JPH088873A - 通信路多重化装置 - Google Patents
通信路多重化装置Info
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- JPH088873A JPH088873A JP13848494A JP13848494A JPH088873A JP H088873 A JPH088873 A JP H088873A JP 13848494 A JP13848494 A JP 13848494A JP 13848494 A JP13848494 A JP 13848494A JP H088873 A JPH088873 A JP H088873A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブロック内をビット単位で各サブチャネルに
割り当てることで、限られたチャネルを有効に利用する
通信路多重化装置を提供することを目的とする。 【構成】 送信側の通信路多重化装置は、網同期信号か
らブロックを生成しブロック同期パターンを送出するブ
ロック生成部10、サブチャネルごとにブロック内の特
定ビット位置の情報を使用するか否かを示すビットマッ
プメモリ11、同時に複数のビットがセットされた場合
優先度の高いサブチャネルに対応したビットマップメモ
リ11の内容のみを通過させる優先制御部12、各サブ
チャネルに対して送信タイミングを供給し送信データを
入力するサブチャネル制御部T1〜Tn、所定のサブチ
ャネルを利用し受信側端末との間でビットマップの変更
情報を交換しビットマップを書き換える制御部13から
成る。
割り当てることで、限られたチャネルを有効に利用する
通信路多重化装置を提供することを目的とする。 【構成】 送信側の通信路多重化装置は、網同期信号か
らブロックを生成しブロック同期パターンを送出するブ
ロック生成部10、サブチャネルごとにブロック内の特
定ビット位置の情報を使用するか否かを示すビットマッ
プメモリ11、同時に複数のビットがセットされた場合
優先度の高いサブチャネルに対応したビットマップメモ
リ11の内容のみを通過させる優先制御部12、各サブ
チャネルに対して送信タイミングを供給し送信データを
入力するサブチャネル制御部T1〜Tn、所定のサブチ
ャネルを利用し受信側端末との間でビットマップの変更
情報を交換しビットマップを書き換える制御部13から
成る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ電話やテレビ会
議などの様に1つ又は複数のサブチャネルを利用して音
声、画像、データなど複数の情報を同時に送受する装置
に用いられる通信路多重化装置に関するものである。
議などの様に1つ又は複数のサブチャネルを利用して音
声、画像、データなど複数の情報を同時に送受する装置
に用いられる通信路多重化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1つ又は複数のチャネル上に、更に複数
のサブチャネルを設定し、各々のサブチャネルを用いて
音声や画像などの情報を送受する方式として、ITU勧
告H.221がある。図11は、ITU勧告H.221の
フレーム構造を示したものである。H.221では、I
SDNのBチャネルを80オクテット単位のフレームに
分割し、それぞれのビットを縦方向に使用することによ
り複数のサブチャネルを形成することができるよう構成
される。図中、FAS(Frame Alignmen
t Signal)の領域は80オクテット単位のフレ
ーム同期のために用いられ、特定パターン信号がこの中
に含まれる。受信側ではこの特定パターンを所定回数検
出することによりフレームの先頭を検出することができ
る。またBAS(Bit−rate Allocati
n Signal)は能力情報やコマンドの送信に用い
られる領域であり、サブチャネルの速度切り換え等のコ
マンドが定義されている。例えば図12のように音声5
6kbpsで使用中にBASの領域を用いてコマンドを送信
することにより、次フレームから8kbpsのサブチャネル
をオープンすることができる。このとき音声サブチャネ
ルは48kbpsに縮められ用いられることになる。
のサブチャネルを設定し、各々のサブチャネルを用いて
音声や画像などの情報を送受する方式として、ITU勧
告H.221がある。図11は、ITU勧告H.221の
フレーム構造を示したものである。H.221では、I
SDNのBチャネルを80オクテット単位のフレームに
分割し、それぞれのビットを縦方向に使用することによ
り複数のサブチャネルを形成することができるよう構成
