JPH0887401A - インストール処理装置 - Google Patents

インストール処理装置

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JPH0887401A
JPH0887401A JP24994194A JP24994194A JPH0887401A JP H0887401 A JPH0887401 A JP H0887401A JP 24994194 A JP24994194 A JP 24994194A JP 24994194 A JP24994194 A JP 24994194A JP H0887401 A JPH0887401 A JP H0887401A
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JP24994194A
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Tetsuo Sakai
哲夫 酒井
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の記録媒体に分割して格納されているパ
ッケージソフトウェアをインストール処理する際に、前
記複数の記録媒体から前記パッケージソフトウェアを構
成する情報が順序不同に読み取られた場合においても、
インストール処理を続行することが可能なインストール
処理装置を提供する。 【構成】 インストールプログラム自体が格納されてい
るメディアがインストールされた後で(ステップS301,S
302)、順序どおりにメディアが装着されれば、通常ど
おりのインストール処理が行われ(ステップS304〜S30
7)、順序不同にメディアが装着されれば、一時的にメ
モリにそのメディアの内容が記憶された上で、インスト
ール処理が続行される(ステップS308〜S316)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラムやフォント
等のパッケージソフトウェアのインストール作業および
セットアップ作業が行われる情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理装置においては、プログ
ラムやフォント等のパッケージソフトウェアのインスト
ールを行う場合には、決められた順番でインストール用
のフロッピィディスク等のメディアを装置に差し込み、
インストール作業を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記従来の情
報処理装置においては、インストール用のフロッピィデ
ィスク等を装置に差し込む順番を、ユーザが意識する必
要があり、サイズの大きなアプリケーションソフトやフ
ォント等のパッケージソフトウェアをインストールする
場合には、特にその作業が煩雑なものとなっていた。ま
た、前記インストール用のフロッピィディスク等に貼ら
れているラベルを紛失した場合には、さらにその作業が
困難なものとなる等の問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、記録媒体の差し込み順序をユーザに意識
させることなく、インストール処理を実行することがで
きるインストール処理装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明のインストール処理装置は、
記録媒体からそれに格納されている情報を読み取る読取
手段と、前記情報を記憶するための記憶手段と、前記読
取手段により記録媒体から読み取られたパッケージソフ
トウェアのインストール処理を実行するインストール実
行手段とを備えたインストール処理装置において、複数
の記録媒体に分割して格納されているパッケージソフト
ウェアのインストール処理を前記インストール実行手段
により実行する際に、前記複数の記録媒体から前記パッ
ケージソフトウェアを構成する情報が前記読取手段によ
り順序不同に読み取られた場合においても、前記順序不
同に読み取られた情報を前記記憶手段に一時的に記憶さ
せて、前記インストール処理を続行するように前記イン
ストール実行手段を制御するインストール処理続行制御
手段を設けたことを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の本発明のインストー
ル処理装置は、上記請求項1の構成において、前記記憶
手段は、内部に設けられていることを特徴とする。
【0007】また、請求項3記載の本発明のインストー
ル処理装置は、上記請求項1の構成において、前記記憶
手段は、外部に設けられていることを特徴とする。
【0008】また、請求項4記載の本発明のインストー
ル処理装置は、上記請求項1の構成において、前記記憶
手段は、内部と外部とにそれぞれ設けられており、前記
インストール処理続行制御手段は、前記複数の記録媒体
から前記順序不同に読み取られた情報を、前記内部に設
けられた記憶手段および前記外部に設けられた記憶手段
のうちの少なくとも一方に記憶させることを特徴とす
る。
【0009】更にまた、請求項5記載の本発明のインス
トール処理装置は、上記請求項1乃至4のいずれかの構
