JPH088729Y2 - 理容エプロンおよび理容通風装置 - Google Patents

理容エプロンおよび理容通風装置

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JPH088729Y2
JPH088729Y2 JP3887691U JP3887691U JPH088729Y2 JP H088729 Y2 JPH088729 Y2 JP H088729Y2 JP 3887691 U JP3887691 U JP 3887691U JP 3887691 U JP3887691 U JP 3887691U JP H088729 Y2 JPH088729 Y2 JP H088729Y2
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barber
sheet
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apron
hose
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JP3887691U
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政雄 森
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政雄 森
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は理髪もしくは美容の際に
内側に通風できるようにした理容エプロンおよびその通
風装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より理髪や美容の際には衣服が汚れ
ないように理容エプロンを掛けて行なうのが通例であ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、エプロンを
掛けて体を覆っているので、たとえ室内を冷暖房しても
体には直接きかず、特に夏季の酷暑時には非常に暑苦し
いという問題点がある。本考案はこのような事情を背景
としてなされたものであり、本考案の目的は内側に風を
送ることができる理容エプロンと、理容エプロンに風を
り得るようにした通風装置を提供しようとするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るためになされた本考案は下記のように構成される。 A 理髪または美容の際に使用するエプロンであって、
シート状部材を重ね合せると共に重ね合せたシート状部
材の間にホースを通して扇風機もしくはその他の風装
置により冷風もしくは温風を送風可能とし、しかも内側
のシート状部材には多数の通風孔を設けると共に、内側
のシート状部材の周縁部が全周にわたってもしくは間隔
を隔てて外側のシート状部材に接合され、前記通風孔ま
たは前記内外の両シート状部材の間から風が吹き出し得
るようにした理容エプロン。 B 冷風もしくは温風を送り得る送風装置と、前記送風
装置に接続可能にとされ、かつ所定数のホース接続口を
有するダクトと、A項記載の前記理容エプロンと、前記
ダクトのホース接続口と前記理容エプロンとを連結する
ためのホースとを備えてなり、理容エプロンから冷風も
しくは温風を吹き出し得るようにした理容通風装置。こ
こに、「シート状部材」とは布地や可撓性を有するプラ
スチックシートその他のシート状の部材を含み、「冷
風」とは常温の風も含むものである。「ホース」とは常
に一定の断面形状を有する管状部材に限らず、シート状
部材を接合もしくは縫合して作ったホース状部材のよう
に、通風しないときには折りたたみ可能で、通風したと
きには膨らみ管状になる部材も含むものである。
【0005】
【作用】上記のように構成された本考案によれば、重ね
合せたシート状部材間に送られた風は、内側のシート状
部材に設けられた多数の通風孔または内外の両シート状
部材の間から吹き出し、風の冷暖に応じて体を冷却もし
くは暖めるように働く。
【0006】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図1〜図3において10は理容エプロンであ
り、シート状部材12の裏面側には多数の通風孔14を
有するやや小さ目のシート状部材16が、その周縁で接
合されている。表側のシート状部材12にもうけられた
吹込口18の周りにホース接続部材20が取付けられて
いると共に、このホース接続部材20に連結されたホー
ス22の他端部には、小形の扇風機24が取付けられ、
重ね合せた両シート状部材12、16の間に風を吹込む
ようにされ、吹込まれた風は裏面側(内側)のシート状
部材16の通風孔14から吹出すようにされている。な
お、シート状部材16の前記吹込口付近の部分には通風
孔14を設けず、風が直接吹出さないようにされてい
る。
【0007】以上のように構成された実施例においては
図4に示すように理容エプロン10は、理容用椅子に腰
を掛けた状態で衣服の上から体の前面および側面を覆う
ように着用され、扇風機24の駆動回転によりホース2
2を通じて送られた風はシート状部材12、16と衣服
との間を通って外方に放出される。従って、涼しい風を
送り込んだ場合には涼しくなり、暖かい風を送り込んだ
場合には体は暖まることになる。
【0008】上記実施例ではホース22に直接小形扇風
