JPH088937B2 - 消火活動用としての水及び水膨潤高分子ゲル粒子を含有する分散液 - Google Patents
消火活動用としての水及び水膨潤高分子ゲル粒子を含有する分散液Info
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- JPH088937B2 JPH088937B2 JP61085847A JP8584786A JPH088937B2 JP H088937 B2 JPH088937 B2 JP H088937B2 JP 61085847 A JP61085847 A JP 61085847A JP 8584786 A JP8584786 A JP 8584786A JP H088937 B2 JPH088937 B2 JP H088937B2
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- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62D—CHEMICAL MEANS FOR EXTINGUISHING FIRES OR FOR COMBATING OR PROTECTING AGAINST HARMFUL CHEMICAL AGENTS; CHEMICAL MATERIALS FOR USE IN BREATHING APPARATUS
- A62D1/00—Fire-extinguishing compositions; Use of chemical substances in extinguishing fires
- A62D1/0028—Liquid extinguishing substances
- A62D1/005—Dispersions; Emulsions
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62D—CHEMICAL MEANS FOR EXTINGUISHING FIRES OR FOR COMBATING OR PROTECTING AGAINST HARMFUL CHEMICAL AGENTS; CHEMICAL MATERIALS FOR USE IN BREATHING APPARATUS
- A62D1/00—Fire-extinguishing compositions; Use of chemical substances in extinguishing fires
- A62D1/0064—Gels; Film-forming compositions
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- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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- Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 消火活動のため、水が網状にめぐらされたパイプから
利用できる形で、あるいは例えば森林火災の場合、天然
水から主として使用される。消火活動のための水の作用
の形は、一方では燃焼している物品とそれが接触するよ
うになるとき、その非常に大きな熱容量および蒸発熱の
ため、物品をその燃焼または発火温度以下になるように
非常に有効な冷却を水がもたらし、これによって新しい
発火を阻止することにある、また他方ではその効果は、
水が熱い物品と接触するようになったとき、それが蒸発
し、生成する水蒸気が燃焼に必要な空気を排除し、これ
によって火炎を直接的に消すようにすることにある。
利用できる形で、あるいは例えば森林火災の場合、天然
水から主として使用される。消火活動のための水の作用
の形は、一方では燃焼している物品とそれが接触するよ
うになるとき、その非常に大きな熱容量および蒸発熱の
ため、物品をその燃焼または発火温度以下になるように
非常に有効な冷却を水がもたらし、これによって新しい
発火を阻止することにある、また他方ではその効果は、
