JP3612631B2 - インストール装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インストール装置に係り、特に、読み出し専用のメモリに蓄積されている複数のプログラムから任意のプログラムをインストールするためのプログラムを選択するためのインストール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図16は、従来のインストールシステムの構成の例を示す。同図に示すインストール装置は、書換え不可の読み出し専用メモリ(ROM)10及び複数のインストーラ20〜20、各システムがインストールされるディスク30より構成される。同図に示すシステムでは、各インストールするシステム毎にインストーラが提供されている。同図の例で、例えば、ROM10からシステムaをインストールする場合には、当該システムaをインストールするためのインストーラ20が提供されている。インストーラ20は、ROM10よりシステムaを読み込んで、ディスク30にインストールする。
【0003】
図17は、従来のインストールシステムの動作を説明するための図であり、図18、図19はそれぞれの利用者計算機システム上のディスプレイに表示される例を示す。
まず、最初に、利用者が利用者計算機システム40よりインストーラを起動させる指示を行うと、利用者端末のディスプレイ上に、図18に示すように、ROM10に記憶されているシステムがインストールが可能なシステムとして表示される。ここで、利用者はインストールすべきシステム(例えば、専門辞書(1)情報処理)を選択する。これにより、インストーラ20が起動し、ROM10よりインストール対象のシステム(専門辞書(1)情報処理)を読み出してディスク30にインストールする。ここで、計算機システム側において、当該システム(専門辞書(1)情報処理)がインストールされたことを記憶する。
【0004】
次に、利用者が2回めのインストールを試みる場合には、利用者計算機システム40よりインストーラを起動させる指示を行うと、上記により1回目のインストールを行っているため、利用者端末のディスプレイ装置に、図19に示すように、計算機システムを調べることによりインストール済となっているシステム名を表示するとともにROM10に記憶されているシステムがインストール可能なシステムとして表示される。これにより、利用者は、表示されているシステムと同じシステムをインストールしようとしていた場合には、当該システムのインストールを取り止め、また、表示されているシステム以外のシステムのインストールを試みる場合には、そのシステム(例えば、専門辞書(9)地学)を選択する。これにより、インストーラ20、ROM10よりインストール対象のシステム(専門辞書(9)地学)を読み出してディスク30にインストールする。次に、システム側において、インストールされたシステムとして((専門辞書(9)地学)が記憶される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のインストール装置では、単にインストールする項目をディスプレイに表示して、利用者にインストール可能なシステム項目を選択させるのみであり、販売戦略的に、所定の料金で提供できるシステムがn個(n>0)であるという制限がある場合には適用できない。例えば、あるパッケージにおいて、ROMに格納されているシステムのうち1つのシステムしかインストールできないという制約を付けることができない。これは、ディスプレイ表示されたシステム項目をインストールする際に何の制限もなく選択可能であるため、極端には、ROMに登録されているシステム全部をインストールしてしまうことも可能である。従って、各利用者計算機システム毎に、インストールシステム数の制限を設けたプログラムを内蔵することも可能であるが、各々の端末の仕様が異なっているために、プログラムの開発も含め、コストが膨大になるという問題がある。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、各利用者計算機システム毎にインストールシステム数の制限用のプログラムをロードすることなく、販売戦略上、有効なインストールシステムの選択が可能なインストール装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、記憶媒体に記憶された複数のソフトウェアを1つの計算機システムに選択的にインストールするインストール装置であって、
ソフトウェアがインストール済の項目を格納するインストール項目記憶手段と、
インストール項目記憶手段にインストール済の項目が格納されていない場合、または、インストール項目記憶手段に格納されたインストール済の項目の項目数が、所定のインストール可能数に満たない場合には、インストール可能な項目一覧から任意の項目の選択を可能とし、所定のインストール可能数に達している場合には、インストール指定を排除する選択制御手段と、を有する。
【0009】
また、上記のインストール項目記憶手段は、書き換え可能な可換媒体である
また、本発明は、記憶媒体に記憶された複数のソフトウェアを選択的に1つの計算機システムへインストールするインストール装置であって、