成において、前記複数の記録媒体に分割して格納されて
いるパッケージソフトウェアは、前記複数の記録媒体に
圧縮分割して格納されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1のインストール処理装置によれば、イ
ンストール処理続行制御手段は、複数の記録媒体に分割
して格納されているパッケージソフトウェアのインスト
ール処理をインストール実行手段により実行する際に、
前記複数の記録媒体から前記パッケージソフトウェアを
構成する情報が読取手段により順序不同に読み取られた
場合においても、前記順序不同に読み取られた情報を記
憶手段に一時的に記憶させて、前記インストール処理を
続行するように前記インストール実行手段を制御する。
【0011】また、請求項2のインストール処理装置に
おいては、前記記憶手段は、内部に設けられている。
【0012】また、請求項3のインストール処理装置に
おいては、前記記憶手段は、外部に設けられている。
【0013】また、請求項4のインストール処理装置に
よれば、前記記憶手段は、内部と外部とにそれぞれ設け
られており、前記インストール処理続行制御手段は、前
記複数の記録媒体から前記順序不同に読み取られた情報
を、前記内部に設けられた記憶手段および前記外部に設
けられた記憶手段のうちの少なくとも一方に記憶させ
る。
【0014】更にまた、請求項5のインストール処理装
置によれば、前記複数の記録媒体に分割して格納されて
いるパッケージソフトウェアは、前記複数の記録媒体に
圧縮分割して格納されている。
【0015】
【実施例】以下に図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
【0016】図1は、本発明の第1実施例に係るインス
トール処理装置の概略構成を示す図である。本実施例装
置は、CPU(中央処理装置)101、ROM(読み出
し専用メモリ)102、RAM(ランダムアクセスメモ
リ)103、キーボード制御部104、CRT(ディス
プレイ装置)制御部106、DKC(ディスクコントロ
ーラ)108、およびプリンタ制御部110がシステム
バス112を介して相互に接続され、前記キーボード制
御部104にはキーボード105が接続され、前記CR
T制御部106にはCRT107が接続され、DKC1
08には外部記憶装置109が接続され、プリンタ制御
部110にはプリンタ111が接続された構成とされて
いる。
【0017】CPU101は、本実施例装置全体の制御
および演算処理などを行う。ROM102は、システム
起動プログラムおよび文字パターンデータなどを記憶す
る。この文字パターンデータは、通常、システムフォン
トとして使用され、メニューの文字表示などに利用され
る。
【0018】RAM103は、使用制限のないデータ領
域であり、そのデータ領域には、後で述べる様々な処理
毎に各々のプログラムおよびデータがロードされる。キ
ーボード制御部104は、キーボード105により入力
されたデータを受け取り、CPU101に送る。
【0019】CRT107は、CRT制御部106より
受け取ったデータを表示するディスプレイ装置である。
外部記憶装置109は、フロッピィディスク(FD)装
置、ハードディスク(HD)装置、MOD光磁気ディス
クドライブ、あるいはCD−ROM等から構成されてお
り、プログラムおよびデータを記憶する。このプログラ
ムおよびデータは、プログラム実行時に必要に応じて読
み出されてRAM103にロードされる。
【0020】プリンタ制御部110は、プリンタ111
の動作を制御する。
【0021】図2は、RAM103のメモリマップであ
り、同図において、201はシステムがロードされるシ
ステム領域、202はインストールプログラムがロード
される実行形式プログラム領域である。また、この実行
形式プログラム領域202には、そのパッケージソフト
ウエアの何枚目のメディアまでインストール処理が終了
したかを示すために、インストール処理が終了したメデ
ィアの次のメディアのメディア番号が変数として記憶さ
れる。
【0022】また、203はインストールプログラムが
使用する様々な情報が格納されるインストール情報格納
領域、204はインストール処理の対象となるフロッピ
ィディスクの内容が一時保存される一時記憶領域であ
る。205は通常のインストール処理が行われる際に使
用されるワーク領域である。
【0023】次に、図3乃至図5を参照して本実施例装
置の動作を説明する。図3は、本実施例装置が行うパッ
ケージソフトのインストール処理の流れを示すフローチ
ャートである。図4は、各メディアに含まれるパッケー
ジ情報401の様子を示す図であり、該パッケージ情報
401は、当該パッケージソフトのアイデンティティを
示すためのパッケージ判定情報401a、各メディアが
当該パッケージソフトの何枚目のメディアであるのかを
示すためのメディア情報401b、および各メディアに
含まれるデータの大きさを示すためのファイルサイズ情
報401c等から成る。
【0024】まず、前提条件として、本実施例装置にお
いては、インストールプログラム自身はデータの読み込
みが行われる1枚目のメディアに格納されているものと
する。また、起動されたインストールプログラムは、R