される。図中、FAS(Frame Alignmen
t Signal)の領域は80オクテット単位のフレ
ーム同期のために用いられ、特定パターン信号がこの中
に含まれる。受信側ではこの特定パターンを所定回数検
出することによりフレームの先頭を検出することができ
る。またBAS(Bit−rate Allocati
n Signal)は能力情報やコマンドの送信に用い
られる領域であり、サブチャネルの速度切り換え等のコ
マンドが定義されている。例えば図12のように音声5
6kbpsで使用中にBASの領域を用いてコマンドを送信
することにより、次フレームから8kbpsのサブチャネル
をオープンすることができる。このとき音声サブチャネ
ルは48kbpsに縮められ用いられることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年マルチメディアの
発展と共に、1:1の通信であっても複数プロセス間で
同時に複数のチャネルをオープンして制御を行うアプリ
ケーションが構成されている。H.221は本来テレビ
電話/会議に適した様に設計され、送受される情報も動
画像や音声といった特定の情報に有効に作用するよう構
成されている。従ってサブチャネルの数やその伝送速度
なども様々な制限があり、汎用的にかつ効率よくチャネ
ルを利用できないなどの欠点があった。例えば、64kb
psのISDNの1Bチャネル内に4.8kbpsのサブチャ
ネルを同時に3つ自由なビット位置にオープンするなど
といった制御はできなかった。本発明は、上記問題点を
解決するために為されたもので、ブロック内をビット単
位で各サブチャネルに割り当てることで、限られたチャ
ネルを有効に利用する通信路多重化装置を提供すること
を目的とする。また、送信側の通信路多重化装置はビッ
トマップメモリ内容変更要求とタイミング信号を送信し
受信側のビットマップメモリ内容を所定のタイミングで
変更することにより、通信中にサブチャネルを生成もし
くは削除したり、容量を変更することができる通信路多
重化装置を提供することを目的とする。
発展と共に、1:1の通信であっても複数プロセス間で
同時に複数のチャネルをオープンして制御を行うアプリ
ケーションが構成されている。H.221は本来テレビ
電話/会議に適した様に設計され、送受される情報も動
画像や音声といった特定の情報に有効に作用するよう構
成されている。従ってサブチャネルの数やその伝送速度
なども様々な制限があり、汎用的にかつ効率よくチャネ
ルを利用できないなどの欠点があった。例えば、64kb
psのISDNの1Bチャネル内に4.8kbpsのサブチャ
ネルを同時に3つ自由なビット位置にオープンするなど
といった制御はできなかった。本発明は、上記問題点を
解決するために為されたもので、ブロック内をビット単
位で各サブチャネルに割り当てることで、限られたチャ
ネルを有効に利用する通信路多重化装置を提供すること
を目的とする。また、送信側の通信路多重化装置はビッ
トマップメモリ内容変更要求とタイミング信号を送信し
受信側のビットマップメモリ内容を所定のタイミングで
変更することにより、通信中にサブチャネルを生成もし
くは削除したり、容量を変更することができる通信路多
重化装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の通信路多重化装
置は、送信するディジタル信号を複数ビット単位の連続
ブロックに分割する手段と、サブチャネル毎にブロック
内の各ビット位置を使用するか否かを示すビットマップ
メモリを有する。また、ビットマップメモリ内容変更情
報を送信または受信する手段と、ビットマップメモリの
内容を変更するタイミング信号を送信または受信する手
段を有する。
置は、送信するディジタル信号を複数ビット単位の連続
ブロックに分割する手段と、サブチャネル毎にブロック
内の各ビット位置を使用するか否かを示すビットマップ
メモリを有する。また、ビットマップメモリ内容変更情
報を送信または受信する手段と、ビットマップメモリの
内容を変更するタイミング信号を送信または受信する手
段を有する。
【0005】
【作用】上記手段により、送信側多重化装置はビットマ
ップを参照し、ビットがセットされている場合のみ対応
するサブチャネルの信号をブロック内のビットマップで
示された位置に挿入して送信し、一方受信側多重化装置
はビット情報を受信するとビットマップを参照し、ビッ
トがセットされているサブチャネルに対し受信データを
提供することにより、1つのチャネル上に複数のサブチ
ャネルを形成できる。また、ビットマップ情報を伝送し
特定タイミングで同期して書き換えることにより、通信