機24を接続したが、これに代えてホース22にじょう
ご状のフードを取付け、これを扇風機または冷暖房装置
の風吹出口の前方に置いて風を送るようにしてもよい。
またホース22はシート状部材12の前面中央に取付け
るようにしたが、両シート状部材12、16の間に接続
し、風を送り込むようにしてもよい。さらにまた、ホー
ス接続部材20やホース22は一定の形状を保持できる
材質のものを使用したが、これに代えて、風のもれない
布地やプラスチックフィルム等のシート状の部材でこれ
らを折たたみ可能につくり、風を送り込んだとき所定形
状になるようにすることも可能である。又、風を送り込
んだとき、両シート状部材12、16が風船のようにふ
くらむことを防止するために、両シート状部材をところ
どころ接合したり、ふくらみ止めの紐等を両シート状部
材の内面間に取付けてもよい。
【0009】図5に示すように、通風装置としての冷暖
房装置40に連結された送風ダクト42にホース接続口
44を所定数設け、前記理容エプロン10に接続された
ホース22の他端部を接続し、エプロン着用者46に冷
風、温風もしくは常温の風を送るようにしてもよい。ま
た、理容椅子付近にホース接続口を設けるようにしても
よい。以上本考案のいくつかの実施例について説明した
が、本考案はこのような実施例に何等限定されるもので
はなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々な
る態様で実施し得ることはもちろんである。
【0010】
【考案の効果】本考案は上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。請求項1記載の理容エ
プロンによれば、その裏側(内側)に風を送ることがで
きるので、エプロン着用者の体とエプロンとの間に送風
でき、単にエプロンの外側から冷暖房する場合に比し、
はるかに涼しくあるいは暖かくすることができ、しかも
迅速に行なうことができる。請求項2記載の理容通風装
置によれば、送風ダクトに設けられたホース接続口にそ
れぞれホースを接続し、その他端部を理容エプロンに連
結して、送風装置で風を送るようにされているので、理
容エプロン一つづつに扇風機やその他の風装置を設け
るのに比し、ホースの配管状態がコンパクトになり、理
容店や美容院内でのスペースも少なくてすむという利点
がある。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部を破断した正面図
である。
【図2】同実施例の断面図である。
【図3】同実施例の背面図である。
【図4】同実施例の使用状態を示す説明図である。
【図5】前記実施例を含む理容通風装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
10 理容エプロン 12 シート状部材 14 通風孔 16 シート状部材22 ホース 42 送風ダクト44 ホース接続口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 理髪または美容の際に使用するエプロン
    であって、シート状部材を重ね合せると共に重ね合せた
    シート状部材の間にホースを通して扇風機もしくはその
    他の風装置により冷風もしくは温風を送風可能とし、
    しかも内側のシート状部材には多数の通風孔を設けると
    共に、内側のシート状部材の周縁部が全周にわたっても
    しくは間隔を隔てて外側のシート状部材に接合され、前
    記通風孔または前記内外の両シート状部材の間から風が
    吹き出し得るようにした理容エプロン。
  2. 【請求項2】 冷風もしくは温風を送り得る送風装置
    と、前記送風装置に接続可能にとされ、かつ所定数のホ
    ース接続口を有するダクトと、請求項1記載の前記理容
    エプロンと、前記ダクトのホース接続口と前記理容エプ
    ロンとを連結するためのホースとを備えてなり、理容エ
    プロンから冷風もしくは温風を吹き出し得るようにした
    理容通風装置。
JP3887691U 1991-04-25 1991-04-25 理容エプロンおよび理容通風装置 Expired - Lifetime JPH088729Y2 (ja)

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JPH0624624U JPH0624624U (ja) 1994-04-05
JPH088729Y2 true JPH088729Y2 (ja) 1996-03-13

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JP2002136391A (ja) * 2000-11-06 2002-05-14 Inadome Kogyo Kk 調髪用椅子
JP2017035217A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 幸己 秋野 理美容用のクロス
JP7190961B2 (ja) * 2019-03-14 2022-12-16 東洋紡株式会社 冷却服

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JPH0624624U (ja) 1994-04-05

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