計算機システムへインストール済のソフトウェアを記憶するイントール済みソフトウェア記憶手段と、
インストール済ソフトウェア記憶手段にインストール済のソフトウェアが記憶されかつ、該インストール済のソフトウェアが所定のインストール可能数以上であれば、該インストール済のソフトウェアのみを画面上に表示し、該インストール済のソフトウェアが所定のインストール可能数未満またはインストール済ソフトウェア記憶手段にインストール済のソフトウェアが記憶されていない場合には、記憶媒体に記憶されているソフトウェアの一覧を画面上に表示するインストール可能ソフトウェア表示手段と、
インストール可能ソフトウェア表示手段によって画面上に表示されたインストール可能ソフトウェア中からインストール対象のソフトウェアを利用者が指定するインストール対象ソフトウェア指定手段と、
インストール対象ソフトウェア指定手段によって指定されたソフトウェアを記憶媒体から計算機システムへインストールするインストール手段とからなる。
【0010】
また、本発明は、記憶媒体に記憶された複数のソフトウェアを選択的に1つの計算機システムへインストールするインストール装置であって、
記憶媒体から計算機システムにインストール可能なソフトウェアの一覧を記憶するインストール可能ソフトウェア記憶手段と、
計算機システムへインストール済のソフトウェアの一覧を記憶するインストール済ソフトウェア記憶手段と、
インストール済ソフトウェア記憶手段にインストール済のソフトウェアが記憶されかつ該インストール済のソフトウェアが所定のインストール可能数以上であれば、該インストール済のソフトウェアのみを画面上に表示し、該インストール済のソフトウェアが所定のインストール可能数未満またはインストール済ソフトウェア記憶手段にインストール済のソフトウェアが記憶されていない場合には、インストール可能ソフトウェア記憶手段の内容を画面上に表示するインストール可能ソフトウェア表示手段と
インストール可能ソフトウェア表示手段によって画面上に表示されたインストール可能ソフトウェア中からインストール対象のソフトウェアを利用者が指定するインストール対象ソフトウェア指定手段と、
インストール対象ソフトウェア指定手段によって指定されたソフトウェアを記憶媒体から計算機システムへインストールするインストール手段とからなる。
【0011】
た、上記のインストール済ソフトウェア記憶手段は、交換可能な記憶媒体によって実現される。
また、上記のインストール済ソフトウェア記憶手段及びインストール可能ソフトウェア記憶手段が同一の交換可能な記憶媒体によって実現される。
【0012】
これにより、所定のインストール可能システム数がn個である場合に、既にインストールされた項目及び、インストール対象となるシステム項目の一覧及びインストーラを可変媒体に格納しておく。これにより、既に、当該可変媒体を用いてインストールされたシステム項目は何度でもインストール指定することが可能であるが、選択項目がn個を越えるシステム項目は選択することができないという制限を設けることが可能となる。
【0013】
また、常に表示手段には、インストール対象項目一覧が表示されることになるため、インストール処理が失敗しているような場合に、再度インストール対象項目一覧より選択入力が可能となる。
さらに、インストーラを可換媒体に格納することにより、計算機システム内にインストーラを常駐させる必要がないため、各々の計算機システム毎にインストーラのロードを行う必要がない。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の提供システムを示す。同図に示すように、提供するシステムは、計算機システム400と当該計算機システム毎に提供されるCD−ROM100、CD−ROM100から任意のシステムをインストールするためのインストール項目FD200からなる。利用者へ提供されるハードウェアはこの3点であり、CD−ROM100から所定数のシステムをインストール項目FD200のインストーラにより所望のシステムを計算機システム400内のディスクにインストールして使用することが前提となる。
【0015】
本発明は、ある一定の金額でハードウェア及びソフトウェアをセットして販売する場合に、ユーザは供給側が用意するソフトウェアを全部は使用しない、及びソフトウェアや提供情報も有償であるという観点から、提供する全ソフトウェアのうち、所定の料金に対応する数のソフトウェアに限って自由に選択して利用してもらうという目的である。
【0016】
図2は、本発明のインストールシステムの構成を示す。同図に示すインストールシステムは、読み出し専用の媒体であり、インストールする複数のシステム(ソフトウェア)及び情報が格納されているCD−ROM100、インストール対象となるCD−ROM100に格納されているシステムの項目名の一覧、インストール可能な限定数が予め格納されているインストール項目FD200,インストールシステムを制御するインストールシステム選択装置410、インストール項目FD200内のインストーラによりシステムがインストールされるディスク420、インストール項目FD200のインストーラ230の起動をキーボードやマウス等の入力部430、インストール選択項目等が表示されるディスプレイ440を備える計算機システム400より構成される。