中にサブチャネルを生成もしくは削除したり、また容量
を変更することができる。
ップを参照し、ビットがセットされている場合のみ対応
するサブチャネルの信号をブロック内のビットマップで
示された位置に挿入して送信し、一方受信側多重化装置
はビット情報を受信するとビットマップを参照し、ビッ
トがセットされているサブチャネルに対し受信データを
提供することにより、1つのチャネル上に複数のサブチ
ャネルを形成できる。また、ビットマップ情報を伝送し
特定タイミングで同期して書き換えることにより、通信
中にサブチャネルを生成もしくは削除したり、また容量
を変更することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明の通信路多重化装置の概念を説
明する図である。図1において、1及び2は通信路多重
化装置であり、それぞれの通信路多重化装置1、2は送
信処理部3、4及び受信処理部5、6を備えている。7
及び8は回線インタフェース、9はチャネルである。こ
の図1のように1つのチャネル9上に複数のサブチャネ
ルがオープンされ、それぞれ独立にデータの送受が行わ
れる。例えば、通信路多重化装置1の送信処理部3のサ
ブチャネル1から送信されたビット列”01001”
は、太線の経路をたどり通信路多重化装置2の受信処理
部6のサブチャネル1で同じビット列として受信され
る。
説明する。図1は本発明の通信路多重化装置の概念を説
明する図である。図1において、1及び2は通信路多重
化装置であり、それぞれの通信路多重化装置1、2は送
信処理部3、4及び受信処理部5、6を備えている。7
及び8は回線インタフェース、9はチャネルである。こ
の図1のように1つのチャネル9上に複数のサブチャネ
ルがオープンされ、それぞれ独立にデータの送受が行わ
れる。例えば、通信路多重化装置1の送信処理部3のサ
ブチャネル1から送信されたビット列”01001”
は、太線の経路をたどり通信路多重化装置2の受信処理
部6のサブチャネル1で同じビット列として受信され
る。
【0007】図2は本発明の通信路多重化装置の送信処
理部を示したブロック図であり、この送信処理部3、4
は、網同期信号からブロックを生成しブロック同期パタ
ーンを送出するブロック生成部10、サブチャネルごと
にブロック内の特定ビット位置の情報を使用するか否か
を示すビットマップメモリ11、同時に複数のビットが
セットされた場合優先度の高いサブチャネルに対応した
ビットマップメモリ11の内容のみを通過させる優先制
御部12、各サブチャネルに対して送信タイミングを供
給し送信データを入力するサブチャネル制御部T1〜T
n、所定のサブチャネルを利用し受信側端末装置との間
でビットマップ11の変更情報を交換しビットマップを
書き換える制御部13とから成る。なお、この図2で
は、n個のサブチャネルの情報を1つのチャネルに多重
して送信する例を示している。
理部を示したブロック図であり、この送信処理部3、4
は、網同期信号からブロックを生成しブロック同期パタ
ーンを送出するブロック生成部10、サブチャネルごと
にブロック内の特定ビット位置の情報を使用するか否か
を示すビットマップメモリ11、同時に複数のビットが
セットされた場合優先度の高いサブチャネルに対応した
ビットマップメモリ11の内容のみを通過させる優先制
御部12、各サブチャネルに対して送信タイミングを供
給し送信データを入力するサブチャネル制御部T1〜T
n、所定のサブチャネルを利用し受信側端末装置との間
でビットマップ11の変更情報を交換しビットマップを
書き換える制御部13とから成る。なお、この図2で
は、n個のサブチャネルの情報を1つのチャネルに多重
して送信する例を示している。
【0008】図2においてブロック生成部10は、網ク
ロックなどの網タイミング信号から所定クロック数から
なるブロックを生成する部分である。図3(A)はその
ブロックの構成例を示しており、この例では網クロック
を分周することにより8×nクロックから成るブロック
を生成している。ブロック内の送信データの各ビットは
クロックに同期してb1、b2、・・・・、b8×nの順に
送信される。図3(B)は図3(A)図のビット列をオ
クテット単位に書き直した図である。ブロック内のデー
タはオクテット1のビット1からビット8の順に、引き
続きオクテット2が同様な順番で送られ、最後にオクテ
ットnのビット8が送られる。本発明ではブロック内の
特定のビット位置、この例の場合オクテットi、i+1
及びi+2のビット8に受信側でブロック検出のために
用いられる同期ビットP1、P2、P3を挿入してい
る。同期ビットは1つ又は複数のブロックに渡って特定
