JP2001161902A - パチンコ遊技機の球払出装置 - Google Patents

パチンコ遊技機の球払出装置

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JP2001161902A
JP2001161902A JP34869599A JP34869599A JP2001161902A JP 2001161902 A JP2001161902 A JP 2001161902A JP 34869599 A JP34869599 A JP 34869599A JP 34869599 A JP34869599 A JP 34869599A JP 2001161902 A JP2001161902 A JP 2001161902A
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Hisayoshi Sato
久芳 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不正行為によるパチンコ球の払出異常を防止
する。また、何らかの原因で1つの球計数用センサがパ
チンコ球を検出不能になっても支障なくパチンコ球の払
い出しが継続されるようにする。 【解決手段】 球払出装置の球通路に2つの球計数用セ
ンサ11,12を僅かな上下間隔gを離して配設し、該
球通路を通過するパチンコ球pがこの2つの球計数用セ
ンサによって僅かな時間差tをもって検出されるように
するとともに、その時間差が常に一定範囲内にあること
を監視する差分検出手段22を設け、その時間差が一定
範囲内にない場合に異常報知信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不正行為による異
常など球払出装置における異常が的確に検出されるよう
にしたパチンコ遊技機の球払出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般にパチンコ遊技機の球払出装置は、
羽根車やリードスクリュー等の球送部材をモータ,ソレ
ノイド等のアクチュエータによって作動させるととも
に、該球払出装置の払出口に設けられた電磁気式,光学
式等の球計数用センサによって通過するパチンコ球を計
数し、所定個数のパチンコ球が払い出されたところで上
記球送部材を停止させる構造を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
ような球払出装置では遊技者が不正の目的をもって細い
針金等をパチンコ遊技機に中に進入させて、該球払出装
置を誤作動させることで、多数の賞球を奪うような不正
行為がなされることがある。即ち、針金のようなものを
景品球の払出球通路に突っ込んで不正にパチンコ球を払
い出させる不正行為があっても、従来の1つの球計数用
センサによっては、パチンコ球を検出しているのか、あ
るいは針金のような異物を検出しているのかを判別でき
ないので、その行為を検知し防止することが困難であっ
た。
【0004】また、従来の球払出装置では、1つの球計
数用センサでパチンコ球を検知する構成であったので、
そのセンサの検知部分にゴミが付着するなど何らかの異
常が発生するとパチンコ球を正確に検出できなくなり、
そうした故障が遊技者とのトラブルを発生させるおそれ
があった。
【0005】さらに、1つの球計数用センサではその出
力信号が1つしか得られないので、例えば賞球としての
検出信号と、貸球としての検出信号とを夫々別々に得た
いような場合に、その検出元出力が不足するという問題
があった。即ち、従来のカード式パチンコ遊技機は、賞
球も貸球も同じ球計数用センサからのパルス信号により
計数するものであったので、工場出荷時、あるいは使用
途中等に、自動で打球を長時間にわたり発射させて賞球
数等を計数する検査が行はれ、カード式パチンコ遊技機
の場合、検査の途中で打球が無くなると球貸出要求スイ
ッチを操作し打球供給皿に打球を適宜補給するようにし
ているが、上記のように賞球も貸球も同一の球計数用セ
ンサから得られる出力信号によってパチンコ球を計数す
るように構成していると、その球計数用センサから得ら
れる出力信号をデジタルカウンタ等の計器で計数して
も、その計数値には入賞によるものと球貸出要求信号に
よるものとがあって両者を区別できないので、そのパチ
ンコ遊技機の特性を正確に測定できないという問題があ
った。
【0006】そこで、本発明の第一の目的は、上記のよ
うな不正行為によるパチンコ球の払出異常を防止せんと
するものである。また本発明の第二の目的は、何らかの
原因で1つの球計数用センサがパチンコ球を検出不能に
なっても支障なくパチンコ球の払い出しを継続し得るよ
うにするものである。また本発明の第三の目的は、検査