水が熱い物品と接触するようになったとき、それが蒸発
し、生成する水蒸気が燃焼に必要な空気を排除し、これ
によって火炎を直接的に消すようにすることにある。
その従来の形で水を使用することの主たる欠点は、大
部分の水が地中に吸込まれあるいは火災にあってない物
品中で逃げてしまうことにある。このことは、森林火災
の場合、大きな費用でしばしば運ばれる水のかなりの部
分が全く使用されないままであるとき特に不利である。
特に地上での消火活動は、森林火災消火活動に関して非
常に重要である。何故ならば森林火災の代表的な形によ
れば火が乾燥した下ばえ（草、葉）を消失し、樹冠火災
をもたらすからである。現在まで入手できる水の最適使
用をすることができなかった、特に森林火災はしばしば
その前に長い乾燥期間があり、従って土地は特に大きな
水吸収容量を有しているためである。
部分の水が地中に吸込まれあるいは火災にあってない物
品中で逃げてしまうことにある。このことは、森林火災
の場合、大きな費用でしばしば運ばれる水のかなりの部
分が全く使用されないままであるとき特に不利である。
特に地上での消火活動は、森林火災消火活動に関して非
常に重要である。何故ならば森林火災の代表的な形によ
れば火が乾燥した下ばえ（草、葉）を消失し、樹冠火災
をもたらすからである。現在まで入手できる水の最適使
用をすることができなかった、特に森林火災はしばしば
その前に長い乾燥期間があり、従って土地は特に大きな
水吸収容量を有しているためである。
基本的には同じ問題が他の種類の火災、例えば屋根が
下の階と防火床で分離されていないような建築物中の屋
根けた組が分離されていないときにも遭遇する。この場
合、水は床、穴、階段等を通って建築物の下の階に達す
るのが普通であり、これによって消火活動に対して無駄
になる。これが生ずる間に、水の不足のため燃焼してい
る階から下の方へ火災が拡がる危険がある。一方逃げる
水がしばしばかなりの損害を生ぜしめ、従って消火活動
に使用される水の量の増大は益々問題を大にする。
下の階と防火床で分離されていないような建築物中の屋
根けた組が分離されていないときにも遭遇する。この場
合、水は床、穴、階段等を通って建築物の下の階に達す
るのが普通であり、これによって消火活動に対して無駄
になる。これが生ずる間に、水の不足のため燃焼してい
る階から下の方へ火災が拡がる危険がある。一方逃げる
水がしばしばかなりの損害を生ぜしめ、従って消火活動
に使用される水の量の増大は益々問題を大にする。
上述した欠点をなくするため、ドイツ公開特許第3114
630号には、火災面積から全区域を保護するためおよび
火のつく危険が走る建築物の部分例えば平らな屋根の表
面に水バリヤーとしてゲルを使用することが記載されて
いる。これは地中に吸込まれ、流れてしまう結果とし
て、消火活動のための水の望ましからぬ消失を避けるた
めに計画されている。しかしながら、これらは保護され
る物品を被うところの非常に高粘度を示し、その上に厚
い層を形成するゲルである。この種のゲルは点火の危険
のある物品中に浸入しないから、それらは劣った消火効
果しか有しない。またそれらの高粘度はそれらの施与の
ため特殊な装置を必要とする。
630号には、火災面積から全区域を保護するためおよび
火のつく危険が走る建築物の部分例えば平らな屋根の表
面に水バリヤーとしてゲルを使用することが記載されて
いる。これは地中に吸込まれ、流れてしまう結果とし
て、消火活動のための水の望ましからぬ消失を避けるた
めに計画されている。しかしながら、これらは保護され
る物品を被うところの非常に高粘度を示し、その上に厚
い層を形成するゲルである。この種のゲルは点火の危険
のある物品中に浸入しないから、それらは劣った消火効
果しか有しない。またそれらの高粘度はそれらの施与の
ため特殊な装置を必要とする。
ドイツ公開特許第3114630号で提案された如き水性ゲ
ルを用いる火災保護処置は、一方でその方法の適当な効
果によるのであるが、他方で消火活動処理のための特殊
な装置の使用の必要なためおよび更にそれらが腐食損害
および環境上の負担のため広く使用されていない。
ルを用いる火災保護処置は、一方でその方法の適当な効
果によるのであるが、他方で消火活動処理のための特殊
