JPH09139722A - 多重化通信装置 - Google Patents
多重化通信装置Info
- Publication number
- JPH09139722A JPH09139722A JP29420495A JP29420495A JPH09139722A JP H09139722 A JPH09139722 A JP H09139722A JP 29420495 A JP29420495 A JP 29420495A JP 29420495 A JP29420495 A JP 29420495A JP H09139722 A JPH09139722 A JP H09139722A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の多重化通信装置は、音声PCMデー
タの内一部だけを他のデータのために使用することによ
って、音声の品質をほとんど劣化すること無く、さら
に、受信端末の受信能力にかかわらず、誤動作などの無
い多重化送受信を行うことを目的とする。 【解決手段】 端末1では、送信処理部3にて、音声P
CMデータに低速データを挿入して、回線インタフェー
ス5を介して、チャネル上に送信する。端末2では、回
線インタフェース6を介して、受信処理部8にて受信
し、音声PCMデータと低速データを分離処理する。
タの内一部だけを他のデータのために使用することによ
って、音声の品質をほとんど劣化すること無く、さら
に、受信端末の受信能力にかかわらず、誤動作などの無
い多重化送受信を行うことを目的とする。 【解決手段】 端末1では、送信処理部3にて、音声P
CMデータに低速データを挿入して、回線インタフェー
ス5を介して、チャネル上に送信する。端末2では、回
線インタフェース6を介して、受信処理部8にて受信
し、音声PCMデータと低速データを分離処理する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、オーディ
オグラフィックコンファレンス(AGC)端末などの一
つのチャネルで音声データとポインティングデータ/テ
レライティングデータなどの低速データとを送受信する
装置に適用して好適な多重化通信装置に関する。
オグラフィックコンファレンス(AGC)端末などの一
つのチャネルで音声データとポインティングデータ/テ
レライティングデータなどの低速データとを送受信する
装置に適用して好適な多重化通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多重化通信装置は、一つの通信回線(チ
ャネル)を介して、複数のデータを分割結合して送信
し、受信側で元の信号を分離復元する通信装置である。
これは、マルチメディアの発展に伴って、1:1の通信
においても同時に複数のメディアのデータを送受信する
必要に応えるものである。
ャネル)を介して、複数のデータを分割結合して送信
し、受信側で元の信号を分離復元する通信装置である。
これは、マルチメディアの発展に伴って、1:1の通信
においても同時に複数のメディアのデータを送受信する
必要に応えるものである。
【0003】例えば、一つのチャネル上に、複数のサブ
チャネルを設定し、各サブチャネルを用いて音声や画像
などの情報を送受する方式として、ITU−T勧告H.
221がある。図7は、ITU−T勧告H.221のフ
レーム構造を示す。H.221ではISDNのBチャネ
ルを80オクテット単位のフレームに分割し、それぞれ
のビットを縦方向に使用することによって、複数のサブ
チャネルを形成するように構成される。1フレームは、
80オクテットで構成され、BAS(bit allocation si
gnal)を用いて音声情報とデータ情報の各ビットレート
を制御する。FAS(frame alignment signal)の領域は
80オクテット単位のフレーム同期のために用いられ、
特定パターン信号がこの中に含まれる。受信側では、こ
の特定パターンを検出することによって、フレームの先
頭を検出することができる。
チャネルを設定し、各サブチャネルを用いて音声や画像
などの情報を送受する方式として、ITU−T勧告H.