【0017】
計算機システム400のインストールシステム選択装置410は、インストール一覧FD200の登録内容を参照して、既にインストール済に項目があるかないかを判定し、その判定結果によりディスプレイ440に選択可能とするシステムの項目名の表示を制御する。
【0018】
図3は、本発明のインストールFD200の概念構成を示す。FD200は、CD−ROM100に格納されているインストール対象の項目に対応する予め提供可能なインストール項目の一覧が格納されるインストール項目格納部210、既に格納済のインストール済項目を格納するインストール済項目格納部220、インストーラプログラムを格納するインストーラ格納部230及び、ディスク300へのインストールが可能な限度数が設定されているインストール可能数記憶部240より構成される。
【0019】
図4は、本発明のインストールシステム選択装置の構成を示す。インストールシステム選択装置410は、入力部430及びディスプレイ440との間で選択入力情報及び項目表示情報のやり取りを行う制御部411、FD200を検索するFD検索部412、FD200内の複数のインストーラから利用者により選択されたシステムに対応するインストールを指示するインストーラ指示部413、FD200のインストーラによるディスクへのインストールの終了が通知されると、FD200のインストール済項目格納部220の内容を更新するFD更新部415より構成される。
【0020】
次に、上記の動作の概要を説明する。
図5は、本発明の処理の概要を示すフローチャートである。
ステップ101) 予め、CD−ROM100に格納されているシステムのうち、利用者に提供可能なシステム数を選択限定数としてFD200内のインストール可能数記憶部240に設定しておく。
【0021】
ステップ102) 利用者は、入力部430から制御部412を介してインストールシステム選択装置410に起動要求を入力する。
ステップ103) インストールシステム選択装置410のFD検索部412は、インストール項目FD200を読み、記憶されているインストール対象となるCD−ROM100に登録されている項目名をインストール項目格納部210から取得すると共に、インストール済項目格納部220にインストール済のシステム項目が有る場合には、当該項目も取得する。
【0022】
ステップ104) ここで、既にインストール済の項目が格納されている場合には、ステップ105に移行し、また何もインストールされていない場合には、ステップ106に移行する。
ステップ105) インストール済のカウント(インストール済項目部220に書き込まれている項目の数)が、上記のステップ101でインストール可能数記憶部240に設定されている選択限定数Nに満たなければステップ106に移行し、選択限定数Nに達している場合には、ステップ11に移行する。
【0023】
ステップ106) インストール項目FD200にインストール済の項目が登録されていない場合または、インストール済の項目数が選択限定数Nに達していない場合には、ディスプレイ装置440に、当該FD200のインストール項目格納部210から取得したインストール項目の一覧を表示する。
【0024】
ステップ107) 利用者は、ディスプレイ装置440に表示されたインストール項目一覧よりインストールしたい項目を選択入力する。
ステップ108) 制御部411は、利用者が入力した項目をFD検索部412に通知し、FD検索部412は、選択された項目(システム名)に対応するインストーラをインストーラ格納部230から取得し、インストーラ指示部413によりインストーラが起動される。これにより、CD−ROM100より該当するシステム(製品)を読み込んで、ディスク420にインストールする。
【0025】
ステップ109) FD更新部415は、インストーラ指示部413からインストール済が通知されると、インストール済の項目をFD200のインストール済項目格納部220に登録する。
ステップ110) ステップ105において、インストール済カウントが所定の限定数に達していたら、制御部411は、FD200のインストール済項目格納部220に格納されている選択済(インストール済)の項目のみをディスプレイ装置440にインストール可能な項目として表示する。即ち、このような表示をすることにより、利用者が再度、他の項目を選択しようとしても、インストール可能な項目として既にインストールされている項目しか表示されないため、所定の限定数以上のインストールを防止することが可能となる。
【0026】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面と共に詳細に説明する。
以下の実施例では、機械翻訳システムにおいて、日英翻訳システム、英日翻訳システム、辞書システムを1つの提供媒体であるCD−ROM100に格納しているものとし、インストールシステムは、別の媒体であるFD200に格納されているものとして説明する。
【0027】
[第1の実施例]