な装置の使用の必要なためおよび更にそれらが腐食損害
および環境上の負担のため広く使用されていない。
従って、本発明の目的は、水によって生ぜしめられる
損害を減少させ、環境負担を減少させ、その通常の装置
での使用を可能にし、腐蝕損害を避けることを目的とし
た消火活動のための手段を創造することにある。
損害を減少させ、環境負担を減少させ、その通常の装置
での使用を可能にし、腐蝕損害を避けることを目的とし
た消火活動のための手段を創造することにある。
この目的は特許請求の範囲に特徴として示した消火活
動のための水分散液を用いて本発明によって達成され
る。
動のための水分散液を用いて本発明によって達成され
る。
水不溶性で、水中で強力に膨潤する重合体が例えば米
国特許第4017653号および第4018951号に記載されてい
る。これらの物質は技術分野において高度に吸収性の重
合体、あるいはいわゆる超吸収剤と称されている。これ
はドイツ特許第2706135号に記載されている如く、アク
リルアミド、メタクリルアミドおよびアクリロニトリル
とアクリル酸またはメタクリル酸の共重合体に適用す
る。
国特許第4017653号および第4018951号に記載されてい
る。これらの物質は技術分野において高度に吸収性の重
合体、あるいはいわゆる超吸収剤と称されている。これ
はドイツ特許第2706135号に記載されている如く、アク
リルアミド、メタクリルアミドおよびアクリロニトリル
とアクリル酸またはメタクリル酸の共重合体に適用す
る。
本発明の分散液は攪拌しまたはポンプ輸送しながら水
の相当する量に、0.02〜0.5mmの粒度を有し、アクリル
酸ナトリウムおよび／またはアクリル酸を基にした乾燥
した少し架橋した共重合体のカリウムまたはナトリウム
塩またはアンモニウム塩を加えて作るのが好ましい。好
適な架橋剤はオレフィン系の少なくとも２官能性の単量
体、例えばメチレン−ビス−アクリルアミド、ジビニル
ベンゼン、トリス−アクリルシアヌレート、トリス−ア
リル−ホスフェート等である。ラジカルまたはレドック
ス重合による好適な架橋した重合体の製造は当業者に知
られている。
の相当する量に、0.02〜0.5mmの粒度を有し、アクリル
酸ナトリウムおよび／またはアクリル酸を基にした乾燥
した少し架橋した共重合体のカリウムまたはナトリウム
塩またはアンモニウム塩を加えて作るのが好ましい。好
適な架橋剤はオレフィン系の少なくとも２官能性の単量
体、例えばメチレン−ビス−アクリルアミド、ジビニル
ベンゼン、トリス−アクリルシアヌレート、トリス−ア
リル−ホスフェート等である。ラジカルまたはレドック
ス重合による好適な架橋した重合体の製造は当業者に知
られている。
膨潤を促進させるため、必要なときには非膨潤共重合
体に微粒子化活性ケイ酸および／またはケイ酸塩を加え
る。添加しうる活性ケイ酸には、四塩化ケイ素の火炎加
水分解によって作られ、BET法により測定し50〜450m2/g
の表面積を有する活性ケイ酸（エアロシル）、またはBE
T法で測定し、30m2/gより大、通常は数100m2/gの表面積
を有するケイ酸キセロゲルの如き特に充填剤または吸収
剤として既に知られている生成物がある。また、活性ケ
イ酸の代りに、水ガラスおよび相当する金属塩およびで
きるなら鉱酸から沈澱させた活性ケイ酸塩、特にキセロ
ゲルの形での30m2/gより大なるBET法で測定した表面積
を有するカルシウム、マグネシウムまたはアルミニウム
のケイ酸塩を、高度に吸収性の重合体と組合せて本発明
の目的のために使用できる。
体に微粒子化活性ケイ酸および／またはケイ酸塩を加え
る。添加しうる活性ケイ酸には、四塩化ケイ素の火炎加
水分解によって作られ、BET法により測定し50〜450m2/g
の表面積を有する活性ケイ酸（エアロシル）、またはBE
T法で測定し、30m2/gより大、通常は数100m2/gの表面積
を有するケイ酸キセロゲルの如き特に充填剤または吸収
剤として既に知られている生成物がある。また、活性ケ
イ酸の代りに、水ガラスおよび相当する金属塩およびで
きるなら鉱酸から沈澱させた活性ケイ酸塩、特にキセロ
ゲルの形での30m2/gより大なるBET法で測定した表面積
を有するカルシウム、マグネシウムまたはアルミニウム