のパターンを形成し、受信側でこのパターンを検出する
ことによりブロックの先頭を検出することができるよう
になっている。
ロックなどの網タイミング信号から所定クロック数から
なるブロックを生成する部分である。図3(A)はその
ブロックの構成例を示しており、この例では網クロック
を分周することにより8×nクロックから成るブロック
を生成している。ブロック内の送信データの各ビットは
クロックに同期してb1、b2、・・・・、b8×nの順に
送信される。図3(B)は図3(A)図のビット列をオ
クテット単位に書き直した図である。ブロック内のデー
タはオクテット1のビット1からビット8の順に、引き
続きオクテット2が同様な順番で送られ、最後にオクテ
ットnのビット8が送られる。本発明ではブロック内の
特定のビット位置、この例の場合オクテットi、i+1
及びi+2のビット8に受信側でブロック検出のために
用いられる同期ビットP1、P2、P3を挿入してい
る。同期ビットは1つ又は複数のブロックに渡って特定
のパターンを形成し、受信側でこのパターンを検出する
ことによりブロックの先頭を検出することができるよう
になっている。
【0009】また、ビットマップメモリ11は、各サブ
チャネルごとにブロックと同じサイズのビット数のテー
ブルを持ち、それぞれのサブチャネルがブロック内の対
応するビット位置を情報の送信に使用するか否かを示す
ために用いられる。例えば図4のM1に示したテーブル
の場合、ブロック内のオクテット1のビット1と2のみ
を用いてデータの送信を行うことを意味している。ブロ
ックの先頭はブロック発生部10よりビットマップメモ
リにBLK信号を用いて通知され、これによりテーブル
の読み出し開始位置を合わせることができる。それぞれ
のテーブルは、図3(B)と同順に網クロックに同期し
読み出される。
チャネルごとにブロックと同じサイズのビット数のテー
ブルを持ち、それぞれのサブチャネルがブロック内の対
応するビット位置を情報の送信に使用するか否かを示す
ために用いられる。例えば図4のM1に示したテーブル
の場合、ブロック内のオクテット1のビット1と2のみ
を用いてデータの送信を行うことを意味している。ブロ
ックの先頭はブロック発生部10よりビットマップメモ
リにBLK信号を用いて通知され、これによりテーブル
の読み出し開始位置を合わせることができる。それぞれ
のテーブルは、図3(B)と同順に網クロックに同期し
読み出される。
【0010】また、優先制御部12は、それぞれのテー
ブル出力の内同時に複数のビットがセットされていた場
合、最も優先度の高いビットのみを有効にするためのも
のである。例えばサブチャネル1が最も優先度が高く、
続いて2、3の順に構成されており、それぞれのサブチ
ャネルに対するテーブルの内容が図4のM1、M2、M
3であった場合、図5において四角で囲まれたI3の信
号はO3のように1から0に変更され、O2のみがセッ
トされる。このようにO1〜Onでは、最も優先度の高
いサブチャネルのビットのみがセットされる。
ブル出力の内同時に複数のビットがセットされていた場
合、最も優先度の高いビットのみを有効にするためのも
のである。例えばサブチャネル1が最も優先度が高く、
続いて2、3の順に構成されており、それぞれのサブチ
ャネルに対するテーブルの内容が図4のM1、M2、M
3であった場合、図5において四角で囲まれたI3の信
号はO3のように1から0に変更され、O2のみがセッ
トされる。このようにO1〜Onでは、最も優先度の高
いサブチャネルのビットのみがセットされる。
【0011】また、サブチャネル制御部T1〜Tnは、
それぞれ対応する優先制御部12の出力O1〜Onがセ
ットされている場合のみ送信データTX1〜TXnの通
過を許可するよう動作する。図6はサブチャネル制御部
T1〜Tnの動作を説明する図であり、例えばO3がセ
ットされている期間、即ちT3の期間のみサブチャネル
3の送信信号TX3がS3に出力される。最終的にはS
1〜Snの信号はブロック同期のための信号P1、P
2、P3と合成され送信データとして1つの回線に多重
され出力される。尚、CLK1〜3は各サブチャネルに
対する送信クロックである。
それぞれ対応する優先制御部12の出力O1〜Onがセ
ットされている場合のみ送信データTX1〜TXnの通
過を許可するよう動作する。図6はサブチャネル制御部
T1〜Tnの動作を説明する図であり、例えばO3がセ
ットされている期間、即ちT3の期間のみサブチャネル
3の送信信号TX3がS3に出力される。最終的にはS
1〜Snの信号はブロック同期のための信号P1、P
2、P3と合成され送信データとして1つの回線に多重
され出力される。尚、CLK1〜3は各サブチャネルに