AM103の実行形式プログラム領域202にロードさ
れ、CPU101は、ロードされたインストールプログ
ラムに基づいて、以下に述べるような制御処理を行う。
【0025】まず、図3のステップS301で、1枚目
のメディアに含まれるパッケージ判定情報401aを取
得し、RAM103のインストール情報格納領域203
に格納する。この情報を基に、2枚目以降のメディアが
現在インストールを行っているパッケージソフトのもの
であるか否かが判定される。
【0026】次に、1枚目のメディアに対して通常のイ
ンストール処理が行われる(ステップS302)。この
インストール処理は、RAM103のワーク領域205
を使用して行われる。次に、1枚目のメディアがインス
トール処理されたということを表す意味で、前記実行形
式プログラム領域202に変数として確保されるメディ
ア番号を値2にセットする(ステップS303)。
【0027】次に、次に処理をするべきメディアのメデ
ィア番号をCRT107に表示する等してメディアの要
求を行う(ステップS304)。ここで、外部記憶装置
109に新たなメディアが装着されれば、当該メディア
のパッケージ判定情報と、先にRAM103のインスト
ール情報格納領域203に格納されたパッケージ判定情
報とを比較して、当該メディアが現在インストールを行
っているパッケージソフトのものであるか否かを判定す
る(ステップS305)。
【0028】ここでパッケージ判定情報が一致しなけれ
ば、パッケージ判定情報が一致しない旨をCRT107
に表示して(ステップS316)、前記ステップS30
4に戻って再度メディア要求を行う。前記ステップS3
05において、パッケージ判定情報が一致した場合に
は、次に処理を行うべきメディアであるか否かを、当該
メディアのメディア情報401bとRAM103のイン
ストール情報格納領域203にセットされた値とが一致
するか否かにより判定して(ステップS306)、一致
しない場合には、ステップS313に進んで、挿入され
たメディアの内容をRAM103の一時記憶領域204
に格納することが可能であるか否かを、そのメディアの
ファイルサイズ情報と一時記憶領域204の空き容量と
を比較することにより判定して(ステップS313)、
空き容量が足りない場合には、前記ステップS316の
処理を行って、ステップS304に戻る。
【0029】空き容量が十分にある場合には、メディア
の内容をRAM103の一時記憶領域204にロードす
ると同時に、連続していないメディアの内容がメモリに
読み込まれたことを表示するためのメモリへの書き込み
フラグをオンにする(ステップS314)。この前記メ
モリへの書き込みフラグは、RAM103のインストー
ル情報格納領域203上に変数として保持されている。
【0030】次に、ステップS315においては、前記
ステップS314においてRAM103の一時記憶領域
204に内容がロードされたメディアの識別を行うため
の書き込み情報テーブルの作成・更新が行われる。
【0031】この書き込み情報テーブルは、図5に示す
ように、「メディア番号」、当該メディアの内容が既に
読み込まれたか否かを示す「未使用フラグ」、当該メデ
ィアがロードされている先頭アドレスを示す「アドレ
ス」、および当該メディアのデータサイズを示す「サイ
ズ」等の項目から成っている。
【0032】書き込み情報テーブルの作成または更新が
終了すると、書き込み情報テーブルに書き込まれててい
ないメディアがあるか否かの検索、および前記RAM1
03のインストール情報格納領域203上に変数として
保持されているメディア番号が最後の枚数まで進んでい
るか否かを判定することにより、未だ挿入されていない
メディアが存在するか否かが判定され(ステップS31
2)、存在すれば、前記ステップS304に戻り、存在
しない場合には、処理を終える。
【0033】前記ステップS306で、一致する場合に
は、連続するメディアが挿入されたものとして、通常の
インストール処理を行うと同時に、RAM103のイン
ストール情報格納領域203に次のメディア番号をセッ
トする(ステップS307)。
【0034】次に、RAM103のインストール情報格
納領域203上に変数として保持されている前記メモリ
への書き込みフラグがオンであるか否かを判定して、オ
ンである場合には、更に、前記書き込み情報テーブルの
内容の検索を行い、次のメディア番号に相当するメディ
アの内容が既にRAM103の一時記憶領域204にロ
ードされているか否かを判定する(ステップS30
8)。ロードされている場合には、連続した番号のメデ
ィアの内容を前記一時記憶領域204から読み出して
(ステップS309)、連続した番号の全てのメディア
に関してインストール作業を進め、インストール作業を
完了したメディアに関しては一時記憶領域204から情
報を削除すると共に、情報テーブル内の前記未使用フラ
グをオフにする(ステップS310)。ステップS31
1においては、インストール情報格納領域203にイン
ストール作業が終了したメディア番号の次の番号をセッ
トし、前記ステップS312以降の処理に進む。
【0035】以上述べたように、本実施例の情報処理装
置によれば、インストール作業およびセットアップ作業