のケイ酸塩を、高度に吸収性の重合体と組合せて本発明
の目的のために使用できる。
本発明の分散液は第一に水により生ぜしめられる損害
を最小にして優れた消火効果を達成し、第二に純水の湿
潤能力と同様の非常に良好な湿潤能力を確保しながらそ
の付与ができるに充分な自由水が存在する濃度で水膨潤
したヒドロゲル粒子を含有する。本発明の分散液におい
ては、ヒドロゲル粒子中に、水の合計量50〜80重量％、
好ましくは60〜70重量％が存在する。ヒドロゲル粒子は
それ自身の100〜200倍の水を吸収できる構造を有する高
度に吸収性の共重合体から作る、しかしながらそれらは
水に可溶性ではない。このように膨潤したヒドロゲル粒
子に過剰の水を加えると、過剰の水は純粋な水の相とし
て残り、ゲル粒子に対するビヒクルとして作用し、実質
的にその粘度を保有する、一方ヒドロゲル粒子は個々に
分離した粒子としてみなされるべきである。
を最小にして優れた消火効果を達成し、第二に純水の湿
潤能力と同様の非常に良好な湿潤能力を確保しながらそ
の付与ができるに充分な自由水が存在する濃度で水膨潤
したヒドロゲル粒子を含有する。本発明の分散液におい
ては、ヒドロゲル粒子中に、水の合計量50〜80重量％、
好ましくは60〜70重量％が存在する。ヒドロゲル粒子は
それ自身の100〜200倍の水を吸収できる構造を有する高
度に吸収性の共重合体から作る、しかしながらそれらは
水に可溶性ではない。このように膨潤したヒドロゲル粒
子に過剰の水を加えると、過剰の水は純粋な水の相とし
て残り、ゲル粒子に対するビヒクルとして作用し、実質
的にその粘度を保有する、一方ヒドロゲル粒子は個々に
分離した粒子としてみなされるべきである。
本発明で使用するヒドロゲル粒子形成性の水吸収材料
は、アクリル酸の如き不飽和カルボン酸又はその誘導体
を含有し、この重合体は、二または多官能性単量体材料
の如き通常の架橋剤を用い、前記アクリル酸またはその
誘導体を架橋することにより水不溶性にされる。しかし
上記ヒドロゲル形成材料中の架橋度はそれらの水溶解度
を決定する、更には水吸収性ヒドロゲルの他の二つの特
性、即ち水吸収能力及びゲル強度を決定する重要な要因
である。ゲル容積の水吸収能力は、その架橋度によって
決る。本発明で使用するアクリル酸誘導体から形成され
るヒドロゲル粒子は、アクリル酸誘導体の中程度に架橋
された水不溶性極性（例えばOH基含有）高分子からな
り、アクリル酸誘導体単量体の量に従って、0.05〜2.0
重量％、好ましくは0.1〜1.0重量％の量で、架橋剤（例
えば二官能性単量体）を含有する高分子材料である。
は、アクリル酸の如き不飽和カルボン酸又はその誘導体
を含有し、この重合体は、二または多官能性単量体材料
の如き通常の架橋剤を用い、前記アクリル酸またはその
誘導体を架橋することにより水不溶性にされる。しかし
上記ヒドロゲル形成材料中の架橋度はそれらの水溶解度
を決定する、更には水吸収性ヒドロゲルの他の二つの特
性、即ち水吸収能力及びゲル強度を決定する重要な要因
である。ゲル容積の水吸収能力は、その架橋度によって
決る。本発明で使用するアクリル酸誘導体から形成され
るヒドロゲル粒子は、アクリル酸誘導体の中程度に架橋
された水不溶性極性（例えばOH基含有）高分子からな
り、アクリル酸誘導体単量体の量に従って、0.05〜2.0
重量％、好ましくは0.1〜1.0重量％の量で、架橋剤（例
えば二官能性単量体）を含有する高分子材料である。
本発明の分散液中での膨潤したヒドロゲル粒子は、0.
1〜3mmの直径を有するようにする。ゲル粒子の直径が0.
1〜3mmであることによって、水の少なくとも一部が流れ
去ることなく、冷却効果を著しく改良しかつ維持する。
膨潤したヒドロゲル粒子の直径が0.1mmより小さくなる
と、ゲル−水混合物が液化し、燃焼している物品に適用
したとき溶融して逃げ去るようになってしまう。又本発
明による膨潤したゲル粒子の直径が3mmより大きくなる
と、水分散液中に存在する過剰の水が、燃焼する物品に
対してそれを投射したとき、ゲル粒子から分離され、ゲ
ル粒子が消火装置中に残ってしまうことがあり、従って
燃焼する物品に接着しなくなってしまう。
1〜3mmの直径を有するようにする。ゲル粒子の直径が0.
