JPS59189869A - 防災用具 - Google Patents

防災用具

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Publication number
JPS59189869A
JPS59189869A JP6226983A JP6226983A JPS59189869A JP S59189869 A JPS59189869 A JP S59189869A JP 6226983 A JP6226983 A JP 6226983A JP 6226983 A JP6226983 A JP 6226983A JP S59189869 A JPS59189869 A JP S59189869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
container
diasters
absorbing agent
preventing tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6226983A
Other languages
English (en)
Inventor
沼本 悠紀雄
中沢 英宏
実 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP6226983A priority Critical patent/JPS59189869A/ja
Publication of JPS59189869A publication Critical patent/JPS59189869A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Fire-Extinguishing Compositions (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は簡便な又、多目的に使える防災用具に関するも
のである。
特殊な化学火災を除き、消火には水をかけるのが有効で
あり、小規模の火災ではバケツ等の容器から人力で注水
したり、大規模な火災ではポンプ車で放水する方法がと
られている。しかしながら前者の場合、せいぜい数mが
注水出来る範囲でありかつ火点に近づくことは輻射熱、
火の粉、水蒸気等での火傷の恐れもあり限度がある。
後者に於てはポンプ車が火災現場に到着するのに時間が
かかり、特に配車密度があらい農杓部に於ては充分では
ない。又火災地点に到着出来る間の道路事情も良い場合
は少く、放水ホースを長く取らなければならないことも
多い。
本発明は従来投げられる様にする為には不透水性の容器
を使用しなければならなかったのが、水の中に浸漬する
のみで投げられる水の塊となることに特長があり、本発
明による脱水用具により始めて簡易に、実用的なものと
することが出来た。
従来、加熱、冷却、又はアルカリを加える等の操作を水
溶化した親水性高分子液をゲル化させる方法は、寒天、
コンニャク等で広く知られていたが、水と接触したのみ
で含水ゲルを形成する親水性の合成高分子が近年開発さ
れ、「吸水剤」の名称で種々の用途が考えられ始めてき
た。主なところでは女性用生理用品、紙おむつといった
様なもので、不要な水分を固化しモレなくすることが吸
水剤使用の目的である。
本発明の吸水性合成高分子化合物としては、アクリル酸
、メタアクリル酸、アクリル酸塩、メタアクリル酸塩、
アクリル酸エステル、メタアクリル酸エステル、アクリ
ル酸アミド又はメタアクリル酸アミドの重合体若しくは
共重合体又はこれらと多糖類との共重合体若しくはその
ケン化物を架橋剤によって三次元的に架橋して得たポリ
マーが好適である。この場合、上記架橋剤としては、例
エバエチレングリコール、トリメチロールプロパン、グ
リセリン、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシ
プロピレングリコールなどのポリオール類のジーまたは
トリー(メタ)アクリル酸エステル:前記ポリオール類
とマレイン酸などの不飽和酸類とを反応させて得られる
不飽和ポリエステル類二N−N−メチレン−ビスアクリ
ルアミドなどのビスアクリルアミド類:ポリエポキシド
さくメタ)アクリル酸とを反応させて得られるジーまた
はトリー(メタ)アクリル酸エステル類ニトリレンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートなどの
ポリイソシアネートと(メタ)アクリル酸ヒドロキシエ
チルとを反応させて得られるジー(メタ)アクリル酸カ
ルバミルエステル類:アリル化デンプン、アリル化セル
ロースなどが挙げられるが、場合によってはメチロール
化(メタ)アクリルアミド、グリオキザール、フタル酸
、アジピン酸、エチレングリフールなどのある種の反応
条件下で架橋させ得る二官能性化合物またはカルシウム
オキサイド、二酢酸亜鉛などの多価金属塩なども用いら
れる。
吸水性合成高分子化合物により吸収され、含水ゲルとな
った水分も、水であることに変りなく、0°Gになれば
氷結し、100℃になる迄に蒸発してしまう。但し水の
流動性はない為、対流による伝熱は行われない。
本発明のもう一つの構成要素である透水性で耐水性のあ
る可とう性容器であるが、本発明となる要件として透水
性であること、耐水性であること、透水部分又は縫製、
ヒートシール等の加工部分から吸水剤がモレないことで
あり、これらを満たす素材・方法・形状であれば特に限
定されるものではない。
透水性フィルムとしては微細繊維の集積体(不織布等)
、放電・スパッタリング、溶出性物質を練り込み、溶出
させる等のフィルム、又は延伸時適切なボイドが形成さ
れる様にしてつくった延伸フィルム、織布、等が考えら
れる。
当然乍ら微量な吸水剤は多少漏れても、主要な吸水剤が
容器の中に残れば本目的に合うか、透水度、透水速度を
出来るだけ早める為には織目、穴、間げき等の透水部分
は大きい方が好ましい。又容器全体がこの様な素材で出
来ているのが好ましいが、容器の一部分のみがこの様な
材料であっても良い。
容器の形状としては、いわゆる袋(角袋であれ、ひだ付
であれどの様なものでも良い)、状であるのが保管上簡
易であるが、胴貼りチューブを互に90°づらしてシー
ルした三角の牛乳容器型であってもかまわない。
可とう性であれば容器の成形方法はいずれでも良く、フ
ィルム又はシート状のものを加工しても、直接成形して
もかまわない。加工の方法としては熱可塑性のものであ
ればヒートシールが簡便であるが、接着又は粘着剤で着
けてもよく、又ミシン縫い、金属金具でのはさみ込みや
しぼり込みでもかまわない。本考案の防災用具は吸水剤
のみが先述の容器内に入っていても充分であるが、バル
ブ粉、無機物の粉と混合されて入っていても又薄葉紙・
不織布等に吸水剤がはさんであってもかまわない。
一般に容器が大きくなると、吸水剤粉床が一ケ所にかた
まる傾向があり、このことは本防災用具の吸水速度を遅
くする傾向にあるが、他の粉床との混合や、薄葉紙への
はさみ込みにより、この傾向はかなり防止出来る。本考
案に用いられる吸水剤によりゲル化した水は火点で流出
することなく長期間そこにありかつ断熱性も大きいため
、同重量の水に比べて消火効果は大きい点も本考案の有
利な点である。
火災現場ではいわゆる野次馬といわれる見物が多く集ま
り、多くの場合消火活動の防げとなるが、本考案による
簡易消火具を各人が含水ゲルとしたあと投げれば意外に
多くの水を火点近くに投げることが出来る。
本防災用具は水に接触したとき含水ゲルとなり膨らむた
め、火災以外にも出水部分の漏水防止や、シャッター、
土のう、せき等の水防材料のスキ間からの水を防ぐのに
も有効である。通常保管時は嵩張らず、非常時にすぐ含
水ゲルとなる為防災用品として好適である。
実施例 1 1片約10cIrLの正方形のビニロン不織布をバーシ
ーラーにより三方シールし、この中に高分子吸水剤プレ
アブルNX(粉床 30−80メツシユ昭和電工(株)
製)を約2g詰め、残る一方向をエポキシ系接着剤でシ
ールした。このものは水につけると約2分で約115グ
ラムの含水ゲルの塊となった0 このものは投げるのに簡易であり、素人でも20m位は
投げることができφものであった。
実施例 2 ポリエステル織布(打込本数70本/吋目付約22グラ
ム/m8)の比較的うす手の織布を22c1rL巾に長
く切り、この布の端を折返し縫いにより筒状にミシン掛
けにより加工した。
このものを約1’2cm巾づつに互に直交する様二重に
ミシン掛し、袋状の容器の底に高分子吸水剤0 アクアキープM S H(製鉄化学工業(株)製)15
グラムを入れ、12cTL間隔で底と同様二重にミシン
掛した。この二重ミシン掛の中心より切断し、玉形の牛
乳容器状としたものは水中に容気が抜ける様にして浸け
ると約45秒で含水ゲルを形成し、投げられる形状とな
った。
実施例 3 低密度ポリエチレン製タル形容器(中容成形にてジャバ
ラ状に加工した直径約6cIrL高さ約10函)の2ケ
所のフラット部分をフチ部分を3mm程残し円形の窓を
あけ、ここに高密度ポリエチレン製のに先立ち約1(l
の高分子の吸水剤サンウェットIM−1000(三洋化
成工業(株)製)をつめた。このものは押すと内容の空
気が簡単に抜くことが出来、この空気を抜いた状態で水
につけたところ内容の高分子吸水剤が含水し約1o分後
にがなり固さのあるものとなった。
実施例1の例でつくったものは間隙がらの漏水防止にも
役立ち、土のうと壁の間の三角形のスキ間に適度に含水
したところではさみ込むとやがてさらに含水し、このス
キ間がらの漏水が止まる状態となった。
代理人 菊 地 精 − −40’/