図6は、本発明の第1の実施例のインストール項目FDの例(インストール前)を示す。このFD200は、最初にインストール可能数記憶部240にインストール可能数として1回が指定されている。インストール項目格納部210には、CD−ROM100に格納されている全システム(日英翻訳システム、英日翻訳システム、辞書システム)の項目名が格納され、インストール済項目格納部220は、まだ、インストール済となったシステムは存在しないので、空白である。インストーラ格納部230は、日英翻訳システムのインストーラとしてインストーラa、英日翻訳システムのインストーラとしてインストーラb、辞書システムとしてインストーラcが格納されている。
【0028】
(1) 図7は、本発明の第1の実施例のディスプレイの例(インストール指定時)を示す。最初に、利用者がシステムを起動させると、インストール選択装置410は、インストール項目FD200のインストール項目格納部210より全インストール項目を読み出して、図7に示すようなディスプレイ画面を表示する。ここで、利用者がマウスにより『日英翻訳システム』を指定する。
【0029】
これにより、インストーラ指示部413によりFD200のインストーラ格納部230の『日英翻訳システム』に対応するインストーラaを取得し、当該インストーラaを起動させてCD−ROM100から『日英翻訳システム』のシステムをディスク420にインストールする。
【0030】
インストールカウンタ414は、インストーラ指示部413よりインストール済を通知されると、カウント値をインクリメントし、カウント値=1となる。
FD更新部415は、インストーラ指示部413よりインストール済が通知されると、FD200のインストール済項目格納部220に『日英翻訳システム』を図8に示すように書込み、更新する。
(2) 次に、利用者から再度、インストール要求が発行されると、インストール選択装置410の制御部411は、当該要求をFD検索部412に通知する。
【0031】
FD検索部412は、FD200のインストール可能数記憶部240を参照し、インストール済項目格納部220に格納されている項目の数と比較する。このとき、インストール済項目格納部220の項目数とインストール可能記憶部240に記憶されている値が双方共に1回であるので、FD検索部412は、FD200のインストール済項目格納部220の内容を読み出して、制御部411に転送する。これにより、制御部411は、図9に示すように、ディスプレイ装置440に表示する。同図において、“インストール可能な製品”の欄に表示されている内容「日英翻訳システム」がFD検索部412から転送された内容である。また、“インストール済の製品”の欄の表示は、計算機システム内に記憶されている内容であって、この内容はファイルとして記憶されていてもよいし、インストールされたシステムに固有のファイル名に基づいて抽出してもよい。
【0032】
(3) これにより、当該計算機システム400の利用者は、既に、提供されたシステムにおいて、インストール可能数(=1回)のインストールが終了しているために、他のインストール項目のインストールは排他される。
[第2の実施例]
次に、第2の実施例として、図10に示される内容のFD200が提供された場合の例を示す。同図に示すFD200の内容は、インストール可能数記憶部240には、インストール可能数として2回が指定されており、インストール済項目格納部220には、既にインストールされている『日英翻訳システム』が格納されている。この時点におけるディスプレイ装置440の表示は、図11のようになる。つまり、“インストール可能な製品”の欄には、もう1つのインストール項目の指定が可能であるので、既にインストール済の『日英翻訳システム』を含めてFD200のインストール項目格納部210内の全項目が表示されている。
【0033】
(1) 図11に示すディスプレイ装置440の表示画面より、利用者が『辞書システム』を選択したものとする。制御部411は、まず、利用者により選択された項目『辞書システム』の情報をFD検索部412に通知する。FD検索部412は、インストール済項目格納部210に書き込まれている項目数とインストール可能数記憶部240の値を比較して、項目数<インストール可能数記憶部240の値であれば、『辞書システム』のインストールを認める。
【0034】
(2) FD検索部412は、インストール指定項目の『辞書システム』でインストーラ格納部230を検索して、『辞書システム』に対応するインストーラcを取得してインストーラ指示部413に通知する。インストーラ指示部413は、当該インストーラcを起動させてCD−ROM100より『辞書システム』をディスク420にインストールさせる。
【0035】
(3) FD更新部415は、インストーラ指示部413よりインストールの完了が通知されると、図12に示すように、FD200のインストール済項目格納部220に『辞書システム』を書き込み、更新する。
(4) 次に、利用者から再度、インストール要求が発行されると、制御部411は、FD検索部412に通知する。
【0036】
(5) FD検索部412は、FD200を検索して、インストール項目格納部220の項目数と、インストール可能数記憶部240の値を比較する。このとき、カウント値=インストール可能数記憶部240の値となっているため、FD200のインストール済項目格納部220より『日英翻訳システム』と『辞書システム』を取得して、制御部411に転送する。