1〜3mmであることによって、水の少なくとも一部が流れ
去ることなく、冷却効果を著しく改良しかつ維持する。
膨潤したヒドロゲル粒子の直径が0.1mmより小さくなる
と、ゲル−水混合物が液化し、燃焼している物品に適用
したとき溶融して逃げ去るようになってしまう。又本発
明による膨潤したゲル粒子の直径が3mmより大きくなる
と、水分散液中に存在する過剰の水が、燃焼する物品に
対してそれを投射したとき、ゲル粒子から分離され、ゲ
ル粒子が消火装置中に残ってしまうことがあり、従って
燃焼する物品に接着しなくなってしまう。
ポリアクリル酸（ナトリウムまたはカリウム塩の形
で）を基にした本発明の膨潤体は本発明の要件に最適合
し、何ら環境問題を生ぜしめない。
で）を基にした本発明の膨潤体は本発明の要件に最適合
し、何ら環境問題を生ぜしめない。
水に約0.6重量％の量以下でこの種の生成物を加える
とき、少しの粘度増加が見られるだけである。液体は完
全にポンプ輸送できるままで、消火作業中、純水そして
それに膨潤体を加えた水に変化した後でもジェットパイ
プでの作用はその取り扱いに何ら差異は見られなかっ
た。加える量が大となったとき、粘度は急激に増大し、
その存在が本発明の水分散液の特徴である自由水は急激
に減少する。100mPa.sの粘度まで、純水として取り扱う
ことのできる消火活動用の水ということができる。
とき、少しの粘度増加が見られるだけである。液体は完
全にポンプ輸送できるままで、消火作業中、純水そして
それに膨潤体を加えた水に変化した後でもジェットパイ
プでの作用はその取り扱いに何ら差異は見られなかっ
た。加える量が大となったとき、粘度は急激に増大し、
その存在が本発明の水分散液の特徴である自由水は急激
に減少する。100mPa.sの粘度まで、純水として取り扱う
ことのできる消火活動用の水ということができる。
湿潤剤の添加も可能であり、特殊な場合、例えば木綿
の梱を消火するのに有用である。
の梱を消火するのに有用である。
水に0.4％の量で膨潤体を加えて作った消火活動用の
水の効果は大規模試験で測定して優れたものであった。
標準室内火災において、消火水の量および消火時間は30
〜35％減少し、火災源から逃げる消火水は85％減少し
た。膨潤体0.5〜0.6％の添加は、既に粘度をかなり増大
する、しかしながら消火活動はなお通常の如く行えた。
水の効果は大規模試験で測定して優れたものであった。
標準室内火災において、消火水の量および消火時間は30
〜35％減少し、火災源から逃げる消火水は85％減少し
た。膨潤体0.5〜0.6％の添加は、既に粘度をかなり増大
する、しかしながら消火活動はなお通常の如く行えた。
本発明のばらばらのヒドロゲル粒子は、水の接着の増
大のため提案され、粘度の強力な増大をもたらし、それ
に伴われる欠点をもたらす通常の増粘剤に共通なものは
何も有しない。
大のため提案され、粘度の強力な増大をもたらし、それ
に伴われる欠点をもたらす通常の増粘剤に共通なものは
何も有しない。
火災から護るための物品および使用される消火装置の
腐蝕現象はpH値を６〜８に調整することによって避ける
ことができる。
腐蝕現象はpH値を６〜８に調整することによって避ける
ことができる。
消火活動のための水として本発明の水分散液の使用
は、低粘度のため何ら特殊なポンプまたはチューブを必
要としない。森林火災の消火をするときまたは飛行機で
の消火活動中、通常の装置をそのまま使用できる。最後
にタイプＷの消火装置およびスプリンクラー装置の使用
も可能である。
は、低粘度のため何ら特殊なポンプまたはチューブを必
要としない。森林火災の消火をするときまたは飛行機で
の消火活動中、通常の装置をそのまま使用できる。最後
にタイプＷの消火装置およびスプリンクラー装置の使用
も可能である。
本発明による消火活動のため水分散液を使用すると