221がある。図7は、ITU−T勧告H.221のフ
レーム構造を示す。H.221ではISDNのBチャネ
ルを80オクテット単位のフレームに分割し、それぞれ
のビットを縦方向に使用することによって、複数のサブ
チャネルを形成するように構成される。1フレームは、
80オクテットで構成され、BAS(bit allocation si
gnal)を用いて音声情報とデータ情報の各ビットレート
を制御する。FAS(frame alignment signal)の領域は
80オクテット単位のフレーム同期のために用いられ、
特定パターン信号がこの中に含まれる。受信側では、こ
の特定パターンを検出することによって、フレームの先
頭を検出することができる。
【0004】H.221は本来テレビ電話/会議に適し
たように設計され、一つのチャネルを8kbps単位の
複数のサブチャネルとして扱うことができるが、それよ
り少ないデータに対しても8kbpsを割り当てる。
たように設計され、一つのチャネルを8kbps単位の
複数のサブチャネルとして扱うことができるが、それよ
り少ないデータに対しても8kbpsを割り当てる。
【0005】図8は、ITU−T勧告H.221におけ
るデータ多重の一例を示す。一つのチャネルを音声PC
Mデータと他のデータで使用する場合、音声PCMデー
タは56kbpsまたは48kbpsの転送速度で送ら
れる。そのため他のデータと共に伝送される音声PCM
データが64kbpsから56kbps以下になってし
まい、音声の品質が落ちてしまう。また、送信端末、受
信端末双方がこの方式に対応していなければ使用できな
い。
るデータ多重の一例を示す。一つのチャネルを音声PC
Mデータと他のデータで使用する場合、音声PCMデー
タは56kbpsまたは48kbpsの転送速度で送ら
れる。そのため他のデータと共に伝送される音声PCM
データが64kbpsから56kbps以下になってし
まい、音声の品質が落ちてしまう。また、送信端末、受
信端末双方がこの方式に対応していなければ使用できな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このため本発明は、上
記問題点を解決するために成されたもので、音声PCM
データの内一部だけを他のデータのために使用し、音声
の品質をほとんど劣化すること無く、多重化を行う多重
化通信装置を提供することを目的とする。さらに、受信
端末の受信能力にかかわらず、誤動作などの無い多重化
送受信を行う多重化通信装置を提供することを目的とす
る。
記問題点を解決するために成されたもので、音声PCM
データの内一部だけを他のデータのために使用し、音声
の品質をほとんど劣化すること無く、多重化を行う多重
化通信装置を提供することを目的とする。さらに、受信
端末の受信能力にかかわらず、誤動作などの無い多重化
送受信を行う多重化通信装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に記載の多重化通信装置は、送
信端末に、PCMデータに低速データを挿入するタイミ
ングを生成するタイミング生成手段と、前記受信端末に
て受信データの同期を取るための同期パターン信号を生
成する同期パターン生成手段と、この同期パターン信号
を前記低速データに付加する混合手段と、前記PCMデ
ータの所定のオクテットごとに、前記PCMデータの最
低位ビットに、前記同期パターン信号の付加された低速
データを1ビットずつ挿入する挿入手段とを具備するこ
とを特徴とする。
めに、本発明の請求項1に記載の多重化通信装置は、送
信端末に、PCMデータに低速データを挿入するタイミ
ングを生成するタイミング生成手段と、前記受信端末に
て受信データの同期を取るための同期パターン信号を生
成する同期パターン生成手段と、この同期パターン信号
を前記低速データに付加する混合手段と、前記PCMデ
ータの所定のオクテットごとに、前記PCMデータの最
低位ビットに、前記同期パターン信号の付加された低速
データを1ビットずつ挿入する挿入手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2に記載の多重化通信装置
は、請求項1に記載の多重化通信装置を構成する手段に
加えて、受信端末に、同期パターン信号を検出して、抽
出タイミング信号を生成する同期検出手段と、この抽出
タイミング信号に同期して、低速データを抽出する抽出
手段とを具備することを特徴とする。
は、請求項1に記載の多重化通信装置を構成する手段に
加えて、受信端末に、同期パターン信号を検出して、抽
出タイミング信号を生成する同期検出手段と、この抽出
タイミング信号に同期して、低速データを抽出する抽出
手段とを具備することを特徴とする。
【0009】本発明の請求項3に記載の多重化通信装置
は、請求項2に記載の多重化通信装置を構成する手段に
おいて、低速データが、オーディオグラフィック会議の
ポインティングデータ、あるいは文字または図形データ
であることを特徴とする。
は、請求項2に記載の多重化通信装置を構成する手段に
おいて、低速データが、オーディオグラフィック会議の
ポインティングデータ、あるいは文字または図形データ
であることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の多重化通信装置
の概略構成図である。端末1では、送信処理部3にて、
音声PCMデータに低速データを挿入して、回線インタ