【0037】
(6) 制御部411は、これにより図13に示すように、“インストール可能な製品”の欄には、既にインストール済の『日英翻訳システム』と『辞書システム』のみを表示し、更なるインストール選択入力を排他する。
なお、上記の実施例では、FD200内に既に利用者によりインストール指定されたインストール済項目をインストール済項目格納部220に格納する例を示しているが、インストール項目格納部210の各インストール可能項目において、既にインストール済の項目には、表1に示すように、マークを付与して、未インストール、インストール済の区別をすることも可能である。
【0038】
【表1】
Figure 0003612631
【0039】
表1において、現在『日英翻訳システム』のみがインストールされていることを示しており、所定のインストール限定数が1である場合には、当該『日英翻訳システム』以外のインストールができないことを意味し、インストール限定数が2である場合には、当該『日英翻訳システム』以外の1つの項目のインストールが可能となる。
【0040】
このように、本実施例におけるインストールシステムは、何もインストールしていない初期状態では、『日英翻訳システム』をインストールすると、このインストールシステムでインストールしたという情報をFDに記憶する。3システム可能なインストーラで、1システムについてのみインストール可能という制限をつけると、1システムをインストールしたという情報によって、その後は、他の2システムをインストールすることができなくなる。
【0041】
[第3の実施例]
次に、第3の実施例として、インストール済となったインストール項目としてFD200のインストール済項目格納部220に格納されたインストール済項目をディスプレイ画面に表示する例である。
【0042】
図14は、本発明の第3の実施例のインストール項目FDの構成を示す図である。同図は、図12に示す第2の実施例のFDの構成よりインストール可能記憶部240を除いた構成である。インストール制限回数は、システム側から指定する等本実施例では、任意であるものとする。
【0043】
同図において、インストール項目格納部210に格納されている項目より、『日英翻訳システム』がインストールされると、インストール済項目格納部220に『日英翻訳システム』が書き込まれる。
この状態において、利用者からインストール要求が発行されると、ディスプレイ画面には、図15に示すように、インストール済項目格納部220に格納されている『日英翻訳システム』のみがディスプレイ画面上のインストール可能な製品表示欄に表示される。インストール済の製品表示欄には、前述の実施例と同様にシステムから既にインストール済となっている『日英翻訳システム』が表示される。
【0044】
なお、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能である。
【0045】
【発明の効果】
上述のように、本発明のインストール装置によれば、CD−ROMに格納されるインストール可能なシステム(製品)をインストールする際に、まず、インストール可能な製品が一覧表として表示される。また、既にインストール済のシステムは、インストール済製品の一覧として表示される。利用者は、この表示を見ることで、当該時点でインストールされている状態を把握することができ、適切な処理を選択し、インストールすることが可能である。
【0046】
また、インストールしたシステムを記憶しておくことにより、既にインストールされたシステムの数を管理できるため、nシステム可能なインストーラでm(n>m)システムをインストール可能という制限を付けることにより、そのm+1以上のシステムのインストール要求を排他することができる。
【0047】
さらに、計算機システム内部にインストーラを常駐させずに、可換媒体にインストーラを保持することにより、各々の装置にインストーラをロードしなくてもよく、インストール許可された製品に対応するインストーラを可換媒体から読み出して使用すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の提供システムを示す図である。
【図2】本発明のインストール装置の構成図である。
【図3】本発明のインストール項目FDの構成を示す図である。
【図4】本発明のインストールシステム選択装置の構成図である。
【図5】本発明の処理の概要を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例のインストール項目FDの例を示す図(インストール前)である。
【図7】本発明の第1の実施例のディスプレイの例を示す図(インストール指定時)である。
【図8】本発明の第1の実施例のインストール項目FDの例を示す図(1回のインストール後)である。
【図9】本発明の第1の実施例のディスプレイの例を示す図(所定回数のインストール完了後)である。
【図10】本発明の第2の実施例のインストール項目FDの例を示す図(インストール前)である。