き、伴われるヒドロゲル粒子は燃焼する物品中への水の
浸透を阻害しない、しかしそれらは水が逃げ去る傾向を
何ら示さず、それら自身の接着能力から見て、燃焼して
おり、燃焼の危険のある物品上に残り、更に大きな熱発
生の場合、消火活動のための全体の水が冷却および蒸気
形成のために有効に利用されるように蒸気の形でその中
に含まれる水を容易に逃散させる。これによって、通常
の手段として、必要な消火液の量が実質的に減少する。
更に火災の拡がりに対する非常に有効な保護を生ぜしめ
る。
き、伴われるヒドロゲル粒子は燃焼する物品中への水の
浸透を阻害しない、しかしそれらは水が逃げ去る傾向を
何ら示さず、それら自身の接着能力から見て、燃焼して
おり、燃焼の危険のある物品上に残り、更に大きな熱発
生の場合、消火活動のための全体の水が冷却および蒸気
形成のために有効に利用されるように蒸気の形でその中
に含まれる水を容易に逃散させる。これによって、通常
の手段として、必要な消火液の量が実質的に減少する。
更に火災の拡がりに対する非常に有効な保護を生ぜしめ
る。
貯蔵タンクでの火を消すに当たっては、壁の冷却が重
要である。本発明の分散液によれば、消火活動中、同じ
チューブを用いてタンクの壁に時々刻々噴霧することが
でき、接着性ヒドロゲル粒子が永久的な余分の撒布を
し、チューブ能力の良好な利用を可能にする。火災の繰
返し燃え上がる危険は、消火される物品に付着するヒド
ロゲル粒子によって減少する。
要である。本発明の分散液によれば、消火活動中、同じ
チューブを用いてタンクの壁に時々刻々噴霧することが
でき、接着性ヒドロゲル粒子が永久的な余分の撒布を
し、チューブ能力の良好な利用を可能にする。火災の繰
返し燃え上がる危険は、消火される物品に付着するヒド
ロゲル粒子によって減少する。
膨潤体の添加は、三重組合せポンプ使用者の容器、水
爆弾使用者、特に混合容器中で行うことができる、それ
は拡散または拡散停止後数分間にわたり、僅かに攪拌す
るか少しポンプ輸送することが必要であるかも知れな
い。膨潤したヒドロゲル粒子は相互に接着することはな
い。それらは長い時間に僅かに沈澱することがある、し
かしそれらは数週間後でさえも何ら問題なく容易にポン
プ輸送または攪拌できる。しかしながらこれは通常必要
ない。
爆弾使用者、特に混合容器中で行うことができる、それ
は拡散または拡散停止後数分間にわたり、僅かに攪拌す
るか少しポンプ輸送することが必要であるかも知れな
い。膨潤したヒドロゲル粒子は相互に接着することはな
い。それらは長い時間に僅かに沈澱することがある、し
かしそれらは数週間後でさえも何ら問題なく容易にポン
プ輸送または攪拌できる。しかしながらこれは通常必要
ない。
本発明を適用する通常の方法は形成されたヒドロゲル
粒子を含む水分散液を撒布することである。所望によっ
ては、その別法は非膨潤状態でジェットパイプに前もっ
て加えるのである。まだ火のついていない物を保護する
ためヒドロゲル粒子の増大した接着能力の利点はこのと
き使用されないけれども、膨潤した粒子が非常に短時間
で間隙および継目を封止するため、それは水によって生
ぜしめられる損害に対する有効な保護を非常に急速に達
成する。一度ゲルの封止層が形成されると、これが有効
である限り純水での作業を継続できる。森林火災の場
合、ゲルはその接着性のため樹木の上に残り、一つの樹
冠から他の樹冠へと火が拡がることに対して良好な保護
を形成する。多くの階からなる建築物の火災の場合、建
築物の残余の部分全体に拡がることから火災を防止でき
る水のカバーを形成する。
粒子を含む水分散液を撒布することである。所望によっ
ては、その別法は非膨潤状態でジェットパイプに前もっ
て加えるのである。まだ火のついていない物を保護する
ためヒドロゲル粒子の増大した接着能力の利点はこのと