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 液態の水と接触したときに、多量の水を包含した含、水
    ゲルを形成する合成高分子化合物の粉床を、この粉床の
    主要部分が通過しえなくかつ透水性のある耐水性膜状部
    分を有する可とう性容器中に封入させた防災用具。
JP6226983A 1983-04-11 1983-04-11 防災用具 Pending JPS59189869A (ja)

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JP6226983A JPS59189869A (ja) 1983-04-11 1983-04-11 防災用具

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JP6226983A JPS59189869A (ja) 1983-04-11 1983-04-11 防災用具

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JPS59189869A true JPS59189869A (ja) 1984-10-27

Family

ID=13195259

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JP (1) JPS59189869A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6244270A (ja) * 1983-06-21 1987-02-26 シース・ファイア・コーポレイション カルボキシポリマ−ゲル化剤を含有するチキソトロ−プ性火災抑制組成物
JPS6284779A (ja) * 1985-05-03 1987-04-18 フベルト・フオン・ブリユツヒヤ− 消火活動用の水としての水性膨潤高分子含有系の用途
US7033526B2 (en) 2001-08-24 2006-04-25 National Starch And Chemical Investment Holding Corporation Fire retardant foam and gel compositions
EP2821110A1 (en) * 2013-07-05 2015-01-07 Biocentral Laboratories Ltd. Fire fighting water additive

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