に際して賞球と貸球とを夫々別々に計数し得るようにす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、球
払出装置の球通路に2つの球計数用センサを僅かな上下
間隔を離して配設し、該球通路を通過するパチンコ球が
この2つの球計数用センサによって僅かな時間差をもっ
て検出されるようにしたことを特徴とする。また本発明
は、球払出装置の球通路に2つの球計数用センサを僅か
な上下間隔を離して配設し、該球通路を通過するパチン
コ球がこの2つの球計数用センサによって僅かな時間差
をもって検出されるようにするとともに、その時間差が
常に一定範囲内にあることを監視する差分検出手段を設
け、その時間差が一定範囲内にない場合に異常報知信号
が出力されるようにしたことを特徴とする。また本発明
は上記球払出装置において、2つの球計数用センサは夫
々投光器と受光器とからなる光学式のものであることを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に図面に従い本発明の実施の形
態を説明する。図1は本発明に係る球払出装置の縦断面
図、図2はそのA−A線断面図、図3はB−B線断面
図、図4はC−C線断面図である。図中、1は回転軸2
が略水平となるように支持されたステッピングモータ等
の駆動用のモータ、3a,3bは該回転軸2に隣接状に
固設された2つの羽根車である。該各羽根車3a,3b
は3枚の三日月形の羽根を120°間隔で放射状に形成
してなり、回転軸2に対して該各羽根車3a,3bの互
いの位相を60°ずらして固設している。4a,4bは
パチンコ機裏面の景品球タンク(図示省略)に貯留され
たパチンコ球pを整流樋を通過させることによって一列
に整列させて各羽根車3a,3b上に流下させるべくケ
ーシング5に形成された2条の球通路である。
【0009】また、6は各羽根車3a,3bから開放さ
れたパチンコ球が落下する絞込球通路で、該絞込球通路
は相対する内壁面6a,6bが漏斗状に傾斜して形成さ
れ、該各羽根車から開放されたパチンコ球pが該内壁面
6a,6bに当たることで該パチンコ球は一列に整列さ
れ球通路13に流れ込む。11,12は該球通路13に
上下間隔gを離して配設された2つの光学式球計数用セ
ンサである。なお該球通路13の先はパチンコ機裏面の
払出通路(図示省略)に連通する。
【0010】このため、羽根車3a,3bを矢印の方向
に回転させると、球通路4a,4b中を流下したパチン
コ球pが該羽根車3a,3bの羽根間に拘束されて円弧
状の軌跡を描いて移動した後、該各羽根車から開放され
絞込球通路6,球通路13を経て払出通路よりパチンコ
遊技機の前面に払い出される。
【0011】球計数用センサ11,12はコ字形の枠体
16,17の両端部に、図4に示されるように、投光器
18と受光器19を向かい合わせに配置してなるもの
で、上部の球計数用センサ11の光軸14と下部の球計
数用センサ12の光軸15との間に10mm程の上下間
隔gができるように配設される。
【0012】このように2つの球計数用センサ11,1
2を僅かな上下間隔gを離して配設することで該球払出
装置より払出されたパチンコ球pがこの球計数用センサ
11,12によって僅かな時間差をもって検出されるよ
うにする。
【0013】図5はこの球払出装置の信号系をブロック
図にて示したもので、この球払出装置の前記モータ1は
球払出制御回路20に駆動回路21を介して接続されて
いるとともに、該球払出制御回路20に2つの球計数用
センサ11,12の出力信号が受信されるように接続さ
れている。また、22はこの2つの球計数用センサ1
1,12によるパチンコ球検出の時間差tを監視する差
分検出手段で、該検出手段はその時間差tが、例えば、
0.001秒以上,0.1秒以下の一定範囲内にあるこ
とを監視し、その一定範囲内にない場合には報知器23
に異常報知信号を出力する。また、24は球計数用セン
サ11,12の検知状態を表示するために設けられた
青,黄,赤の3つのLEDからなる作動状態表示手段で
ある。
【0014】2つの球計数用センサ11,12から出力
されるパルス信号はパチンコ球が正常に計数されている
場合、図6に示したように、略一定の時間差tをもって
出力されることから、この差分検出手段22によって検
出される時間差tがその範囲内にない場合は、故障、あ
るいは不正行為によるものと判別され、報知器23によ
りその異常状態を即時知ることができ、適当な対処がで
きる。
【0015】また、本発明の球払出装置では2つの球計
数用センサ11,12を設けたことから、一方の球計数
用センサが故障した場合でも他方の球計数用センサから
の出力によりパチンコ球を計数させることで、継続して
景品球が払い出させるようにすることもでき、故障時に
