受光素子(1
1)のアナログ出力を増幅してコンパレータ(13)へ
出力する。コンパレータ(13)は、アナログ−ディジ
タル変換をしてディジタル(パルス)出力をパルスカウ
ント手段(7)へ出力する。
【0049】アンプ(12)のゲイン及びコンパレータ
(13)のスレッショルドレベルは、第1の発光素子
(10)及び第1の受光素子(11)からぱちんこ球ま
での距離及び第1及び第2のぱちんこ球検出手段(5、
6)の所望される検出範囲等、本発明に係わるぱちんこ
球計数センサを取り付けようとする通路(14)の状況
に応じて、当業者が任意に設計・調整すればよい。
【0050】なお、図5では、アンプ(12)及びコン
パレータ(13)は、第1のぱちんこ球検出手段(5)
内に設けた構成としているが、第1のぱちんこ球検出手
段(5)の外側に設けてもよいし、パルスカウント手段
(7)の内部に設けてもよい。
【0051】第1のぱちんこ球検出手段(5)と第2の
ぱちんこ球検出手段(6)を通路(14)の壁面に設け
る場合、必ず守らなければならない重要な点は、ぱちん
こ球が第1のぱちんこ球検出手段(5)の検出範囲、次
に第2のぱちんこ球検出手段(6)の検出範囲を通過す
る場合、図3に示されているように、第1のぱちんこ球
検出手段(5)からの出力が立ち上がってHレベルにな
っている間に第2のぱちんこ球検出手段(6)からの立
ち上がり信号(パルス)が出力されるように、第1のぱ
ちんこ球検出手段(5)と第2のぱちんこ球検出手段
(6)の間隔(設置する位置関係)を設定するというこ
とである。
【0052】パルスカウント手段(7)は、パルスの種
別と順序を判定・検出するカウンタであって、例えば、
(マイクロ)コンピュータを用いれば、容易に構成する
ことができる。CPU(9)は、パルス(ディジタル信
号)をコンパレータ(13)からI/Oポート(図示せ
ず)等を介して、入力し、ソフトウェアで、前述したよ
うなパルスの検出(カウント)を行う。
【0053】また、パルスカウント手段(7)は、ハー
ドウェアだけで構成することもできる。この場合、色々
な方式が考えられるが、基本論理ゲートIC、フリップ
フロップIC及びアップダウンカウンタIC等を使え
ば、簡単に構成できる。パルスカウント手段(7)をど
のような構成にするかは、当業者が任意に設計して差し
支えない。
【0054】また、図1、図2及び図5で示すように、
本発明に係わるぱちんこ球計数センサは、ぱちんこ球検
出手段(5、6)として反射型の光センサを用いている
ので、透過式の光センサを用いた場合のように通路の壁
面の一方に発光素子、該発光素子の向かい側の通路の壁
面に受光素子を設ける必要がなく、通路(14)の片側
の壁面に取り付けるだけで済むので、取付や配線が容易
である。
【0055】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次に記載される効果を奏する 所定間隔で並べられた2個のぱちんこ球検出手段(5、
6)からのぱちんこ球検出信号(パルス)の立ち上がり
エッジ及び立ち下がりエッジをパルスカウント手段
(7)が検出(カウント)することにより、ぱちんこ球
が2個のぱちんこ球検出手段(5、6)の検出範囲を後
戻りせずに通過した場合は、ぱちんこ球の計数を行い、
ぱちんこ球が後戻りして誤カウントした場合は、計数し
たぱちんこ球の個数から1を減じることを行うので、通
路(14)を通過するぱちんこ球を1個単位で計数(検
出)でき、ぱちんこ球が後戻りした場合でも誤カウント
することがないぱちんこ球計数センサを提供することが
できる。
【0056】また、ぱちんこ機の通路(14)への取付
が容易なぱちんこ球計数センサを提供することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1及び第2のぱちんこ球検出手段の検出範囲
を示す模式図
【図2】ぱちんこ球の後戻り地点を示す模式図
【図3】第1及び第2のぱちんこ球検出手段の出力信号
波形図
【図4】第1及び第2のぱちんこ球検出手段の出力信号
波形図
【図5】本発明に係わるぱちんこ球計数センサの実施例
を示すブロック図
【符号の説明】
1 第1のぱちんこ球検出手段の出力信号の立ち上がり 2 第2のぱちんこ球検出手段の出力信号の立ち上がり 3 第1のぱちんこ球検出手段の出力信号の立ち下がり 4 第2のぱちんこ球検出手段の出力信号の立ち下がり 5 第1のぱちんこ球検出手段 6 第2のぱちんこ球検出手段 7 パルスカウント手段 8a、8b ぱちんこ球 9 CPU 10 第1の発光素子 11 第2の受光素子 12 アンプ 13 コンパレータ 14 通路 15 第2の発光素子 16 第2の受光素子 # パルスの検出(カウント)開始 × パルスの検出(カウント)中止 △ ぱちんこ球のアップカウント ▼ ぱちんこ球のダウンカウント

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1個の発光素子から発せられる光がぱちん
    こ球に反射して1個の受光素子へ入射するように該発光
    素子及び該受光素子を並べて設けた構成の第1のぱちん
    こ球検出手段と同第2のぱちんこ球検出手段とを、ぱち
    んこ機の球補給通路または球排出通路の壁面に、所定の
    間隔を保って、それぞれ設置し、前記第1のぱちんこ球
    検出手段及び前記第2のぱちんこ球検出手段の後段に
    は、パルスカウント手段を設けるとともに、前記第1の
    ぱちんこ球検出手段を設ける位置と前記第2のぱちんこ
    球検出手段を設ける位置とは、前記球補給通路または球
    排出通路をぱちんこ球が通過するに際して、前記第1の
    ぱちんこ球検出手段からの該ぱちんこ球検出信号が出力
    されている間に、前記第2のぱちんこ球検出手段が該ぱ
    ちんこ球を検出する信号を出力できるようにしたことを
    特徴とするぱちんこ球計数センサ。
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