フェース5を介して、チャネル上に送信する。端末2で
は、回線インタフェース6を介して、受信処理部8にて
受信し、音声PCMデータと低速データを分離処理す
る。端末2が送信処理、端末1が受信処理する場合も同
様である。
の概略構成図である。端末1では、送信処理部3にて、
音声PCMデータに低速データを挿入して、回線インタ
フェース5を介して、チャネル上に送信する。端末2で
は、回線インタフェース6を介して、受信処理部8にて
受信し、音声PCMデータと低速データを分離処理す
る。端末2が送信処理、端末1が受信処理する場合も同
様である。
【0011】図2は、本発明の多重化通信装置の送信処
理部のブロック図である。タイミング生成器23は、網
クロックなどの網タイミング信号から低速データ信号の
挿入タイミング信号を生成する。同期パターン信号生成
器21は、この挿入タイミング信号に基づき、受信端末
にて、低速データの同期をとるための同期パターン信号
と、フレームチェックシーケンス(FCS)を生成す
る。
理部のブロック図である。タイミング生成器23は、網
クロックなどの網タイミング信号から低速データ信号の
挿入タイミング信号を生成する。同期パターン信号生成
器21は、この挿入タイミング信号に基づき、受信端末
にて、低速データの同期をとるための同期パターン信号
と、フレームチェックシーケンス(FCS)を生成す
る。
【0012】同期パターン信号は、1オクテット以上の
データや、HDLC(high level data link control pr
ocedure)フレーム構造のフラグなどである。同期パター
ン信号生成器21にて生成された同期パターン信号は、
一定以上の間隔を空けずに、混合器22によって、低速
データに付加される。また、同期パターン信号は、低速
データの無いときは低速データの代わりに送信される。
このため受信端末では、一定以上の間隔を空けることの
無い同期パターン信号を検出することによって、低速デ
ータの同期をとることができる。
データや、HDLC(high level data link control pr
ocedure)フレーム構造のフラグなどである。同期パター
ン信号生成器21にて生成された同期パターン信号は、
一定以上の間隔を空けずに、混合器22によって、低速
データに付加される。また、同期パターン信号は、低速
データの無いときは低速データの代わりに送信される。
このため受信端末では、一定以上の間隔を空けることの
無い同期パターン信号を検出することによって、低速デ
ータの同期をとることができる。
【0013】また、フレームチェックシーケンス(FC
S)は、同期パターン信号で区切られたフレームの保証
と同期外れを検出するために付加される。
S)は、同期パターン信号で区切られたフレームの保証
と同期外れを検出するために付加される。
【0014】スイッチ24とスイッチ25は挿入タイミ
ング信号に同期して開閉する。このスイッチ24とスイ
ッチ25とによって、音声PCMデータの数オクテット
ごとに1ビット、各所定オクテット位置の最低位ビット
に、同期パターン信号と、フレームチェックシーケンス
(FCS)の付加された低速データが挿入される。
ング信号に同期して開閉する。このスイッチ24とスイ
ッチ25とによって、音声PCMデータの数オクテット
ごとに1ビット、各所定オクテット位置の最低位ビット
に、同期パターン信号と、フレームチェックシーケンス
(FCS)の付加された低速データが挿入される。
【0015】図3は、低速データに同期パターン信号と
フレームチェックシーケンス(FCS)を挿入する際
の、信号パターンを示す。この例では、HDLCのフレ
ーム構造をモデルにして同期パターン信号とフレームチ
ェックシーケンス(FCS)を設定してある。すなわ
ち、この同期パターン信号にはHDLCのフラグ(01
111110)を、フレームチェックシーケンス(FC
S)には16ビットのCRC(cyclic redundancy chec
k)を使用している。同期パターン信号はデータの無いと
きにも常に生成され、データが長いときにはそのデータ
を分割する形で、フレームチェックシーケンス(FC
S)と共にデータの間に挿入される。
フレームチェックシーケンス(FCS)を挿入する際
の、信号パターンを示す。この例では、HDLCのフレ
ーム構造をモデルにして同期パターン信号とフレームチ
ェックシーケンス(FCS)を設定してある。すなわ
ち、この同期パターン信号にはHDLCのフラグ(01
111110)を、フレームチェックシーケンス(FC
S)には16ビットのCRC(cyclic redundancy chec
k)を使用している。同期パターン信号はデータの無いと
きにも常に生成され、データが長いときにはそのデータ
を分割する形で、フレームチェックシーケンス(FC
S)と共にデータの間に挿入される。
【0016】図4(A)は、送信時の音声PCMデータ
に低速データを挿入して、回線データとするときの信号
パターンを示す。図4(B)は、送信データ列をオクテ
ット単位にならべたものである。低速データは、数オク
テットごとに1ビット、各所定オクテット位置の最低位
ビットに挿入される。この挿入間隔は、事前の取り決め
などによってあらかじめ決めてある。低速データは音声
PCMデータの最低位ビットに上書きの形で埋め込まれ
る。その挿入位置の音声PCMデータは無くなるが、音
声PCMデータの最低位ビットであり、数オクテットに