を必要とするプログラムやフォント等のパッケージソフ
トウエアをインストールする際に、該パッケージソフト
ウエアが格納されているメディアの内容が順序不同に読
み取られた場合にも、システム上の空きメモリに、前記
順序不同に読み取られたメディアの内容を記憶して、イ
ンストール作業を続行することができるので、メディア
の差し込み順序をユーザに意識させることなく、インス
トール処理を実行することができる。
【0036】次に、図6および図7を参照して本発明の
第2実施例を説明する。
【0037】図6は本発明の第2実施例に係る情報処理
装置が行うパッケージソフトウエアのインストール処理
の流れを示すフローチャートである。尚、本実施例の情
報処理装置の基本構成は、第1実施例と同一であるので
図1、図2、および図4を流用して説明する。
【0038】本実施例においても、まず前提条件とし
て、インストールプログラムは1枚目に挿入されるメデ
ィアに格納されているものとする。また、起動されたイ
ンストールプログラムは、RAM103の実行形式プロ
グラム領域202にロードされ、CPU101が、ロー
ドされたインストールプログラムに基づいて、以下に述
べるような制御処理を行う。
【0039】図6のフローチャートにおいて、図3と異
なる点は、ステップS608乃至S610(ステップS
308乃至S310に相当)と、ステップS613乃至
S615(ステップS313乃至S315に相当)との
みであるので、以下には上記6つのステップのみについ
て説明する。
【0040】ステップS613においては、挿入された
メディアの内容をシステムに接続されている外部記憶装
置に格納することが可能であるか否かが、当該メディア
の前記ファイルサイズ情報401cと前記外部記憶装置
の空き容量とが比較されて、空き容量が足りない場合に
は、ステップS616に進み、空き容量が十分な場合に
は、前記外部記憶装置に、連続していないメディアの内
容を書き込むと同時に、連続していないメディアの内容
が外部記憶装置に書き込まれたことを表示するための外
部記憶装置への書き込みフラグをオンにする(ステップ
S314)。この前記外部記憶装置への書き込みフラグ
は、RAM103のインストール情報格納領域203上
に変数として保持されている。
【0041】次に、ステップS615においては、前記
ステップS614において外部記憶装置に内容がロード
されたメディアの識別を行うための書き込み情報テーブ
ルの作成・更新が行われる。この書き込み情報テーブル
は、図7に示すように、メディア番号、当該メディアの
内容が既にインストール処理されたか否かを示す未使用
フラグ、および当該メディアの内容が書き込まれている
外部記憶装置のドライブ、ディレクトリおよびファイル
名に関する情報から成っている。
【0042】上記書き込み情報テーブルの作成または更
新が終了すると、ステップS612に進む。
【0043】また、ステップS608においては、RA
M103のインストール情報格納領域203上に変数と
して保持されている外部記憶装置への書き込みフラグが
オンであるか否かが判定され、オンである場合には、更
に、図7の書き込み情報テーブルの内容の検索を行い、
次のメディア番号に相当するメディアの内容が既に外部
記憶装置上に書き込まれているか否かを判定する。書き
込まれている場合には、連続した番号のメディアの内容
を前記外部記憶装置から読み出して(ステップS60
9)、連続した番号の全てのメディアに関してインスト
ール作業を進め、インストール作業を完了したメディア
に関しては外部記憶装置から情報を削除すると共に、情
報テーブル内の前記未使用フラグをオフにし(ステップ
S610)、ステップS611に進む。
【0044】以上述べたように、本実施例の情報処理装
置によれば、インストール作業およびセットアップ作業
を必要とするプログラムやフォント等のパッケージソフ
トウエアをインストールする際に、該パッケージソフト
ウエアが格納されているメディアの内容が順序不同に読
み取られた場合にも、システムに接続された外部記憶装
置の空きメモリに前記順序不同に読み取られたメディア
の内容を記憶することにより、インストール作業を続行
することができるので、メディアの差し込み順序をユー
ザに意識させることなく、インストール処理を実行する
ことができる。
【0045】次に、図8および図9を参照して本発明の
第3実施例を説明する。
【0046】図8は本発明の第3実施例に係る情報処理
装置が行うパッケージソフトウエアのインストール処理
の流れを示すフローチャートである。尚、本実施例の情
報処理装置の基本構成は、第1実施例と同一であるので
図1、図2、および図4を流用して説明する。
【0047】本実施例においても、まず前提条件とし
て、インストールプログラムは1枚目に挿入されるメデ
ィアに格納されているものとする。また、起動されたイ
ンストールプログラムは、RAM103の実行形式プロ
グラム領域202にロードされ、CPU101は、ロー
ドされたインストールプログラムに基づいて、以下に述
べるような制御処理を行う。
【0048】図8のフローチャートにおいて、図3と異
なる点は、ステップS808乃至S810(ステップS
308乃至S310に相当)と、ステップS813乃至