【図11】本発明の第2の実施例のディスプレイの例を示す図(1回インストール完了後)である。
【図12】本発明の第2の実施例のインストール項目FDの例を示す図である。
【図13】本発明の第2の実施例のディスプレイの例を示す図(2回インストール完了後)である。
【図14】本発明の第3の実施例のインストール項目FDの構成を示す図である。
【図15】本発明の第3の実施例のディスプレイの例を示す図である。
【図16】従来のインストールシステムの構成図である。
【図17】従来のインストールシステムの動作を説明するための図である。
【図18】従来のインストール選択画面の例を示す図(1)である。
【図19】従来のインストール選択画面の例を示す図(2)である。
【符号の説明】
100 CD−ROM
200 FD
210 インストール項目格納部
220 インストール済項目格納部
230 インストーラ格納部
240 インストール可能数記憶部
400 計算機システム
410 インストールシステム選択装置
411 制御部
412 FD検索部
413 インストーラ指示部
415 FD更新部
420 ディスク
430 入力部
440 ディスプレイ

Claims (6)

  1. 記憶媒体に記憶された複数のソフトウェアを1つの計算機システムに選択的にインストールするインストール装置であって、
    前記ソフトウェアがインストール済の項目を格納するインストール項目記憶手段と、
    前記インストール項目記憶手段にインストール済の項目が格納されていない場合、または、前記インストール項目記憶手段に格納されたインストール済の項目の項目数が、所定のインストール可能数に満たない場合には、インストール可能な項目一覧から任意の項目の選択を可能とし、所定のインストール可能数に達している場合には、インストール指定を排除する選択制御手段と、
    を有することを特徴とするインストール装置。
  2. 前記インストール項目記憶手段は、書き換え可能な可換媒体であることを特徴とする請求項1記載のインストール装置。
  3. 記憶媒体に記憶された複数のソフトウェアを選択的に1つの計算機システムへインストールするインストール装置であって、
    前記計算機システムへインストール済のソフトウェアを記憶するイントール済みソフトウェア記憶手段と、
    前記インストール済ソフトウェア記憶手段にインストール済のソフトウェアが記憶されかつ、該インストール済のソフトウェアが所定のインストール可能数以上であれば、該インストール済のソフトウェアのみを画面上に表示し、該インストール済のソフトウェアが所定のインストール可能数未満または前記インストール済ソフトウェア記憶手段にインストール済のソフトウェアが記憶されていない場合には、前記記憶媒体に記憶されているソフトウェアの一覧を画面上に表示するインストール可能ソフトウェア表示手段と、
    前記インストール可能ソフトウェア表示手段によって画面上に表示されたインストール可能ソフトウェア中からインストール対象のソフトウェアを利用者が指定するインストール対象ソフトウェア指定手段と、
    前記インストール対象ソフトウェア指定手段によって指定されたソフトウェアを前記記憶媒体から前記計算機システムへインストールするインストール手段と、
    からなることを特徴とするインストール装置。
  4. 記憶媒体に記憶された複数のソフトウェアを選択的に1つの計算機システムへインストールするインストール装置であって、
    前記記憶媒体から前記計算機システムにインストール可能なソフトウェアの一覧を記憶するインストール可能ソフトウェア記憶手段と、
    前記計算機システムへインストール済のソフトウェアの一覧を記憶するインストール済ソフトウェア記憶手段と、
    前記インストール済ソフトウェア記憶手段にインストール済のソフトウェアが記憶されかつ該インストール済のソフトウェアが所定のインストール可能数以上であれば、該インストール済のソフトウェアのみを画面上に表示し、該インストール済のソフトウェアが所定のインストール可能数未満または前記インストール済ソフトウェア記憶手段にインストール済のソフトウェアが記憶されていない場合には、前記インストール可能ソフトウェア記憶手段の内容を画面上に表示するインストール可能ソフトウェア表示手段と
    前記インストール可能ソフトウェア表示手段によって画面上に表示されたインストール可能ソフトウェア中からインストール対象のソフトウェアを利用者が指定するインストール対象ソフトウェア指定手段と、
    前記インストール対象ソフトウェア指定手段によって指定されたソフトウェアを前記記憶媒体から前記計算機システムへインストールするインストール手段と、
    からなることを特徴とするインストール装置。
  5. 前記インストール済ソフトウェア記憶手段は、交換可能な記憶媒体によって実現される請求項3または4記載のインストール装置。
  6. 前記インストール済ソフトウェア記憶手段及び前記インストール可能ソフトウェア記憶手段が同一の交換可能な記憶媒体によって実現される請求項4記載のインストール装置。
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