1度、そのビットが反転する確率が50%であるので、
音質の劣化はほとんど起こらない。
に低速データを挿入して、回線データとするときの信号
パターンを示す。図4(B)は、送信データ列をオクテ
ット単位にならべたものである。低速データは、数オク
テットごとに1ビット、各所定オクテット位置の最低位
ビットに挿入される。この挿入間隔は、事前の取り決め
などによってあらかじめ決めてある。低速データは音声
PCMデータの最低位ビットに上書きの形で埋め込まれ
る。その挿入位置の音声PCMデータは無くなるが、音
声PCMデータの最低位ビットであり、数オクテットに
1度、そのビットが反転する確率が50%であるので、
音質の劣化はほとんど起こらない。
【0017】図5は、本発明の多重化通信装置の受信処
理部のブロック図である。同期検出器51は、送信端末
で一定の間隔で付加している同期パターン信号を回線デ
ータから検出して同期を確立し、抽出タイミング信号を
生成する。スイッチ52は、抽出タイミング信号に同期
して開閉する。このスイッチ52によって、低速データ
を取り出すことができる。
理部のブロック図である。同期検出器51は、送信端末
で一定の間隔で付加している同期パターン信号を回線デ
ータから検出して同期を確立し、抽出タイミング信号を
生成する。スイッチ52は、抽出タイミング信号に同期
して開閉する。このスイッチ52によって、低速データ
を取り出すことができる。
【0018】図6は、受信時の回線データから低速デー
タを抽出するときの信号パターンを示す。同期がとれた
後は、抽出タイミング信号に基づいて、低速データを抽
出するが、音声PCMデータは回線データをそのまま音
声PCMデータとして取り込んでいる。低速データのあ
るのが音声PCMデータの最低位ビットであるので、音
質が微妙に劣化する以外の影響は与えない。このこと
は、受信端末が低速データの受信能力を持っていない場
合に、低速データを含む音声PCMデータを受信したと
きに音声が微妙に劣化する以外に誤動作などの影響を与
えないことを示している。また、受信データのフレーム
チェックシーケンス(FCS)にエラーを発見した場合
は、同期はずれと見なして再度同期の確立を試みる。
タを抽出するときの信号パターンを示す。同期がとれた
後は、抽出タイミング信号に基づいて、低速データを抽
出するが、音声PCMデータは回線データをそのまま音
声PCMデータとして取り込んでいる。低速データのあ
るのが音声PCMデータの最低位ビットであるので、音
質が微妙に劣化する以外の影響は与えない。このこと
は、受信端末が低速データの受信能力を持っていない場
合に、低速データを含む音声PCMデータを受信したと
きに音声が微妙に劣化する以外に誤動作などの影響を与
えないことを示している。また、受信データのフレーム
チェックシーケンス(FCS)にエラーを発見した場合
は、同期はずれと見なして再度同期の確立を試みる。
【0019】次に、本発明の多重化通信装置を、オーデ
ィオグラフィックコンファレンス(AGC)端末に適用
した場合について説明する。オーディオグラフィックコ
ンファレンス(AGC)とは、通信回線(チャネル)を
介して、2箇所以上のグループあるいは個人間で行う音
声とグラフィック情報を用いたリアルタイムの遠隔通信
会議である。すなわち端末のディスプレイの表示内容に
ついて、音声、ポインタ/テレライティングなどを使用
して議論する。
ィオグラフィックコンファレンス(AGC)端末に適用
した場合について説明する。オーディオグラフィックコ
ンファレンス(AGC)とは、通信回線(チャネル)を
介して、2箇所以上のグループあるいは個人間で行う音
声とグラフィック情報を用いたリアルタイムの遠隔通信
会議である。すなわち端末のディスプレイの表示内容に
ついて、音声、ポインタ/テレライティングなどを使用
して議論する。
【0020】上記端末には通常、複数の通信モードを用
意する。例えば文書情報のみを送受信するモード、音声
のみを送受信するモード、そしてポインティングデー
タ、あるいは文字または図形データであるテレライティ
ングデータを低速データとして、音声PCM信号に挿入
して送受信するモードなどである。
意する。例えば文書情報のみを送受信するモード、音声
のみを送受信するモード、そしてポインティングデー
タ、あるいは文字または図形データであるテレライティ
ングデータを低速データとして、音声PCM信号に挿入
して送受信するモードなどである。
【0021】このオーディオグラフィックコンファレン
ス(AGC)端末に、本発明の多重化通信装置を適用す
ることによって、ポインタ/テレライティングに対応し
ない端末が混在していても、各端末の受信能力に応じた
状態で、障害を発生せずに通信が可能となる。
ス(AGC)端末に、本発明の多重化通信装置を適用す
ることによって、ポインタ/テレライティングに対応し
ない端末が混在していても、各端末の受信能力に応じた
状態で、障害を発生せずに通信が可能となる。
【0022】また、ポインティングデータ/テレライテ
ィングデータを低速データとして、音声PCM信号に挿
入して送受信しても音声品質を劣化させない。
ィングデータを低速データとして、音声PCM信号に挿
入して送受信しても音声品質を劣化させない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載の多重化通信装置は、送信端末が、例えば音声の