対する送信クロックである。
【0012】図7は本発明の通信路多重化装置の受信処
理部のブロック図である。この受信処理部5、6は、網
同期信号と受信データからブロック同期パターンを抽出
しブロック同期を検出するブロック検出部14、送信処
理部側と同様な働きをするビットマップメモリ15と優
先制御部16、個々のサブチャネルに対し受信データと
受信タイミングを供給するサブチャネル制御部R1〜R
n、所定のサブチャネルを利用し送信側端末から送られ
てくるビットマップの変更情報とタイミング信号を受信
しビットマップを書き換える制御部17から成る。この
図7においてブロック検出部14は、網クロックなどの
網タイミング信号と前述の同期パターンから所定クロッ
ク数からなるブロックを検出する部分である。
理部のブロック図である。この受信処理部5、6は、網
同期信号と受信データからブロック同期パターンを抽出
しブロック同期を検出するブロック検出部14、送信処
理部側と同様な働きをするビットマップメモリ15と優
先制御部16、個々のサブチャネルに対し受信データと
受信タイミングを供給するサブチャネル制御部R1〜R
n、所定のサブチャネルを利用し送信側端末から送られ
てくるビットマップの変更情報とタイミング信号を受信
しビットマップを書き換える制御部17から成る。この
図7においてブロック検出部14は、網クロックなどの
網タイミング信号と前述の同期パターンから所定クロッ
ク数からなるブロックを検出する部分である。
【0013】ビットマップメモリ15、優先制御部16
の動作については送信処理部と同様に動作するよう構成
されるため説明を省略する。また、17の制御部は所定
のサブチャネルを利用し送信側通信路多重化装置との間
でビットマップの変更情報を交換しビットマップを書き
換える制御部である。また、サブチャネル制御部R1〜
Rnはそれぞれのサブチャネルに受信データ、受信タイ
ミングを供給する働きをする。
の動作については送信処理部と同様に動作するよう構成
されるため説明を省略する。また、17の制御部は所定
のサブチャネルを利用し送信側通信路多重化装置との間
でビットマップの変更情報を交換しビットマップを書き
換える制御部である。また、サブチャネル制御部R1〜
Rnはそれぞれのサブチャネルに受信データ、受信タイ
ミングを供給する働きをする。
【0014】図8に従って上記受信タイミングを説明す
る。図8のように、受信クロックCLKに同期して受信
データRXDが回線インタフェースより送られてくるも
のとする。このとき、各サブチャネルに対しては、受信
データはそのまま出力されるが、受信タイミング信号に
関しては各サブチャネルごとに必要部分のみが抽出さ
れ、例えばサブチャネル3に対してはCLK3により図
示のような受信クロックが供給される。サブチャネル3
のユーザはCLK3の立ち下がりで受信データをサンプ
ルすることにより必要なデータを取り出すことができ
る。
る。図8のように、受信クロックCLKに同期して受信
データRXDが回線インタフェースより送られてくるも
のとする。このとき、各サブチャネルに対しては、受信
データはそのまま出力されるが、受信タイミング信号に
関しては各サブチャネルごとに必要部分のみが抽出さ
れ、例えばサブチャネル3に対してはCLK3により図
示のような受信クロックが供給される。サブチャネル3
のユーザはCLK3の立ち下がりで受信データをサンプ
ルすることにより必要なデータを取り出すことができ
る。
【0015】次に、通信中に各サブチャネルの容量を変
更する方法についてサブチャネル3を例に説明する。容
量の変更はサブチャネル3がブロック内で使用するビッ
トの数を変更することで実現できる。即ちサブチャネル
3のビットマップを書き換えることで実現できる。
更する方法についてサブチャネル3を例に説明する。容
量の変更はサブチャネル3がブロック内で使用するビッ
トの数を変更することで実現できる。即ちサブチャネル
3のビットマップを書き換えることで実現できる。
【0016】図9は図3と同様にブロックを表現したも
ので、その中に3つのサブチャネルが規定された例を示
したものである。図9においてサブチャネル1は変更タ
イミング情報を伝送するために、サブチャネル2はビッ
トマップの変更要求を運ぶために使用するものとする。
図10は、その手順を説明するための図である。図2の
送信側通信路多重化装置の制御部(以下送信側制御部と
呼ぶ)13は、まずサブチャネル2を用いサブチャネル
3の変更要求を相手に伝える(手順1)。変更要求に
は、少なくともサブチャネル3のビットマップ変更のた
めの情報が含まれる。図7の受信側通信路多重化 装置