き使用されないけれども、膨潤した粒子が非常に短時間
で間隙および継目を封止するため、それは水によって生
ぜしめられる損害に対する有効な保護を非常に急速に達
成する。一度ゲルの封止層が形成されると、これが有効
である限り純水での作業を継続できる。森林火災の場
合、ゲルはその接着性のため樹木の上に残り、一つの樹
冠から他の樹冠へと火が拡がることに対して良好な保護
を形成する。多くの階からなる建築物の火災の場合、建
築物の残余の部分全体に拡がることから火災を防止でき
る水のカバーを形成する。
本発明による別の用途には、前述した消火のための直
接的放水用途の外に、高い火災災害を有するホテルの如
き大きな建築物およびプラントでの火災のとき、逃げる
人々を助けるため逃げる人々がかぶる逃避用、または消
火活動をする人がかぶる防火用ブランケットの製造にあ
る。このようなブランケットは包装して予め準備をして
おくことができる。この種の逃避用および消火活動用の
ブランケットは、それを構成する材料、例えば繊維間に
膨潤した形での膨潤体を充分に含有させ、水分の損失を
避けるため例えば膨潤体含有ブランケットはプラスチッ
ク製のバッグまたは包みの中に密封して保管しておくこ
とができる。
接的放水用途の外に、高い火災災害を有するホテルの如
き大きな建築物およびプラントでの火災のとき、逃げる
人々を助けるため逃げる人々がかぶる逃避用、または消
火活動をする人がかぶる防火用ブランケットの製造にあ
る。このようなブランケットは包装して予め準備をして
おくことができる。この種の逃避用および消火活動用の
ブランケットは、それを構成する材料、例えば繊維間に
膨潤した形での膨潤体を充分に含有させ、水分の損失を
避けるため例えば膨潤体含有ブランケットはプラスチッ
ク製のバッグまたは包みの中に密封して保管しておくこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 999999999 エルネスト・デ・リユイター ドイツ連邦共和国デイー5090 レフエルク ーゼン、３、ヘーヘンシユトラーセ 57ア ー (72)発明者 フベルト・フオン・ブリユツヒヤー ドイツ連邦共和国デイー4000デユツセルド ルフ，フライタークシユトラーセ45 (72)発明者 ハツソ・フオン・ブリユツヒヤー ドイツ連邦共和国デイー4000デユツセルド ルフ，コロンブスシユトラーセ58 (72)発明者 エルネスト・デ・リユイター ドイツ連邦共和国デイー5090レフエルクー ゼン，３，ヘーヘンシユトラーセ57アー (56)参考文献 特開 昭56−49167（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−189869（ＪＰ，Ａ)
Claims (4)
- 【請求項１】水を含有し、その中にアクリル酸誘導体の
中程度に架橋された水不溶性極性高分子からなり0.1〜3
mmの直径を有する水和によって膨潤したヒドロゲル粒子
を分散しており、ヒドロゲル粒子が水を基準にし、乾燥
物質として計算して0.1〜0.6重量％の量で存在し、水お
よびヒドロゲル粒子からなる分散液が消火活動用の水と
して100mPa・ｓ以下の粘度を有することを特徴とする消
火剤としての水およびヒドロゲル粒子からなる分散液。 - 【請求項２】水がナトリウム、カリウムまたはアンモニ
ウムイオンを含有し、高分子がポリアニオン性アクリル
酸共重合体である特許請求の範囲第１項記載の分散液。 - 【請求項３】合計水の50〜80重量％、好ましくは60〜70
重量％がヒドロゲル粒子中に存在する特許請求の範囲第
１項記載の分散液。 - 【請求項４】活性ケイ酸および／またはケイ酸塩を含有
する特許請求の範囲第１項記載の分散液。
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