PCMデータに低速データを挿入する際に、数オクテッ
トごとに1ビット、各所定オクテット位置の最低位ビッ
トに挿入するので、受信端末が、受信する際に、音質劣
化がほとんど無く、また受信端末側に低速データの受信
能力がなくても誤動作などの問題を生じない。
に記載の多重化通信装置は、送信端末が、例えば音声の
PCMデータに低速データを挿入する際に、数オクテッ
トごとに1ビット、各所定オクテット位置の最低位ビッ
トに挿入するので、受信端末が、受信する際に、音質劣
化がほとんど無く、また受信端末側に低速データの受信
能力がなくても誤動作などの問題を生じない。
【0024】本発明の請求項2に記載の多重化通信装置
は、受信端末が、受信する際に、音質劣化がほとんど無
く、かつ低速データを抽出して、利用することができ
る。
は、受信端末が、受信する際に、音質劣化がほとんど無
く、かつ低速データを抽出して、利用することができ
る。
【0025】本発明の請求項3に記載の多重化通信装置
は、オーディオグラフィック会議において、音声の品質
劣化がほとんど無く、受信端末がポインティングデー
タ、あるいは文字または図形データの受信能力の有無に
かかわらず、使用できる。
は、オーディオグラフィック会議において、音声の品質
劣化がほとんど無く、受信端末がポインティングデー
タ、あるいは文字または図形データの受信能力の有無に
かかわらず、使用できる。
【図1】本発明の多重化通信装置の概略構成図である。
【図2】本発明の多重化通信装置の送信処理部のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】低速データに同期パターン信号とフレームチェ
ックシーケンスを挿入する際の、信号パターンを示す図
である。
ックシーケンスを挿入する際の、信号パターンを示す図
である。
【図4】(A)は、送信時の信号パターンを示す図であ
り、(B)は、送信データ列をオクテット単位に並べた
図である。
り、(B)は、送信データ列をオクテット単位に並べた
図である。
【図5】本発明の多重化通信装置の受信処理部のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図6】受信時の信号パターンを示す図である。
【図7】ITU−T勧告H.221のフレーム構造を示
す図である。
す図である。
【図8】ITU−T勧告H.221のデータ多重の一例
を示す図である。
を示す図である。
1、2 端末 3、7 送信処理部 4、8 受信処理部 5、6 回線インタフェース 21 同期パターン信号生成器 22 混合器 23 タイミング生成器 24、25、52 スイッチ 51 同期検出器
Claims (3)
- 【請求項1】 送信端末と受信端末とを備え、 この送信端末には、PCMデータに低速データを挿入す
るタイミングを生成するタイミング生成手段と、 前記受信端末にて受信データの同期を取るための同期パ
ターン信号を生成する同期パターン生成手段と、 この同期パターン信号を前記低速データに付加する混合
手段と、 前記PCMデータの所定のオクテットごとに、前記PC
Mデータの最低位ビットに、前記同期パターン信号の付
加された低速データを1ビットずつ挿入する挿入手段と
が具備されていることを特徴とする多重化通信装置。 - 【請求項2】 受信端末には、同期パターン信号を検出
して、抽出タイミング信号を生成する同期検出手段と、 この抽出タイミング信号に同期して、低速データを抽出
する抽出手段とが具備されていることを特徴とする請求
項1に記載の多重化通信装置。 - 【請求項3】 低速データが、オーディオグラフィック
会議のポインティングデータ、あるいは文字または図形
データであることを特徴とする請求項2に記載の多重化
通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29420495A JPH09139722A (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 多重化通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29420495A JPH09139722A (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 多重化通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09139722A true JPH09139722A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=17804675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29420495A Pending JPH09139722A (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 多重化通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09139722A (ja) |
-
1995
- 1995-11-13 JP JP29420495A patent/JPH09139722A/ja active Pending
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