S815(ステップS313乃至S315に相当)との
みであるので、以下には上記4つのステップのみについ
て説明する。
【0049】ステップS813においては、挿入された
メディアの内容をRAM103の一時記憶領域204ま
たはシステムに接続されている外部記憶装置に格納する
ことが可能であるか否かが、当該メディアの前記ファイ
ルサイズ情報401cと前記一時記憶領域204または
外部記憶装置の空き容量とが比較される。空き容量が足
りない場合には、ステップS816に進み、空き容量が
十分な場合には、ステップS814に進んで、RAM1
03の一時記憶領域204または前記外部記憶装置に、
連続していないメディアの内容を書き込むと同時に、連
続していないメディアの内容がメモリまたは外部記憶装
置に書き込まれたことを表示するための外部記憶装置へ
の書き込みフラグをオンにする。
【0050】ここで、連続していないメディアの内容を
一時記憶領域204または前記外部記憶装置のいずれに
優先的に書き込むかは任意であるが、例えば、処理のス
ピードを考慮するのであれば一時記憶領域204を使用
するのが良いし、システムとして使用するメモリ領域を
大きく取るためには外部記憶装置を優先的に使用すれば
よい。
【0051】この前記外部記憶装置109への書き込み
フラグは、RAM103のインストール情報格納領域2
03上に変数として保持されている。
【0052】次に、ステップS815においては、前記
ステップS814において外部記憶装置に内容が書き込
まれたメディアの識別を行うための書き込み情報テーブ
ルの作成・更新が行われる。この書き込み情報テーブル
は、図9に示すように、「メディア番号」、当該メディ
アの内容が既にインストール処理されたか否かを示す
「未使用フラグ」、当該メディアの内容が書き込まれて
いる場所がメモリかドライブかを示す「種別」、および
当該メディアの内容が書き込まれているメモリまたは外
部記憶装置の「ドライブ/アドレス」、「ディレクトリ
/サイズ」、および「ファイル名」に関する情報から成
っている。
【0053】上記書き込み情報テーブルの作成または更
新が終了すると、ステップS812に進む。
【0054】また、ステップS808においては、RA
M103のインストール情報格納領域203上の変数で
ある前記メモリまたは外部記憶装置への書き込みフラグ
がオンであるか否かが判定され、オンである場合には、
更に、図9の書き込み情報テーブルの内容の検索を行
い、次のメディア番号に相当するメディアの内容が既に
メモリまたは外部記憶装置上に書き込まれているか否か
を判定する。書き込まれている場合には、ステップS8
09に進んで、連続した番号のメディアの内容を前記メ
モリまたは外部記憶装置から読み出し、ステップS81
0において、連続した番号の全てのメディアに関してイ
ンストール作業を進め、インストール作業を完了したメ
ディアに関してはメモリまたは外部記憶装置から情報を
削除すると共に、情報テーブル内の前記未使用フラグを
オフにし、ステップS811に進む。
【0055】以上述べたように、本実施例の情報処理装
置によれば、インストール作業およびセットアップ作業
を必要とするプログラムやフォント等のパッケージソフ
トウエアをインストールする際に、該パッケージソフト
ウエアが格納されているメディアの内容が順序不同に読
み取られた場合にも、システム上の空きメモリまたはシ
ステムに接続された外部記憶装置の空きメモリに、前記
順序不同に読み取られたメディアの内容を記憶すること
により、インストール作業を続行することができるの
で、メディアの差し込み順序をユーザに意識させること
なく、インストール処理を実行することができる。
【0056】尚、上記各実施例においては、メディアに
圧縮分割して格納されているパッケージソフトウエアを
インストールするものとしてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1のインス
トール処理装置によれば、インストール処理続行制御手
段は、複数の記録媒体に分割して格納されているパッケ
ージソフトウェアのインストール処理をインストール実
行手段により実行する際に、前記複数の記録媒体から前
記パッケージソフトウェアを構成する情報が読取手段に
より順序不同に読み取られた場合においても、前記順序
不同に読み取られた情報を記憶手段に一時的に記憶させ
て、前記インストール処理を続行するように前記インス
トール実行手段を制御するので、記録媒体の差し込み順
序をユーザに意識させることなく、インストール処理を
実行することができる。
【0058】また、請求項2のインストール処理装置に
よれば、前記記憶手段は、内部に設けられているので、
前記インストール処理続行制御手段の制御によるインス
トール処理の実行を迅速に行うことができる。
【0059】また、請求項3のインストール処理装置に
よれば、前記記憶手段は、外部に設けられているので、
前記インストール処理続行制御手段の制御によるインス
トール処理を実行する際に、システムとして使用するメ
モリ領域を大きく取ることができる。
【0060】また、請求項4のインストール処理装置に
よれば、前記記憶手段は、内部と外部とにそれぞれ設け