の制御部(以下受信側制御部と呼ぶ)17は、変更要求
を受け取ると内容を一時蓄積し、もし可能ならば変更受
付応答を返送する(手順2)。送信側制御部13は、変
更受付応答を受け取るとサブチャネル1を用いて変更タ
イミングを通知する(手順3)。同時に、次ブロックの
先頭からサブチャネル3の容量の変更が有効になるよう
に、サブチャネル3のビットマップを書き換える。一
方、受信側制御部17は、サブチャネル1から変更タイ
ミングを受け取ると、次ブロックの先頭からサブチャネ
ル3の容量の変更が有効になるように、サブチャネル3
のビットマップを書き換え、次ブロックよりサブチャネ
ル3の容量が双方同時に変更される。
ので、その中に3つのサブチャネルが規定された例を示
したものである。図9においてサブチャネル1は変更タ
イミング情報を伝送するために、サブチャネル2はビッ
トマップの変更要求を運ぶために使用するものとする。
図10は、その手順を説明するための図である。図2の
送信側通信路多重化装置の制御部(以下送信側制御部と
呼ぶ)13は、まずサブチャネル2を用いサブチャネル
3の変更要求を相手に伝える(手順1)。変更要求に
は、少なくともサブチャネル3のビットマップ変更のた
めの情報が含まれる。図7の受信側通信路多重化 装置
の制御部(以下受信側制御部と呼ぶ)17は、変更要求
を受け取ると内容を一時蓄積し、もし可能ならば変更受
付応答を返送する(手順2)。送信側制御部13は、変
更受付応答を受け取るとサブチャネル1を用いて変更タ
イミングを通知する(手順3)。同時に、次ブロックの
先頭からサブチャネル3の容量の変更が有効になるよう
に、サブチャネル3のビットマップを書き換える。一
方、受信側制御部17は、サブチャネル1から変更タイ
ミングを受け取ると、次ブロックの先頭からサブチャネ
ル3の容量の変更が有効になるように、サブチャネル3
のビットマップを書き換え、次ブロックよりサブチャネ
ル3の容量が双方同時に変更される。
【0017】
【発明の効果】本発明によると、送信側の通信路多重化
装置はサブチャネルごとにビットマップを具備し、ビッ
トがセットされている場合のみ対応するサブチャネルの
信号をブロック内のビットマップで示された位置に挿入
して送信し、一方受信側の通信路多重化装置はサブチャ
ネルごとにビットマップを具備し、ビット情報を受信す
るとビットマップを参照し、ビットがセットされている
サブチャネルに対し受信データを提供することにより、
1つのチャネル上に複数のサブチャネルを形成できる。
また、送信側の通信路多重化装置はビットマップメモリ
内容変更要求を送信する手段と、ビットマップメモリの
内容を変更するタイミング信号を送信する手段を具備
し、受信側の通信路多重化装置はビットマップメモリ内
容変更要求を受信する手段と、ビットマップメモリの内
容を変更するタイミング信号を受信する手段を具備し、
特定タイミングで双方のビットマップを書き換えること
により通信中にサブチャネルを生成もしくは削除した
り、また容量を変更することができる。
装置はサブチャネルごとにビットマップを具備し、ビッ
トがセットされている場合のみ対応するサブチャネルの
信号をブロック内のビットマップで示された位置に挿入
して送信し、一方受信側の通信路多重化装置はサブチャ
ネルごとにビットマップを具備し、ビット情報を受信す
るとビットマップを参照し、ビットがセットされている
サブチャネルに対し受信データを提供することにより、
1つのチャネル上に複数のサブチャネルを形成できる。
また、送信側の通信路多重化装置はビットマップメモリ
内容変更要求を送信する手段と、ビットマップメモリの
内容を変更するタイミング信号を送信する手段を具備
し、受信側の通信路多重化装置はビットマップメモリ内
容変更要求を受信する手段と、ビットマップメモリの内
容を変更するタイミング信号を受信する手段を具備し、
特定タイミングで双方のビットマップを書き換えること
により通信中にサブチャネルを生成もしくは削除した
り、また容量を変更することができる。
【図1】本発明の通信路多重化装置の概念を説明する図
である。
である。
【図2】本発明の通信路多重化装置の送信処理部のブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】(A)は本発明の情報ブロックを説明するタイ
ミング図、(B)は情報ブロックをオクテット単位で示
した図である。
ミング図、(B)は情報ブロックをオクテット単位で示
した図である。
【図4】本発明に用いられるビットマップメモリの内容
の一例を示した図である。
の一例を示した図である。
【図5】本発明に用いられる優先制御部の動作を説明す
る図である。
る図である。