遊技を途中でやめなければならないようなことが回避さ
れる。
【0016】また、2つの球計数用センサ11,12
は、一方を貸球計数用、他方を賞球計数用として夫々別
用途に使用することもできる。その場合、両センサ1
1,12が貸球としての計数を行っているか、あるいは
賞球としての計数を行っているかを表示するLED等の
表示装置をパチンコ遊技機の裏面や表面に設けることも
可能である。
【0017】なお、投光器18と受光器19とからなる
光学式の球計数用センサは、通過するパチンコ球を高精
度で検出できる点でこの用途に最適であるが、電磁式等
その他の球計数用センサを使用することも可能である。
【0018】またこの実施形態では、羽根車3a,3b
をモータ1によって回転駆動する球払出装置について説
明したが、リードスクリューによりパチンコ球が送給さ
れるようにした球払出装置にも適用できることは勿論で
ある。
【0019】ちなみに、図7に示した球払出装置は、景
品球タンクから連なる屈曲状のパチンコ球通路30に枢
軸31よって回転自在に支持されたフリッカ32を設
け、該フリッカをソレノイド33の作動により該通路3
0中に出没動するようにし、該フリッカの近くに球計数
用センサ11および球計数用センサ12を上下間隔gを
もって配設したもので、この場合でも該通路30を流下
するパチンコ球pが2つの球計数用センサによって所定
の時間差をもって検出されることで、正常と異常との判
別が可能になり、上記のような種々の有益性を備えた使
用が可能となる。
【0020】
【発明の効果】このように本発明に係るパチンコ遊技機
の球払出装置は、球払出装置の球通路に2つの球計数用
センサを僅かな上下間隔を離して配設し、該球通路を通
過するパチンコ球がこの2つの球計数用センサによって
僅かな時間差をもって検出されるようにしたので、その
時間差を監視することによって、球通路に針金を突っ込
んで不正にパチンコ球を得ようとする状況を確実に検知
できそのような不正行為を防止することができる。ま
た、何らかの原因で1つの球計数用センサがパチンコ球
を検出不能になっても支障なくパチンコ球の払い出しが
継続されるようにすることでパチンコ遊技を途中でやめ
なければならなくなるようなことがなくなる。さらに
は、必要に応じて検査に際して賞球と貸球とを夫々別々
に計数し得るようにもできるなど、種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る球払出装置の実施形態を示した縦
断面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1のB−B線断面図。
【図4】図1のC−C線断面図。
【図5】本発明に係る球払出装置の実施形態を示した信
号系のブロック図。
【図6】本発明に係る球払出装置の球計数用センサによ
って出力される検出信号のタイミングチャート。
【図7】本発明に係る球払出装置の他の実施形態を示し
た縦断面図。
【符号の説明】
1 モータ 2 回転軸 3a,3b 羽根車 4a,4b,13 球通路 6 絞込球通路 11,12 球計数用センサ 18 投光器 19 受光器 14,15 光軸 20 球払出制御回路 22 差分検出手段 23 報知器 p パチンコ球 g 上下間隔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球払出装置の球通路に2つの球計数用セ
    ンサを僅かな上下間隔を離して配設し、該球通路を通過
    するパチンコ球がこの2つの球計数用センサによって僅
    かな時間差をもって検出されるようにしたことを特徴と
    するパチンコ遊技機の球払出装置。
  2. 【請求項2】 球払出装置の球通路に2つの球計数用セ
    ンサを僅かな上下間隔を離して配設し、該球通路を通過
    するパチンコ球がこの2つの球計数用センサによって僅
    かな時間差をもって検出されるようにするとともに、そ
    の時間差が常に一定範囲内にあることを監視する差分検
    出手段を設け、その時間差が一定範囲内にない場合に異
    常報知信号が出力されるようにしたことを特徴とするパ
    チンコ遊技機の球払出装置。
  3. 【請求項3】 2つの球計数用センサは夫々投光器と受
    光器とからなる光学式のものである請求項1または2に
    記載のパチンコ遊技機の球払出装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003019309A (ja) * 2001-07-06 2003-01-21 Adachi Light Co Ltd 球払出装置

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