られており、前記インストール処理続行制御手段は、前
記複数の記録媒体から前記順序不同に読み取られた情報
を、前記内部に設けられた記憶手段および前記外部に設
けられた記憶手段のうちの少なくとも一方に記憶させる
ので、上記請求項2および請求項3のいずれの効果でも
任意に実現することができる。
【0061】更にまた、請求項5のインストール処理装
置によれば、複数の記録媒体に圧縮分割して格納されて
いるパッケージソフトウエアについて、上記請求項1乃
至4の効果を得ることができる。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る情報処理装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】RAM103のメモリマップ図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る情報処理装置の動作
を示すフローチャートである。
【図4】各メディアに格納されているパッケージ情報の
構成を示す図である。
【図5】メモリへの書込情報テーブル図の内容を示すテ
ーブル図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る情報処理装置の動作
を示すフローチャートである。
【図7】外部記憶装置への書込情報テーブル図の内容を
示すテーブル図である。
【図8】本発明の第3実施例に係る情報処理装置の動作
を示すフローチャートである。
【図9】メモリまたは外部記憶装置への書込情報テーブ
ル図の内容を示すテーブル図である。
【符号の説明】
101 CPU 103 RAM 109 外部記憶装置 204 一時記憶領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体からそれに格納されている情報
    を読み取る読取手段と、前記情報を記憶するための記憶
    手段と、前記読取手段により記録媒体から読み取られた
    パッケージソフトウェアのインストール処理を実行する
    インストール実行手段とを備えたインストール処理装置
    において、複数の記録媒体に分割して格納されているパ
    ッケージソフトウェアのインストール処理を前記インス
    トール実行手段により実行する際に、前記複数の記録媒
    体から前記パッケージソフトウェアを構成する情報が前
    記読取手段により順序不同に読み取られた場合において
    も、前記順序不同に読み取られた情報を前記記憶手段に
    一時的に記憶させて、前記インストール処理を続行する
    ように前記インストール実行手段を制御するインストー
    ル処理続行制御手段を設けたことを特徴とするインスト
    ール処理装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、内部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のインストール処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、外部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のインストール処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、内部と外部とにそれぞ
    れ設けられており、前記インストール処理続行制御手段
    は、前記複数の記録媒体から前記順序不同に読み取られ
    た情報を、前記内部に設けられた記憶手段および前記外
    部に設けられた記憶手段のうちの少なくとも一方に記憶
    させることを特徴とする請求項1記載のインストール処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の記録媒体に分割して格納され
    ているパッケージソフトウェアは、前記複数の記録媒体
    に圧縮分割して格納されていることを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載のインストール処理装置。
JP24994194A 1994-09-19 1994-09-19 インストール処理装置 Pending JPH0887401A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009199422A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Yokogawa Electric Corp 記録媒体、インストール方法及びコンピュータプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009199422A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Yokogawa Electric Corp 記録媒体、インストール方法及びコンピュータプログラム

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