【図6】本発明の通信路多重化装置の送信処理部の動作
を説明するタイミング図である。
を説明するタイミング図である。
【図7】本発明の通信路多重化装置の受信処理部のブロ
ック図である。
ック図である。
【図8】本発明の通信路多重化装置の受信処理部の動作
を説明するタイミング図である。
を説明するタイミング図である。
【図9】本発明におけるサブチャネル容量変更を説明す
る図である。
る図である。
【図10】本発明におけるサブチャネル容量変更手順を
示した図である。
示した図である。
【図11】ITU勧告H.221のフレーム構成図であ
る。
る。
【図12】ITU勧告H.221におけるデータ多重の
一例を示した図である。
一例を示した図である。
1、2 通信路多重化装置 3、4 送信処理部 5、6 受信処理部 7、8 回線インタフェース 9 チャネル 10 ブロック生成部 11、15 ビットマップメモリ 12、16 優先制御部 13、17 制御部 T1〜Tn サブチャネル制御部
Claims (3)
- 【請求項1】 通信チャネル内を連続して送信されるデ
ィジタル信号を、複数ビット単位の連続ブロックに分割
し、ブロック内の1つ又は複数のビットを用いることに
より複数のサブチャネルを形成する通信路多重化装置に
おいて、各サブチャネルごとにブロック内の各ビット位
置を使用するか否かを示すビットマップメモリを有し、
ビットがセットされている場合のみ前記ビット位置の情
報を用いてデータを伝送することを特徴とした通信路多
重化装置。 - 【請求項2】 各ビットマップ間に優先度を持たせたこ
とを特徴とした請求項1の通信路多重化装置。 - 【請求項3】 ビットマップメモリ内容変更情報を送信
または受信する手段と、ビットマップメモリの内容を変
更するタイミング信号を送信または受信する手段を有
し、送信側及び受信側で同期してサブチャネルの容量を
変更することを特徴とした請求項1の通信路多重化装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13848494A JPH088873A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 通信路多重化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13848494A JPH088873A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 通信路多重化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH088873A true JPH088873A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15223170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13848494A Pending JPH088873A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 通信路多重化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088873A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112017007062T5 (de) | 2017-03-15 | 2019-10-24 | Mitsubishi Electric Corporation | Lichtintensitätsverstellvorrichtung, Lichtintensitätsverstellverfahren und Lichtintensitätsverstellprogramm |
-
1994
- 1994-06-21 JP JP13848494A patent/JPH088873A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112017007062T5 (de) | 2017-03-15 | 2019-10-24 | Mitsubishi Electric Corporation | Lichtintensitätsverstellvorrichtung, Lichtintensitätsverstellverfahren und Lichtintensitätsverstellprogramm |
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